JP2007135201A - ユーザ別のインタリーバを有する送信機、受信機および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ別のインタリーバに対する効率的な複数インターリーバ設計を持つ送信機、受信機、送受信方法およびコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】ユーザ別のインタリーバ(324)を備えた、受信機への送信に適した複数の情報ブロックを含む情報を生成する送信機を開示する。該ユーザ別のインタリーバ(324)は、複数のユーザに共通の、情報ブロックをインタリーブする共通インタリーバ(312)と、ユーザ別のやり方で情報ブロックを並べ替えるユーザ別の並べ替え手段(316.1〜316.D)とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線多重アクセススキーム、例えば符号分割多重アクセス(CDMA)またはインタリーブ分割多重アクセス(IDMA)の分野に関する。
近年、ターボ原理(turbo principle)に基づいた反復スキーム(iterative scheme)が、検出およびデコード化、イコライゼーションなどの多くの研究分野で研究されている。反復マルチユーザ検出は、特にCDMAの分野で重点的に研究されている。この反復マルチユーザ検出は、マルチユーザ検出器(MUD)と、マルチユーザ向けの独立した最大事後的確率(maximum a posteriori probability:MAP)デコーダのバンク(bank)とを含んでいる。多重アクセス干渉(MAI)およびシンボル間干渉(ISI)は、反復的なやり方で緩和される。マルチユーザ検出器および最大事後的確率デコーダ(maximum a posteriori decoder)は共に、数回の反復中に相互にソフトな情報を交換するソフトインソフトアウト(SISO)ブロックである。このような反復受信機において、インタリーバは重要な役割を果たす。例えばユーザごとに、ユーザ別のインタリーバを用いたチャネルコード化の後、送信機がビットストリームをインタリーブする場合、性能が一般的に向上することが文献に記されている。
知る限りでは、一般的にこのようなシステムのためのインタリーバは、ランダムに選択されるものであり、複数のインタリーバの設計に関する論文は非常に少ない。例えば、非特許文献1および非特許文献2がある。それに対し、ターボコードに対する単一のインタリーバの設計については比較的多くの研究結果がある。
IDMAシステムはCDMAと密接に関連しているものの、ユーザは、ユーザごとの(user−distinct)インタリーバによってのみ区別される。従って、複数のインタリーバの設計は、CDMAよりもIDMAの場合にさらに重要である。例えば、IDMAは、非特許文献3〜5に記載されている。
標準的なCDMAシステムやIDMAシステムについて図9a〜図9cを参照して説明する。
図9aは、畳み込みエンコーダ912と、ユーザごとつまりユーザ別のインタリーバΠk914と、シンボルマッパ916と、コードスプレッダ918とを備えた標準的なCDMA送信機を示している。送信機において、ユーザk(k=1、…、K)の情報ビットb(k)は、レートRcで畳み込みエンコーダ912によってコード化される。コード化されたビットCnm (k)は、畳み込みエンコーダ912から出力され、ユーザ別のインタリーバΠk914によりインタリーブされ、続いてシンボルマッパ916によりシンボルSn (k)にマッピングされ、コードスプレッダ918により拡散(spreading)コードun (k)で拡散される。K人のユーザからの信号xj (k)は、チャネルに向けて送信される。
図9bは、畳み込みエンコーダ912と、繰返しエンコーダ913と、ユーザ別のインタリーバΠk914と、シンボルマッパ916と、任意のユーザ別の第2のインタリーバΠ’k920とを備えた標準的なIDMA送信機を示している。IDMA送信機において、ユーザk(k=1、…、K)の情報ビットb(k)は、畳み込みエンコーダ912によりレートRcでコード化され、続いて繰返しエンコーダ913によりレートRrで繰返しコード化される。繰返しエンコーダ913から出力されたコード化ビットCnm (k)は、ユーザ別のインタリーバΠk914によりインタリーブされ、シンボルマッパ916により変調アルファベット(modulation alphabet)やシンボルsn (k)にマッピングされる。第2のインタリーバΠ’k920は、送信前に適用してもよいが、以下では議論しない。
チャネルは、有限長インパルス応答フィルタ(FIRフィルタ)で表現またはモデル化できる。
図9cは標準的な受信機を示している。これは、反復的なやり方でマルチユーザ検出およびデコード化を適用するCDMAおよびIDMAに類似している。共通の受信機構造は、マルチユーザ検出器(MUD)930と、各ユーザのためのユーザ別の反復処理回路とを有する反復的なマルチユーザ検出回路を表している。ここで、各マルチユーザ別の反復処理回路は、最大事後的確率(MAP)デコーダ932と、マルチユーザ検出器930から最大事後的確率デコーダ932へのフォワード信号パス936内にあるユーザ別のデインタリーバΠk -1934および第1のノード935と、最大事後的確率デコーダ932からマルチユーザ検出器930へのバックワード信号パス938内にある第2のノード937およびユーザ別のインタリーバΠk914とを備えている。
ユーザ別のデインタリーバΠk -1934の入力信号は、第1のノード935において、マルチユーザ検出器930の出力信号からユーザ別のインタリーバΠk914の出力信号を減じることによって生成される。ユーザ別のインタリーバΠk914の入力信号は、第2のノード937において、最大事後的確率デコーダ932の出力信号からユーザ別のデインタリーバΠk -1934の出力信号を減じることによって生成される。
マルチユーザ検出器は、デコーダからの先験的対数尤度比(a priori log−likelihood ratio)に基づいて、コード化ビットに対する事後的対数尤度比(a posteriori log−likelihood ratio)(事後的LLR)を計算する。事後的対数尤度比から先験的対数尤度比(先験的LLR)を減じた後、コード化ビットに関する外在的な(extrinsic)情報がデインタリーブされ、デコーダに送られる。IDMAのマルチユーザ検出器は比較的単純である。IDMAのマルチユーザ検出器に関する詳細な説明は、例えば非特許文献3および非特許文献5に記載されている。
情報ビットは畳み込みコード、続いて繰返しコードによってコード化される。最大事後的確率(MAP)デコード化は2つのパーツを含んでいる。1つ目は、1/Rrごとに対数尤度比を単純に合計する繰返しコードのデコード化であり、2つ目は、例えば非特許文献6に記載されている標準的な機能による畳み込みコードのデコード化である。最大事後的確率(MAP)デコーダ932からの畳み込みコードのソフトな出力は、先験的対数尤度比を減じ、インタリーブの後に繰返しコード化され、マルチユーザ検出器(MUD)930に送られる。以下、ユーザごとの複数のインタリーバΠk914の生成に焦点を当てて説明する。
ターボコードの場合の単一のインタリーバの構成や設計は、近年比較的盛んに研究されており、多くの提案が文献に記載されている。ここで、2つの提案を簡潔に概観する。
1つ目は、非特許文献7に記載されているUMTSインタリーバであり、2つ目は、非特許文献8に記載されているディザゴールデンインタリーバ(dithered golden interleaver)である。
UMTSターボインタリーバは、いくつかのステップを伴う。入力ビットは行ごとに矩形行列に読み込まれ、この矩形行列において行内および行間の並べ替えが実行される。並べ替えの後、ビットは矩形行列から列ごとに読み出される。これらの動作は全て、非特許文献7に詳細に記載されており、所与のインタリーバサイズに依存する。
非特許文献8に記載されているディザゴールデンインタリーバは、付加的なランダム性を伴う正規な構造である。インタリーバサイズがNのインデックスは、以下の値をソートすることにより計算される。
Figure 2007135201
ここで、sは任意の実数の開始インデックス(real starting index)であり、d(n)は、0とNWとの間の一様分布から生成されるn番目のディザコンポーネントであり、Wはディザ分布の正規化幅である。実数値cは以下のように計算される。
Figure 2007135201
ここで、
Figure 2007135201
はゴールデンセクション値(golden section value)であり、mはゼロより大きな任意の正の整数であり、rは最大限に拡散される隣接した要素(nearby element)間の間隔を表すインデックスであり、qはrを法とする任意の整数である(非特許文献8参照)。典型的な実施について非特許文献8に示されているように、パラメータs=0、m=1、q=0、r=1、w=0.01を以下のシミュレーションで使用する。
