JP2007122716A - データ移動システム、データ保持装置、信号担持媒体、及び保持されるデータを移動させるサービスを提供する方法(データ移動のための装置、システム、及び方法) - Google Patents

データ移動システム、データ保持装置、信号担持媒体、及び保持されるデータを移動させるサービスを提供する方法(データ移動のための装置、システム、及び方法) Download PDF

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Abstract

【課題】複数のデータ保持システム間での保持データのデータ移動のための装置、システム、及び方法が開示される。
【解決手段】該システムは、第1通信プロトコルに従って第1データ保持システムにアクセスするための第1バック・エンド・エージェントと、該第1バック・エンド・エージェント及び第2フロント・エンド・エージェントの間でインターフェースする第1フロント・エンド・エージェントと、該第2フロント・エンド・エージェント及び該第2データ保持システムの間で第2通信プロトコルに従ってインターフェースする第2バック・エンド・エージェントとを含む。本書に記載されている発明は、ユーザが保持時間などのデータ属性を維持しながら保持されるデータを一つのデータ保持システムから他のデータ保持システムへ移動させることを可能にする。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ管理システムに関し、特にタイプの異なるデータ保持システムの間での保持データのデータ移動のためのシステム及び方法に関する。
データ記憶システムは、大量のデータのコスト効率の良い記憶及び検索を提供する。データは、磁性媒体(磁気テープ又はディスクなど)、光学式媒体(光学式テープ又はディスクなど)、電子媒体(PROM、EEPROM、フラッシュPROM、コンパクトフラッシュ(商標)、スマートメディア(商標)、メモリースティック(商標)など)、又は他の適切な媒体を含むことのあるデータ記憶媒体に置かれる。
データ記憶システムは、本書において保持時間と称される特定の期間の間改変されたり削除されたりするべきではないデータを記憶するためのデータ保持システムを含むことが良くある。データ保持システムは、一般的に該データ保持システムに挿入された各データ・オブジェクトに対して保持時間を指定する。データ保持システムは、それらの保持時間を監視し、データ・オブジェクトの保持時間が過ぎる前にそれらが改変され或いは削除されるのを防止するために、対応するデータ・オブジェクトを管理する。データを作り、データを保持し、後にデータが改変又は削除されることを許すプロセスは、図1のブロック図に示されているように情報ライフサイクルと称される。
在来のデータ管理システム10は、クライアント・システム12、ドキュメント管理システム14、データ保持システム16、及び、保持されるデータ20を含む保持データ記憶媒体18を含み得る。保持データ記憶媒体18は、磁気ディスク・ドライブ、光ディスク(光磁気ディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク、高解像度ディジタル・バーサタイル・ディスク、ブルー・レイ・ディスク(Blue−Ray disks)、或いはホログラフィック・ディスクを含む)、磁気テープ、フラッシュ・メモリなどを含み得る。付加的なデータ記憶媒体28は、データ保持システム16の制御の外側でドキュメント管理システム14によりアクセスされ得る。データ記憶媒体28上のデータは、保持されないデータ22を含み得る。
クライアント・システム12は、通常、指定された期間にわたって保持される必要があったり無かったりするデータ及び情報を生成する。代表的なクライアント・システム12は、フロント・エンド・アプリケーション、自動化されたペーパー・スキャン・ソリューション、データベース、電子ファイル・システム、或いはそこでデータを生成し、見、また更新することのできる対話型のウェブ・サイトを含み得る。
クライアント・システム12は、生成されたデータをドキュメント管理システム14に送ることができ、このシステムは、内容又は文脈によって該データを検索するために使用されるインデックスを生成することができる。クライアント・システム12から到着したデータが保持されるべきであるならば、すなわち或る期間にわたって改訂或いは削除無しに記憶されるべきであるならば、ドキュメント管理システム14はそのデータをデータ保持管理システム14に送り、さもなければ該データは保持されないデータ22として代わりのデータ記憶媒体28の中に置かれる。
データ保持システム16は、ドキュメント管理システム14から到着した各データのために適切な保持時間を決定し、その保持時間を該データのためのメタデータとしてメタデータ・オブジェクト30に割り当てる。ここで示されているように、保持されるデータ32を含む保持時間メタデータ・オブジェクト30は保持データ記憶媒体18の中に置かれる。データ保持システム16は、保持時間34が過ぎるまで、保持されているデータ32の改変或いは削除を妨げる。
保持時間が経過すると、データ保持システム16は、対応する保持されるデータ32を直ちに削除することができ、或いはそのステータスを削除可能に変更して、保持されるデータ32がクライアント・システム12などの外部アプリケーションによって削除されることを可能にすることができる。或いは、データ保持管理システム16は、付加的な保持されるデータ20のために記憶場所が必要なので、削除可能なデータを削除することができる。保持されていたデータ32が削除されると、保持時間メタデータ・オブジェクト30も削除される。
データ保持管理システム10は、各々の保持されるデータ32について保持時間を確立するために様々な方法のうちの1つを利用することができる。1つの方法は、システム・ステータスにおける変化などのイベントに応答して保持時間を作成する。他のトリガー・イベントは、保持時間を指定又は更新する命令のクライアント・システム12からの発行を含むことができる。これに応じて、データ保持システム16は、保持時間データ・オブジェクト30を所望の保持時間で更新する。トリガー・イベントと関連付けられた保持時間が既に経過したならば、データ保持システム16は、目標データの保持時間値を改変する。この様にして、クライアント・システム12は、保持されているデータ32を削除し或いは保持されているデータ32を削除可能にするための保持時間改変コマンドを利用することができる。多くの規制要件は、保持時間を短縮しないことを要求し得る。従って、データ保持システム16は、保持時間メタデータ・オブジェクト30が更新要求の前の保持時間より短い保持時間を持つことを許すことができない。
時には、保持されるデータ20を1つのデータ保持システム16から他へ転送することが望ましい。その様なデータ転送は、保持されているデータ20をアーカイブ化したり、保持されているデータ20をコピーしたり、或いは保持されているデータ20を別のタイプの或いはより新しいデータ管理システム又はデータ保持管理システムに転送したいという希望により必要とされ得る。図2は、在来のデータ移動システム100を示している。
