JP2007164763A - ソフトウェア更新方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 ソフトウェア更新方法およびその装置が開示される。
【解決手段】 本電子装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法は、電子装置からアップロードされたソフトウェアのタイプ情報及びバージョン情報を含むファイル情報を生成し保存するステップと、電子装置から伝送された選択バージョン及び更新命令に応じて電子装置のソフトウェアを更新するステップと、を含む。これによって、希望するバージョンのソフトウェア更新命令を伝送することにより、必要に応じてダウングレードが可能になり、単一世帯あるいは世帯別に機器の更新が可能となる。
【選択図】 図３

Description

本発明はソフトウェア更新方法及びそのソフトウェア更新を行なう装置に関し、詳細には、ホームネットワーク環境に相応しい多世帯の一つ以上の電子装置のソフトウェア更新方法であって、ソフトウェアの多重バージョン管理ができるソフトウェア更新方法及びその装置に関する。

最近、大容量のメモリとマイクロ技術が発達するにつれ、高度性能を有し動作を施す様々なプログラムの保存されたフラッシュメモリが電子装置に装着されている。このような電子装置は、内部に装着されたフラッシュメモリに装置の動作に係わる各種プログラムを保存し、そのプログラムによって全般の動作及び高度動作を制御する。

さらに、電子装置は新しい機能を提供したり既存に提供されていたサービス機能を変更または向上させるためにソフトウェア更新を図るためには、新しいソフトウェアをメモリに加えて記録したり、あるいは変更されたソフトウェアを既存メモリに保存されているソフトウェアと取り替えるか、という方法がある。

図１は従来のソフトウェア更新方法を説明するためのフローチャートである。同図に示すように、ＦＴＰ（ファイルトランスファプロトコル）サーバーは、所定のファームウェアバージョンが選択されれば、選択されたファームウェアバージョンによるファームウェアバージョン更新ファイルをアップロードする（Ｓ１００）。ＦＴＰサーバーはアップロードされたファームウェアバージョン更新ファイルに対するファイル情報を生成し（Ｓ１１０）、生成されたファイル情報を保存する（Ｓ１２０）。そして、ＦＴＰサーバーは、ファームウェアバージョン更新ファイルに対するファイル情報において現在ファームウェアバージョンを確認した後（Ｓ１３０）、現在のファームウェアバージョンがファームウェア装置のバージョンより高いか否かを判断する（Ｓ１４０）。ＦＴＰサーバーは現在のファームウェアバージョンがファームウェア装置のバージョンより高いと判断されれば、ファームウェア更新に必要な構成要素をチェックし（Ｓ１５０）、チェックされた構成要素によるファームウェアファイルを更新する（Ｓ１６０）。

ところが、従来のソフトウェア更新方法は、現在のファームウェアバージョンがファームウェア装置バージョンより高い場合のみ一括的にソフトウェアを更新、すなわちアップグレードした。一方、活性化されたバージョンが装置のバージョンより低い場合には該当のソフトウェアを更新、すなわち、ダウングレードしなかった。さらに、すべての世代が活性化されたバージョンだけアップグレード可能であるため、単一世代あるいは一部世代別に装置のソフトウェアを更新することができなかった。また、ファイル情報に含まれたバージョン情報のみを通じてはパッチソフトウェアの情報が示され難い問題がある。
韓国公開特許第２００４−００３４１８６号公報 日本公開特許第２００４−３４１８８０号公報

本発明の目的は、ソフトウェアパッケージを特性に応じて分類することによって、ソフトウェア情報を示すことのできるソフトウェア更新方法及びその装置を提供することにある。

また、本発明の他の目的は、アップグレードタイプを加えることでダウングレードが可能なソフトウェア更新方法及びその装置を提供することにある。

さらに、本発明の更なる目的は、単一世代あるいは一部世代別にソフトウェアの多重バージョン管理の可能なソフトウェア更新方法及びその装置を提供することにある。

前述した目的を達成するために本発明に係る電子装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法は、前記電子装置からアップロードされたソフトウェアのタイプ情報及びバージョン情報を含むファイル情報を生成し保存するステップと、前記電子装置から伝送された選択バージョン及び更新命令に応じて前記電子装置のソフトウェアを更新するステップと、を含む。

