JP2007117737A - 後退防止特徴部を備えた骨固定システムおよび骨ねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】骨板と骨との間の圧縮力の大きさを完全に制御できる骨固定システムを提供する。
【解決手段】骨固定システムは、ねじ用穴14および骨ねじ12を備えた板10を含み、骨ねじと板は、骨ねじが骨内への挿入後に板から後退して抜けることのないように協働する。説明対象の実施形態は、ラチェットを備えた、あるいは備えていない爪56と、ねじ頭部30の周りに設けられた妨害クリップ50と、ねじとねじ用穴との間のスナップ嵌め係合部とを含む。ねじ用穴は好ましくは、2つの直径方向側部のうちの少なくとも一方に開口部を備え、これら開口部は、動的圧縮機能性を発揮すると共にねじを外しやすくするために器具がねじの下へ接近することを可能にする。
【選択図】図1

Description

開示の内容
〔発明の背景〕
1.発明の分野
本発明は、広義には整形外科用器具に関する。特に、本発明は、骨ねじを骨板に対して係合させるシステムに関する。
2.技術の現状
身体の骨の種々の骨折に関し、適正な治癒に望ましい安定化をもたらす技術として、圧縮平板固定術が周知である。圧縮平板固定術では、剛性の、典型的には金属の板が骨折部を横切って骨の外面上に配置され、ねじが、板を貫通し、剛性板が治癒中骨に支持作用をもたらすことができるように骨折部のいずれか一方の側で骨内に固定される。ねじは、軸部に沿って設けられていて、皮質骨に係合するように構成されたねじ山を含む。最も一般的には、ねじの頭部分は、標準的なねじ頭部であり、この標準的なねじ頭部は、固定器を骨内にねじ込むと、板の対応の丸いねじ用穴周りに圧縮力をもたらし、それにより、板を骨に押し付ける。
オールゴーワー(Allgower)に付与された米国再発行特許発明第28,841号明細書は、凸状下面を備えた頭部を有する全体として標準型の骨ねじと共に用いられる板を記載している。この板は、各々が一端に上方傾斜部分を画定すると共にこの傾斜部分の周りに概ね小さな曲率半径を画定する長円形のねじ用穴を有する。使用にあたり、傾斜部分に隣接してねじ用穴を通って穴を骨に開け、ねじを開けた穴の中に挿入し、そしてねじの頭部が傾斜部分に接触するまで回転させる。このような係合時、傾斜部分をねじから遠ざける方向であって、かつ、骨部分を骨折部周りに互いに緊密な係合状態に維持するよう骨板が圧力を及ぼす方向に、骨板がずれる。このような板の穴は、動的圧縮穴(dynamic compression hole)(またはDCH)と通称されている。しかしながら、骨と骨内に位置するねじの部分との間の微小な運動により、組立体全体が弛み、固定された骨折部の安定性が減少し、更に骨折部前後の圧縮力が失われる場合がある。
最近、ねじを板に対してロックするよう板に設けられたねじ山に螺合する頭部を備えたねじ山付きのねじが用いられている。しかしながら、このようなシステムは、板と骨との間の圧縮力の必要な制御を行うことはない。圧縮力の制御は、ねじの頭部のねじ山が板に対してロックするとすぐに失われる。したがって、このようなシステムは、骨への或る特定の板の取り付けのためにもたらす安定性が、最適レベルに足りない。加うるに、かかるねじ係合方式であっても、時間の経過につれて弛む場合がある。
