JP2007164840A - ディスク装置 - Google Patents

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俊行 田中
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Abstract

【課題】ディスク装置の厚さを薄くすることができるディスク装置を提供すること。
【解決手段】ディスク装置1は、トレイ2と、カートリッジ押さえ装置4と、ディスク押さえ部材51と、スピンドル34とを備える。トレイ2は、カートリッジ7あるいは未収納ディスクのいずれか一方を載置する。カートリッジ押さえ装置4は、トレイ2に載置されたカートリッジ7をトレイ側に押圧する。ディスク押さえ部材51は、トレイ側の端面51bは、トレイ2のカートリッジ7が載置される載置面21からの高さがトレイ2に載置されたカートリッジ7の高さよりも高い。スピンドル34は、上昇することで、収納ディスク200をカートリッジ7の内壁面71cに押さえつけることで保持し、あるいは未収納ディスクをディスク押さえ部材51に押さえつけて保持する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ディスク装置に関し、さらに詳しくは、カートリッジに収納されている収納ディスクおよびカートリッジに収納されていない未収納ディスクのいずれをもトレイにより、ディスク装置に搬出入するディスク装置に関するものである。
ディスク装置には、カートリッジに収納されていない未収納ディスクのみならず、カートリッジに収納されている収納ディスクに記録された情報の再生あるいは当該ディスクへの情報の記録の少なくともいずれか一方を行うものがある。このようなカートリッジ対応型のディスク装置では、収納ディスクが載置されているカートリッジあるいは未収納ディスクをトレイに載置して、このトレイがディスク載置位置からディスク再生位置まで移動することで、収納ディスクあるいは未収納ディスクをディスク装置に搬入する。そして、搬入された収納ディスクあるいは未収納ディスクをスピンドルにより回転させ、収納ディスクあるいは未収納ディスクに対して再生あるいは記録を行う。従って、このようなカートリッジ対応型のディスク装置では、スピンドルにカートリッジに収納されていない未収納ディスクのみならず、カートリッジに収納されている収納ディスクを保持させる必要がある。
そこで、従来のカートリッジ対応型のディスク装置では、特許文献1に示すように、クランパーにより、収納ディスクあるいは未収納ディスクをスピンドルに保持するものがある。このクランパーは、例えば磁力により収納ディスクあるいは未収納ディスクをスピンドルに保持する保持力を発生するものである。
このクランパーは、トレイの移動時に、このトレイ、特にトレイに載置されているカートリッジと接触しない位置に回避させる必要がある。このため、従来のカートリッジ対応型のディスク装置では、クランパーを例えばアッパーケースにディスクの厚み方向に移動可能に支持し、少なくともクランパーをトレイの移動に連動して、厚み方向のうちトレイ(カートリッジ)と離れる方向に移動させるクランパー移動機構が備えられていた。
特開2001−273700号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すようなディスク装置では、クランパーをディスク装置の厚み方向に移動させる必要があるため、ディスク装置の厚みが増加するという虞がある。また、クランパー移動機構が必要なり、ディスク装置の部品点数の増加、コストの増加となる虞がある。
この発明は、上述した課題をその一例として解決するものであって、ディスク装置の厚みを薄くすることができるディスク装置を提供することを目標とする。
本発明の請求項1に記載のディスク装置は、収納ディスクが収納されているカートリッジあるいは当該カートリッジに収納されていない未収納ディスクのいずれか一方を載置し、ディスク載置位置からディスク再生位置までを移動するトレイと、前記トレイのディスク再生位置時に、当該トレイに載置されたカートリッジをトレイ側に押圧するカートリッジ押さえ手段と、前記トレイのディスク再生位置時に、少なくとも前記未収納ディスクの中心穴に対向し、かつトレイ側の端面の前記トレイの前記カートリッジが載置される載置面からの高さが当該トレイに載置されたカートリッジの高さよりも高いディスク押さえ部材と、前記トレイのディスク再生位置時に、前記収納ディスクあるいは前記未収納ディスクを挟んで前記ディスク押さえ部材と対向し、上昇することで当該収納ディスクあるいは当該未収納ディスクの中心穴に入り込み、当該トレイに前記カートリッジが載置されている場合には当該収納ディスクを当該カートリッジの内壁面に押さえつけることで保持し、当該トレイに当該未収納ディスクが載置されている場合には当該未収納ディスクを前記ディスク押さえ部材に押さえつけて保持し、当該収納ディスクあるいは当該未収納ディスクを回転する保持回転手段と、を備えることを特徴とする。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施の形態および実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態および実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。なお、下記の実施例では、収納ディスクあるいは未収納ディスクに記録された情報の再生およびいずれかへの情報の記録を行うことができるディスク装置について説明するが、これに限定されるものではない。例えば、収納ディスクあるいは当該未収納ディスクに記録された情報の再生のみ、あるいは収納ディスクあるいは当該未収納ディスクへの情報の記録のみを行うことができるディスク装置であっても良い。
