JP2007139327A - 送風方向変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直接、手で操作することなく、所望方向に十分な風量を供給でき、送風範囲を自由に設定可能とする。
【解決手段】厚さ方向に所定間隔で並設される複数のガイド板62、及び、ガイド板62の両端部を一体化する支持板63を備え、ケーシング1内に回転可能に配設され、停止する送風位置によってガイド板62と支持板63とで形成された空気流路の傾斜角度を変更して送風方向を変更可能な送風方向変換手段5と、送風方向変換手段5を正逆回転駆動させる駆動手段と、送風方向変換手段5による送風方向を選択するための送風方向選択手段と、送風方向選択手段で選択された送風方向に基づいて、駆動手段を駆動制御することにより、送風方向変換手段5を、選択された送風方向に対応する送風位置にそれぞれ停止させる制御手段とを備えた構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、送風方向変換装置、特に、除湿機に使用される送風方向変換装置に関するものである。
従来、送風方向変換装置として、蓋に形成した通風枠部に主風向板を回転可能に設け、この主風向板に副風向板を回動可能に取り付けた構成のものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−251585号公報
しかしながら、前記送風方向変換装置では、外部に露出する部分に設けられているため、損傷しやすいという問題がある。そして、送風方向は、直接、手で主風向板や副風向板を掴んで回転させることにより変更する必要がある。しかも、送風方向を決定しても、構造上、十分な風量が得られなかったり、不要な箇所に送風されたりするという問題がある。また、送風方向変換装置を自動的に回転させる場合、一定範囲内のみで送風方向を変更できるだけである。
そこで、本発明は、直接、手で操作することなく、所望方向に十分な風量を供給でき、送風範囲を自由に設定可能な送風方向変換装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、厚さ方向に所定間隔で並設される複数のガイド板、及び、該ガイド板の両端部を一体化する支持板を備え、ケーシング内に回転可能に配設され、停止する送風位置によってガイド板と支持板とで形成された空気流路の傾斜角度を変更して送風方向を変更可能な送風方向変換手段と、該送風方向変換手段を正逆回転駆動させる駆動手段と、前記送風方向変換手段による送風方向を選択するための送風方向選択手段と、該送風方向選択手段で選択された送風方向に基づいて、駆動手段を駆動制御することにより、前記送風方向変換手段を、前記選択された送風方向に対応する送風位置にそれぞれ停止させる制御手段とを備えたものである。
この構成により、ケーシング内で送風方向変換手段を回転させれば、空気通路の傾斜角度が変化し、送風方向を変更することができる。そして、送風方向選択手段により送風方向を選択すれば、制御手段は、選択した送風方向への送風が得られるように送風方向変換手段を回転させ、その送風位置に停止させる。これにより、送風方向変換手段をケーシング内に配置しても、自由にしかも自動的に所望の送風方向を選択して送風することが可能となる。
前記送風方向選択手段は、前記送風方向変換手段を所定角度の範囲内で正逆回転させる範囲指定モードを選択可能であり、前記制御手段は、前記送風方向選択手段により範囲指定モードを選択された場合、前記駆動手段を駆動制御して、前記送風方向変換手段を、前記送風位置のうち、指定された範囲を区画する2箇所の送風位置の間で正逆回転させるのが好ましい。
この構成により、所定位置で送風可能なだけでなく、選択可能な送風位置のうち、任意の2箇所の送風位置の間で送風方向変換手段を正逆回転させることが可能となる。したがって、特定方向に送風するだけでなく、任意の範囲で送風することが可能となる。
前記送風方向変換手段のガイド板にストッパ部を形成し、前記ケーシングに、前記駆動手段により送風方向変換手段を正逆回転駆動することにより、前記ストッパ部が当接して回動範囲を第1送風位置と第2送風位置とにそれぞれ規制するストッパ受部を形成するのが好ましい。
この構成により、送風方向変換手段の回転範囲を強制的に規制することができる。
前記ガイド板の両側部は、仮想円筒空間の外周面に位置させるのが好ましい。
この構成により、送風方向変換手段を回転させて送風方向を変換するのに最も適した構成とすることができる。
前記送風方向変換手段のガイド板のうち、回転中心に位置する中央板に、仮想円筒空間の外周面を超えて外径側に突出する延設部を形成し、該延設部は、前記送風方向変換手段が第1送風位置又は第2送風位置のいずれか一方に位置決めされた状態で、前記中央板の片側のうち、いずれか一方に形成される空気通路を介してのみ空気を送風可能であるのが好ましい。