その結果、幾つかのシステムは、骨ねじを板にロックするのに補助的な別個独立のロック要素を用いている。例えば、マイケルソン(Michelson)に付与された米国特許第6,383,186号明細書は、骨ねじが後退する(backing out)のを阻止するよう骨ねじの頭部に着座する止めねじの使用法を教示している。ファリス(Farris)に付与された米国特許第6,152,927号明細書は、骨ねじをねじ用穴内にロックし、骨ねじが後退するのを阻止するよう骨ねじの頭部に圧縮力を及ぼすねじとワッシャの組立体を教示している。これらシステムは両方とも、外科医がねじ挿入時に別々でかつ小さなロック要素を扱う必要があり、そのような小さな要素は、外科的創傷内で容易に見失った状態になる場合がある。
ヤップ等(Yapp et al.)に付与された米国特許第5,549,612号明細書は、ねじを板に開けられた孔内に永続的に設けられたカムにより板に対してロックできるシステムを教示している。カムは、ねじ頭部に対して下向きの力を与えることができず、これにより、可能な固定が制限される。したがって、カムがロック角度からほんの少量でも回転すると、カムにより提供される固定具合が、失われる場合がある。さらに、カムの形状(この米国特許の図4および図4Aに示されている)の示唆するところによれば、カムは、上向きの力をねじ頭部に及ぼし、この上向きの力は、板に対するねじの圧縮力と逆に作用するので都合が悪い。
〔発明の概要〕
したがって、本発明の目的は、外科医が板と骨との間の圧縮力の大きさを完全に制御できる板とねじのシステムを提供することにある。
本発明の別の目的は、後退防止作用(anti-back out feature)を骨ねじに提供するよう骨ねじの挿入以上に追加の要素を適用しまたは作動させる必要のない板とねじのシステムを提供することにある。
また、本発明の目的は、骨部分を互いに骨折部周りに緊密な係合状態に維持するよう圧力を及ぼす方向に板の変位をもたらすように構成された板とねじのシステムを提供することにある。
以下に詳細に説明するこれら目的に従って、骨の平板固定システムは、1つまたは2つ以上のねじ用穴を備えた板と、頭部を含む骨ねじとを含み、この頭部は、一実施形態では、実質的に周方向の溝を含み、リングがこの溝内に回転自在に固定されている。リングは、頭部の周面を越えて延びる小さな部分、または爪を有する。ねじを爪からそれほどの抵抗を受けないでねじ用穴内に回転自在に挿入することができる。というのは、爪は、「挿入」方向への回転時に撓んで溝内に入るからである。しかしながら、爪の形態により、下に位置する骨からのねじの離脱を生じさせる方向にねじ頭部が回転するのに抵抗する相当大きな妨害作用が生じ、ねじは、ねじに及ぼされる相当大きな手動の力でしか離脱させることができず、即ち、骨とねじの軸部との間の微小運動の力からでは離脱させることができない。ねじ用穴は、リングの爪のラチェットとして働く垂直溝を備えることができる。加うるに、ねじ用穴は、2つの直径方向側部の少なくとも一方に開口部を備えてもよく、かかる開口部は、(i)2つの方向のいずれからも動的圧縮穴(DCH)機能を発揮すると共に(ii)ねじを外しやすくするために器具がねじの下へ接近することを可能にする。
別の実施形態では、爪は、板に結合され、ねじ頭部は、周囲に沿って設けられた1つまたは2つ以上の縦方向の溝を備える。ねじ頭部の回転により、爪が、骨とねじの軸部との間の微小運動の力によって打ち勝たれることはなく、外科医が器具を用いることによって打ち勝つことができる仕方で溝の中の1つに嵌まり込む。
さらに別の実施形態では、ねじ頭部とねじ用穴の両方は、周方向溝を含み、ねじ頭部とねじ用穴のうちの一方は、溝内に部分的に設けられたリングを含む。圧縮下において、リングは、リングが結合されているコンポーネント、即ち、ねじ頭部またはねじ用穴の溝内に実質的に完全に嵌まり込むようになる。ねじをねじ用穴内に挿入すると、リングは、コンポーネントのうちの他方により圧縮され、このリングは次に、コンポーネントの他方の対応の溝内に部分的に拡張し、それによりねじと板との間にスナップ嵌め関係をもたらす。
