JP2007159384A - リニアモータ及びそれを用いたリニア圧縮機 - Google Patents

リニアモータ及びそれを用いたリニア圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】マグネットの前後振動の動きを効率よく取ることができ、空隙が最小化して、マグネットの出力を妨害する磁気抵抗が最小化するので、同一出力に対してマグネットの使用量を最小化することができるリニアモータ及びこれを用いたリニア圧縮機を提供する。
【解決手段】リニアモータ1及びこれを用いたリニア圧縮機100は、巻回されたコイル10を有するボビン2が設けられたアウタコア20の、コイル10に通電することにより、インナコア40が被運動体30と一緒に直線往復動可能に設置されると共に、その外周面にマグネット挿入溝38が形成されて、マグネット50がマグネット挿入溝38に挿設される。
【選択図】図3

Description

本発明は、リニアモータ及びこれを用いたリニア圧縮機に関し、より詳しくは、インナコアが被運動体と一緒に直線往復動可能に設置されると共に、マグネットが、インナコアの外周面に形成されたマグネット挿入溝に挿設されたリニアモータ及びリニア圧縮機に関する。
一般に、リニアモータは、ピストン等の直線往復動対象物(以下、「被運動体」という)に、直線往復動の運動力を発生させるものであって、大きくは、コイルが設置された固定子と、この固定子との相互作用で被運動体を直線往復動させる可動子とで構成される。
最近、冷媒ガス等の流体をリニアモータを用いて圧縮するリニア圧縮機が開発された。
前述の固定子は、ボビンと、このボビンに巻線されたコイルと、ボビンに放射状に設置されたアウタコアと、アウタコアの内側に離隔して設置されたインナコアとで構成される。
前述の可動子は、コイルに電流が印加されるときに発生する磁気力との相互作用で、アウタコアとインナコアとの間を直線往復動するマグネットである。
マグネットは、アウタコアとインナコアとの間において直線往復動するように、アウタコアの内周面と外側空隙g1を有し、インナコアの外周面と内側空隙g2を有する。
リニアモータは、モータ力定数αと、コイルに印加される電流値iとによって力(出力)が決定されるが、モータ力定数は、マグネットによる空隙内磁束密度Bmに比例するので、マグネットによる空隙内磁束密度Bmが大きいほど高効率となる。
ここで、空隙内磁束密度Bmは、下記の式1で表されるように、外側空隙g1と内側空隙g2が小さいほど大きくなる。
Bm=Br×t/2(g1+g2+t) …(式1)
ここで、Brは、マグネット内の磁束密度(固有性質)であり、tは、マグネットの厚さであり、2(g1+g2+t)は、リニアモータの空隙である。
すなわち、リニアモータは、リニアモータの空隙が小さいほど、力(出力)が高くなる。
しかしながら、従来技術によるリニアモータは、マグネットの外側だけでなく、内側に空隙が存在し、マグネットが発生する力を妨害する磁気抵抗が大きくなるので、出力向上のためにマグネットの使用量が大きくなるという問題点があり、安定的なモータ性能を得るために、外側空隙だけでなく、内側空隙も管理しなければならないので、量産性が低いという問題点があった。
一方、空隙を最小化するために、インナコアをピストンと一緒に移動可能に設置し、インナコアの外周面にマグネットを取り付けると、マグネットとインナコアとの間の内側空隙g2がなくなるので、それだけ効率は増大するものの、マグネットをインナコアに取り付けるための別途の構造物が必要となる、または、マグネットの前後振動の動きを効率よく取り難い、という問題点があった。
本発明の目的は、マグネットをインナコアに挿設することにより、マグネットの前後振動の動きを効率よく取ることができ、マグネットの厚さだけ空隙を減らすことができることにより、マグネットの使用量を減らすことができ、この結果、出力を高めることができるリニアモータ及びこれを用いたリニア圧縮機を提供するところにある。
本発明の他の目的は、マグネット両端側の自己循環磁束(self circulation flux)を最小化して、自己循環磁束によるインナコアの飽和可能性を減らすことができるリニアモータ及びこれを用いたリニア圧縮機を提供するところにある。
