JP2007148131A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】携行し易く低価格で屋外において使用するのに好適なヘッドマウントディスプレイを得ること
【解決手段】眼鏡のフレーム110と、複数の永久磁石を埋設したアダプタ部材119と、このアダプタ部材119に磁力による吸着力で固定されるレールフレーム121(第1のフレーム)と、このレールフレーム121に対し左右方向に摺動自在に設けられ軸部125を有する保持シャフト123(第2のフレーム)と、この保持シャフト123の軸部125に上下方向に調整自在に位置決めされる反射型で双安定型強誘電液晶パネルによる小型のディスプレイユニット150とから構成し、単純な部品構成で軽く安価、高画質かつ低消費電力で携行して電池駆動でも長時間使用できるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】眼鏡のフレーム110と、複数の永久磁石を埋設したアダプタ部材119と、このアダプタ部材119に磁力による吸着力で固定されるレールフレーム121(第1のフレーム)と、このレールフレーム121に対し左右方向に摺動自在に設けられ軸部125を有する保持シャフト123(第2のフレーム)と、この保持シャフト123の軸部125に上下方向に調整自在に位置決めされる反射型で双安定型強誘電液晶パネルによる小型のディスプレイユニット150とから構成し、単純な部品構成で軽く安価、高画質かつ低消費電力で携行して電池駆動でも長時間使用できるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像出力端子を有するゲーム機や携帯情報端末機器などの携帯型の電子機器に接続して画像を再生するのに好適なヘッドマウントディスプレイに関する。
近年、ゲーム機の映像出力端子に接続し、全方位の仮想映像世界が表示されるようにして操作者にゲーム内の仮想的な状況を体感させるようにしたり、映画などの映像ソフトの大画面・広視野角の映像を自分一人で楽しむことができるようにするため、種々のヘッドマウントディスプレイが製品化されている。
そして、これらのヘッドマウントディスプレイでは、例えば映像世界に没入できるように、両目をゴーグル状のディスプレイで覆い、外光を遮断できるようにしている。特に、ゲーム機用のヘッドマウントディスプレイでは、頭の動きを検出するセンサを内蔵し、このセンサが検出した頭の移動角度をゲームソフトがリアルタイムに利用して映像の視点などを変更し、見ている方向を変化させるようにするものも市販されている。
そして、これらのヘッドマウントディスプレイでは、例えば映像世界に没入できるように、両目をゴーグル状のディスプレイで覆い、外光を遮断できるようにしている。特に、ゲーム機用のヘッドマウントディスプレイでは、頭の動きを検出するセンサを内蔵し、このセンサが検出した頭の移動角度をゲームソフトがリアルタイムに利用して映像の視点などを変更し、見ている方向を変化させるようにするものも市販されている。
一方、発電所などの大規模なプラントでの保守や調整や造船などでの工事では万が一の危険発生時の安全行動の面からできるだけ身を軽くし動き易くしておくことが必須である。つまり、身に付けるものはできるだけ少なくしておくことが望まれている。このため、近年、紙での設備仕様書や図面などは膨大なページ数となり持ち歩きに不便であることからこれらの文書を予め電子データ化しておき、作業現場で必要な図面データなどを適宜情報機器の画面上に表示させて活用することが行われている。
そして、例えば片目の側に図面や対処マニュアルなどの電子的な画面表示を行わせ、一方の目で調整や故障部位を確認し作業できるようにしたヘッドマウントディスプレイも使用されている。
このように、ユーザが身に着けて使用する携帯型の機器では、長時間違和感なく装着し使用することができることが重要である。
従来、ヘッドマウントディスプレイとして特許文献1〜3に開示されているものが知られている。
そして、例えば片目の側に図面や対処マニュアルなどの電子的な画面表示を行わせ、一方の目で調整や故障部位を確認し作業できるようにしたヘッドマウントディスプレイも使用されている。
このように、ユーザが身に着けて使用する携帯型の機器では、長時間違和感なく装着し使用することができることが重要である。