本発明の別の実施形態によれば、ねじ用穴は、その上方導入部周りに設けられていて、ねじ頭部の最大直径よりも僅かに小さな、小さなリップまたはタブを含む。外科医がねじを挿入すると、ねじは、リップまたはタブを通り過ぎて強制的に挿入される。微小運動の力は、ねじ頭部とリップまたはタブとの間の干渉に打ち勝つには不十分であり、かくして、ねじ頭部は、ねじ用穴内に捕捉される。この実施形態は、DCHねじ用穴に用いるのに好ましく、従って、ねじを外しやすくするために器具がねじの下へ接近する追加の機能を提供する。
本発明の追加の目的および利点は、提供された図と関連して詳細な説明を読むと当業者には明らかになろう。
〔好ましい実施形態の詳細な説明〕
まず図1を参照すると、本発明の骨固定板10とねじ12の組立体が示されている。板10は、圧縮または他の安定化作用を骨に与える際に利用される任意の整形外科用板とすることができ、かかる整形外科用板としては、長骨の骨幹および/または骨幹端の骨折のための板、下顎骨または頭骨の他の部分上への配置のための板、特に椎骨に沿う骨接合のための板が挙げられるが、これらには限定されない。例えば、米国特許第6,706,046号明細書ならびに米国特許出願公開第2005/0065524A1号明細書および同第2005/0182405A1号明細書は、本発明に使用するのに適した板を記載しており、これら特許文献を参照することにより、これらの記載内容全体を本明細書の一部とする。板は、一般に複数個のねじ用穴を含み、このような1つのねじ用穴14が図1に示されている。ねじ用穴14は、ねじ山が設けられておらず、このねじ用穴は、好ましい実施形態では、ラッパ形導入部18、上方大径円筒形部分20、中央球形部分22および下方小径円筒形部分24を含む。円筒形部分20,24は変形例として、形状が切頭円錐形(frustoconical)であってもよい。
図1〜図4を参照すると、ねじ12は、ねじ回しのための上方凹部32、例えば六角スロットを備えた頭部30と、骨に係合するねじ山を備えた軸部34と、頭部30の下端部のところに設けられていて、軸部34につながる円錐形テーパ部36とを含む。頭部30は、上側円筒形部分38と、下側円筒形部分40と、骨ねじ用穴14の寸法および半径に一致した中央球形部分42とを含む。頭部30は好ましくは、球形部分42のところに、周方向溝44を含む。溝44は好ましくは、リング50を溝内に回転自在に固定する2つの直径方向反対側でかつ接線方向平坦部46,48を含む。リング50は、溝44を包囲しているねじ頭部30の外径に直径が一致した実質的に円形の外周部および平坦部46,48に対応した2つの内部平坦部52,54を有している。リング50は、2つの端部56,58を更に有し、これら端部のうち一方は、溝44のところのねじ頭部30の外周部を僅かに越えて延びる弾性爪56を画定している(図4)。
使用にあたり、好ましくはねじ用穴を通って下に位置する骨に、骨ねじ用穴14(図1)の上方円筒形部分20および下方円筒形部分24により定められた円の中心と実質的に同心の場所で穴をあらかじめ開ける。ねじ12の頭部30は、部分20,22,24により画定される空間内に嵌まり、頭部30を骨に向かって駆動すると、板は、骨に押し付けられる。骨ねじは、3点固定作用を受けて固定された角度(例えば、板の下面に垂直)に維持される。骨ねじ12を所望の圧縮が行われるまで駆動することができる。爪56は、圧縮レベルを定め、微小運動中に生じる場合のある弛みを防止する。即ち、爪の好ましい非放射状形態により、ねじを爪からそれほど抵抗を受けないでねじ用穴内に回転自在に挿入することができ、爪が傾斜面57を備えているので、ねじを時計回りに(即ち、軸部のねじ山が骨に食い込む方向に)回すと、爪は好ましくは、少なくとも部分的に撓んで溝44内に入ることになる。