前記目的を達成するために、本発明によるリニアモータは、ボビンと、ボビンに巻線されたコイルと、ボビンに設置されたアウタコアと、被運動体と一緒に直線往復動可能に設置され、外周面にマグネット挿入溝が形成されたインナコアと、マグネット挿入溝に挿設されたマグネットとを備えることを特徴とする。
また、本発明によるリニア圧縮機は、シリンダと、シリンダへ直線往復動可能に位置されたピストンと、ボビンと、ボビンに巻線されたコイルと、ボビンに設置されたアウタコアと、ピストンと一緒に直線往復動可能に設置され、外周面にマグネット挿入溝が形成されたインナコアと、マグネット挿入溝に挿設されたマグネットとを備えることを特徴とする。
本発明によるリニアモータまたはリニア圧縮機は更に以下の特徴を備える。
(a)マグネット挿入溝が、インナコアの外周面に沿って円筒状に形成されている。
(b)マグネット挿入溝の入口部が、マグネットよりも大きく拡張されている。
(c)マグネット挿入溝の入口部が、マグネットが最大のストロークであるとき、アウタコアのポールを超える位置まで形成されている。
(d)マグネット挿入溝の入口部が、インナコアのポールの端部まで形成されている。
本発明によると、インナコアが被運動体と一緒に直線往復動可能に設置されると共に、その外周面にマグネット挿入溝が形成され、マグネットがマグネット挿入溝に挿設されることにより、マグネットの前後振動の動きを効率よく取ることができ、空隙が最小化して、マグネットの出力を妨害する磁気抵抗が最小化するので、同一出力に対してマグネットの使用量を最小化することができるという利点がある。
また、インナコアのマグネット挿入溝入口部が、マグネットよりもさらに大きく拡張形成されるが、マグネットが最大のストロークであるとき、アウタコアのポールを超える位置までより大きく形成されることにより、マグネットが両側端に位置したとき、入口部の拡張によって、空隙が大きくなる効果があり、磁気抵抗が増大するので、マグネット端部の自己循環磁束の量が減少して、自己循環磁束の集中によるインナコアの飽和を防止することができ、自己循環磁束が大きいときに発生するモータ力定数の減少及び効率の減少を防止することができるという利点がある。
また、インナコアのマグネット挿入溝入口部が、インナコアのポールの端部まで、マグネットよりも大きく形成されることにより、ストロークを大きくする場合も、自己循環磁束の量を最小化することができ、ストローク制御が容易であるという利点がある。
前記の目的以外に本発明の他の目的及び特徴は、添付図面を参照した実施形態についての説明を通じて明白に説明される。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるリニアモータの一部切欠き縦断面図である。
本実施の形態によるリニアモータは、図1に示すように、ボビン2と、ボビン2に巻線されたコイル10と、ボビン2に設置されたアウタコア20と、ピストン等の被運動体30を直線往復動させるように設置され、外周面にマグネット挿入溝38が形成されたインナコア40と、マグネット挿入溝38に挿設されたマグネット50とで構成される。
ボビン2は、全体的に、円筒状に形成され、外周面が開放される。
コイル10は、ボビン2の内部に巻線される。
アウタコア20は、コイル10に交流電流が流れるとき、磁束の通路を形成するものであり、複数個が、ボビン2の円周方向に離隔して、ボビン2に放射状に配置される。
アウタコア20は、ボビン2の一部を取り囲むように形成され、内周側に前後方側のポール21、22が前後離隔して形成される。
被運動体30は、直線往復動するピストンやロッド等であり、その種類に限定されないが、以下、ピストンで構成されたものに限定して説明する。
インナコア40は、アウタコア20と一緒に磁束の通路を形成するものであり、鉄心が放射状に積層される。
インナコア40は、ピストン30に直接結合されて、マグネット50の直線往復動の運動力をピストン30に直接伝達することも可能であり、ピストン30と結合された別体のコアフレーム41に設置され、コアフレーム41を介して、マグネット50の直線往復動の運動力をピストン30に伝達することも可能であるが、以下、コアフレーム41の外周面に設置されたものに限定して説明する。
インナコア40は、コアフレーム41の外周面に接着剤で接着されても、スクリュー(ねじ)等の締付部材で締め付けられても、突起や溝等で係合設置されてもよいことは勿論である。
インナコア40は、中空円筒体状に形成され、前端部に前方側ポール44が形成され、後端部に後方側ポール46が形成される。