従来、ヘッドマウントディスプレイとして特許文献1〜3に開示されているものが知られている。
特許文献1には、頭に装着されるヘルメット及びこのヘルメットに支持された表示装置を有するヘッドマウントディスプレイに関するものが記載されている。
このヘッドマウントディスプレイは、使用者の頭部に装着されるハウジングと、このハウジングに固定され使用者の眼前に情報を映出する画像表示装置と、この画像表示装置に表示された画像を使用者の眼前に設置したコンバイナの前方に結像させる光学系とを備えている。この特許文献1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいては、特に、コンバイナの前方に光遮蔽部材を出し入れ可能に設置したことを特徴とし、装着者が光遮蔽部材を適宜出し入れすることにより、同一のヘッドマウントディスプレイで容易にシースルータイプとクローズドタイプに切り換えることができるようにしている。
このヘッドマウントディスプレイは、使用者の頭部に装着されるハウジングと、このハウジングに固定され使用者の眼前に情報を映出する画像表示装置と、この画像表示装置に表示された画像を使用者の眼前に設置したコンバイナの前方に結像させる光学系とを備えている。この特許文献1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいては、特に、コンバイナの前方に光遮蔽部材を出し入れ可能に設置したことを特徴とし、装着者が光遮蔽部材を適宜出し入れすることにより、同一のヘッドマウントディスプレイで容易にシースルータイプとクローズドタイプに切り換えることができるようにしている。
特許文献2には、頭に装着して映像を観測するヘッドマウントディスプレイに関するものが記載されている。
このヘッドマウントディスプレイは、装着者に画像を表示するための表示部と、この表示部を支持する支持部と、この支持部を保持して顔前以外の位置で装着者に装着される装着部とを有しており、装着部は、両方の耳に各々接する2つの耳当て部と、当該耳当て部同士を接続し、かつ、当該耳当て部が装着者の耳に押圧されるような付勢力を与える接続部を有している。このヘッドマウントディスプレイにおいては、表示部は、支持部に、支持部との相対位置の変化が可能なように支持され、かつ、表示部には装着者が当該表示部に手を触れているかどうかを検出する接触センサが設けられている。また、接触センサが、装着者が表示部に手を触れていることを検出している間、表示部と支持部の間の拘束力を弱め、接触センサが、装着者が表示部に手を触れていることを検出していないときは、表示部と支持部の間の拘束力を強める制御装置が設けられている。
そして、調整を行うときには部材同士の位置関係が変化し易く、調整を行っていないときには部材同士の位置関係が変化しにくいようにしている。
このヘッドマウントディスプレイは、装着者に画像を表示するための表示部と、この表示部を支持する支持部と、この支持部を保持して顔前以外の位置で装着者に装着される装着部とを有しており、装着部は、両方の耳に各々接する2つの耳当て部と、当該耳当て部同士を接続し、かつ、当該耳当て部が装着者の耳に押圧されるような付勢力を与える接続部を有している。このヘッドマウントディスプレイにおいては、表示部は、支持部に、支持部との相対位置の変化が可能なように支持され、かつ、表示部には装着者が当該表示部に手を触れているかどうかを検出する接触センサが設けられている。また、接触センサが、装着者が表示部に手を触れていることを検出している間、表示部と支持部の間の拘束力を弱め、接触センサが、装着者が表示部に手を触れていることを検出していないときは、表示部と支持部の間の拘束力を強める制御装置が設けられている。
そして、調整を行うときには部材同士の位置関係が変化し易く、調整を行っていないときには部材同士の位置関係が変化しにくいようにしている。
特許文献3には、鼻にかけるタイプのヘッドマウントディスプレイの装着における装着調整方法に関するものが記載されている。
このヘッドマウントディスプレイは、表示素子と、表示素子上の像を拡大する光学系と、バックライト手段と、表示素子と光学系を支持するホルダーとを少なくとも有する表示部と、外装カバーと、鼻に当接するパッドと、装着フレームを有しており、特に、表示部は外装カバーに対して上下方向に回転調節が可能であり、外装カバーには装着フレームが折りたたみ自在に固定されている。
