JP2007149036A - メタデータ生成装置およびメタデータ生成方法 - Google Patents

メタデータ生成装置およびメタデータ生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】管理対象のコンテンツに付与するメタデータを得るに際し、Webサイト等をその源泉とし、そこから効率的に適切なメタデータ得ることを可能にする。
【解決手段】ファイアウォール300のアクセスログ等からインターネット400へのアクセス履歴に基づいてメタデータ抽出の源泉とすべき情報源を選出し、管理対象とされるデジタルコンテンツ210に原初的に付与されている初期メタデータである撮影地点の位置情報や撮影時点の時刻情報に基づいて、上記選出された情報源から適切なメタデータを抽出してデジタルコンテンツ210と対応付けて記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のデジタルコンテンツに対応するメタデータを自動的に生成するためのメタデータ生成装置およびメタデータ生成方法に関する。
近年、高精細な画像の記録が可能で安価なデジタルカメラやカメラ付き携帯電話がよく普及し、また、大容量のHDDが内蔵されているパーソナルコンピュータやPVR(Personal Video Recorder)が一般の家庭において複数台使われているといった状況が一般化しつつある。一方、大量のデジタルコンテンツとしての映像(動画像)や静止画像を効率的に整理し、検索するためには、メタデータを付与することが必要不可欠である。
しかしながら、デジタルコンテンツにメタデータを適切に付与するには、メタデータの表現として対応するコンテンツに良く適合したものをその都度考案する必要があり、さらに大量の文字入力が必要になることから、一般のユーザーには、極めて困難なことである。
例えば、頻繁に撮影され乃至は録画(より一般的には情報記録媒体に記録)されて取得された(所謂、とり貯められた)このようなデジタルコンテンツは、HDDやDVD上に格納されるに際して、効率的に整理され、所望に応じて容易に検索され得ることが望ましく、このためには、メタデータを付与することが必要である。しかしながら、適切にメタデータの構成を設計し、多数のデジタルコンテンツに付与することは一般的なユーザーにとっては困難なことである。
この種の技術における上述のような課題認識は既に指摘されているところでもある。即ち、デジタルコンテンツ(特に、テキストデータ)にメタデータを付与するためのシステムは開発できても、どの語彙に適合するかの判断は人が行うことになり、その部分で最も時間を要する。そのため、コンテンツ開発者等のメタデータ登録者に対し、過大な労力を課すことになる。このような問題が依然として存置されているため、メタデータの普及が進まないといった指摘である。
この指摘では、コンテンツに如何に容易にかつ的確にメタデータを付与するかが課題であり、如何に人的な作業を軽減するかといった点に関心が向けられ、こうした点に関する解決方法も提案されている。この提案では、コンテンツに記載されたテキスト情報、もしくは人為的に作成されたコンテンツの内容を表す情報を基に、自動的にそれらのキーワード群を作成し、メタデータのキーワード群との適合度を基に、コンピュータを利用して、自動的にコンテンツにメタデータを付与しデータベース化するものである。
即ち、テキスト情報であるコンテンツ情報を形態素解析することによって第1のキーワード群データを抽出するキーワードインデックス作成過程と、予め作成された管理メタデータに関連する第2のキーワード群と前記第1のキーワード群とを照合して適合度を算出する適合度算出過程と、この算出された適合度が予め設定された所定の適合度以上のものである場合に、当該管理メタデータを前記コンテンツ情報に付与してメタデータ付与コンテンツデータベースを作成するメタデータ付与コンテンツデータベース作成過程とを有するメタデータ付与方法である。
特開2003−228569号公報(段落0002〜段落0008、図1)
しかしながら、上述した特許文献1に提案の技術では以下の課題を残す。即ち、この技術では、謂わば、適切なメタデータのソースが既に準備されていることを前提としての提案であり、上述のような所謂一般ユーザーが実際の必要に応じてどのようにすればこの種のメタデータのソースを容易に且つ的確に得ることができるのかといった現実的な場面での課題に対しては別段の提案がなされているわけではない。
本発明は上述のような状況に鑑み、所謂家電製品として一般の家庭においても複数保有されるといった状況にまで普及しているデジタルカメラやパーソナルコンピュータ或いはPVR等に蓄積されたデジタルコンテンツに対応するメタデータを得るべく、入手が容易な情報源をその源泉として自動的に該当するデータを抽出し、乃至は、該抽出されたデータを加工して効率的に適切なメタデータを得ることを可能にしようとするものである。
尚、以下に述べる本発明の説明における「デジタルコンテンツ」の語は当該コンテンツが静止画像である場合も動画像(映像)である場合も、或いは、その他の音声、テキスト、その他のデータである場合をも包摂する意である。また「供給された」とは、例えば、デジタルカメラの撮像部および画像データ蓄積部から他のデータ処理部(このデータ処理部がメタデータ生成装置自体乃至その部分を成す)に当該デジタルコンテンツのデータが移送される形で供給される場合や、パーソナルコンピュータにその外部から導体を通して当該デジタルコンテンツのデータが供給される場合など、メタデータの生成処理のための機能部にデータが供給される種々の態様を遍く包摂する意である。
上記課題を解決するべく、本願では次に列記するような技術を提案する。
(1)通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し該認識による源泉を表す源泉データを保持する源泉データ保持手段と、供給されたデジタルコンテンツに含まれる当該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて前記源泉データ保持手段に保持されたデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力するコンテンツ検索出力手段と、前記コンテンツ検索出力手段によって検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けるためのメタデータ割当て手段と、を備えたことを特徴とするメタデータ生成装置。
