JP2007122158A - シミュレーション方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数に分割されたLSI機能のシミュレーション装置において、シミュレーション手段の処理負荷の偏りに起因するシミュレーション速度の低下を回避する。
【解決手段】複数に分割されたLSI機能のシミュレーションを並列に実行する複数のCPU110,120,130は、各CPUの間でデータ同期処理を実行し、各LSI機能のシミュレーション実行時間を収集し各CPUの間で相互に情報交換し、前記シミュレーション実行時間に基づきLSI機能のシミュレーションの再配分によるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断し、各CPUに対するLSI機能のシミュレーションの再割り当てを実行するスケジューリング部111,121,131を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はLSIのシミュレーション技術に係り、特に複数の機能ブロックが同時に動作するモデルを複数のシミュレーション実行手段を用いて高効率にシミュレートするシミュレーション方法および装置に関する。
近年の大規模なシステムLSIの開発においては、複雑なシステムを短期間で開発することがますます強く求められてきている。そこで、システムLSI上で動作するソフトウェア開発も早期に行う必要があり、実際のLSI上で開発するのではなく、システムLSIの機能をソフトウェアでモデル化したシミュレータ上で開発することが一般的になっている。しかし、ソフトウェアでシステムをモデル化した場合に、その動作速度は一般に対象のシステムLSIの規模が大きく成る程に低下してしまうという問題がある。その対策として、LSI回路内の各機能を複数のコンピュータで並列にシミュレートする手法が従来採用されている。
図6は特許文献1に示された従来手法によるシミュレーション装置を示すブロック図である。図6において、シミュレーション装置400は、LSIを構成する異なるクロック周波数を持つ複数の回路について、それぞれのクロック周波数毎にLSI機能を分割し、それぞれのクロックについてコンピュータ401〜403を用いて並列にシミュレーションを行い、同期処理に関してはネットワーク450を用いて処理する。このような構成により、クロック周波数の違いを吸収するための分周周期に係る処理が不要になり、その処理に起因するシミュレーション速度の低下を招くことが無く、全体のシミュレーション速度を向上させることができるとしている。
特開2005−63002号公報
しかし、特許文献1に開示されたシミュレーションにおいては、複数のクロック周波数にそれぞれ従属するソフトウェアでモデル化したLSI機能のシミュレーションの処理負荷に偏りがあった場合に、並列実行するコンピュータの負荷が偏り、全体としてコンピュータの使用効率が悪くなり、シミュレーション速度が低下する。
本発明は、LSI機能をシミュレートする際に、並列実行するシミュレーション手段の処理負荷の偏りに起因するシミュレーション速度の低下を回避することを目的とする。
本発明は、複数に分割されたLSI機能のシミュレーションを並列に実行する複数のシミュレーション手段と、各シミュレーション手段の間でデータ同期処理を実行するデータ同期処理手段と、各LSI機能のシミュレーション実行時間を収集し各シミュレーション手段の間で相互に情報交換するシミュレーション実行時間収集手段と、前記シミュレーション実行時間に基づきLSI機能のシミュレーションの再配分によるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断し、各シミュレーション手段に対するLSI機能のシミュレーションの再割り当てを実行するスケジューリング手段とを備える。
上記構成によれば、各シミュレーション手段における処理負荷を分割されたLSI機能のシミュレーションごとに把握し、シミュレーション総実行時間が短縮されるように分割されたLSI機能のシミュレーションを各シミュレーション手段に再割り当てすることができるため、並列実行を行うシミュレーション手段の処理負荷の偏りに起因するシミュレーション速度の低下を回避するという作用が達成できる。これにより、シミュレーション手段が高効率に使用され、総シミュレーション時間を短縮することができる。
さらに本発明において、前記データ同期処理手段はデータ同期条件として特定のシミュレーション対象信号の変化を判定する。これにより、特定のシミュレーション対象信号の変化を検知してデータ同期処理を行うため、LSI機能のシミュレーションに適したデータ同期条件の設定が容易になる。
さらに本発明において、前記データ同期処理手段はデータ同期条件として特定の外部入力信号の変化を判定する。これにより、外部からシミュレーションのデータ同期を制御することができるため、多様なシミュレーションの実行が可能となる。