単一のインタリーバ設計とは対照的に、複数のインタリーバに関する研究はほとんど行われていなかった(非特許文献1および2参照)。非特許文献1には、インタリーバがその数学的な取扱い易さゆえに合同インタリーバ(congruential interleaver)に限定される畳み込みコード化CDMAシステムの場合の複数のインタリーバを見出すために、ある基準が提案されている。この考えは、(全ユーザに共通の)ある自由距離を有する所与の畳み込みコードに対し、ユーザ別の合同インタリーバを選択することである。その結果、得られたインタリーバがインタリーブの後に、理想的には単一のユーザの性能に匹敵する自由距離に近い、コードについての良好な漸近距離を提供できる。この方法は、ユーザが多い場合に極めて集中的なコンピュータ検索を必要とする。
非特許文献2には、一連のインタリーバの利点についていくつかの経験的基準が提案されている。第1のアプローチは、非特許文献1と同様に、インタリーブ後のユーザのコードワードが可能な限り互いに異なるものとなるようにインタリーバを見出すことである。非特許文献2に記されているように、最適なインタリーバを構成するための決定的な方法は提供されていない。そして、見出すインタリーバの対象は、複数の合同インタリーバの選択が容易なものとなるように、インタリーバサイズが素数であることが求められる合同インタリーバに限定される。第2の基準として、対数尤度比(LLR)の相関を考慮した反復デコード化適合性基準が提案されているが、これはユーザが2人の場合のみに限定されている。さらに、第2の基準に基づいた良好なインタリーバを生成するための決定的な方法は提供されていないため、集中的なコンピュータ検索が必要となる。
従来技術を要約すると、インタリーバやインタリーバアルゴリズムを表すのに大量のデータが必要であると言える。フレームサイズnに対してnlog2(n)ビットが必要となる単純な実施を仮定し、例えば情報ビット2.048のブロック、1/2畳み込みコードおよび1/16繰返しコードを伴うIDMAの場合、コード化後にフレームサイズがn=65.536ビットとなり、さらにインタリーバを表現するためにnlog2(n)=1Mビットをもたらす。
K人のユーザのそれぞれはユーザ別のインタリーバを必要とするため、正常な動作のために多数のインタリーバが必要であることと、それぞれのインタリーバが種々のパラメータ、例えばフレームやパケットサイズおよびコード化レートに依存していることとをさらに考慮すると、大量のメモリと高い処理能力とのうちのいずれかまたは両方が必要となることが容易に分かる。
文献の多くが、例えばターボコードの場合の単一のインタリーバの設計について議論しているが、複数のインタリーバの設計に関する文献はほとんどない。複数のインタリーバの設計に関して、多くの文献に記載されているインタリーバは完全にランダムに選択される。従って、上記の従来技術に基づいて複数のインタリーバを定義するためには、集中的な検索および最適化が必要である。他方、これら複数のインタリーバがランダムに選択されると、実際のシステムはこのようなインタリーバを生成するために明確に定義された手段および方法を必要とするため、実際のシステムには適していない。
S.Brueck、U.Sorger、S.Gligorevic、N.Stolte、「Interleaving for outer convolutional codes in DS−CDMA systems」、IEEE Transactions on Communications,vol.48,no.7,pp.1100−1107,July 2000 A.Tarable、G.Montorsi、S.Benedetto、「Analysis and design of interleavers for iterative multi−user receivers in coded CDMA systems」、IEEE Transactions on Information Theory,vol.51,no.5,pp.1650−1666,May 2005 L.Ping、L.Liu、K.Y.Wu、W.K.Leung、「Interleave−division multipleaccess」、IEEE Transaction on Wireless Communications H.Schoeneich、P.A.Hoeher、「Adaptive interleave−division multiple access−a potential air interface for 4G bearer services and wireless LANs」、in Proc.1st IEEE and IFIP Int.Conf.on Wireless and Optical Communications and Networks(WOCN‘2004)、June 2004,pp.179−182 K.Kusume、G.Bauch、「CDMA and IDMA:Iterative multi−user detections for near−far asynchronous communications」、in Proc.IEEE Int.Symposium on Personal,Indoor and Mobile Radio Communications(PIMRC2005)、September2005 L.R.Bahl、J.Cocke、F.Jelinek、J.Raviv、「Optimal decoding of linear codes for minimizing symbol error rate」、IEEE Transactions on Information Theory,vol.20,no.2,pp.284−287,March、1974 3G TS 25.212、「3rd generation partnership project;technical specification group radio access network;multiplexing and channel coding(FDD)(release 1999)」、March、2000 S.Crozier、J.Lodge、P.Guinand、A.Hunt、「Performance of turbocodes with relative prime and golden interleaving strategies」、in Proceedings of the International Mobile Satellite Conference,1999,pp.268−275
本発明の目的は、ユーザ別(user−specific)のインタリーバに対する効率的な複数のインタリーバ設計を持つ送信機、受信機、送受信方法およびコンピュータプログラムを提供することである。
この目的は、請求項1または5に記載の送信機、請求項7または9に記載の受信機、請求項11に記載の送信方法、請求項12に記載の情報を反復的に処理する方法、請求項13に記載のユーザ別のインタリーバパラメータを交換する方法および請求項14に記載のコンピュータプログラムによって達成される。
本発明は、ユーザ別のインタリーバを備えた、受信機への送信に適した複数の情報ブロックを含む情報を生成する送信機を提供する。前記ユーザ別のインタリーバは、情報ブロックをインタリーブするための、複数のユーザに共通の共通インタリーバと、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるユーザ別の並べ替え手段とを備える。
本発明はさらに、ユーザ別のインタリーブアルゴリズムを実行するユーザ別のインタリーバを備えた、受信機への送信に適した複数の情報ブロックを含む情報を生成する送信機を提供する。前記ユーザ別のインタリーバは、情報ブロックをインタリーブするための、複数のユーザに共通の共通インタリーバと、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるユーザ別の並べ替え手段とにより得られるインタリーブに等しい、該情報ブロックに対するユーザ別のインタリーブをもたらす。
本発明は、ユーザ別のやり方でインタリーブされた情報を反復処理する受信機を提供する。該受信機は、フォワード信号パスにおけるユーザ別のデインタリーバと、バックワード信号パスにおけるユーザ別のインタリーバとを有する反復マルチユーザ検出回路を備える。各ユーザ別のインタリーバは、情報ブロックをインタリーブするための、複数のユーザに共通の共通インタリーバと、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるためのユーザ別の並べ替え手段とを備える。各ユーザ別のデインタリーバは、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるための、ユーザ別の第2の並べ替え手段と、情報ブロックをデインタリーブするための、複数のユーザに共通の共通デインタリーバとを備える。