在来のデータ移動システム100は、通常、スイッチング・ファブリック104を形成し得る1つ以上のスイッチ102を含む。ここで、データ移動システム100は、ファイバー・チャネル(Fibre Channel(“FC”))物理層上で動作する小型コンピュータ・システムズ・インターフェース(SCSI)プロトコルを利用することができる。しかし、データ移動システム100は、インフィニバンド(Infiniband)、FICON(IBM Corporationの商標)、TCP/IP、イーサネット、ギガビット・イーサネット或いはiSCSIなどの他のプロトコルを利用することができる。スイッチ102は、1つ以上のホスト・コンピュータ106及びデータ保持システム108、110へのアドレスを含む。
ここに示されているように、ホスト・コンピュータ106は、I/Oインターフェース112を利用してファブリック104と接続する。このI/Oインターフェース112は、ファイバー・チャネル(“FC”)ループ又は1つ以上の直接接続信号線を含むことができる。I/Oインターフェース112は、情報をスイッチング・ファブリック104とやり取りする。
スイッチング・ファブリック104は、I/Oインターフェース114,116を介してホスト・コンピュータ106をデータ保持システム108,110に接続する。これらのI/Oインターフェースも、ファイバー・チャネル、インフィニバンド、ギガビット・イーサネット、イーサネット、TCP/IP、iSCSI、SCSI、或いは1つ以上の直接接続信号線を含むことができる。
この在来のデータ移動システム100では、ホスト・コンピュータ106上で動作するホスト・アプリケーション118は、保持されるデータ120の第1データ保持システム108から第2データ保持システム110への転送を開始することができる。しかし、保持されるデータを移動させるこの在来のプロセスは、処理及び通信の資源の広範な割り当てを必要とする。例えば、ホスト・アプリケーション118は、保持されているデータ120を取り出すためにスイッチング・ファブリック104によって第1データ保持管理システム108に運ばれるコマンドを作成して発するために、そのホスト・コンピュータ106の処理資源を利用する。取り出されたデータ120はスイッチング・ファブリック104を通してホスト・コンピュータ106に送られ、ここで、取り出されたデータ120は再パッケージ化されて同じスイッチング・ファブリック104を介して第2保持データ管理システム110に送られる。
ホスト・アプリケーション118はこのデータ移動プロセスを管理する役割を有するので、ホスト・コンピュータの処理資源のうちの相当の量が該タスクに割り当てられ得る。同様に、ホスト・アプリケーションの命令、取り出されたデータ、及び再送信されるデータが全てスイッチング・ファブリック104を通るので、他のプロセスのために使用し得る通信帯域幅が大幅に制限され得る。従って、ホスト・コンピュータの処理能力の利用を減少させると共にスイッチング・ファブリックの通信帯域幅に対する需要を減少させる2以上のデータ保持システム間で保持されるデータを移動させるためのシステム及び方法を有することが望ましい。
在来のデータ移動システム100の他の問題は、保持されるデータ120が第1データ保持システム108から第2データ保持システム110にコピーされると、保持されるデータ120を第1データ保持システム108から削除することが不可能になり得ることである。この問題は、第1データ保持システム110内に保持されているデータと関連付けられている保持時間が未だ経過していないので、発生し得る。この状況は、第1データ保持システム108に存在する保持されるデータの保持時間を変更する付加的コマンドをホスト・アプリケーション118が発することを必要とする。しかし、おそらく、保持時間の減少を妨げることが望ましいであろう。従って、ホスト・アプリケーション118からの付加的命令を必要とせずに元の保持されるデータを削除することを可能にする、保持されるデータを移動させるためのシステム及び方法を有することが望ましい。
第1データ保持システム108と第2データ保持システム100とが別々の製造業者からのものである場合には他の問題が起こり得る。例えば、第1データ保持システム108がIBM(IBM Corporationの商標)のDR500(登録商標)を含むならば、ホスト・アプリケーション118からのイベント或いはコマンドは第1データ保持システム108内でクラスにより保持時間を作成することができる。更に、保持時間が経過したならば、対応する保持されるデータは自動的に削除され得る。しかし、第2データ保持システム110はIBMのDR550以外のデータ保持システムであり得る。
コンテンツ・アドレス指定可能な記憶装置を利用するこの第2データ保持システム110では、保持時間はホスト・アプリケーション118からその関連データと共に第2データ保持システム110に対して発行される。更に、データの保持時間が経過したとき、この第2データ保持システム110は、そのデータを自動的には削除しなくて、ホスト・アプリケーション118から発せられたコマンドに応答してそれが削除されることを可能にするかもしれない。これら2タイプのデータ保持システムの間には違いがあるので、第1データ保持システム108から第2データ保持システム110への保持されるデータの移動はおそらく困難であろう。
従って、ホスト・アプリケーション118は、通常、(a)第1データ保持システムのタイプを確認し、(b)保持されるデータ120を第1データ保持システム108から取り出し、(c)各データに関連する各保持時間のバランスを決定し、(d)第2データ保持システムのタイプを確認し、(e)新しい保持時間を計算し、(f)保持されるデータを第2データ保持システム110にコピーし、(g)第2データ保持システム110により必要とされる仕方でその新しい保持時間を発行するように、充分に高度な知識で書かれる。この厄介なタスクは、第1及び第2のデータ保持システムが同期したクロックを保有していなければならないという要件によって複雑にされる。さもなければ、適切な時間差が計算されなければならない。
以上の検討から、タイプの異なるデータ保持システム間での保持されるデータの移動をホスト・アプリケーションの管理無しで管理して容易にする装置、システム、及び方法が必要であることは明らかなはずである。
本発明は、技術の現状に応じて、特に、現在利用し得るデータ移動システムによって充分に解決されていない問題及びニーズに応じて開発されたものである。従って、本発明は、当該技術における上記の欠点の多く又は全てを克服する、保持されるデータをデータ保持システム間で移動させる装置、システム、及び方法を提供するべく開発されたものである。
該装置は、一実施態様では、外部アプリケーションとは無関係に、保持されるデータのコピーを共用のデータ保持プロトコルに従って受け取り、その保持されるデータのコピーを第2のデータ保持プロトコルに従ってデータ記憶媒体に格納し、該第2データ保持プロトコルに従って保持時間を格納するように構成される。
別の実施態様では、該装置は、データ移動手続きがうまく行われて、元の保持されるデータを第1データ保持システムから削除し得るようになったことを確認するように構成され得る。
第1データ保持プロトコルに従って第1データ保持システムから保持されるデータのコピーを作成し、その保持されるデータのコピーを第2データ保持システムに送り、その保持されるデータのコピーを第2データ保持プロトコルに従って該第2データ保持システムで受け取り、その保持されるデータのコピーについて保持時間を生成し、その保持されるデータのコピーと生成された保持時間とを該第2データ保持システムに格納する本発明のシステムも提供される。特に、該システムは、一実施態様では、外部アプリケーションとは無関係にこのデータ移動手続きを実行することができる。