この構成により、強制的に送風方向を変換することができ、他に漏れ出る空気が発生することもない。
前記送風方向変換手段は、ガイド板によって形成される平行な空気通路のうち、一部に途中からガイド板に交差する方向に屈曲する方向変換部を形成され、該方向変換部は前記平行な空気通路の両側に開放する金型のみによって形成可能なアンダーカット部のない構造であるのが好ましい。
この構成により、送風方向変換手段を安価に量産可能となり、しかも成形品としての一体構造とすることができるので、強度面でも有利である。
前記制御手段は、送風方向を切り換える際、前記送風方向変換手段が第1送風位置又は第2送風位置のいずれにも位置していなければ、前記駆動手段を駆動制御して前記送風方向変換手段を、一旦、第1送風位置又は第2送風位置のいずれか一方に位置決めした後、選択された送風方向に回転させるのが好ましい。
この構成により、常に零点補正を行うことができ、送風方向変換手段の停止位置すなわち送風位置を正確なものとすることが可能となる。
前記ガイド板は、前記第2送風位置で外部からの異物の侵入を防止可能であり、前記制御手段は、オフ時、前記駆動手段を駆動制御して前記送風方向変換手段を、前記第2送風位置に位置決めするのが好ましい。
この構成により、オフ時に異物が内部に侵入して不具合を発生させることがなく、安心して使用することが可能となる。
本発明によれば、送風方向変換手段をケーシング内に配設することにより直接手で操作できないようにしたので、外力による損傷の恐れがない。また、送風方向変換手段を回転させるだけの簡単な機構により送風方向を変換できる。さらに、送風方向選択手段で送風方向を選択すれば、制御手段により駆動手段が駆動制御され、送風方向変換手段で選択した送風方向から自動的に送風させることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に従って説明する。
<全体構成>
図1は、本実施形態に係る除湿機の斜視図を示し、図2はその平面図を示す。この除湿機は、図3に示すように、ケーシング1内に除湿通路と再生通路を形成されている。
除湿通路には、メインファン2によって空気流れが形成される。すなわち、メインファン2を駆動すると、除湿通路内に周囲(ケーシング1の外部)の空気が取り込まれる。取り込まれた空気は、熱交換手段であるラジエータ3の外部を通過し、除湿手段である除湿ロータ4の一部で除湿された後、メインファン2から送風方向変換手段であるルーバー5を通過して周囲の所定方向に吹き出される。
再生通路には、サブファン6によって循環する空気の流れが形成される。すなわち、サブファン6から吹き出された空気は、加熱手段であるヒータ7で加熱され、前記除湿ロータ4の残りの部分を通過して再生させ、前記ラジエータ3の内部を通って凝縮された後、サブファン6に戻って循環する。
ラジエータ3内の凝縮水は、サブタンク8を介してメインタンク9に回収される。
制御部100では、図12に示すように、オン状態で、選択されたモードに応じて、ルーバー5の回転用モータ5A、メインファン2及びサブファン6の駆動用モータ2A及び6a、除湿ロータ4の回転用モータ4Aの回転数と、ヒータ用通電制御回路7Aを介してヒータ7への通電量とを制御する。また、水位検出手段9b及びタンク検出手段9cでの検出信号に基づいて、表示パネル制御回路24aを介して表示パネル24のタンク情報部35のLEDの点灯を制御したり、他の表示部の点灯を制御したりする。
<ケーシング>
ケーシング1は合成樹脂材料からなり、図1に示すように、筒状の胴部10と、この胴部10の上方開口部に装着される蓋部11と、下方開口部に装着される底部12とで構成されている。
胴部10の上方開口内部には、図3に示すように、第1仕切板13が設けられている。第1仕切板13には連通穴13aが形成され、その連通穴13aを覆うようにして、上面側には後述するメインファン2が配設されている。また、第1仕切板13の上面には、前記連通穴13aが形成された位置とは反対側に一対の支持壁14が形成されている。支持壁14には、後述するルーバー5が回転可能に支持されている。さらに、支持壁14を形成された位置から先の部分には、斜め下方に向かって延びる傾斜面15(ここでは、水平面に対して45度)が形成されている。
胴部10の下半部前面側には、開口部10aが形成され、その内部には第2仕切板16によってメインタンク9を収容するためのタンク収容部17が形成されている。第2仕切板16の上面には、後述するサブタンク8が形成されている。
