JP2007143888A - Liquid circulation pump device directly mounted to bathtub - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、浴槽内に貯留された液体を浴槽内に臨む吸入口からポンプ駆動に基づき吸引すると共に吸入口とは別の位置で浴槽内に臨む吐出口から吐出する浴槽直付け型液体循環ポンプ装置に関する。 The present invention relates to a directly-attached bathtub type liquid circulation pump that sucks liquid stored in a bathtub from a suction port facing the bathtub based on pump driving and discharges it from a discharge port facing the bathtub at a position different from the suction port. Relates to the device.
従来、この種の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置として、例えば特許文献1に記載される浴槽用電気気泡発生装置(以下、「従来ポンプ装置」という。)が知られている。この従来ポンプ装置は、浴槽の側壁外面に直付けされるポンプケーシング内にポンプモータの駆動に基づき回転する羽根車を収容するための羽根車収容室が形成されており、この羽根車収容室が浴槽内に臨む吸入口に吸入側流路を介して接続されると共に吸入口とは別位置で浴槽内に臨む吐出口に吐出側流路を介して接続されている。そして、羽根車収容室内に配置された羽根車がポンプモータの駆動に基づき回転した場合に、浴槽内の浴湯(液体)が吸入口から吸入側流路を介してポンプケーシングの羽根車収容室内に吸入されると共に吐出側流路を介して吐出口から浴槽内に吐出されるようになっている。
ところで、浴槽内に臨む吸入口には、入浴者の髪の毛が長いような場合に、その入浴者の髪の毛が吸入口から液体循環ポンプ装置内(特に吸入側流路内)へ吸い込まれるのを抑制するという観点から、通常、フィルタ機能を有する吸入口カバーが取り付けられている。しかし、こうした吸入口カバーを、ユーザーにおいては、清掃メンテナンスのために吸入口から取り外してしまうことがあり、そのような場合において、ユーザーが一旦取り外した吸入口カバーをメンテナンス後に取り付け忘れしたままで、浴槽内に浴湯を張ってポンプ駆動させてしまうこともあり得る。また、吸入口カバーが取り付けられていても、吸入口カバーのメッシュが粗いと、その吸入口カバーを通過して髪の毛がポンプ装置内に吸い込まれることが全くないとはいえなかった。 By the way, at the suction port facing the bathtub, when the bather's hair is long, the bather's hair is prevented from being sucked from the suction port into the liquid circulation pump device (especially in the suction side channel). In view of this, a suction port cover having a filter function is usually attached. However, such a suction port cover may be removed from the suction port for cleaning maintenance by the user. In such a case, the user has forgotten to attach the suction port cover once removed after maintenance. It is possible that the hot water is put in the bathtub and the pump is driven. Even if the suction port cover is attached, it cannot be said that if the mesh of the suction port cover is rough, the hair will not be sucked into the pump device through the suction port cover.
こうした場合、従来ポンプ装置では、吸入口とポンプケーシングの羽根車収容室との間を接続する吸入側流路がコンパクト化要請に応じるべく屈曲状をなしており、その吸入側流路の長さが短いために、吸入口から吸い込まれた髪の毛が吸入側流路内の奥深くまで、例えば羽根車収容室内まで吸い込まれてしまうことがあった。また、羽根車収容室内までは吸い込まれないまでも、吸入側流路の内奥において羽根車の回転に伴い発生する渦流により髪の毛が絡み合って塊を形成してしまうということもあった。したがって、入浴者は、一旦、自分の髪の毛が吸入口から浴槽直付け型液体循環ポンプ装置内に吸い込まれた場合には、たとえポンプ駆動を停止させたとしても、その髪の毛を再び吸入口から引き出すことが困難になるという問題があった。 In such a case, in the conventional pump device, the suction side flow path connecting the suction port and the impeller housing chamber of the pump casing is bent to meet the demand for compactness, and the length of the suction side flow path is Therefore, the hair sucked from the suction port may be sucked deep into the suction-side flow path, for example, into the impeller housing chamber. Further, even if the air is not sucked into the impeller housing chamber, the hair may be entangled with the eddy current generated by the rotation of the impeller inside the suction side flow path to form a lump. Therefore, once the bather's hair is drawn into the bathtub direct-mounted liquid circulation pump device from the suction port, the bather draws the hair again from the suction port even if the pump is stopped. There was a problem that it became difficult.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、入浴者の髪の毛が浴槽内から吸入口を介してポンプ駆動時に吸い込まれたとしても、比較的容易に吸入口から再び引き出すことができる浴槽直付け型液体循環ポンプ装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and its purpose is to relatively easily remove the hair of the bather from the suction port even if the hair of the bather is sucked from the bathtub through the suction port when the pump is driven. An object of the present invention is to provide a bath direct-mounted liquid circulation pump device that can be pulled out again.
