JP2007128013A - 自発光表示板防護構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 主として路面に仮設して使用できる非埋設式であって、外袋14と内容物を夫々換装可能で、かつ表示の鮮明な面発光表示を提供する。
【解決手段】 自発光板11を被覆密閉した内袋12上に圧力分散板13を重ねて外袋14に挿入することで、防水性と車両や人の通過による圧力から保護する耐圧性を備えた自発光表示板装置となり、路面や床面に容易に貼付、取り外しする。自発光板11は電源より電力供給され、点灯、点滅するため、夜間、暗所でも表示内容を視認できる。また外袋14の防護部、内袋12内の発光部、表示部と各部ごとに独立した構成のため、劣化した保護材や輝度低下した自発光板11の交換及び表示変更が容易におこなえる。
【選択図】図1
【解決手段】 自発光板11を被覆密閉した内袋12上に圧力分散板13を重ねて外袋14に挿入することで、防水性と車両や人の通過による圧力から保護する耐圧性を備えた自発光表示板装置となり、路面や床面に容易に貼付、取り外しする。自発光板11は電源より電力供給され、点灯、点滅するため、夜間、暗所でも表示内容を視認できる。また外袋14の防護部、内袋12内の発光部、表示部と各部ごとに独立した構成のため、劣化した保護材や輝度低下した自発光板11の交換及び表示変更が容易におこなえる。
【選択図】図1
Description
本発明は簡易仮設ができ表示変更が可能で移設が容易な、路面、床面の底部その他、案内警告表示として利用される自発光表示板装置に関する。
従来、自発光板にEL(エレクトロルミネッセンス)を使用した路面等表示装置としては、部品交換が可能な装置として埋設して使用するものが知られている(例として、特許文献1)。また保護部位、防水部位、EL部位(光源)一体として表示場所に貼着するものが知られている(例として、特許文献2)。
実公平5−47768 特開2004−270443
以上に述べた従来の自発光表示板装置は、部品交換式の埋設型では、埋設のため掘削工事が必要であり、設置の際に工事費、工事期間を要するためコストがかかり、なおかつ移設も容易ではない。また貼着で設置されるものでは、設置は容易で時間短縮はできたが一体構造であるため、表示変更や保護材の交換、ELの輝度低下の際交換が容易ではなく、全体交換となり費用面で無駄が生じる。
本発明は、このような従来の問題を解決し、部品交換が可能で埋設工事を必要としない多用途かつ低コストで設置、使用できる自発光板の防護構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は面発光体を内袋に封入し、局所圧に耐えられるように圧力分散板をあてがって、外袋に収容する。
更に透光性高分子材の内袋を繊維で補強し、外袋は軟質の透光性高分子材とすることによって、全体としての強度を高めかつ路面などに沿い易くした。
以上のように本発明では、自発光板を局所的な圧力や衝撃から保護し、防水性を持たせることで路面、床面に設置できる。
また外袋の防護部、内袋の発光部、表示部と各部ごとに独立した構成のため、劣化した図7で示すように端部における外袋の外形をなだらかな傾斜にするにはBに幅を持たせる必要があり、このなだらかな傾斜は使用上歩行者や車両の通行に好都合である。さらに本発明はでは外袋14の内容物を接着固定しないという特徴を有しており、このためにBの幅が必要である。すなわち内袋12下面と外袋14裏面との間は、摩擦が大きく一旦挿入するとその位置がずれることはない。しかしながら圧力分散板13は比較的軽く、硬質であるので使用中に左右前後に動きやすい。圧力分散板13がずれた状態でも自発光板11の全幅を覆うように圧力分散板13の幅を自発光板11より広くし、かつ圧力分散板13の端縁がBの範囲にとどまって自発光板11を保護するようにしてある。
11 無機EL自発光板
12 内袋
13 圧力分散板
14 外袋
21 リード線
22 内袋リード線コーキング材
23 縦糸
24 横糸
25 軟質塩化ビニール
26 内袋熱圧着部
31 外袋熱圧着部
32 リード線取り出し口
33 外袋の挿入口
41 外袋リード線コーキング材
42 外袋開口部を塞ぐ接着テープ
B 内袋熱圧着幅
P 縦糸及び横糸の各々の間隔
M 内袋素材拡大図
図4は外袋14に自発光板11を収容した内袋を挿入した状態の平面図であり、外袋のおもて材を透視して描いている。図中41はリード線21を外袋に密閉するコーキング材であり、42は裏面の開口部33を塞ぐための接着テープである。次に挿入方法を説明する。まず挿入口33からリード線22を挿入しリード線取り出し口32より取り出す。リード線21を外に引き出しながら自発光板11を収容した内袋12を挿入し、圧力分散板13を内袋12の表側発光面と外袋14の間に挿入する。図中に描いている「矢印」(ダブルハッチング部分)は、表示として圧力分散板13に塗装又はシールシートを貼着している。
12 内袋
13 圧力分散板
14 外袋
21 リード線
22 内袋リード線コーキング材
23 縦糸
24 横糸
25 軟質塩化ビニール
26 内袋熱圧着部
31 外袋熱圧着部
32 リード線取り出し口
33 外袋の挿入口
41 外袋リード線コーキング材
42 外袋開口部を塞ぐ接着テープ
B 内袋熱圧着幅
P 縦糸及び横糸の各々の間隔
M 内袋素材拡大図
図4は外袋14に自発光板11を収容した内袋を挿入した状態の平面図であり、外袋のおもて材を透視して描いている。図中41はリード線21を外袋に密閉するコーキング材であり、42は裏面の開口部33を塞ぐための接着テープである。次に挿入方法を説明する。まず挿入口33からリード線22を挿入しリード線取り出し口32より取り出す。リード線21を外に引き出しながら自発光板11を収容した内袋12を挿入し、圧力分散板13を内袋12の表側発光面と外袋14の間に挿入する。図中に描いている「矢印」(ダブルハッチング部分)は、表示として圧力分散板13に塗装又はシールシートを貼着している。
図5は自発光表示板構造の中央部の断面模式図である。図中11は自発光板、12は表側の内袋、13は圧力分散板、14は外袋の断面である。25は内袋12の基材の軟質塩化ビニールであり、23、24は補強糸である30番手ポリエステル糸の縦糸、横糸である。