胴部10の下半部側面及び背面の一部には、外表面から所定寸法窪んだ凹所18が形成されている。凹所18の上方部分には、側面と、ガイド壁19cによって仕切られた内方底面とに、周囲の空気を取り込むための空気吸込口19a及び19bがそれぞれ形成されている。凹所18はフィルタを取り付けたカバー20で覆われる。空気吸込口19a,19bは、格子状に形成され、凹所18からカバー20を取り外した状態で、内部に異物を挿入できないようになっている。空気吸込口19a,19bの近傍内側には、湿度センサ21が配設されている。凹所18は、空気吸込口19a,19bから周囲の空気を吸い込む際、凹所18を介して下方側からも吸い込むことを可能とする。これにより、吸込時の空気の流動抵抗の緩和が図られている。また、ガイド壁19cによって空気吸込口19bから吸い込めるのは、凹所18の下方側からに制限されている。これにより、カバー20に取り付けたフィルタを全体に亘ってほぼ均等に使用することができ、長寿命化が図られている。
蓋部11は、図2に示すように、背面側に吹出口22を形成されている。吹出口22は格子状に形成され、内部に異物が侵入しにくい構造となっている。また、吹出口22には、図1に示すように、排気ダクト部材67が着脱可能となっている。排気ダクト部材67には、図示しない補助具を接続してブーツ等の乾燥に利用する。蓋部11の内部には、ルーバー5よりも空気流れの上流側(例えば、前記第1仕切板13)に温度センサ23が配設されている。
また、蓋部11には、図2に示すように、表示パネル24が設けられている。表示パネル24は、図4に示すように、各種スイッチと表示部とを備えている。
スイッチは、ルーバー方向切替スイッチ25、オートルーバー切/入スイッチ26、除湿スイッチ27、乾燥スイッチ28、運転切/入スイッチ29、切タイマースイッチ30で構成されている。
ルーバー方向切替スイッチ25は、押圧する回数によって送風パターン(ここでは、6つ)を選択可能となっている。また、ルーバー方向切替スイッチ25の近傍3箇所にはLED25a,25b,25cが設けられ、前記各送風パターンに対応して点灯パターン(点灯位置)が変更されるようになっている。これら選択可能な送風方向とLED25a,25b,25cの点灯状態を表1に示す。なお、送風及び点灯パターンは、ルーバー方向切替スイッチ25を1回押す毎に、表1の上から順に下方のパターンへと変化し、下向きの次は再び全方向に復帰する。
Figure 2007139327
そして、選択された送風方向が複数の方向に跨っている場合、それらの送風方向を示す全てのLED25a,25b,25cが点灯し、現在送風中の方向を示すLEDは点滅する(あるいは色を変えてもよい)。例えば、全方向が選択されている場合、全てのLED25a,25b,25cが点灯する。そして、上方向に送風されている状態では、その位置のLED25aのみが点滅状態となる。これにより、ユーザーは一目で送風範囲と、現在の送風方向とを把握することが可能となる。
オートルーバー切/入スイッチ26は、ルーバー5を自動的に回転させるか、停止させるかを選択するためのものである。ユーザーが送風方向を所望の位置に固定したければ、ルーバー5を自動回転させて送風方向が目的の方向となった時点で、オートルーバー切/入スイッチ26を押して「切」とすればよい。
なお、除湿スイッチ27は、除湿モードを選択するためのスイッチである。ここでは、「自動標準」「強」「静音」の3つのモードを選択可能となっている。「自動標準」モードを選択した場合、湿度センサ21での検出湿度に基づいて、メインファン2の回転及びヒータ7への通電が制御される。ヒータ7はデューティ制御される(オンとオフを繰り返す)。乾燥スイッチ28は、洗濯物やブーツ等を乾燥させる際に使用するモードを選択するためのスイッチである。乾燥スイッチ28を操作した場合、ヒータ7はオン状態を維持する。運転切/入スイッチ29は、電源のオン・オフを行うためのメインスイッチである。切タイマースイッチ30は、除湿機の運転を開始してから自動的に停止させるまでの時間を設定するためのスイッチである。
表示部は、湿度モニター部31、送風モード部32、乾燥モード部33、タイマー部34、タンク情報部35で構成されている。湿度モニター部31は、「高湿」、「適湿」、「低湿」の3段階でLEDの点灯位置を変更して湿度状態を知らせる。送風モード部32は、「自動標準」、「強」、「静音」の3段階でLEDの点灯位置を変更して送風状態を知らせる。乾燥モード部33は、乾燥スイッチ28の押圧回数(1〜6回)で、「速乾」、「節電」「夜干し」、「布団」、「靴・ブーツ」、「運動靴」の6つの乾燥モードを順次選択できるように構成されている(7回目の押圧で「速乾」に復帰する。)。タイマー部34は、運転開始から何時間後に運転を停止するのかを示すもので、ここでは、切タイマースイッチ30の押圧回数(1〜4回)で、「1」「2」「4」「6」の4つの時間を順次選択できるようになっている(5回目の押圧で「1」に復帰する。)。タンク情報部35は、LEDの表示色の違いで、緑色の場合には「満水」、赤色の場合には「タンクなし」をそれぞれ示す。
<ラジエータ>
