JP2007129380A - 無線回線制御システム、集中制御装置及びそれらに用いる無線回線制御方法並びにそのプログラム - Google Patents

無線回線制御システム、集中制御装置及びそれらに用いる無線回線制御方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 高負荷な無線ノードに対する制御信号を軽減し、無線ノードに接続されているユーザ端末に対する瞬断や接続断を軽減可能な無線回線制御システムを提供する。
【解決手段】 集中制御ノードはa1〜a3において、各無線ノードに対して無線ノード間の電波伝搬状態を示す受信レベルを要求して取得し、その平均値を算出して保存する。集中制御ノードはa4〜a6において、各無線ノードに対してトラヒック情報を要求して取得し、その平均値を算出して保存する。集中制御ノードはa7,a8において、平均化した過去のトラヒック情報と無線ノード間の受信レベルとを基に現在から未来のおける適切な無線メッシュネットワークの構成を決定し、決定した無線メッシュネットワーク構成に合わせて各無線ノードへ構成指示を送信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は無線回線制御システム、集中制御装置及びそれらに用いる無線回線制御方法並びにそのプログラムに関し、特に無線メッシュネットワークにおける無線回線の制御に関する。
従来、無線メッシュネットワークとしては、無線端末を特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線端末間でパケットデータの受け渡しを行い、そのパケットデータを目的の端末まで中継していくネットワークが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この無線メッシュネットワークでは、無線端末がネットワーク内のデータ量に応じて送信速度を変更したり、送信先によって転送速度を換えることで、輻輳処理を行っている。また、この無線メッシュネットワークでは、データ送信時に指向性を持たせたり、対電波の衝突用に複数のチャネルを備えて2以上のチャネルからデータ送信を行ったり、各無線端末に、複数の接続ポイントのうちの最も近いものを選択する機能を備えたりしている。
上記のような従来の無線メッシュネットワークでは、その無線回線の制御を集中制御にて行う場合、制御局の負荷増大、瞬時変動するトラヒック量への追従性等の観点から非現実的と考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−115171号公報 特開2002−345016号公報
上述した従来の無線メッシュネットワークでは、無線メッシュネットワークを構成する無線ノードの負荷が高くなった状態で、負荷分散のために無線ノード間の中継無線の接続先を変えているため、高負荷な無線ノードに対して中継無線切替えのための制御用信号による負荷を増大してしまっている。
また、従来の無線メッシュネットワークでは、多くのユーザ端末が接続されている高負荷状態で中継無線の切替えをネットワーク内で実施するため、接続されている多くのユーザ端末に対して瞬断や接続断が発生している。
さらに、従来の無線メッシュネットワークでは、無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなってから、別の接続先となる無線ノードを検索して接続先を切替えているため、接続先が見つからないケースや接続先のトラヒックが高いケースにおいて、接続されているユーザ端末に対して瞬断や長時間の接続断が発生している。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、高負荷な無線ノードに対する制御信号を軽減し、無線ノードに接続されているユーザ端末に対する瞬断や接続断を軽減することができる無線回線制御システム、集中制御装置及びそれらに用いる無線回線制御方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による無線回線制御システムは、複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムであって、
前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置と、
前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノードとを備え、
前記集中制御装置は、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する手段と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する手段とを備えている。
本発明による集中制御装置は、複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムにおいて前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置であって、
前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する手段と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する手段とを備えている。
本発明による無線回線制御方法は、複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムに用いる無線回線制御方法であって、
前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置と、前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノードとを設け、
前記集中制御装置が、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する処理と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する処理とを実行している。
本発明による無線回線制御方法のプログラムは、複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムに用いる無線回線制御方法のプログラムであって、
前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置と、前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノードとを設け、