上記(1)のメタデータ生成装置では、源泉データ保持手段によって、ファイアウオールのアクセスログ等からユーザーがネットワーク上の情報源へアクセスした履歴の情報を収集し、例えば、ひとつの選別基準としてのアクセス頻度が所定水準以上(この水準は設計仕様に応じて選択され得るものでありその多寡を問わない)の情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し該認識による源泉を表す源泉データを保持する。
コンテンツ検索出力手段は、供給された管理対象となるデジタルコンテンツに含まれる当該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて前記源泉データ保持手段によって上記のように保持された情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力する。該検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちからメタデータ割当て手段が特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付ける。
以上のようにして、別段のメタデータ抽出のための情報の源泉を準備するためのユーザーによる操作乃至作業を俟つことなく、ネットワーク上の情報源をメタデータを抽出するための源泉として、当該デジタルコンテンツに係るメタデータが生成される。
(2)前記源泉データ保持手段は、前記外部のシステムとの通信経路に介挿されたファイアウオールまたはルータ等におけるアクセスログであるアクセスの履歴情報に依拠して所定の選別がなされる情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識可能にするように該認識による源泉を表す源泉データを保持するものであることを特徴とする(1)のメタデータ生成装置。
上記(2)のメタデータ生成装置では、(1)のメタデータ生成装置の作用において特に、源泉データ保持手段は、外部のシステムとの通信経路に介挿されたファイアウオールまたはルータ等におけるアクセスログであるアクセスの履歴情報に依拠して所定の選別がなされる情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識可能にするように該認識による源泉を表す源泉データを保持するものであるため、当該アクセスログに依拠して、例えば、設計仕様に応じて選択され得る適宜の水準のアクセス頻度であるネットワーク上の情報源等の通信先が選別されてメタデータの源泉として適切に選択され得る。
(3)前記メタデータ割当て手段によって前記デジタルコンテンツに関連付けられたメタデータを、外部からネットワークを通して読出しが容易なフォーマットによる該メタデータに対応する関連語に変換して、出力する関連語情報生成手段を更に備えたことを特徴とする(1)のメタデータ生成装置。
上記(3)のメタデータ生成装置では、(1)のメタデータ生成装置の作用において特に、メタデータ割当て手段によって前記デジタルコンテンツに関連付けられたメタデータが、関連語情報生成手段によって、該メタデータに対応する、外部からネットワークを通して読出しが容易なフォーマットによる関連語としての、例えば、RSSまたはATOMフォーマットによる語に変換されて出力されるため、ネットワークを通してメタデータによる検索を行うことに良く馴染み利便性が高まる。
(4)前記コンテンツ検索出力手段は、供給されたデジタルコンテンツに含まれる初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報および/または時刻情報に基づいて前記源泉データ保持手段に保持されたデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力するものであることを特徴とする(1)のメタデータ生成装置。
上記(4)のメタデータ生成装置では、(1)のメタデータ生成装置の作用において特に、コンテンツ検索出力手段は、供給されたデジタルコンテンツに含まれる初期メタデータとしての、例えばデジタルカメラ画像等では標準仕様として付随することが一般化しつつある、当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報および/または時刻情報に基づいて前記源泉データ保持手段に保持されたデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力するため、デジタルカメラのようによく普及した画像コンテンツ取得手段で取得されたコンテンツに適合するメタデータが容易に抽出され得る。
(5)前記関連語情報生成手段は、前記メタデータ割当て手段によって前記デジタルコンテンツに関連付けられた当該メタデータを前記外部からネットワークを通して読出しが容易なフォーマットによる関連語としてのRSSまたはATOMの語に変換するように構成されていることを特徴とする(3)のメタデータ生成装置。
上記(5)のメタデータ生成装置では、(3)のメタデータ生成装置の作用において特に、メタデータ割当て手段によって前記デジタルコンテンツに関連付けられた当該メタデータを、関連語情報生成手段が、外部からネットワークを通して読出しが容易なフォーマットによる関連語としてのRSSまたはATOMの語に変換するため、ネットワークを通してメタデータによる検索を行うことに良く馴染み利便性が高まる。
(6)前記関連語情報生成手段によって当該メタデータのフォーマットが変換されて形成された関連語をネットワークを通して配信する関連語配信手段を更に備えたことを特徴とする(3)のメタデータ生成装置。
上記(6)のメタデータ生成装置では、(3)のメタデータ生成装置の作用において特に、関連語配信手段によって、関連語情報生成手段によって当該メタデータのフォーマットが変換されて形成された関連語をネットワークを通して配信するため、当該ネットワークに接続された機器において形成され乃至は保有されたデジタルコンテンツに対しても適切にメタデータを付与することが可能になる。
(7)前記関連語配信手段は、当該メタデータ生成装置が属するホームネットワークを通して該ホームネットワークに属する各該当する機器に前記関連語を配信するように構成されていることを特徴とする(6)のメタデータ生成装置。
