JP2007130334A - Constant depth cornea loop incision apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、角膜を一定のパターンで切開する手術用器具に関し、本発明者が提唱する新しい眼球の調節理論に基づいて開発された、加齢により失われた調節能力を回復(老眼治療)するための定深度角膜輪状切開器具に関する。 The present invention relates to a surgical instrument for incising the cornea in a certain pattern, and restores the ability of adjustment lost by aging, developed based on the new theory of eyeball adjustment proposed by the present inventor (presbyopia treatment). The present invention relates to a constant-depth corneal ring-shaped incision instrument.
眼球の調節運動における調節原理は、ヘルム・ホルツが19世紀に提唱した内眼筋調節説(ヘルム・ホルツ理論)が多くの矛盾を抱えながら、現在に至るまで支持されている。このヘルム・ホルツ理論を簡潔に説明すると次のようになる。即ち、眼球の調節運動は眼球内に存在する毛様体筋の伸縮運動を、その唯一の原動力にしており、その効果器は唯一水晶体のみである。そして効果器である水晶体は、その厚みや位置を変化させることにより焦点の調整を行なっている。 The principle of accommodation in the eye movement has been supported by Helm Holtz in the 19th century, with many contradictions. The Helm-Holtz theory can be briefly explained as follows. That is, the adjustment movement of the eyeball uses the expansion and contraction movement of the ciliary muscle existing in the eyeball as its sole driving force, and the only effector is the lens. The crystalline lens, which is an effector, adjusts the focal point by changing its thickness and position.
加齢により内眼筋の伸縮運動能力が衰えた結果、効果器である水晶体に対して十分な影響力を与えることができなくなると、眼の調節機能の低下が起こり、遠方に焦点位置(遠点)を調整した場合、近方を見ることが困難になる現象(一般的には老眼、専門的には加齢性調節衰弱と呼ばれている)が生じる。
このような加齢性調節衰弱(以下、老眼という。)が生じた場合、これまでは凸レンズを用いた眼鏡やコンタクトレンズを装着することで、焦点位置(遠点)を調整して近方視力を改善することが一般的に行なわれてきた。しかし、これらの方法により近方視力を改善すると、今度は遠方視力に支障が出てくることになる。
As a result of the decline in the ability to stretch and contract the internal muscles due to aging, if the lens, which is the effector, cannot be sufficiently affected, the accommodation function of the eye deteriorates, and the focal position (far When the point is adjusted, a phenomenon (generally called presbyopia, technically referred to as age-related accommodation weakness) that makes it difficult to see the near area occurs.
When such age-related accommodation weakness (hereinafter referred to as presbyopia) occurs, until now, wearing a spectacle or contact lens with a convex lens to adjust the focal position (far point) and near vision It has been generally done to improve. However, if the near vision is improved by these methods, the distance vision will be disturbed.
本質的な意味での老眼の回復とは、眼の調節能力を回復することである。そのための根本的な解決法としては、衰えた毛様体筋(内眼筋)の機能を回復させる方法が求められるが、加齢現象の一環として現れてくる毛様体筋の機能回復や眼の調節能力の回復はこれまで不可能と考えられてきた。 The recovery of presbyopia in the essential sense is to restore the eye's ability to adjust. As a fundamental solution for this, a method to restore the function of the weakened ciliary muscle (inner eye muscle) is required. However, the function recovery of the ciliary muscle that appears as part of the aging phenomenon and the eye It has been considered impossible to restore the ability to adjust.
近年のレーザ技術の発達に伴い、特許文献1に示されるように、患者の眼が近方用、又は遠方用の焦点を意図して選択できるように、直接患者の眼球上に遠近両用のレンズ面を加工するという老眼治療システムが提案されている。
このシステムは、レーザ照射システムを用いた外科的な老眼治療システムであり、レーザ照射手段とレーザ制御手段とを有している。所望のレーザ照射により、視軸を中心にした環状切除部(環状蒸散部)を角膜中央領域(瞳孔領角膜、以降は瞳孔領角膜で統一する。)に設けるものである。
With the recent development of laser technology, as shown in Patent Document 1, a bifocal lens is directly placed on the patient's eyeball so that the patient's eye can be selected with a near or far focus. A presbyopia treatment system that processes the surface has been proposed.