本発明はさらに、ユーザ別のやり方でインタリーブされた情報を反復処理する受信機を提供する。該受信機は、フォワード信号パスにおけるユーザ別のデインタリーバと、バックワード信号パスにおけるユーザ別のインタリーバとを有する反復的マルチユーザ検出回路を備える。各ユーザ別のデインタリーバは、ユーザ別のデインタリーブアルゴリズムを実行する。該ユーザ別のデインタリーバは、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるための、ユーザ別の第1の並べ替え手段と、情報ブロックをデインタリーブするための、複数のユーザに共通の共通インタリーバとにより得られるユーザ別のデインタリーブに等しい、該情報ブロックに対するユーザ別のデインタリーブをもたらす。該ユーザ別のインタリーバは、ユーザ別のインタリーブアルゴリズムを実行する。さらに、該ユーザ別のインタリーバは、情報ブロックをインタリーブするための、複数のユーザに共通の共通インタリーバと、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるための、ユーザ別の並べ替え手段とにより得られるユーザ別のインタリーブに等しい、該情報ブロックに対するユーザ別のインタリーブをもたらす。
本発明は、複数の情報ブロックを含む情報を受信機に送信する方法を提供する。該方法は、複数のユーザに共通の、情報ブロックを共通にインタリーブするステップを含む、情報ブロックをユーザ別のやり方でインタリーブするステップと、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるステップとを含む。
本発明は、ユーザ別のやり方でインタリーブされた情報を反復処理する方法を提供する。該方法は、フォワード信号処理における、ユーザ別のやり方でデインタリーブするステップと、バックワード信号処理における、ユーザ別のやり方でインタリーブするステップとを実行するための反復的なマルチユーザ検出を行うステップを含む。ユーザ別のやり方でインタリーブするステップは、複数のユーザに共通の、情報ブロックを共通にインタリーブするステップと、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるステップとを含む。ユーザ別のやり方でデインタリーブするステップは、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるステップと、複数のユーザに共通の、情報ブロックを共通にデインタリーブするステップとを含む。
本発明は、請求項1または5に記載の送信機と、請求項7または9に記載の受信機との間でユーザ別のインタリーバパラメータを交換する方法を提供する。該方法は、該送信機において該ユーザ別のインタリーバパラメータをランダムに生成するステップと、該ユーザ別のインタリーバパラメータを該送信機から該受信機に送信するステップと、該受信機において受信したユーザ別のインタリーバパラメータを評価するステップと、受信したユーザ別のインタリーバパラメータが、別のユーザに対するユーザ別のインタリーバパラメータと干渉する場合は、該ユーザ別のインタリーブパラメータを拒絶し、そうでない場合は、該ユーザ別のインタリーブパラメータを受理するステップとを含む。ここで、該ユーザ別のインタリーバパラメータは、該送信機と該受信機との間で該ユーザ別のインタリーブパラメータを更新する頻度に関する情報を含む。
さらに本発明は、コンピュータ上で、本発明に係る方法のうちの1つを実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムを提供する。
本発明は、全ユーザに共通の共通インタリーバをインタリーブに使用する場合に、あるユーザ別の遅延がユーザの区別の点ですでに有用であるという見地に基づいている。このユーザ別の遅延はユーザの区別には効果的であるが、ユーザの送信タイミングをコントロールするのは一般的に難しい。従って、ユーザの送信タイミングをコントロールするのではなく、複数のユーザに共通の共通インタリーバに加えて、類推による、ユーザ別の循環遅延(cyclic delay)が一例として研究されている。
本発明に係る送信機、受信機および方法は、ユーザ別のインタリーバを含むか、またはこれに基づいている。このユーザ別のインタリーバは、インタリーブ処理の結果が、共通インタリーブと付加的なユーザ別の並べ替えとによるインタリーブに等しくなるように、情報ブロックをインタリーブする。これは、2つの連続する処理ステップ、すなわち、共通インタリーバにより情報ブロックをインタリーブするステップと、さらに情報ブロックを並べ替えるステップとを実行するか、または付加的なユーザ別の並べ替えの共通インタリーバおよびパラメータから、単一の処理ステップにおける上述した2つの個別のステップと同一のインタリーブ結果を生成するユーザ別のインタリーバを導き出すことにより達成可能である。
送信機、受信機および方法の好ましい実施形態は、特徴的な処理ステップの上記コンビネーションのうちの2つまたは3つ、すなわち共通インタリーブおよび並べ替え、または共通インタリーバおよびユーザ別の並べ替え手段のうちの2つまたは3つの各ユニットと同じインタリーブ結果を提供するユーザ別のインタリーブを含むか、またはこれに基づいている。さらに、これは、4回または6回の特徴的な処理ステップを実行するか、または単一のステップにおいて同一のインタリーブ結果を提供するユーザ別のインタリーブアルゴリズムを導き出すことによって達成可能である。ユーザ別のやり方でインタリーブするステップに対するそれぞれの並べ替えは、同じでも異なってもよい。送信機、受信機または方法のさらなる好ましい実施形態は、付加的な並べ替えとして、1回または複数回の巡回シフト(cyclic shifts)を実行する。
本発明は、特にセルラーシステムおよびアドホックネットワークのような分散システムのアップリンクにおいて利用できる。この場合、複数のユーザは、共通の頻度リソースに同時にアクセスする。
本発明に係る方法は、多数のユーザと、畳み込みコードおよび繰返しコードの様々なレートとに対する複数のインタリーバを生成するための計算はほとんど必要ない。単一の共通インタリーバに基づいているため、頻繁に研究されている単一のインタリーバを容易に利用でき、これらのうちの一部はすでに標準化システムで実施されており、使用可能である。さらに、多数のインタリーバをサポートするための付加的な記憶装置は必要ない。例えば、たった数回の巡回シフトが各インタリーバを決定するため、トランシーバ間での情報交換はほとんど必要ない。本発明に係る方法のこれら好ましい特性は全て、トランシーバ間における複数のインタリーバの厳密な管理および割当が困難なものとなる分散システムにおいても好都合である。このようなシナリオにおいては、インタリーバの配分を管理せずに、今までに説明した戦略に基づいてランダムに選択されたインタリーバは、関連するトランシーバ間の同意があった場合のみ使用可能である。さらに、インタリーバは時間とともに頻繁に更新することができるため、インタリーバの衝突を回避することができる。このようなインタリーバの頻繁な更新は、例えば、関連する全てのトランシーバがインタリーバを更新するために数回のランダムな巡回シフトを生成することによるランダムシード(random seed)を交換することにより実現できる。
本発明の好ましい実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
非特許文献1および2とは異なり、本発明は、複数のインタリーバの最適化を意図するものではない。上記アプローチはむしろ、以下に説明する所見に基づいた経験上の設計である。ユーザの区別、特にユーザ非同期の影響について最初に研究されている。言い換えれば、ユーザの非同期送信が対象となっている。このため、以下に説明するコンピュータシミュレーションを実行する。
図9a〜9cに基づいて議論したように、信号xj (k)は、マルチパスチャネルを介して送信される。このマルチパスチャネルは、ユーザ別のチャネルタップを用いて重み付けがなされているvk+1個のチャネルを表現するためのvk個の遅延要素を有する有限インパルス応答フィルタによってモデル化できる。次いで多重アクセスマルチパスチャネルは、前記有限インパルス応答フィルタによってモデル化されたユーザ別のマルチパスチャネルの出力を重畳(superposing)し、ガウスノイズを付加することによってモデル化される。受信信号yjは以下のように表される。
Figure 2007135201
ここで、τkはユーザ別の遅延であり、gk、1およびvkはそれぞれ、ユーザkのマルチパスチャネルの複素数値チャネルタップおよびメモリである。複素数値ノイズは、ゼロ平均ガウス分布であって実次元(real dimension)あたりN0/2の分散を有するηjによって表される。
図9a〜9cを参照すると、フレーム長128の情報ビットは、生成多項式[23、35]8を有する、レートRc=1/2、メモリ4の標準的な畳み込みコードによってコード化される。畳み込みエンコーダのトレリスは、4個の付加的な終端ビットを必要として終端し、264個のコード化ビットが得られる。コード化ビットはさらに、1056個のコード化ビットを与える、レートRr=1/4の繰返しコードによってコード化される。従って、得られるインタリーバサイズは1056である。0および1の数がバランスのとれたものとなるように、繰返しコードは、全ユーザに対し交番ビット(alternating bit)、つまり0→0101および1→1010を生成することに注意しなければならない。