爪は、せいぜいのところねじ用穴内に浅いねじ山を切るに過ぎないであろう。しかしながら、爪56の形態は、鋭利部59を画定し、この鋭利部は、ねじを反時計回りに、即ち、軸部のねじ山が骨から外れる方向に回そうとすると、ねじ用穴の壁への相当な障害となる。したがって、爪56は、ねじがねじ用穴から偶発的に後退して抜けるのに抵抗し、かかる抵抗に対しては、ねじに加える相当大きくて意図した手による力でのみ打ち勝つことができ、骨とねじの軸部との間の微小運動では打ち勝つことができない。
次に図5を参照すると、ねじ用穴14は、特に球状に湾曲した部分22に1つまたは2つ以上の垂直溝60を備えることができ、これら垂直溝は、リング50(図2)の爪56のためのラチェットとして機能する。このような構造により、ねじの進み具合を指示する確実な手応えを外科医に与える。溝60を周囲に沿って特定の角変位状態で、例えば、20°間隔で設けることができ、この特定の角変位は、軸部のねじ山のピッチに応じて、骨内へのねじ山の特定の縦方向進み量および/または板と骨との間の漸増圧縮力に対応するであろう。
加うるに、図6および図7を参照すると、ねじ用穴14aは、穴14とほぼ同じとすることができるが、2つの直径方向側部のうちの少なくとも一方に開口部66,68を備えており、これら開口部は、(i)2つの方向のいずれからもDCH機能性を発揮すると共に(ii)ねじをねじ用穴内に嵌め込んだ後、ねじを外しやすくするためにねじ頭部30の下へ器具を接近させることができる。より詳細には、直径方向側部のところの開口部66,68は、上方傾斜面70を有すると共に下方円筒形部分24(図1)よりも小さな下方曲率半径部72を備えたねじ用穴の一部により画定される。オールゴーワーに付与された米国再発行特許発明第28,841号明細書に記載されている動的圧縮ねじ用穴に非常によく似て、このようなねじ用穴により、ねじは、力をいずれかの傾斜面70に加えて板をねじの軸線に対して横断方向に駆動する。なお、この米国再発行特許発明明細書を参照することにより、その記載内容全体を本明細書の一部とする。傾斜面70をねじ用穴周りの直径方向の場所に設けることにより、板は、ねじの配置状態に応じて、2つの方向のいずれかに駆動することができる。
板およびねじ12の別の使用モードに従って、穴を板に垂直な軸線に沿ってねじ12のために開け、この穴は、傾斜面70のうちの一方に向かってずれており、かつ湾曲部72のうちの一方と概ね同心、即ち、ねじ用穴14aの上方および下方円筒形部分20,24(図1)により定められた円の中心から離れている。次に、骨ねじ12をねじ頭部の下方円錐面36が傾斜部70に接触し、かくして、頭部30を中央凹状球形部分22(図1)内に嵌めるのに必要な距離だけ板10の変位を生じさせるまで穴内に駆動する。この変位により、骨の部分を骨折部周りに互いに緊密な係合状態に維持する圧力が及ぼされる。爪56が穴の中央部分に係合し、逆の離脱方向への回転に抵抗するよう位置決めされた状態でねじ12を締める。
加うるに、ねじの取り外しが必要な場合、ねじを回して(一般に90°以下)爪56を開口部66,68内に位置決めして爪をねじから離脱させ、ねじの取り外しを容易にすることができる。さらに、開口部66,68は、ねじの取り外しが必要な場合に、先端部が比較的平らな器具を例えば符号74のところでねじ頭部の下面に当てて位置決めしてねじ頭部をこじ上げるのに十分な接近手段となる。