〔実施の形態1〕
この実施の形態1に係るディスク装置は、トレイと、カートリッジ押さえ手段と、ディスク押さえ部材と、保持回転手段とを備える。トレイは、収納ディスクが収納されているカートリッジあるいはカートリッジに収納されていない未収納ディスクのいずれか一方を載置できるものであり、ディスク載置位置からディスク再生位置までを移動する。カートリッジ押さえ手段は、トレイがディスク再生位置に位置した時に、このトレイに載置されたカートリッジをトレイ側に押圧するものである。ディスク押さえ部材は、トレイがディスク再生位置に位置した時に、トレイに載置された未収納ディスクの中心穴に対向する。また、ディスク押さえ部材のトレイ側の端面は、トレイのカートリッジが載置される載置面からの高さがトレイに載置されたカートリッジの高さよりも高い。保持回転手段は、トレイがディスク再生位置に位置した時に、収納ディスクあるいは未収納ディスクを挟んでディスク押さえ部材と対向する。この保持回転手段は、上昇することで、収納ディスクあるいは未収納ディスクの中心穴に入り込む。この保持回転手段は、トレイにカートリッジが載置され、収納ディスクの中心穴に入り込んだ場合は、この収納ディスクをカートリッジの内壁面に押さえつけることで保持し、この収納ディスクを回転する。また、保持回転手段は、トレイに未収納ディスクが載置され、未収納ディスクの中心穴に入り込んだ場合は、この未収納ディスクをディスク押さえ部材に押さえつけて保持し、この未収納ディスクを回転する。
この実施の形態1に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、回転保持手段は、収納ディスクおよび未収納ディスクのいずれであっても保持することができる。従って、クランパーを設ける必要がないので、このクランパーがディスク装置の厚み方向に移動する分の厚みを薄くすることができる。また、クランパーを設ける必要がないのでクランパー移動機構が必要なくなり、ディスク装置の部品点数の増加、コストの増加を抑制することができる。
〔実施の形態2〕
この実施の形態2に係るディスク装置は、上記実施の形態1にかかるディスク装置において、ディスク押さえ部材は、少なくとも端面が樹脂材料で形成されている。
この実施の形態2に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、回転保持手段が未収納ディスクを保持する際に、未収納ディスクがディスク押さえ部材に対して移動しても、この未収納ディスクが損傷することを抑制することができる。
図1は、この実施例にかかるディスク装置の概略断面図である。図2は、トレイの構成例を示す図である。図3は、シャーシの構成例を示す図である。図4は、アッパーケースの構成例を示す図である。図5〜図13は、この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。なお、ここでいう収納ディスクおよび格納ディスクは、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、BD(Bl-ray Disc)、HDDVD(High Definition Digital Versatile Disc)などの光ディスクを含むものである。また、搬入動作とは、トレイをディスク載置位置からディスク再生位置まで移動させることをいう。一方、搬出動作とは、トレイをディスク再生位置からディスク載置位置まで移動させることをいう。
図1〜図4に示すように、このディスク装置1は、トレイ2と、シャーシ3と、カートリッジ押さえ装置4と、アッパーケース5とを備えるものである。このトレイ2は、シャーシ3とアッパーケース5との間に、カートリッジ7(図6参照)あるいは未収納ディスク100(図2の1点鎖線)を載置するディスク載置位置からこの載置されたカートリッジに7に収納された収納ディスク200あるいは未収納ディスク100の再生記録を行うディスク再生位置までを移動自在に支持され、収納されている。
トレイ2は、図1および図2に示すように、ディスク載置位置(図示省略)からディスク再生位置(図1参照)までを移動するものである。このトレイ2は、シャーシ3に形成された図示しない複数のガイド部材により、ディスク載置位置からディスク再生位置までを移動自在に支持されている。なお、このトレイ2の移動は、例えばこのトレイ2とギヤを介して連結される駆動モータからなる図示しないトレイ移動手段により行われる。つまり、このトレイ移動手段は、収納ディスク200あるいは未収納ディスク100をディスク装置1に搬入する際に、このトレイ2をディスク載置位置からディスク再生位置まで移動させ、収納ディスク200あるいは未収納ディスク100をディスク装置1から搬出する際に、このトレイ2をディスク再生位置からディスク載置位置まで移動するものである。なお、この図示しないトレイ移動手段の回転駆動制御は、図示しない制御装置により行われる。
