JP2007134642A - Radio security room and radio security system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、無線基地局のアンテナを構成する漏洩伝送路を敷設する部屋をシールドして構築した無線セキュリティルーム及び無線セキュリティシステムに関する。 The present invention relates to a wireless security room and a wireless security system constructed by shielding a room in which a leaky transmission path constituting an antenna of a wireless base station is laid.
部屋内に無線LANを敷設した無線通信システムの利用が増えている。このような無線通信システムを多数の部屋が集まっているビル等の建物で使用すると、ある部屋に敷設された無線通信システムにおいて発信した電波が他の部屋に漏れ、これにより、他の部屋に敷設されている無線通信システムに影響を与えるという問題があった。また、逆に、他の部屋の無線通信システムからの電波をある部屋の無線通信システムが受けてしまい、その結果、他の部屋からアクセスされるという問題があった。 The use of a wireless communication system in which a wireless LAN is laid in a room is increasing. When such a wireless communication system is used in a building such as a building where a large number of rooms are gathered, radio waves transmitted in the wireless communication system laid in one room leak into another room, thereby laying in another room. There has been a problem of affecting the wireless communication system being used. On the other hand, there is a problem in that a radio communication system in a room receives radio waves from the radio communication system in another room, and as a result, it is accessed from another room.
このような問題を解決するものとして、部屋の床、天井、壁の表層部に電磁遮蔽材を用いて電磁遮蔽空間を形成し、部屋外にホイップアンテナを使用した無線通信システムの電波が漏れないようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1記載のものは、部屋の床、天井、壁の表層部に電磁遮蔽材を用いて電磁遮蔽空間を形成するものであり、電磁遮蔽材の施工には厳密な繋ぎ目処理など厳しい施工管理が必要不可欠であり、施工には専門業者が必要となる。また、ホイップアンテナを使用した無線LANの電波を遮蔽するためには50〜60dB以上の電磁遮蔽性能が必要となる。また、ホイップアンテナを使用した無線LANに50〜60dB以上の電磁遮蔽材を組み合わせたシステムでは、部屋内が反射環境となるためマルチパス遅延障害が発生し、無線LANのデータ通信速度が低下するという問題があるため、部屋の壁にさらに電波吸収体などを設ける必要がある。
However, the thing of
このようなことから、特許文献1記載のものは多大な費用が掛かるという問題があった。
本発明は、部屋内の無線基地局と外部とのアクセスの防止を簡易かつ安価な施工によって実現できる無線セキュリティルーム及び無線セキュリティシステムを提供する。
For this reason, the one described in
The present invention provides a wireless security room and a wireless security system capable of preventing access between a wireless base station in a room and the outside by simple and inexpensive construction.
本発明は、無線基地局のアンテナを構成する漏洩伝送路を敷設する部屋であって、部屋は、壁、天井、床、ドア、窓等の各部位の1又は複数箇所に導電性の建材を使用し、局所的なシールド性能が15dB以上で、かつ、全体における各部位のシールド性能の平均が25dB以上に設定した無線セキュリティルームにある。 The present invention is a room in which a leaky transmission path constituting an antenna of a radio base station is laid, and the room has a conductive building material in one or a plurality of parts such as a wall, a ceiling, a floor, a door, and a window. It is used in a wireless security room where the local shielding performance is 15 dB or more and the average shielding performance of each part in the whole is set to 25 dB or more.