次に図8を参照すると、本発明の別の実施形態が示されている。爪156は、板110に結合されている。爪156は、少なくとも部分的にスロット176内に固定され、この爪は、ばね178によりばね押しされてスロット内で縦方向に動くことができるようになっている。ねじ112は、その周囲に沿って変位して設けられた1つまたは2つ以上の縦方向ラチェット溝180を備えたねじ頭部130を含む。ねじ頭部130の回転により、爪156は、この爪に微小運動の力では打ち勝つことができないが、外科医がねじ112のねじ回し用開口部132内に挿入されたねじ回しを用いて打ち勝つことができる仕方で溝180のうちの1つに嵌まり込む。変形例として、爪をばね付勢力に抗して引っ込めてねじの取り外し(および最初のねじの挿入)に対する妨害をなくしてもよい。加うるに、爪156を、ねじの挿入を容易にするがねじの後退を阻止するためにねじ用穴に対する半径方向線Lrに対して角度αをなして差し向けるのがよい。
図9を参照すると、本発明の別の実施形態が示されている。爪は、弾性ばね鋼部材256であり、この弾性ばね鋼部材は、ねじ用穴に入り、ねじ頭部130に設けられた溝180に入ることはできるが、ねじ頭部130をねじの挿入方向に回すと容易に撓むが、離脱方向のねじの回転に抵抗する。
図10を参照すると、図8および図9に示す実施形態を可変角度ねじ212にも使用することができ、この可変角度ねじは、実質的に完全に球形の湾曲ねじ頭部230を有する。このようなねじ頭部230は好ましくは、爪またはこれに類似した部材と係合するための1つまたは2つ以上の縦方向溝280を備えている。溝をねじ頭部の子午線(meridians)に沿って湾曲させることができる。
次に図11を参照すると、ねじ頭部330とねじ用穴314の両方が周方向溝344,345を備えた別の実施形態が提供されている。弾性Cリング382が、実質的にねじ頭部330の溝344内に設けられているが、ねじ頭部の周面を僅かに越えて拡張状態にある。ねじをねじ用穴314内に駆動する場合、溝は、リング382がねじ頭部の溝344内に実質的に完全に押し込むことができるほど十分深い。ねじ312をいったん駆動してねじ頭部およびねじ用穴の溝344,345が互いに合致するようにすると、リング382は、外方へ拡張してねじ用穴の溝345内に入り、それによりねじ312と板310との間にスナップ嵌め係合状態が生じる。変形例として、CリングではなくOリングであってもよい。さらに別の変形例として、リングを最初にねじ用穴の溝345内に固定してもよく、次に、ねじ頭部をねじ用穴内に嵌めたときにこのリングが、ねじ頭部の溝344に入るようにしてもよい。上述したように、ねじ用穴は、ねじの取り外しを容易にするよう接近開口部を更に含んでもよい。
上述の実施形態の任意のものにおけるねじ用穴の全体的形状により、中央球形部分の曲率に一致した球形に湾曲した頭部を持つ可変角度ねじを使用することができることが分かる。このようなねじは、或る角度範囲内で外科医によって決められた任意の角度に差し向けることができる。加うるに、このようなねじは、ねじの後退を阻止するよう上述したように爪、溝またはリングを更に備えることができる。
骨固定システムおよび骨ねじの実施形態を図示すると共に本明細書において説明した。本発明の特定の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。というのは、本発明は、その範囲が当該技術分野によって許される限り広いものであり、明細書はそのように読まれるべきであるからである。したがって、当業者であれば、他の形状および設計のねじ用穴およびねじは、本発明の特徴を依然として備えている限り、本発明の範囲に含まれることは理解されよう。特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく説明した発明の他の改造例を想到できる。
