JP2007133762A - 情報端末用耐圧防爆ケース - Google Patents

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Junpei Sakai
順平 酒井
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Abstract

【課題】爆発性の雰囲気が形成される可能性がある環境で情報端末を使用するために、これを収める携帯端末用耐圧防爆ケースを提供する。
【解決手段】ケース10は、その内部の収容空間16に携帯端末を収容する。ケース10は、上ケース12、下ケース14にそれぞれ設けられた台形雄ねじ22、台形雌ねじ24を結合させることによって形成される。上下のケース12,14は、携帯端末が通信に使用する電磁波が透過する樹脂製である。また、上下のケース12,14には六角棒レンチ用の六角穴40,42が設けられており、六角棒レンチによる増し締めが可能となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、化学プラントなど爆発性の雰囲気が形成される可能性のある環境で用いられる情報端末を収容するためのケースに関する。
工場や、プラントなどで、爆発性の雰囲気が形成される可能性のある環境で用いられる機器は、電気機械器具防爆構造規格に沿った構造を採ることが要求される。防爆構造規格には、耐圧防爆、本質安全防爆などがあり、それぞれに技術的な要求事項が定められている。工場等で用いられる設置型の電気機械器具、例えば電気モータと一体となったポンプなどは、携帯性を考慮する必要がなく耐圧防爆構造を採ることができる。
このような設置型の機器と無線通信により情報の授受を行うシステムが実用化されている。例えば、下記特許文献1においては、モータの軸受の摩耗を監視するシステムにおいて、摩耗を検出するセンサの調整や、検出された摩耗の程度などの情報の授受を赤外線を用いた無線通信を用いて行っている。この文献においては、設置された機器との間で情報の授受を行う機器として、パーソナルコンピュータが例示されている。また、PDA(Personal Digital Assistance)など携帯型の情報端末を用いて情報の授受を行うことが、例えば下記特許文献2に記載されている。
特開2000−308312号公報 特開2005−276045号公報
前述のような情報端末を爆発性の雰囲気下で用いる場合、その機器が爆発の引き金とならない構造である本質安全防爆構造を採ることが望まれる。しかし、本質安全防爆構造の場合、機器を流れる電流値に制限があるために、小規模の機器、または回路構成を詳細に検討した機器でなければならなかった。例えば、9Vの乾電池で駆動される一般的な赤外線リモコンを、本質安全防爆構造とすることは困難であった。
本発明は、爆発性雰囲気が形成される可能性がある場所で、携帯型の情報端末を、簡易な構成で取扱いできるようにすることを目的とする。
本発明は、本質安全防爆構造等の防爆対策が採られていない情報端末を収めるケースであって、耐圧防爆構造としたケース全体が樹脂製の情報端末用耐圧防爆ケースである。樹脂は、収容する情報端末が通信に用いる電磁波を透過するものである。全体を樹脂製とすることで、構造を簡略なものとし、また、通信に用いられる電磁波が透過することで、収容する情報端末の機能を阻害しないものとしている。収容する情報端末が、例えば赤外線を利用したものであれば、ケースの材質は、透明の樹脂、例えばポリカーボネイトやアクリル樹脂とすることができる。
この耐圧防爆ケースは、二つの部分からなり、一方に雄ねじ、他方に雌ねじが形成され、これらがねじ結合することにより一体のケースとなっている。ねじ部を、台形ねじとすることが好ましい。台形ねじとすることにより、耐圧防爆規格に十分適合することができる。
また、ケースを構成する二つの部分に、六角棒レンチ用の穴を設けることができ、六角棒レンチを利用して、前記ねじを締めることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1には、本実施形態にかかる情報端末用耐圧防爆ケース(以下、単にケースと記す)10の外観が斜視図により示され、図2には、ケース10の断面が示されている。
ケース10の外観は高さの短い円柱形状であり、二つの部品である上ケース12と下ケース14をねじ結合させて、形成されている。上下のケース12,14を結合させると、図2に示すように内部に、外部から密閉された収容空間16が形成され、ここに収容対象となる携帯端末が収容される。この実施形態においては、収容空間16は円筒形状であるが、収容する携帯端末に合わせて適切な形状とすることができる。何れのケース12,14とも、透明の樹脂、例えばポリカーボネイト、アクリル樹脂により形成されている。
