JP2007113988A - Angle sensor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、2軸系の相対角度変位を検出する角度センサの技術分野に属する。 The present invention belongs to the technical field of an angle sensor that detects a relative angular displacement of a biaxial system.
従来の角度センサでは、基板パターンとして設けられた抵抗体に対して、回転変位する軸側に設けられたブラシが接触し、抵抗値の変化により回転変位、つまり角度を検出している(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来の角度センサにあっては、2軸系の相対角度変位を検出するためには、2個の角度センサを設け、差分を演算処理する必要があり、コスト増加、精度低下、レイアウト性の低下が問題となっていた。 However, in the case of the conventional angle sensor, in order to detect the relative angular displacement of the biaxial system, it is necessary to provide two angle sensors and calculate the difference, which increases the cost, decreases the accuracy, and improves the layout. The problem was a decline.
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、コストを抑制でき、精度及びレイアウト性を確保でき、2軸系の相対角度変位を直接検出することができる角度センサを提供することにある。 The present invention has been made by paying attention to the above-mentioned problems, and its object is to reduce costs, ensure accuracy and layout, and directly detect the relative angular displacement of a biaxial system. It is to provide an angle sensor.
上記目的を達成するため、本発明では、検出対象物との相対角度変化を検出する検出素子と、前記検出素子を設置した基板を保持する基板保持部と、前記検出対象物を保持する検出対象物保持部と、前記検出対象物と検出素子とを相対角度変化を検出する配置にし、前記基板保持部と前記検出対象物保持部とを同軸で相対回転変位自在にする回転許容手段と、前記基板保持部と前記検出対象物保持部にそれぞれ基端を接続し、筒形状であり同軸の外側で回転する外側回転軸部、及び前記外側回転部の筒形状の内穴の内側で同軸となるよう回転する内側回転軸部と、前記内側回転軸部の先端から両側の外周方向へ延びた内側アームと、前記外側回転軸部の先端から、前記内側アームと重ならないよう両側の外周方向へ延びた外側アームと、前記内側アーム及び前記外側アームの両端に設けられ、外部の相対回転変位する2系統の入力を行う入力伝達部と、を備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, in the present invention, a detection element that detects a change in relative angle with a detection object, a substrate holding unit that holds a substrate on which the detection element is installed, and a detection object that holds the detection object An object holding unit, an arrangement for detecting a change in relative angle between the detection object and the detection element, and a rotation permissible means for allowing the substrate holding unit and the detection object holding unit to be coaxially and relatively rotationally displaceable, A base end is connected to each of the substrate holding part and the detection object holding part, and is cylindrical and is coaxial inside the outer rotating shaft part that rotates on the outside of the coaxial and the cylindrical inner hole of the outer rotating part. An inner rotating shaft portion that rotates in such a manner, an inner arm that extends in the outer circumferential direction on both sides from the tip of the inner rotating shaft portion, and an outer arm that extends in the outer circumferential direction on both sides so as not to overlap the inner arm from the tip of the outer rotating shaft portion. Said outer arm, Provided on the side arm and both ends of the outer arms, characterized in that it comprises an input transmission unit for inputting the two systems of external relative rotational displacement, the.
よって、本発明にあっては、コストを抑制でき、精度及びレイアウト性を確保でき、2軸系の相対角度変位を検出することができる角度センサを提供できる。 Therefore, according to the present invention, it is possible to provide an angle sensor that can suppress costs, ensure accuracy and layout, and detect a relative angular displacement of a biaxial system.
以下、本発明の角度センサを実現する実施の形態を、実施例1に基づいて説明する。 Hereinafter, an embodiment for realizing an angle sensor of the present invention will be described based on Example 1.
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の角度センサの斜視図である。図2は実施例1の角度センサの平面図である。図3は実施例1の角度センサの底面図である。図4は図2のA−A断面図である。
実施例1の角度センサ1は、ロワケース2に設けられた取り付け部分を固定部材に取り付けて、底面部に配置した、内側クリップホルダ3と外側クリップホルダ4にそれぞれ、2軸系の回転部材を取り付け、相対回転位置を検出する。
First, the configuration will be described.
FIG. 1 is a perspective view of the angle sensor according to the first embodiment. FIG. 2 is a plan view of the angle sensor according to the first embodiment. FIG. 3 is a bottom view of the angle sensor according to the first embodiment. 4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
In the
実施例1の角度センサ1は、ロワケース2、内側クリップホルダ3、外側クリップホルダ4、サーキットホルダ5、マグネットホルダ6、ホールIC7、ICホルダ8、基板9、タップスクリュ10、アッパケース11を主要な構成としている。