トレイ2は、ほぼ中央部に、載置面21が形成されている。この載置面21は、カートリッジ7を載置することができる面積を有している。また、この載置面21には、カートリッジ7に収納されていない未収納ディスク100を載置するための載置用凹部21a,21bが形成されている。なお、載置用凹部21aには、直径が大きい未収納ディスク100(12cmのディスク)を載置することができ、載置用凹部21bには、直径が小さいディスク(例えば、8cmのディスク)を載置することができる。なお、21cは、載置面21にカートリッジ7が載置された際に、このカートリッジ7の位置決め穴73(図6参照)に挿入される位置決めピンである。
また、このトレイ2には、カートリッジ7のシャッター72を開く、スライド部材22が設けられている。このスライド部材22は、トレイ2に形成された摺動溝21d,21eを摺動突起22a,22bがそれぞれ摺動することで、トレイ2の搬出入方向と直交する方向である幅方向(図2の左右方向)に摺動するものである。また、このスライド部材22には、幅方向に摺動する際に、載置面21に載置されたカートリッジ7のシャッター72の先端部72aと接触することで、このカートリッジ7のシャッター72を開く突起部22cが載置面側に突出して形成されている。なお、このスライド部材22によりシャッター72を開くことは、このスライド部材22とアッパーケース5との間に配置された図示しないスライドカム機構により行われる。このスライドカム機構は、スライド部材22のアッパーケース5と対向する面に形成された図示しないスライドカムピンと、アッパーケース5のスライド部材22と対向する面に形成された図示しないスライドカム溝とにより構成されている。従って、この図示しないスライドカムピンは、トレイ2によるカートリッジ7あるいは未収納ディスク100の搬出入動作に連動して、この図示しないスライドカム溝を摺動する。これにより、トレイ2がディスク再生位置に位置する前に、このスライドカム機構がこのスライド部材22によりシャッター72を開く。
シャーシ3は、図1および図3に示すように、内部に形成された搭載空間部31に、ディスク再生位置に位置した時のトレイ2が収納されるものである。また、このシャーシ3には、ディスク装置1を構成する種々の部品が搭載される。この搭載される部品としては、上記図示しないトレイ移動手段である駆動モータや、この駆動モータとギヤを介して連結され、カートリッジ7あるいは未収納ディスク100の搬出入動作、すなわちトレイ2のディスク載置位置からディスク再生位置までの移動に連動して、トレイ2の搬出入方向と直交する方向である幅方向(図3の左右方向)に移動するメインカム32がある。このメインカム32は、シャーシ3に形成された摺動溝31aとメインカム32に形成された摺動ピン32aとにより、シャーシ3に対して、幅方向に移動自在に支持されている。
また、シャーシ3には、トラバースメカ33が搭載されている。このトラバースメカ33は、スピンドル34や、例えばピックアップなどのこの収納ディスク200あるいは未収納ディスク100に記録された情報の読み込みおよび収納ディスク200あるいは未収納ディスク100への情報の書き込みを行う再生記録手段などが搭載されている。なお、この図示しない再生記録手段の駆動制御は、図示しない制御装置により行われる。このトラバースメカ33は、搬入方向の両端部33a,33bが緩衝部材Sを介して、シャーシ3の支持軸31d,31eが支持され、搬出方向の両端部33c,33dが緩衝部材Sを介して、従動部材35の支持軸35c,35dに支持されている。
スピンドル34は、回転保持手段であり、トレイ2がディスク再生位置に位置した時に、このトレイ2に載置されているカートリッジ7に収納されている収納ディスク200あるいは未収納ディスク100を保持し、回転するものである。このスピンドル34は、トレイ2がディスク再生位置に位置した時に、収納ディスク200および未収納ディスク100を挟んでアッパーケース5のディスク押さえ部材51と対向するように、トラバースメカ33に搭載されている。このモータ部34aと、ターンテーブル部34bと、センタリングハブ部34cと、複数の爪部34dとにより構成されている。
モータ部34aは、ターンテーブル部34bと複数の爪部34dとの間で保持された収納ディスク200あるいは未収納ディスク100を回転させるものである。
ターンテーブル部34bは、このモータ部34aの図示しない回転軸の先端部に固定されている。このターンテーブル部34bの直径は、収納ディスク200の中心穴201や未収納ディスク100の中心穴101の直径よりも大きく設定されている。従って、ターンテーブル部34bに、センタリングハブ部34cがこの中心穴201や中心穴101に入り込んだ際に、収納ディスク200や未収納ディスク100を載置することができる。
センタリングハブ部34cは、収納ディスク200の中心穴201や未収納ディスク100の中心穴101に入り込むものである。このセンタリングハブ部34cは、ターンテーブル部34bの中心部に形成されており、このターンテーブル部34bの図示しない回転軸方向における断面形状が台形形状となるように形成されている。
各爪部34dは、センタリングハブ部34cに中心穴201が入り込んだ収納ディスク200や中心穴101が入り込んだ未収納ディスク100をこの複数の爪部34dとターンテーブル部34bとの間で保持するものである。この爪部34dは、センタリングハブ部34cの外表面から突出して、円周上に等間隔に、複数個、ここでは3個取り付けられている。各爪部34dは、ターンテーブル部34bの図示しない回転軸からこの爪部34dの径方向における端部までの距離が変化するように、センタリングハブ部34cに対して揺動自在に支持されている。この各爪部34dとセンタリングハブ部34cとの間には、図示しない弾性部材が配置されている。各爪部34dは、この弾性部材により、ターンテーブル部34bの図示しない回転軸からこの爪部34dの径方向における端部までの距離が最大となるように付勢されている。