前記集中制御装置のコンピュータに、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する処理と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する処理とを実行させている。
すなわち、本発明の無線回線制御システムは、事前に収集しているトラヒック情報や無線伝搬状況を分析することによって、無線ノードが高負荷状態になる前や無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に、適切な無線ネットワークを構築する手段を有することで、高負荷な無線ノードに対する制御を軽減し、接続されているユーザ端末に対する瞬断や接続断を軽減することを可能としている。
本発明の第一の特徴は、無線メッシュネットワークを構築するための無線ノードにてネットワークを構築する場合に、集中制御ノードが各無線ノードからトラヒック情報を事前に入手しておき、それら過去のトラヒック情報を分析することによって現在から未来のトラヒックパターンを想定し、メッシュネットワーク全体の負荷を分散して最適なスループットとなるネットワークを構成するように、トラヒック負荷が高くなる前に各無線ノードのメッシュネットワークの構築を実現していることである。
上述した無線ノードは、無線LAN(Local Area Network)におけるアクセスポイントや、移動通信システムにおける基地局に相当し、以下の説明においても、無線ノードを同義として扱う。
本発明の第二の特徴は、無線メッシュネットワークを構築するための無線ノードにてネットワークを構築する場合に、集中制御ノードが各無線ノードから各無線ノード間の無線電波の受信レベルを事前に入手しておき、それら過去の無線電波の受信レベルを分析することによって現在から未来の無線伝搬状況を想定し、無線によるスループットの減衰を最小となるメッシュネットワークを構成するように、各無線ノードのメッシュネットワークの構築を実現していることである。
本発明の第三の特徴は、無線メッシュネットワークを構築するための無線ノードのネットワークを構築する場合に、集中制御ノードが各無線ノードからトラヒック情報や無線電波の受信レベルの情報を繰り返し入手することによって、精度の高いトラヒックパターンや無線伝搬状況の想定を可能としていることである。
ここで、無線メッシュネットワークとしては、無線ノード間のデータを中継する無線回線と、無線ノードとユーザ端末との間のデータを送受信する無線回線とがある。以下の説明においては、前者を中継無線と定義し、後者をアクセス無線と定義して説明する。
より具体的に説明すると、本発明の無線回線制御システムでは、集中制御ノードが各無線ノードから個々の無線ノード間の受信レベルを取得しておくことで、接続可能な2つの無線ノードを確認し、その後に集中制御ノードが各無線ノードから定期的にトラヒック情報を取得し、取得したトラヒック情報の平均値を算出して保存しておく。このトラヒック情報としては、中継無線の負荷、中継無線回線数、アクセス無線の負荷、アクセス無線回線数等が考えられる。
集中制御ノードは保存している過去のトラヒック情報の平均値から想定される現在から未来の負荷パターン(平日、休日の時間帯による傾向)に対して、ネットワーク全体の負荷を分散して最適なスループットとなるように無線メッシュネットワークの構成を決定し、そのメッシュネットワーク構成を構築するために必要な情報を含めて各無線ノードにメッシュ構成を指示する。このメッシュ構成の指示を実現するメッセージ内には、中継無線の接続先の無線ノード、許容する中継無線負荷量、許容するアクセス無線負荷量等を含む。
このように、本発明の無線回線制御システムでは、集中制御ノードにて各無線ノードのトラヒック情報と無線ノード間の受信レベルとを事前に入手しておき、今後想定される未来のトラヒックパターンや無線伝搬状態の情報を基に、無線メッシュネットワークを構築しているので、トラヒック負荷が上がる前に適切な無線メッシュネットワークを構築可能としている。
これによって、本発明の無線回線制御システムでは、集中制御ノードが事前に収集している過去のトラヒック情報や過去の無線伝搬状況を分析することによって、無線ノードが高負荷状態になる前や、無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に、適切な無線メッシュネットワークを構築することで、高負荷な無線ノードに対する制御信号を軽減し、無線ノードに接続されているユーザ端末に対する瞬断や接続断を軽減することが可能となる。
上記のように、本発明の無線回線制御システムでは、事前に収集しているトラヒック情報を特定の曜日や時間単位に平均値を算出し、予め想定されるトラヒック状態に応じて無線ノードが高負荷になる前に、最適なスループットを実現する無線メッシュネットワークを構成しているので、高負荷な無線ノードに対してネットワークの構成変更を伴う制御が削減可能となる。
また、本発明の無線回線制御システムでは、事前に収集しているトラヒック情報を特定の曜日や時間単位に平均値を算出し、予め想定されるトラヒック状態に応じて無線ノードが高負荷になる前に、最適なスループットを実現する無線メッシュネットワークを構成しているので、無線ノードに接続している多くのユーザ端末に対して、ネットワークの構成変更に伴う瞬断や接続断が軽減可能となる。
さらに、本発明の無線回線制御システムでは、事前に収集している無線伝搬状況を特定の曜日や時間単位に平均値を算出し、予め想定される無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に、使用可能な中継無線を使用した無線メッシュネットワークを構成しているので、中継無線の電波状態が悪くなってから別の接続先を検索して切替える場合よりもユーザ端末に対する瞬断や接続断を発生させないことが可能となる。この効果は、免許が与えられている周波数帯を中継無線として使用している場合、他からの干渉による影響が少ないため、その効果が薄いが、無免許で使用できる周波数帯を中継無線として使用している場合、他からの干渉による影響が大きいため、その効果が大きくなる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、高負荷な無線ノードに対する制御信号を軽減し、無線ノードに接続されているユーザ端末に対する瞬断や接続断を軽減することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による無線回線制御システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による無線回線制御システムは集中制御ノード1と、ゲートウェイ無線ノード2と、無線ノード(a〜e)3−1〜3−5と、移動機41〜47及びPC(パーソナルコンピュータ)51〜56等のユーザ端末Aとから構成されている。