該システムは、更に、データ移動手続きがうまく行われて、元の保持されるデータを第1データ保持システムから削除し得るようになったことを確認するように構成され得る。
保持されるデータを移動させるための本発明の方法も提供される。この方法は、開示されている実施態様では、前記装置及びシステムの動作に関して上で示した機能を実行するために必要なステップを実質的に含む。一実施態様では、該方法は、第1データ保持装置内で保持されるデータのコピーを作成し、その保持されるデータのコピーを共用のプロトコルに従って変換し、該データを第2データ保持装置に送り、その受け取られたデータを該第2データ保持装置に対応するプロトコルに従って変換し、該第2データ保持システムに関連するデータ保持時間を作り、その保持されるデータのコピーとその保持時間とを該第2データ保持システムに格納することを含む。この方法は、保持されるデータの移動がうまくいったことを確認することも含み得る。
別の実施態様では、該方法は該第1データ保持システム内の元の保持されるデータの削除を含む。
本明細書の全体にわたって、特徴、利点への言及或いは同様の言葉遣いは、本発明で実現され得る特徴及び利点の全てが本発明のどれか1つの実施態様にあるべきであるか或いは実際にあるということを示唆するものではない。むしろ、特徴及び利点に言及する言葉は、実施態様に関して記載された特定の特徴、利点、或いは特性が本発明の少なくとも1つの実施態様に含まれるということを意味すると理解される。この明細書の全体にわたって、特徴及び利点ついての検討、及び同様の言葉遣いは、同じ実施態様に関連し得るが、必ずしも同じ実施態様に関連するとは限らない。
更に、本発明の記載されている特徴、利点及び特性は1つ以上の実施態様において任意の適切な仕方で結合され得る。当業者は、特定の実施態様の特定の特徴又は利点のうちの1つ以上を欠いて本発明を実施し得ることを認めるであろう。他の例では、或る実施態様において本発明の全ての実施態様には存在しないかもしれない付加的な特徴及び利点が認められ得る。
本発明のこれらの特徴及び利点は、以下の記述と添付されている請求項とからより充分に明らかになり、或いは以降に記載される本発明の実施によって習得され得る。
本発明の利点が容易に理解されるように、上で簡単に記載された本発明についてのより詳しい記述が、添付図面に示されている特定の実施態様を参照することにより、与えられる。これらの図面は本発明の代表的実施態様のみを描くものであり、従ってその範囲を制限するものと見なされるべきでないことを理解して、本発明は添付図面の使用を通して更に具体的に詳細に記述され説明される。
この明細書に記載されている機能ユニットの多くは、その実施独立性を特に強調するために、モジュールと称されている。例えば、モジュールは、特注VLSI回路若しくはゲート・アレイ、論理チップ、トランジスタ、或いは他の個別コンポーネントなどの既製の半導体を含むハードウェア回路として実現され得る。モジュールは、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、プログラマブル・アレイ論理、プログラマブル・ロジック・デバイスなどのプログラマブルなハードウェア装置でも実現され得る。
モジュールは、種々のタイプのプロセッサにより実行されるソフトウェアでも実現され得る。実行可能なコードの確認されたモデルは、例えば、オブジェクト、手続き或いは機能として組織され得るコンピュータ命令の1つ以上の物理的な或いは論理的なブロックを含むことができる。けれども、確認されたモジュールの実行可能なもの(executables)は、一緒に物理的に配置されなくても良くて、論理的に結合されたときに該モジュールを構成して該モジュールについての述べられた目的を達成する、別々の位置に格納された多様な命令を含み得る。
実際、実行可能なコードのモジュールは、単一の命令或いは多数の命令であり得、また、数個の別々のコード・セグメントに、別々のプログラムに、そして数個のメモリー装置に、分散されても良い。同様に、操作データは、ここではモジュール内で識別されて図示され得、任意の適切な形で具体化されて任意の適切なタイプのデータ構造の中で組織され得る。操作データは、単一のデータ・セットとして集められて良く、或いはいろいろな記憶装置を含むいろいろな位置に分散されても良く、また、少なくとも部分的に、システム又はネットワーク上で単に電子信号として存在しても良い。
この明細書における“一実施態様”、“実施態様”への言及或いは同様の言葉は、その実施態様に関して記載されている特定の特徴、構造或いは特性が本発明の少なくとも1つの実施態様に含まれるということを意味する。本明細書の全体にわたって、“一実施態様において”、“実施態様において”或いは同様の言葉の出現は、全て、必ずしもそうとは限らないけれども、同じ実施態様に関連し得る。
信号担持媒体への言及は、信号を生成し、信号を生成させ、或いは機械可読命令のプログラムをディジタル処理装置で実行させることのできる任意の形をとり得る。信号担持媒体は、伝送線路、コンパクト・ディスク、ディジタル・ビデオ・ディスク、磁気テープ、ベルヌーイ・ドライブ(Bernoulli drive)、磁気ディスク、パンチ・カード、フラッシュ・メモリ、集積回路、或いは他のディジタル処理装置記憶装置により具体化され得る。
更に、本発明の記述されている特徴、構造、或いは特性は、1つ以上の実施態様において任意の適切な仕方で結合され得る。以下の記述において、本発明の実施態様の完全な理解を提供するために、プログラミング、ソフトウェア・モジュール、ユーザ・セレクション、ネットワーク・トランザクション、データベース照会、データベース構造、ハードウェア・モジュール、ハードウェア回路、ハードウェア・チップなどの例のような多数の特定の詳細な情報が提供される。しかし、当業者は、その特定の詳細な情報のうちの1つ以上が無くても、或いは他の方法、コンポーネント、材料などを用いても本発明が実施され得ることを認めるであろう。他の例では、本発明の諸側面を不明瞭にすることを避けるために、周知されている構造、材料、或いは操作は図示も記載もされない。
図を参照すると、同様の部分は同じ参照数字及び記号で指示されていて、図3は、本発明の一実施態様に従う、代表的データ移動システム200の諸側面を示すブロック図である。データ移動システム200はローカル・エリア・ネットワークに接続されており、その中で通信ネットワーク204は1つ以上の在来型ルータ202を含んでいてTCP/IPプロトコルに基くことができる。在来型ルータ202は、1つ以上のホスト・コンピュータ206、第1データ保持システム208、及び第2データ保持システム210のアドレスを含む。
ホスト・コンピュータ206は、ホストI/Oインターフェース212を利用して通信ネットワーク204に接続される。通信ネットワーク204は、第1データ保持I/Oインターフェース214を通して第1データ保持システム208に接続され、第2データ保持I/Oインターフェース216を通して第2データ保持システム210に接続される。これらのデータ保持I/Oインターフェースは、データ・オブジェクトを格納し、引き出し、照会し、また削除するためにホスト・コンピュータ206によって利用される。
