JP2007124423A - モバイルipネットワーク監視制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】モバイルIPネットワークにおいて、輻輳制御、障害制御、移動端末切断制御を適切に行い、ネットワーク負荷を最適化する。
【解決手段】ホーム・ネットワーク2上で移動端末10を管理するホームエージェント6と、移動先のフォーリン・ネットワーク3上の移動端末10を収容するフォーリンエージェント7とが無線システム11で接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、フォーリンエージェント又は/及び無線システムは、モバイルIPネットワークの輻輳/障害状態を検出するとともに、輻輳/障害状態を検出したときに、ホームエージェントに通知する輻輳/障害検出通知手段を備え、ホームエージェントは、輻輳/障害状態検出の通知を受けたときに、ホームエージェントと移動端末との間のパケット転送速度を制御する輻輳/障害制御手段を備える監視制御システム等。
【選択図】図1
【解決手段】ホーム・ネットワーク2上で移動端末10を管理するホームエージェント6と、移動先のフォーリン・ネットワーク3上の移動端末10を収容するフォーリンエージェント7とが無線システム11で接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、フォーリンエージェント又は/及び無線システムは、モバイルIPネットワークの輻輳/障害状態を検出するとともに、輻輳/障害状態を検出したときに、ホームエージェントに通知する輻輳/障害検出通知手段を備え、ホームエージェントは、輻輳/障害状態検出の通知を受けたときに、ホームエージェントと移動端末との間のパケット転送速度を制御する輻輳/障害制御手段を備える監視制御システム等。
【選択図】図1
Description
本発明は、モバイルIPネットワークの輻輳/障害を監視し、ネットワーク負荷が最適な状態に維持するように制御するシステムに関する。
モバイルIPは、移動体のために開発されたIP(Internet Protocol)であり、端末が移動しても、移動前と同一のIPアドレスを使用することができる。このモバイルIPでは、ハンドオフ(ハンドオーバー)の前に、移動端末が、移動先及び移動元のエリア情報(フォーリン・エージェント情報)による2重位置登録をホームエージェント(HA)に対して行う。これを受けたHAは、リアルタイム通信に対応するため、移動端末宛のリアルタイムのIPパケットを受信した際に、移動先及び移動元の両エリア(フォーリン・エージェント:FA)に転送する。また、ロスレス通信に対応するため、移動端末宛の非リアルタイムのIPパケットを受信した際に、HA内に受信したIPパケットのバッファリングを開始する。
そして、ハンドオフ完了時に、移動先のエリア情報のみのHAに対する位置登録が、移動端末より行われ、これに基づいて、上記バッファリングしていたIPパケットを移動先エリア(FA)に送信し、バッファリング処理、及び前述のリアルタイムIPパケット転送処理を停止する。
しかし、上記ハンドオフ方法及びエージェント装置等の従来の装置は、FA及び無線システムの輻輳状態を監視していないため、移動端末の通信中にFA又は無線システムが輻輳状態になっても、移動端末に対するパケットがそのままの転送速度で流れるという問題があった。
また、従来の技術では、FA及び無線システムの障害状態を監視していないため、無線システムが障害状態になっても、移動端末に対するパケットが流れるという問題があった。
さらに、従来の技術では、移動端末の切断状態を監視していないため、移動端末が通信中に何らかの理由でダウン(システムダウン)した場合、無線システムまで、移動端末に対するパケットが流れるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、モバイルIPネットワークにおいて、輻輳制御、障害制御、移動端末切断制御を適切に行うことにより、ネットワーク負荷を最適化にすることのできるモバイルIPネットワーク監視制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ホーム・ネットワーク上で移動端末を管理するホームエージェントと、移動先のフォーリン・ネットワーク上の移動端末を収容するフォーリンエージェントとが無線システムで接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、前記フォーリンエージェント又は/及び無線システムは、該モバイルIPネットワークの輻輳状態を検出するとともに、該輻輳状態を検出したときに、前記ホームエージェントに通知する輻輳検出通知手段を備え、前記ホームエージェントは、前記輻輳状態検出の通知を受けたときに、該ホームエージェントと前記移動端末との間のパケット転送速度を制御する輻輳制御手段を備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、ホームエージェントによってネットワークの輻輳制御を行うことにより、モバイルIPネットワークへの負荷を適切な状態に維持することができる。尚、本速度変更は、該当移動端末に対するパケットのみを対象とし、ソフトウエア制御で実現することができる。