ラジエータ3は、図7乃至図9に示すように、略同一形状の第1ラジエータ部36及び第2ラジエータ部37で構成されている。ラジエータ3を2つのラジエータ部で構成することにより、十分に表面積を増大させることが可能となっている。但し、3つ以上のラジエータ部で構成することも可能である。各ラジエータ部は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂材料を真空成形又は圧空成形し、得られた2枚のパネルを貼り合わせることにより形成される。ここでは、ラジエータ3を構成する合成樹脂の肉厚は1mm以下に抑えられ、内外を通過する空気間での熱交換性能が高められている。また、貼り合わせ部分が側方に延設されて遮蔽板として機能する遮蔽部3aとなっている。すなわち、ケーシング1内にラジエータ3を組み付けた際、除湿通路内でラジエータ3の外部を流動する空気を全て除湿ロータ4へと導く。
第1ラジエータ部36は、中空で、両パネルの両端側の対向位置には、第1入口38及び第1出口39と、第2入口40及び第2出口41とがそれぞれ形成されている。入口及び出口の開口縁部にはシール部42が設けられている。シール部42は、ニトリルゴム(EPDM)、シリコンゴム等のシール材料を環状としたもので、開口縁部に貼着される。また、入口及び出口の周囲には、後述する第1シール部材48の筒状部48bが位置決めされるガイド孔43aと、後述する通路部材50へのネジ止めのためのネジ孔43bとがそれぞれ形成されている。また、後述する縦長連通部44の一部が広げられ、ガイド孔43aと同様に、第1シール部材48の筒状部48bが位置決めされるようになっている。
また、第1ラジエータ部36には、入口38と出口41の間に、複数の縦長連通部44が並設されている。各縦長連通部44には、内面の一部に内側に迫り出すシート状部45が形成されている。シート状部45は、後述するネジ止めの際、ネジの頭部と第1シール部材48の筒状部48bとの間に挟持される。縦長連通部44は、表面積を増大させ、内部を流れる高温・高湿の空気と、外部を流れる低温の空気との間で熱交換を促進させるために設けられている。縦長連通部44は、位置a,bの2箇所で側部に接近し、これらの位置a,bでの空気の流れを抑制する。したがって、入口から侵入した空気は内部空間を略N字形に流動し、ほぼ全領域で熱交換が行われる。
さらに、第1ラジエータ部36には、上面1箇所に流水孔36aが、下面2箇所に流出孔46がそれぞれ形成されている。流水孔36aには、後述するサブファン6からの凝縮水が流入する。流出孔46は、第1ラジエータ部36の内部で発生した凝縮水を第2ラジエータ部37へと流動させるためのものである。各流出孔46の開口縁部には、前記同様、シール部42が貼着されている。また、各流出孔46の近傍には、ガイド孔47aと、遮蔽板に形成されるネジ孔47bとがそれぞれ設けられている。
第2ラジエータ部37は、第1ラジエータ部36とほぼ同様な構成である。第2ラジエータ部37には、第1ラジエータ部36の第1出口39及び第2入口40にそれぞれ接続される入口37a及び出口37bのほかに、第1ラジエータ部36の流出孔46が連通する流入孔37cが形成されている。各流入孔37cの開口縁は筒状に形成され、後述する第2シール部材49の筒状部49bに係合して位置決め可能となっている。また、第2ラジエータ部37には、後述するサブタンク8に接続される筒状流出部37dが形成されている。
また、入口と出口、及び、流出孔46と流入孔の各接続部分には、第1シール部材48及び第2シール部材49がそれぞれ配設される。
第1シール部材48は、図7及び図8に示すように、環状部48aと、この環状部48aの外周部に3箇所等分で配置した筒状部48bとからなる。環状部48aの上面は、前記第1ラジエータ部36の第1出口39(又は第2入口40)の周囲に貼着したシール部42に面接触する。また、環状部48aの下面は、前記第2ラジエータ部37の入口37a(又は37b)の周囲に貼着したシール部42に面接触する。筒状部48bは、各ラジエータ部36,37に形成したガイド孔43aと、縦長連通部44の広げられた部分とにそれぞれ位置決めされる。そして、筒状部48bには、後述するように、ラジエータ3に通路部材50を固定するためのネジが挿通する。
第2シール部材49は、図7及び図8に示すように、棒状で、その両端側に、環状部49aと、この環状部49aの両側に位置する筒状部49bとをそれぞれ形成したものである。環状部49aの上面は、第1ラジエータ部36の流出孔46の周囲に面接触する。また、環状部49aの下面は、第2ラジエータ部37の流入孔37cの周囲に面接触する。筒状部49bは、各ラジエータ部36,37に形成したガイド孔47aにそれぞれ位置決めされ、遮蔽部3aの間に挟持され、前記遮蔽部3aの一部に形成されたネジ孔47bを介してラジエータ3に通路部材50を固定するためのネジが挿通する。