ホスト・コンピュータ206上で動作するホスト・アプリケーション218は、第1データ保持システム208から第2データ保持システム210への保持されるデータ220の転送を開始することができる。しかし、そうすることは、ホスト・コンピュータ206の広範な処理能力を利用する必要を無くし、通信ネットワーク204の帯域幅利用を減少させる。好ましい実施態様では、保持されるデータ220の転送の開始は、第1データ保持システム208又は第2データ保持システム210の中でホスト・システム206或いはアプリケーション218とは無関係にトリガーされる。
第1及び第2のデータ移動マネージャ222,224は、保持されるデータ220を第1データ保持システム208から第2データ保持システム210へ転送するためのコマンドを作成して発する。第1データ移動マネージャ222,224は、保持されるデータ220を第1データ保持I/Oインターフェース214を介して通信ネットワーク204に送り、第2データ保持I/Oインターフェース216を介して第2データ保持システム210に送ることができる。
データ移動マネージャ222,224は、(a)保持されるデータ220を第1データ保持システム208から第2データ保持システム210に送り及び引き出し、(b)各データに関連する各保持時間のバランスを決定し、(c)必要に応じて、新しい保持時間を計算し或いは保持されるデータ220について定められている保持時間のコピーを調整し、(d)保持されるデータを第2データ保持システム210にコピーし、(e)新しい或いは調整された保持時間を第2データ保持システム210に書き込み、(f)移動されたデータ230が変更されていないことを保証するためにインテグリティ・チェックとエラー処理とを実行し、(g)訴訟、診療録などにおける移動及びデータ保存の証拠として用いられる追跡記録を作る役割を課されている。更に、第1データ移動マネージャ222は、第1データ保持システム208上の保持されるデータ220を削除するか或いは保持されるデータ220を削除可能にする役割を課され得る。
データ移動マネージャ224,224はデータ移動プロセスを管理する役割を課されているので、ホスト・コンピュータの処理資源の相当の量をそのタスクに割り当てる必要は無い。同様に、ホスト・アプリケーション218は、保持されるデータの移動を開始する命令を発するだけなので、通信ネットワーク204の通信帯域幅に対する要求も減じられる。
本発明のこの実施態様では、第1データ保持システム208と第2データ保持システム210とは、別々の製造業者からの別々のタイプのものである。例えば、第1データ保持システム208はIBMのDR550(登録商標)を含むことができ、第2データ保持システム210はEMCのCentera(登録商標)を含むことができる。第1データ保持システム208と第2データ保持システム210とが同じ形式及びモデルで同じ製造業者から供給され得ることを当業者は認める。
データ移動マネージャ222,224は、各々、フロント・エンド・エージェント232a,232bとバック・エンド・エージェント234a,234bとを含むことができる。該フロント・エンド・エージェントは、第1及び第2のデータ保持I/Oインターフェース214,216及び通信ネットワーク204を通しての第1及び第2のデータ移動マネージャ222,224の間の通信を容易にする。これらのフロント・エンド・エージェント232a,232bは、関連するバック・エンド・エージェント234a,234bとも相互作用し、これらは保持されるデータ220,230とインターフェースし、アプリケーション・プログラム・インターフェース(“API”)を含むことができる。
本発明の利点のうちの1つは、各フロント・エンド・エージェント232が異なるタイプのデータ保持システム208,210と関連付けられていても複数のフロント・エンド・エージェント232を標準化できることである。しかし、各バック・エンド・エージェント234a,234bは、その夫々のデータ保持システム208,210に固有の方法を利用する。その様なものとして、データ移動タスクの変換及び単一化がフロント・エンド・エージェントとそれらの夫々のバック・エンド・エージェントとの間で行われる。或いは、フロント・エンド・エージェントは、ソース・データ保持システムと関連するプロトコルを利用して、データ及びコマンドを、ターゲット・データ保持システムと関連するプロトコルに従うものに変換する。他の選択肢では、データ及び情報は通信ネットワーク204内で全く異なるプロトコル間で変換され得る。
フロント・エンド・エージェント232a,232bにより具体化される移動プロトコルは、(1)移動プロセス開始、(2)オリジン及びデスティネーション・ネゴシエーション、(3)移動データ送信/受信、(4)データ・オブジェクト情報送信/受信、及び(5)移動完了を含むコマンド・コンストラクトを含むことができる。移動開始プロセス・コマンドは、ホスト・アプリケーション218、第1データ保持システム208、あるいは第2データ保持システム210から生じ得る。オリジン及びデスティネーション・ネゴシエーションは、開始装置から始まり、各装置(ソース/ターゲット)の指定された役割と、移動されるべきデータ・オブジェクトの名前とを含む。受信システムは、オブジェクト名或いはオブジェクト選択ポリシーが無効であったり、該システムが移動については使用禁止にされているなどの様々な理由からネゴシエーション・リクエストを拒否することができる。
保持されるデータ220は移動データ送信/受信コマンドに応答して転送され、オブジェクト情報はデータ・オブジェクト情報送信/受信コマンドに応答して送信され受信される。オブジェクト情報は、(a)オブジェクト・サイズ、(b)チェックサム、(c)保持時間、(d)データ位置、(e)オブジェクトのタイプ、(f)オーナー/ユーザ情報、(g)アクセス制御情報、及び(h)オブジェクト記述などを含み得る。移動完了コマンドは、データ移動が完了したことをフロント・エンド・エージェント232a,232bに知らせ、(a)デスティネーション・エージェントが該データ及びオブジェクト情報を受け取ったとき、(b)デスティネーション・エージェントがチェックサムを検査したとき、及び(c)データ・オブジェクト及びオブジェクト情報が首尾よく格納されたときに、送られる。
バック・エンド・エージェント234a,234bの役割は、各データ保持システム208,210と関連付けられているプロトコルに従って各フロント・エンド・エージェント232a,232bを接続することである。各プロトコルのコマンド構造は、データ保持システムのタイプにより異なり得る。しかし、データ保持システムがどのプロトコルを利用するとしても、データ保持システムの全てのデータ及び属性は好ましくはバック・エンド・エージェント234a,234bの関連するフロント・エンド・エージェントに利用され得る。
従って、バック・エンド・エージェント234a,234bは、(1)オブジェクト・サイズ、データ・チェックサム、保持時間、記憶場所、オブジェクトのタイプ、所有者/ユーザ情報、アクセス制御属性及び記述などを含むデータ保持システムにより管理されるオブジェクトの情報アイテムを照会し、(2)データ・オブジェクトを入手し/読み、(3)データ・オブジェクトを格納し/書き、(4)データ・オブジェクト情報をセットし、(5)データ・オブジェクトを削除する能力を含む。特定のバック・エンド・エージェント234a,234bに関連するデータ保持システムのタイプにより、これらの機能のうちの或るものは利用し得ないことがある。その様な場合、バック・エンド・エージェント234a,234bは、各々の欠けている属性について“ヌル(NULL)”などのデフォルト値を提供する。