さらに本発明において、前記データ同期処理手段はデータ同期時にすべてのデータの同期処理を一括して行う。これにより、データ同期時に一度にすべてのデータの同期処理を行うことができるため、例えば、データ同期条件の抽出が困難な場合に、それを考慮せずに機能ブロックを並列配置することが可能となり、シミュレーションの適応性を増すことができる。
さらに本発明において、前記データ同期処理手段はデータ同期時に同期が必要なデータのみについて同期処理を行う。これにより、データ同期時に同期が必要なデータのみについて同期処理を行うことができるため、データ同期時の転送データ量を最小限に減らすことが可能となり、シミュレーションの速度向上を図ることができる。
さらに本発明において、前記データ同期処理手段はファイル入力等により予め指定されたデータ同期条件で同期処理を行う。これにより、データ同期条件をファイル入力等により予め指定することができるため、データ同期条件とそれに伴う処理を最適に設定することが可能となり、シミュレーションの速度向上を図ることができる。
さらに本発明において、前記データ同期処理手段は各シミュレーション手段の間に張られたネットワークを介してデータ同期処理を実行する。これにより、並列にシミュレーションを実行する手段であるコンピュータやハードウェアエミュレータ等がネットワークを介して接続されるため、より柔軟なシステム構成をとることができる。
さらに本発明において、前記データ同期処理手段は各シミュレーション手段の間に張られたバスを介してデータ同期処理を実行する。これにより、複数CPUがバス接続された1台のコンピュータでシミュレーションを実行することができるため、ネットワーク接続で構成されたシミュレーション装置に比べて、より高速に動作するシミュレーション装置を実現することができる。
さらに本発明において、前記スケジューリング手段はデータ同期処理の転送処理に必要な時間を勘案してLSI機能のシミュレーションの再配分によるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断する。これにより、シミュレーション総実行時間の短縮可能性を正しく判断することができる。
さらに本発明のシミュレーション装置は、上記構成のシミュレーション装置を上位ネットワークで接続したクラスタ構成とする。これにより、複数CPUが接続されたクラスタ内では高速にシミュレーションを実行することができ、さらにネットワーク接続でクラスタ間を接続することで、より大規模シミュレーションを高速に実行するシミュレーション装置を実現することができる。
また、本発明は、複数に分割されたLSI機能のシミュレーションを並列に実行し、各LSI機能のシミュレーションの間でデータ同期処理を実行し、各LSI機能のシミュレーションの実行時間を収集し、前記シミュレーション実行時間に基づき並列実行するシミュレーションの再スケジューリングによるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断し、前記シミュレーション総実行時間の短縮が可能な場合に前記再スケジューリングを実行する。
上記構成によれば、各シミュレーションの実行時間を分割されたLSI機能のシミュレーションごとに把握し、シミュレーション総実行時間が短縮されるように分割されたLSI機能のシミュレーションを再スケジューリングすることができるため、並列実行を行うシミュレーションの処理負荷の偏りに起因するシミュレーション速度の低下を回避するという作用が達成できる。これにより、シミュレーション手段が高効率に使用され、総シミュレーション時間を短縮することができる。
さらに本発明において、少なくともクロック周波数毎に前記LSI機能を分割する。これにより、並列に実行する複数のシミュレーションモデルを容易に構築することができる。
さらに本発明において、特定のシミュレーション対象信号の変化をデータ同期条件として前記データ同期処理を行う。これにより、特定のシミュレーション対象信号の変化を検知してデータ同期処理を行うため、具体的なLSI機能のシミュレーションに適したデータ同期条件の設定が容易になる。
さらに本発明において、特定の外部入力信号の変化をデータ同期条件として前記データ同期処理を行う。これにより、外部からシミュレーションのデータ同期を制御することができるため、多様なシミュレーションの実行が可能となる。
さらに本発明において、すべてのデータに対して前記データ同期処理を一括して行う。これにより、データ同期時に一度にすべてのデータの同期処理を行うことができるため、例えば、データ同期条件の抽出が困難な場合に、それを考慮せずに機能ブロックを並列配置することが可能となり、シミュレーションの適応性を増すことができる。
さらに本発明において、同期が必要なデータに対してのみ前記データ同期処理を行う。これにより、データ同期時に同期が必要なデータのみについて同期処理を行うことができるため、データ同期時の転送データ量を最小限に減らすことが可能となり、シミュレーションの速度向上を図ることができる。