これにより、装着する際の個人個人の差による光束の眼球の方向からのずれを調整し、正しい方向としている。
特開平7−325265号公報(第2頁左欄,図1)
特開2005−252591号公報(第2頁,図1,図2)
特開2003−329965号公報(第2頁左欄,図1)
このヘッドマウントディスプレイは、表示素子と、表示素子上の像を拡大する光学系と、バックライト手段と、表示素子と光学系を支持するホルダーとを少なくとも有する表示部と、外装カバーと、鼻に当接するパッドと、装着フレームを有しており、特に、表示部は外装カバーに対して上下方向に回転調節が可能であり、外装カバーには装着フレームが折りたたみ自在に固定されている。
これにより、装着する際の個人個人の差による光束の眼球の方向からのずれを調整し、正しい方向としている。
上述のように従来のヘッドマウントディスプレイは、ヘルメットに対して組み込まれたり、耳当て部が両耳に押圧され保持されたり、眼鏡構造であっても構成要素が成型部材で作製されるため、構造が複雑になったり、表示部に対する全体の形状が大きくなったり、金型代などの作製コストが大きくなり、携行性やコスト面で屋外で手軽に使用するには不十分であった。
本発明はかかる点に鑑み、携行し易く低コストで屋外において使用するのに好適なヘッドマウントディスプレイを提案するものである。
上記課題を解決するため、本発明ヘッドマウントディスプレイは、眼鏡とディスプレイ装置とを有するヘッドマウントディスプレイにおいて、眼鏡のリムの上縁に着脱自在に設けられ永久磁石及び/又は強磁性体が埋設されたアダプタ部材と、アダプタ部材に磁力により係止される第1のフレームと、第1のフレームに対し摺動自在とされ、第1のフレームの所定位置に掛止され軸部を有する第2のフレームと、第2のフレームの軸部の軸方向に調整自在に固定され、表示画面を有するディスプレイユニットと、を備え、第1のフレーム上での第2のフレームの摺動の方向が、第2のフレームの軸部の軸方向と、略直交するように第1のフレームと第2のフレームを配設するようにしたものである。
このように構成した本発明ヘッドマウントディスプレイによれば、ディスプレイユニットは、第2のフレームと第1のフレームとでアダプタ部材が設けられた眼鏡のリムに永久磁石の吸着力で着脱自在に固定される。そして、第1のフレームと第2のフレームとによりディスプレイユニットの位置を装着者の目に合わせるように調整することができる。そして、第1及び第2のフレームによりディスプレイユニットを保持し、アダプタ部材によりどんな眼鏡についても簡単に固定することができ、軽量で簡便な構成で携行性と低価格を実現することができる。
本発明ヘッドマウントディスプレイによれば、低価格で携行し易く屋外で使用するのに好適なものとすることができる。
本発明の一実施の形態のヘッドマウントディスプレイの例を図1〜図4を参照して説明する。
図1で100はヘッドマウントディスプレイを示し、このヘッドマウントディスプレイ100は眼鏡110にアダプタ部材119を介してディスプレイ装置120を固定したものである。
眼鏡110は、図2Aに示すように、レンズ枠となる左右のリム(rim)112a,112bがその上縁の側でワタリ(brace bar)113で固定される。そして、リム112a,112bの外側両端の側にヨロイ(智)116a,116bが設けられ、左右のヨロイ116a,116bにテンプル114a,114bが丁番117a,117bを介して回動自在に設けられた形状をなしている。そして、左右のリム112a,112bに、レンズ111a,111bが嵌め込まれる。
また、左右のリム112a,112bの上縁に設けられるワタリ113には、図2Bに示すアダプタ部材119が、ねじなどの適宜の固定手段により着脱自在に固定される。
このアダプタ部材は、金属で断面が例えばコの字形状とされ、コの字の溝部となる開口の幅がワタリ113の幅より僅か大きく、両端が左右のヨロイ116a,116b近くに配される長さに形成される。そして、このアダプタ部材119には、図2B示す両端2箇所と中央部の2箇所に、小さいブロック状の永久磁石115a,115b,115c,115dが埋設される。