〔実施の態様〕
本発明の具体的な実施態様は、次の通りである。
(1)骨固定システムにおいて、
a)骨ねじ用穴を含む骨板と、
b)ねじ山が設けられていない頭部分、および、骨係合ねじ山を備えた軸部分、を有する骨ねじと、
c)前記骨ねじ用穴内で前記ねじの前記頭部分を骨係合方向に回転させることができる構造体であって、前記骨ねじ用穴内で前記ねじの前記頭部分が骨離脱方向に回転するのを直接阻止する、構造体と、
を具備する、骨固定システム。
(2)実施態様(1)記載の骨固定システムにおいて、
前記構造体は、前記骨板に結合された爪である、骨固定システム。
(3)実施態様(2)記載の骨固定システムにおいて、
前記爪は、弾力がある、骨固定システム。
(4)実施態様(2)記載の骨固定システムにおいて、
前記爪は、前記骨ねじ用穴の半径方向線(radius)に対して角度をなして前記骨ねじ用穴内へ差し向けられる、骨固定システム。
(5)実施態様(2)記載の骨固定システムにおいて、
前記頭部分は、少なくとも1つのラチェット溝を含む、骨固定システム。
(6)実施態様(4)記載の骨固定システムにおいて、
前記頭部分および前記ねじは、前記骨板に対して前記ねじの前記軸部分を所定の角度に配向させるように構成されている、骨固定システム。
(7)実施態様(4)記載の骨固定システムにおいて、
前記頭部分および前記ねじは、前記骨板に対して前記ねじの前記軸部分を可変の角度に配向させるように構成されている、骨固定システム。
(8)実施態様(1)記載の骨固定システムにおいて、
前記構造体は、前記ねじ頭部分に結合されている、骨固定システム。
(9)実施態様(8)記載の骨固定システムにおいて、
前記構造体は、前記頭部分に対して弾性変形可能である、骨固定システム。
(10)実施態様(8)記載の骨固定システムにおいて、
前記構造体は、前記頭部分に対して回転的に固定(rotationally fixed)されている、骨固定システム。
(11)実施態様(8)記載の骨固定システムにおいて、
前記骨ねじ用穴は、少なくとも1つのラチェット溝を含む、骨固定システム。
(12)実施態様(1)記載の骨固定システムにおいて、
前記骨ねじ用穴は、動的圧縮穴である、骨固定システム。
(13)実施態様(1)記載の骨固定システムにおいて、
前記ねじ頭部分を前記骨ねじ用穴内に嵌め込むと、前記骨ねじ用穴は、前記骨板の上方部分から前記ねじ頭部分の下方部分への少なくとも1つの接近開口部を含む、骨固定システム。
(14)骨固定システムにおいて、
a)骨ねじ用穴を含む骨板と、
b)ねじ山が設けられていない頭部分、および、骨係合ねじ山を備えた軸部分、を有する骨ねじと、
を具備し、
前記骨板および前記頭部分のうち一方は、前記骨板および前記頭部分の他方に係合して、前記骨ねじが前記骨ねじ用穴から後退して抜けるのを阻止する爪を含む、骨固定システム。
(15)実施態様(14)記載の骨固定システムにおいて、
前記頭部分は、周方向溝と、前記溝内に設けられたリングとを含み、
前記リングは、前記爪を含み、前記爪は、前記頭部分の周囲を越えて延びる、
骨固定システム。
(16)実施態様(15)記載の骨固定システムにおいて、
前記溝は、非円形部分を含み、前記リングは、前記リングを前記溝内に回転的に固定(rotationally fix)するために、対応する非円形部分を含む、骨固定システム。
(17)実施態様(14)記載の骨固定システムにおいて、
前記爪は、前記骨板に結合され、前記ねじ頭部分は、そのねじ頭部分の周囲に沿って設けられた少なくとも1つの縦方向ラチェット溝を含み、
前記骨ねじ用穴内での前記ねじ頭部分の回転により、前記爪は、前記少なくとも1つの溝のうちの1つに係合する、