本発明によれば、部屋内の無線基地局と外部とのアクセスの防止を簡易かつ安価な施工によって実現できる無線セキュリティルーム及び無線セキュリティシステムを提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the wireless security room and wireless security system which can implement | achieve prevention of the access with the wireless base station in a room and the exterior by simple and cheap construction can be provided.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、上下階とコンクリート1,2で仕切られたフロア3に無線セキュリティルーム10を形成している。なお、4,5はコンクリートの壁である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, a
前記無線セキュリティルーム10は、部屋の壁11、天井12、床13の各部位を導電性があり、かつ汎用性がある一般の建材を使用して構成している。しかも、この建材を繋ぎ目や目地部、開口部などの特殊処理を行わずに使用する。
In the
一般建材としては、例えば、壁11、天井12には防湿対策用プラスタボードを使用し、床13には金属板裏打ちOAフロアパネルを使用している。なお、OAフロアパネルとしては金属板を裏打ちしたもの以外に、例えば導電性の繊維材料を練り込んだものであってもよい。
As a general building material, for example, a plaster board for preventing moisture is used for the
前記無線セキュリティルーム10の中央部には台である机14を配置している。そして、前記机14の上に無線基地局15とこの基地局15にアンテナとして接続した漏洩伝送路16とこの漏洩伝送路16の終端に接続した終端器17を配置している。前記机14の上には無線通信端末18が載置され、オペレータがこの無線通信端末18を操作することで前記無線基地局15と漏洩伝送路16を介して無線通信を行うことになる。このように、前記無線基地局15、漏洩伝送路16、終端器17及び無線通信端末18は無線通信システムを構築している。
A
このような構成の無線セキュリティルーム10では無線通信端末18は漏洩伝送路16を介して無線基地局15と無線通信を行う。この場合、漏洩伝送路16からの電波は従来のホイップアンテナ等に比べて弱く受信できる距離は短い。しかも、壁11、天井12、床13が導電性の建材で構成されているので、遮蔽効果により電波は遮蔽される。従って、無線セキュリティルーム10の漏洩伝送路16からの電波が壁11を通して隣の部屋にある無線通信端末19に受信されることはない。
In the
また、壁11、天井12、床13の各部位は導電性がある一般の建材を使用して構成され、しかも、繋ぎ目や目地部、開口部などの特殊処理を行わずに使用できるので、施工が容易にでき、かつ低コストとなる。これにより、無線セキュリティルーム10を簡単にかつ安価に構築することができる。また、この無線セキュリティルーム10は導電性の一般建材を使用してシールドを行っているので、従来の電磁遮蔽材のような強力な電波遮蔽能力は無く、強い電波を完全に遮蔽することは無い。従って、室内での携帯電話などの通信機器の使用は可能である。
In addition, each part of the
次に、導電性の一般建材を使用してシールドを施した部屋とシールドを施さず下地だけの部屋の内側と外側との間で行った通信実験について述べる。
先ず、シールドを施した部屋、すなわち、無線セキュリティルーム10の構成について述べる。図3及び図4に示すように、この無線セキュリティルーム10は、壁11、天井12、床13のほか、ドア20、窓21がある。なお、図4は図3において矢印A方向から見た断面図である。
Next, a communication experiment performed between the inside and outside of a room that is shielded using a general conductive building material and a room that is not shielded but only the base is described.
First, the configuration of the shielded room, that is, the
前記ドア20としては導電性の一般建材としてスチールドアを使用している。また、前記窓21としては金属性の窓枠に導電性の一般建材として熱線反射フィルム付きガラスを使用している。前記壁11、天井12は防湿対策用プラスタボードを使用し、床13は金属板裏打ちOAフロアパネルを使用している。前記ドア20及び窓21には繋ぎ目や目地部、開口部などを塞ぐような特殊処理を施していない。机14の上に載置されている無線基地局15はサーバ22に接続している。
As the
この無線セキュリティルーム10に配置している漏洩伝送路16は、例えば、全長が3mの漏洩同軸ケーブからなり、結合損失が80dB、伝送損失が0.19dB/mのものを使用している。
The
このような環境下において、通信する電波として2.4GHz帯を使用し、IEEE802.11gの規格を用いて無線通信を行った。無線通信は、セキュリティルーム内の基地局15と、セキュリティルーム外の無線通信端末23との間で行い、セキュリティルームの外側の壁から1m離れた28箇所の測定ポイントに無線通信端末を移動させ、その地点でのスループットを測定した。
Under such an environment, the 2.4 GHz band was used as a radio wave for communication, and wireless communication was performed using the IEEE 802.11g standard. Wireless communication is performed between the