上記目的を達成するために、浴槽直付け型液体循環ポンプ装置に係る請求項1に記載の発明は、浴槽の側壁外面にポンプケーシングが直付けされ、ポンプ駆動源の駆動に基づき前記ポンプケーシングの羽根車収容室内に配置された羽根車を回転させることにより、浴槽内に貯留された液体を、浴槽内に臨む吸入口から吸入側流路を介して前記羽根車収容室内に吸入すると共に、当該羽根車収容室内から吐出側流路を介して前記吸入口とは別位置で浴槽内に臨む吐出口へと送出し、当該吐出口から浴槽内に吐出させる浴槽直付け型液体循環ポンプ装置において、前記吸入側流路は、その流路の途中に、前記吸入口と前記羽根車収容室との間を屈曲状に接続した場合よりも流路全長を長くする延長流路部を有していることを要旨とする。
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置において、前記延長流路部は、前記ポンプケーシングの平面視での占有スペース内において前記吸入側流路の流路全長を延長させる流路形状をなしていることを要旨とする。 According to a second aspect of the present invention, in the bathtub direct-attached liquid circulation pump device according to the first aspect, the extension flow path portion is formed of the suction side flow path in an occupied space in a plan view of the pump casing. The gist of the present invention is that it has a channel shape that extends the entire length of the channel.
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置において、前記延長流路部は、その流路形状が渦巻き状をなしていることを要旨とする。 A third aspect of the present invention is the bathtub direct-mounted liquid circulation pump device according to the first or second aspect, wherein the extended flow path portion has a spiral shape. And
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置において、前記ポンプケーシングは、前記ポンプ駆動源が駆動された場合における液体の流動方向の上流側が前記吸入口に連通する一方で下流側が前記羽根車収容室に連通する流路形成室を更に有しており、当該流路形成室内に前記延長流路部が設けられていることを要旨とする。
The invention according to claim 4 is the bathtub direct-mounted liquid circulation pump device according to any one of
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置において、前記流路形成室は、前記羽根車収容室との隔壁に前記羽根車の回転中心に位置対応させた連通孔が形成されると共に、前記隔壁と対向する側がポンプケーシングに対して取着された蓋体により構成されており、当該蓋体と前記隔壁との間に前記連通孔を中心とする渦巻き壁が渦巻き状の延長流路部を形成するように設けられていることを要旨とする。 The invention according to claim 5 is the bathtub direct-attached liquid circulation pump device according to claim 4, wherein the flow path forming chamber corresponds to a position of the rotation center of the impeller in a partition wall with the impeller accommodating chamber. The communication hole is formed, and a side opposite to the partition is formed by a lid attached to the pump casing, and the communication hole is centered between the lid and the partition. The gist is that the spiral wall is provided so as to form a spiral extension channel portion.
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置において、前記渦巻き壁は、前記隔壁と前記蓋体との双方の対向面のうち一方側の対向面に形成されており、他方側の対向面には、前記ポンプケーシングに対して前記蓋体が取り付けされた場合に、前記渦巻き壁が嵌入される渦巻き溝が形成されていることを要旨とする。 A sixth aspect of the present invention is the bathtub direct-mounted liquid circulation pump device according to the fifth aspect, wherein the spiral wall is formed on one of the opposing surfaces of the partition wall and the lid. The gist of the present invention is that a spiral groove into which the spiral wall is inserted when the lid is attached to the pump casing is formed on the other facing surface.
