JP2007118249A - 輪転印刷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷胴の位置の変動に対応し得るとともに、構成が簡便な安全カバーを備えた輪転印刷機を提供する。
【解決手段】 安全カバー30は、回動軸32の回りに回動するとともに、印刷時に、インキ着けローラ20、版胴15、及びブランケット胴17などの回転体を外部から遮る印刷位置Aと、印刷位置Aから版胴15側へ回動して、インキ着けローラ20を外部から遮るとともに、版胴15およびブランケット胴17を露出させる印刷胴作業位置Bと、印刷位置Aから版胴15の反対側へと離間する方向へ回動して、インキ着けローラ20を露出させるインキ着けローラ作業位置Cとの間で回動可能とされ、安全カバー30の先端は、印刷位置Aにて、各胴15,17の直径の変更に伴う版胴15の移動に対応する位置に設定されていることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ウェブのカットオフ長が変更可能とされたバリアブルカットオフ式の輪転印刷機に関するものである。
近年では、商用オフセット輪転印刷機において、ウェブのカットオフ長(切断長さ)が変更可能とされたバリアブルカットオフ式が種々提案されている。
一方、輪転印刷機に限らず円筒形の印刷胴を備えた印刷機では、印刷胴間のニップ部に作業者の手などが引き込まれないように、安全カバーが設けられている(特許文献1参照)
特開平10−95102号公報
しかし、上述のようにバリアブルカットオフ式輪転印刷機では、印刷胴の直径の変更に伴い、印刷胴の位置が変動する。このように変動する位置に追従するような機構を備えた安全カバーを設けることが考えられるが、安全カバーを移動させるための機構が複雑となり印刷機のコスト増大を招いてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、印刷胴の位置の変動に対応し得るとともに、構成が簡便な安全カバーを備えた輪転印刷機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の輪転印刷機は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる輪転印刷機は、刷版が装着される版胴と、該版胴の前記刷版上にインキを供給するインキローラと、前記版胴に対向して配置されて該版胴から前記刷版上の画像が転移され、この画像をウェブへと転移する転写胴と、前記版胴、前記インキローラおよび前記転写胴などの回転体を外部から遮るように設けられる安全カバーと、を備え、前記版胴および前記転写胴の径を変更することにより前記ウェブのカットオフ長が変更可能とされた輪転印刷機において、前記安全カバーは、前記ウェブの下流側でかつ前記インキローラ近傍に設けられた回動軸の回りに回動するとともに、印刷時に、前記インキローラ、前記版胴、及び前記転写胴などの回転体を外部から遮る印刷位置と、該印刷位置から前記版胴側へ回動して、前記インキローラを外部から遮るとともに、該版胴および転写胴を露出させる印刷胴作業位置と、前記印刷位置から前記版胴の反対側へと離間する方向へ回動して、前記インキローラを露出させるインキローラ作業位置と、の間で回動可能とされ、前記安全カバーの先端は、前記印刷位置にて、前記版胴および前記転写胴の直径の変更に伴う前記版胴の移動に対応する位置に設定されていることを特徴とする。
安全カバーを、印刷位置、印刷胴作業位置およびインキローラ作業位置のそれぞれの位置に回動することにより、印刷作業、版胴に対する刷版の交換やスリーブの交換等の作業、およびインキローラのメンテナンス作業ができる。このように、回動する安全カバーを設けるだけで安全性を確保しつつ各作業を実現できるので、装置構成が簡便となる。
また、安全カバーの先端は、印刷胴の移動に対応した位置に設定されているので、ウェブのカットオフ長の変更の都度、安全カバーの印刷位置を変更する必要がない。
安全カバーは、手動式としても良いし、空気圧シリンダ等のアクチュエータを用いて動作させるようにしても良い。