第1ラジエータ部36の第1入口38及び第2出口41には通路部材50がそれぞれ接続される。通路部材50は、大径部51、中径部52及び小径部53からなる2段構造である。大径部51の端面は、後述するようにラジエータ3を水平面に位置する第1仕切板13に対して傾斜させて取り付けるために斜めに形成されている。大径部51の外周部3箇所には、周方向にほぼ均等にネジ止め部54が形成されている。ネジ止め部54には、前記第1シール部材48の各筒状部48bに挿通させたネジが螺合される。また、大径部51の外周部3箇所には、前記ネジ止め部54の中間位置に固定用延設部55が形成されている。各固定用延設部55には貫通孔が形成され、通路部材50を前記ケーシング1に設けた第2仕切板16にネジ止め可能である。中径部52は、外周面に開口部が形成され、入口から挿入されて第1ラジエータ部36の内部に位置決めされる。小径部53は、中径部52と同様に、外周面に開口部が形成され、第1ラジエータ部36の出口から突出し、第2ラジエータ部37の内部に位置決めされる。
前記構成のラジエータ3は、次のようにして組み立てる。すなわち、第1ラジエータ部36と第2ラジエータ部37との間に第1シール部材48及び第2シール部材49を配設する。このとき、第1シール部材48の筒状部48bを各ラジエータ部36,37のガイド孔43a及び縦長連通部44の広げられた部分にそれぞれ位置決めする。そして、第1ラジエータ部36の第1入口38及び第2出口41に通路部材50をそれぞれ配設する。通路部材50は、ネジ止め部54をガイド孔43a及び縦長連通部44に位置させ、シート状部45を介して第1シール部材48の筒状部48bに対峙させた状態とする。一方、第2シール部材49の環状部49aに、第1ラジエータ部36の流出孔46と第2ラジエータ部37の流入孔37cを位置させる。また、筒状部49bを第1ラジエータ部36及び第2ラジエータ部37の各ガイド孔47aに位置させる。
そして、第2ラジエータ部37の下面側からガイド孔43a及び縦長連通部44にネジを挿入し、第1シール部材48の筒状部48bを介して通路部材50のネジ止め部54に螺合する。ネジを締め付けると、ネジの頭部と第1シール部材48の筒状部48bとの間に、第2ラジエータ部37の縦長連通部44内に形成されたシート状部45が挟持される。また、筒状部48bと、通路部材50のネジ止め部54との間に、第1ラジエータ部36の縦長連通部44に形成されたシート状部45が挟持される。第2シール部材49は、環状部49aを第1ラジエータ部36及び第2ラジエータ部37によって挟持された状態となる。
このように組み立てられたラジエータ3では、ネジの締め付けによって、ラジエータ3を構成する部分に比べて十分に強度の大きな部材、すなわち、第1シール部材48の筒状部48b、及び、通路部材50のネジ止め部54によって厚み方向に各ラジエータ部を予め設定した寸法で高精度に組み立てることができる。したがって、第1シール部材48と第2シール部材49の環状部48aと49aと各ラジエータ部36,37のシール部42との間に所望の圧接力を得ることができ、ラジエータ3を構成する各部品の気密性が良好なものとなる。そして、これらを1ユニットとして取り扱い、気密試験をこの組立状態で行うことができる。このため、ケーシング1への組付後に、ラジエータ3で空気が流動する接続部分の気密性が損なわれることがない。つまり、気密試験の結果をそのまま製品に反映させることが可能となる。また、3箇所のみのネジ止めでよく、組立時間を短縮化できる。しかも、一部で縦長連通部44を利用しているので、ラジエータ3にネジ止め等のための余分な構造をそれほど追加する必要もない。特に、ネジ止めを2箇所で行うようにすれば、より一層この効果は顕著なものとなる。但し、気密性の観点のみから見れば、4箇所以上であっても構わない。
気密試験の済んだラジエータ3は、ケーシング1内に取り付けた第1仕切板13にネジ孔43bを介してネジ止めにより固定される。固定されたラジエータ3は、水平面に対して流出孔46が下方側に位置するように傾斜する(ここでは、11度)。これにより、凝縮水をスムーズにサブタンク8へと流下させることが可能となる。
<除湿ロータ>
除湿ロータ4は、図3に示すように、ロータ本体56を保持部材57によって保持した円板状のものである。ロータ本体56には、ゼオライトやシリカゲル等を結合させたセラミックハニカムが使用されている。除湿ロータ4は、第1仕切板13と第2仕切板16の間で、ケーシング1内を上下に分離する第3仕切板68の上面に設けられている。保持部材57は、除湿ロータ4の上面のうち、1/4の領域に対応する部分が略扇型形状に膨出したヒータ収容室58となっており、残る3/4の領域はロータ本体56に通風可能に開口し、除湿通路内に位置している。ヒータ収容室58は、後述するサブファン6が収容されるサブファンケース65に接続され、内部には後述するヒータ7が収容されている。そして、運転切/入スイッチ29を操作して運転状態とすると、モータ4Aが駆動し、保持部材57内でロータ本体56が所定速度で回転するようになっている。