眼鏡110は、図2Aに示すように、レンズ枠となる左右のリム(rim)112a,112bがその上縁の側でワタリ(brace bar)113で固定される。そして、リム112a,112bの外側両端の側にヨロイ(智)116a,116bが設けられ、左右のヨロイ116a,116bにテンプル114a,114bが丁番117a,117bを介して回動自在に設けられた形状をなしている。そして、左右のリム112a,112bに、レンズ111a,111bが嵌め込まれる。
また、左右のリム112a,112bの上縁に設けられるワタリ113には、図2Bに示すアダプタ部材119が、ねじなどの適宜の固定手段により着脱自在に固定される。
このアダプタ部材は、金属で断面が例えばコの字形状とされ、コの字の溝部となる開口の幅がワタリ113の幅より僅か大きく、両端が左右のヨロイ116a,116b近くに配される長さに形成される。そして、このアダプタ部材119には、図2B示す両端2箇所と中央部の2箇所に、小さいブロック状の永久磁石115a,115b,115c,115dが埋設される。
ディスプレイ装置120は、図3A及びBに示すように、第1のフレームであるレールフレーム121と、第2のフレームである保持シャフト123と、ホールドリング129が環装されたディスプレイユニット150とから構成される。
レールフレーム121は、帯状の板金によるプレート121aと、このプレート121aにねじで固定され、鉄などの強磁性体が下面に埋設された吸着部材122a,122b(図3B参照)とから構成される。
保持シャフト123は、断面が矩形形状の筒体を有するスライド部124とこのスライド部124の下側に軸部125が設けられる。そして、スライド部124には、図3Bに示すように、固定ねじ126を螺入するためのねじ孔が設けられている。また、軸部125には下端側から雄ねじが形成され、この軸部125に2つのローレット目付きの短いナット127と長いナット128が設けられる。
保持シャフト123は、断面が矩形形状の筒体を有するスライド部124とこのスライド部124の下側に軸部125が設けられる。そして、スライド部124には、図3Bに示すように、固定ねじ126を螺入するためのねじ孔が設けられている。また、軸部125には下端側から雄ねじが形成され、この軸部125に2つのローレット目付きの短いナット127と長いナット128が設けられる。
ホールドリング129は、図3Bに示すように、帯状の板金の両端部に丸孔129a,129bを設けると共に、この板金を略矩形形状に折り曲げた後、さらに両端部に形成された丸孔129a,129bを対向させ、孔の中心が同軸上となるように折り曲げたものである。ここで、板金の略矩形形状の大きさは、ディスプレイユニット150を緩みなく固定できるように形成される。
なお、本例ではディスプレイユニット150の溝152aにホールドリング129を環装することで、ディスプレイユニット150を保持シャフト123の軸部125に固定するための挿通孔(丸孔129a,129b)を設けるようにしたが、この代わり、軸部125を挿通するための貫通孔を有する突設部をディスプレイユニット150自体に一体に設けるようにしてもよい。
なお、本例ではディスプレイユニット150の溝152aにホールドリング129を環装することで、ディスプレイユニット150を保持シャフト123の軸部125に固定するための挿通孔(丸孔129a,129b)を設けるようにしたが、この代わり、軸部125を挿通するための貫通孔を有する突設部をディスプレイユニット150自体に一体に設けるようにしてもよい。
このディスプレイユニット150には各種の画像表示装置を用いることができ、表示画面サイズが小さいので消費電力を少なくすることができるようになっている。そして、より消費電力を小さくするために、特に双安定(メモリ)形の強誘電性(FLC:ferroelectric Liquid crystal)液晶表示装置が用いられる。すなわち、この強誘電性液晶表示装置は、電源を切っても液晶分子配列が保持(メモリ)されるため、画像を読み込むときのみ電圧を印加すればよいからである。これにより、バックライトでの消費電力を極めて小さくすることが可能である。
さらに消費電力を小さくするために、画素電極を反射率の高い構造とした反射型の強誘電性液晶表示装置を用いることもできる。
さらに消費電力を小さくするために、画素電極を反射率の高い構造とした反射型の強誘電性液晶表示装置を用いることもできる。