また、本発明は、ホーム・ネットワーク上で移動端末を管理するホームエージェントと、移動先のフォーリン・ネットワーク上の移動端末を収容するフォーリンエージェントとが無線システムで接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、前記フォーリンエージェント又は/及び無線システムは、該モバイルIPネットワークに障害が発生した場合に該障害を検出するとともに、該障害を検出したときに、前記ホームエージェントに通知する障害検出通知手段を備え、前記ホームエージェントは、前記障害検出の通知を受けたときに、該ホームエージェントと前記移動端末との間のパケット転送を抑止する障害制御手段を備えることをことを特徴とする。
本発明によれば、ホームエージェントによってネットワークの障害制御を行うため、移動端末との通信が不可能な状態で、前記ホームエージェントと前記移動端末との間のネットワークに流れる無駄なパケット転送が皆無となる。
さらに、本発明は、ホーム・ネットワーク上で移動端末を管理するホームエージェントと、移動先のフォーリン・ネットワーク上の移動端末を収容するフォーリンエージェントとが無線システムで接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、前記無線システムは、前記移動端末が切断状態となった際に、該切断状態を検出するとともに、該切断状態を検出したときに、前記ホームエージェントに通知する移動端末切断通知手段を備え、前記ホームエージェントは、前記移動端末切断の通知を受けたときに、該ホームエージェントと前記移動端末との間のパケット転送を抑止する移動端末切断制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ホームエージェントによって移動端末の切断制御を行うため、移動端末との通信が不可能な状態で、前記ホームエージェントと前記移動端末との間のネットワークに流れる無駄なパケット転送が皆無となる。
以上のように、本発明によれば、モバイルIPネットワークにおいて、輻輳制御、障害制御、移動端末切断制御を適切に行い、ネットワーク負荷を最適化することが可能となる。
図1は、本発明にかかる監視制御システムを適用したモバイルIPネットワークの一実施の形態を示し、このネットワークは、移動端末10と、この移動端末10と通信中の通信相手端末1と、移動端末10のホーム・ネットワーク2と、移動後の移動端末10を収容するフォーリン・ネットワーク3と、ホーム・ネットワーク2上で移動端末10を管理するHA6と、フォーリン・ネットワーク3で移動端末10を収容するFA7と、HA6及びFA7に接続されている無線システム11と、HA6に接続されている基地局又はRNC(Radio Network Controller:無線網制御装置)8と、FA7に接続されている基地局又はRNC9とで構成される。
FA7は、図2に示すように、図1のHA6、無線システム11等と物理回線を接続するため、複数の物理回線(A−H)を収容する回線カードと、FA7を制御するCPUとで構成される。FA7の回線カードは、各物理回線の伝送量及び回線状態の監視機能を有する。また、FA7に記録されているソフトウエアにて、CPU稼働率、回線カード状態、物理回線状態、物理回線伝送量の監視を行い、これらが移動端末10に影響するような状況に変化した場合に、HA6に通知する機能を有する(輻輳検出通知機能、障害検出通知機能)。
RNC9は、図3に示すように、FA7、基地局9等と物理回線を接続するために、複数の物理回線(A−H)を収容する回線カードと、RNC9を制御するCPUとで構成される。RNC9の回線カードは、各物理回線の伝送量、伝送状態の監視機能を有する。また、RNC9に記録されているソフトウエアにてCPU稼働率、回線カード状態、物理回線状態、物理回線伝送量の監視を行い、これらが移動端末10に影響するような状況に変化した場合に、HA6に通知する機能を有する(輻輳検出通知機能、障害検出通知機能)。また、移動端末10の切断をソフト的に検出し、それをHA6に通知する機能も有する(移動端末切断通知機能)。
1.FA7による輻輳検出通知機能構成
図4に示すように、次に示すような場合に輻輳発生を検出し、輻輳状態が解消された場合に輻輳解除検出となる。輻輳レベルは、各装置で状態に応じて任意に付与する。下記検出時の輻輳/輻輳解除通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)図1のFA7−無線システム11間の物理回線の帯域使用率が高くなった時
(2)複数回線が同一回線カードに収容されている場合、回線カードで処理できる帯域の使用率が高くなった時
(3)FA7のCPUが輻輳状態になった時
図4に示すように、次に示すような場合に輻輳発生を検出し、輻輳状態が解消された場合に輻輳解除検出となる。輻輳レベルは、各装置で状態に応じて任意に付与する。下記検出時の輻輳/輻輳解除通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)図1のFA7−無線システム11間の物理回線の帯域使用率が高くなった時
(2)複数回線が同一回線カードに収容されている場合、回線カードで処理できる帯域の使用率が高くなった時
(3)FA7のCPUが輻輳状態になった時
2.FA7による障害検出通知機能構成