This system is a surgical presbyopia treatment system using a laser irradiation system, and has laser irradiation means and laser control means. An annular excision part (annular transpiration part) centered on the visual axis is provided in the central region of the cornea (the pupil cornea, and thereafter the pupil cornea is unified) by desired laser irradiation.
この老眼治療システムによる治療は、図12(a)及び(b)に示され、具体的には以下のような手順で行なわれる。
(1)眼球600の角膜表層部を厚さ100〜200μmで円盤状に切離して角膜フラップ610を形成した上で、これを持ち上げ角膜実質部620を露出する(図12(a))。
(2)瞳孔領角膜の角膜実質部620にレーザ照射630を行い、所望の環状陥凹部640を形成すべく角膜実質を蒸散する(図12(b))。
(3)角膜フラップ610を角膜実質上の元の位置に戻し、治療を終了する。
The treatment with the presbyopia treatment system is shown in FIGS. 12 (a) and 12 (b), and is specifically performed in the following procedure.
(1) The cornea surface layer portion of the
(2)
(3) Return the
この老眼治療システムに於いては、図13(a)及び(b)に示すように、環状陥凹部640が視軸を中心として、外径3.5mmを越えない大きさで創られる。これが瞳孔領角膜に於ける曲率を修飾することで、角膜に多焦点効果をもたらす。
In this presbyopia treatment system, as shown in FIGS. 13 (a) and 13 (b), an
近年の屈折矯正手術分野では、角膜実質部をあるパターンで蒸散することにより瞳孔領角膜の曲率を変化させ、近視や乱視、遠視の矯正を行うLASIK手術(以下、レーシック手術という。)が長足の進歩を遂げている。上述の老眼治療システムは、瞳孔領角膜の曲率を修飾するという点ではレーシック手術と原理が同じであり、レーシック手術の延長線上にあると考えられる。
上述の老眼治療システムの目的は、単に角膜上に於ける多焦点レンズ効果を獲得することに止まり、加齢により失われた眼の調節運動を根本から回復させることは出来なかった。 The purpose of the above-mentioned presbyopia treatment system was merely to acquire the multifocal lens effect on the cornea, and the eye movements lost due to aging could not be recovered from the root.
本発明は上記実情に鑑みてなされている。そして老眼の根本的治療、より具体的には、眼の調節能力の回復を外科的に実現する、定深度角膜輪状切開器具の構造を得ることを目的としている。 The present invention has been made in view of the above circumstances. An object of the present invention is to obtain a structure of a constant depth corneal ring incision device that surgically realizes fundamental treatment of presbyopia, more specifically, restoration of eye accommodation ability.
本発明者は「ヘルム・ホルツ理論で示される毛様体筋だけが能動的に動作し、眼球の調節運動を行なうのではなく、眼球全体がしなやかにその形状を変化させることにより調整運動が行なわれる」ことを提唱している。この新しい理論こそが老眼治療を目的にした定深度角膜輪状切開器具の開発の背景にある。 The present inventor stated that "only the ciliary muscle shown in Helm-Holtz theory is actively operated, and not the adjustment movement of the eyeball, but the adjustment movement is performed by flexibly changing the shape of the entire eyeball. Is advocated. This new theory is behind the development of a constant depth keratotomy device for the treatment of presbyopia.
これをより詳細に説明すると次のようになる。
即ち、図1及び図2に示す眼球1において、近方を見るとき(近方調節時)には、内眼筋が収縮し調節運動をするだけでなく、眼球1に付着した全ての外眼筋2がバランスを保ちながら収縮する。このとき眼球1は外眼筋の眼球付着部3を作用点として眼窩後方へ向け牽引される。(外眼筋2のもう一方の端は眼窩を形成する骨に腱を介して付着している。)眼球1と接触して眼窩後方に存在している視神経や軟部組織は、その抗力として眼球底4に圧力を加える。この抗力は眼球1の外眼筋付着部3より前方に位置する強膜5と角膜6を前方に向け伸展させる力となる。このとき外眼筋付着部3が作用点として働くため、外眼筋付着部3から角膜輪部7までの強膜5部分が最も強く伸展されることになる。ところで解剖学的に見ると、外眼筋2が付着している強膜部はもっとも薄く構成されており、もともと伸展性が優れた部位である。本発明者は内眼筋の伸縮運動だけではなく、この強膜伸展による眼球軸の伸びが調節に大きな影響を与えることを見出した。
This will be described in more detail as follows.
