JP2007154927A - 高圧タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属ライナーの肉厚並びに補強繊維層の厚みや重量を増大することなく、高圧水素容器例示基準で定めたサイクル試験を克服するとが可能な高圧タンクを提供すること。
【解決手段】 金属製ライナーの外周面に樹脂を含浸させた高剛性の繊維束を巻き付けることにより補強繊維層が形成されている高圧タンクであって、前記金属製ライナーが、アルミニウム94.8〜97.5%、マグネシウム1.2〜1.6%、けい素0.6〜1.2%、銅0.5〜1.0%の成分比率で構成されたアルミニウム合金製の短筒状ブランク材を塑性変形させて成形されている構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として自動車用水素燃料タンク等に使用されるものであって、炭素繊維を用いて補強された高圧タンクに関する。
従来、この種の高圧タンクは、アルミニウム合金から成る金属製ライナー(金属製容器本体)の外周面に、補強繊維層で被覆して構成されている(特許文献1参照)。この補強繊維層は、炭素繊維からなる単一フィラメントを数百本単位で集束した繊維束に、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させて金属製ライナーの外周面にフィラメントワインディング法でフープ巻き(金属製ライナーの軸に対してほぼ90度の角度で巻き付ける手段)やヘルカル巻き(金属製ライナーの軸に対してある角度で螺旋状に巻き付ける手段)により巻き付け、上記熱硬化性樹脂を硬化させることにより構成されている。
また、金属製ライナーは、JISA6061のアルミニウム合金製の短筒状ブランク材から塑性変形させて成形され、成形後に熱処理を施こして構成されている。
特開平10−292899号公報
水素燃料電池自動車の開発に伴って、その実用化、普及に向けた水素燃料タンクの安全性評価や経済性の標準化が要求され、その為の高圧水素容器例示基準(JARIS001)が財団法人日本自動車研究所で検討提示された。
これによれば、破壊試験圧力が最高充填圧力の225%(及び応力比2.25以上)、サイクル試験圧力が最高充填圧力の125%で11250回以上のサイクル試験に合格することが要求されている。
しかし、金属製ライナーの補強繊維層(カーボンファイバー)が2%の歪みで破断すると仮定すると、サイクル試験圧力での歪みは1.1%となり、通常のアルミニウム合金6061では約0.4%の歪みで降伏するために、1.1%の歪みで11250回のサイクル試験に合格することは非常に困難である。
従って、サイクル試験に合格するためには、多くのカーボンファイバーを用いて、補強繊維層をより厚くすることが必要となり、その為、タンク重量が増加すると共に、経済性にも問題があった。
そこで本発明は、このような問題の解決を図るものであり、タンク肉厚や重量を増大することなく、上記した高圧水素容器例示基準で定めたサイクル試験を克服することが可能な高圧タンクを提供することを主たる目的とするものである。
上記目的を達成する為に本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明にかかる高圧タンクにあっては、筒状の金属製ライナーの外周面に樹脂を含浸させた高剛性の繊維束を巻き付けることにより補強繊維層が形成されている高圧タンクであって、前記金属製ライナーが、アルミニウム94.8〜97.5%、マグネシウム1.2〜1.6%、けい素0.6〜1.2%、銅0.5〜1.0%の成分比率で構成されたアルミニウム合金の短筒状ブランク材を塑性変形させて成形されている構成とした。
すなわち、Al−Mg−Si系合金(いわゆる6000系合金)であって、従来、圧力容器には加工性等の問題で用いられていなかった成分比率で構成されたアルミニウム合金を用いて成形するようにしている。
上記発明において、前記アルミニウム合金が、更に、鉄0.0%〜0.4%、クロム0.05〜0.3%、バナジウム0.1〜0.3%、チタン0.0%〜0.1%、マンガン0.0%〜0.05%、亜鉛0.0%〜0.05%、ストロンチウム0.0%〜0.05%の成分比率で含有されていることが好ましい。
具体的には、例えば、6000系アルミニウム合金であって、A.A(Aluminum Association)管理の下に、米国のNorth West Aluminum Company が登録した登録番号6069アルミ合金が上記組成に含まれる。