請求項7に記載の発明は、請求項4〜請求項6のうち何れか一項に記載の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置において、前記流路形成室内に形成された延長流路部は、少なくともその途中から前記吸入口に連通する部分に向けて下り勾配を有する構成とされていることを要旨とする。
The invention according to
本発明によれば、入浴者の髪の毛が浴槽内から吸入口を介してポンプ駆動時に吸い込まれたとしても、比較的容易に吸入口から再び引き出すことができる。 According to the present invention, even if the bather's hair is sucked from the bathtub through the suction port when the pump is driven, it can be pulled out from the suction port with relative ease.
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図8に従って説明する。なお、以下における本明細書中の説明において、「上下方向」は図1における上下方向(同図に矢印で示す)をそれぞれ示すものとする。 Hereinafter, an embodiment embodying the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description of the present specification, the “vertical direction” indicates the vertical direction in FIG. 1 (indicated by arrows in the figure).
図1に示すように、本実施形態における浴槽11の側壁12には、吸入口13と吐出口14が、吐出口14の方が吸入口13よりも上方となる配置態様で、それぞれ浴槽11内に臨むようにして設けられている。吸入口13は1つだけ設けられ、吐出口14は図1の紙面と直交する左右方向に一定間隔をおいて2つ設けられている(なお、図1には吐出口14を1つだけ図示)。そして、浴槽11の側壁12の外側には、浴槽11内に貯留された浴湯(液体)Wをポンプ駆動に基づき吸入口13から吸入して加圧した後、気泡混じりの浴湯Wにして吐出口14から浴槽11内に吐出させるためのポンプ装置15が設置されている。
As shown in FIG. 1, in the
図1及び図2に示すように、ポンプ装置15は、図示しない電源に電線16aを介して接続されたポンプ駆動源としてのモータ16と、このモータ16の下側に連結部材17aを介して固定される略円筒状のポンプケーシング(以下、「ケーシング」という。)17を備えている。ケーシング17の下部側面(図1では左側面)からは直管状の吸入側管部18が側方へ突設され、その吸入側管部18の先端が浴槽11の吸入口13に接続されている。また、ケーシング17の上部側面の二箇所からは接続管17b(図3参照)が側方へ突設され、これらの接続管17bの先端に屈曲状をなす吐出側管部19が上方へ向けて延びるように接続されている。そして、この吐出側管部19の上端に、吐出側管部19及び前記接続管17bと共に吐出側流路を構成する屈曲状の吐出継手20の一方端が接続され、その吐出継手20の他方端が浴槽11の吐出口14に接続されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
また、吐出継手20の中途からは、筒状をなす空気吸入部21が上方へ向けて延設されている。この空気吸入部21は、その先端開口21aが外気に開放されると共に、その基端側が吐出継手20内に連通しており、モータ16の駆動に伴い吐出側管部19側から吐出継手20内を吐出口14側に向けて浴湯Wが通過する際に、その浴湯W中に先端開口21aから吐出継手20内へと取り込んだ外気を混入させて気泡混じりの浴湯Wを生成する機能を果たすようになっている。
In addition, from the middle of the
次に、前記浴槽11の吸入口13に対するケーシング17の吸入側管部18の接続態様について説明する。