この反射型の強誘電性液晶表示装置で、シリコンウェハをバックプレーンとし強誘電性液晶をシリコンウェハと透明ガラス基板で1μm程度のギャップで挟む反射型液晶パネル構造をなし、画面サイズが5mm×4mm程度のものがある。
この液晶表示装置では、シリコンウェハ上にDRAM/SRAM製造技術により画素ピッチ10〜20μmで液晶駆動電極と画素電極とを配列すると共に周辺制御回路も一体に形成し、電極自体を反射面とすることで高解像度で高開口率に設計できる。このため、照明光学系からの光を高効率に利用することができるので高輝度かつ低消費電力の液晶表示装置を実現することができる。
この液晶表示装置では、シリコンウェハ上にDRAM/SRAM製造技術により画素ピッチ10〜20μmで液晶駆動電極と画素電極とを配列すると共に周辺制御回路も一体に形成し、電極自体を反射面とすることで高解像度で高開口率に設計できる。このため、照明光学系からの光を高効率に利用することができるので高輝度かつ低消費電力の液晶表示装置を実現することができる。
ちなみに、表示装置としての消費電力を、大きさが例えば30mm×50mmの携帯電話機などで用いられる表示用の液晶パネルと、この画面サイズ5mm×4mmの反射型の強誘電性液晶表示装置で大まかに比較する。なお、ここでは液晶表示セルを駆動するための電力は、バックライトなどの照明光学系の消費電力と比べ小さいので考えない。
液晶パネルは、通常透過型のTFT液晶表示パネルで作製され、出力200mW程度のLEDを約6個用いたバックライトを有しており、バックライトによる光は、透過率15%ほどのTFT液晶表示パネルを透過して目に入射することになる。これを単位面積あたりの光エネルギとして見積もると、200(mW/個)×6(個)×0.15/(30mm×50mm)=0.12(mW/mm2) となる。
液晶パネルは、通常透過型のTFT液晶表示パネルで作製され、出力200mW程度のLEDを約6個用いたバックライトを有しており、バックライトによる光は、透過率15%ほどのTFT液晶表示パネルを透過して目に入射することになる。これを単位面積あたりの光エネルギとして見積もると、200(mW/個)×6(個)×0.15/(30mm×50mm)=0.12(mW/mm2) となる。
一方、反射型の強誘電性液晶表示装置は、出力200mW程度のLEDを1個用いた照明光学系を有しており、このLEDによる照明光は、反射率90%ほどの強誘電性液晶表示パネルを反射して目に入射することになる。これを単位面積あたりの光エネルギとして見積もると、200(mW/個)×1(個)×0.9/(5mm×4mm)=9(mW/mm2) となる。
つまり、液晶パネルに対し画面サイズ5mm×4mmの反射型の強誘電性液晶表示装置の光エネルギ密度は、計算上75倍となり、実際にはヘッドマウントディスプレイとして目の近くに設けられるということも手伝い、極めて鮮明な表示画像を見ることができることが分かる。
このような反射型の強誘電性液晶表示装置としては、例えばディスプレイテック社(米国)製のライトビュー(Light View:登録商標)マイクロディスプレイ製品を用いることができる。
つまり、液晶パネルに対し画面サイズ5mm×4mmの反射型の強誘電性液晶表示装置の光エネルギ密度は、計算上75倍となり、実際にはヘッドマウントディスプレイとして目の近くに設けられるということも手伝い、極めて鮮明な表示画像を見ることができることが分かる。
このような反射型の強誘電性液晶表示装置としては、例えばディスプレイテック社(米国)製のライトビュー(Light View:登録商標)マイクロディスプレイ製品を用いることができる。
図4は、画像表示装置として、このような反射型の強誘電性液晶表示装置を用いたディスプレイユニット150を示しており、略直方体のケース151の一側面に断面が略矩形で筒状の突設部152が形成され、この突設部152の開口にカバーガラス153が設けられる。そして、ケース151内に、画像表示装置が組み込まれ、この画像表示装置に映像信号を供給する配線154がケース151の上面に設けられる。なお、カバーガラス153は幅12mm高さ9mm程度の大きさである。
そして、カバーガラス153を除くケース151全体が柔軟性のあるプラスチック素材でコーティングされる。なお、突設部152には、上述のホールドリング129(図3B参照)を固定するための溝152aが設けられる。