集中制御ノード1は各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5から無線ノード間の電波伝搬状態を示す受信レベルと無線ノードにおけるトラヒック状態を示す情報とを収集する機能と、その収集した情報を分析して保存する機能と、分析した過去の電波伝搬状態やトラヒック情報を基にして未来の負荷パターンに適切な無線メッシュネットワークの構成を決定する機能と、決定したネットワーク構成を構築するように各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5へ無線メッシュネットワークを構成するための情報を通知することによって指示する機能とを有している。
ここで、無線メッシュネットワークとしては、無線ノード間のデータを中継する無線回線と、無線ノードとユーザ端末との間のデータを送受信する無線回線とがあり、以下の説明では前者を中継無線と定義し、後者をアクセス無線と定義する。また、上述したトラヒック状態を示す情報としては、中継無線の負荷、中継無線回線数、アクセス無線の負荷、アクセス無線回線数等が考えられる。さらに、無線メッシュネットワークを構成するための情報としては、中継無線の接続先の無線ノード、許容する中継無線負荷量、許容するアクセス無線負荷量等が考えられる。
ゲートウェイ無線ノード2は集中制御ノード1からの要求にしたがって、他の無線ノード(a〜e)3−1〜3−5から送信されている電波の受信レベルを計測して集中制御ノード1へ通知する機能と、他の無線ノード(a〜e)3−1〜3−5と中継無線を構築している場合に中継無線の負荷量と中継無線数とを測定して集中制御ノード1へ通知する機能と、自身のサービスエリア内で通信を実施しているユーザ端末A(例えば、移動機41)が存在する場合にアクセス無線負荷量とアクセス無線数とを測定して集中制御ノード1へ通知する機能と、集中制御ノード1から与えられる情報にしたがって無線メッシュネットワークを構成する機能とを有している。
また、ゲートウェイ無線ノード2は、有線でLAN(Local Area network)環境に接続されており、他の無線ノード(a〜e)3−1〜3−5と送受信しているユーザデータを他のネットワーク100へ送受信する機能を有している。ここで、集中制御ノード1から与えられる情報としては、中継無線の接続先の無線ノード、許容される中継無線負荷量、許容されるアクセス無線負荷量等が考えられる。
無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は無線LANにおけるアクセスポイントや、移動通信システムにおける基地局に相当している。また、無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は、集中制御ノード1からの要求にしたがって他の無線ノードから送信されている電波の受信レベルを計測して集中制御ノード1へ通知する機能と、他の無線ノードとの間で中継無線を構築している場合に中継無線の負荷量と中継無線数とを測定して集中制御ノード1へ通知する機能と、自身のサービスエリア内で通信を実施しているユーザ端末(例えば、移動機42〜47やPC51〜56)が存在する場合にアクセス無線負荷量とアクセス無線数とを測定して集中制御ノード1へ通知する機能と、集中制御ノード1から与えられる情報にしたがって無線メッシュネットワークを構成する機能とを有している。
ここで、集中制御ノード1から与えられる情報としては、中継無線の接続先の無線ノード、許容される中継無線負荷量、許容されるアクセス無線負荷量等が考えられる。
移動機41〜47やPC51〜56等のユーザ端末Aは、音声等の連続データやWeb閲覧等のパケットデータを各無線ノードとの間で送受信する送受信機能等を有しているが、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成についての説明は省略する。また、他のネットワーク100も本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成についての説明は省略する。尚、本実施例では、より多くの無線ノードを構成してもよいし、複数のゲートウェイ無線ノードを構成してもよい。
図2は図1の集中制御ノード1の構成を示すブロック図である。図2において、集中制御ノード1は自ノード内の各部を制御するCPU(中央処理装置)11と、CPU11が実行する制御プログラム12aを格納するメインメモリ12と、CPU11が制御プログラム12aを実行する際に作業領域として使用する記憶装置13と、ゲートウェイ無線ノード2や他のネットワーク100等との通信を制御する通信制御部14とから構成されている。また、集中制御ノード1内では、CPU11、メインメモリ12、記憶装置13、通信制御部14がそれぞれ内部バス110に接続されている。
さらに、記憶装置13は算出されたノード間受信レベルの平均値を保持するノード間受信レベル平均値保持領域131と、算出されたトラヒック情報の平均値を保持するトラヒック情報平均値保持領域132と、メッシュの構成情報を保持するメッシュ構成情報保持領域133とを備えている。尚、集中制御ノード1では、CPU11が制御プログラム12aを実行することで上述した機能が実現される。
図3は本発明の一実施例による無線回線制御システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による無線回線制御システムの動作について説明する。尚、図3における集中制御ノード1の動作はCPU11が制御プログラム12aを実行することで実現される。
集中制御ノード1が各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5に対して、無線ノード間の電波伝搬状態を示す受信レベルを要求すると(図3のa1参照)、各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は他の無線ノードから送信されている中継無線の受信レベルを測定して集中制御ノード1へ通知する(図3のa2参照)。尚、無線ノード(c〜e)3−3〜3−5の動作の図示は省略している。
集中制御ノード1は各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5から取得した受信レベルの平均値を算出し、無線ノード毎に保存する(図3のa3参照)。これによって、集中制御ノード1では各無線ノード間において使用可能な中継無線を認識することができる。