That is, in the eyeball 1 shown in FIG. 1 and FIG. 2, when the near eye is viewed (at the time of near vision adjustment), not only the internal muscles contract and perform adjustment movement, but also all the external eyes attached to the eyeball 1. The
強膜5の伸展性はその厚みと、それを構成しているコラーゲン組織の含水率により影響を受けている。このコラーゲン組織の含水率の低下は組織の硬化につながり、強膜5の伸展性の低下を招くことになる。強膜5を構成しているコラーゲンの含水率は、皮膚のそれと同様に加齢とともに低下する傾向がある。そのため強膜5の伸展性は加齢とともに低下し、結果的に調節能力の低下を招くことになる。本発明者は、このような一連のメカニズムにより調節能力の低下が起こり、老眼の発生につながっていることを発見した。
The extensibility of the
上述の理論によれば、加齢により低下した調節強膜の伸展性を回復させるような処置を施せば、眼球の調節能力が回復し、老眼を治癒させることが可能になる。そこで本発明者は、上記理論を背景にして老眼治療を目的とした定深度角膜輪状切開器具を完成するに至った。 According to the above-described theory, if a treatment that restores the extensibility of the regulatory sclera that has decreased due to aging is performed, the ability to adjust the eyeball is restored, and presbyopia can be cured. Accordingly, the present inventor has completed a constant-depth corneal ring-shaped incision device aimed at presbyopia treatment against the background of the above theory.
上記目的を達成するため請求項1の定深度角膜輪状切開器具10は、所望の角膜輪部近傍の角膜を一定の深度をもって輪状に切開(一周回の切開創を作成)する手術用器具であり、次の各構成を具備することを特徴としている。
(1)強角膜固定リング(サクション・リング20)。サクション・リング20は、角膜を通すための角膜円形孔24をもつ円筒形のもので、吸引手段を有し角膜及び強膜を吸引圧で固定するものである。
(2)回転体(レボルバー40)。レボルバー40は、円錐形の内壁(傾斜面43)を有し、サクション・リング20上に回転可能に装着されるものである。
(3)切開手段。切開手段(ブレード固定機構60及びブレード61)は、角膜円形孔24内に突出させることが出来るように、レボルバー40の内壁(傾斜面43)上に設置されるものである。
尚、レボルバー40に設置された切開手段(ブレード固定機構60及びブレード61)の設置個数は、一つであっても複数個であってもよい。
In order to achieve the above object, the constant depth corneal ring-
(1) Strong cornea fixing ring (suction ring 20). The
(2) Rotating body (revolver 40). The
(3) Incision means. The incision means (
Note that the number of incision means (
請求項2は、請求項1の定深度角膜輪状切開器具10において、切開手段は、レボルバー40の中心に向かい移動可能なブレード61を備えるとともに、角膜に作成される切開創に於いて所望の切開深度得るために、ブレード61は着脱交換可能に構成されたことを特徴としている。
In the constant depth corneal ring-
請求項3は、請求項2の定深度角膜輪状切開器具10において、刃(ブレード61)は、その先端にガイド面が備えられ、このガイド面より一定長突出する、ガイド付き刃であることを特徴としている。
According to a third aspect of the present invention, in the constant depth corneal ring-
請求項4は、請求項1又は請求項2の定深度角膜輪状切開器具10において、
切開創が切開部角膜面に対して垂直に創られるように、切開手段(ブレード固定機構60、及びブレード61)は、レボルバー40の円錐形内壁面(傾斜面43)上に、刃先を円錐中心に向けて平行に設置されていることを特徴としている。その結果、ブレード61は切開部角膜面に対して垂直に刺入されることが可能となる。
A fourth aspect of the constant depth
The incision means (
請求項5は、請求項1又は請求項2の定深度角膜輪状切開器具10において、前記サクション・リング20とレボルバー40との間に逆回転防止機構を設けたことを特徴としている。