図1aは、同期を取って送信する共通インタリーバ102を伴ってチャネルにアクセスするK=4人のユーザに対する、加法性ノイズ104を有する多重アクセスチャネルのモデルを示している。
図1bは、図1aと同じシナリオを示している。ここで、ユーザごとにユーザ別の遅延τ1106.1〜τ4106.4が付加されている。
図1cおよび図1dは、6回の反復後の加法性白色ガウスノイズ(AWGN)チャネルに対するIDMAのビットエラーレート(BER)性能を示している。x軸は、dB単位のビットEb/N0あたりの信号対ノイズ比(SNR)を表し、y軸は、ビットエラーレート(BER)を表している。
コード化は、1/2畳み込みコード化および1/2繰返しコード化を含み、コード化ビットは、BPSK(Binary Phase Shift Keying:二位相偏移変調)変調される。K=4人のユーザは、同期を取って送信する場合は、図1cに示されている結果となり、図1bに示されているようにユーザ別の遅延τk=k−1を有した非同期の場合の結果は図1dに示されている。
図1cおよび図1dの各シナリオにおいて、ユーザごとの複数のランダムインタリーバまたは全ユーザに共通の、単一の共通ランダムインタリーバのいずれかを使用する2つの場合について性能が示されている。図1cにおいて、プロット112はランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット114は、図1aにおけるユーザ別の遅延のない共通ランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。プロット122はランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示し、プロット124は、図1bにおけるユーザ別の遅延を有する共通ランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。
インタリーバは一様分布からランダムに生成され、送信フレームごとに新たに生成される。K人のユーザに対するユーザごとの複数のランダムインタリーバは、互いに独立して生成される。ユーザ同期の場合に単一の共通インタリーバを使用すると、反復しても性能が向上しないのに対し、ユーザ非同期でユーザ別の遅延がτk=k−1である場合、性能は、ユーザごとの複数のインタリーバと同じぐらい良好であることがわかる。
図2aは、ユーザ同期の送信の場合に、加法性ノイズを有する多重アクセスマルチパスチャネルをモデル化するために、ユーザ別のマルチパス特性108.1〜18.4を付加した、図1aと同様の多重アクセスチャネルを示している。
図2bは、ユーザ非同期送信の場合に、ユーザ別の遅延と、加法性ノイズを有する多重アクセスマルチパスチャネルとを有するシナリオをモデル化するために、ユーザ別のマルチパス特性108.1〜108.4を付加した、図1bと同様のユーザ別の遅延106.1〜106.4および多重アクセスチャネルを伴うシナリオを示している。
図2cおよび図2dは、K=4人のユーザが、同期的(図2a参照)、またはユーザ別の遅延τk=k−1を伴って非同期的(図2b参照)に送信を行う場合に、4回の反復した後の、マルチパスチャネルについてのIDMAのビットエラーレート性能を示している。コード化は、1/2畳み込みコードおよび1/4繰返しコードを含む。コード化ビットはBPSK変調される。チャネル遅延はK=4人の全ユーザについてvk=7と設定される。チャネルタップは、均一な電力遅延プロファイルを有するゼロ平均ガウス分布から生成され、つまりE[?gk12]=1/(vk+1)=1/8である。x軸は、dB単位でビットEb/N0あたりの信号対ノイズ比(SNR)を表し、y軸は、ビットエラーレート(BER)を表している。
図2cおよび図2dの両方において、ユーザ別の複数のランダムインタリーバ、またはユーザ別の遅延を有する全ユーザに共通の、単一の共通ランダムインタリーバのいずれかが使用される2つの場合についてビットエラーレート性能が示されている。図2cにおいて、プロット212はランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示し、プロット214は共通ランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。図2dにおいて、プロット222はランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示し、プロット224は、共通ランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。
加法性白色ガウスノイズチャネルに対し、完全にユーザの同期を取った場合の前例(図1c参照)とは対照的に、ユーザの同期を取った場合はユーザ独立なマルチパスチャネルにより、単一の共通インタリーバを使用しても十分ではないが(図2a参照)、ユーザは依然として区別できる。性能は、ユーザ別の遅延τk=k−1により向上する(図2d参照)。
上記所見から、ユーザ別のある遅延は、ユーザの区別の点で有用であると結論付けられる。これは、インタリーバサイクルがシフトされると、ユーザのデインタリーブが他のユーザの当初のシーケンス順序を回復せず、このためユーザの信号がある程度互いに効果的に無相関になるという事実による。この所見に基づいて、複数のインタリーバを生成するための効率的な方法が図3a〜3eに要約されている。
図3aは、共通インタリーバΠ312およびユーザ別の遅延τk314を有するユーザ別のインタリーバのシステムを示している。図3aはさらに、ユーザ別の遅延τ1を有するユーザK=1の信号と、ユーザ別の遅延τ2を有するユーザ2の同一の信号315.2とを示している。ここでユーザ別の遅延τ1およびτ2は等しくないため、Δτ=τ1−τ2の遅延差をもたらす。
ユーザ遅延はユーザの区別に効果的であるが、例えばセルラーシステムや、アドホックネットワークのような分散システムのアップリンクにおいてユーザの送信タイミングをコントロールするのは一般的に難しい。従って、本発明は、ユーザの送信タイミングや遅延をコントロールするのではなく、例えば巡回シフトを類推して利用する。これは図3bに示されている。
図3bは、ユーザ別のインタリーバΠk318を形成する共通インタリーバΠ312と、ユーザ別の巡回シフトΔk (c)316とのコンビネーションまたはシーケンスを示している。図3bはさらに、巡回シフトΔ1 (c)のユーザK=1の信号319.1と、巡回シフトΔ2 (c)のユーザK=2の信号319.2とを示している。ここでユーザ別の遅延Δ1 (c)およびΔ2 (c)は等しくない。
しかしながら、あるユーザ遅延を用いたコンピュータシミュレーションからわかるように、単一の循環遅延のみではユーザを区別するのに十分ではないことがある。従って、図3cに示されているようなユーザ別のインタリーバを構成するために、中間に配置された共通インタリーバを伴う複数回の巡回シフト、つまりそれぞれ共通インタリーバおよびユーザ別の巡回シフトを備えたコンビネーションまたはユニットのシーケンスを提案する。
図3cは、コンビネーション322.1〜322.Dのシーケンスを示している。ここでDは、それぞれ同じ共通インタリーバΠ312とユーザ別の巡回シフト316とを備える連続したコンビネーション322の数である。これら複数の循環遅延Δk、1(c)316.1〜316.Dは、ユーザ別のインタリーバΠk324を形成するコンビネーション322.1〜ΔkD (c)322.Dごとに異なっていてもよい。
以下のシミュレーション結果からわかるように、2回または3回のみの巡回シフト、つまり共通インタリーバおよびユーザ別の巡回シフトのコンビネーションは、良好にユーザを区別するのに十分である。
図3dは、図3b内の対応するユーザ別のインタリーバΠk318のリバースまたはインバースアルゴリズムを実行するユーザ別のデインタリーバΠk -1358の同等の実施例を示す。従って、ユーザ別のデインタリーバΠk -1358は、図3bの巡回シフトΔk (c)316によって実行される巡回シフトに対応した巡回インバースシフトを実行する巡回デシフタ(deshifter)Δk (-c)356と、図3b内の共通インタリーバΠ312によって実行されるインタリーブに対応したデインタリーブを実行する共通デインタリーバΠ-1352とを備えている。巡回インバースシフトおよびデインタリーブの独特の動作は、図3bに示されているようなインタリーブし巡回シフトを行うステップと比較して、リバースしたやり方または方針で実行される。
図3eは、図3c内のユーザ別のインタリーバΠk324に対応するユーザ別のデインタリーバΠk -1364の可能な実施例や信号フローを示している。図3cのユーザ別のインタリーバΠk324と同様に、ユーザ別のデインタリーバΠk -1364は、コンビネーション362.1〜362.Dのシーケンスを備えている。しかしながら、これらのコンビネーションは相応して、ユーザ別のインバートされた巡回シフト、つまり巡回デシフトΔk、1(-c)316.1〜ΔkD (-c)316.Dと、共通デインタリーバΠ-1352とを備えている。図3dに記載されているように、ユーザ別のデインタリーブは、インタリーブ処理を印バースしたやり方で実行することと言える。したがって、ユーザ別の巡回インバースシフトΔkD (-c)316.Dは、ユーザ別の巡回インバースシフトΔk、1(-c)366.1に至るまでユーザ別の巡回シフトΔkD (c)316.Dなどのインバース操作を実行し、共通デインタリーバΠ-1312は、図3c内の共通インタリーバΠ312により実行されるインタリーブに対応するデインタリーブを実行し、これらのステップを図3cとは逆の方針またはやり方で処理する。言い換えると、ユーザ別のデインタリーバΠk -1358、364は、ユーザ別のインタリーバΠk318、324によるインタリーブを実行しない。