上記(7)のメタデータ生成装置では、(6)のメタデータ生成装置の作用において特に、関連語配信手段によって、当該メタデータ生成装置が属するホームネットワークを通して該ホームネットワークに属する各該当する機器に前記関連語を配信するため、当該ホームネットワークに接続された機器において形成され乃至は取得されたデジタルコンテンツに対しても適切なメタデータを付与することが可能になる。
(8)前記コンテンツ検索出力手段は、前記初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報である当該デジタルコンテンツの取得が行われた地点を地球上の座標位置によって表わした第1の位置情報を、該第1の位置情報に対応する地名乃至地番等である第2の位置情報に変換し、当該第2の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力するものであることを特徴とする(4)のメタデータ生成装置。
上記(8)のメタデータ生成装置では、(4)のメタデータ生成装置の作用において特に、初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報である当該デジタルコンテンツの取得が行われた地点を地球上の座標位置によって表わした第1の位置情報を、該第1の位置情報に対応する地名乃至地番等である第2の位置情報に変換し、当該第2の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力するため、広範なコンテンツのうちから適切なコンテンツをメタデータ抽出の源泉として選択することができる。
(9)前記コンテンツ検索出力手段は、前記初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報である当該デジタルコンテンツの取得が行われた地点を地球上の座標位置によって表わした第1の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力するものであることを特徴とする(4)のメタデータ生成装置。
上記(9)のメタデータ生成装置では、(4)のメタデータ生成装置の作用において特に、初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報である当該デジタルコンテンツの取得が行われた地点を地球上の座標位置によって表わした第1の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力するため、このような検索が可能なコンテンツに対して速やかに検索をかけることができ、このようにして検索出力されたコンテンツを源泉としてデジタル画像コンテンツが取得された位置の情報に関連付けてのメタデータの生成が速やかに行われ得る。
(10)通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出する源泉として認識するための源泉データを記憶手段に蓄積し、供給されたデジタルコンテンツに含まれる当該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて前記蓄積された源泉データのうちの該当するデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力し、該検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツにメタデータとして関連付けることを特徴と
するメタデータ生成方法。
上記(10)のメタデータ生成方法では、例えば外部のシステムとの通信経路に介挿されたファイアウオールのアクセスログ等からユーザーによる外部へのアクセスの履歴情報を収集し、例えば、ひとつの選別基準としてのアクセス頻度が所定水準以上(この水準は設計仕様に応じて選択され得るものでありその多寡を問わない)の情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し、該認識による源泉を表す源泉データを記憶手段に蓄積し、供給された管理対象となるデジタルコンテンツに含まれる当該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて前記記憶手段に蓄積された源泉データのうちの該当するデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力する。該検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付ける。
以上のようにして、ネットワーク上の情報源をメタデータを抽出するための源泉として、当該デジタルコンテンツに係るメタデータが生成される。
(11)通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し該認識による源泉を表すデータを保持する源泉データ保持手段と、前記源泉データ保持手段に保持されたデータによって表された情報源から特定のデータを取得して、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けるためのメタデータ取得手段と、を備えたことを特徴とするメタデータ生成装置。
上記(11)のメタデータ生成装置では、源泉データ保持手段によって、例えばファイアウオールのアクセスログ等からユーザーがネットワーク上の情報源へアクセスした履歴の情報を収集し、例えば、ひとつの選別基準としてのアクセス頻度が所定水準以上(この水準は設計仕様に応じて選択され得るものでありその多寡を問わない)の情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し該認識による源泉を表す源泉データを保持する。
メタデータ取得手段は、この源泉データ保持手段によって保持された情報源から特定のデータを取得して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付ける。
以上のようにして、メタデータ抽出のための情報の源泉を準備するためのユーザーによる別段の操作乃至作業を俟つことなく、通信手段によるアクセスが可能な情報源をメタデータを抽出するための源泉として、当該デジタルコンテンツに係るメタデータが生成される。
(12)通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し、該認識による源泉を表すデータを源泉データとして保持し、該保持された源泉データによって表された情報源から特定のデータを取得して、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けることを特徴とするメタデータ生成方法。
