JP2007117663A - 頭部矯正具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 整体には熟練した技能が必要であり、時間や手間を要し、コストも掛かる。
【解決手段】 頭部の周囲を囲むリングに、リングで囲まれる頭部の構成骨に押し当てる押し当て具をリングの内側に突出させて二以上設け、押し当て具は突出寸法を調節可能にリングに設けられ、夫々の押し当て具は突出寸法の調節により前記頭蓋骨構成骨に押し当ててそれら頭蓋骨構成骨を強制的に動かすものとした。前記リング上の押し当て具を二つずつ対称位置又は非対称の位置に設けたり、二つの半円リングを対向させて組み合わせてリングを構成し、二つの半円リングを対向方向にスライドさせてリングの内径を調節可能とすることもできる。リングを二つの半円リングの組み合わせで構成し、二つの半円リングを折り畳むこともできる。リングに取付けた押し当て具をリングの周方向に位置調節可能とすることもできる。
【選択図】 図1
【解決手段】 頭部の周囲を囲むリングに、リングで囲まれる頭部の構成骨に押し当てる押し当て具をリングの内側に突出させて二以上設け、押し当て具は突出寸法を調節可能にリングに設けられ、夫々の押し当て具は突出寸法の調節により前記頭蓋骨構成骨に押し当ててそれら頭蓋骨構成骨を強制的に動かすものとした。前記リング上の押し当て具を二つずつ対称位置又は非対称の位置に設けたり、二つの半円リングを対向させて組み合わせてリングを構成し、二つの半円リングを対向方向にスライドさせてリングの内径を調節可能とすることもできる。リングを二つの半円リングの組み合わせで構成し、二つの半円リングを折り畳むこともできる。リングに取付けた押し当て具をリングの周方向に位置調節可能とすることもできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は顔や頭(以下両者を合わせて「頭部」と記す。)の歪みを矯正し、バランスの取れた顔や頭にするための顔や頭の矯正具(以下「頭部矯正具」と記す。)に関するものである。
頭部の歪みや捩れは、先天的なものもあれば後天的なものもある。いずれの場合も頭蓋骨を構成する多くの骨の歪みや捩れに起因することが多い。人間の頭蓋骨は脳頭骨、顔面頭骨に大別でき、脳頭骨は前頭骨、頭頂骨、後頭骨、側頭骨、喋形骨、篩骨等で構成され、顔面頭骨は鼻骨、涙骨、下鼻甲介、鋤骨、上顎骨、口蓋骨、頬骨、下顎骨、舌骨等で構成されている。頭部の歪みや捩れを矯正するためには頭蓋骨を構成する前記各種骨(以下「頭蓋骨構成骨」と記す。)の歪みや捩れを矯正する必要がある。この矯正は、これまでは、専門家、例えば、整体師が手で構成骨を押すとか、引っ張る等して施術していた。
しかし、専門家による前記矯正には次のような課題があった。
(1)予約をしたり、通院したりしなければならず面倒であり、時間に余裕のない場合は施術を受けにくい。
(2)施術費が高い。
(3)継続して施術を受けることで効果があるが、上記理由から継続的に受けることは難しく、途中で施術を中断しがちである。中断すると途中まで進んだ矯正が元に戻ってしまい、頭部の歪みや捩れが完治しにくい。
(1)予約をしたり、通院したりしなければならず面倒であり、時間に余裕のない場合は施術を受けにくい。
(2)施術費が高い。
(3)継続して施術を受けることで効果があるが、上記理由から継続的に受けることは難しく、途中で施術を中断しがちである。中断すると途中まで進んだ矯正が元に戻ってしまい、頭部の歪みや捩れが完治しにくい。
本発明の頭部矯正具は、熟練した技能を必要とせず素人でも使用でき、誰でも手軽に使用できるため中断することなく継続して施術し易く、頭部の捩れや歪みを矯正して顔を小さくしたり、顔のバランスを整えたりして美容、健康の維持、増進に役立てることができるものであり、しかも、安価に行うことができるものである。
本件発明の頭部矯正具は、請求項1記載のように、頭部の周囲を囲むことのできるリングに、リングで囲まれる頭部の構成骨に押し当てることのできる押し当て具がリングの内側に突出して二以上設けられ、夫々の押し当て具はリングの内側への突出寸法を調節可能にリングに設けられ、夫々の押し当て具は突出寸法の調節により前記頭蓋骨構成骨に押し当ててそれら頭蓋骨構成骨を強制的に動かすことにより頭部の歪みや捩れを矯正可能とした。この場合、請求項2記載のように、前記リング上の押し当て具を二つずつ対称位置に設けることも、非対称の位置に設けることもできる。また、請求項3記載のように、二つの半円リングを対向させて組み合わせてリングを構成し、二つの半円リングを対向方向にスライドさせてリングの内径を調節できるようにすることもできる。請求項4記載のように、リングを二つの半円リングの組み合わせで構成し、二つの半円リングを重ね合せ方向に折り畳み可能とすることもできる。請求項5記載のように、リングに取付けた押し当て具をリングの周方向に位置調節可能とすることもできる。
