JP2007161344A - 輪ゴム固定式梱包箱 - Google Patents

Abstract

【課題】リサイクルされるノート型パーソナル・コンピュータの形状はまちまちで統一されていない。リサイクル業者の搬出作業は専用梱包箱が無いために煩雑で時間と手間がかかる。
【解決手段】輪ゴムの伸縮性を利用して固定することで、サイズの異なるノート型パーソナル・コンピュータを容易に固定でき、梱包作業の手間も簡素化される。
【選択図】図１

Description

この発明は、ノート型パーソナル・コンピュータを梱包する梱包箱に関する。

ノート型パーソナル・コンピュータはオフィスなどにおける設備面積の低減、可搬容易性、低消費電力などの理由によって広く普及している。加えてパーソナル・コンピュータの精度の向上は著しく、基本ソフト（ＯＳ）、演算速度、記憶容量などのレベルアップが極めて短時間に行われるために、企業などにおいてはノート型パーソナル・コンピュータの耐用可能年数の経過前でも、特にシステム全体の使用効率などを考慮し、短期間で買い替えることが多い。すなわちノート型パーソナル・コンピュータが驚異的なスピードで普及しており、買い替えのサイクルも短くまた頻繁に行われている。

しかしながらオフィスなどにおけるノート型パーソナル・コンピュータのリサイクルの際に、納入時のノート型パーソナル・コンピュータ専用梱包箱は既に廃棄処分されており、汎用形体の梱包資材を利用するほか無い。

汎用形体の梱包資材は納入時のノート型パーソナル・コンピュータ専用の形状ではないため、サイズや外観の異なるノート型パーソナル・コンピュータの梱包作業は煩雑で手間がかかる。

ノート型パーソナル・コンピュータのリサイクルは活発化するなかで、オフィスからの輸送にあたって機器を保護するための梱包資材が必要となっており、輸送時の衝撃に耐えることができ、梱包作業が容易で、リサイクル率の高いダンボールを使った梱包箱を提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、ノート型パーソナル・コンピュータを梱包箱内の台座に固定する際、ゴム幅の大きな輪ゴムを対角線状に張ることで固定できる。輪ゴムは伸縮するので梱包作業が容易であることを特徴とする梱包箱である。
また、第二発明は、梱包箱内の台座に輪ゴムで固定するため、ノート型パーソナル・コンピュータの形状はＢ５タイプとＡ４タイプであれば、若干のサイズの違う物であっても固定できることを特徴とする梱包箱である。

第一発明、または第二発明によれば、頻繁にリサイクルされるノート型パーソナル・コンピュータの搬出時の梱包作業が容易になる。

この発明の一実施形態を図１に示す。
梱包箱内の台座１はダンボール製であり、固定のための輪ゴム２は幅１２ｍｍのゴムで、ノート型パーソナル・コンピュータを固定している。梱包箱内の台座はダンボールの目を斜めに使用することで強度が増している。

「実施形態の効果」
この実施形態によれば、輪ゴムの伸縮性によりどのようなサイズのノート型パーソナル・コンピュータであっても固定が容易である。したがって搬出作業の時間が軽減される。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。 台座の展開図である。

符号の説明

１ 梱包箱内の台座 ２ 輪ゴム
３ ダンボールの目

Claims (2)

1. ノート型パーソナル・コンピュータを梱包するダンボール箱であって、固定の為に輪ゴムを内部に設けたことを特徴とする梱包箱。
2. 前記固定の為の輪ゴムは、ノート型パーソナル・コンピュータの前後左右のずれを防止する為、ゴム幅のある輪ゴムを対角線状に張り合わせることを特徴とする請求項１記載の梱包箱。

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