また、集中制御ノード1が各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5に対して、トラヒック情報を要求すると(図3のa4参照)、各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は各トラヒック情報を測定して集中制御ノード1へ通知する(図3のa5参照)。ここで示すトラヒック情報は、中継無線負荷量、中継無線数、アクセス無線負荷量、アクセス無線数を含むが、他にトラヒック量を示す情報があってもよい。
集中制御ノード1は各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5から取得したトラヒック情報の平均値を算出し、無線ノード毎に保存する(図3のa6参照)。これらa1〜a6の処理(受信レベルの平均値の算出及び保存、トラヒック情報の平均値の算出及び保存)は繰り返し行われる。
集中制御ノード1は平均化した過去のトラヒック情報と無線ノード間の受信レベルとを基に、現在から未来のおける適切な無線メッシュネットワークの構成を決定する(図3のa7参照)。集中制御ノード1はその決定した無線メッシュネットワーク構成に合わせて各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5へ構成指示を送信する(図3のa8参照)。この構成指示時に送信する情報は、中継無線の接続先の無線ノード、許容される中継無線負荷量、許容されるアクセス無線負荷量を含むが、他に無線メッシュネットワークを構成するための要素を含んでいてもよい。
各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は集中制御ノード1から指示された構成情報にしたがって無線メッシュネットワークを構成した後、応答を送信する(図3のa9参照)。
図4は図1の集中制御ノード1によるトラヒック情報の平均値を算出する処理動作を示すフローチャートである。これら図1〜図4を参照して集中制御ノード1によるトラヒック情報の平均値を算出する処理動作について説明する。尚、図4に示す処理はCPU11が制御プログラム12aを実行することで実現される。
集中制御ノード1内では、無線ノード(a)3−1から入手したトラヒック情報をa、トラヒックの収集回数をN(初期値は0)、収集時間当たりの平均トラヒック情報をA(初期値は0)と定義する(図4ステップS11)。集中制御ノード1は無線ノード(a)3−1からトラヒック情報を入手した後(図4ステップS12)、
A=(N×A+a)/(N+1)
という計算式にて収集時間当たりの平均トラヒック情報Aを算出して更新し(図4ステップS13)、トラヒックの収集回数をカウントアップ(N=N+1)する(図4ステップS14)。
その後、集中制御ノード1では、予め決定されている単位時間の間にステップS12〜S14の処理を繰り返し行うことによって、より精度が高い平均値を得ることができる。尚、上記の処理動作は各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5毎に行い、それぞれ個別に保存する。
図5は図3のa5の処理にて通知されたトラヒック情報の取得例を示す図であり、図6は図3のa6の処理にて算出された無線ノード(a)3−1のトラヒック情報の平均値を単位時間毎に整理した例を示す図であり、図7には過去のトラヒック情報から図5に示す平均値が算出されている場合において全体として最適なスループットとなるような無線メッシュネットワークの構成例を示す図である。
図5において、トラヒック情報はゲートウェイ無線ノード2や無線ノード(a〜e)3−1〜3−5毎に、中継無線負荷量、中継無線数、アクセス無線負荷量、アクセス無線数、・・・を含んでいる。例えば、ゲートウェイ無線ノード2では中継無線負荷量が「54Mbps(極大)」、中継無線数が「2」、アクセス無線負荷量が「2Mbps(小)」、アクセス無線数が「1」である。
無線ノード(a)3−1では中継無線負荷量が「2Mbps(小)」、中継無線数が「1」、アクセス無線負荷量が「2Mbps(小)」、アクセス無線数が「1」である。無線ノード(b)3−2では中継無線負荷量が「30Mbps(大)」、中継無線数が「3」、アクセス無線負荷量が「26Mbps(大)」、アクセス無線数が「10」である。
無線ノード(c)3−3では中継無線負荷量が「50Mbps(極大)」、中継無線数が「2」、アクセス無線負荷量が「20Mbps(大)」、アクセス無線数が「8」である。無線ノード(d)3−4では中継無線負荷量が「2Mbps(小)」、中継無線数が「1」、アクセス無線負荷量が「2Mbps(小)」、アクセス無線数が「1」である。無線ノード(e)3−5では中継無線負荷量が「2Mbps(小)」、中継無線数が「1」、アクセス無線負荷量が「2Mbps(小)」、アクセス無線数が「1」である。
図6において、無線ノード(a)3−1のトラヒック情報の平均値は単位時間毎に整理され、単位時間毎に中継無線負荷量、中継無線数、アクセス無線負荷量、アクセス無線数、・・・を含んでいる。例えば、平日(0:00〜7:00)では中継無線負荷量が「4Mbps」、中継無線数が「3個」、アクセス無線負荷量が「2Mbps」、アクセス無線数が「1個」である。
平日(7:00〜12:00)では中継無線負荷量が「30Mbps」、中継無線数が「1個」、アクセス無線負荷量が「30Mbps」、アクセス無線数が「10個」である。平日(12:00〜13:00)では中継無線負荷量が「50Mbps」、中継無線数が「2個」、アクセス無線負荷量が「4Mbps」、アクセス無線数が「2個」である。
平日(13:00〜17:00)では中継無線負荷量が「50Mbps」、中継無線数が「1個」、アクセス無線負荷量が「50Mbps」、アクセス無線数が「50個」である。平日(17:00〜19:00)では中継無線負荷量が「30Mbps」、中継無線数が「1個」、アクセス無線負荷量が「30Mbps」、アクセス無線数が「20個」である。
平日(19:00〜21:00)では中継無線負荷量が「10Mbps」、中継無線数が「2個」、アクセス無線負荷量が「5Mbps」、アクセス無線数が「5個」である。平日(21:00〜24:00)では中継無線負荷量が「50Mbps」、中継無線数が「4個」、アクセス無線負荷量が「2Mbps」、アクセス無線数が「2個」である。
図6に示す例によると、平日というグループ内で「0:00〜7:00」の早朝や「7:00〜12:00」の午前等の時間で分けて平均化しているが、休日や祝日、または月曜から金曜を曜日別にグループとして平均化してもよいし、さらに分割する時間の単位は時間単位でも分単位でもよい。