本件出願の請求項1記載の頭部矯正具は次のような効果がある。
(1)リングによって頭部の周囲を囲み、リングに設けられた二以上の押し当て具を顔部又は頭部に押し当てて、頭蓋骨構成骨を強制的に動かすことにより頭部の歪みや捩れを矯正して、顔を小さくしたり顔のバランスを整えたりすることができる。
(2)頭部外周にセットするリングの高さ、向き等を変えるだけで、押し当て具を矯正所望位置にセットすることができるため、所望の頭蓋骨構成骨を確実に矯正することができる。
(3)矯正具がリング状であるため、頭部に装着しても頭部全体、特に顔の前面が覆われないため、うっとうしさがない。また、装着中にレントゲン写真撮影やCTスキャン撮影を行なうことができ、頭部矯正中の構成骨の様子を観察することもできる。
(4)整体についての専門的な知識や熟練技能も必要なく、誰でも手軽に使用して簡易に頭部の捩れや歪みを矯正することができる。
(5)自宅や職場に備えておけば、予約をしたり、通院したりする面倒がなく、使用者の都合のよいときに使用できるので便利である。また、矯正具を頭部外周にセットして矯正を行っている間も、日常生活をしたり睡眠をしたりすることもできるため、時間の制約を受けず、継続して使用し易い。
(1)リングによって頭部の周囲を囲み、リングに設けられた二以上の押し当て具を顔部又は頭部に押し当てて、頭蓋骨構成骨を強制的に動かすことにより頭部の歪みや捩れを矯正して、顔を小さくしたり顔のバランスを整えたりすることができる。
(2)頭部外周にセットするリングの高さ、向き等を変えるだけで、押し当て具を矯正所望位置にセットすることができるため、所望の頭蓋骨構成骨を確実に矯正することができる。
(3)矯正具がリング状であるため、頭部に装着しても頭部全体、特に顔の前面が覆われないため、うっとうしさがない。また、装着中にレントゲン写真撮影やCTスキャン撮影を行なうことができ、頭部矯正中の構成骨の様子を観察することもできる。
(4)整体についての専門的な知識や熟練技能も必要なく、誰でも手軽に使用して簡易に頭部の捩れや歪みを矯正することができる。
(5)自宅や職場に備えておけば、予約をしたり、通院したりする面倒がなく、使用者の都合のよいときに使用できるので便利である。また、矯正具を頭部外周にセットして矯正を行っている間も、日常生活をしたり睡眠をしたりすることもできるため、時間の制約を受けず、継続して使用し易い。
本件出願の請求項2記載の頭部矯正具は上記各効果に加えて次のような効果がある。
(1)押し当て具を二つずつ対称位置に設けた場合は、頭蓋骨構成骨を対称方向から押して動かすことができるので、頭蓋骨構成骨をバランス良く矯正することができる。
(2)押し当て具を非対称位置に設けた場合は、矯正所望の頭蓋骨構成骨に押し当ててその頭蓋骨構成骨を確実に矯正することができる。
(1)押し当て具を二つずつ対称位置に設けた場合は、頭蓋骨構成骨を対称方向から押して動かすことができるので、頭蓋骨構成骨をバランス良く矯正することができる。
(2)押し当て具を非対称位置に設けた場合は、矯正所望の頭蓋骨構成骨に押し当ててその頭蓋骨構成骨を確実に矯正することができる。
本件出願の請求項3記載の頭部矯正具は上記各効果に加えて次のような効果がある。
(1)対向させた半円状のリングを対向方向にスライド可能としたので、そのスライドによりリング内径を調節することができ、一つの頭部矯正具でサイズの異なる頭に使用することができる。
(2)リング内径を調節することにより、リングを楕円形にすれば、リングを図2のように縦長にして頭部にセットして使用することもできる。
(1)対向させた半円状のリングを対向方向にスライド可能としたので、そのスライドによりリング内径を調節することができ、一つの頭部矯正具でサイズの異なる頭に使用することができる。
(2)リング内径を調節することにより、リングを楕円形にすれば、リングを図2のように縦長にして頭部にセットして使用することもできる。
本件出願の請求項4記載の頭部矯正具は上記各効果に加えて次のような効果がある。
(1)二つの半円リングを重ね合せ方向に折り畳み可能としたので、そのように折り畳めばリングが半円状となって小型になるため、場所をとらず、携帯や輸送等に便利である。