図2に示すように、浴槽11の側壁12下部において吸入口13が設けられる位置には前記ポンプ装置15におけるケーシング17の吸入側管部18と口径が略一致する貫通孔22が形成され、この貫通孔22に対して前記吸入口13のメイン構成要素となる略円筒状の吸入側ボルト23が貫装されている。吸入側ボルト23の基端側(貫通孔22への貫装時に浴槽11内に位置する側)から中途寄り位置の外周面上には前記貫通孔22の口径よりも大径のフランジ部24が形成されている。また、この吸入側ボルト23の中途から先端側(貫通孔22への貫装時に浴槽11外に突出する側)の外周面には雄ねじ部25が形成されている。
Next, a connection mode of the suction
As shown in FIG. 2, a
一方、ポンプ装置15のケーシング17における吸入側管部18の内周面には、吸入側ボルト23の雄ねじ部25と螺合関係を有する雌ねじ部26が形成されると共に、その吸入側管部18の先端にはフランジ部27が形成されている。そして、ケーシング17は、浴槽11の内側から側壁12の貫通孔22に貫装された吸入側ボルト23の雄ねじ部25に対して、吸入側管部18の雌ねじ部26を螺合させることにより、浴槽11の側壁12外面に直付けされた状態で、吸入側管部18が前記吸入口13に接続されるようになっている。このように、本実施形態のポンプ装置15は、そのケーシング17が浴槽11の側壁12外面に直付けされることにより、浴槽直付け型循環ポンプ装置として構成されている。
On the other hand, on the inner peripheral surface of the suction
なお、この場合、吸入側ボルト23のフランジ部24と浴槽11の側壁12内面との間及びケーシング17における吸入側管部18のフランジ部27と浴槽11の側壁12外面との間にはパッキン28が介在される。また、前記側壁12の貫通孔22に貫装された状態にある吸入側ボルト23の浴槽11内に突出した基端側開口部23aにはフィルタ機能を有する内側カバー30が被冠され、その内側カバー30は吸入側ボルト23の基端部に対してねじ31により締め付け固定されている。そして、この内側カバー30の外側には同じくフィルタ機能を有する外側カバー32が着脱自在に冠着されている。すなわち、これら内側カバー30と外側カバー32とにより、ポンプ駆動時において浴湯Wと共に髪の毛などの異物がポンプ装置15のケーシング17内へ吸い込まれないようにしている。
In this case, packing 28 is provided between the
次に、前記ケーシング17の具体的構成について説明する。
図2〜図4に示すように、ケーシング17内には、ポンプ駆動時に前記吸入口13から吸入側管部18を介して浴湯Wが流入する流路形成室33が形成されている。流路形成室33の上側には、隔壁34を介して羽根車収容室35が形成されると共に、羽根車収容室35内にはモータ16の出力軸16bに取着された羽根車36が回転可能な状態で収容されている。そして、この羽根車36の回転中心Pに位置対応させて前記隔壁34には流路形成室33と羽根車収容室35とを連通する連通孔37が形成されている。
Next, a specific configuration of the
As shown in FIGS. 2 to 4, a flow
また、前記流路形成室33は、前記隔壁34と上下方向で対向する側(図2では下側)がケーシング17に対して下方から取着された蓋体38により構成されており、この蓋体38と前記隔壁34との間には、前記連通孔37を中心とする渦巻き壁39が設けられている。すなわち、図2〜図4に示すように、渦巻き壁39は前記隔壁34における前記蓋体38に対する対向面34aから下方へ垂れ下がるように突出形成されている。
In addition, the flow
図5に示すように、この渦巻き壁39は、その渦巻き形状において吸入側管部18に近接する部分(図3,図5で「イ〜ハ」の部分)での下向き突出長さが最も長く、その渦巻き形状の中途から中心側に位置する部分(図3,図5で「ト〜ヲ」の部分)では下向き突出長さが最も短くなるように形成されている。そして、それら両部分の間を繋ぐ中間部分(図3,図5で「ト〜ヲ」の部分)では、渦巻き壁39の下向き突出長さが、中心側(すなわち、連通孔37側)へ向かうほど次第に短くなるように構成されている。なお、図5は、隔壁34の対向面34aからの渦巻き壁39の突出長さの変化を示している。