ロワケース2は、下面を開放した筒形状である下側筒状部分2aと、上面を開放した筒形状である上側筒状部分2bとを、中央で共有するように貫通穴2cを設け、ハーネスを取り付けるための平面部2dを設け、角度センサ1としての固定部材への取り付け部2eを設けたものである。
The
The
内側クリップホルダ3は、中央にマグネットホルダ6の下端部分を挿入し、且つ一体となって回転するよう係合する中央係合部3aを設ける。また、中央係合部3aから両方の外周側に伸長し、クリップ14の取り付け部分3bを構成する。クリップ14の取り付け部分3bは、略4角筒形状にし、クリップ14を挿入することで、非検出物の回転するレバーの舌片を差し込める部分を形成する。
外側クリップホルダ4は、中央に内側クリップホルダ3の中央係合部3aを貫通させるとともに、サーキットホルダ5の下端部分を挿入し、且つ一体となって回転するよう係合する中央係合部4aを設ける。また、中央係合部4aから両方の外周側に伸長し、クリップ14の取り付け部分4bを構成する。クリップ14の取り付け部分4bは、略4角筒形状にし、クリップ14を挿入することで、非検出物の回転するレバーの舌片を差し込める部分を形成する。
The
The
サーキットホルダ5は、上方が開口した筒状の下面にさらに小さな筒状部分を下方に伸長するように設け、中央で上下に貫通する穴を設ける形状である。上側の筒状の下面と筒外壁により、マグネットホルダ6を回転自在に支持する。その際には、マグネットホルダ6の下端部分6aは、下方に突出する構成にする。また、上側の筒状外壁部分には、ICホルダ8への取り付け凸部5aを180対向した位置に2つ設ける。またこの凸部5aは内側に孔を有する形状にしておく。
マグネットホルダ6は、厚みのある円板形状部分から下方に伸びる下端部分6aを有する形状のもので、円板形状部分の中央には凹みを設けて、ホールIC7が、内部の中央に非接触で位置できるようにする。その凹みの外周側の180対向する2箇所内部には、マグネット6bを設ける。
The
The
ホールIC7は、磁束密度の変化を検出するホール素子と、検出信号の処理回路をワンチップにしたものである。実施例では、2個のホールIC7を用いているが、一体として説明する。
ICホルダ8は、ホールIC7のチップ部分に取り付けて保護するとともに取り扱いを容易にするものであり、両側に伸びた部分には、サーキットホルダ5の凸部5aと係合する係合孔8aを180対向する2箇所に設け、さらに、その内側で上面には、基板9へ係合するための凸部8bを180対向する2箇所に設ける。
The Hall IC 7 has a Hall element that detects a change in magnetic flux density and a detection signal processing circuit in one chip. In the embodiment, two
The
基板9は、ホールIC7の検出信号を角度センサ1の出力となるよう処理する回路が設けられる。なお、ホールIC7も足が基板9に装着され、回路の一部となる。さらに、基板9には、タップスクリュ10用の孔、ホールIC7の足用の孔、ICホルダ8との位置合わせ用の孔を設ける。
また、基板9には、外部に接続するためのハーネス15が接続されている。
タップスクリュ10は、基板9とICホルダ8、基板9とICホルダ8及びサーキットホルダ5を強固に締結する。
アッパケース11は、ロワケース2に組み付けられる部品を保護するように周囲を覆うものである。
The
In addition, a
The
The
次に、実施例1の角度センサ1の組付け構造について説明する。
ロワケース2の上側筒状部分2bにサーキットホルダ5を、下端部分がロワケース2の貫通穴2cから下方に突出するように挿入して組み付ける。これにより、ロワケース2に対して、サーキットホルダ5が回転自在となる。
次に、サーキットホルダ5に上方からマグネットホルダ6を挿入する。その際には、サーキットホルダ5の貫通穴からマグネットホルダ6の下端部分6aが突出するようにする。
Next, the assembly structure of the
The
Next, the
この状態で、ロワケース2の下側筒状部分2aには、貫通穴2cから、サーキットホルダ5の下端部分が下方へ向かって突出し、さらにその内側でマグネットホルダ6の下端部分6aが下方に向かって突出していることになる。
このロワケース2の下側筒状部分2aにおいて、サーキットホルダ5の下端部分に外側クリップホルダ4の中央係合部4aを取り付ける。次に外側クリップホルダ4のクリップ取り付け部分4bと、クリップ取り付け部分4bの回転方向角度の位相を異なるようにした所定回転方向角度で、マグネットホルダ6の下端部分に内側クリップホルダ3の中央係合部3aを取り付ける。
In this state, the lower
In the lower
これにより、以下の動きが可能になる。
つまり、ロワケース2に対してサーキットホルダ5が回転可能になり、サーキットホルダ5に対してマグネットホルダ6が回転可能になる。サーキットホルダ5に対して外側クリップホルダ4は固定となり、マグネットホルダ6に対して内側クリップホルダ3は固定となる。よって、外側クリップホルダ4と内側クリップホルダ3は、互いの中央係合部3a,4aから外周に延長した部分が干渉しない角度範囲において、ロワケース2に対してつまり絶対的にも、お互いに対してつまり相対的にも回転可能となる。
As a result, the following movements are possible.
That is, the
次に、ホールIC7をICホルダ8で保持し、ICホルダ8の凸部8bを基板9の位置決め孔に係合させ、タップスクリュにより基板9とICホルダ8を固定し、基板9とホールIC7は半田により電気的に接続する。
Next, the Hall IC 7 is held by the
さらに、このように組付けたものを、ホールIC7の下方に突出するよう保持された素子部分を、マグネットホルダ6の中央の凹み部分の空間内部に位置させるように、言い換えると、対向するマグネットの間の空間内に位置させるようにし、基板9の孔とサーキットホルダ5の凸部の孔をタップスクリュ10により固定する。
Further, the element portion held so as to protrude below the
これによって、内側クリップホルダ3と外側クリップホルダ4の相対回転は、マグネットホルダ6とサーキットホルダ5の相対回転になるとともに、マグネット6bに対するホールIC7及びICホルダ8、基板9の相対回転となる。なお、基板9自体を回転させていることは本実施例1の特徴的な構造である。
As a result, the relative rotation between the
次に、基板9と角度センサ1外部との電気的接続を行うハーネス15の組付け構造について、説明する。
ロワケース2の平面部2dには、ハーネス収容部2fとL字突起部2gが設けられる。ロワケース2の長手方向の端部で、かつ平面部2dの端部から長手方向に沿った所定間隔の壁面によりハーネス収容部2fを構成し、さらに、ハーネス収容部2fと筒状部分との間となる平面部2dに、直立し、その先端で長手方向と直角方向に折曲したL字形状のL字突起部2gを設ける。
また、ハーネス15は、輪を作るように折り返してテープ等で固定した折り返し部15aを設ける。また、この折り返し部15aを設ける際には、基板9に電気的に接続させた部分から折り返し部15aまでの長さに余裕を充分に持たせるようにする。その具体的な長さは、折り返し部15aを平面部2dに位置させた際に、基板9が張力など受けずに所定の角度範囲を回転運動できる長さにする。
Next, an assembly structure of the
The
In addition, the
このハーネス15の折り返し部15aをL字突起部2gに引っ掛けるようにし、折り返し部15aから延びる部分をハーネス収容部2fの両壁面の間に挟むようにしてハーネス15を固定する。これにより折り返し部15aから、基板9の取り付け部までが、アッパケース11に対して許容される範囲で、大きくU字状にカーブさせる。
次にアッパケース11によりロワケース2の平面部2dや上側筒状部分2b、基板9、ハーネス15等を覆うようにし、ロワケース2に固定すれば、組付けは完了である。
The
Next, the
次に、内側クリップホルダ3と外側クリップホルダ4のクリップ構造について説明する。
図3、図5に示すように、内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4はそれぞれ2箇所のクリップ取り付け部分を有している。
図6は、クリップの形状を説明するための一部断面図である。
図5、図6に示すようにクリップ14は、四角孔形状のクリップ取り付け部分3b,4bに対して、両側の側壁と側壁を接続する部分を設け、さらに側壁を接続する部分には、開口を設けてクリップ取り付け部分3b,4bの内部と係合させる構造にする。またさらに、側壁を接続する部分は、図6に示すように上部で下方に向かって折り返し、さらに下方先端をテーパ状に折曲させている。この折り返した部分は、クリップ取り付け部分の壁面との間に所定の隙間を有するよう構成する。
Next, the clip structure of the
As shown in FIGS. 3 and 5, the
FIG. 6 is a partial cross-sectional view for explaining the shape of the clip.