インナコア40は、その全長がアウタコア20の長さと被運動体30の行程距離(ストローク)の和よりも小さくなると、インナコア40及びマグネット50の運動時、インナコア40とアウタコア20との間の空隙を最小化しようとする方向、すなわち、マグネット50運動の反対方向への逆方向力であるリラクタンス力が大きくなるところ、アウタコア20の長さと被運動体30の行程距離の和以上の長さを有する。
インナコア40は、マグネット挿入溝38が、インナコア40の外周面に沿って全体的に円筒状に形成され、その長さは、マグネット50の長さと同じであるかまたは少し大きく形成される。
マグネット50は、円周方向に磁化されており、コイル10に流れる交流電流の方向によって、アウタコア20とインナコア40を通過する磁束の方向が変わると、フレミング左手の法則によって、前後直線往復動する力を受けるようになり、この力は、インナコア40とコアフレーム41を介して被運動体30に伝達される。
マグネット50は、インナコア40のマグネット挿入溝38に接着剤等で直接密着して設置されてもよく、挿入後、カーボンフィルム等をテーピングしてから、高温で1時間固めることにより、密着して設置されてもよいことは勿論である。
マグネット50は、勿論、その全部が、マグネット挿入溝38に挿入されても、または、その一部のみが、マグネット挿入溝38に挿入されて、残りはインナコアの外周面に突出させてもよいが、空隙の最小化のためには、その全部がマグネット挿入溝38に挿入されることが好ましい。
また、リニアモータは、中央から外側方向へピストン30、コアフレーム41、インナコア40とマグネット50の組立体、アウタコア20とボビン2とコイル10の組立体の順に配置される。
以下、このように構成されたリニアモータの動作について説明する。
先ず、コイル10に交流電流が印加されると、アウタコア20とインナコア40には、磁束が方向が変わりながら流れるようになり、マグネット50には、磁束方向が変わることにより、前後直線往復する力が発生する。
図2は、本発明の第1の実施の形態によるリニアモータの電磁気を、インナコアの外周面にマグネットが突出して設置される場合の電磁気と比較した図である。
インナコア40の外周面にマグネット挿入溝が形成されず、マグネット50が、インナコア40の外周面に突出して配置(点線)される場合、図2に示すように、電磁気αが略73〜84[N/A]の範囲を有するのに対して、図1に示すように、インナコア40の外周面にマグネット挿入溝38が形成され、マグネット50がマグネット挿入溝38に挿入され、インナコア40の外周面に突出しないように配置(実線)される場合、図2に示すように、電磁気αが略107〜125[N/A]の範囲を有するようになる。
すなわち、マグネット50をインナコア40のマグネット挿入溝38に挿設すると、空隙が最小化するので、マグネット50の出力を妨害する磁気抵抗が最小化し、電磁気αは、相対的に大きくなる。
また、マグネット50は、前進時、インナコア40のマグネット挿入溝38の前方部を前方向に押し、後進時、インナコア40のマグネット挿入溝38の後方部を後方向に押すことにより、インナコア40は、マグネット50と一緒に前進・後退する。
インナコア40の直線往復動は、コアフレーム41を介してピストン30に伝達されて、マグネット50とインナコア40とピストン30は、一体で直線往復動するようになる。
図3は、本発明によるリニアモータ1が適用されたリニア圧縮機100の一実施の形態を示す一部切欠き断面図である。
本実施の形態によるリニア圧縮機100は、図3に示すように、ピストン30にガス冷媒等の流体が通過する流路31が長く形成されている。
リニア圧縮機100は、外観を形成するシェル55と、シェル55の内部に緩衝可能に設置(浮動保持)され、リニアモータ1とピストン30を含むリニア圧縮部60とで構成される。
シェル55は、一方に、流体が吸入されるための吸入管56が貫設され、他方には、リニア圧縮部60で圧縮された流体が吐出するループ管57が貫設されている。
リニア圧縮部60は、ピストン30が直線往復動可能に設置されたシリンダ62と、シリンダ62の外部に設置され、アウタコア20の前方に配置されるシリンダブロック64と、アウタコア30の後方に配置されるアウタカバー66と、アウタカバー66に締め付けられ、流体吸入口68が形成されたバックカバー70と、ピストン30の後端側に設置され、アウタカバー66との間に第1のばね72が介在され、バックカバー70との間に第2のばね74が介在されたばね支持体76とで構成される。