図4は、交換アクセス型ネットワークとして設計されたデータ移動システム300の代わりの実施態様であり、この場合、スイッチ302は、スイッチング・ファブリック304を作るために利用される。本発明のこの実施態様では、データ移動システム300は、ファイバー・チャネル(“FC”)物理層上で動作する小規模コンピュータ・システム・インターフェース(SCSI)プロトコルを用いて実現される。しかし、データ移動システム300は、Infiniband、FICON、iSCSIなどの他のプロトコルを利用しても実現され得る。スイッチ302は、1つ以上のホスト・コンピュータ306、第1データ保持システム308、及び第2データ保持システム310のアドレスを含む。
ホスト・コンピュータ306は、ホストI/Oインターフェース312を利用してスイッチング・ファブリック304に接続されている。このホストI/Oインターフェース312は、スイッチング・ファブリック304と情報をやり取りするためにFCループ、直接接続、或いは1つ以上の信号線を含むことができる。スイッチ302は、スイッチング・ファブリック304を、第1データ保持I/Oインターフェース314を通して第1データ保持システム308に接続し、第2データ保持I/Oインターフェース316を通して第2データ保持システム310に接続する。これらのデータ保持I/Oインターフェースは、ファイバー・チャネル、インフィニバンド、iSCSI、SCSI、1つ以上の信号線、或いは他の適切な通信チャネルを含むことができる。これらのデータ保持I/Oインターフェースは、データ・オブジェクトを格納し、引き出し、照会し及び削除するためにホスト・コンピュータ306によって利用される。
本発明のこの実施態様では,ホスト・コンピュータ306上で動作するホスト・アプリケーション318は、保持されるデータ320の第1データ保持システム308から第2データ保持システム310への転送を開始する。1つ以上のデータ移動マネージャ322,324が、保持されるデータ320を第1データ保持システム308から第2データ保持システム310へ転送するためのコマンドを作って発する。引き出されたデータは、第1データ保持I/Oインターフェース314を介してスイッチング・ファブリック304に送られ、第2データ保持I/Oインターフェース316を介して第2データ保持システム310に送られる。
データ移動マネージャ322,324は、各々、フロント・エンド・エージェント332a,332bとバック・エンド・エージェント334a,334bとを含む。フロント・エンド・エージェントは、第1及び第2のデータ保持I/Oインターフェース326,328及びスイッチング・ファブリック304を通しての第1及び第2のデータ移動マネージャ322,324の間での通信を容易にする。これらのフロント・エンド・エージェントは、バック・エンド・エージェント334a,334bとも相互に作用する。これらのバック・エンド・エージェントは、保持されるデータ320,330とインターフェースし、アプリケーション・プログラム・インターフェース(“API”)を含むことができる。
図5は、図4のブロック図により示されているものに類似するデータ移動システム300の他の実施態様の図解である。しかし、本発明のこの実施態様では、引き出されたデータは、第1データ移動I/Oインターフェース326を介してスイッチング・ファブリック304に送られ、第2データ移動I/Oインターフェース328を介して第2データ保持システム310に送られる。この様に、データ保持I/Oインターフェース314,316は、保持されるデータの移動以外のタスクに専用され得る。有利なことに、データ移動のためのI/Oインターフェース326,328はホスト・インターフェース314,316から分離されて、ホスト・インターフェース314,316を介する普通のデータ転送とインターフェース326,328を介するデータ移動転送とのためにより良い帯域幅及び性能を可能にする。これらのデータ移動I/Oインターフェース326,328は、ファイバー・チャネル、インフィニバンド、iSCSI、SCSI、1つ以上の信号線、或いは他の適切な通信チャネルを含むこともできる。
図6のブロック図は、図5により示されているものと類似する、本発明の他の実施態様を示す。しかし、第1及び第2のデータ移動I/Oインターフェース326,328は、第1フロント・エンド・エージェント332aを第2フロント・エンド・エージェント332bに直接接続する共用データ移動I/Oインターフェース336により取って代わられている。この様に、コピーされる保持されるデータはスイッチング・ファブリック304を通過しなくても良いので、スイッチング・ファブリック304の通信帯域幅に対する要求が低減される。従って、I/Oインターフェース314,316を介する普通のデータ転送は、インターフェース326を介するデータ移動転送から完全に分離される
図7のブロック図は本発明の更なる1つの実施態様を示しており、この実施態様では、共用データ移動マネージャ338は、第1データ移動I/Oインターフェース326を介して第1データ保持システム308に接続された第1バック・エンド・エージェント334aと、共用フロント・エンド・エージェント332と、第2データ移動I/Oインターフェース328を介して第2データ保持システム310に接続された第2バック・エンド・エージェント334bとを含む。各バック・エンド・エージェント334a,334bは、依然として夫々のデータ保持システム308,310とインターフェースするという役割を課されているが、共用フロント・エンド・エージェント332は各バック・エンド・エージェント334a,334bの間の通信を容易にする。
本発明による、保持されるデータを移動する方法は、図8のフローチャート400と図9のブロック図により例示される。これらのアルゴリズムは、特定の順序で行われ得る具体的な動作を定義する。しかし、代わりの実施態様では、或る論理動作は、異なる順序で行われ得、改変され得、或いは除去され得る。更に、動作を上記の論理に付け加えることができ、依然として上記実施態様に従う。ここに記載されている動作は順次に行われて良く、或いは並行して処理されても良い。更に、単一のプロセスにより実行されると記載されている動作が複数の分散したプロセスによって実行されても良い。これらのアルゴリズムは、ホスト・システム306のオペレーティング・システムの一部であり得、或いはホスト・アプリケーション318(図3−7)又は第1データ保持システム308又は第2データ保持システム310などのアプリケーション・プログラムであり得る。ホスト・アプリケーション318とホスト・システム306との組み合わせは製造物品の一例に過ぎない。
以下の概略フローチャートは一般的に論理フローチャートとして呈示される。その様なものとして、描かれている順序とラベルが付されているステップとは、提示される方法の一実施態様を示す。図示されている方法の1つ以上のステップ、或いはその部分と機能、論理、或いは効果に関して同等の他のステップ及び方法にも想到し得る。更に、使用されるフォーマット及びシンボルは、該方法の論理ステップを説明するために提供されており、本発明の範囲を限定するものではないと理解される。該フローチャートにおいて種々のタイプの矢印及び線が使用され得るけれども、それらは、対応する方法の範囲を限定しないと理解される。実際、該方法の論理の流れだけを示すために何らかの矢印又は他のコネクタを使用することができる。例えば、矢印は、描かれている方法の列挙されている複数のステップ間の不特定の長さの待機又は監視期間を示し得る。更に、具体的な方法が行われる順序は、図示されている対応ステップの順序と厳密に一致しても良いし、そうでなくても良い。