また、前記更新命令がアップグレード命令であるかダウングレード命令であるかを判断するステップと、前記更新命令が前記アップグレード命令であると判断すれば、最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより高いか否かを判断するステップと、前記更新命令が前記ダウングレード命令であると判断すれば、前記最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより低いか否かを判断するステップと、を更に含むことが好ましい。

そして、前記ソフトウェアのタイプ情報が、前記ソフトウェアの特性に応じて前記ソフトウェアを区分した情報であり、前記ソフトウェアをドライバー、運営体制関連ソフトウェア、前記電子装置共通ソフトウェア、イメージ、音量関連ソフトウェアのうち少なくともいずれか１つで区分する情報であることが好ましい。

そして、前記ソフトウェアのバージョン情報が、前記ソフトウェア名、前記電子装置の種類、前記ソフトウェアタイプ、及び前記ソフトウェアバージョンを含むことが好ましい。

一方、本発明の電子装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新装置は、前記電子装置からアップロードされたソフトウェアのタイプ情報及びバージョン情報を含んだファイル情報の保存されたフラッシュメモリと、前記ファイル情報を生成して前記フラッシュメモリに保存し、前記電子装置から伝送された選択バージョン及び更新命令に応じて前記電子装置のソフトウェアを更新するコントローラーと、を含む。

好ましくは、前記コントローラーが、前記更新命令がアップグレード命令であるかダウングレード命令であるかを判断し、前記更新命令が前記アップグレード命令であると判断すれば、最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより高いか否かを判断し、前記更新命令が前記ダウングレード命令であると判断すれば、前記最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより低いか否かを判断する。

そして、前記ソフトウェアのタイプ情報が、前記ソフトウェアの特性に応じて前記ソフトウェアを区分した情報であり、前記ソフトウェアをドライバー、運営体制関連ソフトウェア、前記電子装置共通ソフトウェア、イメージ、音量関連ソフトウェアのうち少なくともいずれか１つで区分する情報であることが好ましい。

また、前記ソフトウェアのバージョン情報が、前記ソフトウェア名、前記電子装置の種類、前記ソフトウェアタイプ、及び前記ソフトウェアバージョンを含むことが好ましい。

さらに、前記ソフトウェア更新装置と前記電子装置はホームネットワークを構成していることが好ましい。

本発明によると、希望するバージョンのソフトウェア更新命令を伝送することによって、必要に応じてダウングレードが可能になり、単一世代あるいは一部世代別に器機の更新が可能である。そして、ソフトウェアアップグレード後ソフトウェアタイプによるバージョン情報管理が可能である。

以下、添付の図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳述する。
（実施形態）
図２は本発明の実施形態に係る電子装置のソフトウェアを更新するための概略的なシステム図である。

最近、電子装置の一例としてデジタルテレビとともにインターネット冷蔵庫、ビデオ、オーディオなどのような家電製品が一つのネットワークで接続され、ホームネットワークを構成している流れである。また、家電製品だけでなく通信媒体、保安媒体などが統合されることで統合管理が可能になったホームネットワークが実用化されている。すなわち、ホームネットワークという言葉とおり、家庭内でネットワークを通じて情報共有とホームオートメーションなどが具現されるのである。

本発明のホームネットワークに備えられたホームサーバーは、家電製品のソフトウェアを特性に応じて分類して管理し、ユーザ（管理者）から更新命を受信して家電製品のソフトウェアを更新する。

図２を参照すれば、家電会社のサーバー２００とホームサーバー２３０がインターネットライン２１０で接続されデータ伝送が可能である。また、ホームサーバー２３０は、家庭に備えられている家電製品２４０、２５０、２６０と、ラン２７０で接続されデータを伝送することができるようホームネットワーク２２０をなしている。この時、家電会社サーバー２００、ホームサーバー２３０、家電製品２４０、２５０、２６０の間のデータ通信を行なうためにＦＴＰが利用される。

家電会社サーバー２００は、インターネットライン２１０を利用して各家庭のホームサーバー２３０と通信を行い、各家電製品２４０、２５０、２６０のソフトウェアを提供する。