そして、カバーガラス153を除くケース151全体が柔軟性のあるプラスチック素材でコーティングされる。なお、突設部152には、上述のホールドリング129(図3B参照)を固定するための溝152aが設けられる。
このように構成されたディスプレイ装置120では、図3Aに示すように、プレート121aの一端に吸着部材122aを固定してから保持シャフト123のスライド部124の開口に通し、他端に保持シャフト123が抜けないように吸着部材122bを固定している。そして、スライド部124に設けられたねじ孔に固定ねじ126を螺入し、軸部125に短いナット127を設けておく。
一方、ディスプレイユニット150には、図3Aに示すように、その側面に丸孔129a,129bが配されるようにホールドリング129が環装される。そして、保持シャフト123の軸部125を丸孔129a,129bの上方から挿通し、下方から長いナット128を螺着する。
そして、軸部125に設けられる短いナット127と長いナット128によって、ホールドリング129の丸孔129a,129bが締め付けられて、ディスプレイユニット150とホールドリング129とが固定される。これにより、ディスプレイ装置120が組み上がる。
そして、軸部125に設けられる短いナット127と長いナット128によって、ホールドリング129の丸孔129a,129bが締め付けられて、ディスプレイユニット150とホールドリング129とが固定される。これにより、ディスプレイ装置120が組み上がる。
このように組み上げられたディスプレイ装置120は、そのレールフレーム121の両端の吸着部材122a,122bに設けられる強磁性体が、眼鏡110のアダプタ部材119に埋設された永久磁石115a,115bの組(右眼側)又は永久磁石115c,115dの組(左眼側)により吸着されて図2に示すワタリ113に対して固定される。
そして、ディスプレイ装置120の眼鏡110での微調整は、左右方向についてはスライド部124をレールフレーム121上でずらすことにより、また上下方向についてはホールドリング129の丸孔129a,129bを保持シャフト123の軸部125上でずらすことにより行うようにする。
これにより、ユーザの目の位置に合わせて眼鏡110にディスプレイ装置120が固定された図1に示すヘッドマウントディスプレイ100を組み上げることができる。
そして、ディスプレイ装置120の眼鏡110での微調整は、左右方向についてはスライド部124をレールフレーム121上でずらすことにより、また上下方向についてはホールドリング129の丸孔129a,129bを保持シャフト123の軸部125上でずらすことにより行うようにする。
これにより、ユーザの目の位置に合わせて眼鏡110にディスプレイ装置120が固定された図1に示すヘッドマウントディスプレイ100を組み上げることができる。
このように構成されたヘッドマウントディスプレイ100は、特に、反射型で双安定の強誘電性液晶表示装置によるディスプレイユニット150を用いたとき、低消費電力で高解像度・高輝度をコンパクトに実現することができるので、携行し易く消費電力も少ないので屋外などで電池駆動した機器であっても長時間画面を表示させることができる。
また、眼鏡110に小型軽量なディスプレイユニット150をレールフレーム121と保持シャフト123で取付け、鼻と両耳で支持する構造なので、大きな負担になることなく装着することができる。また、眼鏡110だけを使用して、アダプタ部材119とディスプレイ装置120を別に収納して携行し、必要に応じて眼鏡110に取付けて使用することもできるし、眼鏡110は折り畳むことができるのでコンパクトにヘッドマウントディスプレイ100全体を収納することができる。
さらに、量産時にはレールフレーム121の打ち抜き型や、ディスプレイユニット150のケース151などの成形型が必要となるが、部品の形状が単純で小さいため金型を安価に製作することができ、ヘッドマウントディスプレイ100のコスト低減に寄与させることができる。
また、眼鏡110に小型軽量なディスプレイユニット150をレールフレーム121と保持シャフト123で取付け、鼻と両耳で支持する構造なので、大きな負担になることなく装着することができる。また、眼鏡110だけを使用して、アダプタ部材119とディスプレイ装置120を別に収納して携行し、必要に応じて眼鏡110に取付けて使用することもできるし、眼鏡110は折り畳むことができるのでコンパクトにヘッドマウントディスプレイ100全体を収納することができる。
