JP2007134198A - Emergency flashlight - Google Patents
Emergency flashlight Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007134198A JP2007134198A JP2005326898A JP2005326898A JP2007134198A JP 2007134198 A JP2007134198 A JP 2007134198A JP 2005326898 A JP2005326898 A JP 2005326898A JP 2005326898 A JP2005326898 A JP 2005326898A JP 2007134198 A JP2007134198 A JP 2007134198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flashlight
- mainspring
- trigger
- emergency
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
Description
本発明は、室内の壁面に取り付けられ、災害発生時等の非常時に暗闇の中を避難するために使用される非常用懐中電灯に関し、特に、ゼンマイの付勢力で発電する非常用懐中電灯に関する。 The present invention relates to an emergency flashlight that is attached to a wall surface of a room and is used for evacuating in the dark in the event of an emergency such as a disaster. In particular, the present invention relates to an emergency flashlight that generates electric power with a spring force.
ホテルや旅館等の建物或いは住宅の寝室等には、災害発生時等の非常時に暗闇の中を安全に避難できるよう、非常用の懐中電灯が壁面に設置される場合がある(特許文献1参照)。この非常用懐中電灯は、壁面に固定される壁掛けホルダと、該壁掛けホルダに着脱可能な乾電池式の懐中電灯本体とを備えるものであって、懐中電灯本体は、平時は消灯した状態で壁掛けホルダに装着されているが、非常時に壁掛けホルダから取り外されると、内部の乾電池と照明ランプとが導通されて自動的に点灯するものとなっている。 An emergency flashlight may be installed on a wall surface of a building such as a hotel or inn or a bedroom of a house so that it can be safely evacuated in the dark in the event of a disaster (see Patent Document 1). ). This emergency flashlight includes a wall-mounted holder fixed to a wall surface and a dry-cell-type flashlight main body that can be attached to and detached from the wall-mounted holder, and the flashlight main body is turned off in a normal state. However, when it is removed from the wall-mounted holder in an emergency, the internal dry battery and the illumination lamp are electrically connected to automatically turn on.
しかし、従来の非常用懐中電灯は、長期間に渡って放置される間に乾電池が徐々に自然放電して電池切れ状態となったり、乾電池から液漏れが発生する等して肝心の非常時に役に立たない場合がある。従って、このような事態を回避するためには、非常用懐中電灯を定期的に点検して電池切れや液漏れが発生していないかを確認し、問題が発生している場合には新品の乾電池と交換する必要ある。これにより、メンテナンスに多大な労力とコストを要するとともに、電池の入れ忘れという人為的なミスによって非常時に作動不全が生じるという問題があった。 However, conventional emergency flashlights are useful for critical emergencies, such as when a dry battery gradually discharges spontaneously while it is left for a long period of time, resulting in a battery exhaustion or liquid leakage from the dry battery. There may not be. Therefore, in order to avoid such a situation, check the emergency flashlight regularly to make sure that the battery has not run out or leaked, and if there is a problem, replace it with a new one. It is necessary to replace the battery. As a result, a great amount of labor and cost are required for maintenance, and there has been a problem that malfunction occurs due to an artificial mistake such as forgetting to insert a battery.
このような問題を防止すべく、手動巻き発電式の非常用懐中電灯が近年用いられている。この非常用懐中電灯は、ハンドルを手動で回転させることで電力を発生させる発電機と、該発電機で生じた電力を充電するためのバッテリーと、該バッテリーから電力を供給されて点灯する照明ランプとを備えるものである。このような構成により、非常時にハンドルを回すことによって非常用懐中電灯を点灯させることができ、乾電池を使用しないため定期的な点検を行って電池切れや液漏れをチェックする必要がなく、また電池交換も不要となっている。しかし、この非常用懐中電灯は、避難に必要な所定時間だけ点灯させるために略10分間ハンドルを回し続けなければならず、一刻も早い避難が必要とされる災害発生時等における使用には適していない、という問題がある。 In order to prevent such a problem, a manual power generation type emergency flashlight has been used in recent years. The emergency flashlight includes a generator that generates electric power by manually rotating a handle, a battery for charging electric power generated by the generator, and an illumination lamp that is lit by being supplied with electric power from the battery Are provided. With such a configuration, the emergency flashlight can be turned on by turning the handle in an emergency, and since there is no use of dry batteries, there is no need to perform periodic checks to check for battery exhaustion or leakage, and the battery Replacement is also unnecessary. However, this emergency flashlight is suitable for use in the event of a disaster that requires evacuation as soon as possible because the handle must be turned for approximately 10 minutes in order to light up only for a predetermined time required for evacuation. There is no problem.