According to a fifth aspect of the present invention, in the constant depth corneal ring-shaped
本発明の定深度角膜輪状切開器具によれば、これを強角膜上に装着し、吸引圧をかけて強角膜を固定した後、切開手段(ブレード固定機構60とブレード61)が装着されたレボルバー40を用手的に回転させるという簡単な操作で角膜輪部近傍の角膜部位に所望の一定深度で輪状切開創11を形成することができる(図2)。
According to the constant depth corneal ring dissection instrument of the present invention, this is mounted on the cornea and the cornea is fixed by applying suction pressure, and then a revolver equipped with dissection means (
このようにして角膜輪部7近傍に創られた定深度角膜輪状切開創11の存在により(図1に示した模式図において)、段落番号0012で述べたように、近方調節時に外眼筋2が収縮する際に、外眼筋2の眼球付着部3から角膜輪部7までの強膜5部位の伸展性を回復させることができる。
Due to the presence of the constant-depth
このようにして低下した強膜5の伸展性を改善することにより、眼球の調節能力を回復させることは、加齢により失われた調節能力を本質的に回復させることに他ならない。
Restoring the ability to adjust the eyeball by improving the extensibility of the
なお、角膜に形成される輪状切開創11は、角膜輪部7から0.1〜2.0mm内側の角膜部位に形成するのが好ましい。この角膜輪部からの位置、つまり輪状切開創の直径はサクション・リング20に設けられた角膜円形孔24の大きさにより決定される。そのため角膜リングの直径は、所望の輪状切開創の直径に応じて選択されなければならない。角膜リングの直径は、可変ではなく所望の輪状切開創の直径に応じて数種類準備されている。
ところで、より大きな伸展性を強膜5に与えるためには、角膜輪部7よりも外側の強膜5自体を切開した方が効果的ではあるが、強膜への切開創は創傷治癒が極めて起こり易く、切開後に再接着や癒着を起こし、反って強膜5の伸展性を低下させることになる。よって、本発明の定深度角膜輪状切開器具10による切開位置として強膜部を選択するのは適当でない。
The
By the way, in order to impart greater extensibility to the
これに対して、定深度角膜輪状切開器具10を用いて、角膜に輪状切開創を設けた場合、創傷治癒は極めて起こりにくく、強膜5の伸展性は半永久的に保持されることになる。
しかし、輪状切開創が角膜輪部から大きく離れると強膜5の伸展性はほとんど改善されないことが経験的にも理論的にも判明している。そのため角膜上に於ける輪状切開創はできるだけ角膜輪部に接近させて創られることが必要である。
On the other hand, when an annular incision is provided in the cornea using the constant-depth corneal
However, it has been empirically and theoretically found that the extensibility of the
つまり輪状切開創11を形成する位置は、強膜5の伸展性を向上させる目的からは角膜輪部7に近い位置がよく、輪状切開創の自然治癒を防止する観点からは角膜輪部7から離れた位置が良い。そこで両者の調和を図り、角膜輪部7から0.1〜2.0mm内側の角膜部位、より好ましくは0.3〜0.5mm内側の角膜部位が定深度輪状切開位置として選択される。
In other words, the position where the ring-shaped
また、定深度輪状切開創11の深度は、強膜5における伸展性を確実に回復できる深度が経験的に選択されている。その深度とは輪状切開部の角膜厚の75〜95%である。選択された一定深度の切開創を創るためにブレードの側面にはガイドが設けられている。ブレードの先端からガイドの先端までの距離が切開深度を決定する。そのため所望の切開深度によりガイドの位置が選択されなければならない。ガイドの位置はブレードに対して可変であっても固定されていても良い。固定式ガイドの場合、ガイドはブレードに固定されているため、所望の切開深度により、所望のブレードが選択される必要がある。
Further, the depth of the constant-depth
本発明の定深度角膜輪状切開器具の実施形態の一例を図3〜図6を参照しながら説明する。
定深度角膜輪状切開器具10は、角膜輪部近傍の角膜を一定深度で輪状に切開する器具であって、サクション・リング20と、これに対して回転動作が可能なレボルバー40、そしてレボルバー40上に装着された切開手段(ブレード固定機構60、及びブレード61)を有して構成されている。
One example of an embodiment of the constant depth corneal ring-shaped incision device of the present invention will be described with reference to FIGS.