本発明の好ましい実施形態では、図3b〜3dからわかるように、ユーザ別のインタリーブおよびユーザ別のデインタリーブは、個々のステップのシーケンスとしては処理されない。しかしながら、例えば巡回シフトの回数および各巡回シフトが含むビットシフト数といったビューパラメータのみに基づいて、共通インタリーバΠk318、324を伴う送信機または受信機によって計算される。これは例えば、単一の処理ステップで同じインタリーブ結果を生むユーザ別のインタリーバΠk318、324を導き出すために、送信機と受信機との間で交換される。
例えば、共通インタリーバΠがインデックス[351624]によって決まり、ユーザ別の巡回シフトΔk、1およびΔk、2がそれぞれ1回および3回であるユーザ別のインタリーバΠk=Δk、2ΠΔk、1Πについて考える。ユーザ別のインタリーブを単一の処理ステップで実行するそれぞれのΠkまたはアルゴリズムを決定するインデックスを取得または計算するためには、3つのステップがある。第1のステップは、インデックス[516243]をもたらす巡回シフトΔk、1である。次いで、インデックスはΠによりインタリーブされ(並べ替えられ)、[645312]となる。最後に、インデックスはΔk、2として巡回シフトが行われ、[312645]となる。この処理は1回だけ実行すべきであり、得られたインデックスは、ユーザ別のインタリーバΠkのインタリーブに関するルールまたはアルゴリズムとして使用できる。
特定のインタリーバに対応するデインタリーバを導き出すための方法は、共通インタリーバまたはユーザ別のインタリーバに対するものであるかどうかとは別として、当業者には既知であるため、これ以上議論しない。
図4は、図9bに示されている送信機に類似した、本発明に係るIDMA送信機の好ましい実施形態を示している。コンビネーション322.1〜322.Dのシーケンスは、送信機の好ましい実施形態が2〜3個のコンビネーション322を備えることと、本発明に係るユーザ別のインタリーバが、単一の処理ステップでユーザ別のインタリーブを実行するユーザ別のインタリーバ、または共通インタリーブおよびユーザ別の巡回シフトを含む特定の処理ステップのシーケンスとして実施可能であることとを明確に示している。これに応じて、本発明に係る受信機も示すことができる。
本発明は、上記のように、生成するためにほとんど計算を必要としないユーザ別のインタリーバおよびデインタリーバを設計および定義するための効率的かつ極めて簡単な方法を提供するという利点を有する。さらに、設計の基礎として単一の共通インタリーバのみが必要となるため、頻繁に研究されている単一のインタリーバの利用が可能となり、さらなる記憶装置を必要としない。
本発明は、多数のインタリーバをサポートする。つまり、以下に示すように多数の周知のインタリーバとともに使用できる。最終的に、送信機と受信機との間で交換されるデータ量は最小となり、それゆえインタリーバ情報やインタリーバ識別子(ID)の交換は容易である。
提案した戦略を評価するために、図1a〜1dおよび図2a〜2dと同じようにパラメータを設定してコンピュータシミュレーションを実行した。原則として、任意のインタリーバを単一の共通インタリーバとして使用できる。ここで、UMTSターボインタリーバ(UMTS:Universal Mobile Telecommunication Standard)および上記のディザゴールデンインタリーバは一例に過ぎない。
図5aは、加法性白色ガウスノイズに対するIDMAビットエラーレート性能を示している。図5bは、1/2畳み込みコード、1/4繰返しコード、バイナリ位相シフトキーイングによる、マルチパスチャネルに対するビットエラーレート性能を示している。ここでK=4人のユーザは同期を取っている。つまりτk=0、∀kである。x軸は、ビットEb/N0あたりの信号対ノイズ比(SNR)をdB単位で表しており、y軸は、ビットエラーレート(BER)を表している。
巡回シフトが0とN−1との間の一様分布から独立かつランダムに生成されるものとなるように、複数のインタリーバを生成するためにユーザ別の2回の巡回シフトを使用する。ここでNは情報ブロックのブロック長を表す。これら巡回シフトは、送信フレームごとに新たに生成される。
図5aにおいて、プロット512は、ゼロ回の反復(itr=0)によるランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット514は、ゼロ回の反復による1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット516は、ゼロ回の反復後の1個の共通ディザゴールデンインタリーバのビットエラーレート性能を示している。プロット512、514および516はほぼ等しい。図5aにおいて、プロット522は、2回の反復(itr=2)後のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット524は、2回の反復後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット526は、1個の共通ディザゴールデンインタリーバのビットエラーレート性能を示している。プロット522、524および526はほぼ等しい。図5aにおいて、プロット532は、6回の反復(itr=6)後のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット534は、6回の反復後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット536は、6回の反復後の1個の共通ディザゴールデンインタリーバのビットエラーレート性能を示している。
図5bにおいて、プロット542は、ゼロ回の反復(itr=0)後のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット544は、ゼロ回の反復後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プット546は、ゼロ回の反復後の1個の共通ディザゴールデンインタリーバのビットエラーレート性能を示している。図5bにおいて、プロット552は、4回の反復(itr=4)後のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット554は、4回の反復後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット556は、4回の反復後の1個の共通ディザゴールデンインタリーバのビットエラーレート性能を示している。
図5aおよび5bからわかるように、1個の共通インタリーバを巡回シフト(ここでは2回の巡回シフト)とともに使用するための本発明に係る方法は、ユーザを区別するのに効果的な2〜6回の反復後であり、性能は、ランダムに生成された複数のインタリーバを使用する場合と同様に反復回数とは無関係である。
多重アクセス干渉を緩和するには、より多くの反復が必要であるため、インタリーバの役割は、極めて負荷の大きいシナリオにはより重要となる。
図6は、K=6人のユーザが同期を取っており(τk=0、∀k)、1/2畳み込みコードおよび1/4繰返しコードの場合の、AWGNチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示している。ここで、1個の共通UMTSターボインタリーバを利用する。コード化ビットは、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:四位相偏移変調)変調される。
14回の反復後のビットエラーレート性能が、3つの場合について示されている。この場合、ランダムに選択された1回、2回および3回の巡回シフトが、共通UMTSターボインタリーバと共に複数のインタリーバを生成するために使用される。
図6において、プロット612は、ランダム巡回シフト1回のビットエラーレート性能を示しており、プロット614は、ランダム巡回シフト2回のビットエラーレート性能を示しており、プロット616は、ランダム巡回シフト3回のビットエラーレート性能を示しており、プロット618は、複数のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット620は、シングルユーザバウンド(Single User Bound)の場合のビットエラーレート性能を示している。図6からわかるように、ランダム巡回シフトを1回または2回使用する場合は、比較的高いエラーフロア(error floor)がある(プロット612および614を参照)。ランダム巡回シフト3回の場合(プロット616を参照)、実際的に関心のあるエラーレートでは、エラーフロアが見受けられない。ランダム巡回シフト3回の場合のエラーレート(プロット616を参照)は、複数のランダムインタリーバの場合と同様であり(プロット618を参照)、シングルユーザバウンドとほぼ同様である(プロット620参照)。ディザゴールデンインタリーバを使用した場合に似たような傾向が見受けられたが、ここではその結果を示していない。