その結果、図5の(a)に示すようにアップロードのときも、図5の(b)に示すようにダウンロードのときも、無線セキュリティルーム10の外に配置されている無線通信端末23はサーバ22と無線リンクを確立することができなかった。これは、無線セキュリティルーム10に配置した漏洩同軸ケーブ16は従来のホイップアンテナ等に比べて電波が弱く、しかも、導電性の建材を使用した壁11、天井12、床13、ドア20、窓21で大きく減衰したことによる。
As a result, the
これに対し、壁11、天井12、床13、ドア20、窓21に導電性の建材を全く使用しない下地だけの部屋では、漏洩同軸ケーブル16からの電波が弱くても壁、天井,床等で減衰することは無く、部屋の外側周辺まで届くことになる。このため、図6の(a)に示すようにアップロードのときも、図6の(b)に示すようにダウンロードのときも、無線リンクが確立されて高いスループットを得る。すなわち、外部から、無線基地局15に対して簡単にアクセスが可能になる。
On the other hand, in a room with only a base that does not use conductive building materials for the
このように、無線基地局15のアンテナとして漏洩伝送路16を使用し、部屋の壁11、天井12、床13、ドア20、窓21に導電性の一般建材を使用することで、部屋を無線セキュリティルーム10として構築でき、室内では良好な通信環境を保ちつつ、室外からは無線基地局15と通信できない状況を実現することができる。また、一般建材を使用しているので材料費を抑えることができる。さらに、繋ぎ目や目地部、開口部などに対して特殊処理を施す必要が無く、施工管理が容易になる。従って、専門の業者が不要になり、通常の施工と同様に扱うことができ、施工費も抑えることができる。
In this way, the
次に、前記無線セキュリティルーム10においてシールド性能を測定した結果について述べる。
図7に示すように無線セキュリティルーム10内に5ヶ所の測定点1〜5を決め、それぞれ測定点1〜5において送信アンテナAT1,AT2,AT3,AT4,AT5を部屋内に配置するとともにこれに対向して部屋外に受信アンテナAT11,AT12,AT13,AT14,AT15を配置し、各送信アンテナAT1〜AT5から1〜8GHz帯の電波を送信し、これを各受信アンテナAT11〜AT15で受信してシールド性能を測定した。この測定によって得た1〜8GHzの周波数に対するシールド値の変化を図8に示す。
Next, the result of measuring the shielding performance in the
As shown in FIG. 7, five
測定点1の送信アンテナAT1からの電波を、壁11を介して室外の受信アンテナAT11で受信した測定では1〜8GHzの周波数に対して図8の(a)に示すようなシールド値が得られた。また、測定点2の送信アンテナAT2からの電波を、壁11を介して室外の受信アンテナAT12で受信した測定では1〜8GHzの周波数に対して図8の(b)に示すようなシールド値が得られた。また、測定点3の送信アンテナAT3からの電波を、ドア20を介して室外の受信アンテナAT13で受信した測定では1〜8GHzの周波数に対して図8の(c)に示すようなシールド値が得られた。また、測定点4の送信アンテナAT4からの電波を、壁11を介して室外の受信アンテナAT14で受信した測定では1〜8GHzの周波数に対して図8の(d)に示すようなシールド値が得られた。また、測定点5の送信アンテナAT5からの電波を、窓21を介して室外の受信アンテナAT15で受信した測定では1〜8GHzの周波数に対して図8の(e)に示すようなシールド値が得られた。
In the measurement in which the radio wave from the transmission antenna AT1 at the
この結果から、2.4GHz帯付近の電波を通信に使用した場合には、窓21付近では約15dB、ドア20付近では約20dB、壁11では約30dBのシールド性能が得られることが分かった。そして、部屋全体における各部位のシールド性能の平均は25dB程度であった。
From this result, it was found that when radio waves in the vicinity of the 2.4 GHz band are used for communication, shielding performance of about 15 dB near the
このことから、局所的には15dBのシールド性能であっても部屋全体における各部位のシールド性能の平均が25dB以上あれば、アンテナとして漏洩伝送路16を使用した環境では、外部からのアクセスを防ぐことができて充分なシールド効果を果たすことができ、良好な無線セキュリティルームを構築できることがわかった。
From this, even if the shielding performance is 15 dB locally, if the average shielding performance of each part in the entire room is 25 dB or more, access from the outside is prevented in an environment where the
次に、部屋全体に25dBのシールドを施した部屋とシールドを施さない部屋のそれぞれにおいて、無線基地局にアンテナとして漏洩同軸ケーブルを使用した場合と通常のホイップアンテナを使用した場合について、部屋30の内側と外側での無線リンク速度の分布がどのようになるかについて述べる。 Next, in each of the room with the shield of 25 dB and the room without the shield in the whole room, the case of using the leaky coaxial cable as the antenna and the case of using the normal whip antenna in the radio base station The distribution of the radio link speed inside and outside will be described.