上記(12)のメタデータ生成方法では、例えばファイアウオールのアクセスログ等からユーザーがネットワーク上の情報源へアクセスした履歴の情報を収集し、例えば、ひとつの選別基準としてのアクセス頻度が所定水準以上(この水準は設計仕様に応じて選択され得るものでありその多寡を問わない)の情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し該認識による源泉を表す源泉データを保持し、該保持された情報源から特定のデータを取得して、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付ける。
以上のようにして、通信によりアクセス可能な情報源をメタデータを抽出するための源泉として、当該デジタルコンテンツに係るメタデータが生成される。
(13)通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータを抽出することを特徴とするメタデータ生成方法。
上記(13)のメタデータ生成装置では、例えば外部のシステムとの通信経路に介挿されたファイアウオールのアクセスログ等からユーザーがネットワーク上の情報源へアクセスした履歴の情報を収集し、例えば、ひとつの選別基準としてのアクセス頻度が所定水準以上(この水準は設計仕様に応じて選択され得るものでありその多寡を問わない)の情報源をメタデータを抽出するための源泉として、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータを抽出する。
以上のようにして、ネットワーク上の情報源をメタデータを抽出するための源泉として、当該デジタルコンテンツに係るメタデータが生成される。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、以下に参照する図においては、便宜上、説明の主題となる要部は適宜誇張し、要部以外については適宜簡略化し乃至省略されている。
図1は、本発明を含むシステムを表す概念図である。本発明のメタデータ生成装置100はファイアウオール(またはルータ)300を介してインターネット(Web)400に接続され、また、所定の記憶装置200に蓄積されたデジタルコンテンツ210のデータを授受するように構成されている。インターネット(Web)400には複数のWebサーバ410,420,430や電子メールの通信相手440等が接続されて、メタデータ生成装置100のユーザーにおけるシステム10との通信が可能に構成されている。尚、このシステム10は、図示しないパーソナルコンピュータとそれに接続された外部記憶装置、並びに、ファイアウオール(またはルータ)300等それらのハードウェアについては公知の機器によって構成され得るが、適用されるプログラムによって規定されるアルゴリズムに顕現されるそのメタデータ生成装置としての機能部において、特徴あるシステムを構成している。
後に図面を参照して詳述するように、本発明の実施の形態としてのメタデータ生成装置100は、その通信手段を介して行った外部のシステム(インターネット(Web)400とそれに接続されたWebサーバ410,420,430や電子メールの通信相手440等)へのアクセスの履歴情報をファイアウオール(またはルータ)300の作動状況をモニタすることによって収集し、該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源(即ち、Webサーバ410,420,430や電子メールの通信相手440等)を、デジタルコンテンツ210に付与すべきメタデータを抽出するための源泉として認識し、該認識による源泉を表す源泉データを源泉データ保持手段(即ち、後述するアクセス内容取得手段)に保持する。
尚、上述の、履歴情報に依拠してなされ得る所定の選別とは、例えば、外部のシステムへのアクセスの履歴情報によって識別され得るアクセス頻度等もこれに該当するが、このようなアクセス頻度に注目する場合においても、その頻度の水準は、設計仕様に応じて適宜に選択され得る相対的なものであり、一般的にはその多寡を問わない。例えば、或る一定期間に一度のアクセスがあったという場合でも、そのアクセスの相手はメタデータを抽出するための源泉の候補になり得る。換言すれば、所定の選別は、必ずしもアクセスの頻度に実質的に拘束されるようなものに限られるということはない。
この状態で、供給された管理対象とされるデジタルコンテンツ210に含まれる当該デジタルコンテンツ210に原初的に付与されている初期メタデータ(例えば、そのデジタルコンテンツが画像である場合には撮影場所を表すデータ等)に基づいて、前記源泉データ保持手段に保持されたデータに対応する情報源から、コンテンツ検索出力手段(即ち、後述するWebコンテンツ解析手段)によって、当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力する。
更に、メタデータ割当て手段(即ち、後述する語抽出手段)によって、このコンテンツ検索出力手段によって検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付ける。
図2は、本発明の実施の形態としてのメタデータ生成装置を表す概念図である。本実施の形態のメタデータ生成装置100は、メタデータ抽出手段101、位置情報変換手段102、Webコンテンツ解析手段103、語抽出手段104、メタデータ記憶手段105、アクセス内容取得手段110、要約フィード生成手段120、要約配信手段130、および、通信手段150を含んで構成される。
メタデータ抽出手段101は、例えば、本メタデータ生成装置100の外部から供給されるデジタルコンテンツ210から、このコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータとしての、例えば、撮影場所の緯度、経度、撮影方向、撮影日時を抽出する。現在、ディジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマット規格Exif
2.2では撮影した状況をメタデータとしてデジタルコンテンツと共に記録する標準規格が規定されており、本実施の形態のメタデータ生成装置100のメタデータ抽出手段101は、この標準仕様に従ってデジタルコンテンツと共に記録された当該デジタルコンテンツに関連した上述のようなメタデータ(当該位置情報および/または時刻情報等)を抽出する。