As shown in FIG. 5, the
一方、図2,図6及び図7に示すように、前記蓋体38における前記隔壁34に対する対向面38aには、前記ケーシング17側の渦巻き壁39と嵌合関係を有する渦巻き溝40が形成されている。そして、この蓋体38の対向面38aは、蓋体38がケーシング17に取着された場合に、吸入側管部18に近接する部分(図2,図6〜図8で「ロ」の部分)が鉛直方向で最も低く、その蓋体38の中心側に位置する部分(図6,図8で「ト〜ワ」の部分)が鉛直方向で最も高くなるように形成されている。そして、それら両部分の間を繋ぐ中間部分(図6,図8で「ロ〜ホ」の部分)では、蓋体38の対向面38aの鉛直方向の高さが渦巻き溝40に沿って前記吸入側管部18に近接する部分(図6〜図8で「ロ」の部分)に向けて下り勾配を有するように形成されている。なお、図8は、蓋体38の基準面38bからの対向面38aの鉛直方向の高さの変化を示している。
On the other hand, as shown in FIGS. 2, 6, and 7, a
こうした蓋体38が前記ケーシング17に下方から取着されることによってケーシング17内に前記流路形成室33が形成された場合、その流路形成室33内には渦巻き壁39に沿って渦巻き状の延長流路部41が形成されることになる。すなわち、もし仮に、流路形成室33内に渦巻き壁39が形成されていない場合には、そのような流路形成室33と吸入側管部18とで構成される吸入側流路は屈曲状をなすことになり、その吸入側流路の流路全長は短いものとなる。これに対し、本実施形態の場合は、前記流路形成室33内に渦巻き状の延長流路部41が形成されたことにより、屈曲状の吸入側流路の場合よりも吸入側流路の流路全長が長くなる構成とされている。
When the flow
また、図2に示すように、前記蓋体38の下側には取付用蓋42がボルト43を介して締着されており、その取付用蓋42には負圧作動弁44が取り付けられている。この負圧作動弁44は、その一端側(図2では下端側)が大気に連通すると共に、その他端側(図2では上端側)が蓋体38に貫通形成された挿通孔45(図6参照)を介して流路形成室33内に臨むように設けられている。すなわち、本実施形態の場合、前記蓋体38には、図6に示すように、吸入側管部18に近接する部分(図6で「ロ」の部分)と羽根車36の回転中心Pに対応する部分との略中間位置(図6で「チ」の部分)に前記挿通孔45が形成されている。その結果、負圧作動弁44は、延長流路部41の略中間位置で前記吸入側流路内の負圧変化を検出して作動する構成とされている。
As shown in FIG. 2, a mounting
そこで次に、以上のように構成された本実施形態のポンプ装置15の作用を説明する。
さて、図1に示すように、浴槽11内に浴湯Wが貯留された状態において、ユーザーがポンプ装置15を起動させると、モータ16の駆動力で羽根車36が回転するため、吸入口13から浴湯Wが吸入側管部18を介してケーシング17の流路形成室33内に吸入される。すると、その浴湯Wは、流路形成室33内において、渦巻き壁39に沿う延長流路部41を通過して連通孔37から羽根車収容室35内へと流入し、その後、羽根車36の回転に伴い接続管17bを介して吐出側管部19へと送出される。
Next, the operation of the
As shown in FIG. 1, when the user activates the
そして、吐出側管部19に送出された浴湯Wは、更に吐出継手20へと送出され、その吐出継手20内を通過する際に空気吸入部21から取り込まれた外気が混入されることにより、気泡混じりの浴湯Wとなって吐出口14から浴槽11内へと吐出される。このようにして、ポンプ装置15がポンプ駆動される間、吸入口13からの浴湯Wの吸入と吐出口14からの気泡混じりの浴湯Wの吐出とが繰り返され、浴湯Wが浴槽11内とポンプ装置15内(吸入側流路→羽根車収容室36→吐出側流路)との間で循環される。
Then, the hot water W sent to the discharge