リニア圧縮部60は、中央から外側方向へ、ピストン30、シリンダ62、コアフレーム41、インナコア40とマグネット50の組立体、アウタコア20とボビン2とコイル10との組立体の順に配置される。
ピストン30は、後端側に、コアフレーム41とばね支持体76が、ねじ等の締付部材で締め付けられるように、フランジ32が突設されている。
また、リニア圧縮部60は、ピストン30の流路31を開閉するように、ピストン30の前面に設置された吸入弁78と、ピストン30の反対側に位置するように、シリンダブロック64に設置されて、ピストン30の内部に圧縮室Cを形成し、圧縮室Cの内部圧力によって、シリンダ62の前方を開閉する吐出弁アセンブリ80とをさらに備えている。
吸入弁78は、弾性的に撓みながら、流路31を開閉する構造をしており、ピストン30の前面にねじ等で締め付けられる。
吐出弁アセンブリ80は、シリンダ62の先端を開閉するための吐出弁81と、吐出弁81を付勢する吐出ばね82が設置された内側吐出カバー83と、内側吐出カバー83との間に流路が形成された外側吐出カバー84と、外側吐出カバー84に設置され、ループ管57が連結される吐出管85とで構成される。
図3に示す参照符号90は、アウタカバー66とシリンダブロック64を順に貫通して締め付けられる締付ボルトであり、参照符号92は、ピストン30の後端側に設置された消音機である。
図3に示す参照符号94は、シリンダブロック64をシェル55に付勢する前方ダンパであり、参照符号96は、ばね支持体76をシェル55に付勢する後方ダンパである。
以下、このように構成されたリニア圧縮機100の動作について説明する。
先ず、ピストン30の後退時、第1のばね72と第2のばね74によって、共振・増幅されて大きな力が発生し、この際、吸入弁78は、圧縮室Cとピストン30の流路31との圧力差によって、流路31を開放するようになり、流路31の内部にあった冷媒ガス等の流体は、圧縮室Cに吸入される。
ピストン30の前進時、第1のばね72と第2のばね74によって、共振・増幅されて大きな力が発生し、この際、吸入弁78は、圧縮室Cに吸入された流体及び自己弾性力によって、ピストン30の流路31を密閉するようになり、圧縮室C内の流体は、ピストン30と吸入弁78によって加圧されて圧縮され、吐出弁アセンブリ80とループ管57から吐出される。
この際、シェル55の内部の流体は、ピストン30の流路31に形成された負圧によって、バックカバー70の流体吸入口68と消音機92を通過して、ピストン30の流路31に吸入される。
図4は、本発明の第2の実施の形態によるリニアモータ1の被運動体30が最大前進したときの一部切欠き縦断面図であり、図5は、本発明の第2の実施の形態によるリニアモータ1の被運動体30が最大後退したときの一部切欠き縦断面図である。
本実施の形態のよるリニアモータ1は、図4及び図5に示すように、インナコア40のマグネット挿入溝38の入口部39が、マグネット50よりも大きく形成される。
本実施の形態によるリニアモータ1は、マグネット挿入溝38の入口部39が、マグネット50の最大ストロークであるとき、アウタコア20の前方側ポール21と後方側ポール22を越える位置まで、マグネット50よりも大きく形成される。
図1に示す本発明の第1の実施の形態によるリニアモータ1は、マグネット50の先端部が、アウタコア20の前方側ポール21の先端に近接して前進し、または、マグネット50の後端部が、アウタコア20の後方側ポール22の後端に近接して後退する場合、自己循環磁束が大きくなり、モータ力定数が減少するにつれて、効率が減少され、自己循環磁束がマグネット50の先端部または後端部に集中して、インナコア40のうち、マグネット50の先端部周辺と後端部周辺が飽和されやすいが、マグネット挿入溝38の入口部39がマグネット50よりも大きく形成されると、入口部39によって、空隙が大きくなる効果が得られ、磁気抵抗が増大される。
すなわち、マグネット50の端部51、52の自己循環磁束の量が、本発明の第1の実施の形態によるリニアモータ1に比べて、図4及び図5に示すように減少する。
また、自己循環磁束の減少と共に、相対的に磁気抵抗の少ないアウタコア20のメイン磁束の大きさは増大する。