As shown in FIGS. 5 and 6, the
これにより、この隙間に板状のものを差し込むと、折曲部分がばねとなり、板状のものは、ばね性によりクリップ取り付け部分3b,4bの壁面に押し付けられて固定される。
また、この押し付け方向は、図7に示すように、内側クリップホルダ3、外側クリップホルダ4ともに左右で上下逆となるようにする。言い換えると同じ回転方向となるようにする。
Thereby, when a plate-shaped object is inserted into the gap, the bent portion becomes a spring, and the plate-shaped object is pressed against the wall surfaces of the
Further, as shown in FIG. 7, the pressing direction of the
次に仮止ピン構造について説明する。
ロワケース2の下側筒状部分2aには、仮止ピン16の差込み口2hを設ける。仮止ピン16は、所定の間隔で並行な2つの差込み部分を有するものである。
図3は説明上、仮止ピン16をロワケース2に差し込んだ状態を示す。
仮止ピン16をロワケース2に差し込んだ状態では、2つの差込み部分の間に、内側クリップホルダ3のクリップ取り付け部分が挿入されて位置が保持され、且つ、2つの差し込み部分の先端が、サーキットホルダ5の下端部分と係合している外側クリップホルダ4に当接して、外側クリップホルダ4が内側クリップホルダ3と90度の位相をなす状態で保持される。
Next, the temporary pin structure will be described.
The lower
FIG. 3 shows a state in which the
In the state in which the
次に作用を説明する。
[デバイスへの取り付けについて]
実施例1の角度センサ1に取り付けるデバイス17は、図8に示すように、内側レバー17aと外側レバー17bが相対回転する出力部となっており、内側レバー17aと外側レバー17bはそれぞれ回転中心より外側で軸方向に伸びた舌片を2つずつ設けるようにする。
この舌片を角度センサ1の内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4のクリップを取り付けた部分3b,4bに差し込むように固定する。
Next, the operation will be described.
[Attaching to the device]
As shown in FIG. 8, the
The tongue pieces are fixed so as to be inserted into the
ところで、このデバイス17への取り付けでは、問題点がある。
内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4では、初期位置の規制がないため、デバイス17に取り付ける際には、取り付け部の位置調整を行う必要がある。しかしながら、取り付け部分3b,4bがロワケース2内部であるため、位置調整が困難であり、従来に対し、相対角度変位が生じる内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4では、さらに困難性が増しているという問題点があった。
この課題を実施例1では解決している。
By the way, there is a problem in the attachment to the
In the
This problem is solved in the first embodiment.
[デバイスへの取り付け容易化作用]
実施例1では、ロワケース2に仮止ピン16を差し込むことにより、内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4を90度の位相の位置関係で、かつその位置は、ロワケース2の差込み穴を基準に決まるため、組付け時に位置を調整する必要がなく、デバイス17の取り付けが非常に容易となる。また、組付けの精度もよくなる。実施例1では、ロワケース2の差込み口2hの下部に取り付け穴2iを設け、デバイス17とねじで固定する。このような場合には、互いの取り付け穴を基準にクリップホルダとレバー17a、17bの位置関係が決まるため、非常に組付けが容易になる。
[Easy attachment to device]
In the first embodiment, by inserting the
実施例1の角度センサ1では、ロワケース2に差込み口2hを設けて、仮止ピン16を差込み、デバイス17との組付けを行う。
デバイス17との組付けが終了後に、仮止ピン16を取り外し、デバイス17とロワケース2のねじ止め後にも仮止ピン16用の差込み口2hは、角度センサ1の基板収容部と外部を連通させることがなく、充分な耐水性、絶縁性を確保することができる。
In the
After the assembly with the
さらに、実施例1の角度センサ1では、仮止ピン16をロワケース2に差し込んだ状態では、ロワケース2のデバイス17との取り付け穴2iが上方から見て隠れるため、この状態ではねじ止めを行うことができない。そのため、ねじ止めの際には、必ず、仮止ピン16を抜かなければならず、取り外し忘れを防止することになる。
Furthermore, in the
[相対変位角度を直接検出する作用]
実施例1の角度センサ1では、デバイス17の内側レバー17aが回転すると、係合させた内側クリップホルダ3が回転する。すると、内側クリップホルダ3と係合したマグネットホルダ6が回転することになる。すると、マグネットホルダ6の内部では、サーキットホルダ5に取り付けられているホールIC7に対して、マグネットホルダ6が保持するマグネットの角度位置が変更することになる。これによりホールIC7を通る磁束量が変化し、そのことによる検出電圧の変化から相対変位角度の変化が直接検出される。
[Action to detect relative displacement angle directly]
In the
また、デバイス17の外側レバー17bが回転すると、係合させた外側クリップホルダ4が回転する。すると、外側クリップホルダ4と係合したサーキットホルダ5が回転することになる。すると、マグネットホルダ6の内部では、マグネットホルダ6が保持するマグネット6bに対して、サーキットホルダ5に取付けられているホールIC7の角度位置が変更することになる。これによりホールIC7を通る磁束量が変化し、そのことによる検出電圧の変化から相対変位角度の変化が直接検出される。
このように実施例1の角度センサ1では、デバイス17の内側レバー17aと外側レバー17bの動きを別に検出して演算するのではなく、直接相対的な動きを検出することができる。よって、演算や基準位置の誤差などが減り、精度よく相対角度変位を検出することができる。
When the
As described above, in the
[ホールICとマグネットの位置精度向上]
実施例1の角度センサ1では、ホールIC7とマグネット6bとが、介在する別部材の係合により相対回転するため、多くの誤差が蓄積するおそれがあり、これにより精度の低下、位置関係ずれにより出力値の直線性の悪化が問題となる。また、使用される際に衝撃等で位置が変動すると、精度の低下、つまり検出角度誤差の発生となるため問題となる。
これに対し、実施例1ではタップスクリュ10による取り付け構造により、この課題を解決している。
[Position accuracy improvement of Hall IC and magnet]
In the
On the other hand, in the first embodiment, this problem is solved by the mounting structure using the
本実施例1では、ホールIC7、ICホルダ8、基板9のサーキットホルダ5への取り付けは、サーキットホルダ5の凸部5aを、ICホルダ8の係合孔8aに挿入し、基板9の孔からタップスクリュ10をサーキットホルダ5の凸部5aの孔に差し入れて凸部5aを押し広げながらねじ止めされる。そのため、タップスクリュ10取り付け後では、凸部5aとICホルダ8の係合穴の間には、クリアランスが無い状態となる。つまり、サーキットホルダ5とガタなく、一体化する。
In the first embodiment, the
これによって、ICホルダ8の係合孔8aとサーキットホルダ5の凸部5aが、組付け時には、誤差のある状態で、ガタを有して挿入されるが、タップスクリュ10による押し広げで、ガタの無い一体化する状態にされることで、ガタに対してセンタリングされるため、誤差蓄積が吸収され、精度の低下が抑制される。
また、これにより、組付けで位置ずれが生じて、出力値の直線性が悪化することも抑制される。
また、ホールIC7を保持しているICホルダ8を直接サーキットホルダ5に一体化して固定する取り付けになるため、マグネット6bに対するホールIC7の位置が安定する。
この一体化される取り付けは、使用の際の衝撃等を受けた際にも、ガタのない一体化している取り付けは、変化しないため、ガタが増えて精度に影響するようなことがない。
As a result, the
This also suppresses the occurrence of positional displacement during assembly and the deterioration of the linearity of the output value.