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、室内の壁面に取り付けられて非常時の避難に使用される非常用懐中電灯において、乾電池を用いることなくゼンマイの付勢力で懐中電灯本体を点灯させることにより、定期的なメンテナンスを不要として労力及びコストの削減を図る手段を提供する。 The present invention has been made in view of such problems, and is an emergency flashlight that is attached to an indoor wall surface and used for evacuation in an emergency. The flashlight can be operated with a spring power without using a dry cell. By turning on the main body, there is provided means for reducing labor and cost by eliminating periodic maintenance.
上記目的を達成するための請求項1記載の非常用懐中電灯は、建物の室内壁面に固定される壁掛けホルダと、該壁掛けホルダに着脱可能に設けられ非常時に前記壁掛けホルダから取り外されることで自動的に点灯する懐中電灯本体と、を備えてなる非常用懐中電灯において、前記壁掛けホルダにトリガーが突設される一方、前記懐中電灯本体に、巻き上げられることで付勢力を蓄積し弛緩することで付勢力を放出するゼンマイと、該ゼンマイから放出された付勢力によって起動される発電機と、該発電機で生じた電力が供給されて点灯する照明ランプと、前記ゼンマイが弛緩した状態で前記トリガーを挿通不能であって前記ゼンマイが巻き上げられた状態で前記トリガーを挿通可能なトリガー挿通孔と、が設けられたことを特徴とする非常用懐中電灯。
In order to achieve the above object, an emergency flashlight according to
請求項2記載の非常用懐中電灯は、前記懐中電灯本体が、前記発電機で生じた電力のうち前記照明ランプへ供給されずに余剰した電力を充電するためのバッテリーと、前記照明ランプの点灯又は消灯を操作するための照明スイッチと、を更に備えるものである。
The emergency flashlight according to
本発明に係る非常用懐中電灯によれば、ゼンマイが弛緩した状態では、壁掛けホルダのトリガーを懐中電灯本体のトリガー挿通孔からその内部へ挿入することができないため、懐中電灯本体を壁掛けホルダに装着することができない。このように、ゼンマイが巻き上げられた状態でないとトリガーをケーシングの内部へ挿入不能としたことにより、ゼンマイの巻き忘れという人為的なミスによって非常時に作動不全が発生するのを未然に防止することができる。 According to the emergency flashlight according to the present invention, when the mainspring is in a relaxed state, the trigger of the wall holder cannot be inserted from the trigger insertion hole of the flashlight body into the inside thereof, so the flashlight body is attached to the wall holder. Can not do it. In this way, by making the trigger impossible to insert into the casing unless the mainspring is wound up, it is possible to prevent malfunction from occurring in an emergency due to an artificial mistake such as forgetting to wind the mainspring. it can.
また、本発明に係る非常用懐中電灯によれば、乾電池を用いることなく、ゼンマイの付勢力によって発電機を起動して照明ランプを点灯させるので、自然放電による電池切れや乾電池からの液漏れが生じていないかを定期的に点検する必要がなく、また、乾電池を交換する必要もない。これにより、メンテナンスに要する手間とコストを削減することができる。 Further, according to the emergency flashlight according to the present invention, the generator is activated by the spring force of the mainspring and the illumination lamp is turned on without using the dry battery, so that the battery runs out due to natural discharge or the liquid leaks from the dry battery. There is no need to periodically check for the occurrence, and there is no need to replace the batteries. Thereby, the labor and cost required for maintenance can be reduced.
本発明に係る非常用懐中電灯によれば、必要に応じて照明スイッチをON/OFFすることにより、懐中電灯本体を壁掛けホルダから取り外した際にゼンマイから放出される付勢力によってバッテリーに充電された電力が無駄に放出されることがなく、より長時間に渡って懐中電灯本体を使用することができる。 According to the emergency flashlight of the present invention, the battery is charged by the urging force released from the mainspring when the flashlight body is removed from the wall holder by turning on / off the lighting switch as necessary. Electric power is not wasted and the flashlight body can be used for a longer time.