図6は、本発明の第3の実施の形態によるリニアモータ1の被運動体30が最大前進したときの一部切欠き縦断面図であり、図7は、本発明の第3の実施の形態によるリニアモータ1の被運動体30が最大後退したときの一部切欠き縦断面図である。
第3の実施の形態によるリニアモータ1は、図6及び図7に示すように、インナコア40のマグネット挿入溝38の入口部39’が、インナコア40の前方側と後方側ポール44、46の端部44a、46aまで形成されて、本発明の第2の実施の形態によるリニアモータ1よりも入口部39’が相対的に広く形成されるので、ストロークが大きい場合も、入口部39’による空隙及び磁気抵抗の拡大と、それによる自己循環磁束を最小化することができるようになる。
本発明の第1の実施の形態によるリニアモータの一部切欠き縦断面図である。 本発明の第1の実施の形態によるリニアモータの電磁気を、インナコアの外周面にマグネットが突出して設置される場合の電磁気と比較した図である。 本発明によるリニアモータが適用されたリニア圧縮機の一実施の形態を示す一部切欠き断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるリニアモータの被運動体が最大前進したときの一部切欠き縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるリニアモータの被運動体が最大後退したときの一部切欠き縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるリニアモータの被運動体が最大前進したときの一部切欠き縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態によるリニアモータの被運動体が最大後退したときの一部切欠き縦断面図である。
符号の説明
1 リニアモータ
2 ボビン
10 コイル
20 アウタコア
21、22 ポール
30 ピストン
38 マグネット挿入溝
39、39’ マグネット挿入溝入口部
40 インナコア
50 マグネット
62 シリンダ
72 第1のばね
74 第2のばね
76 ばね支持体
78 吸入弁
80 吐出弁アセンブリ

Claims (8)

  1. ボビンと、
    前記ボビンに巻線されたコイルと、
    前記ボビンに設置されたアウタコアと、
    被運動体と一緒に直線往復動可能に設置され、外周面にマグネット挿入溝が形成されたインナコアと、
    前記マグネット挿入溝に挿設されたマグネットとを備えることを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記マグネット挿入溝が、前記インナコアの外周面に沿って円筒状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記マグネット挿入溝の入口部が、前記マグネットよりも大きく拡張されたことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  4. 前記マグネット挿入溝の入口部が、前記マグネットが最大のストロークであるとき、前記アウタコアのポールを超える位置まで形成されたことを特徴とする請求項3に記載のリニアモータ。
  5. 前記マグネット挿入溝の入口部が、前記インナコアのポールの端部まで形成されたことを特徴とする請求項3に記載のリニアモータ。
  6. 前記被運動体がピストンである請求項1から5の何れか1項に記載のリニアモータと、
    前記ピストンが直線往復動可能に設置されたシリンダと、
    とを備えることを特徴とするリニア圧縮機。
  7. 前記リニアモータがアウタカバーとシリンダブロックに挟持されると共に、前記シリンダが前記シリンダブロックに取り付けられ、前記ピストン内に流路、前記ピストンと前記シリンダとの間には開閉弁を介して圧縮室が形成されて、リニア圧縮部が構成されていることを特徴とする請求項6に記載のリニア圧縮機。
  8. 前記リニア圧縮部がシェル内に浮動保持されており、前記リニア圧縮部の流体吸入口が前記シェルに設けられた吸入管に接続され、前記リニア圧縮部の前記圧縮室に隣接する吐出弁アセンブリの吐出管が管路により前記シェルから引き出されることを特徴とする請求項7に記載のリニア圧縮機。
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