従動部材35は、U字形状に形成されており、その両先端部近傍に、幅方向に突出する回転軸35a,35bが形成されている。この回転軸35a,35bは、それぞれシャーシ3に形成された軸受31b,31cに回転自在に支持される。ここで、このメインカム32によるトラバースメカ33の昇降は、このメインカム32と従動部材35との間に配置された昇降カム機構36により行われる。この昇降カム機構36は、メインカム32に形成された図示しない昇降カム溝と、従動部材35に形成された昇降カムピン36a,36bとにより構成されている。
従って、このトラバースメカ33は、トレイ2によるカートリッジ7あるいは未収納ディスク100の搬出入動作に連動して幅方向に移動するメインカム32の移動に連動して昇降するものである。これにより、スピンドル34は、図1に示すように、トレイ2によるカートリッジ7あるいは未収納ディスク100の搬出入動作に連動して、シャーシ3の支持軸31d,31eを昇降中心Gとして昇降する。
また、シャーシ3は、アッパーケース5を固定する複数の固定穴37a〜d(図3では、4箇所)が形成されている。
カートリッジ押さえ装置4は、カートリッジ押さえ手段であり、トレイ2あるいはこのトレイ2に載置されたカートリッジ7をトレイ側から(図1では、上から下に向かって)押圧するものである。このカートリッジ押さえ装置4は、シャーシ3の搭載空間部31の幅方向における両側面に2個備えられている。つまり、各カートリッジ押さえ装置4は、トレイ2がディスク装置1に収納された際に、このトレイ2の搬出入方向における両側面と対向して、それぞれ配置されている。各カートリッジ押さえ装置4は、それぞれアーム部材41と、押さえピン42と、回転軸43と、回転ピン44とにより構成されている。
アーム部材41は、ディスク装置1のトレイ2の側面と対向する位置に配置されている。このアーム部材41は、搭載空間部31の幅方向における両側面からトレイ2の両側面に向かって突出してそれぞれ形成された回転軸43により回転自在に支持されている。
押さえピン42は、円柱形状であり、例えば合成樹脂などのトレイ2やカートリッジ7と接触しても、傷付き難い材料で形成されている。この押さえピン42は、アーム部材41の一方の端部に、トレイ2の側面に向かって突出するように形成されている。この押さえピン42は、その先端部が上記トレイ2の載置面21に載置されたカートリッジ7に接触できるように形成されている。また、押さえピン42は、トレイ2がディスク再生位置に位置した時に、このアーム部材41が回転することにより、トレイ2に向かって移動し、このトレイ2にカートリッジ7が載置されている際に、このカートリッジ7をトレイ側に押さえつけるものである。なお、トレイ2にカートリッジ7が載置されていない場合、この押さえピン42は、トレイ2のリブと接触することとなる。
回転ピン44は、押さえピン42をトレイ2に向かう方向に回転させるものである。この回転ピン44は、アーム部材41の他方の端部に形成されている。回転ピン44は、上記トレイ移動手段と連結されており、トレイ2によるカートリッジ7あるいは未収納ディスク100の搬出入動作に連動して、押さえピン42を回転させるものである。つまり、回転ピン44は、図示しないトレイ移動手段の駆動力により押さえピン42をトレイ2に向かう方向に回転させるものである。なお、回転ピン44は、トレイ移動手段によりトレイ2の移動方向(図1矢印A方向、図5矢印D方向)に往復運動する図示しないアームに回転自在に連結されていても良い。また、回転ピン44は、トレイ移動手段により搬出入方向に往復運動する図示しないカム部材に形成されたカム溝に摺動可能に挿入されていても良い。
回転ピン44は、トレイ2がディスク載置位置からディスク再生位置に移動する際に、矢印E方向に押圧される(図5参照)。これにより、アーム部材41および押さえピン42が同図矢印E方向に回転する(同図参照)。このとき、アーム部材41および押さえピン42の回転は、トレイ2がディスク再生位置に位置する直前あるいは位置した時に、押さえピン42がカートリッジ7あるいはトレイ2と接触するように調整されている。
アッパーケース5は、図1および図4に示すように、シャーシ3に被されるものであり、搭載空間部31を覆うものである。アッパーケース5は、ディスク押さえ部材51が設けられている。また、アッパーケース5は、シャーシ3の複数の固定穴37a〜dにそれぞれ対向する固定穴52a〜dが形成されている。
ディスク押さえ部材51は、中空部51aを有する円筒形状であり、アッパーケース5の裏面からトレイ側(シャーシ側)に向かって突出して形成されている。また、カートリッジ押さえ装置51は、アッパーケース5の裏面のうち、トレイ2がディスク再生位置に位置した時に、このトレイ2に未収納ディスク100が載置されている場合に、この未収納ディスク100の中心穴101に対向する位置に形成されている。また、このディスク押さえ部材51は、トレイ側の端面51bのトレイ2のカートリッジ7が載置される載置面21からの高さh1(図1参照)がトレイ2に載置されたカートリッジ7の高さ、ここでは、カートリッジ7のアッパーケース5と対向する面までの高さh2(図7参照)よりも高くなるように形成されている。例えば、h1は、8.55±0.2mm程度に設定される。なお、カートリッジ7の高さh2は、トレイ2の載置面21にこのカートリッジ7が載置された際に、トレイ2からアッパーケース側に突出する高さである。