In addition, since the
The integrated mounting does not change even when it is subjected to impacts or the like during use, and the integrated mounting without backlash does not change, so that backlash does not increase and does not affect accuracy.
[クリップ部分における角度検出誤差の抑制作用]
本実施例1の角度センサ1では、検出誤差の抑制をクリップ部分においても行っている。
精度のよい角度検出を考えた場合、まず、2軸構造による相対角度変位の検出が考えられる。2軸構造にした場合には、デバイス側との取り付けは、ボルトで固定する構造を考案した。しかしながら、この構造においては、2つの軸に軸ずれが生じた場合、センサ内部に応力が発生し、破損する恐れがある。
[Suppression of angle detection error in clip part]
In the
When considering accurate angle detection, first, detection of relative angular displacement by a biaxial structure can be considered. In the case of a biaxial structure, the device side is devised to be fixed with bolts. However, in this structure, when an axis shift occurs between two axes, stress is generated inside the sensor and may be damaged.
これに対し、本実施例1のように、マグネットホルダ6とサーキットホルダ5の同軸構成にした場合、クリップホルダを中央からそれぞれ一つのアームを出し、一つのクリップでデバイス17側と係合させる構成を考案した。しかしながら、この構造では、相対変位により、回転軸に軸ずれを起こす力が生じ、回転摺動のためのクリアランス分、軸ずれを生じて、それが角度検出誤差になるという問題が生じる。これは、動きのための許容範囲であるが、角度によりそのクリアランス分、動いて角度誤差になるのは、望ましいことではなかった。例えば、それぞれのアームの成す角が180度以下の場合、その角度が小さくなる側の合成方向へ力が働き、許容されるクリアランス分、いっぱいに軸がずれるように動いてしまうのである(図9参照)。
On the other hand, as in the first embodiment, when the
これに対し、本実施例1では、それぞれ相対変位するものを中央の回転部から両側にアーム状の延長部分を設け、それぞれ両側にクリップ取り付け部分3b,4bを設けて、十字に重なる同軸構造にする。これによって、内側クリップホルダ3と外側クリップホルダ4のそれぞれ一方の外周への延長部分(アーム状部分)が180度以下で合成方向へ力を生じても、180度、反対側でも、同様に合成方向へ力が生じることになり、結果的に力が相殺されて、軸ずれ方向への力が生じず、よって軸ずれによる角度検出誤差の発生が抑制される。これにより、精度向上に寄与するデバイス取り付けクリップ構造となる。
On the other hand, in the first embodiment, an arm-like extension portion is provided on both sides from the central rotating portion, and
さらに、このクリップ14は、図7に示すように、内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4のクリップ取り付け部分3b,4bの壁面とクリップ14のバネ部分により、デバイス17の舌片部分を保持する構造である。さらに、両側のクリップ14の押圧方向は、同じ回転方向となるようにしている。
デバイス17の舌片を押さえる構造として、図10に示すようにクリップ14の2つのばね部分によって、両側からデバイス17の舌片を押圧して保持する構造を考案した。しかしながら、この構造では、回転させる力が生じると、ばねの変位を生じるようになり、角度検出に対して、力に応じたばね変位の誤差を生じることになる。
Further, as shown in FIG. 7, the
As a structure for pressing the tongue of the
さらに、図10の構成では、クリップ14とクリップ取り付け部3b,4bとの取り付け誤差が存在することになり、両側から折曲したクリップ14のばね部分の位置誤差も生じることになる。
Furthermore, in the configuration of FIG. 10, there is an attachment error between the
本実施例1では、内側クリップホルダ3、外側クリップホルダ4ともに、クリップ取り付け部3b,4bでは、クリップ14のばね部分と、クリップ取り付け部の壁面によりデバイス17の舌片を挟んで保持する構造であり、一方を固定部材とすることにより、強い荷重によって、デバイス17の舌片を壁面に押し付けるようにして固定状態に保持する。これにより、回転させる力が生じた場合に、一方の回転方向は、固定部材で力を受けるため、力に応じたばね変位の誤差を生じることがない。他方の回転方向は、ばね力により強くデバイス17の舌片を押し付けているため、2つのばね力による荷重より小さい荷重では、力に応じたばね変位の誤差を生じることがない。
In the first embodiment, both the
両側からデバイス17の舌片をばねで押し付けて固定保持するものでは、強い荷重で押し付けるようにしても、両方向からの荷重が相殺し、受けた荷重に対してばね変位分の誤差を生じてしまう。
これに対し実施例1では、使用領域で受ける力が全て、設定した荷重以下であるならば、力に応じたばね変位の誤差を生じることがなく、それを上回る使用があったとしても、設定した荷重を越えた分のみの誤差に抑制することができる。
In the case of pressing and holding the tongue of the
On the other hand, in Example 1, if all the forces received in the use region are equal to or less than the set load, the spring displacement error according to the force does not occur, and even if there is a use exceeding it, it is set. It is possible to suppress the error only by the amount exceeding the load.