<メインファン>
メインファン2は、図3に示すように、メインファンケース59内にメインシロッコファン60をモータ2Aにより回転駆動可能に設けたものである。メインシロッコファン60を回転させると、中央部の吸込口から空気が吸い込まれ、メインファンケース59内で渦流となって吹出口22から吹き出される。吹出口22の内面に形成される上壁は斜め下方に突出するストッパ受部61となっている。ストッパ受部61には、後述するルーバー5のストッパ部5a及び後述する延設部62aが当接することによりルーバー5の回転が規制されるようになっている。
<ルーバー>
ルーバー5は、図3に示すように、所定間隔で配設したガイド板62の両端部に円形状の支持板63を一体化した構成である。但し、ガイド板62の中間部分も適宜支持板63によって補強されている。
ガイド板62は、図10に示すように、中央部の1枚(中央板62A)が最も大きく、その側縁部の一方が両側の支持板63の間に形成される仮想円筒空間からはみ出す延設部62aとなっている。この延設部62aが、後述するように、ストッパ及び遮蔽板として機能する。
また、中央板62Aの側縁部の他方には空気流れを斜めに向かわせる送風方向変換部64が設けられている。送風方向変換部64は、空気の流れをスムーズに変換できるように、中央板62Aとの接続部分が湾曲している。残るガイド板62は、その両側縁が、前記仮想円筒空間の外周に位置している。
中央板62Aの一方の片側に位置する第1ガイド板62B及び第2ガイド板62Cは、平行に配置され、中央板62Aに対して平行な空気流れを形成する。中央板62Aの他方の片側に位置する第3ガイド板62D及び第4ガイド板62Eは、仮想円筒空間の中心位置までは平行となっている。第3ガイド板62Dは、仮想円筒空間の中心位置から先の部分が前記送風方向変換部64と平行な送風方向変換部64となっている。第4ガイド板62Eは、仮想円筒空間の中心位置から先の部分が直交する方向に延在するストッパ部5aとなっている。
支持板63は、外面中央部に軸部(図示せず)が形成され、ケーシング1に形成した支持壁14に回転自在に支持される。一方の軸部には図示しないギアを介してモータ5Aの駆動力が伝達するようになっている。モータ5Aには、正逆回転駆動可能なサーボモータやステッピングモータが使用されている。
前記ルーバー5は、図11に示すように、アンダーカット部がないため、金型A及び金型Bを開閉させるだけで成形加工することが可能である。したがって、金型の作成費用を低減でき、安価に製作することが可能である。また、無理のない構造であるので、強度面でも優れている。
そして、前記構成のルーバー5は、斜め下方45度から鉛直上方までの135度の範囲で回転し、所定の送風位置で停止するか、あるいは、任意の2箇所の送風位置の間で正逆回転することにより送風方向を切り替える。
ルーバー方向切替スイッチ25を操作して下方向を選択すると、ルーバー5は、図10(a)に示すように、延設部62aがケーシング1内に固定されるメインファンケース59のストッパ受部61に当接するまで時計回り方向に回転し、初期位置(下方送風位置)に位置決めされる。この下方送風位置では、メインファン2からの空気が、中央板62Aと第1及び第2ガイド板62Bによって形成される平行な空気流路のみを流動し、送風方向は斜め下方45度となる。
ルーバー方向切替スイッチ25を操作して上方向を選択すると、ルーバー5は、図10(b)に示すように、ストッパ部がストッパ受部61に当接するまで反時計回り方向に回転し、上方送風位置に位置決めされる。この上方送風位置では、メインファン2からの空気が、中央板62Aと第3及び第4ガイド板62D及び62Eによって形成される空気流路のみを流動し、送風方向は鉛直上方となる。
ルーバー方向切替スイッチ25を操作して水平方向を選択すると、ルーバー5は、図10(c)に示すように、水平位置に位置決めさる。
また、ルーバー5は、ルーバー方向切替スイッチ25を操作して上・水平方向を選択すると、図10(b)と図10(c)の間で正逆回転し、水平・下方向を選択すると、図10(a)と図10(b)の間で正逆回転し、全方向を選択すると、図10(a)と図10(b)の間で正逆回転する。
<サブファン>
サブファン6は、前記メインファン2と同様に、サブファンケース65内にサブシロッコファン66をモータにより回転駆動可能に設けた構成である。図示しない空気吸込口は、第1ラジエータ部36の第2出口41に接続され、空気吹出口は、ヒータ収容室58に接続されている。サブファンケース65には、排水部65aが形成されている。排水部65aは、先端に向かうに従って徐々に断面積が小さくなる円錐状に形成されている。排水部65aは、除湿機にサブファン6を組み付けた状態で、最も低くなる位置に配置され、第2ラジエータ部37の流水孔36aに接続される。