また、ディスク押さえ部材51は、合成樹脂で形成されている。従って、トレイ側の端面51bも合成樹脂により形成されている。これにより、回転保持手段であるスピンドルが上昇し、ディスク再生位置に位置するトレイ2に載置されている未収納ディスク100を保持する際に、この未収納ディスク100がディスク押さえ部材51に対して移動し、未収納ディスク100がトレイ側の端面51bに対して摺動しても、この未収納ディスク100が損傷することを抑制することができる。
カートリッジ7は、図7に示すように、収納ディスク200を収納するものであり、本体71と、シャッター72と、位置決め穴73とにより構成されている。本体71は、収納ディスク200を収納する収納部71aが形成されている。また、本体71には、カートリッジ7がトレイ2に載置された際の搬入方向側に開口するUの字の切欠部が形成されており、この切欠部と収納部71aは連通している。この切欠部は、上記搬入方向側の幅方向における両端部にリブ71bが取り付けられている。なお、この収納部71aは、収納ディスク200よりも径方向に若干大きく、軸方向に所定の隙間が形成できるように形成されている。
シャッター72は、この切欠部を覆うものであり、カートリッジ7がトレイ2に載置された際の幅方向のいずれにも摺動自在に本体71に支持されている。また、このシャッター72は、先端部72aが本体71の上記搬入方向側の端部よりも搬入方向側に突出して形成されている。このシャッター72と、本体71との間には、弾性部材が幅方向の両方向側にそれぞれ配置されている。各弾性部材は、このシャッター72に外力が作用していない場合に、常にシャッター72が切欠部を覆う位置となるように付勢するものである。
位置決め穴73は、カートリッジ7をトレイ2の載置面21に載置した際に、トレイ2の位置決めピン21cが挿入されるものである。これにより、カートリッジ7は、トレイ2に対して位置決め穴73を中心とする回転方向以外の移動が規制される。
次に、ディスク装置1の組み立てについて説明する。まず、トレイ2をシャーシ3の図示しない複数のガイド部材により搬出入方向に移動自在に支持する。次に、このトレイ2がシャーシ3に支持された状態で、シャーシ3の固定穴37a〜dにアッパーケース5の固定穴52a〜dをそれぞれ合わせ、この固定穴37a〜dに固定手段、例えばネジ6をこの固定穴52a〜dを介して螺合することにより固定する(図1参照)。
次に、この実施例にかかるディスク装置1の動作について説明する。まず、カートリッジ7の搬出動作、搬入動作について説明する。ディスク装置1は、搬出動作が行われる前には、図1に示すように、トレイ2がディスク再生位置に位置し、カートリッジ押さえ装置4の押さえピン42がトレイ2と接触し、スピンドル34は回転位置に位置する。
まず、図示しないトレイ移動手段を図示しない制御装置により駆動し、搬出動作を開始する。これにより、まずメインカム32は、図1に示すように、幅方向のうち一方向に移動し、トラバースメカ33が昇降カム機構36により、一旦昇降中心Gを中心として、矢印C方向と反対方向に移動した後、矢印C方向に移動する。つまり、スピンドル34は、回転位置から一旦上昇した後、図5に示すように、待避位置まで下降する。また、カートリッジ押さえ装置4の回転ピン44は、トレイ2がディスク再生位置から搬出方向に向かって移動を開始する前に、同図矢印A方向に引っ張られる。そして、アーム部材41と押さえピン42は、同図矢印B方向、すなわちトレイ2から離れる方向に回転する。これにより、押さえピン42は、トレイ2のトレイリブ23よりも、アッパーケース側(同図では、上側)に位置する。また、トレイ2は、スピンドル34が待避位置まで下降した後、あるいは待避位置に位置する直前に、図1に示すディスク再生位置から搬出方向に向かって移動を開始し、図5に示すディスク載置位置まで移動する。これにより、搬出動作が終了する。
次に、ディスク載置位置に位置するトレイ2にカートリッジ7を載置する。ユーザーは、図6に示すように、ディスク装置1の外部に露出したトレイ2の載置面21にカートリッジ7を載置する。このとき、カートリッジ7の位置決め穴73に、トレイ2の位置決めピン21cが挿入される。ここで、スライド部材22は、同図に示すように、トレイ2がディスク載置位置に位置する時に、この搬出動作に連動して、図示しないスライドカム機構により、幅方向のうち一方向側(同図では右側)に位置する。従って、載置面21にカートリッジ7が載置されると、スライド部材22の突起部22cは、シャッター72の先端部72aの幅方向における一方の端部(同図では右側)に位置し、この先端部72aと対向する。
次に、図示しないトレイ移動手段を図示しない制御装置により駆動し、搬入動作を開始する。このトレイ移動手段の駆動方向は、上記搬出動作の際における駆動方向と反対方向である。これにより、まず、カートリッジ7が載置されたトレイ2は、図5に示すディスク載置位置から搬入方向に向かって移動を開始し、図7に示すディスク再生位置まで移動する。このとき、スライド部材22は、この搬入動作に連動して、図示しないスライドカム機構により、図6に示すトレイ2がディスク載置位置に位置する時のおける幅方向のうち一方向側の位置から同図矢印F方向に移動を開始する。従って、スライド部材22の突起部22cがシャッター72の先端部72aと接触し、このシャッター72に同図矢印F方向の外力が加えられる。スライド部材22は、この外力が弾性部材によりシャッター72に作用する付勢力に対抗することで、シャッター72とともに同図矢印F方向に移動し、図8に示すトレイ2がディスク再生位置に位置する前までに、幅方向のうち他方向側(同図では左側)に位置する。