さらに、本実施例1では、デバイス17との係合に固定部材の壁面を使用しながらも、クリップ14のばね部分による押圧方向を両側で、同じ回転方向にするため、デバイス17側との取り付け誤差や、取り付け形状誤差などがある場合にも、内側クリップホルダ3又は外側クリップホルダ4の回転と、クリップ14のばね部分の変位によりずれを吸収する。これにより、破損することなく組付けを行う。
つまり、同じ回転方向の設置により、壁面側へのずれを許容しなければならない場合には、内側クリップホルダ3又は外側クリップホルダ4が回転して吸収し、クリップ14のばね変位側へのずれを許容しなければならない場合には、ばね変位で吸収する動きになる。異なる回転方向での設置となると、内側クリップホルダ3又は外側クリップホルダ4が回転して吸収する作用が生じず、ほとんどがクリップ14のばね変位で吸収しなければならず、大きく変位させるためには、荷重を大きくできないために、上記説明したデバイス17側との係合がうまくいかなくなる。
壁面同士、クリップ14のバネ部分同士の回転方向が同じになる設置によって、デバイス17側の保持を良好に行いつつ、ズレ等の吸収をさらに行うことになる。
Furthermore, in the first embodiment, while the wall surface of the fixing member is used for the engagement with the
That is, when it is necessary to allow displacement to the wall surface side by installation in the same rotation direction, the
By setting the rotation directions of the wall surfaces and the spring portions of the
[コストを抑制して基板回転を許容する作用]
本実施例1の角度センサ1では、ホールIC7を基板9に直接接続し、基板9をサーキットホルダ5とともに回転させることによって、コストを抑制しつつ、相対角度変位を直接検出する。そのため、基板9に接続して外部に少なくとも検出信号を出力するハーネス15構造をどのようにするかが問題となる。構造によっては、非常にコストの高いものになってしまうためである。
[Action to control cost and allow substrate rotation]
In the
本実施例1では、通常のハーネス15に充分な余裕を持たせて、基板9の回転を許容している。また、そのハーネス15の固定構造はコストを抑制しつつ、組付けを容易にしたものである。つまり、折り返し部15aをL字突起部2gに引っ掛けるようにし、折り返し部15aから延びる部分をハーネス収容部2fの両壁面の間に挟むだけである。非常に組付けが容易である。また、取り付け構造は、非常にコストを抑制したものとなる。
この状態では、外部からハーネス15を引っ張る力が加えられた際には、L字突起部2gと折り返し部15aにより、その力を受けるため、外部からハーネス15を引っ張ることが基板9の良好な回転を妨げることがない。
In the first embodiment, the
In this state, when a force for pulling the
また、ハーネス15を引っ張る方向に対して、略直交する方向へ動かそうとする力を受けた場合には、ハーネス収容部2fの両壁面の間に挟まれているので、この両壁面で力を受けるのみであり、何ら基板9の良好な回転を妨げることがない。
さらにまた、アッパケース11を装着する状態、装着しない状態にかかわらず、基板9の回転が可能でかつ、ハーネス15を充分に固定できていることは、角度センサ1のデバイス17への取り付け、もしくは角度センサ1の組付け工程において、作業を容易にすることになる。
In addition, when a force is applied to move the
Furthermore, the fact that the
また、基板9に対して、通常のハーネス15を取り付ける安価な構造になり、例えば、回転を許容する電気接続のための金属摺動部品や、回転を容易にするフラットケーブルなどを用いていないため、非常にコストを抑制した構成である。
Moreover, it becomes an inexpensive structure in which a
次に、効果を説明する。
実施例1の角度センサ1にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
Next, the effect will be described.
In the
(1)マグネット6bとの相対角度変化を検出するホールIC7と、ホールIC7を設置した基板9を保持するサーキットホルダ5と、マグネット6bを保持するマグネットホルダ6と、マグネット6bとホールIC7とを相対角度変化を検出する配置にし、サーキットホルダ5とマグネットホルダ6とを同軸で相対回転変位自在にし、サーキットホルダ5とマグネットホルダ6にそれぞれ基端を接続し、筒形状であり同軸の外側で回転するサーキットホルダ下端部、及びサーキットホルダ下端部の筒形状の内穴の内側で同軸となるよう回転するマグネットホルダ下端部6aと、マグネットホルダ下端部6aの先端から両側の外周方向へ延びた内側クリップホルダ3と、サーキットホルダ下端部の先端から、内側クリップホルダ3と重ならないよう両側の外周方向へ延びた外側クリップホルダ4と、内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4の両端に設けられ、外部の相対回転変位する2系統の入力を行うクリップ14を備えるため、コストを抑制でき、精度及びレイアウト性を確保でき、2軸系の相対角度変位を検出することができる。
(1) The
(2)外部からの入力伝達は、内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4に凹部を設けて、クリップ14を収容し、クリップ14のばね部分と凹部の壁面で挟むようにして外部と係合するため、回転する力で生じる角度検出誤差を抑制することができる。また、振動等により検出出力が頻繁に出力されるようなことがないようにできる。
(2) Input transmission from the outside is because the
(3)クリップ14のばね部分は、内側クリップホルダ3及び外側クリップホルダ4の両側において、同じ回転方向へ押圧するよう配置したため、デバイス17との取り付けに余裕を持たせ、デバイス17との軸ずれが生じている場合でも、そのずれを吸収することができる。つまり、誤差を吸収することができる。また、余裕を持たせることで、組付け時に角度センサ1の一部が大きく応力を受けて変形等を起こすことを防止できる。
(3) The spring portion of the
(4)内側クリップホルダ3と前記外側クリップホルダ4が略十字になるよう配置したため、デバイス17との軸合わせが容易になり、さらに組み付け性が向上する。
(4) Since the
(5)サーキットホルダ5とマグネットホルダ6を同軸で回転自在にする手段は、サーキットホルダ5の内部にマグネットホルダ6を同軸で回転自在に収容する構造であるため、コストを抑制した同軸回転構造にでき、ホールIC7とマグネット6bを同軸で回転変位する非接触の検出構造にできる。
(5) The means for allowing the
(6)基板9へのホールIC7の設置は、電気的な接続は直接基板9に行いつつ、ホールIC7の素子部分を保持するICホルダ8を介在させるようにし、ICホルダ8には係合孔8aを設け、サーキットホルダ5には凸部5aを設けて、凸部5aをICホルダ8の係合孔8aに挿入し、凸部5aの外周を膨張させるよう変形するタップスクリュ10で、基板9とサーキットホルダ5、ICホルダ8を締結したため、ガタなく固定することができ、角度誤差を低減することができる。また、ホールIC7とマグネットの相対位置が精度よく保たれ、さらなる誤差低減ができる。
(6) The