さらに、多数のユーザの場合について高い関心がある。図7は、加法性白色ガウスノイズチャネルによるIDMAのビットエラーレート性能を示している。ここでK=110が同期を取って送信し、情報ビットNb=256がレートRr=1/64の繰返しコードによってのみコード化され、次いでBPSK変調される。従って、インタリーバサイズは16.384である。ここでユーザ別のインタリーバは、ユーザごとにランダムに選択された3回の巡回シフトと共通UMTSターボインタリーバから生成される。ビットエラーレート性能は5回、15回、20回および30回の反復の後に示されており、独立かつランダムに生成された複数のインタリーバの場合と比較される。
図7において、プロット712は、5回の反復(itr=5)後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット714は、5回の反復後の複数のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。プロット712および714は非常に似たビットエラーレート性能を示している。図7において、プロット722は、15回の反復(itr=15)後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット724は、15回の反復後の複数のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。プロット722および724は非常に似たビットエラーレート性能を示している。図7において、プロット732は、20回の反復(itr=20)後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット734は、20回の反復後の複数のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。プロット732および734は非常に似たビットエラーレート性能を示している。図7において、プロット742は、30回の反復(itr=30)後の1個の共通ターボインタリーバのビットエラーレート性能を示しており、プロット744は、30回の反復後の複数のランダムインタリーバのビットエラーレート性能を示している。プロット742および744は、非常に似たビットエラーレート性能を示している。プロット750は、参考のためにシングルユーザバウンドのビットエラーレート性能を示している。
図7から分かるように、本発明に係るアプローチによって生成されたユーザ別のインタリーバの性能は、反復回数とは関係なく、完全にランダムに生成された複数のインタリーバの場合と同様である。
本発明に係る方法は、多数のユーザと畳み込みコードおよび繰返しコードの種々のレートとに対して、複数のインタリーバを生成するのにほとんど計算を必要としない。各インタリーバを決定するのは少数の巡回シフトであるため、トランシーバ間の情報の交換がほとんど必要ない。これらは実用的なシステムにおいてIDMAを使用するための所望の特徴である。
システムのトポロジーが大きく変化する分散システムにおいて、トランシーバまたはユーザ間で複数のインタリーバを管理し、割り当てるのは困難である。このようなシナリオにおいて、大きな信号オーバヘッドをもたらすインタリーバを慎重に管理するのではなく、インタリーバの衝突を回避するために、本発明の方法に基づいてランダムに選択されたインタリーバが使用可能である。さらにまた、インタリーバは時間とともに頻繁に更新されてもよいため、インタリーバの衝突の可能性が低下する。このようなインタリーバの頻繁な更新は、例えばランダムシードの交換によって実現することができ、関連する全てのトランシーバは、インタリーバを更新するためのビューランダム巡回シフトを生成する。
図8は、トランシーバ間、つまり送信機と受信機との間でインタリーバ情報を交換するための本発明に係る方法の実施形態の状態図を示している。ステップS1において、擬似ノイズシーケンスを生成するためのシフトレジスタがアイドル状態であり、ユーザ別のインタリーバに関するデータは、送信機と受信機との間で認識されていない。ステップS2において、送信機はランダムシート(random seat)sを生成する。ここで、ランダムシートsはシフトレジスタのランダム設定である。ステップS3において、ユーザ別のインタリーバを定義するパラメータが交換される。つまり送信機は、ランダムシートs、更新頻度fおよび巡回シフト数nを受信機に送信する。この更新頻度fは、新たなユーザ別のインタリーバが送信機と受信機との間で交換するフレーム数を定義する。ここで更新頻度は1以上の整数であり、巡回シフト数nは図3cのDに対応する巡回シフト数を定義する。つまり、共通インタリーバΠ312およびユーザ別の巡回シフトΔk (c)のコンビネーション322の数を定義する。情報ブロックのビット数を定義する初期ランダムシートs、つまりシフトレジスタの初期値は、図3c内の巡回シフトΔk、1(c)316.1によって巡回的にシフトされる。ここで、情報ブロックのシフト長またはビット数は、シフトレジスタの連続したD−1個のシフト後にシフトレジスタの値によって導き出されるユーザ別の巡回シフトΔk、2(c)322.2〜ΔkD (c)322.Dでシフトされる。各巡回シフトのシフト長は、ゼロからインタリーバサイズの範囲に及ぶ。
ステップS4において、送信機は、所与の基準に基づいて、送信機により送信されたユーザ別のインタリーバのパラメータを受理するかまたは拒絶するかを評価する。受信機が送信されたパラメータを拒絶する場合(ステップS5)、送信機は、新たなランダムシートを生成する(ステップS2)。受信機がパラメータを受理する場合、送信機はデータ送信を開始し、インタリーバは更新頻度fに応じて更新される(ステップS6)。データが送信された後、送信が終了し(ステップS7)、送信機および受信機双方がアイドル状態に戻る(ステップS1)。
言い換えると、送信機はランダムシートsを生成し、インタリーバを生成するためのルールを決定する3タプル(tuple)(s、f、n)を受信機と交換する。ここで、fおよびnはそれぞれ、インタリーバを更新する頻度および新たなインタリーバを生成する巡回シフト数を表す。受信機は、送信リクエストがある基準に基づいて受理すべきか否かを決定できる。この基準は、他の進行中の送信へのランダムシードの衝突に限定されないが、例えば、干渉の同時送信に対処する干渉レベルまたは受信機の能力を含むことができる。送信リクエストが受信機によって拒絶されると、送信機は同じ手順を反復することができる。
例えば、各巡回シフトの長さを定義し、例えば頻度ではなく時間を定義することによってインタリーバを更新する頻度を定義し、プロトコルがパラメータを交換するための代替的な方法も可能である。例えば、受信機が基地局であり、基地局が多数のユーザにサービスを提供するため、基地局において使用する際にユーザ別のインタリーバのパラメータと衝突しないパラメータを提案するだけというシナリオにおいて、受信機は、代替的に、送信機のリクエスト時にユーザ別のインタリーバのパラメータを定義することができる。
上記の実施形態は、共通インタリーバおよびユーザ別の巡回シフトのうちの1回または複数回のコンビネーションを備えるものの、代替的に、実際は並べ替えの一種である、巡回シフトではない他の並べ替えが使用できる。さらにまた、ユーザ別のインタリーブや、ユーザ別のインタリーブアルゴリズムを定義する方法に対して、巡回シフトや他の並べ替えは、共通インタリーブの前に実行することができる。
ユーザ別のデインタリーブに対するユーザ別のデシフトや逆の並べ替えも、一般的に並べ替えとして表現や説明ができる。従って、より一般的に表現すれば、本発明に係る受信機は、例えば、ユーザ別のインタリーブに対するユーザ別の第1の並べ替えと、ユーザ別のデインタリーブに対するユーザ別の第2の並べ替えとを実行する。
さらに、実施例およびシミュレーションはIDMAに焦点を当てていたが、本発明は、ユーザ別のインタリーバを有するCDMA送信機および受信機にももちろん使用可能である。
上述したことを要約すると、ユーザごと、つまりユーザ別のインタリーバを使用することは、ユーザ別の拡散コードに加えて、例えば符号分割多重アクセス(CDMA)システムにおいて、複数のユーザを区別する有効な手段である。CDMAと密接な関係があるものの、ユーザがユーザ別のインタリーバによってのみ区別されるインタリーブ分割多重アクセス(IDMA)において、ユーザ別の複数のインタリーバは必須のシステムコンポーネントである。しかし、各ユーザが、ユーザ別のインタリーバを使用して、一般的なコード化をした後にビットストリームをインタリーブする場合は、CDMAのような多重アクセスシステムの性能も向上する。このようなシステムのインタリーバは、多くの文献においてはランダムに選択されている。しかしながら、実際のシステムにおいては、このような複数のユーザ別のインタリーバを生成するための、明確に定義された方法がなければならない。