図5に示すように、次に示すような場合に障害発生を検出し、それが復旧したら復旧検出となる。下記検出時の障害/復旧通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)FA7−無線システム11間の物理回線が障害となった時
(2)物理回線を収容している回線カードが障害となった時
図5に示すように、次に示すような場合に障害発生を検出し、それが復旧したら復旧検出となる。下記検出時の障害/復旧通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)FA7−無線システム11間の物理回線が障害となった時
(2)物理回線を収容している回線カードが障害となった時
3.RNC9による輻輳検出通知機能構成
図6に示すように、RNC9のソフトウエアにて、次に示すような場合に輻輳発生を検出し、輻輳状態が解消された場合に輻輳解除検出となる。輻輳レベルは、各装置で状態に応じて任意に付与する。下記検出時の輻輳/輻輳解除通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)RNC9−基地局9間の物理回線の帯域使用率が高くなった時
(2)複数回線が同一回線カードに収容されている場合、回線カードで処理できる帯域の使用率が高くなった時
(3)RNC9のCPUが輻輳状態になった時
図6に示すように、RNC9のソフトウエアにて、次に示すような場合に輻輳発生を検出し、輻輳状態が解消された場合に輻輳解除検出となる。輻輳レベルは、各装置で状態に応じて任意に付与する。下記検出時の輻輳/輻輳解除通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)RNC9−基地局9間の物理回線の帯域使用率が高くなった時
(2)複数回線が同一回線カードに収容されている場合、回線カードで処理できる帯域の使用率が高くなった時
(3)RNC9のCPUが輻輳状態になった時
4.RNC9による障害検出通知機能構成
図7に示すように、RNC9のソフトウエアにて、次に示すような場合に障害発生を検出し、それが復旧したら復旧検出となる。下記検出時の障害/復旧通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)RNC9−基地局9間の物理回線に障害が発生した時
(2)物理回線を収容している回線カードに障害が発生した時
図7に示すように、RNC9のソフトウエアにて、次に示すような場合に障害発生を検出し、それが復旧したら復旧検出となる。下記検出時の障害/復旧通知は、発生箇所に収容されている移動端末IPの情報とともにHA6に送信する。
(1)RNC9−基地局9間の物理回線に障害が発生した時
(2)物理回線を収容している回線カードに障害が発生した時
5.移動端末切断通知機能構成
図8に示すように、基地局9−移動端末間10での異常にて、基地局又はRNC9にて移動端末切断を検出した際に、移動端末IPの情報とともにHA6に切断通知を送信する。
図8に示すように、基地局9−移動端末間10での異常にて、基地局又はRNC9にて移動端末切断を検出した際に、移動端末IPの情報とともにHA6に切断通知を送信する。
6.輻輳制御機能構成
図9に示すように、上記輻輳通知をHA6が受信し、該当移動端末宛のパケットをHA6のメモリ上でバッファリングしながら、輻輳レベルにあった転送速度にてシェービングして、FA7へのカプセル化パケットを送信する。また、輻輳解除通知をHA6が受信した場合には、現状のバッファ内に滞留したパケットの掃き出しを実施した後、シェービング処理を終了させる。
図9に示すように、上記輻輳通知をHA6が受信し、該当移動端末宛のパケットをHA6のメモリ上でバッファリングしながら、輻輳レベルにあった転送速度にてシェービングして、FA7へのカプセル化パケットを送信する。また、輻輳解除通知をHA6が受信した場合には、現状のバッファ内に滞留したパケットの掃き出しを実施した後、シェービング処理を終了させる。
7.障害制御機能構成
図10に示すように、上記障害通知をHA6が受信し、障害通知応答を通知元へ返信した後、該当移動端末宛のパケットの破棄を開始する。また、上記復旧通知をHA6が受信した場合には、復旧通知応答を通知元へ返信した後、該当移動端末宛のパケットの転送破棄を停止する。
図10に示すように、上記障害通知をHA6が受信し、障害通知応答を通知元へ返信した後、該当移動端末宛のパケットの破棄を開始する。また、上記復旧通知をHA6が受信した場合には、復旧通知応答を通知元へ返信した後、該当移動端末宛のパケットの転送破棄を停止する。
8.移動端末切断制御機能構成
図11に示すように、上記切断通知をHA6が受信し、該当移動端末宛のパケットの破棄を開始する。また、移動端末が接続された際に通知される、HA6への位置登録にて、パケットの破棄を終了する。
図11に示すように、上記切断通知をHA6が受信し、該当移動端末宛のパケットの破棄を開始する。また、移動端末が接続された際に通知される、HA6への位置登録にて、パケットの破棄を終了する。
次に、上記構成を有するモバイルIPネットワーク監視制御システムの動作について、図面及び図1、2を参照しながら詳細に説明する。