また本発明において、金属ライナーの椀状鏡部および口部は、成形温度Xが次式(1)の温度範囲の環境下でスピニング加工により成形されることが好ましい。
M−130℃<X<M ・・・・(1)
ここで、Mは、金属ライナー溶融温度(℃)であり、例えば、上述した登録番号6069アルミ合金では、溶融温度M=581〜641℃である。具体的には溶融温度Mが581℃であるとすると、X=451℃〜581℃となる。
本発明の高圧タンクにあっては、上記のような金属材料の独特な成分比率によって形成されたアルミニウム合金製の金属ライナーにより、高圧タンクの耐疲労性を大幅に向上させることができ、これにより金属ライナーの肉厚や補強繊維層の厚みを増やすことなく強度を確保することができて、高圧水素容器例示基準で定めたサイクル試験を克服することが可能となると共に、小型軽量化を図ることができる、といった効果がある。
また、金属ライナーの椀状鏡部並びに口部を上記(1)式に記載の温度範囲の環境下でスピニング加工するようにすれば、椀状鏡部や口部の断面組織を緻密な構造にすることができ、耐疲労性を更に向上させることができる。
以下において、本発明にかかる高圧タンクの詳細を図面に基づき説明する。図1は本発明にかかる高圧タンクの断面図であり、図2はこの高圧タンクの口部の拡大断面図であり、図3は高圧タンクの補強繊維層の各繊維層を示す一部切欠側面図であり、図4は本発明における高圧タンクの製造工程を示す説明図であり、図5は従来のアルミニウム合金6061製金属ライナーの破壊試験でのクラック発生状態を示すものであり、図6は本発明に於ける金属ライナー1の破壊試験でのクラックの発生状態を示すものであり、図7は本発明に於ける金属ライナーを最適な温度条件下でスピニング加工を行った場合の椀状鏡部並び口部の断面組織を示すものであり、図8は本発明の金属ライナーを不適性な温度条件下でスピニング加工を行った場合の椀状鏡部並び口部の断面組織を示すものである。
図1並びに図2において、符号Aは本発明にかかる高圧タンクを示す。この高圧タンクAは、タンク本体となる金属製ライナー1と、その外周面を被覆する補強繊維層5とからなる。
上記金属製ライナー1は、円筒状の胴部2の一端に椀状鏡部3を介して小径の口部4が一体に形成されており、この口部4の内面にバルブ(図示外)を取り付けるためのネジ4aが形成されている。また胴部2の他端にも椀状鏡部3’を介して小径の口部4’が一体に形成されており、この口部4’の内面に盲プラグ7を取り付けるためのネジ4a’が形成されている。
金属製ライナー1は、下記で詳述するような各種金属を特定の成分比率で含有するアルミニウム合金を原材料とする長尺パイプ材から製作される。
即ち、図4に示すように、パイプカット工程でパイプ材Pを所定寸法に切断して両端が開口した短筒状ブランク材Bを形成する。次いでフローフォーミング工程でブランク材Bを回転させながら外周面から成形ローラーを圧接させて軸芯方向にしごき、長筒状のブランク材B'に塑性変形させる。この段階で、開口端から所定領域を除いた長筒状のブランク材B'の厚みが、完成品としての高圧タンクAの厚みと等しくなっている。その後、スピニング工程で開口端から所定の領域を口絞りし、椀状鏡部3、3'と口部4,4'とを成形する。この段階で、椀状鏡部3,3’、口部4,4’は胴部2の3倍以上の厚みをもたせて形成され、また椀状鏡部3,3’は、胴部2から口部4,4’に近づくにしたがって漸次厚みが増大するように形成されており、これにより、応力が集中しやすい椀状鏡部を強化している。
このスピニング工程において、本発明では、次式(1)の温度範囲の環境下でスピニング加工が行われる。
M−130℃<X<M・・・・(1)
ここで、Mは金属ライナー1の溶融温度をいう。
尚、本発明に於ける金属ライナー1の材料は、後述するように、各種金属材料を特殊な成分比率で含有させたアルミニウム合金で構成されている。具体的には、例えば、米国のNorth West Aluminum Company が登録した登録番号6069アルミ合金を用いている。このアルミ合金の溶融温度はM=581〜641℃である。これにより、椀状鏡部や口部の断面組織を緻密な構造にすることができ、強度を更に向上させることができる。