以下、本発明の実施例に係る非常用懐中電灯について図面に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る非常用懐中電灯1の外観を示す概略斜視図である。非常用懐中電灯1は、建物の室内壁面(不図示)に固定される壁掛けホルダ2と、該壁掛けホルダ2に着脱可能に取り付けられる懐中電灯本体3と、を備えてなるものである。
Hereinafter, an emergency flashlight according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic perspective view showing an appearance of an
図2及び図3は非常用懐中電灯1の内部構造を示す概略斜視図であり、図2は懐中電灯本体3を壁掛けホルダ2から取り外した状態、図3は懐中電灯本体3を壁掛けホルダ2に装着した状態をそれぞれ示している。懐中電灯本体3は、図1乃至図3に示すように、樹脂等からなるケーシング4の内部に、渦巻状のゼンマイ5と、該ゼンマイ5に対してギア6を介して噛合されたフライホイール7と、該フライホイール7の回転駆動力が伝達されて起動する図示しない発電機と、該発電機と電気的に接続されて発電機で生じた電力を充電する図示しないバッテリーと、該バッテリーと電気的に接続されたLEDランプ(照明ランプ)8と、ゼンマイ5を巻き上げるためのゼンマイ巻き具9と、発電機を起動し又は停止させるための起動スイッチ機構10と、ゼンマイ5の巻き忘れを防止するための巻き忘れ防止機構11と、が収容されてなるものである。
2 and 3 are schematic perspective views showing the internal structure of the
図4は、懐中電灯本体3を構成するケーシング4の背面側を示す概略斜視図である。図1及び図4に示すように、ケーシング4は樹脂等からなる筐体であって、使用者が把持するための把持部12と、LEDランプ8から発せられた光を透過するための透明カバー部13とを備えている。このケーシング4には、その背面に内部を点検するための点検蓋14が開閉可能に設けられるとともに、その底面を貫通してトリガー挿通孔15が形成されている。また、図1に示すように、把持部12には、LEDランプ8の点灯/消灯を切り替えるための照明スイッチ16が配設されている。
FIG. 4 is a schematic perspective view showing the back side of the
ゼンマイ巻き具9は、図1及び図2に示すように、ゼンマイ5の中心軸17に噛合されたギア6と、該ギア6に一端が固定され他端がケーシング4を貫通して外部へ突出された固定軸18と、該固定軸18の他端に固定された基片19と、該基片19に対して揺動可能に設けられた操作取っ手20と、を備えるものである。このような構成によれば、使用者が操作取っ手20を摘んで固定軸18を中心として回転させると、固定軸18に固定されたギア6が回転し、該ギア6に噛合された中心軸17が回転することにより、ゼンマイ5が巻き上げられるものとなっている。また、ゼンマイ5を巻き終えた後は、図に詳細は示さないが、操作取っ手20を基片19に対して略90°の角度をなすように倒して、ケーシング4前面に形成された凹欠部21の内部に収納することにより、懐中電灯本体3を壁掛けホルダ2に装着する際に操作取っ手20が壁掛けホルダ2に干渉しないようになっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
起動スイッチ機構10は、図2及び図3に示すように、基部を支点に回動可能に設けられたトリガー検出器22と、フライホイール7の周面に密着してその回転を禁止し又は周面から離間してその回転を許容するブレーキシュー23と、トリガー検出器22とブレーキシュー23とを連結する連結リンク24と、を具備するものである。このような構成によれば、トリガー検出器22の回動が、連結リンク24によって運動方向が変換されつつブレーキシュー23に伝達されることにより、ブレーキシュー23がフライホイール7の周面に密着又は離間するものとなっている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
巻き忘れ防止機構11は、ゼンマイ5の巻き上げ又は弛緩に連動するゼンマイ連動リンク25と、トリガー挿通孔15を覆い又は露呈させる可動フタ26と、を具備するものである。可動フタ26は、図2に示すように、長尺な平板状の部材であって、その一端側がトリガー挿通孔15より大きい卵形に形成される一方、他端側が略矩形に形成されるとともにリンク挿通穴27が貫通形成されている。このように構成される可動フタ26が、ケーシング4の底面に突設された支軸28によって回転可能に支持されている。また、可動フタ26の支軸28を挟んでトリガー挿通孔15側の部分には、一端がケーシング4に固定された付勢バネ29の他端が固定されている。これにより、可動フタ26は、外力が作用しない時は、付勢バネ29の付勢力を受けて回動し図示しない位置決めリブに当接することによって、トリガー挿通孔15を覆い隠した状態で保持される。