動作説明にあたり、まず、図12〜図15に示す各信号フォーマット内の移動端末IPについて説明する。移動端末IPとは、図1のホーム・ネットワーク2上でHA6から移動端末10に付与されたIPアドレス、又は移動端末10が移動フォーリン・ネットワーク上3に移動した際にFA7から移動端末10に付与されるIPアドレスを示す。この移動端末IPは、FA7及び無線システム11では既知の情報である。
1.輻輳制御
本機能で使用するメッセージフォーマットを、図12に示す。また、概略シーケンスを図9に示して以下に説明する。
本機能で使用するメッセージフォーマットを、図12に示す。また、概略シーケンスを図9に示して以下に説明する。
FA7又は無線システム11が輻輳した際に、輻輳レベルに応じて、図12に示す輻輳通知をHA6に対して実施する。FA7又は無線システム11は、輻輳中は定期的に輻輳通知をHA6に送信する。HA6は、輻輳通知を受信後、通知された移動端末IPの転送パケットのみを、バッファリングして輻輳レベルに応じた速度にて、ソフト的にシェービング処理し、FA7に対してカプセル化パケット(従来のモバイルIPネットワークで実施しているカプセル化処理したパケット)を転送する。また、輻輳通知受信後、一定時間輻輳通知の受信がされない場合には、輻輳解除と自動認識し、シェービング処理を停止し、バッファリングしたカプセル化パケットをFA7に転送後、バッファリングなしでFA7に対してカプセル化パケットを転送する。
FA7又は無線システム11は、輻輳が解除された際に、図12に示す輻輳解除通知をHA6に対して送信する。HA6は、輻輳解除通知を受信後、シェービング処理を停止し、バッファリングしたカプセル化パケットをFA7に転送後、バッファリングなしでFA7に対してカプセル化パケットの転送を実施する。
尚、本シェービング機能は、従来のATM(Asynchronous Transfer Mode)で用いられている、回線単位でのQoS(Quality of Service)とは異なり、IPセッション毎にソフト的にバッファリングしながら実施するシェービング機能である。
2.障害制御
本機能で使用するメッセージフォーマットを図13に示す。また、概略シーケンスを図10に示して以下に説明する。
本機能で使用するメッセージフォーマットを図13に示す。また、概略シーケンスを図10に示して以下に説明する。
FA7又は無線システム11が障害を検出した際に、図13に示す障害通知をHA6に対して送信する。FA7又は無線システム11は、障害応答が通知されるまで障害通知を定期的に通知し続ける。HA6は、障害通知を受信後、通知元に対して障害通知応答を通知し、通知された移動端末IPの転送パケットのみパケット破棄処理を開始する。
FA7又は無線システム11の障害が復旧された際に、図13に示す復旧通知をHA6に対して送信する。FA7又は無線システム11は、復旧応答が通知されるまで復旧通知を定期的に送信し続ける。HA6は、復旧通知を受信後、通知元に対して復旧通知応答を通知し、通知された移動端末IPの転送パケットのみのパケット破棄処理を停止し、カプセル化パケットのFA7への転送を再開する。
3.移動端末切断制御
本機能で使用するメッセージフォーマットを、図14に示す。また、概略シーケンスを図11に示して以下に説明する。
本機能で使用するメッセージフォーマットを、図14に示す。また、概略シーケンスを図11に示して以下に説明する。
無線システム11にて移動端末が何かの理由でダウンするか、回線切断状態になった際に、図14に示す切断通知をHA6に対して送信する。また、切断状態の移動端末へのパケット通知を検出した無線システム11は、再度HA6に対して切断通知を実施する。HA6は、切断通知を受信後、通知された移動端末IPの転送パケットのみパケット破棄処理を開始する。
無線システム11にて移動端末が再接続された際に、従来の位置登録要求がHA6に通知され、これを契機に、移動端末IPの転送パケットのパケット破棄処理を停止し、カプセル化パケットのFA7への転送を再開する。
次に、発明の他の実施の形態について説明する。前述の実施の形態では、FA7及び無線システム11がネットワークの輻輳、障害を検出する機能を有したが、本実施の形態では、図15に示すネットワーク監視通知を設け、図16に示すように、HA6にて移動端末10を常時監視することで、輻輳制御、障害制御を実現する。
1.輻輳制御
定期的にネットワーク監視通知を実施し、応答時間を測定し、応答の遅延時間により輻輳レベルを判断し、本発明の輻輳処理を実施する。輻輳処理中にも監視を実施し、応答時間が輻輳レベル内の場合には、輻輳解除と判断し、本発明の輻輳解除処理を実施する。
定期的にネットワーク監視通知を実施し、応答時間を測定し、応答の遅延時間により輻輳レベルを判断し、本発明の輻輳処理を実施する。輻輳処理中にも監視を実施し、応答時間が輻輳レベル内の場合には、輻輳解除と判断し、本発明の輻輳解除処理を実施する。
2.障害制御
定期的にネットワーク監視通知を実施し、応答が返却されない場合には、HA−移動端末間の何れかで障害発生と判断し、一定回数応答が返却されない場合、障害発生として本発明の障害処理を実施する。障害処理中にも監視を実施し、応答が返却された場合は、復旧と判断し、復旧処理を実施する。
定期的にネットワーク監視通知を実施し、応答が返却されない場合には、HA−移動端末間の何れかで障害発生と判断し、一定回数応答が返却されない場合、障害発生として本発明の障害処理を実施する。障害処理中にも監視を実施し、応答が返却された場合は、復旧と判断し、復旧処理を実施する。