部屋の大きさは3m×10mとし、部屋に設置する無線基地局にはIEEE802.11gの規格の基地局を使用する。基地局の送信出力は10mW(10dBm)とする。また、漏洩同軸ケーブルは結合損失(漏洩伝送路32から1.5m地点の損失)が80dBの漏洩同軸ケーブルを使用する。更に、受信側には0dBiのアンテナを用いる。 The size of the room is 3 m × 10 m, and the base station of the IEEE802.11g standard is used as the radio base station installed in the room. The transmission output of the base station is 10 mW (10 dBm). The leaky coaxial cable uses a leaky coaxial cable with a coupling loss (loss at 1.5 m from the leaky transmission path 32) of 80 dB. Furthermore, an antenna of 0 dBi is used on the receiving side.
無線基地局のアンテナに2.14dBiのホイップアンテナを使用した場合における基地局31からd(m)離れた地点での受信電力E(dBm)は、送信パワーP(dBm)、アンテナ利得G(dBi)、周波数f(MHz)とすると、
E=P+G−Γfs=P+G−[27.552+20×Log(d)+20×Log(f)] …(1)
但し、Γfsは自由空間損失(dB)
で表される。
When a 2.14 dBi whip antenna is used as the antenna of the radio base station, the received power E (dBm) at a point d (m) away from the
E = P + G−Γ fs = P + G− [27.552 + 20 × Log (d) + 20 × Log (f)] (1)
Where Γ fs is free space loss (dB)
It is represented by
従って、シールド性能を施さない部屋30の中央にホイップアンテナを使用した無線基地局31を配置した場合には、基地局31から7mの地点での受信電力が−45dBmとなり、図9に示すように、部屋30の外側の基地局31から7mの地点でもIEE802.11gの規格の最小受信感度値から、48Mbps以上の無線リンクが確立できる。
Therefore, when the
また、部屋全体に25dBのシールド性能を施した部屋40の中央にホイップアンテナを使用した無線基地局31を配置した場合には、図10に示すように、部屋40内では48Mbps以上の無線リンクが確立される。また、基地局31から4.5m離れた部屋の外の地点では受信電力が−66dBmとなり、48Mbps以上の無線リンクが確立される。また、基地局31から7m離れた部屋の外の地点では受信電力が−70dBmとなり、基地局31から4.5m〜7m離れた範囲でも36Mbpsの無線リンクが確立できる。
In addition, when the
これに対し、無線基地局のアンテナに漏洩同軸ケーブルを使用した場合、漏洩同軸ケーブルからd(m)離れた地点での受信電力E(dBm)は、送信パワーP(dBm)、アンテナと漏洩同軸ケーブ間の結合損失Lc(dB)とすると、
E=P−Lc=P−[Lco+10×Log(d/1.5)] …(2)
但し、Lcoはアンテナと漏洩同軸ケーブ間が1.5mの場合の結合損失Lc(dB)
で表される。
On the other hand, when a leaky coaxial cable is used for the antenna of the radio base station, the received power E (dBm) at a point d (m) away from the leaky coaxial cable is the transmission power P (dBm), the antenna and the leaky coaxial cable. If the coupling loss Lc (dB) between the cables is
E = P−L c = P− [L co + 10 × Log (d / 1.5)] (2)
Where L co is the coupling loss L c (dB) when the distance between the antenna and the leaky coaxial cable is 1.5 m.