図6は本発明品を、仮歩道の歩行者用案内表示として路面に使用し、歩行者のハイヒールの踵による局部圧力がかかった場合の負荷状態の模式図である。図中Qはハイヒールの踵による局部圧力である。局部圧力Qは軟質塩化ビニール製の外袋14で衝撃を緩和された後、圧力分散板13に伝わる。圧力分散板は強度と厚さで決まる剛性によって局部圧力をWのように分散し緩和して内袋に伝える。このように自発光板11に局所的な圧力が加わることを防止する。
そのため圧力分散板13は、全光線透過率はもちろん強度などの物性を考慮して決めなければならない。使用できる材料としてアクリル、ポリカーボネート、塩化ビニールなどがあるが、ポリカーボネートは全光線透過率が多少劣るものの、耐衝撃強度、低温強度が優れているため、本実施例においては0.3ミリメートルのポリカーボネートを使用した。
図7は本発明品の端部の断面模式図である。熱圧着幅B、Sは材料使用量の見地からは小さければ小さいほど良いが、使用条件に応じて必要な寸法とする。とりわけ本実施例のように路面に設置するときには現場での使用実績を積重ねて寸法を決定する。外袋14の熱圧着幅Sは外袋としての強度を確保するとともに、全体の形状を維持するために、使用する材料の厚さの150%程度は必要である。これよりも熱圧着幅Sが小さいと、図に示すような端部での滑らかな傾斜が得られず、また構造全体としての額縁効果が弱くなって負荷が掛かったときに亀裂が生じたり、反り返ったり、端が浮き上がったりしやすくなる。本実施例では厚さ2ミリメートルの軟質塩化ビニールを使用し、熱圧着幅Sは最低必要幅の3ミリメートルとしてある。
内袋熱圧着幅Bは内袋12と自発光板11の合計厚に対して少なくとも5倍は必要である。その第一理由は、自発光板11入りの内袋12は剛性が低く変形しやすい。すなわち挿入時の摩擦抵抗、あるいは使用中の車輪押圧などによって羽板形状を維持し難い。これを補って全体として剛性を高めるためにはこの程度の幅が必要である。また第二の理由は、図7で示すように端部における外袋の外形をなだらかな傾斜にするにはBに幅を持たせる必要があり、このなだらかな傾斜は使用上歩行者や車両の通行に好都合である。さらに本発明はでは外袋14の内容物を接着固定しないという特徴を有しており、このためにBの幅が必要である。すなわち内袋12下面と外袋14裏面との間は、摩擦が大きく一旦挿入するとその位置がずれることはない。しかしながら圧力分散板13は比較的軽く、硬質であるので使用中に左右前後に動きやすい。圧力分散板13がずれた状態でも自発光板11の全幅を覆うように圧力分散板13の幅を自発光板11より広くし、かつ圧力分散板13の端縁がBの範囲にとどまって自発光板11を保護するようにしてある。
11 無機EL自発光板
12 内袋
13 圧力分散板
14 外袋
21 リード線
22 内袋リード線コーキング材
23 縦糸
24 横糸
25 軟質塩化ビニール
26 内袋熱圧着部
31 外袋熱圧着部
32 リード線取り出し口
33 外袋の挿入口
41 外袋リード線コーキング材
42 外袋開口部を塞ぐ接着テープ
B 内袋熱圧着幅
P 縦糸及び横糸の各々の間隔
M 内袋素材拡大図
S 外袋熱圧着部幅
Q 局部圧力
W 分散された圧力
12 内袋
13 圧力分散板
14 外袋
21 リード線
22 内袋リード線コーキング材
23 縦糸
24 横糸
25 軟質塩化ビニール
26 内袋熱圧着部
31 外袋熱圧着部
32 リード線取り出し口
33 外袋の挿入口
41 外袋リード線コーキング材
42 外袋開口部を塞ぐ接着テープ
B 内袋熱圧着幅
P 縦糸及び横糸の各々の間隔
M 内袋素材拡大図
S 外袋熱圧着部幅
Q 局部圧力
W 分散された圧力
Claims (2)
- 面発光体を収容した内袋と、表側に接して挿入される圧力分散板と、内袋と圧力分散板を収容する外袋からなる自発光表示板防護構造。
- 請求項1において、内袋が繊維補強透光性高分子材であり、圧力分散板が硬質透光性高分子材であり、外袋が軟質透光性高分子材であることを特徴とする自発光表示板防護構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005349930A JP2007128013A (ja) | 2005-11-03 | 2005-11-03 | 自発光表示板防護構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005349930A JP2007128013A (ja) | 2005-11-03 | 2005-11-03 | 自発光表示板防護構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007128013A true JP2007128013A (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=38150698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005349930A Pending JP2007128013A (ja) | 2005-11-03 | 2005-11-03 | 自発光表示板防護構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007128013A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013504086A (ja) * | 2009-09-03 | 2013-02-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 改善された光拡散を備える発光電子テキスタイル |
-
2005
- 2005-11-03 JP JP2005349930A patent/JP2007128013A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013504086A (ja) * | 2009-09-03 | 2013-02-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 改善された光拡散を備える発光電子テキスタイル |
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