また、このような浴湯Wの循環中に、髪の毛などの異物が吸入口13に取り付けられた外側カバー32(又は内側カバー30)に付着して延長流路部41を含む吸入側流路内の負圧が大きくなると、負圧作動弁44が作動し、外気がポンプ装置15におけるケーシング17の流路形成室33内に取り込まれる。その結果、モータ16の駆動力に基づき羽根車36が回転することによるポンプ能力がダウンさせられ、吸入側流路内の負圧が低下し、吸入口13における外側カバー32(又は内側カバー30)にかかる負圧も低下する。したがって、浴槽11の内側から外側カバー32(又は内側カバー30)に付着した髪の毛などの異物が引き剥がしやすくなる。
Further, during the circulation of the bath water W, foreign matter such as hair adheres to the outer cover 32 (or the inner cover 30) attached to the
ところで、ユーザーにおいては、浴槽11の清掃メンテナンス等に際し、吸入口13の外側カバー32及び内側カバー30を取り外すことがある。すなわち、吸入側ボルト23の内側に付着した湯垢等を取り除こうとする場合には、着脱可能とされた外側カバー32のみならず、ドライバー等の工具を使用して内側カバー30まで取り外すことがある。そして、それらの取り外された外側カバー32及び内側カバー30については、清掃メンテナンスの終了後において元通りに取り付けられることが望ましい。しかしながら、ユーザーにおいては、一旦取り外した外側カバー32及び内側カバー30を取り付け忘れしたままで浴槽11に浴湯Wを張ってポンプ装置15をポンプ駆動させてしまうことがあり得る。
By the way, the user may remove the
こうした場合、浴槽11内の浴湯Wに浸かっている入浴者の髪の毛が吸入口13よりも下方に垂れるほど長い髪の毛であったりすると、吸入口13に外側カバー32及び内側カバー30が取り付けられていないことから、比較的容易に吸入側ボルト23の基端側開口部23aを介して浴湯Wと共にケーシング17の流路形成室33内に吸入される。ここで、もし仮に流路形成室33内に渦巻き壁39が設けられていない場合には、流路形成室33内に吸入された髪の毛は羽根車36の回転中心Pの位置に生じた渦流に引き込まれ、その位置で塊状に絡み合うことになる。または、連通孔37から羽根車収容室35内へと吸い込まれ、場合によっては羽根車36に絡んでしまうこともある。
In such a case, the
しかし、本実施形態の場合には、渦巻き壁39に沿う渦巻き状の延長流路部41により吸入口13から羽根車収容室35に至るまでの吸入側流路の流路全長が長くなっていることから、髪の毛が流路形成室33の中心部(連通孔37の直下位置)まで前記渦流の力で引き込まれることが好適に抑制される。しかも、髪の毛は、渦巻き状の延長流路部41を通過する場合、渦巻き壁39に沿って内側へ向かう浴湯Wの流れによって渦巻き壁39に張り付くようになるため、流れる途中で水流により踊らされて塊状に絡み合うようなことが好適に抑制される。
However, in the present embodiment, the entire length of the flow path of the suction side flow path from the
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)浴槽11内に臨む吸入口13からポンプ装置15内の羽根車収容室35に至るまでの吸入側流路(吸入側管部18及び流路形成室33)の流路全長が、延長流路部41を設けたことにより、従来のように吸入側流路が屈曲状をなす場合と異なり、長く確保されている。そのため、もし仮に吸入口13から入浴者の髪の毛が浴湯Wと共に吸入されたとしても、そのような髪の毛が羽根車36の回転中心Pの位置に生じた渦流に引き込まれて吸入側流路の内奥(流路形成室33の中心部)で塊状に絡まり合ったり、羽根車収容室35内に吸い込まれたりすることを抑制できる。したがって、入浴者の髪の毛が浴槽11内から吸入口13を介してポンプ駆動時に吸い込まれたとしても、比較的容易に吸入口13から再び引き出すことができる。