転写胴としては、例えば、ゴムブランケットが外周に巻回されるブランケット胴が挙げられる。
さらに、本発明の輪転印刷機は、前記印刷位置にて前記安全カバーを固定する固定手段を備えていることを特徴とする。
固定手段によって印刷位置にて安全カバーを固定することにより、印刷中に安全カバーに外力が加わっても、安全カバーが容易に回動することがない。したがって、回転体を確実に外部から遮ることができる。
さらに、本発明の輪転印刷機の前記安全カバーの先端は、伸縮可能とされていることを特徴とする。
安全カバーの先端が伸縮可能とされているので、版胴や転写胴の径が変更して印刷胴の位置が移動した場合であっても、安全カバーの印刷位置を変更することなく対応することができる。
印刷位置、印刷胴作業位置およびインキローラ作業位置のそれぞれの位置に回動する安全カバーとしたので、各作業を行う際に、簡便な構成で安全性を確保することができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
本実施形態は、本発明をウェブの両面に多色印刷を行うブランケット対向型の輪転印刷機に適用したものである。
図1は、オフセット輪転印刷機(輪転印刷機)1の全体概略構成を示す模式図である。この輪転印刷機1は、後述するように、ウェブのカットオフ長(切断長さ)が変更可能とされたバリアブルカットオフ式とされている。
輪転印刷機1には、ウェブ11を供給する給紙装置3と、印刷ユニット5と、印刷されたウェブを乾燥させる乾燥装置7と、ウェブ11を冷却する冷却装置8と、ウェブ11を断裁し折って折帳として排出する折機9とが備えられている。
給紙装置3には、ウェブ11がロール状に巻かれた紙ロール13が2個保持できるように構成されている。一方の紙ロール13から給紙されている場合に、他方の紙ロール13が装着され、紙継ぎ準備がなされる。一方の紙ロール13のウェブ11が残り少なくなると、他方の紙ロール13のウェブ11に紙継ぎされる。他方の紙ロール13からウェブ11が供給されている間に一方の紙ロール13が装着され紙継ぎ準備がなされる。
このようにして、ウェブ11は給紙装置3から印刷ユニット5へ連続的に繰り出されることになる。
印刷ユニット5は、印刷色数に相当するユニット数が設けられる。本実施形態では、印刷ユニット5は4ユニット設けられており、それぞれシアン、イエロー、マゼンダおよびスミを印刷し、これらの混色を利用してカラー印刷を行うものである。
印刷ユニット5については後で詳述するが、版胴15a,15bとブランケット胴17a,17bとが2組設けられている。上方のブランケット胴17aと下方のブランケット胴17bとがウェブ11を挟んで対向して配置されており、相互に印圧を付与し合う機能を果たしている。
なお、各図において、符号の後ろにつくサフィックス“a”,“b”は、ウェブ11よりも上側、下側を区別するためのものであり、aは上側の部位や部材であることを示し、bは下側であることを示している。以後の明細書内では、上側、下側を区別する場合にはa,bを付記するが、特に区別しない場合にはa,bを省略して符号のみで各部位や部材を示すものとする。
印刷ユニット5によって両面に印刷されたウェブ11は、乾燥装置7によって乾燥され、冷却装置8によって冷却された後に、折機9に搬送される。
折機9では、搬送されてきたウェブ11が、縦切断されたり、三角板により縦折りされたり、さらに横折り、横切断されたりし、所望の折帳として排出される。
図2は、本実施形態に係る輪転印刷機1の印刷ユニット5の全体概略構成を示す模式図である。印刷ユニット5には、ウェブ11を挟んで上下にそれぞれ印刷部6a,6bが設けられている。印刷部6a,6bは、ウェブ11の走行面を中心として略面対象の関係にある。
印刷部6a,6bには、印刷画像を形成するための刷版を装着した版胴15a,15bと、版胴15a,15bの刷版の画線部にインキを供給するインキ装置19a,19bと、版胴15a,15bの非画線部に湿し水を供給する湿し装置21a,21bと、版胴15a,15bの刷版に形成された画像をウェブ11に転写するブランケット胴(転写胴)17a,17bとが備えられている。