データ移動は、通常、データが現在格納されているソース・システムと、それにデータを移動させるべきターゲット・システムとを含む。フローチャート400により示されている図8のアルゴリズムでは、ソース・データ保持システム308(図5)に存在するデータ・オブジェクトがターゲット・データ保持システム310に移される。この実施態様では、両方のデータ保持システム308,310がフロント・エンド・エージェント332a,332b及びバック・エンド・エージェント334a,334bを含んでいて、ファブリック304を通して互いに通信する。移動プロセスは、この例では保持されるデータのソース・データ保持システム308からの移動を開始したターゲット・データ保持システム310の見地から記述される。
移動方法は、ターゲット・データ保持システム310のフロント・エンド・エージェント334bが移動開始メッセージをソース・データ保持システムのフロント・エンド・エージェント332aに送ることにより移動プロセスを開始404した時に始まり得る402。明瞭を期すると、開始はターゲット・データ保持システムから始まらなくても良くてソース・データ保持システム308又はホスト・アプリケーション318などの外部プロセスから始まっても良いことを当業者は認めるであろう。この例では、ソース・データ保持システム308は開始メッセージに対して応答を与える。開始フロント・エンド・エージェント334bは、これを評価する406。もしソース・データ保持システム308が移動開始リクエストを拒否すれば、方法400は終了する499。移動開始メッセージの拒否は、ソース・データ保持システム308が現在使用禁止にされている可能性があるので、生じ得る。
もしソース・データ保持システム308が開始リクエストを受け入れれば、開始フロント・エンド・エージェント332bはソース・データ保持システム308のフロント・エンド・エージェント332aにネゴシエーション・リクエストを送る408ことができる。該ネゴシエーション・リクエストは、ソース・フロント・エンド・エージェント332bに、この移動セッションについてのソースとしての該エージェントの役割を教える。ターゲット・フロント・エンド・エージェント332bは、ソース・フロント・エンド・エージェント332aから移動されるべきオブジェクトを示すオブジェクト選択ポリシーを送ることができる。オブジェクト選択ポリシーは、1つ以上の基準の論理的結合を含むことができて、移動されるオブジェクト名がどの様に選択されるべきかを記述することができる。オブジェクト選択は、移動のために使用し得る1つ以上のオブジェクト名のリストを結果としてもたらすことができる。オブジェクト選択ポリシーについて以下で更に詳しく論じる。
ターゲット・フロント・エンド・エージェント332bは、ソース・フロント・エンド・エージェント332aの応答を評価410する。もし否定ならば、データ移動マネージャ324は、ソース・フロント・エンド・エージェント332aにより与えられたリターン・コードを評価430する。
次に、データ移動マネージャ324は、そのリターン・コードに基いて、ネゴシエーションを再試行するべきか否か判定432する。再試行についての1つの理由は、オブジェクト選択ポリシーがソース・データ移動マネージャ322により認識されていないオブジェクト名に帰着したということであり得る。この場合、ターゲット・フロント・エンド・エージェント332bは、異なるオブジェクト選択ポリシーを用いてデータ移動プロセスを再試行しようと試みることができる。もし再試行する判定432が肯定であれば、方法400は別のネゴシエーション・リクエストを送る408。もし判定432が否定ならば、方法400はエラー状態で終了499する。
もしターゲット・フロント・エンド・エージェント332bが応答を肯定結果に評価すれば、方法400は続行される。次に、ソース・フロント・エンド332aは、ソース・データ保持システム308から移動に適格なデータ・オブジェクトを選択411する。ソース・フロント・エンド332aは、以下で説明されるいろいろな基準を統合したオブジェクト選択ポリシーに基いて移動に適格なデータ・オブジェクトを選択することができる。通常、ソース・フロント・エンド332aは、移動されるべき1つ以上のオブジェクトの名前を含むリストを生成する。
ソース・データ保持システム308のフロント・エンド・エージェント332aは、関連するバック・エンド・エージェント334aに、該リスト上の選択されたデータ・オブジェクト32(図1を参照)を引き出すように指示412する。フロント・エンド・エージェント332aは、選択されたデータ・オブジェクト32を、データ・オブジェクト32を受け取るターゲット・システム310のフロント・エンド・エージェント334bに送る412。
次に、フロント・エンド・エージェント332aは、転送されるデータについてチェックサムを計算413する。その後、ソース・システム308のフロント・エンド・エージェント332aは、関連するバック・エンド・エージェント334aに、保持時間、チェックサム、記憶場所、オーナー等のメタデータ・オブジェクト保持情報30を引き出すように指示414する。フロント・エンド・エージェント332aは、該オブジェクト保持情報をターゲット・システム310のフロント・エンド・エージェント332bに送る414。ターゲット・システムのフロント・エンド・エージェント332bは、計算されたチェックサムと送信されたチェックサムとを比較416する。もしそれらのチェックサムが一致しなければ、ターゲット・システムのフロント・エンド・エージェント332bは再試行カウンタをインクリメント434する。
ターゲット・システムのフロント・エンド・エージェント332bは、このカウンタを最大再試行カウンタと比較436する。もし再試行カウンタが最大再試行カウンタより大きければ、方法400はエラー状態で終了する499。そうでなければ、方法400は戻ってデータを送ること412及びデータを引き出すこと412を再試行する。
もしチェックサムが一致すれば、ターゲット・システムのフロント・エンド・エージェント332bは、残りの保持時間を計算しセット417する。その残りの保持時間は、ターゲット・データ保持システム310内の新しい保持時間になる。残りの保持時間は、該オブジェクトが格納されたときに該オブジェクトに割り当てられた総保持時間から既に経過した保持時間を引いた数学的な差により計算される。
次に、ターゲット・フロント・エンド・エージェント332bは、関連するバック・エンド・エージェント334bにデータ・オブジェクト32とメタデータ・オブジェクト情報30との両方を格納418する様に指示する。より正確には、バック・エンド・エージェント332bは、該データを格納し、ターゲット・システム310内の移動されたばかりのオブジェクトについて保持時間及び他のオブジェクト情報を使用することができる。バック・エンド・エージェント332bは、格納動作の結果を評価422する。その結果が有効であれば、バック・エンド・エージェント332bは移動完了メッセージをソース・フロント・エンド・エージェント332aに送る428。このメッセージを受け取ると、ソース・フロント・エンド・エージェント332aは、そのバック・エンド・エージェント334aに、元の保持されるデータを削除するように指示429することができ、プロセスは首尾よく終了498する。もし格納動作が失敗したならば、方法400は戻って再試行カウンタをインクリメント434する。