ホームサーバー２３０は、家電会社サーバー２００から家電製品２４０、２５０、２６０のソフトウェアが提供される。そして、ホームサーバー２３０は、ホームネットワーク２２０を通じてラン２７０に接続されている各家電製品２４０、２５０、２６０と通信し、家電製品２４０、２５０、２６０に現在設置されているソフトウェアのバージョンを確認してから新しいソフトウェアを更新（アップデート）する。ここで、ホームサーバー２３０は別に備えられることもでき、常時電源をつけて冷蔵庫を利用したり、デジタルテレビなどを利用して構築することができる。従って、ホームサーバー２３０は、他の家電製品と同様にフラッシュメモリ（図示せず）及びコントローラー（図示せず）を含む。

家電製品２４０、２５０、２６０はホームサーバー２３０から提供されたソフトウェアをフラッシュメモリにダウンロードし更新する。
ラン２７０は、ホームネットワーク２２０を構成するためにホームサーバー２３０と家電製品２４０、２５０、２６０を連結するための手段としてＰＬＣ（パワーラインコミュニケーション：電力線通信）またはＩＥＥＥ１３９４、ホームＲＦ、ブルツースなどの有／無線の次世代インターフェースに取り替えて使用できる。

図３は本発明の一実施の形態に係るソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法を説明するためのフローチャートである。

同図に示すように、各家電製品２４０、２５０、２６０はソフトウェア（Ｓ／Ｗ）タイプ、バージョン、器機分類情報を有しているＳ／Ｗ圧縮ファイルをホームサーバー２３０にアップロードする（Ｓ３００）。ホームサーバー２３０は各家電製品２４０、２５０、２６０のソフトウェア（Ｓ／Ｗ）タイプ、バージョン、器機分類の情報を獲得するため電源のついている家電製品２４０、２５０、２６０と周期的に通信を行なう。また、ホームサーバー２３０は、インターネットライン２１０を利用して家電会社サーバー２００と周期的に通信を行い、各家電製品２４０、２５０、２６０の最新ソフトウェアとそのバージョン情報を有し、各家電製品２４０、２５０、２６０の現在ソフトウェアのバージョン情報を有する。

ホームサーバー２３０は、アップロードされたＳ／Ｗ更新ファイルに対するファイル情報を生成し（Ｓ３１０）、この生成されたファイル情報を自体に備えられているフラッシュメモリに保存する（Ｓ３２０）。（表１）はホームサーバー２３０が生成したＳ／Ｗ更新ファイルに対するファイル情報である。

（表１）に示したように、ファイル情報はソフトウェアパッケージの特性に応じてソフトウェアを区分した情報とバージョン情報とを含んでいる。ホームサーバー２３０はソフトウェアパッケージの特性をデバイスドライバー、運営体制関連Ｓ／Ｗ、器機共通Ｓ／Ｗ、イメージ、音量関連Ｓ／Ｗなどで区分する。そして、ホームサーバー２３０は区分したソフトウェアパッケージ特性に応じて、Ｐｌａｔｆｏｒｍ、Ｃｏｍｍｏｎ、及びＳｉｔｅ−ｓｐｅｃｉｆｉｃタイプで分類する。さらに、ホームサーバー２３０は分類した各タイプにあたるソフトウェアのタイプ情報、すなわちソフトウェア名、器機分類、タイプ、バージョンを含むようバージョン情報を生成する。

家電製品２４０、２５０、２６０は、ユーザ（管理者）によって選択されたバージョン及び器機のＳ／Ｗ更新命令をホームサーバー２３０に伝送する（Ｓ３３０）。更新命令として、ソフトウェアのバージョンを高めるアップグレード命令と、ソフトウェアのバージョンを低めるダウングレード命令とがある。

更新命令が伝送されれば、ホームサーバー２３０は伝送された更新命令がアップグレードであるかを判断する（Ｓ３４０）。伝送した命令は更新命令によって判断することもでき、選択されたバージョンによって判断することもできる。

具体的には、選択されたバージョンが現在ソフトウェアのバージョンより高ければアップグレード命令として判断し、選択されたバージョンが現在ソフトウェアバージョンより低ければダウングレード命令として判断する。

伝送された更新命令がアップグレード命令であると判断されれば（Ｓ３４０−Ｙ）、ホームサーバー２３０はＳ／Ｗ バージョンが現バージョンより高いか否かを判断する（Ｓ３５０）。具体的には、ホームサーバー２３０が家電会社サーバー２００から伝送された最新ソフトウェアのバージョン情報と現在ソフトウェアのバージョン情報とを比較する。