次に、過去のトラヒック情報である図5を参照すると、無線ノード(b)3−2と無線ノード(c)3−3とは、図5の同時刻である未来において、アクセス無線負荷量とアクセス無線数とが高く、かつ中継無線数を複数保持しているとスループットを圧迫するであろうと想定される。そこで、集中制御ノード1は無線ノード(b)3−2と無線ノード(c)3−3とに対して、中継処理をさせないために、中継無線数を「1」に制限することで、アクセス無線の処理を優先させるように予め指示する。
また、図5を参照すると、ゲートウェイ無線ノード2は、図5の同時刻である未来において中継無線負荷量が高くなると想定される。そこで、集中制御ノード1はゲートウェイ無線ノード2に対して、無線ノード(a)3−1と無線ノード(c)3−3とへの中継無線数を増やすように予め指示することで、処理可能な中継無線負荷量を確保させるとともに、アクセス無線負荷量とアクセス無線数とを制限することで、中継無線の処理を優先させるように予め指示する。
さらに、図5を参照すると、無線ノード(a)3−1は、図5の同時刻である未来において負荷が高くないと想定される。しかしながら、上述したように、無線ノード(b)3−2が中継処理をしないようにネットワークを構成するために、無線ノード(b)3−2と無線ノード(d)3−4との中継無線を収容することが想定される。そこで、集中制御ノード1は無線ノード(a)3−1に対して、アクセス無線負荷量とアクセス無線数とを制限することで、無線ノード(b)3−2と無線ノード(d)3−4とへの中継無線の処理を優先させるように予め指示する。
さらにまた、図5を参照すると、無線ノード(d)3−4と無線ノード(e)3−5とは、図5の同時刻である未来において負荷が高くないと想定される。しかしながら、上述したように、無線中継先である無線ノード(a)3−1の中継無線負荷量が増えることが想定される。そこで、集中制御ノード1は無線ノード(d)3−4と無線ノード(e)3−5とに対して、アクセス無線負荷量とアクセス無線数とを制限することで、無線中継先の無線ノード(a)3−1の中継無線負荷量を抑えるように予め指示する。以上の処理を実行した無線メッシュネットワークの結果を図7に示している。
このように、本実施例では、事前に収集しているトラヒック情報を特定の曜日や時間単位毎に平均値を算出し、予め想定されるトラヒック状態に応じて無線ノード(a)〜(e)3−1〜3−5が高負荷になる前に、最適なスループットを実現する無線メッシュネットワークを構成しているので、高負荷な無線ノードに対してネットワークの構成変更を伴う制御を削減することができる。
また、本実施例では、事前に収集しているトラヒック情報を特定の曜日や時間単位に平均値を算出し、予め想定されるトラヒック状態に応じて無線ノード(a)〜(e)3−1〜3−5が高負荷になる前に、最適なスループットを実現する無線メッシュネットワークを構成しているので、無線ノード(a)〜(e)3−1〜3−5へ接続している多くのユーザ端末Aに対して、ネットワークの構成変更に伴う瞬断や接続断を軽減させることがである。
さらに、本実施例では、事前に収集している無線伝搬状況を特定の曜日や時間単位に平均値を算出し、予め想定される無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に、使用可能な中継無線を使用した無線メッシュネットワークを構成しているので、中継無線の電波状態が悪くなってから別の接続先を検索して切替える場合よりもユーザ端末Aに対する瞬断や接続断の発生を抑止することができる。この効果は、免許が与えられている周波数帯を中継無線として使用している場合、他からの干渉による影響は少ないため、その効果が薄いが、無免許で使用できる周波数帯を中継無線として使用している場合、他からの干渉による影響が大きいため、その効果が大きい。
図8は本発明の他の実施例による無線回線制御システムの構成を示すブロック図である。図8において、本発明の他の実施例による無線回線制御システムではゲートウェイ無線ノードを制御信号処理用ノード2−2とユーザ信号処理用ノード2−1とに分離した以外は図1に示す本発明の一実施例による無線回線制御システムと同様の構成となっている。ここで、制御信号は集中制御ノード1と各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5との間で送受信される信号を示し、ユーザ信号はユーザ端末Aとインタネットを含む他のネットワーク100を経由して送受信されるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やE−MAIL(電子メール)、音声、画像、動画等の信号を示している。
集中制御ノード1は、図2に示す本発明の一実施例による集中制御ノード1と同様の構成であり、CPU11が制御プログラム12aを実行することで、本発明の一実施例による集中制御ノード1と同様の機能を実現している。
制御信号用のゲートウェイ無線ノード2−2は、集中制御ノード1と各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5との間で送受信される制御信号を中継する機能を有し、ユーザ信号を中継する機能は持たない。また、制御信号用のゲートウェイ無線ノード2−2は、各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5との中継無線の処理を優先させるため、ユーザ端末Aとの通信に使用するアクセス無線を処理する機能を持たなくてもよい。
ユーザ信号用のゲートウェイ無線ノード2−1は、上述した本発明の一実施例によるゲートウェイ無線ノード2とほぼ同等の機能を有するが、制御信号を中継する機能は持たない。
無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は、上述した本発明の一実施例による無線ノード(a〜e)3−1〜3−5と同様の機能を有するとともに、制御信号とユーザ信号との送受信先を分ける機能を有している。
制御信号用の中継無線、ユーザ信号用の中継無線、アクセス無線はそれぞれ同じ周波数帯を使用しても良いし、別の周波数帯を使用してもよく、さらにそれぞれ同じ無線方式を使用しても良いし、別の無線方式を使用しても良い。
本実施例では、集中制御ノード1と各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5との間の動作は、上述した本発明の一実施例とほぼ同様であるが、集中制御ノード1が各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5から取得する受信レベルやトラヒック情報がユーザ信号用中継無線を対象とし、制御信号用中継無線を対象としない。また、集中制御ノード1から無線メッシュネットワークの構成変更を指示する対象はユーザ信号用中継無線とし、制御信号用中継無線を変更対象としない。