補強繊維層5は、炭素繊維からなる単一フィラメントを数百本単位で偏平に集束した繊維束に、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させて金属製ライナー1の外周面に巻き付け、上記熱硬化性樹脂を硬化させることにより形成される。この補強繊維層5は、前記金属製ライナー1の胴部2の外周面に接して該胴部2を被覆する内側繊維層5aと、この内側繊維層5aの外周面から口部4,4’にわたって金属製ライナー1のほぼ全域を被覆する中間繊維層5bと、この中間繊維層5bの外周面で金属製ライナーの胴部2から椀状鏡部3,3’にかけて被覆する外側繊維層5cとで構成されている。
上記内側繊維層5aは、図3に示すように、フィラメントワインディング法でフープ巻き(金属製ライナーの中心軸に対してほぼ90度の角度で巻き付ける手段)で巻き付けて形成されている。このフープ巻きは、繊維束を巻き始め端から終端まで隙間なく巻き付けるように形成される。したがって一往復させれば二層のフープ巻きによる繊維層が形成されることになる。これを何層形成するかは高圧タンクの耐圧設計によって決定される。
上記中間繊維層5bは、繊維束をヘルカル巻き(金属製ライナーの中心軸に対してある角度で螺旋状に巻き付ける手段)により巻き付けて形成されている。この場合、被覆すべきエリア全体を繊維束で覆うためには数回往復させて巻き付ける必要がある。この中間繊維層5bのヘルカル巻きは金属製ライナーの中心軸に対して15度前後の比較的緩い角度で巻き付けられている。
上記外側繊維層5cは、繊維束を金属製ライナーの中心軸に対して75度前後のハイアングルで巻き付けられている。この場合も被覆すべきエリア全体を繊維束で覆うために数回往復させて巻き付けられている。
上記金属製ライナー1の材料となるアルミニウム合金は、下記の成分比率による金属材料により構成される。
アルミニウム(Al) : 94.8〜97.5%
マグネシウム(Mg) : 1.2〜1.6%
けい素(Si) : 0.6〜1.2%
銅(Cu) : 0.55ないし1.0%
鉄(Fe) : 0.4%
バナジウム(V) : 0.1〜0.3%
クロム(Cr) : 0.05〜0.3%
チタン(Ti) : 0.1%
マンガン(Mn) : 0.05%
亜鉛(Zn) : 0.05%
ストロンチウム(Sr): 0.05%
本発明者は、アルミニウム96.00%、マグネシウム1.4%、けい素0.8%、銅0.75%、鉄、0.4%、バナジウム0.2%、クロム0.2%、チタン0.1%、マンガン0.05%、亜鉛0.05%、ストロンチウム0.05%の成分比率でアルミニウム合金を作り、このアルミニウム合金で上記の手段により金属ライナー1を製作し、これの外周面に上記した補強繊維層5を巻き付けて補強した容量34リットルの高圧タンクAを作成した。タンク外径は276mm、ライナー全長は830である。
この高圧タンクAを水素容器例示基準JARIS001に準じて、従来のアルミニウム合金6061を使用した同条件の高圧タンクと対比試験を行った。尚、水素容器例示基準JARIS001で定める試験条件は次の通りである。
破裂試験 : 破裂圧力が最高充填圧力の225%以上であること
(応力比2.25以上であること)
35MPaサイクル試験 : サイクル試験圧力 35MPa×125%
サイクル回数 11250回以上
45MPaサイクル試験 : サイクル試験圧力 45MPa×125%
サイクル回数 11250回以上
試験結果は表1の通りであった。
この試験結果に示すように、本発明に於ける高圧タンクAでは、アルミニウム合金6061を使用した従来の高圧タンクと比較して、耐疲労性を大幅に向上させることができ、より多くの水素を貯蔵することが可能となった。具体的には、45MPa容器としてのサイクル試験に合格することができ、その結果、35MPa容器では水素圧縮比が283であったものを、45MPa容器にすることで水素圧縮比を343まで増大することができるようになり、水素重量効率を飛躍的に向上させることができた。尚、水素重量効率とは、水素重量と容器重量の和を水素重量で割った数値である。
Figure 2007154927
また、補強繊維層5を有しない本発明の金属ライナー1とアルミニウム合金6061製の金属ライナーについて、サイクル試験を行った。その結果を表2に示す。
6061合金と本発明の合金とに対して、周方向応力(C)/降伏点(A)(あるいは周方向応力(C)/引張強さ(B))がほぼ同等になるような周方向応力(C)を加えた条件下でサイクル寿命を比較すると、6061合金の場合は6997回、本発明の合金の場合は10852回であった。