(1)二つの半円リングを重ね合せ方向に折り畳み可能としたので、そのように折り畳めばリングが半円状となって小型になるため、場所をとらず、携帯や輸送等に便利である。
本件出願の請求項5記載の頭部矯正具は上記各効果に加えて次のような効果がある。
(1)リングに取付けられた押し当て具をリングの周方向に位置調節可能としたので、リングの径を変えなくとも、押し当て具をリングに沿って移動させて、押し当て具を矯正所望の頭蓋骨構成骨の位置に合せることができ、頭部の大きさや形状に合った矯正を行うことができる。
(1)リングに取付けられた押し当て具をリングの周方向に位置調節可能としたので、リングの径を変えなくとも、押し当て具をリングに沿って移動させて、押し当て具を矯正所望の頭蓋骨構成骨の位置に合せることができ、頭部の大きさや形状に合った矯正を行うことができる。
(実施形態1)
本発明の頭部矯正具の実施形態の一例を、図1を参照して説明する。図1の頭部矯正具1は、頭部の周囲を囲むリング2の内側に、リング2によって囲まれる頭部に押し当てることのできる押し当て具3を、リング2の内側に突出させて四個備えてなる。
本発明の頭部矯正具の実施形態の一例を、図1を参照して説明する。図1の頭部矯正具1は、頭部の周囲を囲むリング2の内側に、リング2によって囲まれる頭部に押し当てることのできる押し当て具3を、リング2の内側に突出させて四個備えてなる。
前記リング2は頭部の周囲を囲むことができる大きさの楕円形にして、図2、図3のように縦向きにして頭部の前方又は後方から頭部外周にセットすることも、図4、図5のように横向きにして、頭部の上から頭部外周にセットすることもできるようにしてある。
四個の押し当て具3のうち、二つは図2に示すようにリング2の長手方向両頂部に対向させて配置され、他の二つはリング2の幅方向両側のやや頂部寄り位置に対向して配置されている。このように配置することにより、図2、図3に示すように頭部矯正具1を縦向きにして頭部外周にセットすると、各押し当て具3を頭頂骨12、13の上部及び両側部、下顎骨15に押し当てることができ、図4、図5に示すように頭部矯正具1を横向きにして頭部外周にセットして、各押し当て具3を前頭骨11、左右の頭頂骨12、13、後頭骨14に押し当てることができるようにしてある。
図に示すように、リング2には螺子孔5が四個開口されている。四個の螺子孔5は、前記四個の押し当て具3に対応させて開口されており、二つは図2に示すようにリング2の長手方向両頂部に対向させて開口され、他の二つはリング2の幅方向両側のやや頂部寄り位置に対向して開口されている。各螺子孔5にはボルト4が取り付けられており、各ボルト4の外側端にツマミ9が取り付けられ、内側端に押し当て具3が取り付けられて、ツマミ9を回転させてボルト4を回転させると押し当て具3がリング2の内側へ進入し、逆回転させるとリング2の外側に後退するようにしてあり、押し当て具3のリング2内への突出寸法を調節することができる。ボルト4はツマミ9の回転を停止させるとその位置に停止する。
前記押し当て具3は円盤状の本体6と、本体6の内側面に取り付けられたクッション材7と、本体6の外側面に設けられたジョイント具8とを備えている。前記クッション材7は本体6より大径の円盤状にして図2〜図5に示すように前頭骨11、頭頂骨12、13、後頭骨14、下顎骨15といった頭蓋骨構成骨に宛がうことができるようにしてある。クッション材7にはウレタン、ゴム、スポンジ等の軟質材や弾性材が使用されて、頭部への押し付け時に緩衝材として機能するようにしてある。前記ジョイント具8はボルト4の先端に360度いずれの方向にも揺動可能に取り付けられて、クッション材7を頭部に押し付けるとクッション材7の向きが自動的に頭部形状に沿って変って頭部にフィットし易くなるようにしてある。
(本発明の頭部矯正具の使用説明1)
本発明の頭部矯正具を用いて、頭部の捩れや歪みを矯正する場合について、図2、図3を参照して説明する。この使用方法は、図2、図3に示すように、頭部矯正具1を縦向きにして前方から頭部に装着して矯正を行う方法である。
(1)まず、リング2内に顔を嵌め込むようにして頭部矯正具1を縦向きにして頭部外周にセットする。
(2)ツマミ9を回転させてボルト4を回転させ、四つの押し当て具3を、リング2に囲われた頭部に向けて進入させる。
(3)頭部に向けて進入させた四個の押し当て具3は、頭頂骨12、13の上部及び両側部、下顎骨15に押し当てられ、それらの頭蓋骨構成骨を上下左右から押して強制的に内側へ動かす。