It is represented by
従って、シールド性能を施さない部屋30の中央にアンテナとして漏洩同軸ケーブル32を使用した無線基地局31を配置した場合には、図11に示すように、漏洩同軸ケーブル32から1.5m離れた地点での受信電力は−70dBmとなり、IEEE802.11gの規格の最小受信感度値から、36Mbps以上の無線リンクが確立できる。また、漏洩同軸ケーブル32から3m離れた部屋の外の地点では受信電力が−73dBmとなる。すなわち、漏洩同軸ケーブル32から1.5m〜3m離れた範囲では24Mbpsの無線リンクが確立できる。
Therefore, when the
また、部屋全体に25dBのシールド性能を施した部屋40の中央に漏洩同軸ケーブル32を使用した無線基地局31を配置した場合には、図12に示すように、部屋40内では36Mbps以上の無線リンク速度を得ることができる。しかし、部屋40の外では、25dBのシールド効果によってとの位置であっても−95dBm以下の受信電力となり、無線リンクを確立することはできない。すなわち、部屋40の外側の領域を全て通信不能エリアにできることが分かる。
Further, when the
このように、基地局のアンテナとして漏洩同軸ケーブルを使用し、かつ部屋全体を構成する各部位のシールド性能の平均が25dB以上になっていれば、部屋内では良好な通信環境を保ち、かつ、外部からは部屋内の無線基地局31に対してはアクセスできない環境を構築することができる。
In this way, if a leaky coaxial cable is used as the antenna of the base station and the average shielding performance of each part constituting the entire room is 25 dB or more, a good communication environment is maintained in the room, and It is possible to construct an environment in which the
なお、ここでは、部屋を構成している壁11、天井12、床13、ドア20、窓21の全てに導電性の建材を使用した場合を例として述べたが必ずしも部屋を構成している各部位の全てを導電性の建材で構成する必要はない。例えば、図13に示すように、上下階を仕切るコンクリート1,2にさらに金属プレート6,7が隙間無く張られている建物の場合には、天井や床に導電性の建材を使用する必要は無く、壁11、ドア、窓のみを導電性の建材で構成すればよい。
Here, the case where conductive building materials are used for all of the
また、部屋内で用いる漏洩伝送路は部屋の大きさに合った漏洩伝送路を用いる。例えば、図11に示すように部屋の大きさが3m×10mの時には80dBの結合損失の漏洩伝送路を用いることで部屋内では良好な通信環境を保ち、かつ、外部からは部屋内の無線基地局に対してはアクセスできない環境を構築することができる。部屋の大きさが10m×20mの時には75dBの結合損失の漏洩伝送路を用いることで、同様の環境を構築することができる。 Moreover, the leaky transmission line used in the room uses a leaky transmission line suitable for the size of the room. For example, as shown in FIG. 11, when a room size is 3 m × 10 m, a leaky transmission path with a coupling loss of 80 dB is used to maintain a good communication environment in the room, and from the outside, a wireless base in the room It is possible to construct an environment inaccessible to the station. When the size of the room is 10 m × 20 m, a similar environment can be constructed by using a leaky transmission path with a coupling loss of 75 dB.
なお、部屋の大きさに合わせて漏洩伝送路を選択するだけではなく、部屋の大きさに合わせて漏洩伝送路に供給する送信電力を調整しても良い。
漏洩伝送路に供給する送信電力を調整する送信電力調整手段としては、無線基地局に備えられている送信電力調整手段を用いる、あるいは、送信電力が異なる複数の無線基地局の中から用いる無線基地局を選択する、あるいは、無線基地局と漏洩伝送路の間に減衰器を挿入して送信出力を調整する手段がある。
In addition to selecting the leaky transmission path according to the size of the room, the transmission power supplied to the leaky transmission path may be adjusted according to the size of the room.
As the transmission power adjustment means for adjusting the transmission power supplied to the leaky transmission path, the transmission power adjustment means provided in the wireless base station, or a wireless base used from a plurality of wireless base stations having different transmission power There is a means for adjusting a transmission output by selecting a station or inserting an attenuator between a radio base station and a leaky transmission line.
このような送信電力調整手段を用い、例えば、図11に示すように3m×10mの大きさの部屋に結合損失が80dBの漏洩伝送路を用いた場合には、漏洩伝送路に供給する送信電力を10mW(10dBm)にして用いるが、10m×20mの大きさの部屋に結合損失が80dBの漏洩伝送路を用いた場合には、漏洩伝送路に供給する送信電力を送信電力を31.62mW(15dBm)にして用いる。このような構成によっても、部屋内では良好な通信環境を保ち、かつ、外部からは部屋内の無線基地局に対してはアクセスできない環境を構築することができる。 When such a transmission power adjusting means is used and, for example, a leaky transmission line having a coupling loss of 80 dB is used in a room of 3 m × 10 m as shown in FIG. 11, the transmission power supplied to the leaky transmission line Is set to 10 mW (10 dBm), but when a leaky transmission line with a coupling loss of 80 dB is used in a 10 m × 20 m room, the transmission power supplied to the leaky transmission line is 31.62 mW ( 15 dBm). Even with such a configuration, it is possible to build an environment in which a good communication environment is maintained in the room and the wireless base station in the room cannot be accessed from the outside.