使用するブロック長またはある畳み込みコードなどの所与のパラメータに対し、例えば非特許文献1および2で提案されているような基準およびコンピュータ検索に基づいてインタリーバを最適化するのではなく、本発明は、コンピュータシミュレーションによる所見を根拠とする効率的で経験的な設計を提供する。
本発明は、ユーザ別の複数のインタリーバやインタリーブアルゴリズムを生成するために、全ユーザに共通の、単一の共通インタリーバと組み合わせてユーザ別の巡回シフトや他の並べ替えを使用することを含んでいる。これは経験的な設計であり、最適性は求められていないが、コンピュータシミュレーション結果は、良好なユーザ区別を得るためには、少数つまり2、3回の巡回シフトのみですでに十分であることを示している。
本発明は、単一の共通インタリーバに基づいているが、頻繁に研究されている単一のインタリーバを容易に利用でき、このうちの一部はすでに標準的なシステムで実現され使用可能となっている。さらにまた、多数のインタリーバをサポートするのにさらなる記憶装置は必要ではなく、計算および情報の交換はほとんど必要ない。
従って、本発明は非常に効率的であるため、付加的なソフトウェアやハードウェアコンポーネントはほとんど必要なく、商品としても大きな利点がある。
さらに、分散ネットワークにおけるユーザ別のインタリーバについての情報の交換に関して効果的な戦略を説明した。本発明に係る方法は、パラメータやユーザ別のインタリーバの管理よりもむしろパラメータのランダム化に基づいており、衝突を回避するためのインタリーバの頻繁な更新と、ランダム巡回シフトを生成するためのランダムシードの交換とを含む。ここで受信機は、ランダムシードの衝突や他の基準の場合には送信機のリクエストを拒絶することができる。
本発明に係る方法のある実施要件に応じて、本発明に係る方法は、ハードウェアまたはソフトウェアで実施可能である。実施は、ディジタル記憶媒体、特に電子読み取り可能な制御信号を記憶した、本発明に係る方法が実行できるようにプログラマブルコンピュータシステムと共働するディスクやDVD、CDを使用して実行できる。従って、一般的に、本発明は機械読み取り可能なキャリア上に記憶されたプログラムコードを有するコンピュータプログラム製品であり、プログラムコードは、コンピュータ上で本発明の方法を実行する。従って言い換えると、本発明の方法は、コンピュータ上で本発明の方法のうちの少なくとも1つを実行するプログラムコードを有するコンピュータプログラムである。
図1aは、K=4人のユーザが共通インタリーバを用いてチャネルにアクセスする場合の、ノイズのあるマルチアクセスチャネルのモデルを示す。図1bは、各ユーザに対しユーザ別の遅延τ1〜τ4が付加されることを除いて、図1aと同じシナリオを示す。図1cは、4人のユーザが同期を取り、ランダムインタリーバおよび共通ランダムインタリーバを用いる場合の、加法性白色ガウスノイズチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。図1dは、4人のユーザが非同期で、ランダムインタリーバおよび共通ランダムインタリーバを用いる場合の、加法性白色ガウスノイズチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。 図2aは、マルチパス特性を有する、図1aのようなマルチアクセスチャネルを示す。図2bは、マルチパス特性を有する、図1bのようなマルチアクセスチャネルを示す。図2cは、4人のユーザが同期を取り、ランダムインタリーバおよび共通ランダムインタリーバを用いる場合の、マルチパスチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。図2dは、4人のユーザが非同期で、ランダムインタリーバおよび共通ランダムインタリーバを用いる場合の、マルチパスチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。 図3aは、共通インタリーバとユーザ別の遅延とのシーケンスを示す。図3bは、ユーザ別のインタリーバを構成する、共通インタリーバとユーザ別の循環遅延とのコンビネーションを示す。 ユーザ別のインタリーバを構成する、図3bに示されているコンビネーションの反復を示す。 ユーザ別のデインタリーバを構成する、ユーザ別の循環逆遅延と、共通デインタリーバとのコンビネーションを示す。 ユーザ別のデインタリーバを構成する、図3dに示されているコンビネーションのシーケンスを示す。 本発明に係るIDMA送信機の好ましい実施形態を示す。 図5aは、4人のユーザが同期を取り、ユーザごとにランダムに選択された2回の巡回シフトを行う場合の、加法性白色ガウスノイズチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。図5bは、4人のユーザが同期を取り、ユーザごとにランダムに選択された2回の巡回シフトを行う場合の、マルチパスチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。 6人のユーザが同期を取り、ユーザごとにランダムに選択された、1回、2回および3回の巡回シフトを行う場合の、加法性白色ガウスノイズチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。 110人のユーザが、5回、15回、25回および30回の反復を伴い、同期を取って送信する場合の、加法性白色ガウスノイズチャネルに対するIDMAのビットエラーレート性能を示す。 送信機と受信機との間でユーザ別のインタリーバに関するパラメータを交換する方法の好ましい実施形態の状態図を示す。 標準的なCDMA送信機を示す。 標準的なIDMA送信機を示す。 CDMAおよびIDMAに共通の、標準的な受信機を示す。

Claims (15)

  1. 受信機への送信に適した複数の情報ブロックを含む情報を生成する送信機における使用に適したユーザ別のインタリーバ(318、324)であって、
    複数のユーザに共通する、情報ブロックをインタリーブする共通インタリーバ(312)と、
    情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替える、ユーザ別の並べ替え手段(316、316.1〜316.D)と
    を備えるユーザ別のインタリーバ。
  2. 前記並べ替え手段(316、316.1〜316.D)は、前記共通インタリーバ(312)によってインタリーブされた情報ブロックを並べ替えるために、前記共通インタリーバ(312)に続いて配置されるものであるか、または、
    前記共通インタリーバ(312)は、前記並べ替え手段によって並べ替えられた情報ブロックをインタリーブするために、前記並べ替え手段(316、316.1〜316.D)に続いて配置されるものである、
    請求項1に記載のユーザ別のインタリーバ。
  3. 前記並べ替え手段は、前記情報ブロックに対して巡回シフトを行うためのシフト手段(316、316.1〜316.D)を備えるものである、請求項1または2に記載のユーザ別のインタリーバ。
  4. 前記ユーザ別のインタリーバ(318、324)は、前記共通インタリーバ(312)と前記並べ替え手段(316、316.1〜316.D)とを備えたユニットのシーケンスを備えるものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のユーザ別のインタリーバ。
  5. 受信機への送信に適した複数の情報ブロックを含む情報を生成する送信機における使用に適したユーザ別のインタリーバ(318、324)であって、
    前記ユーザ別のインタリーバは、ユーザ別のインタリーブアルゴリズムを実行するものであり、
    インタリーブ処理の結果が、複数のユーザに共通する、情報ブロックをインタリーブする共通インタリーバ(312)と、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるユーザ別の並べ替え手段(316、316.1〜316.D)とにより行われるユーザ別のインタリーブに等しいものとなるように、前記ユーザ別のインタリーバ(318、324)は、前記情報ブロックをインタリーブするものである、
    ユーザ別のインタリーバ。
  6. 前記ユーザ別のインタリーバ(324)は、ユニット(322、322.1〜322.D)であって、各々が前記共通インタリーバ(312)と、前記並べ替え手段(316、316.1〜316.D)とを備えたユニットのシーケンスにより行われるインタリーブに等しい、前記情報ブロックに対するインタリーブを行うものである、
    請求項5に記載のユーザ別のインタリーバ。
  7. ユーザ別のやり方でインタリーブされた情報を反復して処理する反復的マルチユーザ検出回路であって、
    前記反復的マルチユーザ検出回路は、各ユーザに対して、
    マルチユーザ検出器(930)と最大事後的確率デコーダ(932)との間のフォワード信号パス(936)におけるユーザ別のデインタリーバ(358、364)と、