ここで、カートリッジ7が載置されたトレイ2がディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する際に、カートリッジ7は、ディスク押さえ部材51と対向する。しかし、このディスク押さえ部材51は、トレイ側の端面51bのトレイ2のカートリッジ7が載置される載置面21からの高さh1(図1参照)がトレイ2に載置されたカートリッジ7の高さh2(図7参照)よりも高くなるように形成されているため、このトレイ2に載置されたカートリッジ7と接触することはない。
次に、カートリッジ7が載置されたトレイ2がディスク再生位置まで移動した後、カートリッジ押さえ装置4の回転ピン44は、図5矢印D方向に引っ張られる。そして、アーム部材41と押さえピン42は、同図矢印E方向、すなわちトレイ2に向かう方向に回転する。これにより、押さえピン42は、トレイ側(同図では、下側)に移動し、トレイ2に載置されたカートリッジ7と接触し、カートリッジ押さえ装置4によりこのカートリッジ7がトレイ側に押さえ付けられる。これにより、カートリッジ7が位置決め穴73を中心に回転方向に移動することが規制され、このカートリッジ7がアッパーケース側に移動することが規制される。
次に、メインカム32は、図示は省略するが幅方向のうち他方向から一方向に移動し、カートリッジ押さえ装置4により、カートリッジ7をトレイ側に押さえ付けられた後、あるいは押さえ付けられる直前に、図7に示すように、トラバースメカ33が昇降カム機構36により、昇降中心Gを中心として、矢印I方向に移動を開始する。つまり、スピンドル34は、待機位置から上昇を開始する。トラバースメカ33が昇降カム機構36により、昇降中心Gを中心として、矢印I方向にさらに移動をし、スピンドル34がさらに上昇すると、カートリッジ7に収納された収納ディスク200の中心穴201にこのスピンドル34のセンタリングハブ部34cが入り込む。
センタリングハブ部34cが収納ディスク200の中心穴201に入り込んだ状態から、トラバースメカ33が昇降カム機構36により、昇降中心Gを中心として、矢印I方向にさらに移動をし、スピンドル34がさらに上昇すると、複数の爪部34dが収納ディスク200の中心穴201の近傍部分に接触し、この収納ディスク200がスピンドル34の上昇に伴って上昇する。そして、スピンドル34とともに上昇した収納ディスク200は、カートリッジ7の収納部71aの内壁面71cと接触する。このとき、上述のように、トレイ2に載置されたカートリッジ7は、カートリッジ押さえ装置4によりトレイ側に押さえ付けられている。従って、スピンドル34がさらに上昇しても、収納ディスク200は、それ以上上昇できなくなる。つまり、収納ディスク200は、カートリッジ7の内壁面71cに押さえ付けられる。
収納ディスク200がカートリッジ7の内壁面71cに押さえ付けられることで、各爪部34dに外力が作用する。この外力が弾性部材により本体部71とシャッター72との間に作用する付勢力に対抗することで、ターンテーブル部34bの図示しない回転軸からこの爪部34dの径方向における端部までの距離が小さくなる。これにより、収納ディスク200は、図9に示すように、この各爪部34dとセンタリングハブ部34cとの間で保持される。
次に、スピンドル34に収納ディスク200が保持された状態から、メインカム32がさらに一方向に移動し、トラバースメカ33が昇降カム機構36により、昇降中心Gを中心として、同図矢印C方向に移動を開始する。これにより、スピンドル34は、図10に示すように、収納ディスク200を保持したまま、回転位置まで下降し、搬入動作が終了する。そして、スピンドル34を図示しない制御装置により回転駆動することで、モータ部34aが回転し、ターンテーブル部34bに載置され、このターンテーブル部34bと各爪部34dとの間で保持された収納ディスク200が回転する。
なお、収納ディスク200のスピンドル34による保持を解除する際には、図示しないトレイ移動手段を図示しない制御装置により駆動し、搬出動作を行えばよい。これにより、上述のように、図10に示すスピンドル34が回転位置から一旦上昇した後、待避位置まで下降する(図5参照)。このとき、このターンテーブル部34bと各爪部34dとの間で保持された収納ディスク200は、スピンドル34とともに下降するが、カートリッジ7の収納部71aの内壁面71cと厚さ方向において反対側の内壁面と接触する。従って、スピンドル34がさらに下降しても、収納ディスク200は、それ以上下降できなくなる。つまり、収納ディスク200は、カートリッジ7の内壁面71cと反対側の内壁面に押さえ付けられる。収納ディスク200がカートリッジ7の内壁面71cと反対側の内壁面に押さえ付けられることで、各爪部34dに外力が作用する。この外力が弾性部材により本体部71とシャッター72との間に作用する付勢力に対抗することで、ターンテーブル部34bの図示しない回転軸からこの爪部34dの径方向における端部までの距離が小さくなる。これにより、各爪部34dとセンタリングハブ部34cとの間で保持されていた収納ディスク200がスピンドル34から外れ、保持が解除される。