骨固定システム。
(18)骨固定システムにおいて、
a)ねじ山が設けられていないねじ用穴を含む骨板と、
b)ねじ山が設けられていない頭部分、および、骨に係合するねじ山を備えた軸部分、を有する骨ねじであって、前記ねじ用穴および前記頭部分のうち少なくとも一方は、周方向溝を含む、骨ねじと、
c)前記頭部分の側部に接触した状態で前記溝内に設けられていて、前記骨ねじが前記ねじ用穴から後退して抜けるのを阻止する要素と、
を具備する、骨固定システム。
(19)実施態様(18)記載の骨固定システムにおいて、
前記ねじ用穴および前記頭部分の両方が、前記溝を含み、これら溝は、前記頭部分を前記ねじ用穴内に完全に嵌め込むと、互いに整列状態になる、骨固定システム。
(20)実施態様(18)記載の骨固定システムにおいて、
前記要素は、前記ねじ用穴および前記ねじの前記頭部分のうちの少なくとも一方に設けられた溝内に結合された部分圧縮リングを含む、骨固定システム。
(21)実施態様(18)記載の骨固定システムにおいて、
前記要素は、前記ねじ用穴内への前記頭部分の挿入の際に、前記頭部分の前記溝内へと圧縮可能であり、かつ、前記ねじ頭部分を完全に嵌め込むと、前記ねじ用穴の前記溝内へと部分的に拡張する拡張可能なリングである、骨固定システム。
(22)実施態様(18)記載の骨固定システムにおいて、
前記要素は、前記ねじ頭部分に設けられた溝内に位置するリングを含み、前記リングは、前記ねじを前記骨から離脱する方向に回転させると、前記ねじ用穴に実質的に当たる爪を備えている、骨固定システム。
(23)ねじ山が設けられていないねじ用穴を備えた整形外科用板に用いられる骨ねじにおいて、
骨に係合するねじ山を備えた軸部分と、
ねじ山が設けられていない頭部分であって、ねじ用穴を包囲する前記整形外科用板に係合し、前記骨ねじを離脱方向に回転させたときに回転抵抗をもたらすように、前記頭部分の表面から延びる爪を含む、ねじ山が設けられていない頭部分と、
を具備する、骨ねじ。
(24)実施態様(23)記載の骨ねじにおいて、
前記爪は、弾力がある、骨ねじ。
(25)実施態様(24)記載の骨ねじにおいて、
前記爪は、非放射状に差し向けられている、骨ねじ。
(26)実施態様(23)記載の骨ねじにおいて、
前記爪は、傾斜面を有し、力が前記傾斜面に加えられると、前記爪は、前記ねじの前記頭部分内に少なくとも部分的に引っ込む、骨ねじ。
(27)実施態様(23)記載の骨ねじにおいて、
前記爪を含むリング、
を更に具備し、
前記頭部分は、周方向溝を含み、前記リングは、前記溝内に回転自在に固定されている、
骨ねじ。
本発明の第1の実施形態に従って後退防止構造体を備えたリングが取り付けられているねじを備えた骨固定板の断面斜視図である。 図1のリングの平面図である。 図2の3−3線矢視断面図である。 図1のねじの平面図であり、リングのための溝を破線で示す図である。 図1の板の切除断面斜視図である。 骨固定板の平面図であり、ねじ用穴が、ねじの取り外しを容易にするよう2つの方向および2つの接近場所のいずれからでも動的圧縮を行う状態を示す図である。 図6の7−7線矢視断面斜視図である。 後退防止型ねじ組立体の第2の実施形態の平面図である。 後退防止型ねじ組立体の第3の実施形態の平面図である。 本発明の可変角度ねじの斜視図である。 後退防止型ねじ組立体の第4の実施形態の断面斜視図である。
符号の説明
10 骨固定板
12 ねじ
14 ねじ用穴
18 ラッパ形導入部
20,24 ねじ用穴の円筒形部分
22 ねじ用穴の球形部分
30 ねじの頭
32 上方凹部
34 ねじの軸部
36 テーパ部
38,40 ねじの円筒形部分
42 ねじの球形部分
44,60 溝
46,48 平坦部