位置情報変換手段102は、撮影場所の地点を表す数値情報を、Webサーバに保有されている情報に関連した位置情報に変換する。即ち、撮影地点の緯度・経度(地球上の座標位置によって表わした第1の位置情報)を、地名、郵便番号、電話番号(市外局番)など、デジタルコンテンツの生成場所に関する情報(該第1の位置情報に対応する地名乃至地番等である第2の位置情報)に変換する。
尚、変換して取得する位置情報(第2の位置情報)は複数でも良く、また、上記の例に限らない。取得する位置情報は、その緯度・経度が該当する地球上のポイントのみならず、その近辺の重要な地名等も該当するものとして扱うことは利便性を高めるに寄与する。
例えば、三保の松原の緯度・経度ならば駿河湾も合わせて位置情報とする。さらに、撮影方向に富士山があれば、富士山および近辺の地名を取得するようにしても良い。このようにすれば、観光や写真撮影等の目的で情報を検索するに利便性が高まることになる。このような第2の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力すれば、該検索出力されたコンテンツを源泉として画像コンテンツが原初的に取得された位置の情報に関連付けてのメタデータの生成が的確に行われ得る。
アクセス内容取得手段110は、通信手段150を介して行った図1を参照して既述の外部のシステム(インターネット(Web)400とそれに接続されたWebサーバ410,420,430や電子メールの通信相手440等)へのアクセスの履歴情報をファイアウオール(またはルータ)300の作動状況をモニタすることによって収集し、該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源(即ち、Webサーバ410,420,430や電子メールの通信相手440等)を、デジタルコンテンツ200に付与すべきメタデータを抽出するための源泉として認識し、該認識による源泉を表す源泉データとして保持する源泉データ保持手段を構成している。
インターネット(Web)400のWebコンテンツ(Webサーバ410,420,430等が保有する)を閲覧する場合にはHTTP、電子メールを送受信する場合には、IMAP4(Internet Massage Access Protocol Version 4)などの通信プロトコルが使われる。源泉データ保持手段(従って、アクセス内容取得手段110)は、ファイアウオール(またはルータ)300の作動状況を表すアクセスログをモニタするべく、通信プロトコルをモニタすることによって、アクセス内容(アクセスの履歴情報)を収集すると共に、デジタルコンテンツ200に付与すべきメタデータを生成するソース(源泉乃至その候補)を表すデータとして記憶・保持する。
このため、本実施の形態では、当該アクセスログに依拠して、設計仕様に応じて選択され得る適宜の水準のアクセス頻度にあるネットワーク上の情報源がメタデータの源泉として適切に選択され得る。この場合、既述のように、アクセス頻度の水準は設計仕様に応じて適宜に選択され得るものであり、本技術思想としてはその多寡を問題にするものではないが、通常想定される場合では、相対的に高い頻度のアクセスがなされている情報源が上述のメタデータを生成するソース(源泉)として認識される。
Webコンテンツ解析手段103は、通信手段150を介してWebサーバ410,420,430から取得したXHTMLやXMLなどで記述されているコンテンツを解析して、テキストを抽出する。このWebコンテンツ解析手段103は、供給されたデジタルコンテンツに含まれる当該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて前記源泉データ保持手段によって上記のように保持された情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力するコンテンツ検索出力手段を構成する。
上述の、初期メタデータの例としては、このデジタルコンテンツがデジタルカメラによって取得されたデジタル画像データである場合には、この種のデータに標準仕様として付随することが一般化しつつある、当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報および/または時刻情報がある。
即ち、コンテンツ検索出力手段としてのWebコンテンツ解析手段103は、この位置情報および/または時刻情報に基づいて、源泉データ保持手段としてのアクセス内容取得手段110に保持されたデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力する。上述の例では、よく普及した画像コンテンツ取得手段であるデジタルカメラによって取得されたデジタル画像コンテンツに適合するメタデータが容易に抽出され得る。
語抽出手段104は、コンテンツ検索出力手段(Webコンテンツ解析手段)103によって検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けるためのメタデータ割当て手段をなすものであり、形態素解析などを用いて、Webコンテンツ解析手段103によって抽出されたテキストからメタデータとして使用する語を抽出する。
即ち、Webコンテンツ解析手段103によって検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定の語だけをメタデータから形態素解析を行って単語を抽出し、抽出した単語と、他の予め記憶された他のURLで指定されるホームページから取得したテキストデータから形態素解析を行って抽出した参照用単語とを重要単語抽出処理であるTFIDF(Term Frequency & Inverse Document Frequency)処理によって、ユーザーの好
みによるホームページのテキストデータに出現頻度が高く、参照用URLのホームページには出現頻度が少ない単語を重要単語として抽出し、該抽出した重要単語のうち予め蓄積してあるキーワードと一致するものを検索用キーワードとして選択し、この検索用キーワードを検索用メタデータに変換する。
該変換した検索用メタデータは、結果的に、該当するデジタル(画像)コンテンツに対応するメタデータとなる。英単語等の場合は、接辞処理を行い、例えば、cats→catのよ
うに正規表現に変換しても良い。
以上より理解されるとおり、本発明の構成要件であるコンテンツ検索出力手段とメタデータ抽出手段とを併せ、源泉データ保持手段によって保持された情報源から特定のデータを取得して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けるメタデータ取得手段が構成されている。