Therefore, in this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The total flow path length of the suction side flow path (suction
(2)吸入側流路の流路全長を長くする延長流路部41はケーシング17内に形成されている。すなわち、浴槽11の側壁12の外面側において、ケーシング17を平面視した場合に、そのケーシング17が浴槽11外で占有するスペースの範囲内に延長流路部41は形成されていることになる。したがって、浴槽11外のポンプ装置15の設置スペースを広げることなく、吸入側流路の流路全長を好適に長くすることができる。
(2) The
(3)吸入側流路の流路全長を長くする延長流路部41は渦巻き状をなしているため、この延長流路部41を通過する浴湯Wの流速を大幅に低下させることもない。したがって、ポンプ駆動に伴い浴湯Wをスムーズに循環させることができる。
(3) Since the extended
(4)延長流路部41は、ケーシング17の流路形成室33内に設けられた構成であるため、例えばケーシング17とは別体の取付ケーシングに延長流路部41を設けた場合には、その取付ケーシングの取り付け時に延長流路部41の吸入側及び吐出側に対する位置合せが面倒であるのに対し、そのような面倒な作業を回避することができる。
(4) Since the extended
(5)延長流路部41が羽根車36の回転中心Pに位置対応させた連通孔37を中心とする渦巻き壁39により形成されている。そのため、その延長流路部41を髪の毛が通過する場合、その髪の毛は渦巻き壁39に沿って内側へ向かう浴湯Wの流れによって渦巻き壁39の外側面に張り付くようになる。したがって、延長流路部41を通過する際に髪の毛が羽根車36の回転中心Pの位置に生じた渦流の影響により踊らされて塊状に絡み合うことを抑制できる。
(5) The extension
(6)ケーシング17に蓋体38を取着する際には、ケーシング17側に形成された渦巻き壁39を蓋体38側に形成された渦巻き溝40に嵌入させれば位置合せされた状態での取着作業が完了するため、ポンプ装置15の組み立て作業を容易に行うことができる。
(6) When the
(7)ケーシング17の下側から蓋体38が取着された状態において、ケーシング17側の隔壁34に対する蓋体38の対向面38aは、吸入口13側との連通部分、すなわち吸入側管部18に近接する部分(図6〜図8で「ロ」の部分)が鉛直方向で最も低くなるように構成されている。そのため、ポンプ駆動を停止した後において、浴槽11内の浴湯Wが図示しない排水口から落とされた場合に、流路形成室33内に残留していた浴湯Wを吸入口13側への下り勾配を利用して好適に排出することができる。
(7) In a state where the
(8)ポンプ駆動時に吸入口13に髪の毛などの異物が付着して吸入側流路(例えば、流路形成室33内の延長流路部41)の負圧が高くなった際には、負圧作動弁44の作動により吸入側流路内へ外気を取り込んでポンプ能力をダウンさせることで、吸入口13に付着した髪の毛などの異物を浴槽11の内側から容易に引き剥がすことができる。
(8) When foreign matter such as hair adheres to the
(9)しかも、こうした負圧作動弁44の取付位置に関しては、吸入側流路の流路全長が延長流路部41を含んで長くなったことにより、吸入口13に近い位置や羽根車36の回転中心Pに近い位置及びそれらの中間位置など任意の位置を選択できるようになった。したがって、モータ16の負荷能力などとの兼ね合いで負圧作動弁44の取付位置を選択することができ、設計自由度が向上するという効果もある。
(9) In addition, regarding the mounting position of the negative
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・負圧作動弁44の取付位置は蓋体38に対する挿通孔45の形成位置を変更することで、任意に変更可能である。
The above embodiment may be changed to another embodiment (another example) as follows.