なお、本実施形態の輪転印刷機1では、図2中に実線および二点鎖線で示すように、版胴15やブランケット胴17を直径の異なるものに変更できるようになっている。このようにして、例えばA横全判と、B縦半裁判の印刷を行えるようになっている。具体的には、版胴15及びブランケット胴17は、基軸ローラとその外周を覆う無端円筒状のスリーブとで構成されており、外径(厚さ)の異なるスリーブに変更することによって、胴の直径を変更するようになっている。
また、版胴15およびブランケット胴17の直径の変更に伴い版胴15及びブランケット胴17の軸心位置は上下方向に変化することになる。したがって、図3に示すように、版胴15とブランケット胴17との間のニップ部34は、次のように移動する。すなわち、直径が小さい版胴15及びブランケット胴17を用いる場合(同図の二点鎖線)には、ウェブ11側(図において下方)にニップ部34が位置し、直径が大きい版胴15及びブランケット胴17を用いる場合(同図の実線)には、ウェブ11から遠ざかる方向(図において上方)にニップ部34が位置する。このように、版胴15およびブランケット胴17の位置が変動する。
もちろん、版胴15及びブランケット胴17の直径の変更に伴い、インキ装置19のインキ着けローラ(インキローラ)20および湿し装置21の水着けローラ22の位置が変更されることになる。
図4に示すように、上記構成の輪転印刷機1の各印刷ユニット5に対して、安全カバー30が設けられている。安全カバー30は、作業者の手などが版胴15、ブランケット胴17、インキ着けローラ20などの回転体接触しないように、これら回転体を外部から遮るものである。
安全カバー30は、図示されていないが、輪転印刷機1の操作側フレーム近傍から駆動側フレーム近傍にわたって設けられた幅広の板状体とされている。
安全カバー30は、図4に示すように、版胴15、ブランケット胴17およびインキ着けローラ20に対して、ウェブ11の送り方向からみて下流側に設けられている。安全カバー30は、先端が版胴15側に折れ曲がった屈曲形状とされている。この屈曲形状は、後述するように、版胴作業位置Bにて版胴15が露出するような形状に設定されている。インキ着けローラ20の近傍でかつ下流側には、安全カバー30の回動軸32が設けられている。
安全カバー30は、この回動軸32回りに図示しないアクチュエータによって回動され、印刷位置A、印刷胴作業位置B、インキ着けローラ作業位置Cからなる3つの位置で停止されるようになっている。
印刷位置Aでは、安全カバー30はウェブ11に直交するように略鉛直方向を向いている。この印刷位置Aにおいて安全カバー30は、インキ着けローラ20、版胴15、及びブランケット胴17等の回転体を外部から遮るようになっている。
安全カバー30の先端は、版胴15およびブランケット胴17の径の変更に伴う版胴15の移動に対応する位置に設定されている。つまり、二点鎖線で示すように径が小さい胴15,17に変更されてウェブ11に近い位置に版胴15が移動した場合であっても、外部から遮ることができるように安全カバー30の長さが設定されている。
印刷位置Aでは、ストッパ(固定手段)38によって、安全カバー30の位置が確実に固定されている。ストッパ38については、後に詳述する。
印刷胴作業位置Bは、安全カバー30を、印刷位置Aから版胴15側へ回動させた位置となる。この印刷胴作業位置Bでは、版胴15が露出され、版胴15の外周に巻回された刷版や、版胴15の外周を構成する無端円筒状のスリーブを交換する作業や、版胴15およびブランケット胴17の表面の清掃などの作業が行われる。安全カバー30の先端が屈曲されていることにより、版胴15が多く露出されるようになっている。なお、図4において、インキ着けローラ20は、印刷時は位置Dに存在するが、版胴15の作業時には、インキ往復ローラ40を中心として揺動し、位置Eまで退避する。したがって、版胴15の作業時に安全カバー30がインキ着けローラ20に干渉することはない。なお、インキ往復ローラ40は、インキ着けローラ20にインキを受け渡すものであり、軸線方向に往復動することによってインキの受け渡しを円滑に行うものである。
