JP2007111714A - トーチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガストーチやプラズマトーチに於けるガスの供給系に電磁弁機構を構成する。
【解決手段】トーチAは、供給されたガスを先端から被加工材に向けて噴射して目的の加工を行うトーチであって、トーチ本体1に設けられたガス接続部3と、直線状に貫通したガスの通孔11bを有し一方側にガス接続部3に接続されるねじ部11cを形成すると共に他方側にノズル17を形成した基体11と、ノズル17側に装着され軸心11aと一致した軸心12dに沿って貫通した流路16を有しターミナル22を接続するねじ部12fを形成したコア12と、流路16に摺動可能に配置されたプランジャ13と、プランジャ13をノズル17を遮蔽するように付勢するばね14と、コア12に嵌装されプランジャ13をノズル17から離隔するように駆動するコイル15と、からなる電磁弁機構Bを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラズマトーチやガストーチ等のように、供給されたガスを先端に取り付けたノズルや火口から被加工材に向けて噴射することで目的の加工を行うトーチに関するものである。
プラズマトーチは、電極とノズルとで構成された空間にガスを供給し、電極とノズルとの間で放電させてプラズマ化させたプラズマジェットをノズルから被加工材に向けて噴射させることで、切断や溶接等の加工を行うものである。またガストーチは、先端に取り付けた火口に燃料ガスと予熱酸素を供給して燃焼させた火炎によって被加工材を加熱して溶接し、或いは被加工材の加熱部位に切断酸素を噴射して切断するものである。
上記の如きトーチは、手動操作される小型の走行台車や、自動制御される大型の走行台車に搭載されて使用される。手動操作される走行台車に搭載された場合、トーチに対するガスの供給,遮断操作も手動で行われる。また自動制御される走行台車に搭載された場合、ガスの供給,遮断はフレームに配置された電磁弁の制御によって行われる。
特に、トーチがガス切断トーチ、或いはプラズマ切断トーチであり、これらの切断トーチがレールに沿って走行するフレームを有する数値制御(NC)切断装置に搭載されたものであるような場合、切断トーチはフレームに横行可能に配置されたキャリッジに搭載されており、この切断トーチに対するガスの供給を制御する電磁弁はフレーム或いはキャリッジに固定され、切断トーチと電磁弁の間をホースで接続しているのが一般的である。
上記装置では、電磁弁の下流側にホースの内径及びトーチのガス通路の内径とこれらを加えた長さからなる空間が構成されることとなり、電磁弁を開放した後、ガスが前記空間を通ってトーチの先端に設けた火口或いはノズルに到達するまでに時間がかかる。このため、電磁弁を開閉するタイミングをホースの長さ等を考慮して設定することが行われている。
上記の如く、トーチと電磁弁との間の距離が長くなった場合、実際にトーチからガスを噴射すべき時点と電磁弁を開放すべき時点との間に時間差を設けることが必要となり、電磁弁の制御タイミングの設定が煩雑になるという問題がある。
特に、トーチがプラズマ切断トーチであるような場合、該プラズマ切断トーチに装着した電極はプラズマアークを形成する毎に消耗するが、電極に対する通電を停止してプラズマアークを消火する際に該電極の周辺に酸化性ガスの供給が継続している場合、消耗度合いが大きくなる。電磁弁から電極に至るガス通路の容積が大きいと該通路内部の圧力が大気圧まで下降するのに時間がかかり、電極の周辺にいつまでも酸化性ガスが供給された状態となってしまうという問題がある。
上記問題を解決するために、電磁弁を直接トーチに取り付けてしまうことが好ましいが、従来の電磁弁は、ガスの流通方向とガスの流通及び遮断を制御する制御機能の設置方向が直交しているため、トーチに直接取り付けることができないという問題がある。
本発明の目的は、ガスの供給系に電磁弁機構を取り付けたトーチを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るトーチは、供給されたガスを先端から被加工材に向けて噴射して目的の加工を行うトーチであって、トーチ本体に設けられたガス接続部と、直線状に貫通したガスの通孔を有し該通孔の一方側に前記ガス接続部に接続される接続部を形成すると共に他方側にノズルを形成した基体と、前記基体のノズル側に装着され前記基体に設けた通孔の軸心と一致した軸心に沿って貫通したガスの流路を有し該流路のノズルとは反対側にガスを供給する供給部材を接続する接続部を形成したコアと、前記コアに形成された流路に摺動可能に配置されたプランジャと、前記プランジャを基体に形成されたノズルを遮蔽するように付勢する付勢部材と、前記コアに嵌装され前記プランジャを基体に形成されたノズルから離隔するように駆動するコイルと、からなる電磁弁機構を有して構成されたものである。