The constant-depth corneal ring-shaped
サクション・リング20は、強膜上に設置され、強膜を固定する強膜円形孔22と、角膜を固定するための角膜円形孔24の二つの円形孔を有する円筒形をした強角膜固定部21と、その上に固定される、レボルバー40を支持する支持体31の二つの構成要素から成る。
The
強角膜固定部21が強角膜に固定されるとき、強角膜固定部21と強角膜の間には空間部23が形成される。吸引孔Sを介して外部から吸引圧がかけられると、この空間部23に吸引圧が蓄えられ、強角膜固定部21が強角膜に吸着、固定されることになる。より具体的には次のようになる。
When the
レボルバー支持部31の内側壁面には、強角膜固定部21内の空間部23に連通する吸引孔Sが設けられており、この吸引孔Sに続く吸引圧通路35は外部から空間部23へ吸引圧を伝えるための通路として機能する。吸引圧通路35のもう一つの端は、外科医が定深度角膜輪状切開器具を保持するための中空のハンドル37に接続されており、またハンドル37の他端は外部からの吸引圧を伝える吸引チューブ(図示せず)へ接続されている。
したがって、ハンドル37に吸引チューブを介して外部から吸引圧が加えられると、ハンドル中空部38、吸引圧通路35、及び空間部23に吸引圧が蓄えられ、強角膜固定部21内に配置された強膜、及び角膜を吸着させることが可能になる。
A suction hole S communicating with the
Therefore, when suction pressure is applied to the
角膜上に於ける輪状切開創の設置位置は、角膜円形孔24の大きさ(直径)により決定される。したがって、治療を行なう眼球に応じて(角膜の直径は個人差が大きい)、最適の輪状切開創11の設置位置が求められるように、角膜円形孔24の直径が異なる複数のサクション・リング20を用意しておくことが好ましい。
The installation position of the ring-shaped incision on the cornea is determined by the size (diameter) of the corneal
レボルバー支持部31の内面(傾斜面34)は円錐形をしており、この上に設置されるレボルバー40の内壁面(傾斜面43)の円錐形と連続性を持った形を成している。レボルバー40はサクション・リング20に対して一方向(例えば、時計回り方向)にのみエンドレスに回転することが可能であり、逆回転できないような機構が備えてある。
レボルバー40は一方向のみエンドレスに回転可能であるので、一回転(360度回転)したことが判るように、レボルバー40の傾斜面43及びレボルバー支持体31の傾斜面34の適宜位置に目盛Mを表示しておくことが好ましい。
The inner surface (inclined surface 34) of the
Since the
切開手段は、レボルバー40の内壁面となる傾斜面43上に設置されたブレード固定機構60と、これに装着された刃、ブレード61から構成されている。ブレード固定機構60は、ブレード61の上端を押し込んだり、上端に設けたネジ68により螺進させたりして、ブレード61の先端が角膜円形孔24に突出した状態(図4における点線位置)で固定できるロック機構を有する構造となっている。
The incision means includes a
また、ブレード61は、レボルバー40の傾斜面43上に、刃先を円錐中心に向けて平行に設置されている。傾斜面43の延長線は、サクション・リング20に固定された角膜に対して垂直となるように傾斜面43の角度が設定されている。したがって、ブレード61が傾斜面43上に平行に設置されることから、切開部角膜面に対して垂直に刺入されることが可能となる。
Further, the
ブレード61は、図5に示すように、その先端に於いて、ガイド面61aから一定突出長Lの突出刃61bを有するガイド付き刃から構成されている。
すなわち、ブレード先端を角膜に押し当てて切開を行うとき、ガイド面61aが角膜面に当接してそれ以上の切り込みを防ぐことで、角膜切開深度を一定に保つことができる。このときの角膜切開深度は突出刃61bのもつ一定突出長Lにより決定される。
また、ブレード61はブレード固定機構60から着脱交換が可能な構造となっている。したがって、ガイド面61aからの一定突出長Lが異なるブレード61を選択してブレード固定機構60に装着することで、角膜切開深度を変更することができる。
As shown in FIG. 5, the
That is, when the blade tip is pressed against the cornea and the incision is performed, the
The
(施術例)
次に、上記構造の定深度角膜輪状切開器具10を使用して老眼治療を行なう手順について説明する。
先ず、治療を行なう眼球に於いて、定深度角膜輪状切開を行う部位の角膜厚を超音波測定器(パキメーター)などで測定し、所望の切開深度を決定する。切開深度は切開部位の角膜厚の75〜95%の間で選択される。切開深度は大きいほど、その効果は高いものとなる。切開深度が決定されると、定深度角膜輪状切開器具10に装着するブレードを選択し、ブレード固定機構60に装着する。
(Example of treatment)
Next, a procedure for performing presbyopia treatment using the constant depth corneal