50 リング(輪)
56,156 爪
59 鋭利部
66,68 開口部

Claims (11)

  1. 骨固定システムにおいて、
    a)骨ねじ用穴を含む骨板と、
    b)ねじ山が設けられていない頭部分、および、骨係合ねじ山を備えた軸部分、を有する骨ねじと、
    c)前記骨ねじ用穴内で前記ねじの前記頭部分を骨係合方向に回転させることができる構造体であって、前記骨ねじ用穴内で前記ねじの前記頭部分が骨離脱方向に回転するのを直接阻止する、構造体と、
    を具備する、骨固定システム。
  2. 請求項1記載の骨固定システムにおいて、
    前記構造体は、前記骨板に結合された爪である、骨固定システム。
  3. 請求項2記載の骨固定システムにおいて、
    前記頭部分は、少なくとも1つのラチェット溝を含む、骨固定システム。
  4. 骨固定システムにおいて、
    a)骨ねじ用穴を含む骨板と、
    b)ねじ山が設けられていない頭部分、および、骨係合ねじ山を備えた軸部分、を有する骨ねじと、
    を具備し、
    前記骨板および前記頭部分のうち一方は、前記骨板および前記頭部分の他方に係合して、前記骨ねじが前記骨ねじ用穴から後退して抜けるのを阻止する爪を含む、
    骨固定システム。
  5. 請求項4記載の骨固定システムにおいて、
    前記頭部分は、周方向溝と、前記溝内に設けられたリングとを含み
    前記リングは、前記爪を含み、前記爪は、前記頭部分の周囲を越えて延びる、
    骨固定システム。
  6. 請求項5記載の骨固定システムにおいて、
    前記溝は、非円形部分を含み、前記リングは、前記リングを前記溝内に回転的に固定するために、対応する非円形部分を含む、骨固定システム。
  7. 請求項4記載の骨固定システムにおいて、
    前記爪は、前記骨板に結合され、前記ねじ頭部分は、そのねじ頭部分の周囲に沿って設けられた少なくとも1つの縦方向ラチェット溝を含み、
    前記骨ねじ用穴内での前記ねじ頭部分の回転により、前記爪は、前記少なくとも1つの溝のうちの1つに係合する、
    骨固定システム。
  8. 骨固定システムにおいて、
    a)ねじ山が設けられていないねじ用穴を含む骨板と、
    b)ねじ山が設けられていない頭部分、および、骨に係合するねじ山を備えた軸部分、を有する骨ねじであって、前記ねじ用穴および前記頭部分のうち少なくとも一方は、周方向溝を含む、骨ねじと、
    c)前記頭部分の側部に接触した状態で前記溝内に設けられていて、前記骨ねじが前記ねじ用穴から後退して抜けるのを阻止する要素と、
    を具備する、骨固定システム。
  9. 請求項8記載の骨固定システムにおいて、
    前記ねじ用穴および前記頭部分の両方が、前記溝を含み、これら溝は、前記頭部分を前記ねじ用穴内に完全に嵌め込むと、互いに整列状態になる、骨固定システム。
  10. 請求項8記載の骨固定システムにおいて、
    前記要素は、前記ねじ用穴および前記ねじの前記頭部分のうちの少なくとも一方に設けられた溝内に結合された部分圧縮リングを含む、骨固定システム。
  11. ねじ山が設けられていないねじ用穴を備えた整形外科用板に用いられる骨ねじにおいて、
    骨に係合するねじ山を備えた軸部分と、
    ねじ山が設けられていない頭部分であって、ねじ用穴を包囲する前記整形外科用板に係合し、前記骨ねじを離脱方向に回転させたときに回転抵抗をもたらすように、前記頭部分の表面から延びる爪を含む、ねじ山が設けられていない頭部分と、
    を具備する、骨ねじ。
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