サブファン6の配設位置を変更する場合、他の構成部品との兼ね合いもあるが、ほぼ全領域で、その下方側にラジエータ3が位置する。したがって、サブファンケース65内で発生した凝縮水は、排水部65aを介して確実にラジエータ3へと流下させることができる。つまり、設計する上で、凝縮水の排水位置に頭を悩ますこともなく、サブファン6の配設位置を決定することができる。
<ヒータ>
ヒータ7には、巻回したコイルが使用され、図示しない電源からの供給電力により、ヒータ用電力制御回路7aによって電力制御されて発熱する。ヒータ7は、除湿ロータ4の保持部材57に形成したヒータ収容室58内に配設され、再生通路を通過する空気を加熱して除湿ロータ4に供給するほか、除湿ロータ4を直接加熱する。これにより、除湿ロータ4に吸湿された水分を蒸発させることができ、除湿ロータ4の吸湿能力を回復させることが可能となっている。
<サブタンク>
サブタンク8は、ケーシング1からメインタンク9を取り外した際でも、凝縮水がこぼれ落ちないようにするための従来周知の一時貯留用タンクで、前記ケーシング1に設けた第2仕切板16の上面に形成されている。サブタンク8の上面には、前記第2ラジエータ部37に設けた筒状流出部が接続される流入孔が形成されている。また、サブタンク8の底面すなわち第2仕切板16の底面には、タンク収容部17にメインタンク9が収容されたときにのみ排水孔を開放するための開閉弁が設けられている。
<メインタンク>
メインタンク9は、上方が開口する箱状で、前面には指で掴み、ケーシング1のタンク収容部17から引っ張り出すための係止凹部9aが形成されている。メインタンク9の内部には、フローティング方式の水位検出手段9bが設けられている。そして、この水位検出手段9bによって満水が検出されれば、タンク情報部35のLEDが緑色で点灯されるようになっている。また、メインタンク9がタンク収容部17に収容されているか否かは、タンク収容部17内に設けたタンク検出手段9cによって検出され、収容されていなければ、タンク情報部35のLEDが赤色で点灯されるようになっている。
<動作>
次に、前記構成の除湿機の動作について説明する。
運転切/入スイッチ29が押され、オン状態となれば、各スイッチで選択されたモードに応じて、ルーバー5の回転用モータ、メインファン2及びサブファン6の駆動用モータ、除湿ロータ4の回転用モータの回転数と、ヒータ7への通電量とを制御する。
ルーバー方向切替スイッチ25の操作により送風方向が選択された場合、まず、選択された送風方向の如何に拘わらず、回転用モータを駆動し、ルーバー5を図10中時計回り方向に回転させる。回転時間は、前回のルーバー5の停止位置に拘わらず、中央板62Aの延設部62aがストッパ受部61に確実に当接してそれ以上の回転を阻止される時間としている。これにより、ルーバー5は、送風方向を変更する前に、必ず、図10(a)に示す初期位置(下位置)に位置決めされる。したがって、万一、前回の停止位置からルーバー5が回転していたとしても、いわゆる初期化が行われるので、位置ずれする心配がない。そして、選択された送風方向が得られるように、回転用モータを駆動制御してルーバー5を回転させる。
選択された方向が単一方向(上、水平、下)であれば、ルーバー5を該当する位置で停止させるが、複数方向(全、上・水平、水平・下)であれば、選択された方向に応じてルーバー5を正逆回転させる。このとき、選択された方向のLEDを点灯させると共に、現在ルーバーが回転している位置でのLEDを点滅状態とする。これにより、ユーザーは、点灯位置でルーバー5の回動範囲すなわち選択した送風パターンを確認することができる。また、点滅位置で現在の送風方向が分かる。LEDの点滅位置を確認しながら、あるいは、実際の送風方向を確認しながら、オートルーバー切/入スイッチ26を操作すれば、ルーバー5を所望の位置で停止させることも可能である。
なお、除湿スイッチ27、乾燥スイッチ28、切タイマースイッチ30を操作した場合の制御については、従来周知のものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本実施形態に係る除湿機の斜視図である。 図1の平面図である。 図2のI−I線断面図である。 図2の表示部を示す図である。 ルーバー部分を露出させた状態での部分斜視図である。 ラジエータの斜視図である。 上方側から見たラジエータの分解斜視図である。 下方側から見たラジエータの分解斜視図である。 ラジエータの正面図である。 ルーバーを停止させる各送風位置を示す断面図である。 ルーバーを成形加工する際の金型形状を示す断面図である。 本実施形態に係る除湿機の制御機構を示すブロック図である。
符号の説明
1…ケーシング
2…メインファン
3…ラジエータ
4…除湿ロータ
5…ルーバー(送風方向変換手段)
6…サブファン
7…ヒータ
8…サブタンク
9…メインタンク
10…胴部
11…蓋部
12…底部
13…第1仕切板