このように、本実施例では、各無線ノード間の中継無線を制御信号用とユーザ信号用とに分離しているので、例えば制御信号用中継無線は伝搬距離を長くする必要があるが、周波数帯域は狭くても良いので、ライセンスバンドを使用し、ユーザ信号用中継無線は伝搬距離が短くても周波数帯域を広くしたいので、アンライセンスバンドを使用する等、周波数利用の自由度が高くなることによって、事業者毎に限られた周波数を有効に利用することができるという効果がある。
図9は本発明の別の実施例による無線回線制御システムの動作を示すシーケンスチャートである。本発明の別の実施例による無線回線制御システムは図1に示す本発明の一実施例による無線回線制御システムと同様の構成となっており、集中制御ノード1も本発明の一実施例と同様の構成となっている。
本発明の別の実施例では、各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5内で特定の周期毎の受信レベルやトラヒック情報を計測して平均化しておき、各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5から集中制御ノード1へ通知している。尚、図9においては、無線ノード(b〜e)3−2〜3−5の動作の図示を省略している。これら図1及び図9を参照して説明する。
各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は特定の周期毎に無線ノード間の中継無線の受信レベルを測定して平均値を算出し(図9のb1,b2参照)、各無線ノード間の受信レベルの平均値を集中制御ノード1へ通知する(図9のb3参照)。集中制御ノード1は通知された受信レベルの平均値を無線ノード(a〜e)3−1〜3−5毎に保存する(図9のb4参照)。
また、各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は特定の周期毎にトラヒック情報を測定して平均値を算出し(図9のb5,b6参照)、トラヒック情報の平均値を集中制御ノード1へ通知する(図9のb7参照)。集中制御ノード1は通知されたトラヒック情報の平均値を無線ノード(a〜e)3−1〜3−5毎に保存する(図9のb8参照)。これらb1〜b8の処理(受信レベルの平均値の算出及び保存、トラヒック情報の平均値の算出及び保存)は繰り返し行われる。
集中制御ノード1は平均化した過去のトラヒック情報と無線ノード間の受信レベルとを基に、現在から未来のおける適切な無線メッシュネットワークの構成を決定する(図9のb9参照)。集中制御ノード1はその決定した無線メッシュネットワーク構成に合わせて各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5へ構成指示を送信する(図9のb10参照)。各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5は集中制御ノード1から指示された構成情報にしたがって無線メッシュネットワークを構成した後、応答を送信する(図9のb11参照)。
このように、本実施例では、集中制御ノード1から各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5へ受信レベルやトラヒック情報を要求するメッセージが不要となるため、制御信号量が少なくなるという効果がある。
尚、本発明では、上述した各実施例において、無線ノード間の受信レベルの取得とトラヒック情報の取得とを別のメッセージにて行っているが、1つのメッセージにまとめて要求・通知を実施することも可能である。これによって、本発明では、集中制御ノード1と各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5との間のメッセージが少なくなるため、全体の制御信号量が少なくなるという効果が得られる。
また、本発明では、無線ノード間の受信レベルやトラヒック情報を分析する手段として単に平均値を算出するだけでなく、取得したデータの分散傾向によって平均値から大きく離れている値を対象外として平均化したり、最頻値を算出して無線メッシュネットワークを構成する要素としたり、様々な分析手段を使用しても良い。これによって、本発明では、取得したデータの分散傾向によって適切な分析を行うことができるという効果が得られる。
さらに、本発明では、コンサートや展示会開催等の特別な人の移動によってトラヒックの増大が予想される時に、各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5毎に予想されるトラヒック情報を集中制御ノード1へ人的に入力することによって、適切な無線メッシュネットワークを構築することも可能である。これによって、本発明では、普段と異なる特別なトラヒックの増大についても、予め考慮した無線メッシュネットワークの構築が可能になるという効果が得られる。
さらにまた、本発明では、中継無線とアクセス無線との送信出力を可変とした場合、集中制御ノード1が各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5から中継無線の受信レベルを取得すると同時に、中継無線の送信出力を入手し、送信側の無線ノードの送信出力と受信側の無線ノードの受信レベルとの関係をデータ化して保存することによって、集中制御ノード1から各無線ノード(a〜e)3−1〜3−5へ適切な中継無線の送信出力を指示することが可能となる。これによって、本発明では、無線ノード(a〜e)3−1〜3−5が余分な電波を送信しないので、他の無線への干渉を抑えられるという効果が得られる。
本発明の一実施例による無線回線制御システムの構成を示すブロック図である。 図1の集中制御ノードの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による無線回線制御システムの動作を示すシーケンスチャートである。 図1の集中制御ノードによるトラヒック情報の平均値を算出する処理動作を示すフローチャートである。 図3のa5の処理にて通知されたトラヒック情報の取得例を示す図である。 図3のa6の処理にて算出された無線ノード(a)3−1のトラヒック情報の平均値を単位時間毎に整理した例を示す図である。 過去のトラヒック情報から図5に示す平均値が算出されている場合において全体として最適なスループットとなるような無線メッシュネットワークの構成例を示す図である。 本発明の他の実施例による無線回線制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施例による無線回線制御システムの動作を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1 集中制御ノード