次に、無線セキュリティルームにおける漏洩伝送路の配置の他の例について述べる。この実施の形態では机の上に基地局と漏洩伝送路を配置したが、例えば、図14に示すように、机41の中央部分に溝からなる電気配線用ダクト42を形成し、この電気配線用ダクト42内に漏洩伝送路43を配置し、終端に終端器44を接続する。漏洩伝送路43の始端は同軸ケーブ45を介して床に配置した無線基地局46に接続する。
Next, another example of the arrangement of leaky transmission paths in the wireless security room will be described. In this embodiment, the base station and the leaky transmission line are arranged on the desk. For example, as shown in FIG. A
このように漏洩伝送路43を配置することで、漏洩伝送路43は机41の上に露出した状態で配置されることは無く、すっきりとして配置ができる。従って、通信端末装置47を机41の上に載せて操作するオペレータにとっては作業がし易い環境となる。
なお、漏洩伝送路43の配置としては、その他、机41の裏側に配置しても、あるいは、床上に配置しても、さらには、天井につるすように配置することもできる。
By arranging the
In addition, as the arrangement of the
次に無線セキュリティルームの形状とそれに応じた漏洩伝送路の配置の各種例について述べる。
無線セキュリティルームの周囲の壁、天井及び床には汎用性の有る導電性の一般建材を使用するため、部屋を建築のプランに合わせた形状に構築することができる。そして、漏洩伝送路は伝送路に沿って通信エリアを構成するため、構築された無線セキュリティルームの形状に合わせて配置することが望ましい。
Next, various examples of the shape of the wireless security room and the arrangement of leaky transmission paths corresponding to the shape will be described.
Since general-purpose conductive general building materials are used for the surrounding walls, ceiling, and floor of the wireless security room, the room can be constructed in a shape that matches the architectural plan. And since a leaky transmission line comprises a communication area along a transmission line, it is desirable to arrange | position according to the shape of the constructed | assembled wireless security room.
例えば、図15に示すように、部屋の周囲の壁、天井、床、ドア、窓等を導電性の建材で構成してL字形の無線セキュリティルーム51を構築した場合には、この形状に合わせて漏洩伝送路61もL字に配置する。漏洩伝送路61の始端を無線基地局71に接続し、終端を終端器72に接続する。
また、図16に示すように、中央に吹き抜けやアトリウムなどの空間52がある部屋に対して周囲の壁、天井、床、ドア、窓等を導電性の建材で構成して無線セキュリティルーム53を構築した場合には、この形状に合わせて2本のL字形の漏洩伝送路62,63を配置する。すなわち、1本目の漏洩伝送路62を部屋の一方のL字部に配置し、その始端を無線基地局73に接続し、その終端を終端器74に接続する。また、2本目の漏洩伝送路63を部屋のもう一方のL字部に配置し、その始端を無線基地局75に接続し、その終端を終端器76に接続する。
For example, as shown in FIG. 15, in the case where an L-shaped
In addition, as shown in FIG. 16, the surrounding wall, ceiling, floor, door, window, and the like are made of conductive building materials for a room having a
また、図17に示すように、隣接する小会議室やテナントが多数存在する場合には、各部屋の周囲の壁、天井、床、ドア、窓等を導電性の建材で構成してそれぞれ無線セキュリティルーム54,55,56を構築する。そして、部屋毎に漏洩伝送路64,65,66を配置し、各漏洩伝送路64,65,66の始端を無線基地局77,78,79にそれぞれ接続し、終端を終端器80,81,82にそれぞれ接続する。
このように、無線セキュリティルームの形状に合わせて漏洩伝送路を配置すればよい。
As shown in FIG. 17, when there are a large number of adjacent small conference rooms and tenants, the walls, ceilings, floors, doors, windows, etc. around each room are composed of conductive building materials, and each is wireless.
In this manner, the leaky transmission path may be arranged in accordance with the shape of the wireless security room.
10…無線セキュリティルーム、11…壁、12…天井、13…床、15…無線基地局、16…漏洩伝送路、18…無線通信端末。
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