First, in the eyeball to be treated, the corneal thickness at the site where the constant depth corneal incision is to be performed is measured with an ultrasonic measuring device (pachymeter) or the like to determine a desired incision depth. The incision depth is selected between 75-95% of the corneal thickness at the incision site. The greater the incision depth, the higher the effect. When the incision depth is determined, a blade to be attached to the constant depth corneal
消毒、点眼麻酔後、開瞼器を装着し、治療を行う眼球1の強角膜上に定深度角膜輪状切開器具10を、角膜円形孔24の中に角膜がセンタリングするよう配置する。配置が終了したら角膜輪状切開器具10を眼球に対して押し付けながら吸引圧をかける。このとき空間部23と強角膜で囲まれた空間内部には吸引圧がかかり陰圧となる。この圧力で強角膜は角膜輪状切開器具10に対して固定されることになる。
After sterilization and eye drop anesthesia, a cleaver is attached, and the constant-
次に、ブレード固定機構60に配置された所望のブレード6を、ブレード固定機構60内でスライドさせながら、角膜円形孔24内に現れている角膜に向けて押し込む。このときブレード61の先端部が角膜円形孔24内に突出配置され(図6)、角膜の所望の位置に、所望の深さの切り込みを入れた状態でブレード61の位置がロック機構により固定維持される。
Next, the desired
ブレード63の先端を角膜の所望の深さに位置させた状態で、レボルバー支持体31に対してレボルバー40の外側面を把持し、一方向(例えば、時計回り)に一回転させれば、角膜上に所望の一定深度の輪状切開創11が創られる(図2)。この時、逆回転防止機構により、レボルバー40は逆方向への回転が防止されるようになっている。
このようにして創られる一定深度角膜輪状切開創11は、その位置が角膜輪部7から0.1〜2.0mm内側の角膜部位であり、深度は450〜700μmに形成することが好ましい。この深度は切開部角膜厚の70〜95%に相当する。
With the tip of the
The constant depth
レボルバー40を一回転させて定深度角膜輪状切開創を創った後に、吸引圧を解除する。吸引圧が解除された定深度角膜輪状切開器具は容易に眼球から取り外すことが出来る。
最後に、ヒーロン針(27G針)等を用いて切開創内部をBSS(商品名)などの溶液でよく洗浄して老眼の治療を終了する。
After the
Finally, the inside of the incision is thoroughly washed with a solution such as BSS (trade name) using a Healon needle (27G needle) or the like to complete the treatment of presbyopia.
定深度角膜輪状切開器具のより具体的な構成について、図7〜図11を参照しながら説明する。
図7〜図11に示す定深度角膜輪状切開器具10は、図3〜図6の器具と同様に、サクション・リング20、及びレボルバー40を有しているが、レボルバー40上に一対の切開手段(ブレード固定機構60及びブレード61)が装着されて構成されている。図中、図3〜図6と同一の構成を採る部分については、同一符号を付している。
以下、切開手段を構成するブレード固定機構60、ブレード固定機構60におけるブレード61のロック機構、及びサクション・リング20とレボルバー40との間に形成される逆回転防止機構の詳細構造を中心に説明する。
A more specific configuration of the constant-depth corneal annular incision device will be described with reference to FIGS.
7 to 11 includes a
The following description will focus on the detailed structure of the
この例における定深度角膜輪状切開器具10は、レボルバー40の傾斜面43における互いに対向する位置に、ブレード固定機構60がそれぞれ装着されている。各ブレード固定機構60にはブレード61が装着され一対の切開手段を有するため、レボルバー40をサクション・リング20に対して180度回転させることで角膜に輪状切開創を形成することが可能となる。
In the constant depth corneal ring-shaped
各ブレード固定機構60は、傾斜面43上にそれぞれ装着されるガイド体62、ブレード61、板バネ64、ホルダー部65から構成されている。
ガイド体62は、長方形状のL字片より構成され、レボルバー40の傾斜面43において中心方向にホルダー部65内でスライド可能に装着されている。ガイド体62は、その折曲部62aが下方側に位置するように装着され、折曲部62aにはガイド体62を押し込んでスライドする際に使用する円柱状のツマミ部66が形成されている。
ブレード61は、ガイド体62上にビス63により固定されている。ホルダー部65は、板バネ64を収納するように傾斜面43に固定され、この板バネ64により、ブレード61及びガイド体62を上方から押さえて固定するように構成している。
Each
The
The
ブレード61は、ガイド体62とともに傾斜面43上をスライド移動することで、先端が角膜円形孔24内に突出配置されるようになっている。また、ブレード61には直線状の溝部61cが刻設されている。ホルダー部65内には、板バネ64との間に平板状の弓状バネ67が装着され、ブレード61をスライド移動するに際して、弓状バネ67の先端部がブレード61の溝部61cに嵌合することでロック機構を構成し、中心方向へのスライド移動が規制されるようになっている(図10(a))。