2 ゲートウェイ無線ノード
2−1 ユーザ信号処理用のゲートウェイ無線ノード
2−2 制御信号処理用のゲートウェイ無線ノード
3−1〜3−5 無線ノード(a〜e)
11 CPU
12 メインメモリ
12a 制御プログラム
13 記憶装置
14 通信制御部
41〜47 移動機
51〜56 PC
100 他のネットワーク
110 内部バス
131 ノード間受信レベル平均値保持領域
132 トラヒック情報平均値保持領域
133 メッシュ構成情報保持領域

Claims (28)

  1. 複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムであって、
    前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置と、
    前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノードとを有し、
    前記集中制御装置は、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する手段と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する手段とを有することを特徴とする無線回線制御システム。
  2. 前記集中制御装置は、前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から収集した過去のトラヒック情報を分析して現在から未来のトラヒックパターンを想定し、前記無線メッシュのネットワーク全体の負荷を分散して最適なスループットとなるネットワークを構成することを特徴とする請求項1記載の無線回線制御システム。
  3. 前記集中制御装置は、前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から収集した過去の無線電波の受信レベルを分析して現在から未来の無線伝搬状況を想定し、無線によるスループットの減衰を最小となるネットワークを構成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線回線制御システム。
  4. 前記集中制御装置は、前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から前記トラヒック情報及び前記無線電波の受信レベルの情報を繰り返し入手して精度の高いトラヒックパターン及び前記無線伝搬状況を想定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の無線回線制御システム。
  5. 前記集中制御装置は、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベル各々の平均値を算出して保存することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の無線回線制御システム。
  6. 前記集中制御装置は、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々において収集して算出するトラヒック情報の平均値及び前記無線ノード間の受信レベルの平均値各々を保存することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の無線回線制御システム。
  7. 前記無線ノードは、少なくとも無線LAN(Local Area Network)におけるアクセスポイント及び移動通信システムにおける基地局のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載の無線回線制御システム。
  8. 前記トラヒック情報は、前記無線ノード間のデータを中継する無線回線を示す中継無線の負荷と、前記中継無線の回線数と、前記無線ノードとユーザ端末との間のデータを送受信する無線回線を示すアクセス無線の負荷と、前記アクセス無線の回線数とを少なくとも含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか記載の無線回線制御システム。
  9. 前記集中制御装置が前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々に前記無線メッシュの構成を指示するメッセージは、前記中継無線の接続先の無線ノードと、許容する中継無線負荷量と、許容するアクセス無線負荷量とを少なくとも含むことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか記載の無線回線制御システム。
  10. 複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムにおいて前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置であって、
    前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する手段と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する手段とを有することを特徴とする集中制御装置。
  11. 前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から収集した過去のトラヒック情報を分析して現在から未来のトラヒックパターンを想定し、前記無線メッシュのネットワーク全体の負荷を分散して最適なスループットとなるネットワークを構成することを特徴とする請求項10記載の集中制御装置。
  12. 前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から収集した過去の無線電波の受信レベルを分析して現在から未来の無線伝搬状況を想定し、無線によるスループットの減衰を最小となるネットワークを構成することを特徴とする請求項10または請求項11記載の集中制御装置。
  13. 前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から前記トラヒック情報及び前記無線電波の受信レベルの情報を繰り返し入手して精度の高いトラヒックパターン及び前記無線伝搬状況を想定することを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか記載の集中制御装置。