さらに、量産時にはレールフレーム121の打ち抜き型や、ディスプレイユニット150のケース151などの成形型が必要となるが、部品の形状が単純で小さいため金型を安価に製作することができ、ヘッドマウントディスプレイ100のコスト低減に寄与させることができる。
また、このヘッドマウントディスプレイ100は、画像出力端子を有する電子機器(例えば、ラップトップ型パーソナルコンピュータなど)に用いることができ、特に、反射型で双安定の強誘電性液晶表示装置によるディスプレイユニット150を用いたものでは、低消費電力で高解像度・高輝度をコンパクトに実現することができるので、ゲーム機やPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)あるいは携帯電話機などを屋外で電池により駆動して長時間画面表示させるのに好適である。
本例のヘッドマウントディスプレイによれば、低価格で携行し易く屋外で使用するのに好適なものとすることができる。
次に、本発明の一実施の形態のヘッドマウントディスプレイの他の例を図5及び図6を参照して説明する。以下では、この図5及び図6を説明するに図1〜図4に対応する部分には同一の符号を付し説明する。
図5のヘッドマウントディスプレイは、図1〜図4例が普段使いの眼鏡にアダプタ部材119を先ず固定してから、このアダプタ部材119にレールフレーム121と保持シャフト123を用いてディスプレイユニット115を取付けるようにしたのに対し、直接レールフレーム121が眼鏡に固定できるように、ワタリ113を長くし、ここに永久磁石を埋設したものである。
図5のヘッドマウントディスプレイは、図1〜図4例が普段使いの眼鏡にアダプタ部材119を先ず固定してから、このアダプタ部材119にレールフレーム121と保持シャフト123を用いてディスプレイユニット115を取付けるようにしたのに対し、直接レールフレーム121が眼鏡に固定できるように、ワタリ113を長くし、ここに永久磁石を埋設したものである。
図5で100はヘッドマウントディスプレイを示し、このヘッドマウントディスプレイ100は眼鏡110に直接レールフレーム121を取り付け、保持シャフト123を介してディスプレイ装置120を固定したものである。
眼鏡110は、図6に示すように、レンズ枠となる左右のリム112a,112bをその上縁の側で固定するワタリ113が、その左右端のヨロイ(智)116a,116bまで延設され、左右のヨロイ116a,116bにテンプル114a,114bが丁番117a,117bを介して回動自在に設けられた形状をなしている。そして、左右のリム112a,112bに、左右のレンズ111a,111bが嵌め込まれる。
また、左右のリム112a,112bの上縁に設けられるワタリ113には、両端2箇所と中央部の2箇所に小さいブロック状の永久磁石115a,115b,115c,115dが埋設される。
眼鏡110は、図6に示すように、レンズ枠となる左右のリム112a,112bをその上縁の側で固定するワタリ113が、その左右端のヨロイ(智)116a,116bまで延設され、左右のヨロイ116a,116bにテンプル114a,114bが丁番117a,117bを介して回動自在に設けられた形状をなしている。そして、左右のリム112a,112bに、左右のレンズ111a,111bが嵌め込まれる。
また、左右のリム112a,112bの上縁に設けられるワタリ113には、両端2箇所と中央部の2箇所に小さいブロック状の永久磁石115a,115b,115c,115dが埋設される。
そして、このディスプレイ装置120は、上述図1〜図4例と同様に、図3Aに示すように、ホールドリング129が環装されたディスプレイユニット150を、保持シャフト123とレールフレーム121とでワタリ113に磁力で固定することができる。
図5及び図6例のヘッドマウントディスプレイでも上述図1〜図4例と同様の作用効果を有するものである。