14…支持壁
15…傾斜面
16…第2仕切板
17…タンク収容部
18…凹所
19…空気吸込口
20…カバー
21…湿度センサ
22…吹出口
23…温度センサ
24…表示パネル
25…ルーバー方向切替スイッチ(送風方向選択手段)
26…オートルーバー切/入スイッチ
27…除湿スイッチ
28…乾燥スイッチ
29…運転切/入スイッチ
30…切タイマースイッチ
31…湿度モニター部
32…送風モード部
33…乾燥モード部
34…タイマー部
35…タンク情報部
36…第1ラジエータ部
37…第2ラジエータ部
38…第1入口
39…第1出口
40…第2入口
41…第2出口
42…シール部
43…ガイド孔
44…縦長連通部
45…シート状部
46…流出孔
47…ガイド凹部
48…第1シール部材
49…第2シール部材
50…通路部材
51…大径部
52…中径部
53…小径部
54…ネジ止め部
55…固定用延設部
56…ロータ本体
57…保持部材
58…ヒータ収容室
59…メインファンケース
60…メインシロッコファン
61…ストッパ受部
62…ガイド板
63…支持板
64…送風方向変換部
65…サブファンケース
66…サブシロッコファン
67…排気ダクト部材
100…制御部

Claims (8)

  1. 厚さ方向に所定間隔で並設される複数のガイド板、及び、該ガイド板の両端部を一体化する支持板を備え、ケーシング内に回転可能に配設され、停止する送風位置によってガイド板と支持板とで形成された空気流路の傾斜角度を変更して送風方向を変更可能な送風方向変換手段と、
    該送風方向変換手段を正逆回転駆動させる駆動手段と、
    前記送風方向変換手段による送風方向を選択するための送風方向選択手段と、
    該送風方向選択手段で選択された送風方向に基づいて、駆動手段を駆動制御することにより、前記送風方向変換手段を、前記選択された送風方向に対応する送風位置にそれぞれ停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする送風方向変換装置。
  2. 前記送風方向選択手段は、前記送風方向変換手段を所定角度の範囲内で正逆回転させる範囲指定モードを選択可能であり、
    前記制御手段は、前記送風方向選択手段により範囲指定モードを選択された場合、前記駆動手段を駆動制御して、前記送風方向変換手段を、前記送風位置のうち、指定された範囲を区画する2箇所の送風位置の間で正逆回転させることを特徴とする請求項1に記載の送風方向変換装置。
  3. 前記送風方向変換手段のガイド板にストッパ部を形成し、
    前記ケーシングに、前記駆動手段により送風方向変換手段を正逆回転駆動することにより、前記ストッパ部が当接して回動範囲を第1送風位置と第2送風位置とにそれぞれ規制するストッパ受部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の送風方向変換装置。
  4. 前記ガイド板の両側部は、仮想円筒空間の外周面に位置させたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の送風方向変換装置。
  5. 前記送風方向変換手段のガイド板のうち、回転中心に位置する中央板に、仮想円筒空間の外周面を超えて外径側に突出する延設部を形成し、該延設部は、前記送風方向変換手段が第1送風位置又は第2送風位置のいずれか一方に位置決めされた状態で、前記中央板の片側のうち、いずれか一方に形成される空気通路を介してのみ空気を送風可能であることを特徴とする請求項4に記載の送風方向変換装置。
  6. 前記送風方向変換手段は、ガイド板によって形成される平行な空気通路のうち、一部に途中からガイド板に交差する方向に屈曲する方向変換部を形成され、該方向変換部は前記平行な空気通路の両側に開放する金型のみによって形成可能なアンダーカット部のない構造であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の送風方向変換装置。
  7. 前記制御手段は、送風方向を切り換える際、前記送風方向変換手段が第1送風位置又は第2送風位置のいずれにも位置していなければ、前記駆動手段を駆動制御して前記送風方向変換手段を、一旦、第1送風位置又は第2送風位置のいずれか一方に位置決めした後、選択された送風方向に回転させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の送風方向変換装置。
  8. 前記ガイド板は、前記第2送風位置で外部からの異物の侵入を防止可能であり、
    前記制御手段は、オフ時、前記駆動手段を駆動制御して前記送風方向変換手段を、前記第2送風位置に位置決めすることを特徴とする請求項3に記載の送風方向変換装置。
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