要約フィード生成手段120は、語抽出手段104によって抽出された語をRSS(Really Simple Syndication)フィードまたはATOMフィードのフォーマットに変換する。このようにすれば、例えばホームネットワーク等によって結ばれた他のデジタルコンテンツ記憶機器(パーソナルコンピュータやPVR)から、これらのコンテンツの要約(フィード)にアクセスして目的に合致したメタデータを効率的に検索することができる。
即ち、この要約フィード生成手段120は、語抽出手段104によって抽出されたメタデータを、該メタデータに対応する、外部からネットワークを通して読出しが容易なフォーマットによる関連語としての、例えば、RSSまたはATOMフォーマットによる語に変換して出力する、本発明(実施の形態)の構成要件の一つである関連語情報生成手段を構成している。
語抽出手段によって抽出されたメタデータを、関連語情報生成手段によって、該メタデータに対応するこのような関連語に変換して出力するため、ネットワークを通してメタデータによる検索を行うことに良く馴染み利便性が高まる。
要約配信手段130は、上述の関連語情報生成手段(要約フィード生成手段120)によって当該メタデータのフォーマットが変換されて形成された関連語をネットワークを通して配信する、本発明(実施の形態)の構成要件の一つである関連語配信手段を構成している。関連語情報生成手段によって当該メタデータのフォーマットが変換されて形成された関連語をネットワーク(例えば、本例のメタデータ生成装置が属するホームネットワーク)を通して配信するため、当該ネットワークに接続された機器において形成され乃至は保有されたデジタルコンテンツに対し適切なメタデータを付与することが可能になる。
図1を参照して既述のように、インターネット(Web)400には複数のWebサーバ410,420,430、および、電子メールの通信相手440等が接続されて、メタデータ生成装置100のユーザーにおけるシステム10との通信が可能に構成されている。即ち、電子メールの通信相手440が保有する情報乃至この通信相手440から送信されてくる情報も、メタデータを生成するためのデータの源泉となり得る。
図3は、本発明のメタデータ生成装置で受信された電子メールの例を表す図である。この例では、イベントとしてゴルフ大会が表示され、その日時と場所に係る情報が掲載されている。このように、電子メールでは、イベントに関する通知である場合などでは、日時と場所に係る情報を伴なっていることが多く、本発明のメタデータ生成装置に供給されたデジタルコンテンツに付与すべきメタデータの源泉となり得るコンテンツを、その日時と場所に係る情報によって特定し関連付けることができる。
図4は、本発明の他の実施の形態としてのメタデータ生成装置を表す概念図である。図4において、上掲の図2との対応部には同一の符合を付して示し、それら各部の説明は省略する。図4の装置では、位置情報変換手段102、Webコンテンツ解析手段103、語抽出手段104、アクセス内容取得手段110、要約フィード生成手段120、要約配信手段130、および、通信手段151を含んで第1の機能部Aが構成され、メタデータ抽出手段101、メタデータ記憶手段105、および、通信手段152を含んで第2の機
能部Bが構成されている。
第1の機能部Aは、Webへのアクセス、電子メールの送受信など外部のシステムへのアクセスおよびそのアクセスに係る履歴情報を収集して、該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識する機能部であり、これに対し、第2の機能部Bは、供給されたデジタルコンテンツに関して該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータ(例えば、デジタル画像コンテンツに付帯する、その画像の取得に係る位置情報および/または時刻情報)に基づいて上記認識された源泉データから当該初期メタデータに関連するコンテンツ中の該当するデータ(従って、結果的に上記デジタルコンテンツのメタデータとされるデータ)を検索出力する機能部である。
第1の機能部Aと第2の機能部Bとが、第1の機能部A側の通信手段151と第2の機能部B側の通信手段152とによって結ばれる。尚、これら通信手段151および152は、各機能部(A,B)が他の機能部、乃至外部のシステムと行うその他の所要の通信機能をも賄うように構成されている。
図5は、本発明の実施の形態における処理を表すフローチャートである。アクセス内容取得手段110が、通信手段150を介して行った外部のシステム(インターネット(Web)400とそれに接続されたWebサーバ410,420,430や電子メールの通信相手440等)へのアクセスログであるアクセス履歴情報をファイアウオール(またはルータ)300の作動状況をモニタすることによって収集し、該収集した履歴情報に基づいて、例えば、ひとつの選別基準としてのアクセス頻度が所定水準以上の情報源(即ち、Webサーバ410,420,430や電子メールの通信相手440等)を、デジタルコンテンツ200に付与すべきメタデータを抽出するための源泉として認識し記憶する(ステップS501)。
このステップS501での認識による源泉を表す源泉データ(本例では、通信手段150や通信手段151により送受信される、電子メールの相手方が保有する情報)を記憶する(ステップS502)。尚、この電子メールの相手方が保有する情報は、通常の場合、メール受信によって受信側のパーソナルコンピュータ内のHDD等の記憶手段に記憶されるため、後の検索は、この記憶手段に対してアクセスすることにより実行され得る。
次いで、本メタデータ生成装置に供給される、管理対象(メタデータ付与の対象)であるデジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて、そのデジタルコンテンツに係る生成(その取得、乃至は、デジタル画像コンテンツに係る撮影の)日時と生成場所を表す情報を抽出する(ステップS503)。
この実施の形態のメタデータ生成装置では、特に、ステップS503で得た生成場所の撮影に用いたカメラ(通常のデジタルカメラや携帯電話に付設されたデジタルカメラ、或いはビデオカメラ等々を含む)等によって取得されるデジタル画像コンテンツに併せ記録されることが可能な、そのデジタル画像コンテンツ取得(撮影)に係る地点を地球上の座標位置によって表わした第1の位置情報を、該第1の位置情報に対応する地名乃至地番等である第2の位置情報に変換する(ステップS504)。