本発明に係るトーチでは、トーチ本体に設けたガス接続部に、基体を接続すると共に該基体に内部に摺動可能にプランジャを配置し外周にコイルを嵌装したコアを接続することによって、これらの基体とコアを貫通したガスの流路を構成することができる。このため、ガスの流路から直交する方向に突起した突起物をなくして電磁弁機構を設けたトーチを構成することができる。
このため、本発明のトーチでは、トーチ本体に電磁弁機構を設けたことにより、該電磁弁機構の開閉に伴うガスが火口やノズルから噴射,遮断する際の応答時間を短くすることが可能となり、被加工材に対するガスの噴射タイミングと電磁弁機構の制御タイミングとの設定が容易となる。
特に、トーチがプラズマ切断トーチであるような場合、ガスの遮断操作をした後、電極の周辺に流れる酸化性ガスの量や時間を短くすることが可能となり、電極に対する通電の停止とのタイミングの調整が容易になる。このため、電極の消耗を軽減させることができる。
更に、電磁弁機構と火口或いはノズルまでのガス通路の容積が小さくなるため、加工が終了してガスの流通を遮断したとき、大気中に無駄に排出されるガスの量を小さくすることが可能となり、コストを軽減することができる。
以下、本発明に係るトーチの最も好ましい実施形態について説明する。本発明のトーチは、トーチ本体に設けたガス接続部に、基体とコア,プランジャ,コイルからなる電磁弁機構を直接接続して構成することで、電磁弁機構の下流側に於けるガス流路の容積を小さくし、これにより、電磁弁機構の制御に対するガスの噴射及び遮断の応答時間を短縮することを可能としたものである。
本発明に於いて、トーチとしてはガスの供給を受けて目的の作業を行うようにしたものであれば良く、供給すべきガスを限定するものではない。このようなトーチとしては、例えば、トーチ本体の先端に取り付けた溶接火口に対し燃料ガスや支燃ガスを供給して火炎を形成し、この火炎によって被加工材を溶融させて溶接するガス溶接トーチや、トーチの先端に取り付けた切断火口に対し燃料ガスや支燃ガス及び切断酸素を供給し、燃料ガスと支燃ガスとを燃焼させた火炎によって被切断材を予熱し、その後、切断酸素を噴射して切断するガス切断トーチがある。またトーチ本体に装着した電極の周囲に窒素を供給し、電極とノズルとの間及びは電極と被加工材との間で通電させてプラズマアークを形成し、このプラズマアークによって被加工材を溶融させて溶接するプラズマ溶接トーチや、電極の周囲に酸素を供給し、この酸素をプラズマ化してノズルから被加工材に向けて噴射することで、被加工材を切断するプラズマ切断トーチがある。
本発明のトーチは上記何れのトーチであっても良く、対象となるガスとしては、ガス溶接トーチ,ガス切断トーチに於ける燃料ガス、支燃ガス及び切断酸素があり、これらの全ての接続部に、或いは選択された接続部に構成することが可能である。またプラズマ溶接トーチ,プラズマ切断トーチに於ける窒素や酸素或いは空気等のプラズマガスがあり、更に、プラズマアークの周囲に供給する二次気流,三次気流を構成する酸素や空気等のシールドガスがあり、これらの全ての接続部に、或いは選択された接続部に構成することが可能である。
トーチのガス接続部に接続される電磁弁機構は、基体と該基体に装着されたコアを貫通させてガスの流路を形成することで、略直線状のガス流路を構成し、この流路にノズル及び該ノズルを遮蔽,開放するプランジャを配置し、且つコアの外周にプランジャをノズルから離隔させるコイルを装着することによって、流路から交叉する方向に突起する突起物をなくしてガスの遮断及び流通を行えるように構成されている。
従って、本発明のトーチでは、あたかもガスが流通するホース或いは配管の一部が太くなった程度の形状でガスの流通及び遮断を制御することが可能となり、配管系全体の容積を大きくすることがない。このため、トーチに於けるガス供給側の寸法を大きくすることなく、簡単な構造でガス噴射の応答時間を短縮することが可能となる。
以下、本実施例に係る電磁弁機構の構成について図を用いて説明する。図1はトーチの構成を説明する図である。図2はトーチのガス接続部に接続した電磁弁機構の構成を説明する断面図である。図3は基体の構成を説明する図である。図4はコアの構成を説明する図である。