また、6061合金に加える周方向応力(266MPa)よりわずかに大きい周方向応力(290MPa)を加えた条件下でサイクル寿命を比較すると、6061合金の場合は6997回であるのに対し、本発明の合金の場合は21744回であった。もしも6061合金と同等の周方向応力(266MPa)でサイクル寿命を比較すれば、さらに大きなサイクル回数になったと推測される。
以上のこと結果から、本発明における金属ライナーのサイクル試験について、優秀な成果をあげることができた。
またサイクル試験でクラックが発生した場合でも、その発生の状態に両者に大きな違いが見られた。図5はアルミニウム合金6061製の金属ライナーのクラックを示すものであって、胴部が軸方向に大きく裂けているのに対し、本発明に於ける金属ライナーは、図6に示すように小さなピンホールの状態で発生し、その破壊が伸展していない。これにより本発明における金属ライナーはその強度において大幅に向上していることが理解できる。また破裂による不測の事故を未然に防止することができる。
Figure 2007154927
また、上記したように、本発明の金属ライナーの製造過程において、上記(1)式に記載の温度範囲内で、椀状鏡部や口部のスピニング加工を行った。これにより、図7に示すように椀状鏡部や口部の断面組織を緻密な構造(図7矢印部分)に形成することができた。因みに、上記(1)式に記載の温度範囲外でスピニング加工を行った場合は、図8に示すように椀状鏡部並びに口部の断面組織が粗雑な構造(図8矢印部分)になっていた。強度については溶融温度に近い環境下でスピニング加工したものの方が優れていた。
また、本発明に於けるアルミニウム合金の材料評価試験を行ったが、その各項目においても以下に示すように良好な成果を得ることができた。
(A) 耐食性。
JISZ2371による塩水噴霧試験を実施。 既存のアルミニウム合金6061と同 等の耐食性が得られた。
(B) 水素脆性。
ISO11114−4,Method Cによる試験を実施。 試験片に疲労クラックを作成 した後、ピンで負荷した状態で、105MPaの水素環境下で1000時間晒した結果 、脆化は見られなかった。
(C) 塩化物環境下における応力腐蝕割れ性。
ISO7539−6による試験を実施。 腐蝕や荷重によるクラックは見られなかった。
本発明は、自動車用水燃料タンクの他に各種高圧物質を収納する高圧タンク全般に利用することが可能である。
本発明にかかる高圧タンクの一実施例を示す断面図。 上記高圧タンクの口部の拡大断面図。 上記高圧タンクの補強繊維層の各繊維層を示す一部切欠側面図。 上記高圧タンクの製造工を示す説明図。 従来のアルミニウム合金6061製金属ライナーの破壊試験でのクラック発生状態を示す写真。 本発明に於ける金属ライナーの破壊試験でのクラックの発生状態を示す写真。 本発明に於ける金属ライナーを最適な温度条件下でスピニング加工を行った場合の椀状鏡部並び口部の断面組織を示す写真。 本発明の金属ライナーを不適性な温度条件下でスピニング加工を行った場合の椀状鏡部並び口部の断面組織を示す写真。
符号の説明
A 高圧タンク
1 金属製ライナー
2 金属製ライナーの胴部
3,3’ 椀状鏡部
4,4’ 口部
5 補強繊維層
5a 内側繊維層
5b 中間繊維層
5c 外側繊維層

Claims (3)

  1. 金属製ライナーの外周面に補強繊維層が形成されている高圧タンクであって、前記金属製ライナーが、アルミニウム94.8〜97.5%、マグネシウム1.2〜1.6%、けい素0.6〜1.2%、銅0.5〜1.0%の成分比率で構成されたアルミニウム合金製の短筒状ブランク材を塑性変形させて成形されていることを特徴とする高圧タンク。
  2. 前記アルミニウム合金が、更に、鉄0.0%〜0.4%、クロム0.05〜0.3%、バナジウム0.1〜0.3%、チタン0.0%〜0.1%、マンガン0.0%〜0.05%、亜鉛0.0%〜0.05%、ストロンチウム0.0%〜0.05%の成分比率で含有されていることを特徴とする請求項1に記載の高圧タンク。
  3. 金属ライナーの椀状鏡部および口部は、成形温度Xが次式(1)の温度範囲の環境下でスピニング加工により成形されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の高圧タンク。
    M−130℃<X<M ・・・・(1)
    ここでM:金属ライナー溶融温度(℃)
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