次に、未収納ディスク100の搬出動作、搬入動作について説明する。なお、未収納ディスク100の搬出動作は、上記カートリッジ7の搬出動作と同一であるので、その説明は省略する。
次に、ディスク載置位置に位置するトレイ2に未収納ディスク100を載置する。ユーザーは、図1に示すように、ディスク装置1の外部に露出したトレイ2の載置用凹部21aに未収納ディスク100を載置する。
次に、図示しないトレイ移動手段を図示しない制御装置により駆動し、搬入動作を開始する。このトレイ移動手段の駆動方向は、上記搬出動作の際における駆動方向と反対方向である。これにより、まず、未収納ディスク100が載置されたトレイ2は、図5に示すディスク載置位置から搬入方向に向かって移動を開始し、図11に示すディスク再生位置まで移動する。
次に、未収納ディスク100が載置されたトレイ2がディスク再生位置まで移動した後、カートリッジ押さえ装置4の回転ピン44は、図5矢印D方向に引っ張られる。そして、アーム部材41と押さえピン42は、同図矢印E方向、すなわちトレイ2に向かう方向に回転する。これにより、押さえピン42は、トレイ側(同図では、下側)に移動し、トレイ2と接触する。
次に、メインカム32は、図示は省略するが幅方向のうち他方向から一方向に移動し、カートリッジ押さえ装置4の押さえピン42がトレイ2と接触した後、あるいは接触する直前に、トラバースメカ33が昇降カム機構36により、図11に示すように、昇降中心Gを中心として、矢印I方向に移動を開始する。つまり、スピンドル34は、待機位置から上昇を開始する。トラバースメカ33が昇降カム機構36により、昇降中心Gを中心として、矢印I方向にさらに移動をし、スピンドル34がさらに上昇すると、未収納ディスク100の中心穴101にこのスピンドル34のセンタリングハブ部34cが入り込む。
センタリングハブ部34cが未収納ディスク100の中心穴101に入り込んだ状態から、トラバースメカ33が昇降カム機構36により、昇降中心Gを中心として、矢印I方向にさらに移動をし、スピンドル34がさらに上昇すると、複数の爪部34dが未収納ディスク100の中心穴101の近傍部分に接触し、この未収納ディスク100がスピンドル34の上昇に伴って上昇する。そして、スピンドル34がさらに上昇すると、センタリングハブ部34cがディスク押さえ部材51の中空部51aに入り込み、このスピンドル34とともに上昇した未収納ディスク100は、ディスク押さえ部材51のトレイ側の端面51bと接触する。従って、スピンドル34がさらに上昇しても、未収納ディスク100は、それ以上上昇できなくなる。つまり、未収納ディスク100は、ディスク押さえ部材51に押さえ付けられる。
未収納ディスク100がディスク押さえ部材51に押さえ付けられることで、各爪部34dに外力が作用する。この外力が弾性部材により本体部71とシャッター72との間に作用する付勢力に対抗することで、ターンテーブル部34bの図示しない回転軸からこの爪部34dの径方向における端部までの距離が小さくなる。これにより、収納ディスク200は、図12に示すように、この各爪部34dとセンタリングハブ部34cとの間で保持される。
次に、スピンドル34に未収納ディスク100が保持された状態から、メインカム32がさらに一方向に移動し、トラバースメカ33が昇降カム機構36により、昇降中心Gを中心として、同図矢印C方向に移動を開始する。これにより、スピンドル34は、図13に示すように、未収納ディスク100を保持したまま、回転位置まで下降し、搬入動作が終了する。そして、スピンドル34を図示しない制御装置により回転駆動することで、モータ部34aが回転し、ターンテーブル部34bに載置され、このターンテーブル部34bと各爪部34dとの間で保持された未収納ディスク100が回転する。
なお、未収納ディスク100のスピンドル34による保持を解除する際には、図示しないトレイ移動手段を図示しない制御装置により駆動し、搬出動作を行えばよい。これにより、上述のように、図13に示すスピンドル34が回転位置から一旦上昇した後、待避位置まで下降する(図5参照)。このとき、このターンテーブル部34bと各爪部34dとの間で保持された未収納ディスク100は、スピンドル34とともに下降するが、トレイ2の載置用凹部21aと接触する。従って、スピンドル34がさらに下降しても、未収納ディスク100は、それ以上下降できなくなる。つまり、未収納ディスク100は、載置用凹部21aに押さえ付けられる。未収納ディスク100が載置用凹部21aに押さえ付けられることで、各爪部34dに外力が作用する。この外力が弾性部材により本体部71とシャッター72との間に作用する付勢力に対抗することで、ターンテーブル部34bの図示しない回転軸からこの各爪部34dの径方向における端部までの距離が小さくなる。これにより、各爪部34dとセンタリングハブ部34cとの間で保持されていた未収納ディスク100がスピンドル34から外れ、保持が解除される。
以上のように、この実施例にかかるディスク装置1では、回転保持手段であるスピンドル34は、収納ディスク200および未収納ディスク100のいずれであっても保持することができる。従って、クランパーを設ける必要がないので、このクランパーがディスク装置1の厚み方向に移動する分の厚みを薄くすることができる。これにより、ディスク装置1の厚みH(図1参照)を薄くすることができ、小型化を図ることができる。また、クランパーを設ける必要がないのでクランパー移動機構が必要なくなり、ディスク装置1の部品点数の増加、コストの増加を抑制することができる。