(7)マグネット6bとの相対角度変化を検出するホールIC7と、ホールIC7を設置した基板9を保持するサーキットホルダ5と、マグネット6bを保持するマグネットホルダ6と、マグネット6bとホールIC7とを相対角度変化を検出する配置にし、サーキットホルダ5とマグネットホルダ6とを同軸で相対回転変位自在にするようにし、外部の相対回転変位する2系統の入力をそれぞれサーキットホルダ5とマグネットホルダ6へ伝達する外側クリップホルダ4及び内側クリップホルダ3と、基板9と外部との電気的接続を行なうためのハーネス15を設け、ハーネス15の一部を折り返させた折り返し部15aを設け、折り返し部15aを引っ掛けるようにして係止するL字突起部2gを設け、L字突起部2gとハーネス15の折り返し部15aの係止が解除する方向へのハーネス15の動きを制限するハーネス収容部2fを設けたため、コストを非常に抑制した構成により、基板9を回転する構造を成立させることができ、組付け作業を容易にすることができる。
(7) The
(8)L字突起部2gは、基板9から外部へハーネス15を引き出す方向に対して、直交するL字形状部材からなり、ハーネス収容部2fは、基板9から外部へハーネス15を引き出す方向に沿って、所定の間隔の壁面でハーネス15を挟んで保持する両部材からなるため、ハーネス15を外部から引くようなことがあっても、基板9の回転に支障がないようにできる。また、どのような方向へ外部からハーネス15へ力を加えても、基板9の回転に支障がないようにでき、さらに、折り返し部15aの係合が解除されないようにでき、ハーネス15の組付けは容易にできる。
(8) The L-shaped projecting
(9)内側クリップホルダ3と外側クリップホルダ4の位置を組付位置に保持する仮止ピン16を備えるため、デバイス17との組付けを容易にすることができる。
(9) Since the
(10)組付位置は、検出する相対角度が0となる位置であるため、デバイス17への取り付け時に係合させる部分の位置調整を行う必要がなく、容易な取り付けとなる。また、角度センサ1の出力を用いる装置、システムでの初期化を容易にすることができる。
(10) Since the assembly position is a position where the detected relative angle is 0, it is not necessary to adjust the position of the portion to be engaged when attaching to the
(11)仮止ピン16は、取り外さなければ、デバイス17への取り付け孔を覆っているため取り付け作業を行うことができないため、仮止ピン16の取り外し忘れを防止することができ、工程における品質が向上できる。
(11) If the
実施例2は、角度センサ1に、絶対角センサを設けた例である。
図11は実施例2の角度センサ1の断面図である。図12は実施例2の角度センサ1のアッパケース11を省略した側面図である。
The second embodiment is an example in which the
FIG. 11 is a cross-sectional view of the
実施例2では、サーキットホルダ5の上面から外周側にはみ出した基板9部分の下面に、ブラシ13との接触位置により検出抵抗値または検出電圧を異ならせる電極12を設け、電極12下方のロワケース2部分の2箇所にブラシ13を設けて電極12と接触させて、絶対角センサを構成する。
つまり、相対変位を非接触で検出するマグネット6bとホールIC7による相対角度の検出とは別に、サーキットホルダ5のロワケース2に対する絶対回転角度を検出するセンサを設ける。
In the second embodiment, an
That is, a sensor for detecting the absolute rotation angle of the
作用を説明する。
[コストを抑制して相対角と絶対角を検出する作用]
実施例2では、外側クリップホルダ4から入力される外部からの相対角度変位に対し、サーキットホルダ5の回転によるマグネットとホールIC7での相対角度変位の検出に加えて、サーキットホルダ5とともに回転変位する基板9とロワケース2に設置したブラシ13により、絶対角度を検出する。
この構成では、ホールIC7の基板9を用いており、ブラシ13以外に特に部品が多く増えることがなく、非常にコストを抑制して絶対角度を検出する。
さらに、相対角度を検出するセンサと絶対角度を検出するセンサを1つのセンサにするため、レイアウト性が向上する。また、1つのセンサとなることにより、作業工数を低減させることになる。
The operation will be described.
[Action to control relative angle and absolute angle while suppressing cost]
In the second embodiment, relative to the external relative angular displacement input from the
In this configuration, the
Furthermore, since the sensor for detecting the relative angle and the sensor for detecting the absolute angle are made into one sensor, the layout is improved. Moreover, the number of work steps is reduced by using one sensor.
効果を説明する。実施例2の角度センサにあっては、上記(1)の効果に加えて、以下の効果を有する。
(12)サーキットホルダ5の絶対角度を検出するよう、ロワケース2のブラシ13と基板9の電極12を設けたため、コストを抑制して1つの角度センサ1で、相対角度と絶対角度の両方を検出することができ、レイアウト性や作業効率が向上できる。
また、絶対角度が検出できることは、角度センサ1を使用する装置、システムでは非常に有利となる。相対角度検出による制御等を行いながらも、絶対角度から、具体的な制御範囲を知ることができるからである。また、一方の絶対角度が検出できるため、必要に応じて、演算を行えば、他方の絶対角度を得ることもできる。
Explain the effect. The angle sensor according to the second embodiment has the following effect in addition to the effect (1).
(12) Since the
In addition, the ability to detect an absolute angle is very advantageous for devices and systems that use the
(13)サーキットホルダ5を回転自在にする構成は、ロワケース2にサーキットホルダ5を回転自在にする上側筒状部分2bを設けたものであり、絶対角度を検出する手段は、サーキットホルダ5で保持される基板9とロワケース2により検出されるものであるため、基板9を共有してコストを増加させず、非常にコストを抑制した1つの角度センサ1で、相対角度と絶対角度の両方を検出することができ、レイアウト性や作業効率が向上できる。
(13) The
以上、本発明の角度センサを実施例1,実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。 As mentioned above, although the angle sensor of this invention has been demonstrated based on Example 1 and Example 2, it is not restricted to these Examples about a concrete structure, It concerns on each claim of a claim Design changes and additions are allowed without departing from the scope of the invention.