図1に示すトーチAはプラズマ切断トーチとして構成されている。このプラズマ切断トーチには、トーチ本体1の先端にプラズマアークを噴射するノズル2が着脱可能に取り付けられており、該ノズル2の内部に図示しない電極が着脱可能に取り付けられている。またトーチ本体1の上端には、電極の周囲にプラズマガスを供給するためのガス接続部3が設けられると共に、電極及びノズル2を冷却する冷却水の供給及び排出を行うための冷却水接続部4a,4bが設けられている。更に、トーチ本体1の上端側には、電極に通電するためのケーブル(図示せず)、及びノズル2に通電するためのケーブル(図示せず)が夫々接続し得るように構成されている。
トーチAを構成するトーチ本体1の上端部に設けたガス接続部3に電磁弁機構Bが構成されている。また電磁弁機構Bは、トーチ本体1の上端側に設けたトーチカバー5によって保護されている。更に、電磁弁機構Bにはホース6が接続されており、該ホース6が図示しないプラズマガスの供給源に接続されることで、トーチAに取り付けた電極の周囲にプラズマガスを供給し得るように構成されている。
次に、電磁弁機構Bの構成について図2〜図4により説明する。電磁弁機構Bは、基体11と、基体11に装着されたコア12と、コア12の内部に配置されたプランジャ13と、プランジャ13を付勢する付勢部材14と、プランジャ13を吸引するコイル15と、を有して構成されている。そして基体11とコア12を貫通して流路16が形成されている。
基体11の中心軸11aに一致して且つ該基体11を貫通して流路16の一部を構成する通孔11bが形成されている。また基体11の一方側の面(図に於ける上側の面)には中心軸11a、通孔11bと一致してノズル17が形成されており、該ノズル17と同一軸心上に且つノズル17よりも高くリング状の突起18が形成されている。この突起18の外周面にはねじ部18aが形成され、且つ端面にはリング状の溝が形成され、該溝にOリング19が嵌装されている。
基体11を貫通して形成された通孔11bのノズル17とは反対側の面には、トーチ本体1に設けたガス接続部3に接続される接続部となるねじ部11cが形成されている。このねじ部11cには袋ナット20aを有する継手20が接続されており、この継手20の袋ナット20aを前記ガス接続部3に締結することで、基体11をトーチ本体1のガス接続部3に接続している。
コア12は、内部にプランジャ13を配置してナット部材21によって基体11に形成された突起18に固定され、該突起18の内部空間と共に流路16の一部を構成するものである。また外周にはコイル15が嵌装されており、該コイル15に通電することで、内部に配置したプランジャ13を吸着して摺動させ、これにより、プラズマ13をノズル17から離隔させるように構成されている。
このため、コア12は、コア本体12aと、該コア本体12aに一体的に取り付けられ端部にフランジ12cが形成されたスリーブ12bとからなり、コア12の中心軸12dに一致して且つコア本体12aを貫通して通孔12eが形成されている。従って、コア12には中心軸12dと一致して、スリーブ12bの内部空間と、コア本体12aの通孔12eが連続して形成されることとなり、これらの空間が流路16の一部を構成している。
またスリーブ12bの端部に設けたフランジ12cは、基体11に形成された突起18の端面に取り付けたOリング19の径よりも大きく且つ突起18の外径よりも小さい外径寸法を有している。
コア本体12aに形成された通孔12eのスリーブ12bとは反対側の面には、プラズマガスの供給源に接続されたホース6を接続する接続部となるねじ部12fが形成されている。このねじ部12fにはターミナル22が接続されており、該ターミナル22にホース6を締結することで、図示しないプラズマガスの供給源とトーチAが接続されている。
ナット部材21はコア12を基体11に固定する機能を有するものである。このため、ナット部材21の中心にはコア12を嵌合するための穴21aが形成されており、内周面には基体11に形成された突起18のねじ18aと螺合するねじ21bが形成されている。
プランジャ13はコア12のスリーブ12bの内部に中心軸12dに沿って摺動可能に配置され、付勢部材となるばね14に付勢されてノズル17を遮蔽し、コイル15に対する通電に伴ってノズル17から離隔して基体11を貫通して形成された通孔11bとスリーブ12bの内部に形成された空間及びコア本体12aに形成された通孔12eを連通させて流路16を構成するものである。
このため、プランジャ13は、コア12を構成するコア本体12aのスリーブ12b側の端面とノズル17との間の距離よりも僅かに短い長さを有し、且つスリーブ12bの内径と略等しい外径を有している。またプランジャ13のノズル17と当接する部位にはシート23が設けられており、シート23が設けられた側の端部にばね14と係合するフランジ13a形成され、外周には長手方向の全長にわたって流路16の一部を構成するスリット13bが形成されている。