なお、眼鏡110のワタリ113に永久磁石のブロックを4箇所埋め込んだ例で説明したが、これに限らず、中央の2個の永久磁石を一体とし、3個の永久磁石を埋め込んで形成することもできる。また、より吸着力を向上させるため、より多くの永久磁石を埋め込むようにしてもよい。また、本例では、眼鏡の側に永久磁石のブロックを埋め込むとして説明したが、眼鏡110と第1のフレームであるレールフレーム121の対応する箇所に永久磁石と強磁性体との組が配されていればよく、第1のフレームであるレールフレーム121の側に永久磁石のブロック、眼鏡の側に強磁性体を配しても、あるいはワタリ113とレールフレーム121のそれぞれに永久磁石のブロックと強磁性体を混在させるようにしてもよい。
また、眼鏡に対して片目側にディスプレイユニット150を設ける例で説明したが、これに限らず2つのディスプレイユニット150を両目の前に配して用いるようにしても勿論よい。
また、眼鏡に対して片目側にディスプレイユニット150を設ける例で説明したが、これに限らず2つのディスプレイユニット150を両目の前に配して用いるようにしても勿論よい。
本発明のヘッドマウントディスプレイは、上述例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成を採り得ることは勿論である。
110…(眼鏡)フレーム、119…アダプタ部材、121…レールフレーム(第1のフレーム)、123…保持シャフト(第2のフレーム)、125…軸部、150…ディスプレイユニット
Claims (5)
- 眼鏡とディスプレイ装置とを有するヘッドマウントディスプレイにおいて、
前記眼鏡のリムの上縁に着脱自在に設けられ永久磁石及び/又は強磁性体が埋設されたアダプタ部材と、
前記アダプタ部材に磁力により係止される第1のフレームと、
前記第1のフレームに対し摺動自在とされ、前記第1のフレームの所定位置に掛止され軸部を有する第2のフレームと、
前記第2のフレームの前記軸部の軸方向に調整自在に固定され、表示画面を有するディスプレイユニットと、を備え、
前記第1のフレーム上での前記第2のフレームの前記摺動の方向が、前記第2のフレームの軸部の前記軸方向と略直交するように前記第1のフレームと前記第2のフレームを配設する
ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。 - 請求項1記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
前記アダプタ部材に埋設される永久磁石及び/又は強磁性体を、前記眼鏡の左右のリムのそれぞれの上縁に埋設し、
前記第1のフレ−ムを略帯形状とし、前記帯の両端に強磁性体及び/又は永久磁石を設けた
ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。 - 請求項2記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
前記第2のフレ−ムは、前記第1のフレ−ムで摺動自在に係合させるスライド部と、該スライド部に一端が固定されかつ他端側から雄ねじが形成された前記軸部とから構成されている
ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。 - 請求項3記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
前記ディスプレイユニットは、貫通孔を有する突起が設けられ、
前記第2のフレ−ムの前記軸部の雄ねじを前記貫通孔に挿通し、前記雄ねじに螺合自在に設けられる調整雌ねじと固定雌ねじとにより前記突起を挟持した
ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。 - 請求項1記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
前記永久磁石及び/又は強磁性体が埋設された前記アダプタ部材を、前記眼鏡の左右のリムの上縁に一体に設けた
ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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- 2005-11-29 JP JP2005344232A patent/JP2007148131A/ja active Pending
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