実施例では、検出対象物をマグネット6bとし、検出素子をホールIC7としたが、他のものであってもよい。例えば、マグネットとMRセンサ、フォトインタラプタとスリット又は反射部材、発光素子と受光素子、電極とブラシなどである。
In the embodiment, the detection object is the
回転許容手段は、実施例では、ロワケース2の上側筒状部分2bでサーキットホルダ5を回転自在に摺動させるよう受け、サーキットホルダ5の内部でマグネットホルダ6を回転自在に摺動させるよう受ける構造であったが、軸受けを用いることにより回転を許容する構成であってもよい。
In the embodiment, the rotation permitting means has a structure in which the upper
なお、実施例1、実施例2の角度センサについて、応用例として特に有用な例を以下に説明する。
図13は自動変速機のセレクトアシスト装置の説明図である。図14は自動変速機のセレクトアシスト装置のセレクト部の説明図である。
自動変速機のセレクトアシスト装置は、セレクトレバー511によるセレクト操作において、アシストを行う装置である。
回転軸519に対してそれぞれ回転可能に設けた第1回転部513と第2回転部517は、第1回転部513に設けた遊び溝513aと、第2回転部517に設けた突起517aの係合により、所定回転角度のみ、相対変位が可能で、この範囲を超えると突起517aと遊び溝513aの端部が係合して、連結した動きとなるものである。
Note that examples of the angle sensors of the first and second embodiments that are particularly useful as application examples will be described below.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a select assist device for an automatic transmission. FIG. 14 is an explanatory diagram of the selection unit of the selection assist device of the automatic transmission.
The select assist device of the automatic transmission is a device that assists in the select operation by the
The first
この第1回転部513には、セレクトレバー511、セレクトノブ512を設けて、セレクト操作の入力を行うようにし、チェック機構514を設けて、図示しないばねで押圧される先端部514aがチェックプレート514bの溝514cを移動することで、セレクト時の節度感を生成する。
第2回転部516には、レバー518を設けて自動変速機55の制御レバー551とケーブル54で連結する。また、第2回転部516には、ウォームホイール516を設けてアクチュエータ52のウォーム521と係合させ、アクチュエータ52により回転動作を行うようにする。
The first
The second
この第1回転部513と第2回転部517の相対角度変位を角度センサ1で検出し、コントローラ53へ出力する。コントローラ53は、図14の遊び溝513aの中央に突起517aが位置する相対変位の許容量の中点になるようアクチュエータ52を制御する。
すると、セレクトレバー511の操作による第1回転部513の回転に追従するよう第2回転部517がアクチュエータ52の制御駆動で回転し、機械的に連結しない状態に保ちつつ、ケーブル54による自動変速機55への操作入力を行うのである。これにより、現存する機械式のセレクトレバーに対して、非常に小さいセレクトレバーにしても、軽い力の操作で自動変速機へのセレクト操作入力が可能となるのである。
The relative angular displacement between the first
Then, the
また、アクチュエータ52が作動不能な異常時でも、遊び溝513aの端部と突起517aを当てて、機械的に連結させて、さらに操作すれば、非常時の手動入力が可能である。
また、通常時は、チェック機構514のみの節度感となるため、自在な軽い操作フィーリングを実現できるのである。
Further, even when the
In addition, since the moderation feeling of only the
この自動変速機のセレクトアシスト装置においては、第1回転部513と第2回転部517の相対変位角度を中点に近づけるよう制御するため、相対変位角度の検出には、高い精度が要求される。
そのため、実施例1、2に示す角度センサ1は、直接相対角度変位を精度高く検出でき、コストを抑制できるため、自動変速機のセレクトアシスト装置への応用が有利である。
In this automatic transmission select assist device, since the relative displacement angle of the
For this reason, the
さらに、実施例2のように、どちらかの絶対角度を検出できることは、絶対的な位置を見ながら制御を行うことができ、さらに良好なアシスト制御を可能にする。
但し、本角度センサは、相対角度変位を検出するものであれば、上記応用例に限らず応用すればよい。
Furthermore, the ability to detect either absolute angle as in the second embodiment enables control while looking at the absolute position, and enables better assist control.
However, this angle sensor is not limited to the application example described above as long as it detects a relative angular displacement.
1 角度センサ
2 ロワケース
2a 下側筒状部分
2b 上側筒状部分
2c 貫通穴
2d 平面部
2e 取り付け部
2f ハーネス収容部
2g L字突起部
2i 取り付け穴
2h 差込み口
3 内側クリップホルダ
3a 中央係合部
3b 取り付け部分
3c 壁面
4 外側クリップホルダ
4a 中央係合部
4b 取り付け部分
4c 壁面
5 サーキットホルダ
5a 凸部
6 マグネットホルダ
6a 下端部分
6b マグネット
7 ホールIC
8 ICホルダ
8a 係合孔
8b 凸部
9 基板
10 タップスクリュ
11 アッパケース
12 電極
13 ブラシ
14 クリップ
14a ばね部分
15 ハーネス
15a 折り返し部
15b U字屈曲部
16 仮止ピン
17 デバイス
17a 内側レバー
17b 外側レバー
51 セレクト部
511 セレクトレバー
512 セレクトノブ
513 第1回転部
513a 遊び溝
514 チェック機構
514a 先端部
514b チェックプレート
514c 溝
516 ウォームホイール
517 第2回転部
517a 突起
518 レバー
519 軸
52 アクチュエータ
521 ウォーム
53 コントローラ
54 ケーブル
55 自動変速機
551 制御レバー
DESCRIPTION OF
8
Claims (13)
前記検出素子を設置した基板を保持する基板保持部と、
前記検出対象物を保持する検出対象物保持部と、
前記検出対象物と検出素子とを相対角度変化を検出する配置にし、前記基板保持部と前記検出対象物保持部とを同軸で相対回転変位自在にする回転許容手段と、
前記基板保持部と前記検出対象物保持部にそれぞれ基端を接続し、筒形状であり同軸の外側で回転する外側回転軸部、及び前記外側回転部の筒形状の内穴の内側で同軸となるよう回転する内側回転軸部と、
前記内側回転軸部の先端から両側の外周方向へ延びた内側アームと、
前記外側回転軸部の先端から、前記内側アームと重ならないよう両側の外周方向へ延びた外側アームと、
前記内側アーム及び前記外側アームの両端に設けられ、外部の相対回転変位する2系統の入力を行う入力伝達部と、
を備える、
ことを特徴とする角度センサ。 A detection element for detecting a change in relative angle with the detection object;
A substrate holding unit for holding a substrate on which the detection element is installed;
A detection object holding unit for holding the detection object;
A rotation permitting means for arranging the detection object and the detection element to detect a relative angle change, and allowing the substrate holding part and the detection object holding part to be coaxially and relatively rotationally displaceable;
A base end is connected to each of the substrate holding part and the detection object holding part, and the outer rotating shaft part that is cylindrical and rotates on the outer side of the coaxial, and coaxial on the inner side of the cylindrical inner hole of the outer rotating part. An inner rotating shaft that rotates to become
An inner arm extending in the outer peripheral direction on both sides from the tip of the inner rotating shaft part;
An outer arm extending in the outer circumferential direction on both sides so as not to overlap the inner arm from the tip of the outer rotating shaft part;
An input transmission unit that is provided at both ends of the inner arm and the outer arm, and performs two systems of external relative rotational displacement;
Comprising
An angle sensor characterized by that.
