JP2007142663A - コンデンサマイクロホン用振動ユニット及びコンデンサマイクロホンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法は、基板上に分離層を形成する分離層形成工程と、前記分離層の上に絶縁振動膜を形成する絶縁振動膜形成工程と、前記絶縁振動膜及び前記基板から前記分離層を除去する分離層除去工程とを備える。
【選択図】図4
Description
そのうち、ツーウエハ法では、振動膜をその主体とする振動ユニットとバックプレートを別々のシリコンウエハに形成してから結合させ、その後ダイシングで独立のコンデンサマイクロホン用のキャパシタに分離する。また、シングルウエハ法では、シリコンウエハの積層体を形成した後、同じくダイシングで独立のコンデンサマイクロホン用のキャパシタに分離する。
100 電界効果トランジスタ
11 スペーサ形成溝
20 突起部
21 分離層
211 襞領域
212 スペーサ領域
22 犠牲層
4 コンデンサマイクロホン
41 凹部
42 振動空間
5 コンデンサケーシング
51 蓋体部
513 電気回路
52 環状壁体
523 下開口
524 上開口
61 バックプレート
62 エレクトレット
63 貫通孔
7 振動ユニット
71 スペーサ層
72 振動膜
721 襞エリア
722 電極形成エリア
731 金属層生成膜
732 電極層
Claims (15)
- 基板上に分離層を形成する分離層形成工程と、
前記分離層の上に絶縁振動膜を形成する絶縁振動膜形成工程と、
前記絶縁振動膜及び前記基板から前記分離層を除去する分離層除去工程と
を備えることを特徴とするコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。 - 前記分離層形成工程の前に、先に前記基板上にスペーサ形成溝を形成するスペーサ形成溝形成工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。
- 前記分離層形成工程の前に、先に前記基板上に、前記スペーサ形成溝に囲まれるように突起部パターンを形成する突起部パターン形成工程を更に備え、
前記分離層形成工程においては、前記分離層を前記基板上の露出面及び前記突起部パターンの輪郭面に沿うように上から覆って、前記突起部パターンをカバーした襞領域と該襞領域から前記スペーサ形成溝内に延伸したスペーサ領域とを有するように形成することを特徴とする請求項2に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。 - 前記絶縁振動膜形成工程の前に、前記スペーサ領域上に絶縁スペーサ層を前記スペーサ形成溝に充満するように形成する絶縁スペーサ層形成工程を更に備え、
また、前記絶縁振動膜形成工程においては、前記絶縁振動膜を前記分離層の前記襞領域及び前記スペーサ層の露出輪郭面に沿うように上から覆って、前記分離層の襞領域に重なった襞エリアと前記スペーサ領域に重なった電極形成エリアとを有するように形成することを特徴とする請求項3に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。 - 前記振動膜の襞エリアに犠牲層を形成する犠牲層形成工程を更に備えることを特徴とする請求項4に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。
- 前記振動膜の電極形成エリアに前記犠牲層を囲むように電極層を形成する電極層形成工程を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。
- 前記電極層形成工程と前記分離層除去工程との間に前記犠牲層を前記振動膜から除去する犠牲層除去工程を更に備えることを特徴とする請求項6に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。
- 前記分離層形成工程においてアルミニウムを使用し、また前記分離層除去工程においてウェットエッチング法を使用することを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。
- 前記突起部パターン形成工程においてアルミニウムを使用し、また前記分離層除去工程の後に、ウェットエッチング法で前記突起部パターンを基板から除去することを特徴とする請求項3に記載のコンデンサマイクロホン用振動ユニットの製造方法。
- 基板に襞領域と該襞領域を囲んだスペーサ領域とを有する分離層を形成する分離層形成工程と、
前記分離層のスペーサ領域に絶縁スペーサ層を形成する絶縁スペーサ層形成工程と、
前記分離層の前記襞領域と前記スペーサ層との上に、前記分離層のスペーサ領域に重なった電極形成エリアを有する絶縁振動膜を形成する絶縁振動膜形成工程と、
前記振動膜の前記電極形成エリアの上に電極層を形成する電極層形成工程と、
前記分離層を前記振動膜と前記基板とから除去する分離層除去工程とで振動ユニットを製造し、そして、
前記振動ユニットのスペーサ層と導電性バックプレートとの結合により、前記振動膜と前記バックプレートとの間に振動空間を形成し、前記バックプレートを電極とするとともに、前記振動ユニットと合わせてキャパシタとするキャパシタ形成工程と、
前記キャパシタをコンデンサケーシング内に取り付けるキャパシタ取付け工程とでコンデンサマイクロホンを製造することを特徴とするコンデンサマイクロホンの製造方法。 - 前記キャパシタ形成工程において、前記バックプレートとしてそれに複数の貫通孔が形成してあるものを使用し、
前記キャパシタ取付け工程において、前記コンデンサケーシングとしてその中に前記バックプレートの前記複数の貫通孔を経由して前記振動空間と連通している凹部があるものを使用し、
また、前記凹部内に電界効果トランジスタを前記キャパシタとインピーダンス変換作用を有する電気的結合になるように取り付けることを特徴とする請求項10に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。 - 前記振動ユニットの製造工程において、前記分離層形成工程の前に、前記基板上に突起部パターンを形成する突起部パターン形成工程を更に備え、
前記分離層形成工程においては、前記分離層を前記基板上の露出面及び前記突起部パターンの輪郭面に沿うように上から覆って、前記突起部パターンをカバーした襞領域と該襞領域から延伸してなるスペーサ領域とを有するように形成し、
前記絶縁振動膜形成工程においては、前記絶縁振動膜を前記分離層の前記襞領域及び前記スペーサ層の露出面の輪郭面に沿うように上から覆って、前記分離層の襞領域に重なった襞エリアと前記スペーサ領域に重なった電極形成エリアとを有するように形成することを特徴とする請求項10に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。 - 前記電極層形成工程の前に、前記振動膜における前記襞エリアに犠牲層を形成する犠牲層形成工程を更に備えることを特徴とする請求項12に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
- 前記電極層形成工程と前記分離層除去工程との間に前記犠牲層を前記振動膜から除去する犠牲層除去工程を更に備えることを特徴とする請求項13に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
- 前記突起部パターン形成工程においてアルミニウムを使用し、また前記分離層除去工程の後に、ウェットエッチング法で前記突起部パターンを除去ことを特徴とする請求項14に記載のコンデンサマイクロホンの製造方法。
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JP2005331938A JP2007142663A (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | コンデンサマイクロホン用振動ユニット及びコンデンサマイクロホンの製造方法 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
WO2009014118A1 (ja) * | 2007-07-24 | 2009-01-29 | Rohm Co., Ltd. | Memsセンサおよびmemsセンサの製造方法 |
JP2009028806A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Rohm Co Ltd | Memsセンサおよびmemsセンサの製造方法 |
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2005
- 2005-11-16 JP JP2005331938A patent/JP2007142663A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2009014118A1 (ja) * | 2007-07-24 | 2010-10-07 | ローム株式会社 | Memsセンサおよびmemsセンサの製造方法 |
US8723279B2 (en) | 2007-07-24 | 2014-05-13 | Rohm Co., Ltd. | MEMS sensor, and MEMS sensor manufacturing method |
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