The forget-to-
一方、ゼンマイ連動リンク25は、図2に示すように、長尺な棒状の部材であって、その一端側が曲折されてゼンマイ5に当接させるためのゼンマイ当接部30が形成される一方、他端側に可動フタ26を押圧するためのフタ押圧部31が形成されている。このゼンマイ連動リンク25が、ケーシング4の背面に突設された支軸32によって回転可能に支持されている。また、ゼンマイ連動リンク25は、支軸32よりフタ押圧部31側に、一端がケーシング4に固定された付勢バネ33の他端が固定されることにより、フタ押圧部31側を下降させる方向に付勢されている。このような構成により、ゼンマイ連動リンク25は、ゼンマイ5が巻き上げられて径が小さくなる時は、付勢バネ33の付勢力によって、ゼンマイ当接部30をゼンマイ5に追従させるようにすなわちゼンマイ当接部30を上昇させるように回動する。これにより、フタ押圧部31が下降して可動フタ26を押圧することにより回動させる。一方、ゼンマイ5が弛緩して径が大きくなる時は、ゼンマイ連動リンク25は、ゼンマイ当接部30がゼンマイ5から押圧力を受けることにより、付勢バネ33の付勢力に抗してゼンマイ当接部30を下降させるように回動する。これにより、フタ押圧部31が上昇して可動フタ26から離間する。
On the other hand, the
図5は、ゼンマイ連動リンク25が可動フタ26を押圧して回動させる様子をより詳細に説明するための図であり、図2におけるA−A断面を示している。図5に示すように、可動フタ26のリンク挿通穴27はその一端側が傾斜した案内面34とされる一方、フタ押圧部31における案内面34に接触する部位が円弧状に形成されている。これにより、ゼンマイ連動リンク25が回動してフタ押圧部31が下降すると、図5(a)に示すように、フタ押圧部31の円弧状の部分が可動フタ26の案内面34に接触した後、図5(b)に示すように、円弧状部分が案内面34に案内されるようにしてフタ押圧部31が更に下降することにより、フタ押圧部31から押圧力を受けた可動フタ26は、前記付勢バネ29の付勢力に抗して図5において右方向へ移動する。また、図5(b)の状態からゼンマイ連動リンク25が回動してフタ押圧部31が上昇すると、図5(c)に示すように、フタ押圧部31の押圧力から解放された可動フタ26は、付勢バネ29の付勢力によって左方向へ移動する。このようにして、ゼンマイ連動リンク25の回動に連動して可動フタ26が回動するものとなっている。
FIG. 5 is a view for explaining in more detail how the
前記壁掛けホルダ2は、懐中電灯本体3を壁面(不図示)に取り付けるためのものである。この壁掛けホルダ2は、図1に示すように、上部が開口された筐体であって、その背面2aを壁面に密着させた状態で、背面2aに形成されたビス挿通孔35を通して図示しないビスで固定される。また、壁掛けホルダ2の前面2bには、懐中電灯本体3の装着時にその把持部12との干渉を回避するための切り欠き36が形成されている。更に、壁掛けホルダ2の底部内側には、懐中電灯本体3のトリガー挿通孔15に対応する位置に所定高さのトリガー37が突設されている。
The wall-hanging
以上のように構成される非常用懐中電灯1は、非常時以外の平時においては、懐中電灯本体3が壁掛けホルダ2に装着された状態となっている。すなわち、図1に示すように、懐中電灯本体3は、その内部のゼンマイ5がゼンマイ巻き具9によって完全に巻き上げられた状態で、その底部側から壁掛けホルダ2の内部へ差し入れられる。この時、壁掛けホルダ2のトリガー37が懐中電灯本体3のトリガー挿通孔15からその内部へ挿入され、トリガー検出器22を押し上げることにより、トリガー検出器22がその基端部を支点として回動する。このトリガー検出器22の回動が、連結リンク24を介してブレーキシュー23に伝達されることにより、ブレーキシュー23がフライホイール7の周面に密着してその回転を禁止する。これにより、ギア6を介してフライホイール7に噛合されたゼンマイ5は弛緩することができず、巻き上げられた状態で保持される。
The