ケース10の円柱側面において、上下のケース12,14は嵌り合うように二重になっている部分がある。この二重になっている部分は、上ケース12が外側、下ケース14が内側であり、それぞれ嵌め合い外側部分18、嵌め合い内側部分20と記す。嵌め合い内側部分20は、外周面に雄ねじ、特に台形雄ねじ22が切られたねじ部24を有する。さらに、内側部分20は、隙間をシールするためのOリング26を収容する溝28を有するシール部38を有している。嵌め合い外側部分18は、ねじ部24の台形雄ねじ22と、ねじ結合する台形雌ねじ32が内周面に切られたねじ部34と、Oリング26が接触するシール面36を有するシール部38を有している。
また、上ケース12の上面の中心、および下ケース14の下面の中心には、六角棒レンチ用の六角穴40,42が設けられている。
ケース10に携帯端末を収容するときは、まず下ケース14内に携帯端末を配置し、溝28にOリング26を収める。次に上から上ケース12を被せ、さらに上ケース12全体を手で回してねじ部24,34をねじ込んで、ねじ結合させる。手でおおよそねじ込んだら、最後に、六角穴40,42に六角棒レンチを差し込み、レンチを利用して締め込む。ケース10は、携帯端末を収容するケースであり、外形の円柱直径は、人が手で持ち、十分なトルクを加えてねじを締め込むには、やや大きい。本実施形態においては、六角棒レンチを用いることで、十分なトルクを加えることができる。
ケース10に収めた状態で、携帯端末を設備内の所定の機器に近づけると、自動的にその機器との間で、情報の授受を行い、所定の情報が、機器や携帯端末に記憶される。例えば、設備機器の初期設定を行う場合には、管理区域外で、携帯端末を初期設定用の情報を送信するモードに設定し、設備機器のところまで移動し、ここで情報を送信する。また、設備機器から情報を読み出す場合は、管理区域外でモードを設定した後、設備機器に近づき情報を受信した後、再び管理区域外に戻り、ここで受信されたデータを読み出す。
以上のように、本実施形態にかかる情報端末用耐圧防爆ケース10は、樹脂製の二つのケース12,14を組み合わせて形成されており、構造が簡単である。また、金属製などに比べ、軽量化することができ、携行が容易である。また、ねじに台形ねじを採用したことで、爆発に耐える構造としている。
また、本実施形態においては、赤外線を利用した通信を想定し、ケースを透明のものとしたが、赤外線以外の電磁波を用いる情報端末においては、その使用される電磁波について透過性があれば、どのような樹脂であってもよい。
本実施形態にかかる情報端末用耐圧防爆ケースの外観を示す斜視図である。 図1に示すケースの断面図である。
符号の説明
10 情報端末用耐圧防爆ケース、12 上ケース、14 下ケース、16 収容空間、22 台形雄ねじ、32 台形雌ねじ、40,42 六角穴(六角棒レンチ用の穴)。

Claims (3)

  1. 爆発性雰囲気が形成される可能性のある環境で用いられる情報端末を収める情報端末用耐圧防爆ケースであって、ケース全体が、前記情報端末が通信に用いる電磁波を透過する樹脂で形成されている、情報端末用耐圧防爆ケース。
  2. 請求項1に記載の情報端末用耐圧防爆ケースであって、当該ケースは、ねじ結合により結合する二つの部分からなり、結合に用いられるねじ部は台形ねじである、情報端末用耐圧防爆ケース。
  3. 請求項2に記載の情報端末用耐圧防爆ケースであって、前記ケースの二つの部分には、それぞれ前記台形ねじを締めるための六角棒レンチ用の穴が設けられている、情報端末用耐圧防爆ケース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101037398B1 (ko) 2010-01-21 2011-05-30 이선애 방폭형 케이스
WO2013116370A1 (en) * 2012-01-30 2013-08-08 Xciel, Inc. Explosion proof tablet enclosure
US9867438B2 (en) 2012-09-26 2018-01-16 Xciel, Inc. Explosion proof assembly

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