  14. 前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベル各々の平均値を算出して保存することを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか記載の集中制御装置。
  15. 前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々において収集して算出するトラヒック情報の平均値及び前記無線ノード間の受信レベルの平均値各々を保存することを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか記載の集中制御装置。
  16. 前記無線ノードが、少なくとも無線LAN(Local Area Network)におけるアクセスポイント及び移動通信システムにおける基地局のうちのいずれかであることを特徴とする請求項10から請求項15のいずれか記載の集中制御装置。
  17. 前記トラヒック情報は、前記無線ノード間のデータを中継する無線回線を示す中継無線の負荷と、前記中継無線の回線数と、前記無線ノードとユーザ端末との間のデータを送受信する無線回線を示すアクセス無線の負荷と、前記アクセス無線の回線数とを少なくとも含むことを特徴とする請求項10から請求項16のいずれか記載の集中制御装置。
  18. 前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々に前記無線メッシュの構成を指示するメッセージは、前記中継無線の接続先の無線ノードと、許容する中継無線負荷量と、許容するアクセス無線負荷量とを少なくとも含むことを特徴とする請求項10から請求項17のいずれか記載の集中制御装置。
  19. 複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムに用いる無線回線制御方法であって、
    前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置と、前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノードとを設け、
    前記集中制御装置が、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する処理と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する処理とを実行することを特徴とする無線回線制御方法。
  20. 前記集中制御装置が、前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から収集した過去のトラヒック情報を分析して現在から未来のトラヒックパターンを想定し、前記無線メッシュのネットワーク全体の負荷を分散して最適なスループットとなるネットワークを構成することを特徴とする請求項19記載の無線回線制御方法。
  21. 前記集中制御装置が、前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から収集した過去の無線電波の受信レベルを分析して現在から未来の無線伝搬状況を想定し、無線によるスループットの減衰を最小となるネットワークを構成することを特徴とする請求項19または請求項20記載の無線回線制御方法。
  22. 前記集中制御装置が、前記無線メッシュのネットワークを構築する際に、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から前記トラヒック情報及び前記無線電波の受信レベルの情報を繰り返し入手して精度の高いトラヒックパターン及び前記無線伝搬状況を想定することを特徴とする請求項19から請求項21のいずれか記載の無線回線制御方法。
  23. 前記集中制御装置が、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベル各々の平均値を算出して保存することを特徴とする請求項19から請求項22のいずれか記載の無線回線制御方法。
  24. 前記集中制御装置が、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々において収集して算出するトラヒック情報の平均値及び前記無線ノード間の受信レベルの平均値各々を保存することを特徴とする請求項19から請求項22のいずれか記載の無線回線制御方法。
  25. 前記無線ノードが、少なくとも無線LAN(Local Area Network)におけるアクセスポイント及び移動通信システムにおける基地局のうちのいずれかであることを特徴とする請求項19から請求項24のいずれか記載の無線回線制御方法。
  26. 前記トラヒック情報が、前記無線ノード間のデータを中継する無線回線を示す中継無線の負荷と、前記中継無線の回線数と、前記無線ノードとユーザ端末との間のデータを送受信する無線回線を示すアクセス無線の負荷と、前記アクセス無線の回線数とを少なくとも含むことを特徴とする請求項19から請求項25のいずれか記載の無線回線制御方法。
  27. 前記集中制御装置が前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々に前記無線メッシュの構成を指示するメッセージは、前記中継無線の接続先の無線ノードと、許容する中継無線負荷量と、許容するアクセス無線負荷量とを少なくとも含むことを特徴とする請求項19から請求項26のいずれか記載の無線回線制御方法。
  28. 複数の無線ノードを特定の間隔でメッシュ状に分散配置して無線メッシュを構成し、互いに隣接する無線ノード間でパケットデータの受け渡しを行う無線回線制御システムに用いる無線回線制御方法のプログラムであって、
    前記複数の無線ノード各々の制御を行う集中制御装置と、前記複数の無線ノードと送受信しているユーザデータを他のネットワークへ送受信するゲートウェイ無線ノードとを設け、
    前記集中制御装置のコンピュータに、前記ゲートウェイ無線ノード及び前記複数の無線ノード各々から事前に収集しているトラヒック情報及び前記無線ノード間の受信レベルとを基に無線伝搬状況を分析する処理と、その分析結果を基に前記無線ノードが高負荷状態になる前及び前記無線ノード間の中継無線の電波状況が悪くなる前に前記分析結果に基づいた無線メッシュを構築する処理とを実行させるためのプログラム。
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