また、ブレード61がロック機構によりロックされた状態から、ツマミ部66を引き上げることで、ガイド体62及びブレード61を逆方向にスライド移動させれば、弓状バネ67の先端部が溝部61cから外れ、ブレード61先端が角膜円形孔24内から突出しない状態に戻すことができる。
The
Further, when the
また、この定深度角膜輪状切開器具10は、レボルバー40と支持部31を具備して構成されている。
レボルバー40は、支持部31の上部内径33と同径となる下部内径41と、それより大径の上部内径42の間の内壁に傾斜面43を有する筒状体から構成されている。レボルバー支持体31の傾斜面34とレボルバー40の傾斜面43とは同じ傾斜角度を有しているので、傾斜面同士が連続することで両者の内壁が円錐形を形成している。
レボルバー40の下面側の周囲には、レボルバー支持体31に対してレボルバー40が回転可能に装着させるための環状プレート44が配されている。すなわち、環状プレート44の中央に設けた孔部45内にレボルバー支持部31を配置させ、環状プレート44をレボルバー40の下面周囲に押し付けた状態で、ネジ46により固定することにより、レボルバー支持体31に対してレボルバー40が回転可能に装着される。
The constant depth corneal ring-shaped
The
Around the lower surface side of the
サクション・リング20とレボルバー40との間には、支持部31に対してレボルバー40が一方向(例えば、時計回り方向)に対してのみ回転可能とするための逆回転防止機構が形成されている。
すなわち、支持部31の内部には内周に沿って歯車50が形成され、この歯車50は、支持部31の半径方向に沿った直角部51aと、この面に対して回転方向側に傾斜された傾斜部51bから成る一定ピッチの多数の溝51を有している。そして、この溝51に対して、支持部31内の軸部52に装着された係止バー53の先端が嵌まるようになっている。係止バー53は、支持部31の側面に形成された孔部31aより先端が突出配置され、先端に円柱状の解除操作部54が形成されている(図8)。
A reverse rotation prevention mechanism is formed between the
That is, a
環状プレート44の下面で係止バー53近傍位置には、バネ支持ネジ55が固定されている。バネ支持ネジ55には、このネジに一回り巻回された線条体56が装着され、その一端を環状プレート下面に穿孔された孔部57に嵌めるとともに、他端を係止バー53の側面位置の形成された凹部58に嵌合させている(図10(b))。
この構造により、線条体56に係止バー53を常時外側方向に付勢する力を発揮させ、係止バー53の支持部31内側における先端が歯車50の溝51に嵌合するようになっている。
したがって、レボルバー40は図8の矢印の示す回転方向へは緩やかな傾斜部51bを乗り越えることで移動可能となるが、逆方向へは歯車50の溝51の直角部51aに当接することで移動が規制される逆回転防止機構を構成している。
A
With this structure, the
Accordingly, the
また、線条体56の付勢力に抗して係止バー53の解除操作部54をレボルバー40及び環状プレート44に近づける方向に動かすと、係止バー53の先端部が歯車50の溝51から抜けることで係止バー53が歯車50と干渉しない開放状態となり、この状態を維持しながらレボルバー40を逆方向に回転させることが可能となる。
Further, when the
また、支持部31の側面には、図11に示すように、吸引管(吸引圧手段37)に対してθ1(90度)の位置に円柱状の把持部39が固定されている。環状プレート44下面においては、吸引圧手段37に対して把持部39と反対側にθ2(90度より小さい角度)だけ離れた位置に突起部47が形成されている。レボルバー40が回転することで把持部39に突起部47が当接すると(図11(b)の状態)、レボルバー40の回転が規制されるので、把持部39に対して突起部47がストッパーとして作用する。
Further, as shown in FIG. 11, a
すなわち、上記構造によれば、図11(a)の状態から把持部39の位置を支持した状態でレボルバー40をサクション・リング20に対して一定の角度を回転させると、突起部47が把持部39に当接して回転が規制される(図11(b)の状態)。この時、レボルバー40の回転初めから停止までの回転角は180度強であるので、一対のブレード61の各先端により角膜に輪状切開創を形成することができる。
That is, according to the above structure, when the
上記例においては、レボルバー40をサクション・リング20に対して回転させる場合に、一定角度回転させると、把持部39に対して突起部47がストッパーとして作用して回転を規制し、解除操作部54を使用することでレボルバー40を逆回転することが行われるが、一方向のみエンドレスに回転するような構造であってもよい。この場合、ストッパー(突起部47)及び解除操作部54は不要となる。
In the above example, when the
また、上記例で説明したブレード61のロック機構、サクション・リング20とレボルバー40との間に形成される逆回転防止機構はそれぞれ一例を示すものである。したがって、ロック機構及び逆回転防止機構は、ブレード61の位置を一時的に固定する作用効果、サクション・リング20に対してレボルバー40が一方向のみに回転可能な作用効果が得られるのであれば他の機構を採用してもよく、これらの構成に限定されるものではない。
The