また、安全カバー30は、印刷胴作業位置Bにおいて、インキ着けローラ20及びインキ往復ローラ40を、外部から遮るように位置している。
インキ着けローラ作業位置Cは、安全カバー30を、印刷位置Aから版胴15の反対側に離間する方向、すなわちウェブ11の送り方向へ回動させた位置となる。このインキ着けローラ作業位置Cでは、位置Dから位置Eまで退避したインキ着けローラ20が露出され、インキ着けローラ20のメンテナンス作業が行われる。
図5には、安全カバー30が印刷位置Aに待機している際に、ストッパ(固定手段)38によって固定されている状態が示されている。同図に示されているように、安全カバー30の側縁部30cにストッパ38が係止されるようになっている。
安全カバー30は、操作側のフレーム14mの図示しない位置にて固定されたブラケット50に対して、回動軸32を介して回動自在に固定されている。
ストッパ38は、安全カバー30の側縁部30cに当接する当接部42と、当接部42に接続されて操作側フレーム14mへと延在する接続棒体43とを備えている。当接部42には磁石が埋め込まれており、この磁力によって金属製の安全カバー30を吸着する。接続棒体43の他端すなわち操作側フレーム14m側の端部には、底部43dから軸線方向に円筒状の収納溝43cが形成されている。この収納溝43c内に、バネ45が収容される。
接続棒体43は、操作側フレーム14mに固定された収容筒体46内に収容されている。収容筒体46の端部は、操作側フレーム14mに形成された孔部14m1内に挿入されている。孔部14m1の底部には、永久磁石47が配置されている。
図5では、接続棒体43の底部43dが永久磁石47から離間しており、バネ45の弾性力によって当接部42が安全カバー30側に突出した状態が示されている。当接部42を安全カバー30から取り外す場合には、当接部42を掴み、操作側フレーム14m側へと当接部42を押す。そして、接続棒体43の底部43dが永久磁石47に当接して吸着されるまで移動させる。永久磁石47の磁力を、バネ45の弾性力よりも大きいものとしておくことにより、接続棒体43の底部43dを永久磁石47に吸着させた状態を保つことができる。このようにして、当接部42を安全カバー30から退避させて、安全カバー30の回動を行う。
図6に示すように、安全カバー30は、ストッパ38に加えて、フック(固定手段)55によっても固定される。フック55は、ストッパ38の固定が何らかの外力によって解除された場合であっても、版胴15側へ安全カバー30が回動することを防止するものである。
フック55は、図示しない位置にて操作側フレーム14mに固定された軸55c回りに回動するようになっている。フック55の先端は鉤形状とされており、この先端が安全カバー30の側壁に固定された係止ピン30dに係止される。このように、フック55を係止ピン30dに係止することにより、安全カバー30を印刷位置Aにて確実に固定する。
なお、ストッパ38およびフック55は、操作側だけでなく、駆動側にも設けることが好ましい。もちろん、操作側および駆動側のいずれか一方に設けてもかまわない。
図5に示すように、安全カバー30の先端は、伸縮可能な構成となっている。つまり、安全カバー30のウェブ11側(図2参照)の先端には先端縁部30eが設けられている。この先端縁部30eは、安全カバー本体30fとは別部材とされている。
先端縁部30eには、安全カバー30の先端に向かう方向に長穴30e1が形成されている。この長穴30e1には、位置決めボルト58cが挿入されるようになっている。位置決めボルト58cは、図6に示すように、安全カバー30の裏側に配置されたナット58dに螺合されるようになっている。先端縁部30e及び安全カバー本体30fを重ね合わせた状態で、ボルト58c及びナット58dを螺結することにより、安全カバー本体30fと先端縁部30eとが固定される。このように、長穴30e1が形成されている範囲で先端縁部30eをスライドさせることにより、安全カバー30の長さを調整できるようになっている。