ここで、トリガー37は、ゼンマイ5が完全に巻き上げられた状態においてのみ、トリガー挿通孔15からケーシング4の内部へ挿入できるようになっている。より詳細に説明すると、ゼンマイ5が完全に巻き上げられていない状態では、ゼンマイ5が弛緩してケーシング4内で大きく広がるため、ゼンマイ連動リンク25は、ゼンマイ当接部30がゼンマイ5によって押圧されることによって、付勢バネ33の付勢力に抗してゼンマイ当接部30側を下降させるように回動する。これにより、ゼンマイ連動リンク25のフタ押圧部31が上昇して可動フタ26から離間した状態となり、可動フタ26は付勢バネ29の付勢力を受けてトリガー挿通孔15を覆い隠した状態で保持される。従って、トリガー37をケーシング4内に挿入することができない。一方、ゼンマイ5が完全に巻き上げられた状態では、ゼンマイ5がケーシング4内で縮小し、ゼンマイ連動リンク25は、付勢バネ33の付勢力を受けてゼンマイ5の縮小に追従するようにすなわちゼンマイ当接部30を上昇させるように回動する。これにより、ゼンマイ連動リンク25のフタ押圧部31が下降して可動フタ26のリンク挿通穴27に挿通される。この時、フタ押圧部31から押圧力を受けた可動フタ26は、図3に示すように反時計廻りに回動し、トリガー挿通孔15が露呈する。これにより、トリガー37をケーシング4内に挿入することが可能となる。このように、ゼンマイ5が完全に巻き上げられていない状態では、懐中電灯本体3を壁掛けホルダ2に装着しようとしても、壁掛けホルダ2のトリガー37を懐中電灯本体3のトリガー挿通孔15に挿入することができないため、懐中電灯本体3を壁掛けホルダ2に装着することができない。これにより、ゼンマイ5の巻き忘れという人為的なミスによって非常時に作動不全が生じるのを未然に防止することができる。
Here, the
一方、非常時に懐中電灯本体3を壁掛けホルダ2から取り外すと、壁掛けホルダ2のトリガー37が懐中電灯本体3のケーシング4内部から引き抜かれることにより、トリガー検出器22が、トリガー37の押し上げ力から解放されて図2に示す状態へと復帰する。このトリガー検出器22の回動が連結リンク24を介してブレーキシュー23に伝達され、ブレーキシュー23がフライホイール7の周面から離間することで、フライホイール7は回転可能な状態となる。これにより、ギア6を介してフライホイール7に噛合されたゼンマイ5は、ブレーキシュー23の保持力から解放されて弛緩し、ケーシング4内で大きく広がる。この時、ゼンマイ5に蓄積されていた付勢力が放出されてゼンマイ5の中心軸17が回転駆動され、この回転駆動力がフライホイール7を介して発電機に伝達されることにより発電機が起動する。この発電機で生じた電力は、バッテリーへ送られて充電されるとともに、該バッテリーからLEDランプ8に電力が供給されることでLEDランプ8が点灯するものとなっている。これにより、懐中電灯本体3を壁掛けホルダ2から取り外すと同時にLEDランプ8が点灯し、即座に懐中電灯本体3を使用することができる。また、必要に応じて図1に示す照明スイッチ16をOFFしてLEDランプ8を消灯することにより、電力消費を節約してより長時間に渡って懐中電灯本体3を使用することができる。また、バッテリーの充電が切れた場合には、ゼンマイ巻き具9を使用してゼンマイ5を巻き上げた状態から手を離してゼンマイ5を解放すれば、発電機が起動されてバッテリーが充電され、懐中電灯本体3を使用可能な状態とすることができる。尚、ゼンマイ巻き具9と照明スイッチ16を適宜使用すれば、非常時以外にも懐中電灯本体3を使用することが可能である。
On the other hand, when the
尚、本実施例では、本発明に係る照明ランプとして消費電力の少ないLEDランプ8を用いたが、これに限られず任意の照明装置を用いることがもちろん可能である。また、本実施例では発電機とLEDランプ8との間にバッテリーを介在させたが、このバッテリーは本発明に必須の構成要件ではなく、発電機からLEDランプ8に直接電力を供給することも可能である。しかし、本実施例のように発電機で生じた電力のうちLEDランプ8へ供給されることなく余剰した電力をバッテリーに充電しておき、必要に応じて照明スイッチ16を操作してLEDランプ8を消灯/点灯させた方が、ゼンマイ5から放出された付勢力を利用して懐中電灯本体3をより長時間に渡って使用することができるという利点がある。
In this embodiment, the
本発明は、照明ランプを備えた懐中電灯以外に、ホルダから取り外すと同時に警報音を発する防犯装置等にも適用可能である。 The present invention can be applied not only to a flashlight provided with an illumination lamp but also to a crime prevention device that emits an alarm sound at the same time that it is removed from a holder.