次いで、この第2の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力する(ステップS505)。このようにして検索出力するコンテンツが、管理対象であるデジタルコンテンツに付与すべきメタデータ抽出の源泉となるものである。このようにしてデジタル画像コンテンツが原初的に取得された位置の情報に関連付けてメタデータ抽出の源泉の候補とするコンテンツの選択が的確に行われ得る。
尚、上述のステップS504を設けず、第1の位置情報に基づいて関連するコンテンツ
を検索出力するようにコンテンツ検索出力手段を構成してもよい。この場合は、このような検索が可能なコンテンツに対して速やかに検索をかけることができ、こうして検索出力されたコンテンツを源泉としてデジタル画像コンテンツが取得された位置の情報に関連付けてのメタデータの生成が速やかに行われ得る。
ステップS505で定めたメタデータ抽出の源泉とするコンテンツに対して、形態素解析等の処理を施すことによって、メタデータとして採用する語を抽出する(ステップS506)。このステップS506で抽出した語を当該管理対象であるデジタルコンテンツにそのメタデータとして新たに対応付ける(ステップS507)。
ステップS506で抽出され、ステップS507で当該デジタルコンテンツに新たにメタデータとして付与された語に基づいてRSSフィードを生成し、本メタデータ生成装置と例えばホームネットワーク等のネットワークで結ばれた他の装置においても、その装置が保有するデジタル画像に関して、この語をメタデータとして取り込むことができるようにする(ステップS508)。
図6は、本発明のメタデータ生成装置を含むホームネットワークシステムを表す図である。図6においてハードウェアとしてはパーソナルコンピュータ(PC1)1000の一つの機能部として構成されたメタデータ生成装置100(要約配信手段130を含む)が接続された共通のデータ伝送路NTに、デジタルコンテンツを保有する装置としてのパーソナルコンピュータ(PC2)1100、PVR1200、および、パーソナルコンピュータ(PC3)1300が夫々接続されている。
本例のシステムでは、パーソナルコンピュータ(PC2)1100およびPVR1200は、夫々自己の内部のHDD(不図示)に管理対象となるデジタルコンテンツ(デジタル画像など)を保有し、パーソナルコンピュータ(PC3)1300は自己の内部のほか外部のHDD(HDD2)にも蓄積されたデジタルコンテンツを管理対象として保有している。また、パーソナルコンピュータ(PC1)1000も自己の内部のほか外部のHDD(HDD1)を記憶機能部として利用可能に構成されている。
上述のように、パーソナルコンピュータ1000は、本発明の実施の形態としてのメタデータ生成装置100としての機能部を含むものであり、図2を参照して既述のメタデータ生成装置100の構成におけるその要約配信手段130からデータ伝送路NTに上述したようにRSSフィードを送出する。データ伝送路NTは、所謂ホームネットワークにおけるデータ伝送路の基幹となるものであり、パーソナルコンピュータはじめ種々の録画装置等々がこれに接続され得る。
パーソナルコンピュータ(PC2)1100、PVR1200、および、パーソナルコンピュータ(PC3)1300側では、該送出されたデータを受け、所要に応じて、各自己の管理下にあるデジタルコンテンツに対して、このRSSフィードによるデータを利用して適合するメタデータを選出し、当該デジタルコンテンツに関連付ける(メタデータを付与する)ことが可能になる。
図1乃至図4を参照して説明した装置または方法において、Web上からメタデータの候補となるデータを取得するについては、RSSフィードを使用する場合、検索したURLにRSSフィードが公開されているか調べれば良い。現在、多くのWebサーバでは下記
の仕様にしたがってタグを解析することによって判定することができる(typeオペランドを解析する)。
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS" href="http://example1.net/rssfile">
上記におけるhrefにRSSフィードのURLを記述する。ATOMフィードの場合も同様に扱うことができる。
語抽出手段104は、既述のように、Webコンテンツ解析手段103によって検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして選択するためのメタデータ割当て手段をなすものであり、本例の語抽出手段104は、どの語をメタデータとして使用するかをユーザーが選択することができるように、選択可能な候補の表示と、この表示に対するユーザーの選択操作の受付けとを行い得る。ユーザーが選択する処理を省くか、或いは、ユーザーによる選択を俟つことなく全自動でメタデータを選択するような構成を採ることも可能である。
以上説明した本実施の形態のメタデータ生成装置では、管理対象とされる供給されたデジタルコンテンツに付与するべきメタデータを、メタデータ生成の源泉としての、通信手段でアクセスされる外部のシステムの情報源から選択抽出する。この情報源は、通信手段を介してのアクセスに係るアクセスログなどの履歴に基づいて選択する。従って、入手が容易な情報源をその源泉として自動的に該当するデータを抽出し、乃至は、該抽出されたデータを加工して、この源泉から効率的に適切なメタデータ得ることが可能になる。以上の各点は、本発明のメタデータ生成方法についても同様である。
本発明を含むシステムを表す概念図である。 本発明の実施の形態としてのメタデータ生成装置を表す概念図である。 本発明のメタデータ生成装置で受信された電子メールの例を表す図である。 本発明の他の実施の形態としてのメタデータ生成装置を表す概念図である。 本発明の実施の形態における処理を表すフローチャートである。 本発明のメタデータ生成装置を含むホームネットワークシステムを表す図である。
符号の説明
10…システム 100…メタデータ生成装置 101…メタデータ抽出手段 102…位置情報変換手段 103…Webコンテンツ解析手段 104…語抽出手段 105…メタデータ記憶手段 110…アクセス内容取得手段 120…要約フィード生成手段130…要約配信手段 150,151,152…通信手段 200…記憶装置
210…デジタルコンテンツ 300…ファイアウオール(またはルータ) 400…インターネット(Web) 410,420,430…Webサーバ 440…電子メールの通信相手 1000…パーソナルコンピュータ(PC1) 1100…パーソナルコンピュータ(PC2) 1200…PVR 1300…パーソナルコンピュータ(PC3)