この実施例にかかるディスク装置1は、収納ディスク200が収納されているカートリッジ7あるいはこのカートリッジ7に収納されていない未収納ディスク100のいずれか一方を載置し、ディスク載置位置からディスク再生位置までを移動するトレイ2と、トレイ2のディスク再生位置時に、このトレイに載置されたカートリッジ7をトレイ側に押圧するカートリッジ押さえ手段であるカートリッジ押さえ装置4と、トレイ2のディスク再生位置時に、少なくとも未収納ディスク100の中心穴101に対向し、かつトレイ側の端面51bのトレイ2のカートリッジ7が載置される載置面21からの高さh1がこのトレイ2に載置されたカートリッジ7の高さh2よりも高いディスク押さえ部材51と、トレイ2のディスク再生位置時に、収納ディスク200あるいは未収納ディスク100を挟んでディスク押さえ部材51と対向し、上昇することでこの収納ディスク200あるいは未収納ディスク100の中心穴201,101に入り込み、このトレイ2にカートリッジ7が載置されている場合には収納ディスク200をカートリッジ7の内壁面71cに押さえつけることで保持し、このトレイ2に未収納ディスク100が載置されている場合にはこの未収納ディスク100をディスク押さえ部材51に押さえつけて保持し、収納ディスク200あるいは未収納ディスク100を回転する保持回転手段であるスピンドル34と、を備えることで、ディスク装置1の厚みを薄くすることができる。
なお、上記実施例では、トレイ2に載置されたカートリッジ7の高さとして、トレイ2の載置面21からこのトレイ2に載置されたカートリッジ7のアッパーケース5と対向する面までの高さh2としたが、この発明はこれに限定されるものではない。例えば、カートリッジ7が載置されたトレイ2の載置面からカートリッジ7のリブ71bのアッパーケース5と対向する面までの高さとしても良い。この場合は、トレイ2がディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する際に、トレイ2に載置されたカートリッジ7がディスク押さえ部材51に対抗する前までに、スライド部材22によりシャッター72が開かれ、収納ディスク200が切欠部から露出している必要がある。これにより、押さえ部材51の高さをさらに低くすることができるので、ディスク装置1の厚みをさらに薄くすることができる。
この実施例にかかるディスク装置の概略断面図である。 トレイの構成例を示す図(平面図)である。 シャーシの構成例を示す図(平面図)である。 アッパーケースの構成例を示す図(裏面図)である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。 この実施例にかかるディスク装置の動作説明図である。
符号の説明
1 ディスク装置
2 トレイ
21 載置面
21a,21b 載置用凹部
21c 位置決めピン
21d,21e 摺動溝
22 スライド部材
22a,22b 摺動突起
22c 突起部
23 トレイリブ
3 シャーシ
31 搭載空間部
31a 摺動溝
31b,c 軸受
31d〜g 支持軸
32 メインカム
32a 摺動ピン
33 トラバースメカ
34 スピンドル
34a モータ部
34b ターンテーブル部
34c センタリングハブ部
34d 爪部
35 従動部材
35a,b 回転軸
36 昇降カム機構
36a,b 昇降カムピン
37a〜d 固定穴
4 カートリッジ押さえ装置(カートリッジ押さえ手段)
41 アーム部材
42 押さえピン
43 回転ピン
44 回転軸
5 アッパーケース
51 ディスク押さえ部材
51a 中空部
51b 端面
6 ネジ
7 カートリッジ
71 本体
71a 収納部
71b リブ
71c 内壁面
72 シャッター
72a 先端部
73 位置決め穴
100 未収納ディスク
101 中心穴
200 収納ディスク
201 中心穴
S 緩衝部材

Claims (2)

  1. 収納ディスクが収納されているカートリッジあるいは当該カートリッジに収納されていない未収納ディスクのいずれか一方を載置し、ディスク載置位置からディスク再生位置までを移動するトレイと、
    前記トレイのディスク再生位置時に、当該トレイに載置されたカートリッジをトレイ側に押圧するカートリッジ押さえ手段と、
    前記トレイのディスク再生位置時に、少なくとも前記未収納ディスクの中心穴に対向し、かつトレイ側の端面の前記トレイの前記カートリッジが載置される載置面からの高さが当該トレイに載置されたカートリッジの高さよりも高いディスク押さえ部材と、
    前記トレイのディスク再生位置時に、前記収納ディスクあるいは前記未収納ディスクを挟んで前記ディスク押さえ部材と対向し、上昇することで当該収納ディスクあるいは当該未収納ディスクの中心穴に入り込み、当該トレイに前記カートリッジが載置されている場合には当該収納ディスクを当該カートリッジの内壁面に押さえつけることで保持し、当該トレイに当該未収納ディスクが載置されている場合には当該未収納ディスクを前記ディスク押さえ部材に押さえつけて保持し、当該収納ディスクあるいは当該未収納ディスクを回転する保持回転手段と、
    を備えることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記ディスク押さえ部材は、少なくとも前記端面が樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
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