(4)頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態でツマミ9の回転を止めて、押し当て具3の位置を固定し、頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態を保持して所定時間を経過させる。
(5)所定時間が経過することで、前記各頭蓋骨構成骨の組み合わせが正され、頭部の歪み、捩れが矯正される。
(6)矯正が終了したら、ツマミ9を回してボルト4を回転させ、押し当て具3をリング2の外側へ後退させて頭部への押し当てを解除し、頭部矯正具1を頭部から外す。
本発明の頭部矯正具を用いて、頭部の捩れや歪みを矯正する場合について、図2、図3を参照して説明する。この使用方法は、図2、図3に示すように、頭部矯正具1を縦向きにして前方から頭部に装着して矯正を行う方法である。
(1)まず、リング2内に顔を嵌め込むようにして頭部矯正具1を縦向きにして頭部外周にセットする。
(2)ツマミ9を回転させてボルト4を回転させ、四つの押し当て具3を、リング2に囲われた頭部に向けて進入させる。
(3)頭部に向けて進入させた四個の押し当て具3は、頭頂骨12、13の上部及び両側部、下顎骨15に押し当てられ、それらの頭蓋骨構成骨を上下左右から押して強制的に内側へ動かす。
(4)頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態でツマミ9の回転を止めて、押し当て具3の位置を固定し、頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態を保持して所定時間を経過させる。
(5)所定時間が経過することで、前記各頭蓋骨構成骨の組み合わせが正され、頭部の歪み、捩れが矯正される。
(6)矯正が終了したら、ツマミ9を回してボルト4を回転させ、押し当て具3をリング2の外側へ後退させて頭部への押し当てを解除し、頭部矯正具1を頭部から外す。
(本発明の頭部矯正具の使用説明2)
本発明の頭部矯正具を用いて、頭部の捩れや歪みを矯正する場合について、図4、図5を参照して説明する。この使用方法は、図4、図5に示すように、頭部矯正具1を横向きにして上方から頭部に装着して矯正を行う方法である。
(1)まず、リング2を上方から頭部にかぶせるようにして頭部矯正具1を横向きにして頭部外周にセットする。
(2)ツマミ9を回転させてボルト4を回転させ、四つの押し当て具3を、リング2に囲われた頭部に向けて進入させる。
(3)頭部に向けて進入させた四個の押し当て具3は、前頭骨11、左右の頭頂骨12、13、後頭骨14に押し当てられ、それらの頭蓋骨構成骨を前後左右から押して強制的に内側へ動かす。
(4)頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態でツマミ9の回転を止めて、押し当て具3の位置を固定し、頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態を保持して所定時間を経過させる。
(5)所定時間が経過することで、前記各頭蓋骨構成骨の組み合わせが正され、頭部の歪み、捩れが矯正される。
(6)矯正が終了したら、ツマミ9を回してボルト4を回転させ、押し当て具3をリング2の外側へ後退させて頭部への押し当てを解除し、頭部矯正具1を頭部から外す。
本発明の頭部矯正具を用いて、頭部の捩れや歪みを矯正する場合について、図4、図5を参照して説明する。この使用方法は、図4、図5に示すように、頭部矯正具1を横向きにして上方から頭部に装着して矯正を行う方法である。
(1)まず、リング2を上方から頭部にかぶせるようにして頭部矯正具1を横向きにして頭部外周にセットする。
(2)ツマミ9を回転させてボルト4を回転させ、四つの押し当て具3を、リング2に囲われた頭部に向けて進入させる。
(3)頭部に向けて進入させた四個の押し当て具3は、前頭骨11、左右の頭頂骨12、13、後頭骨14に押し当てられ、それらの頭蓋骨構成骨を前後左右から押して強制的に内側へ動かす。
(4)頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態でツマミ9の回転を止めて、押し当て具3の位置を固定し、頭蓋骨構成骨を強制的に動かした状態を保持して所定時間を経過させる。
(5)所定時間が経過することで、前記各頭蓋骨構成骨の組み合わせが正され、頭部の歪み、捩れが矯正される。
(6)矯正が終了したら、ツマミ9を回してボルト4を回転させ、押し当て具3をリング2の外側へ後退させて頭部への押し当てを解除し、頭部矯正具1を頭部から外す。
(実施形態2)