上述した各例では定深度角膜輪状切開器具10に於ける切開手段(ブレード固定機構60及びブレード61)の数が一個、二個の例を説明したが、切開手段の設置個数は限定されるものではない。その数は多くなるほど、レボルバー40を回転させる角度を少なくして切開に要する時間を減少できるが、その反面、輪状切開部の継ぎ目も多くなるため、切開精度が良好な定深度角膜輪状切開創11を得るためには切開手段(ブレード固定機構60及びブレード61)の数は一個又は二個が好ましい。
In each of the above examples, the number of incision means (
上記各例では、定深度角膜輪状切開創11を作成するに際して、サクション・リング20のレボルバー支持体31に対してレボルバー40を手動で回転させるように構成しているが、モータ駆動手段を内在、或いは介在させて、モータ駆動によりレボルバー40を回転させる構造であっても良い。
In each of the above examples, the
1 眼球
2 外眼筋
3 外眼筋付着部
4 眼球底
5 強膜
6 角膜
7 角膜輪部
8 瞳孔領
10 定深度角膜輪状切開器具
11 輪状切開創
20 サクション・リング(強角膜固定リング)
21 強角膜固定部
22 強膜円形孔
24 角膜円形孔
31 レボルバー支持体
34 傾斜面
37 ハンドル(吸引圧手段)
40 レボルバー(回転体)
43 傾斜面
44 環状プレート
50 歯車
51 溝
51a 直角部
51b 傾斜部
53 係止バー
56 線条体
60 ブレード固定機構
61 ブレード
61a ガイド面
61b 突出刃
61c 溝部
64 板バネ
67 弓状バネ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
21
40 Revolver (Rotating body)
43
Claims (5)
角膜を通すための角膜円形孔を有し、且つ強角膜上に吸引圧をもって固定される強角膜固定リングと、
前記角膜円形孔に一致する円形孔を有し、前記強角膜固定リング上で回転可能な円錐形の内壁を有する回転体と、
前記強角膜固定リングの角膜円形孔内側に突出させることが可能で、且つ前記回転体の内壁上に装着される切開手段と
を具備することを特徴とする定深度角膜輪状切開器具。 In the cornea near the corneal limbus, a surgical instrument for creating a circular incision with an annular shape and a constant depth,
A cornea-fixing ring having a corneal circular hole for passing the cornea and being fixed with suction pressure on the cornea;
A rotating body having a circular hole coinciding with the circular corneal hole and having a conical inner wall rotatable on the cornea fixing ring;
A constant-depth corneal ring-shaped incision device, characterized in that it comprises an incision means capable of projecting inside the cornea circular hole of the cornea fixing ring and mounted on the inner wall of the rotating body.
前記回転体の中心に向かい移動可能な刃を備えるとともに、
角膜に作成される切開創に於いて所望の切開深度得るために、前記刃は着脱交換可能に構成された請求項1に記載の定深度角膜輪状切開器具。 The incision means is
With a blade movable toward the center of the rotating body,
2. The constant depth corneal ring-shaped incision device according to claim 1, wherein the blade is configured to be detachable and replaceable in order to obtain a desired incision depth in an incision created in the cornea.
The constant depth corneal ring-shaped incision device according to claim 1 or 2, wherein a reverse rotation prevention mechanism is provided between the cornea fixing ring and the rotating body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005328130A JP2007130334A (en) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | Constant depth cornea loop incision apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-11-11 JP JP2005328130A patent/JP2007130334A/en active Pending
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