JP2007125352A - クールビズ釦 - Google Patents

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JP2007125352A
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Tadanobu Hirayama
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Abstract

【課題】ホックと円錐バネを組み合わせて釦機能のほか、過剰な体熱放出のために立体的方向への半開放機能を有するホック釦を提供する。
【解決手段】釦はホック上面の大凸部と、下の被される部4との間を円錐ばね10で繋いだホックと釦の組合せ構造とする。大凸部のホック上部はプラスチック釦8で被い見かけをよくしておく。シャツ等の合わせ目の下布にホックの小凸部4を縫いつけ、上になる合わせ目1には釦穴をあけて、そこからばね10を押し込めてホック機能を働かせた状態ではプラスチック釦として機能するが、ホックを外すとばね10が働いて、プラスチック釦8はシャツの上の合わせ目を保持したまま、シャツの合わせ目は10〜15mm程の半開放に出来るので、礼を失しないで体熱放出状態を保てる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、円錐ばねとホックの働きを組み合わせた釦に関するものである。
釦の形、質は時代と共に素材や使い方とも単純素朴から複雑で機能的なもの、飾のために使われる装飾釦まで現われた。釦の材としては、繊維(紐)、貝類、陶磁、木、ガラス、金属、プラスチック等がある。機能面から見ると衣類の合わせ目で紐のこぶと輪にした紐を引っかけて役目をするもの、釦穴に釦を通すもの、外から見えないようにしたホック。チャックは用途が多いが釦がわりとしても使われる。
暑い時人前で釦を外すと、下着が見えたりして見苦しく、また礼を失することになる。そこで本発明は、暑い季節を涼しく過す機能を具えた釦を提供するものである。
円錐ばねの線自体のみを繊維で出来ている衣類に似合うよう繊維類等を薄く固着させた円錐ばねの小円環のばね線の先端を、ホック固有のばね止めのある周辺に固定し、その線の先を周辺部よりホックの下の中央附近(〔図1〕3)に出し、下方に続く各円錐ばね環は一段下がる毎に、隣り合ったばね環と隙間をあけない程度で極く僅かゆとりのある大小関係を持たせることにより、全ての円錐ばね環は最終円錐ばね環(〔図5〕11)の環内に一線径の高さの盤面状になり、上側になるホックの上面はプラスチック等を被せてあるだけで、通常のホックをとめた状態になり、ホックを外すと円錐ばねが15mm前後伸びている状態になる。服の合わせ目をきちっとする時には浮き上がっている(〔図1〕8)のプラスチック部分を指で(〔図5〕4)へ押さえれば着衣は正装となる。
暑気の強い季節は誰しも先ず、「冷・涼」を求める。それに水をくわえてこの三点が、過度に抑止される時は生死の危険に晒され、毎年熱中症で幾許かの犠牲者が出ている現実がある。本発明によるクールビズ釦は上記の危険をも幾分軽減させ得るであろう。また過剰な体熱を放出し、涼気を流入させられる。クーラーなどの使用量も軽減され、二酸化炭素の減量にも繋がることと考える。
本発明は釦をシャツから外しても、「時、所、位」に適するように臨機に応用の利く釦で、快適性、儀礼性、及び仕事の能率性を高められるように考案したものである。その方法として、ホックと円錐ばねとを組合せ、ホックの上部分(〔図1〕8)にはプラスチックや金属等を被せておく。(〔図5〕)の状態は、シャツの合わせ目に普通の釦穴をあけてあり、(〔図5〕2)の釦はシャツの上の合わせ目の釦穴から、普通の釦と同様に外から見える位置にある。釦穴は(〔図5〕2)のプラストック釦と(〔図5〕6)の円錐ばねの間に挟まっている。前記プラスチック釦の下の(〔図5〕5)の下のホック部は、シャツの合わせ目の下に縫いつけられている。従って上のプラスチック釦と下のホック部を指先で剥がすと円錐ばねで、プラスチック釦はシャツの上合わせ目をつけたまま、15mm前後下シャツと離れて浮き上り、半解放状態で風通しをよくする。正式な服装にする時には、(〔図1〕8)のプラスチック部分を上から押しつければ、下のホック部と一体となり(〔図5〕の状態となる。
火を使用する作業場、発汗を伴う仕事、クーラーを使用する部屋等に適する。
クールビズ釦の円錐ばねの使用状態側面図 上ホック部(〔図1〕2)プラスチック部の断面側面図 (〔図1〕2)の円錐ばねの取付けを示す断面図 ホックの上部(〔図1〕2)の平面断面図 クールビズ釦が通常釦様にはめられている側面図
符号の説明
1 ホックの凸形部で下の(〔符号〕4)の小凸形部が嵌入する部分
2 ホックの周縁
3 円錐ばねの初環部
4 ホック下部の小凸部
5 ホック下部の中に円錐ばね(〔符号〕6)終端部を留める
6 円錐ばねを留めるための周縁部の爪
7 円錐ばねの出口
8 上部ホックプラスチック部分
9 円錐ばね固定部
10 ホック固有ばね
11 円錐ばね終環部

Claims (1)

  1. 円錐ばねの線自体のみを被服に似合うよう繊維類等で被った円錐ばねの小円環側のばね線の先端を、ホック固有のばね止めのある周辺に固定し、その線の先を周辺部よりホックの下の中央近くに出し、下方に続く各円錐ばね環は一段下がる毎に、隣り合ったばね環と隙間をあけない程度で極く僅かゆとりのある大小関係を持たせることにより、全ての円錐ばね環は最終円錐ばね環の環内に一線径の高さの盤面状になり、上側になるホック上面はプラスチック等を被せてあるだけで、通常のホックをとめた状態になり、ホックを外すと円錐ばねが15mm前後伸びている状態を保てることを特徴とする釦。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109073139A (zh) * 2016-08-17 2018-12-21 鲍勃斯科特有限责任公司 与便携式媒体播放器一起使用的可伸展套管

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