さらに本発明において、ファイル入力等により予め指定されたデータ同期条件で前記データ同期処理を行う。これにより、データ同期条件をファイル入力等により予め指定することができるため、データ同期条件とそれに伴う処理を最適に設定することが可能となり、シミュレーションの速度向上を図ることができる。
さらに本発明において、データ同期処理の転送処理に必要な時間を勘案して前記再スケジューリングによるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断する。これにより、シミュレーション総実行時間の短縮可能性を正しく判断することができる。
本発明によれば、並列実行するシミュレーション手段にそれぞれ割り当てられるLSI機能のシミュレーション処理が最適に割り当てられるため、シミュレーション手段が高効率に使用され、総シミュレーション時間を短縮することができる。
図1は本発明の一実施の形態に係るLSIのシミュレーション装置の構成を示すブロック図である。図1において、シミュレーション装置100は1台のコンピュータ101で構成され、そのコンピュータ101がLSI機能のシミュレーションを分担する複数のCPU110、CPU120、CPU130と、それぞれのCPU上で動作するスケジューリング部111、スケジューリング部121、スケジューリング部131と、それらを接続するバス140とで構成されている。
LSI機能を並列実行できるように、CPU110、CPU120、CPU130はそれぞれ分割されたLSI機能のシミュレーションを行う。その際に、シミュレーション時間の収集をスケジューリング部111、スケジューリング部121、スケジューリング部131が行う。CPU110、CPU120、CPU130はバス140を経由して情報を交換することで、LSI機能のシミュレーションを実現する。
図2は本実施の形態におけるLSI機能のシミュレーション方法を説明するフローチャートである。図2のフローチャートにおいては2つのCPUの動作のみを示しているが、他のCPUについても同様である。ここではシミュレーションの流れをCPU110により説明する。
それぞれのCPUがLSI機能をシミュレートするために、各CPUにはクロックに相当するクロックカウンタ変数を用意する。ステップ112では初期状態として、予め決めておいた他のCPUと重複しない処理を割り当てる。
ステップ113では処理カウンタのカウントを開始し、ステップ114にて割り当てられた複数のシミュレーション処理のうち1つを実行し、実行終了後ステップ115にて処理カウンタのカウントを終了させ、処理にかかった時間を算出しスケジューリング部に報告する。
その後、ステップ116にて割り当てられたシミュレーション処理がすべて完了したか判定を行う。判定結果が真の場合はステップ117に進み、偽の場合はステップ113に戻ってシミュレーション処理を続行する。
次に、ステップ117ではバス140を通じて他のCPUと通信を行い、スケジューラがシミュレーション処理にかかった時間を互いに報告する。その後、各CPUの負荷を比較し、負荷が最適になるように各CPUに対してシミュレーション処理の再配分を行う。
さらにステップ117ではデータ同期条件かどうかの判定を行い、同期条件の場合は同期処理を行う。ここで、データ同期条件にはシミュレーション処理の再割り当てによる要因も含む。
次に、ステップ118でクロックカウンタ変数をインクリメントした後、ステップ119において終了条件に達したかどうかを判定する。判定結果が真の場合はシミュレーションを終了し、判定結果が偽の場合はステップ113に戻る。
図3は本実施の形態におけるスケジューリング部の動作を説明するフローチャートであり、図2のステップ117におけるスケジューリング処理で実行される内容である。
図3のステップ201において、図2のステップ113から116で記録された各シミュレーション処理のタスクの実行時間を取り出す。次に、ステップ202で自CPUにおいて処理に要した総実行時間を算出する。ステップ203では、ステップ202で算出した総実行時間の情報をバス140を用いて他CPUのスケジューラと報告し合う。
次のステップ204においてタスクの再割り当ての処理を行う。すなわち、自CPUが最も負荷が高かった場合に、自己の保持しているシミュレーションタスクのうち最も負荷の小さいタスクについて、他のCPUに割り振るのに必要なデータ同期時間とCPUのキャッシュに取り込まれるまでに要する時間を勘案して再割り当てした場合の処理時間を換算し、最も負荷の小さいCPUにそのタスクを割り当てたときのそれぞれのCPU処理負荷を再計算し、総処理時間の推定値がそのタスクの再割り当て前より小さくなる場合にタスクの再割り当てを実行する。
このタスクの再割り当ては、総処理時間の推定値がタスクの再割り当てを実行しても小さくならない状態に達するまで繰り返す。ここで、再割り当ては初めに最も負荷が高かったCPUのみが行う処理である。
図4は上記ステップ204におけるシミュレーションタスクの再配分のアルゴリズムを具体的に説明した図であり、再配分前と後の各CPUの総処理時間を表している。再配分前にはCPU110の負荷が最も高い状態で、CPU120の負荷が最も低い状態となっている。