    前記最大事後的確率デコーダ(932)と前記マルチユーザ検出器(930)との間のバックワード信号パス(938)におけるユーザ別のインタリーバ(318、324)と
    を有するものであり、
    各ユーザ別のインタリーバ(318、324)は、複数のユーザに共通する、情報ブロックをインタリーブする共通インタリーバ(312)と、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替える、ユーザ別の第1の並べ替え手段(316、316.1〜316.D)とを備えるものであり、
    各ユーザ別のデインタリーバ(358、364)は、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるユーザ別の第2の並べ替え手段(356、366.1〜366.D)を備えるものであって、
    複数のユーザに共通する、情報ブロックをデインタリーブする共通デインタリーバ(352)
    を備える反復的なマルチユーザ検出回路。
  8. 前記共通デインタリーバ(352)は、前記第1の並べ替え手段によって並べ替えられた情報ブロックをデインタリーブするために、前記並べ替え手段(356、366.1〜366.D)に続いて配置されるものであって、
    前記第2の並べ替え手段(316、316.1〜316.D)は、前記共通インタリーバ(312)によってインタリーブされた情報ブロックを並べ替えるために、前記共通インタリーバ(312)に続いて配置されるものであるか、または
    前記第1の並べ替え手段(356、366.1〜366.D)は、前記共通デインタリーバ(352)によってデインタリーブされた情報ブロックを並べ替えるために、前記共通デインタリーバ(352)に続いて配置されるものであって、
    前記共通インタリーバ(312)は、前記並べ替え手段によって並べ替えられた情報ブロックをインタリーブするために、前記並べ替え手段(316、316.1〜316.D)に続いて配置されるものである、
    請求項7に記載の反復的なマルチユーザ検出回路。
  9. 受信機は、マルチユーザ検出器(930)と、ユーザ別の複数の反復処理回路(932)とを備えるものであり、
    各反復処理回路(933)は、
    前記マルチユーザ検出器(930)から事後的対数尤度信号を受信する第1のノード(935)と、
    最大事後的確率デコーダ(932)と、
    前記第1のノード(935)と前記最大事後的確率デコーダ(934)との間の前記フォワード信号パス(936)における、各ユーザのための前記ユーザ別のデインタリーバ(358、364)と、
    前記ユーザ別のデインタリーバ(358、364)からデインタリーブされた情報ブロックを受信し、前記最大事後的確率デコーダ(932)から先験的対数尤度信号を受信する第2のノード(937)と、
    前記第2のノード(937)と前記マルチユーザ検出器(930)との間の前記バックワード信号パス(938)における、各ユーザのための前記ユーザ別のインタリーバ(318、324)と
    を備えるものである、
    請求項7または8に記載の反復的なマルチユーザ検出回路。
  10. ユーザ別のやり方でインタリーブされた情報を反復して処理する反復的マルチユーザ検出回路であって、
    前記反復的マルチユーザ検出回路は、各ユーザに対して、
    マルチユーザ検出器(930)と最大事後的確率デコーダ(932)との間のフォワード信号パス(936)におけるユーザ別のデインタリーバ(358、364)と、
    前記最大事後的確率デコーダ(932)と前記マルチユーザ検出器(930)との間のバックワード信号パス(938)におけるユーザ別のインタリーバ(318、324)と
    を有するものであり、
    各ユーザ別のデインタリーバ(358、364)は、ユーザ別のデインタリーブアルゴリズムを実行するものであり、
    デインタリーブ処理の結果が、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるユーザ別の第1の並べ替え手段(356、366.1〜366.D)と、複数のユーザに共通する、情報ブロックをデインタリーブする共通デインタリーバ(352)とにより得られるユーザ別のデインタリーブに等しいものとなるように、前記ユーザ別のデインタリーバ(358、364)は、前記情報ブロックをデインタリーブするものであり、
    前記ユーザ別のインタリーバ(318、324)は、ユーザ別のインタリーブアルゴリズムを実行するものであり、
    前記インタリーブ処理の結果が、複数のユーザに共通する、情報ブロックをインタリーブする共通インタリーバ(312)と、情報ブロックをユーザ別のやり方で並べ替えるユーザ別の第2の並べ替え手段(316、316.1〜316.D)とにより得られるユーザ別のインタリーブに等しいものとなるように、前記ユーザ別のインタリーバは、前記情報ブロックをインタリーブするものである、
    反復的なマルチユーザ検出回路。
  11. 前記ユーザ別のデインタリーバ(364)は、ユニット(362.1〜362.D)であって、各々が前記ユーザ別の第1の並べ替え手段(366.1〜366.D)と前記共通デインタリーバ(352)とを備えたユニットのシーケンスにより得られるユーザ別のデインタリーブに等しい、前記情報ブロックに対するユーザ別のデインタリーブをもたらすものであり、
    前記ユーザ別のインタリーバ(324)は、ユニット(322.1〜322.D)であって、各々が前記共通インタリーバ(312)と前記第2の並べ替え手段(316.1〜316.D)とを備えたユニットのシーケンスにより得られるユーザ別のインタリーブに等しい、前記情報ブロックに対するユーザ別のインタリーブをもたらすものである、
    請求項10に記載の反復的なマルチユーザ検出回路。
  12. 受信機への送信に適した複数の情報ブロックを含む情報に対し、ユーザ別のインタリーブを行う方法であって、
    情報ブロックに対し共通インタリーブを行うステップであって、前記共通インタリーブは複数のユーザに共通のものである、ステップと、
    ユーザ別のやり方で情報ブロックを並べ替えるステップと
    を含んでいるか、または、これらステップを実行することに等しい結果を提供する方法。
  13. ユーザ別のやり方でインタリーブされた情報を反復して処理する方法であって、
    マルチユーザ検出器(930)と最大事後的確率デコーダ(932)との間のフォワード信号処理パス(936)において、ユーザ別のやり方でデインタリーブを行うステップと、
    前記最大事後的確率デコーダ(932)と前記マルチユーザ検出器(930)との間のバックワード信号処理パス(938)において、ユーザ別のやり方でインタリーブを行うステップと
    を各ユーザに対して実行する反復的マルチユーザ検出ステップ
    を含み、
    各ユーザ別のやり方でインタリーブを行うステップは、
    情報ブロックに対し共通インタリーブを行うステップであって、前記共通インタリーブは複数のユーザに共通のものである、ステップと、
    ユーザ別のやり方で情報ブロックを並べ替えるステップと
    を含んでいるか、またはこれらステップを実行することに等しい結果を提供するものであり、
    各ユーザ別のやり方でデインタリーブを行うステップは、
    ユーザ別のやり方で情報ブロックを並べ替えるステップと、
    情報ブロックに対し共通デインタリーブを行うステップであって、前記デインタリーブは複数のユーザに共通のものである、ステップと
    を含んでいるか、またはこれらステップを実行することに等しい結果を提供するものである、
    方法。
  14. 請求項1または5に記載のユーザ別のインタリーバを備えた送信機と、請求項7または10に記載の反復的マルチユーザ検出回路を備えた受信機との間でユーザ別のインタリーバパラメータを交換する方法であって、
    前記送信機において前記ユーザ別のインタリーバパラメータをランダムに生成するステップ(S2)と、
    前記送信機から前記受信機へと前記ユーザ別のインタリーバパラメータを送信するステップ(S3)と、
    前記受信機において受信した前記ユーザ別のインタリーバパラメータを評価するステップ(S4)と、
    前記受信したユーザ別のインタリーバパラメータが、別のユーザのユーザ別のインタリーバパラメータと干渉する場合、または前記受信機が処理できないほど干渉レベルが高い場合に前記ユーザ別のインタリーブパラメータを拒絶し、そうではない場合に前記ユーザ別のインタリーブパラメータを受理するステップ(S5)と
    を含み、
    前記ユーザ別のインタリーバパラメータは、前記送信機と前記受信機との間で前記ユーザ別のインタリーブパラメータを更新する頻度に関する情報を含むものである、
    方法。
  15. コンピュータ上で、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法を実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム。
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