前記入力伝達部は、
各アームの凹部を設けて、クリップを収容し、クリップのばね部分と凹部の壁面で挟むようにして外部と係合する、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to claim 1.
The input transmission unit is
Each arm is provided with a recess to accommodate the clip and engage with the outside so as to be sandwiched between the spring portion of the clip and the wall surface of the recess.
An angle sensor characterized by that.
前記クリップのばね部分は、
各アームの両側において、同じ回転方向へ押圧するよう配置した、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to claim 2,
The spring portion of the clip is
Placed to press in the same direction of rotation on both sides of each arm,
An angle sensor characterized by that.
前記内側アームと前記外側アームが略十字になるよう配置した、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to any one of claims 1 to 3,
Arranged so that the inner arm and the outer arm are substantially cross-shaped,
An angle sensor characterized by that.
前記回転許容手段は、
前記基板保持部の内部に前記検出対象物保持部を同軸で回転自在に収容する構造である、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to any one of claims 1 to 4,
The rotation permission means is
The detection object holding part is coaxially and rotatably accommodated inside the substrate holding part,
An angle sensor characterized by that.
前記基板への前記検出素子の設置は、電気的な接続は直接基板に行いつつ、検出素子の素子部分を保持する保持部を介在させるようにし、保持部には取り付け孔を設け、
前記基板保持部には凸部を設けて、凸部を前記保持部の取り付け孔に挿入し、凸部の外周を膨張させるよう変形するタップスクリュで、基板と基板保持部、保持部を締結した、
ことを特徴とする角度センサ。 In the angle sensor according to any one of claims 1 to 5,
The detection element is installed on the substrate, while the electrical connection is made directly to the substrate, a holding part for holding the element part of the detection element is interposed, and a mounting hole is provided in the holding part,
The substrate holding portion is provided with a convex portion, the convex portion is inserted into the mounting hole of the holding portion, and the substrate, the substrate holding portion, and the holding portion are fastened with a tap screw that deforms to expand the outer periphery of the convex portion. ,
An angle sensor characterized by that.
前記検出素子を設置した基板を保持する基板保持部と、
前記検出対象物を保持する検出対象物保持部と、
前記検出対象物と検出素子とを相対角度変化を検出する配置にし、前記基板保持部と前記検出対象物保持部とを同軸で相対回転変位自在にする回転許容手段と、
外部の相対回転変位する2系統の入力をそれぞれ前記基板保持部と前記検出対象物保持部へ伝達する入力伝達手段と、
前記基板と外部との電気的接続を行なうためのハーネスを設け、
前記ハーネスの一部を折り返させた折り返し部を設け、
前記折り返し部を引っ掛けるようにして係止する係止部を設け、
前記係止部と前記ハーネスの折り返し部の係止が解除する方向へのハーネスの動きを制限する係合収容部を設けた、
ことを特徴とする角度センサ。 A detection element for detecting a change in relative angle with the detection object;
A substrate holding unit for holding a substrate on which the detection element is installed;
A detection object holding unit for holding the detection object;
A rotation permitting means for arranging the detection object and the detection element to detect a relative angle change, and allowing the substrate holding part and the detection object holding part to be coaxially and relatively rotationally displaceable;
Input transmission means for transmitting two types of externally rotationally input inputs to the substrate holder and the detection object holder, respectively.
Provide a harness for electrical connection between the substrate and the outside,
A folded portion is formed by folding a part of the harness,
A locking part is provided to lock the folded part so as to be hooked,
An engagement accommodating portion is provided for restricting the movement of the harness in a direction in which the engagement between the engagement portion and the folded portion of the harness is released.
An angle sensor characterized by that.
前記係止部は、
基板から外部へハーネスを引き出す方向に対して、直交するL字形状部材からなり、
前記係合収容部は、
基板から外部へハーネスを引き出す方向に沿って、所定の間隔の壁面でハーネスを挟んで保持する両部材からなる、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to claim 7.
The locking portion is
It consists of an L-shaped member orthogonal to the direction of pulling out the harness from the board to the outside,
The engagement accommodating portion is
Along the direction of drawing the harness from the substrate to the outside, it consists of both members that hold the harness between the walls with a predetermined interval,
An angle sensor characterized by that.
前記内側アームと前記外側アームの位置を組付位置に保持する仮止め手段を備える、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to claim 1.
A temporary fixing means for holding the positions of the inner arm and the outer arm at the assembly position;
An angle sensor characterized by that.
前記組付位置は、
検出する相対角度が0となる位置である、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to claim 9.
The assembly position is
It is a position where the relative angle to detect is 0.
An angle sensor characterized by that.
前記仮止め手段は、取り外さなければ、次の工程ができない位置に設けられている、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to claim 9 or 10,
The temporary fixing means is provided at a position where the next process cannot be performed unless it is removed.
An angle sensor characterized by that.
前記基板保持部又は前記検出対象物保持部の絶対角度を検出する絶対角度検出手段を設けた、
ことを特徴とする角度センサ。 The angle sensor according to claim 1.
Provided with an absolute angle detection means for detecting an absolute angle of the substrate holding part or the detection object holding part;
An angle sensor characterized by that.
前記回転許容手段は、装置本体に前記基板保持部を回転自在にする受け部を設けたものであり、
前記絶対角度検出手段は、
前記基板保持部で保持される基板と前記装置本体により検出されるものである、
ことを特徴とする角度センサ。
The angle sensor according to claim 12,
The rotation permission means is provided with a receiving portion that allows the substrate holding portion to rotate in the apparatus main body,
The absolute angle detection means includes
The substrate held by the substrate holding unit and detected by the apparatus main body,
An angle sensor characterized by that.
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JP2008151787A (en) * | 2006-12-13 | 2008-07-03 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | Encoder, lid for the encoder equipped with strain relief device, and encoder system equipped with them |
JP2008300790A (en) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Tamagawa Seiki Co Ltd | Bobbin structure of differential transformer |
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