The attachment position of the negative
・蓋体38の隔壁34に対する対向面38aは吸入口13側に下り勾配を有することなく平坦な構成であってもよい。また、渦巻き溝40に沿う延長流路部41の途中から吸入口13側との連通部分にかけての部分のみが下り勾配となるように傾斜している構成でなく、延長流路部41の全体が下流端から上流端に向けて下り勾配となるように傾斜させた構成であってもよい。
-The
・上記実施形態の場合とは逆に、ケーシング17における隔壁34の対向面34aに渦巻き溝40を形成し、蓋体38の隔壁34に対する対向面38aに渦巻き壁39を突出形成してもよい。または、隔壁34及び蓋体38の双方の対向面34a,38aに渦巻き溝40を形成し、別体で形成した渦巻き壁部材を各渦巻き溝40に嵌入させつつ隔壁34と蓋体38とで挟持するようにしてもよい。さらには、ケーシング17に対し蓋体38を一体化し、そのケーシング17内に渦巻き壁付きの流路形成室が内部に形成された別体構成の延長流路部構成部材を挿入するものであってもよい。
-Contrary to the case of the said embodiment, the
・ケーシング17において吸入側管部18と流路形成室33を構成する部分が、羽根車収容室35を形成する部分と別体構成で組み付け接合される構成であってもよい。
・延長流路部41は、吸入側管部18の下流側が渦巻き状をなすように延びて羽根車収容室35に連通孔37を介して連通接続されるものであってもよい。すなわち、延長流路部41は、渦巻き管で構成されてもよい。
In the
The
・延長流路部41は、流路形成室33内において渦巻き状ではなく、例えば蛇行状をなすように形成されたものであってもよい。
・延長流路部41は、浴槽11の外側でポンプ装置15の設置スペースに余裕がある等の場合には、ケーシング17の平面視での占有スペースを越える範囲まで及んでいてもよい。
-The extension
-When the installation space of the
また、以下に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について追記する。
・前記蓋体には、前記渦巻き状の延長流路部の流路方向に沿う任意の位置に挿通孔が形成され、この挿通孔を介して前記吸入側流路内の負圧変化に基づき開弁動作した場合に当該吸入側流路内に外気を流入させる負圧作動弁が取り付けられている請求項5〜請求項7のうち何れか一項に記載の浴槽直付け型液体循環ポンプ装置。
In addition, the technical idea that can be grasped from the above embodiment and other examples will be described below.
An insertion hole is formed in the lid body at an arbitrary position along the flow path direction of the spiral extension flow path portion, and is opened based on a negative pressure change in the suction side flow path through the insertion hole. The bathtub direct-attached type liquid circulation pump device according to any one of claims 5 to 7, further comprising a negative pressure operation valve that allows outside air to flow into the suction-side flow path when the valve is operated.
この技術的思想によれば、吸入側流路の流路全長が長いため、負圧作動弁の取付位置について任意の位置を選択できるようになり、ポンプ装置における設計自由度が向上する。 According to this technical idea, since the total length of the suction side flow path is long, an arbitrary position can be selected as the attachment position of the negative pressure operation valve, and the degree of design freedom in the pump device is improved.
11…浴槽、12…側壁、13…吸入口、14…吐出口、15…ポンプ装置(浴槽直付け型循環ポンプ装置)、16…モータ(ポンプ駆動源)、17…ケーシング(ポンプケーシング)、17b…吐出側流路を構成する接続管、18…吸入側流路を構成する吸入側管部、19…吐出側流路を構成する吐出側管部、20…吐出側流路を構成する吐出継手、33…吸入側流路を構成する流路形成室、34…隔壁、34a…対向面、35…羽根車収容室、36…羽根車、37…連通孔、38…蓋体、38a…対向面、39…渦巻き壁、40…渦巻き溝、41…延長流路部、44…負圧作動弁、45…挿通孔、P…回転中心、W…浴湯(液体)。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記吸入側流路は、その流路の途中に、前記吸入口と前記羽根車収容室との間を屈曲状に接続した場合よりも流路全長を長くする延長流路部を有している浴槽直付け型液体循環ポンプ装置。 The pump casing is directly attached to the outer surface of the side wall of the bathtub, and by rotating the impeller disposed in the impeller housing chamber of the pump casing based on the driving of the pump drive source, the liquid stored in the bathtub is From the suction port facing to the discharge port through the suction side flow channel to the discharge port facing the inside of the bathtub at a position different from the suction port from the impeller storage chamber through the discharge side flow channel In the bathtub direct-attached liquid circulation pump device that discharges into the bathtub from the discharge port,
The suction-side flow path has an extended flow path part in the middle of the flow path that makes the total length of the flow path longer than when the suction port and the impeller housing chamber are connected in a bent shape. Bath direct-mounted liquid circulation pump device.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113229974A (en) * | 2021-04-30 | 2021-08-10 | 深圳素士科技股份有限公司 | Pump case, pump module and oral care device |
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-
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- 2005-11-28 JP JP2005342777A patent/JP2007143888A/en active Pending
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