伝送された更新命令がアップグレード命令ではないと判断されれば、すなわち、ダウングレード命令であると判断されれば（Ｓ３４０−Ｎ）、ホームサーバー２３０はＳ／Ｗバージョンが現バージョンより低いかを判断する（Ｓ３６０）。

アップグレード命令の場合、Ｓ／Ｗバージョンが現在バージョンより高いと判断されれば、あるいはダウングレード命令の場合にＳ／Ｗバージョンが現バージョンより低いと判断されれば、ホームサーバー２３０は情報ファイル内容を確認しＳ／Ｗファイルを該当の家電製品に更新する（Ｓ３７０）。

更新してから、家電製品２４０、２５０、２６０はＳ／Ｗタイプ情報及びバージョン情報をホームサーバー２３０に伝送する（Ｓ３８０）。

以上、図面に基づいて本発明の好適な実施形態を図示および説明してきたが本発明の保護範囲は、前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。

従来のソフトウェア更新方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る電子装置のソフトウェアを更新するための概略的なシステム図である。 本発明の一実施の形態に係るソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法を説明するためのフローチャートである。

Claims (9)

1. 電子装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法であって、
   前記電子装置からアップロードされたソフトウェアのタイプ情報及びバージョン情報を含むファイル情報を生成し保存するステップと、
   前記電子装置から伝送された選択バージョン及び更新命令に応じて前記電子装置のソフトウェアを更新するステップとを含むことを特徴とするソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法。
2. 前記更新命令がアップグレード命令であるかダウングレード命令であるかを判断するステップと、
   前記更新命令が前記アップグレード命令であると判断すれば、最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより高いか否かを判断するステップと、
   前記更新命令が前記ダウングレード命令であると判断すれば、前記最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより低いか否かを判断するステップとを更に含むことを特徴とする請求項１に記載のソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法。
3. 前記ソフトウェアのタイプ情報が、前記ソフトウェアの特性に応じて前記ソフトウェアを区分した情報であり、前記ソフトウェアをドライバー、運営体制関連ソフトウェア、前記電子装置共通ソフトウェア、イメージ、音量関連ソフトウェアのうち少なくともいずれか１つで区分する情報であることを特徴とする請求項１に記載のソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法。
4. 前記ソフトウェアのバージョン情報が、前記ソフトウェア名、前記電子装置の種類、前記ソフトウェアタイプ、及び前記ソフトウェアバージョンを含むことを特徴とする請求項１に記載のソフトウェア更新装置のソフトウェア更新方法。
5. 電子装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新装置であって、
   前記電子装置からアップロードされたソフトウェアのタイプ情報及びバージョン情報を含んだファイル情報の保存されたフラッシュメモリと、
   前記ファイル情報を生成して前記フラッシュメモリに保存し、前記電子装置から伝送された選択バージョン及び更新命令に応じて前記電子装置のソフトウェアを更新するコントローラーとを含むことを特徴とするソフトウェア更新装置。
6. 前記コントローラーが、
   前記更新命令がアップグレード命令であるかダウングレード命令であるかを判断し、前記更新命令が前記アップグレード命令であると判断すれば、最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより高いか否かを判断し、前記更新命令が前記ダウングレード命令であると判断すれば、前記最新ソフトウェアバージョンが前記ソフトウェアバージョンより低いか否かを判断することを特徴とする請求項５に記載のソフトウェア更新装置。
7. 前記ソフトウェアのタイプ情報が、前記ソフトウェアの特性に応じて前記ソフトウェアを区分した情報であり、前記ソフトウェアをドライバー、運営体制関連ソフトウェア、前記電子装置共通ソフトウェア、イメージ、音量関連ソフトウェアのうち少なくともいずれか１つで区分する情報であることを特徴とする請求項５に記載のソフトウェア更新装置。
8. 前記ソフトウェアのバージョン情報が、前記ソフトウェア名、前記電子装置の種類、前記ソフトウェアタイプ、及び前記ソフトウェアバージョンを含むことを特徴とする請求項５に記載のソフトウェア更新装置。
9. 前記ソフトウェア更新装置と前記電子装置はホームネットワークを構成していることを特徴とする請求項５に記載のソフトウェア更新装置。

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