コイル15には中心にコア12を嵌合する穴が形成されており、該コア12を嵌合した状態でカバー24を装着し、更に、スナップリング25を利用してコア12に固定されている。そして図示しない制御部から通電されたとき、プランジャ13を吸着し得るように構成されている。
本実施例に於いて、基体11、カバー24の外径は約20mmに設定されている。この太さはホース6の外径(約18mm)と比較して特別に太いとはいえず、充分にトーチカバー5の内部空間に収容して保護することが可能である。
特に、流路16が基体11及びコア12の長手方向を貫通して構成され、コア12、プランジャ13が流路16に沿った方向に構成されるため、流路16を基準としてみたとき、該流路16から交叉する方向に突出する突起物が存在しない。このため、配管系の一部を僅かに太くすることによって流通するガスの遮断及び流通を制御する機能を発揮することが可能となる。
上記の如く構成された電磁弁機構Bでは、通常プランジャ13はばね14に付勢されてノズル17に圧接して基体11の通孔11bを閉鎖している。従って、流路16を構成する通孔11bとコア12の内部空間及び通孔12eとが連通することなく遮断され、プラズマガスの流通が阻止される。そしてコイル15に通電すると、プランジャ13が吸引されてノズル17から離隔し、基体11の通孔11bとコア12の内部空間及び通孔12eとが連通して貫通した流路16が構成され、これに伴ってプラズマガスの流通が可能となる。
従って、トーチ本体11のガス接続部3に継手20を締結して電磁弁機構Bを接続したトーチAでは、コア12のねじ部12fにターミナル22を接続すると共に該ターミナル22にホース6を接続し、該ホース6を介して図示しないプラズマガスの供給源と接続してプラズマガスの供給を開始すると、コイル15に通電していない状態では、コア本体12b側から供給されたプラズマガスはコア12の内部を通って基体11の突起18の内部空間まで到達するが、トーチAに供給されることはなく遮断された状態を維持する。
そして、コイル15に通電すると、プランジャ13がノズル17から離隔してコア12から基体11にかけて連続した流路16が形成され、コア12側から供給されたプラズマガスは基体11からガス接続部3を経てトーチAに供給される。
上記の如く構成されたトーチAでは、配管系の一部を僅かに太くすることによって、特別な突起部分をなくしてガスの供給、遮断を制御することが可能となる。このため、配管系の容積を小さくして小型化をはかることが可能となり有利である。
特に、トーチAがプラズマトーチである場合、プラズマガスの供給配管を本発明のように構成することによって、電磁弁機構Bから電極までの間のガス通路の容積を極めて小さくすることが可能となり、コイル15に対する通電と、電極の周囲に対するプラズマガスの流れの増減のタイミングとの時間差が小さくなり、加工の制御を容易に行うことが可能となり有利である。
トーチの構成を説明する図である。 トーチのガス接続部に接続した電磁弁機構の構成を説明する断面図である。 基体の構成を説明する図である。 コアの構成を説明する図である。
符号の説明
A トーチ
B 電磁弁機構
1 トーチ本体
2 ノズル
3 ガス接続部
4a,4b 冷却水接続部
5 トーチカバー
6 ホース
11 基体
11a 中心軸
11b 通孔
11c ねじ部
12 コア
12a コア本体
12b スリーブ
12c フランジ
12d 中心軸
12e 通孔
12f ねじ部
13 プランジャ
13a フランジ
13b スリット
14 付勢部材、ばね
15 コイル
16 流路
17 ノズル
18 突起
18a ねじ部
19 Oリング
20 継手
20a 袋ナット
21 ナット部材
21a 穴
21b ねじ
22 ターミナル
23 シート
24 カバー
25 スナップリング

Claims (1)

  1. 供給されたガスを先端から被加工材に向けて噴射して目的の加工を行うトーチであって、トーチ本体に設けられたガス接続部と、直線状に貫通したガスの通孔を有し該通孔の一方側に前記ガス接続部に接続される接続部を形成すると共に他方側にノズルを形成した基体と、前記基体のノズル側に装着され前記基体に設けた通孔の軸心と一致した軸心に沿って貫通したガスの流路を有し該流路のノズルとは反対側にガスを供給する供給部材を接続する接続部を形成したコアと、前記コアに形成された流路に摺動可能に配置されたプランジャと、前記プランジャを基体に形成されたノズルを遮蔽するように付勢する付勢部材と、前記コアに嵌装され前記プランジャを基体に形成されたノズルから離隔するように駆動するコイルと、からなる電磁弁機構を有することを特徴とするトーチ。
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