1 非常用懐中電灯
2 壁掛けホルダ
3 懐中電灯本体
5 ゼンマイ
8 照明ランプ
15 トリガー挿通孔
16 照明スイッチ
37 トリガー
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記壁掛けホルダにトリガーが突設される一方、前記懐中電灯本体に、巻き上げられることで付勢力を蓄積し弛緩することで付勢力を放出するゼンマイと、該ゼンマイから放出された付勢力によって起動される発電機と、該発電機で生じた電力が供給されて点灯する照明ランプと、前記ゼンマイが弛緩した状態で前記トリガーを挿通不能であって前記ゼンマイが巻き上げられた状態で前記トリガーを挿通可能なトリガー挿通孔と、が設けられたことを特徴とする非常用懐中電灯。 An emergency flashlight comprising: a wall-mounted holder fixed to a wall surface of a building; and a flashlight body that is detachably provided on the wall-mounted holder and is automatically turned on by being removed from the wall-mounted holder in an emergency. ,
While the wall-hanging holder has a trigger projecting, it is activated by the spring that releases the urging force by accumulating and relaxing the urging force by being wound on the flashlight body, and the urging force released from the spring A power generator, an illumination lamp that is turned on when power generated by the power generator is supplied, and the trigger cannot be inserted when the mainspring is relaxed, and the trigger can be inserted when the mainspring is wound up An emergency flashlight characterized by the provision of a trigger insertion hole.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326898A JP2007134198A (en) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | Emergency flashlight |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326898A JP2007134198A (en) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | Emergency flashlight |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007134198A true JP2007134198A (en) | 2007-05-31 |
Family
ID=38155687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005326898A Pending JP2007134198A (en) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | Emergency flashlight |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007134198A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011198731A (en) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Masaaki Mihara | Emergency light |
JP2012228950A (en) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Explore:Kk | Floating body with automatic light-emitting device |
CN106090696A (en) * | 2016-08-11 | 2016-11-09 | 深圳市金叶光线发展有限公司 | Torsional moment potential energy converting and energy is the self power generation LED illumination lamp of kinetic energy |
-
2005
- 2005-11-11 JP JP2005326898A patent/JP2007134198A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011198731A (en) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Masaaki Mihara | Emergency light |
JP2012228950A (en) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Explore:Kk | Floating body with automatic light-emitting device |
CN106090696A (en) * | 2016-08-11 | 2016-11-09 | 深圳市金叶光线发展有限公司 | Torsional moment potential energy converting and energy is the self power generation LED illumination lamp of kinetic energy |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109965360A (en) | For keeping and recharging the packet and its operating method of electronics fog supply system | |
US20080231234A1 (en) | Pull-cord lighting device | |
GB2408317A (en) | Wind-up torch | |
JP2007134198A (en) | Emergency flashlight | |
JP2007073193A (en) | Emergency lighting device | |
KR100512380B1 (en) | Support member for fire extinguisher of appartment house | |
JP2007234401A (en) | Emergency lighting system | |
JP2016219220A (en) | Luminaire | |
JP2006309966A (en) | Luminaire | |
JP2007141598A (en) | Emergency flash light and emergency illumination device | |
JP2007264848A (en) | Fire alarm | |
JP2006140067A (en) | Emergency luminaire | |
JP2010033846A (en) | Lighting device | |
JP2007318565A (en) | Remote control transmitter and lighting system | |
JP2006140066A (en) | Emergency lighting device | |
JP2012248530A (en) | Led lighting system | |
JP2009205857A (en) | Guide light | |
TWI554714B (en) | Luminaire | |
JP4962668B2 (en) | Lighting device and light emitting panel pack | |
JP4591496B2 (en) | Battery built-in lighting device | |
KR200325482Y1 (en) | An alarm device for rechargeable emergency flash | |
JP3195488U (en) | Portable lighting fixture | |
KR200320809Y1 (en) | portable modular emergency flashlight | |
CN216931879U (en) | Tobacco rod and atomization device | |
JP3108125U (en) | flashlight |