1 通信相手端末
2 ホーム・ネットワーク
3 フォーリン・ネットワーク
4 通信相手端末から移動端末へのパケット
5 HA−FA間の移動端末宛カプセル化パケット
6 HA:ホーム・ネットワーク上の移動端末を管理するルータ
7 FA:移動先ネットワーク上で移動端末を収容するルータ
8 ホーム・ネットワーク上に位置する基地局又はRNC
9 移動先ネットワーク上に位置する基地局又はRNC
10 移動端末
11 無線システム(携帯電話事業者等)
2 ホーム・ネットワーク
3 フォーリン・ネットワーク
4 通信相手端末から移動端末へのパケット
5 HA−FA間の移動端末宛カプセル化パケット
6 HA:ホーム・ネットワーク上の移動端末を管理するルータ
7 FA:移動先ネットワーク上で移動端末を収容するルータ
8 ホーム・ネットワーク上に位置する基地局又はRNC
9 移動先ネットワーク上に位置する基地局又はRNC
10 移動端末
11 無線システム(携帯電話事業者等)
Claims (3)
- ホーム・ネットワーク上で移動端末を管理するホームエージェントと、移動先のフォーリン・ネットワーク上の移動端末を収容するフォーリンエージェントとが無線システムで接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、
前記フォーリンエージェント又は/及び無線システムは、該モバイルIPネットワークの輻輳状態を検出するとともに、該輻輳状態を検出したときに、前記ホームエージェントに通知する輻輳検出通知手段を備え、
前記ホームエージェントは、前記輻輳状態検出の通知を受けたときに、該ホームエージェントと前記移動端末との間のパケット転送速度を制御する輻輳制御手段を備えることを特徴とする監視制御システム。 - ホーム・ネットワーク上で移動端末を管理するホームエージェントと、移動先のフォーリン・ネットワーク上の移動端末を収容するフォーリンエージェントとが無線システムで接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、
前記フォーリンエージェント又は/及び無線システムは、該モバイルIPネットワークに障害が発生した場合に該障害を検出するとともに、該障害を検出したときに、前記ホームエージェントに通知する障害検出通知手段を備え、
前記ホームエージェントは、前記障害検出の通知を受けたときに、該ホームエージェントと前記移動端末との間のパケット転送を抑止する障害制御手段を備えることを特徴とする監視制御システム。 - ホーム・ネットワーク上で移動端末を管理するホームエージェントと、移動先のフォーリン・ネットワーク上の移動端末を収容するフォーリンエージェントとが無線システムで接続されたモバイルIPネットワークの監視制御システムにおいて、
前記無線システムは、前記移動端末が切断状態となった際に、該切断状態を検出するとともに、該切断状態を検出したときに、前記ホームエージェントに通知する移動端末切断通知手段を備え、
前記ホームエージェントは、前記移動端末切断の通知を受けたときに、該ホームエージェントと前記移動端末との間のパケット転送を抑止する移動端末切断制御手段を備えることを特徴とする監視制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005315542A JP2007124423A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | モバイルipネットワーク監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005315542A JP2007124423A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | モバイルipネットワーク監視制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007124423A true JP2007124423A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38147749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005315542A Withdrawn JP2007124423A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | モバイルipネットワーク監視制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007124423A (ja) |
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2005
- 2005-10-31 JP JP2005315542A patent/JP2007124423A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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---|---|---|---|
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