直径が小さい版胴15cを用いる場合には、版胴軸心位置がウェブ11側に移動する。この場合には、安全カバー30を長くする。直径が大きい版胴15”を用いる場合には、版胴軸心位置がウェブ11から遠ざかる。この場合には、安全カバー30を短くする。このように、安全カバー30の長さを調整可能とすることにより、版胴15の直径および軸心位置が変更された場合であっても、版胴15に干渉せずに印刷胴作業位置Bを決定することができる。
以上説明した通り、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
安全カバー30を、印刷位置A、印刷胴作業位置Bおよびインキ着けローラ作業位置Cのそれぞれの位置に回動することにより、印刷作業、版胴に対する刷版交換等の作業、およびインキローラのメンテナンス作業ができることとした。このように、回動する安全カバー30を設けるだけで安全性を確保しつつ各作業を実現できるので、装置構成が簡便となる。
また、安全カバー30の先端は、版胴15及びブランケット胴17の直径変更により、これら印刷胴15,17の位置が移動した場合であっても、回転体を外部から遮る位置に設定されているので、ウェブ11のカットオフ長の変更の都度、安全カバー30の印刷位置Aを変更する必要がない。
ストッパ38やフック55によって印刷位置Aにて安全カバー30を固定することにより、印刷中に安全カバー30に外力が加わっても、安全カバー30が容易に回動することがない。したがって、回転体を確実に外部から遮ることができる。
安全カバー本体30fに対してスライド移動する先端縁部30eによって安全カバー30の先端が伸縮可能とされているので、版胴15やブランケット胴17の直径が変更して位置が移動した場合であっても、安全カバー30の印刷位置Aを変更することなく対応することができる。
本発明の輪転印刷機の全体を示した概略図である。 図1の印刷ユニットを示した概略図である。 版胴とブランケット胴との間のニップ部の移動を示した側面図である。 本発明の一実施形態にかかる安全カバーの各回動位置を模式的に示した側面図である。 操作側フレーム近傍の安全カバーを示した正面図である。 ストッパおよびフックが示された安全カバーの側面図である。
符号の説明
1 輪転印刷機
30 安全カバー
38 ストッパ(固定手段)
55 フック(固定手段)
A 印刷位置
B 版胴作業位置
C インキ着けローラ作業位置

Claims (3)

  1. 刷版が装着される版胴と、
    該版胴の前記刷版上にインキを供給するインキローラと、
    前記版胴に対向して配置されて該版胴から前記刷版上の画像が転移され、この画像をウェブへと転移させる転写胴と、
    前記版胴、前記インキローラおよび前記転写胴などの回転体を外部から遮るように設けられる安全カバーと、を備え、
    前記版胴および前記転写胴の径を変更することにより前記ウェブのカットオフ長が変更可能とされた輪転印刷機において、
    前記安全カバーは、前記ウェブの下流側でかつ前記インキローラ近傍に設けられた回動軸の回りに回動するとともに、
    印刷時に、前記インキローラ、前記版胴、及び前記転写胴などの回転体を外部から遮る印刷位置と、
    該印刷位置から前記版胴側へ回動して、前記インキローラを外部から遮るとともに、該版胴および転写胴を露出させる印刷胴作業位置と、
    前記印刷位置から前記版胴の反対側へと離間する方向へ回動して、前記インキローラを露出させるインキローラ作業位置と、の間で回動可能とされ、
    前記安全カバーの先端は、前記印刷位置にて、前記版胴および前記転写胴の直径の変更に伴う前記版胴の移動に対応する位置に設定されていることを特徴とする輪転印刷機。
  2. 前記印刷位置にて前記安全カバーを固定する固定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の輪転印刷機。
  3. 前記安全カバーの先端は、伸縮可能とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の輪転印刷機。
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