ここで、CPU110の中で最も負荷の小さいタスク210に対して、データ同期時間とCPUのキャッシュに取り込まれるまでに要する時間を勘案して再割り当てをした場合の処理時間の推定値220を算出し、総処理時間が再割り当てにより改善時間230だけ下がるので、タスク210をCPU120に再割り当てする。
その状態で、さらに2番目に処理時間の小さいタスク211に対して同様に推定値221を算出し、総処理時間がさらに改善時間231だけ下がるので、タスク211をCPU120に再割り当てする。次にタスク212に対して同様に計算しても、総処理時間は改善されないので、再配分の処理を打ち切り、次のステップに進む。
このように、シミュレーション処理の再配分を行うことにより、並列実行を行うシミュレーション手段における処理負荷の偏りに起因するシミュレーション速度の低下を回避することができる。
次に、図2のフローチャートにおけるステップ117のデータ同期条件の判定について説明する。本実施の形態においては、以下に説明するように、データ同期条件として様々な要因を設定することができる。
(1)特定のシミュレーション対象信号の変化を判定。
これは、シミュレーション実行時に、シミュレーションによって特定の信号が変化したときに並列動作しているシミュレーション間のデータ同期処理を実行するものである。
特定の信号の変化を判定してデータ同期条件とすることにより、具体的なLSI機能のシミュレーションに適したデータ同期条件が容易に設定でき、シミュレーションの速度向上効果を得ることができる。
(2)特定の外部入力信号の変化を判定。
これは、シミュレーション実行時に、特定の外部入力信号が変化したときに並列動作しているシミュレーション間のデータ同期処理を実行するものである。
特定の外部入力信号の変化を判定してデータ同期条件とすることにより、外部からシミュレーションのデータ同期を制御することができるため、多様なシミュレーションの実行が可能となる。
(3)すべてのデータの同期処理を一括処理。
これは、データ同期時に一度にすべてのデータの同期処理を行うものである。これにより、例えば、データ同期条件の抽出が困難な場合に、それを考慮せずに機能ブロックの並列配置することが可能となり、シミュレーションの適応性を増すことができる。
(4)同期が必要なデータのみについて同期処理を行う。
これは、データ同期時に同期が必要なデータのみについて同期処理を行うものである。これにより、データ同期時の転送データ量を最小限に減らすことが可能となり、シミュレーションの速度向上効果を得ることができる。なお、同期が必要なデータの選択については、予め指定する方法や、実行時に動的に決定する方法などがある。
(5)ファイル入力等によりデータ同期条件を指定。
これは、データ同期条件をファイル入力等により予め指定し、指定されたデータ同期条件とその指定処理方法により同期処理を行う。これにより、データ同期条件とそれに伴う処理を最適に設定することが可能となり、シミュレーションの速度向上効果を得ることができる。
本実施の形態の複数のシミュレーション装置をクラスタ構成にして、より大規模なシミュレーションに対処できるシミュレーション装置を構成することができる。図5は、このようなシミュレーション装置の構成を示すブロック図である。図5において、シミュレーション装置300は、図1のシミュレーション装置を101〜103としてクラスタリングし、ネットワーク350で接続して構成している。
その動作は図2および図3に示したフローチャートと同様であるが、ステップ117ではバスおよび外部に接続されたネットワーク350を用いて同期処理を行い、ステップ203およびステップ204において通信を行う対象は、バス140およびネットワーク350に接続された別CPUのスケジューラである。
これにより、複数CPUがバス接続されたクラスタ内では高速にシミュレーションを実行することができ、さらにクラスタ間をネットワークで接続することにより、さらなる大規模シミュレーションが高速に動作するシミュレーション装置を実現することができる。
本発明のシミュレーション方法および装置は、並列実行するシミュレーション手段にそれぞれ割り当てられるLSI機能のシミュレーション処理が最適に割り当てられるため、シミュレーション手段が高効率に使用され、総シミュレーション時間を短縮することができるという効果を有し、LSIのシミュレーション技術等として有用である。
本発明に係るLSIのシミュレーション装置の構成例を示すブロック図。 本発明に係るLSIのシミュレーション方法を説明するフローチャート。 本発明におけるスケジューリング方法を説明するフローチャート。 本発明におけるシミュレーションタスクの再配分アルゴリズムを説明する図。 本発明に係るLSIのシミュレーション装置のクラスタ構成例を示す図。 従来手法によるシミュレーション装置の実施形態を示すブロック図。
符号の説明
100、300、400 シミュレーション装置
101、102、103、401、402、403 コンピュータ