Claims (13)

  1. 通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し該認識による源泉を表す源泉データを保持する源泉データ保持手段と、供給されたデジタルコンテンツに含まれる当該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて前記源泉データ保持手段に保持されたデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力するコンテンツ検索出力手段と、前記コンテンツ検索出力手段によって検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けるためのメタデータ割当て手段と、を備えたことを特徴とするメタデータ生成装置。
  2. 前記源泉データ保持手段は、前記外部のシステムとの通信経路に介挿されたファイアウオールまたはルータ等におけるアクセスログであるアクセスの履歴情報に依拠して所定の選別がなされる情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識可能にするように該認識による源泉を表す源泉データを保持するものであることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ生成装置。
  3. 前記メタデータ割当て手段によって前記デジタルコンテンツに関連付けられたメタデータを、外部からネットワークを通して読出しが容易なフォーマットによる該メタデータに対応する関連語に変換して、出力する関連語情報生成手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のメタデータ生成装置。
  4. 前記コンテンツ検索出力手段は、供給されたデジタルコンテンツに含まれる初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報および/または時刻情報に基づいて前記源泉データ保持手段に保持されたデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力するものであることを特徴とする請求項1に記載のメタデータ生成装置。
  5. 前記関連語情報生成手段は、前記メタデータ割当て手段によって前記デジタルコンテンツに関連付けられた当該メタデータを前記外部からネットワークを通して読出しが容易なフォーマットによる関連語としてのRSSまたはATOMの語に変換するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のメタデータ生成装置。
  6. 前記関連語情報生成手段によって当該メタデータのフォーマットが変換されて形成された関連語をネットワークを通して配信する関連語配信手段を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載のメタデータ生成装置。
  7. 前記関連語配信手段は、当該メタデータ生成装置が属するホームネットワークを通して該ホームネットワークに属する各該当する機器に前記関連語を配信するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のメタデータ生成装置。
  8. 前記コンテンツ検索出力手段は、前記初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報である当該デジタルコンテンツの取得が行われた地点を地球上の座標位置によって表わした第1の位置情報を、該第1の位置情報に対応する地名乃至地番等である第2の位置情報に変換し、当該第2の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力するものであることを特徴とする請求項4に記載のメタデータ生成装置。
  9. 前記コンテンツ検索出力手段は、前記初期メタデータとしての当該デジタルコンテンツの取得に係る位置情報である当該デジタルコンテンツの取得が行われた地点を地球上の座
    標位置によって表わした第1の位置情報に基づいて関連するコンテンツを検索出力するものであることを特徴とする請求項4に記載のメタデータ生成装置。
  10. 通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出する源泉として認識するための源泉データを記憶手段に蓄積し、供給されたデジタルコンテンツに含まれる当該デジタルコンテンツに原初的に付与されている初期メタデータに基づいて前記蓄積された源泉データのうちの該当するデータに対応する情報源から当該初期メタデータに関連するコンテンツを検索出力し、該検索出力されたコンテンツに含まれるデータのうちから特定のデータを抽出して前記デジタルコンテンツにメタデータとして関連付けることを特徴とするメタデータ生成方法。
  11. 通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し該認識による源泉を表すデータを保持する源泉データ保持手段と、前記源泉データ保持手段に保持されたデータによって表された情報源から特定のデータを取得して、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けるためのメタデータ取得手段と、を備えたことを特徴とするメタデータ生成装置。
  12. 通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として認識し、該認識による源泉を表すデータを源泉データとして保持し、該保持された源泉データによって表された情報源から特定のデータを取得して、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータとして関連付けることを特徴とするメタデータ生成方法。
  13. 通信手段を介して行った外部のシステムへのアクセスの履歴情報を収集し該履歴情報に依拠して所定の選別がなされ得る情報源をメタデータを抽出するための源泉として、供給されたデジタルコンテンツに対応するメタデータ抽出することを特徴とするメタデータ生成方法。
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