本発明の頭部矯正具のリングは、図6のように二つの半円状のリング2a、2bを対向させて連結したものでもよい。この場合、二つの半円状のリング2a、2bの端部を内側と外側に重ね、一方の半円状のリング2a又は2bに丸孔5aを、他方のリング2b又は2aに長孔5bをあけ、その丸孔と長孔に螺子またはボルトを差込んで両リング2a又は2bを対向方向にスライド可能とすることもできる。
本発明の頭部矯正具のリングは、図6のように二つの半円状のリング2a、2bを対向させて連結したものでもよい。この場合、二つの半円状のリング2a、2bの端部を内側と外側に重ね、一方の半円状のリング2a又は2bに丸孔5aを、他方のリング2b又は2aに長孔5bをあけ、その丸孔と長孔に螺子またはボルトを差込んで両リング2a又は2bを対向方向にスライド可能とすることもできる。
(実施形態3)
本発明の頭部矯正具のリングは、図7(a)のように内径の異なる二つの半円状のリング2a、2bを対向させて連結し、その二つの半円状のリング2a、2bの一方を、連結部を中心として他方側に回転させて、図7(b)のように二つの半円状のリング2a、2bを内側と外側に重ねて折り畳むようにすることもできる。
本発明の頭部矯正具のリングは、図7(a)のように内径の異なる二つの半円状のリング2a、2bを対向させて連結し、その二つの半円状のリング2a、2bの一方を、連結部を中心として他方側に回転させて、図7(b)のように二つの半円状のリング2a、2bを内側と外側に重ねて折り畳むようにすることもできる。
(実施形態4)
押し当て具3に取り付けられたボルト4をリング2と着脱自在とし、リング2に螺子孔5を前記図1〜図5に示す位置以外にも多数開口しておき、各押し当て具3を任意の螺子孔5に取り付け可能として、押し当て具3を任意の取り付け位置に取り付け可能とすることもできる。
押し当て具3に取り付けられたボルト4をリング2と着脱自在とし、リング2に螺子孔5を前記図1〜図5に示す位置以外にも多数開口しておき、各押し当て具3を任意の螺子孔5に取り付け可能として、押し当て具3を任意の取り付け位置に取り付け可能とすることもできる。
(実施形態5)
本発明の頭部矯正具においては、リング2に前記図1〜図5の螺子孔5に代えて長孔を開口して、各長孔に挿通されて備えられた押し当て具3のボルト4を長孔に沿ってスライドさせて、押し当て具3を所望の位置に移動可能とすることもできる。この場合、ボルト4のリング内側と外側の両側にナットを備える等して、押し当て具3を所望位置で固定できるようにする。
本発明の頭部矯正具においては、リング2に前記図1〜図5の螺子孔5に代えて長孔を開口して、各長孔に挿通されて備えられた押し当て具3のボルト4を長孔に沿ってスライドさせて、押し当て具3を所望の位置に移動可能とすることもできる。この場合、ボルト4のリング内側と外側の両側にナットを備える等して、押し当て具3を所望位置で固定できるようにする。
(その他の実施形態)
押し当て具3のリング内側への突出寸法の調整は、前記図1〜図5に示すボルト4及び螺子孔5による進入・後退には限られず、押し当て具3の進入、後退、位置決めといったリング内側への突出寸法の調整が可能であれば、任意の構造によって行うことができる。従って、例えば、螺子の切られていないスライド棒を押し当て具3に備え、螺子の切られていない通孔をリング2に開口し、そのスライド棒を通孔にスライド可能に挿通して押し当て具3を進入・後退させることができるようにすることもできる。この場合、スライド棒又は通孔のいずれかに、スライド棒の位置決めを行うことを可能とする係止機構を備えておき、押し当て具3を位置決め可能とする。
押し当て具3のリング内側への突出寸法の調整は、前記図1〜図5に示すボルト4及び螺子孔5による進入・後退には限られず、押し当て具3の進入、後退、位置決めといったリング内側への突出寸法の調整が可能であれば、任意の構造によって行うことができる。従って、例えば、螺子の切られていないスライド棒を押し当て具3に備え、螺子の切られていない通孔をリング2に開口し、そのスライド棒を通孔にスライド可能に挿通して押し当て具3を進入・後退させることができるようにすることもできる。この場合、スライド棒又は通孔のいずれかに、スライド棒の位置決めを行うことを可能とする係止機構を備えておき、押し当て具3を位置決め可能とする。
押し当て具3の数、形状、サイズ、取り付け位置等は、前記図1〜図5に示すものには限られず、任意とすることができる。従って、例えば、押し当て具3を二個、リング2の長手方向両端部にのみ取り付けること等もできる。
また、リング2を顔部と頭部のうちいずれか一方にのみ適合する形状、大きさ等に形成し、頭部矯正具1を顔部矯正専用又は頭部矯正専用とすることもできる。