一実施態様では、方法400の動作は各々の選択されたデータ・オブジェクトについて別々に実行される。代わりの実施態様では、方法400は全ての選択されたオブジェクトについて一斉に実行される。
この実例としてのプロセスは、実行された各動作を記録することによって追跡記録の提供を容易にする。一実施態様では、データ移動マネージャ322,324は、各データ・オブジェクト32及びメタデータ・オブジェクト情報30を移動させる動作の進行を記録するように構成されたロガー(図示されていない)を含む。この追跡記録は、例えばCD或いはDVDなどの光学ワーム媒体に関連情報を格納することによって、一方または両方のデータ保持システム308,310において再書き込み不可能で削除不可能な媒体で保持され得る。
移動プロセス400は、複数の別々の手段、すなわち(1)移動の開始がソース・データ保持システム308又はターゲットデータ保持システム310の中のユーザ設定可能なスケジュールに基くことができること、(2)移動が、ホスト・システム306又はアプリケーション318から、或いはソース308又はターゲット310データ保持システムからユーザによってトリガーされ得ること、(3)移動プロセスが、例えばソース・データ保持システム308の陳腐化或いはより新しいターゲット・データ保持システム310が利用可能であるなどの外部事象によりトリガーされ得ること、のうちの1つによってトリガーされ得る。
移動に適格なデータ・オブジェクトは、上で説明されたオブジェクト選択ポリシーに基いて選択される。開始をするフロント・エンド・エージェントはオブジェクト選択ポリシーを提供する。すると、ソース・フロント・エンド・エージェントは、移動されるべきオブジェクトのリストを作る。該選択ポリシーは1つの基準又はより多くの基準の論理的結合を含むことができて、次の基準すなわち(a)オブジェクトの年齢、(b)アーカイバルの日付及び時間、(c)1つの論理的な又は物理的な記憶場所に存在するオブジェクト、(d)オーナーの名前、(e)オブジェクトのサイズ、(f)整列リスト、(g)オブジェクト名の部分を表示するワイルド・カード、(h)満期日及び(i)イベントの受信又は削除ホールドなどの他の保持パラメータ、に基くことができる。例えば、選択ポリシーは2年より古い全てのオブジェクトを含むことができる。別のポリシーは、2年より古くて且つ特定のデータ記憶媒体に存在する全てのオブジェクトを含むことができる。論理的記憶場所はボリューム又はファイル・システムであり得、物理的記憶場所は、テープ、ディスク或いは光学媒体などの物理的記憶装置である。
図9のブロック図は、保持されるデータを移動させるプロセスを示す。始めに、ソース・バック・エンド・エージェント334aは、保持されるデータのコピーをソース・データ保持システム308のプロトコルに従って作成502する。ソース・システム308のプロトコルは、データ保持システムの実施態様に基き、システムのタイプに応じてまちまちであり得る。関連するフロント・エンド・エージェント332aは、そのコピーされたデータを共用のプロトコルに従って変換する。その共用のプロトコルは、フロント・エンド・エージェント332a,332bを介して種々のデータ保持システムを統合する。データ32のコピーは、ターゲット・フロント・エンド・エージェント332bに送られる506。ターゲット・バック・エンド・エージェント334bは、受け取ったデータ32をターゲット・データ保持システム310のプロトコルに従って変換508し、その後に該データを格納510する。好ましくは、保持時間、オーナー、チェックサム及び記憶場所などのメタデータ保持情報30は該データと共に格納される。
本発明は、その精神或いは本質的特性から逸脱することなく他の特定の形で実施され得る。記載された実施態様はあらゆる面で単に例示的であって、限定をするものではないと見なされるべきである。従って、本発明の範囲は、上記の記述ではなくて添付されている請求項によって示される。該請求項の意味及び同等範囲に属するあらゆる変更はその範囲に含まれるべきである。
データ保持システムを含む在来のデータ管理システムを示すブロック図である。 複数の全く異なるタイプのデータ保持システムを含む在来のデータ移動システムを示すブロック図である。 本発明の一実施態様に従う、通信ネットワークを利用する代表的なデータ移動システムの側面を示すブロック図である。 本発明の一実施態様に従う、スイッチング・ファブリックを利用する代表的なデータ移動システムの側面を示すブロック図である。 本発明の他の実施態様に従う、データ移動I/Oインターフェースを利用する代表的なデータ移動システムの側面を示すブロック図である。 本発明の他の実施態様に従う共用のデータ移動I/Oインターフェースを利用する代表的なデータ移動システムの側面を示すブロック図である。 本発明の一実施態様に従う、共用のデータ移動マネージャを利用する代表的なデータ移動システムの側面を示すブロック図である。 本発明の一実施態様に従う、保持されるデータを移動させるためのプロセスを示すフローチャートである。 本発明の1実施態様に従う、保持されるデータを移動させるためのプロセスを示すブロック図である。
符号の説明
10 データ管理システム
12 クライアント・システム
14 ドキュメント管理システム
16 データ保持システム
20 保持されるデータ
22 保持されないデータ
28 記憶装置
30 メタデータ・オブジェクト
32 保持されるデータ
34 保持時間
100 データ移動システム
102 スイッチ
104 ファブリック
106 ホスト・コンピュータ
108,110 データ保持システム
118 アプリケーション
112,114,116 I/Oインターフェース
120 保持されるデータ
200 データ移動システム
202 ルータ
204 ネットワーク
206 ホスト・コンピュータ
208,210 データ保持システム
212,214,216 I/Oインターフェース
218 アプリケーション
220 保持されるデータ
222,224 データ移動マネージャ
230 移動されたデータ
232a、232b フロント・エンド
234a、234b バック・エンド
300 データ移動システム
302 スイッチ
304 ファブリック
306 ホスト・コンピュータ
308,310 データ保持システム
312,314,316 I/Oインターフェース
318 アプリケーション
320 保持されるデータ
322,324 データ移動マネージャ
330 移動されたデータ
332a,332b フロント・エンド
334a,334b バック・エンド
312,314,316,326,328 I/Oインターフェース
336 I/Oインターフェース
338 共用データ移動マネージャ
400 移動プロセス
402 開始
404 初期化
406 結果はOK?
408 ネゴシエーション
410 結果はOK?
411 データ・オブジェクトを選択する
412 データを送る/引き出す
413 チェックサムを計算する
414 情報を送る/引き出す
416 チェックサムOK?
417 保持時間をセットする
418 データ及び情報を格納する
422 結果はOK?
428 移動完了
429 ソース内のオブジェクトを削除する
430 結果を評価する
432 再試行?
434 カウンタをインクリメントする
436 カウンタ<最大?