110、120、130 CPU
111、121、131 スケジューリング部
112〜119、132〜139、201〜204 処理ステップ
140 バス
210、211、212 再割り当て前の実測処理時間
220、221 再割り当て後の推定処理時間
230、231 再割り当てによる総処理時間の改善時間
350、450 ネットワーク

Claims (20)

  1. 複数に分割されたLSI機能のシミュレーションを並列に実行する複数のシミュレーション手段と、
    各シミュレーション手段の間でデータ同期処理を実行するデータ同期処理手段と、
    各LSI機能のシミュレーション実行時間を収集し各シミュレーション手段の間で相互に情報交換するシミュレーション実行時間収集手段と、
    前記シミュレーション実行時間に基づきLSI機能のシミュレーションの再配分によるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断し、各シミュレーション手段に対するLSI機能のシミュレーションの再割り当てを実行するスケジューリング手段とを備えるシミュレーション装置。
  2. 前記データ同期処理手段は、データ同期条件として特定のシミュレーション対象信号の変化を判定する請求項1記載のシミュレーション装置。
  3. 前記データ同期処理手段は、データ同期条件として特定の外部入力信号の変化を判定する請求項1記載のシミュレーション装置。
  4. 前記データ同期処理手段は、データ同期時にすべてのデータの同期処理を一括して行う請求項1記載のシミュレーション装置。
  5. 前記データ同期処理手段は、データ同期時に同期が必要なデータのみについて同期処理を行う請求項1記載のシミュレーション装置。
  6. 前記データ同期処理手段は、ファイル入力等により予め指定されたデータ同期条件で同期処理を行う請求項1記載のシミュレーション装置。
  7. 前記データ同期処理手段は、各シミュレーション手段の間に張られたネットワークを介してデータ同期処理を実行する請求項1記載のシミュレーション装置。
  8. 前記データ同期処理手段は、各シミュレーション手段の間に張られたバスを介してデータ同期処理を実行する請求項1記載のシミュレーション装置。
  9. 前記スケジューリング手段は、データ同期処理の転送処理に必要な時間を勘案して前記LSI機能のシミュレーションの再配分によるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断する請求項1記載のシミュレーション装置。
  10. 請求項1から9の何れか一項記載のシミュレーション装置を上位ネットワークで接続したクラスタ構成のシミュレーション装置。
  11. 複数に分割されたLSI機能のシミュレーションを並列に実行し、
    各LSI機能のシミュレーションの間でデータ同期処理を実行し、
    各LSI機能のシミュレーションの実行時間を収集し、
    前記シミュレーション実行時間に基づき並列実行するシミュレーションの再スケジューリングによるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断し、
    前記シミュレーション総実行時間の短縮が可能な場合に前記再スケジューリングを実行するシミュレーション方法。
  12. 少なくともクロック周波数毎に前記LSI機能を分割する請求項11記載のシミュレーション方法。
  13. 特定のシミュレーション対象信号の変化をデータ同期条件として前記データ同期処理を行う請求項11記載のシミュレーション方法。
  14. 特定の外部入力信号の変化をデータ同期条件として前記データ同期処理を行う請求項11記載のシミュレーション方法。
  15. すべてのデータに対して前記データ同期処理を一括して行う請求項11記載のシミュレーション方法。
  16. 同期が必要なデータに対してのみ前記データ同期処理を行う請求項11記載のシミュレーション方法。
  17. ファイル入力等により予め指定されたデータ同期条件で前記データ同期処理を行う請求項11記載のシミュレーション方法。
  18. データ同期処理の転送処理に必要な時間を勘案して前記再スケジューリングによるシミュレーション総実行時間の短縮可能性を判断する請求項11記載のシミュレーション方法。
  19. コンピュータに請求項11から18の何れか一項記載のシミュレーション方法を実行させるコンピュータプログラム。
  20. 請求項19記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011022693A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Fujitsu Semiconductor Ltd 集積回路の設計方法、集積回路の設計プログラムおよび集積回路の設計装置

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