本発明の頭部矯正具は、頭部の捩れや歪みの矯正のみならず、脚、腕、首、胴体等、身体の他の部分の捩れや歪みの矯正にも応用することができる。
1 頭部矯正具
2 リング
3 押し当て具
4 ボルト
5 螺子孔
6 本体
7 クッション材
8 ジョイント具
9 ツマミ
11 前頭骨
12、13 頭頂骨
14 後頭骨
15 下顎骨
2 リング
3 押し当て具
4 ボルト
5 螺子孔
6 本体
7 クッション材
8 ジョイント具
9 ツマミ
11 前頭骨
12、13 頭頂骨
14 後頭骨
15 下顎骨
Claims (5)
- 頭部の周囲を囲むことのできるリングに、リングで囲まれる頭部の頭蓋骨構成骨に押し当てることのできる押し当て具がリングの内側に突出して二以上設けられ、夫々の押し当て具はリングの内側への突出寸法を調節可能にリングに設けられ、夫々の押し当て具は突出寸法の調節により前記頭蓋骨構成骨に押し当ててそれら頭蓋骨構成骨を強制的に動かすことにより頭部の歪みや捩れを矯正可能であることを特徴とする頭部矯正具。
- 請求項1記載の頭部矯正具において、リング上の押し当て具が二つずつ対称位置又は非対称の位置に配置されたことを特徴とする頭部矯正具。
- 請求項1又は請求項2記載の頭部矯正具において、リングが二つの半円リングの組み合わせで構成され、二つの半円リングは対向方向にスライドして内径調節可能であることを特徴とする頭部矯正具。
- 請求項1又は請求項2記載の頭部矯正具において、リングが二つの半円リングの組み合わせで構成され、二つの半円リングは重ね合せできる方向に折り畳み可能であることを特徴とする頭部矯正具。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の頭部矯正具において、リングに取付けられた押し当て具がリングの周方向に位置調節可能であることを特徴とする頭部矯正具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005317564A JP2007117663A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 頭部矯正具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005317564A JP2007117663A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 頭部矯正具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007117663A true JP2007117663A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38142123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005317564A Pending JP2007117663A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 頭部矯正具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007117663A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114903669A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-08-16 | 云量几何(上海)健康科技有限公司 | 一种颅骨矫形固定器的制造方法及颅骨矫形固定器 |
-
2005
- 2005-10-31 JP JP2005317564A patent/JP2007117663A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114903669A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-08-16 | 云量几何(上海)健康科技有限公司 | 一种颅骨矫形固定器的制造方法及颅骨矫形固定器 |
CN114903669B (zh) * | 2022-05-23 | 2024-05-14 | 云量几何(上海)健康科技有限公司 | 一种颅骨矫形固定器的制造方法及颅骨矫形固定器 |
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