498 終了
499 異常終了
502 ソース・プロトコルに従ってデータのコピーを作成する
504 共用プロトコルに従ってデータのコピーを変換する
506 データのコピーを送信する
508 ターゲット・プロトコルに従ってデータのコピーを変換する
510 データのコピーを格納する

Claims (20)

  1. データ移動システムであって、このシステムは、
    元の保持されるデータを有する第1記憶媒体を有する第1データ保持装置と、
    第2記憶媒体を有する第2データ保持装置と、
    前記第1データ保持装置及び前記第2データ保持装置と通信するデータ移動マネージャとを含んでおり、前記データ移動マネージャは、前記元の保持されるデータのコピーを作成し、前記元の保持されるデータの前記コピーを前記第2データ保持装置に送り、前記元の保持されるデータの前記コピーを受け取り、前記元の保持されるデータの前記コピーを前記第2記憶媒体に格納し、前記元の保持されるデータのコピーに対応する保持時間を前記第2記憶媒体に格納し、前記第1データ保持装置からの前記元の保持されるデータの削除を容易にするようになっている、データ移動システム。
  2. 前記データ移動マネージャは前記第1データ保持装置と通信する第1コンポーネントを含み、前記第1コンポーネントは、外部アプリケーションとは無関係に、前記データ移動マネージャが前記元の保持されるデータの前記コピーを前記第2データ保持装置に送る前に前記元の保持されるデータの前記コピーを共用データ保持プロトコルに従って変換するようになっている、請求項1に記載のデータ移動システム。
  3. 前記データ移動マネージャは前記第2データ保持装置と通信する第2コンポーネントを含み、前記第2コンポーネントは、前記データ移動マネージャが前記元の保持されるデータの前記コピーを前記第2記憶媒体に格納する前に前記元の保持されるデータの前記コピーを第1データ保持プロトコルに従って変換するようになっており、前記第2コンポーネントは、更に、成功したデータ移動の確認応答を前記第1コンポーネントに送るようになっている、請求項2に記載のデータ移動システム。
  4. 前記第1コンポーネントは、第2データ保持プロトコルに従って前記第1データ保持システムにアクセスするようになっている第1バック・エンド・エージェントを含む、請求項3に記載のデータ移動システム。
  5. 前記第1コンポーネントは、前記第1バック・エンド・エージェントと前記第2コンポーネントとの間でインターフェースするようになっている第1フロント・エンド・エージェントを含む、請求項4に記載のデータ移動システム。
  6. 前記第2コンポーネントは、前記第1データ保持プロトコルに従って前記第2データ保持システムにアクセスするようになっている第2バック・エンド・エージェントを含み、前記第2コンポーネントは、前記第1フロント・エンド・エージェント及び前記第2バック・エンド・エージェントの間でインターフェースするようになっている第2フロント・エンド・エージェントを含む、請求項5に記載のデータ移動システム。
  7. 記憶媒体と、
    データ移動マネージャとを含むデータ保持装置であって、前記データ移動マネージャは、共用データ保持プロトコルに従って第2データ保持装置から元の保持されるデータの第1コピーを受け取り、第2データ保持プロトコルに従って前記元の保持されるデータの第1コピーを前記記憶媒体に格納し、前記第2データ保持プロトコルに従って第1保持時間を前記記憶媒体に格納する、データ保持装置。
  8. 前記データ移動マネージャは、更に、前記共用データ保持プロトコルに従って元の保持されるデータの第2コピーを送るようになっている、請求項7に記載の前記第1データ保持装置。
  9. 前記データ移動マネージャは、前記共用データ保持プロトコルに従って前記元の保持されるデータの第1コピーを受け取るようになっているフロント・エンド・エージェントを含む、請求項7に記載のデータ保持装置。
  10. 前記データ移動マネージャは、前記共用データ保持プロトコルに従って前記フロント・エンド・エージェントとインターフェースし、前記第2データ保持プロトコルに従って前記データ記憶媒体とインターフェースするようになっているバック・エンド・エージェントを含む、請求項9に記載のデータ保持装置。
  11. 前記データ移動マネージャは、前記保持時間を前記データ記憶媒体に格納する前に前記保持時間を受け取るようになっている、請求項10に記載のデータ保持装置。
  12. 下記の動作、すなわち、
    第1データ保持プロトコルに従ってソース・データ保持装置に含まれる第1データ記憶装置内に存在する第1保持時間を有する元の保持されるデータのコピーを作成する動作と、
    前記元の保持されるデータのコピーと前記第1保持時間とをターゲット・データ保持装置に送る動作と、
    前記第1保持時間に対応する第2保持時間を第2データ保持プロトコルに従って作成する動作と、
    前記第2データ保持プロトコルに従って前記ターゲット・データ保持装置内の第2データ記憶装置に前記元の保持されるデータのコピーを格納する動作と、
    前記第2保持時間を前記第2データ記憶媒体に格納する動作と、
    を実行するディジタル処理装置により実行され得る機械可読の命令のプログラムを有形に具体化した信号担持媒体。
  13. 前記元の保持されるデータのコピーと前記第1保持時間とを前記ターゲット・データ保持装置に送る前に前記元の保持されるデータのコピーを共用データ保持プロトコルに従って変換することを更に含む、請求項12に記載の製造物品。
  14. 前記元の保持されるデータのコピーを格納する前に前記元の保持されるデータのコピーを前記第2データ保持プロトコルに従って変換することを更に含む、請求項13に記載の製造物品。
  15. 成功したデータ移動の確認応答を前記ターゲット・データ保持装置から前記ソース・データ保持装置に送ることを更に含む、請求項12に記載の製造物品。
  16. 前記元の保持されるデータを削除することを更に含む、請求項12に記載の製造物品。
  17. コンピュータ可読のコードを計算システムに統合することを含む、保持されるデータを移動させるサービスを提供する方法であって、前記コンピュータ可読のコードは前記計算システムと共同して下記の動作すなわち、
    第1データ保持プロトコルに従ってソース・データ保持装置に含まれる第1データ記憶装置内に存在する第1保持時間を有する元の保持されるデータのコピーを作成する動作と、
    前記元の保持されるデータのコピー及び前記第1保持時間をターゲット・データ保持装置に送る動作と、
    第2データ保持プロトコルに従って第2保持時間を作成する動作と、
    前記元の保持されるデータのコピーを前記第2データ保持プロトコルに従って前記ターゲット・データ保持装置内の第2データ記憶装置に格納する動作と、
    前記第2保持時間を前記第2データ記憶媒体に格納する動作と、
    を実行することができる、方法。
  18. 前記元の保持されるデータのコピーと前記第1保持時間とを前記ターゲット・データ保持装置に送る前に前記元の保持されるデータのコピーを共有データ保持プロトコルに従って変換する動作を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記元の保持されるデータのコピーを格納する前に前記第2データ保持プロトコルに従って前記元の保持されるデータのコピーを変換する動作を更に含む、請求項17に記載の方法。
  20. 成功したデータ移動の確認応答を前記ターゲット・データ保持装置から前記ソース・データ保持装置に送る動作を更に含む、請求項17に記載の方法。
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