JP2007105243A - Male snap fastener of snap fastener - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、衣服類、鞄・袋物類等の開口部を係止するのに使用される雌・雄一対のホックのうち、雌ホックが有する係止用凹部内に装備された銜止用スプリングに銜え込ませて係止させる雄ホックの改良に関するものである。 The present invention relates to a locking spring provided in a locking recess of a female hook among a pair of female and male hooks used to lock an opening of clothes, bags, bags, etc. It is related with the improvement of the male hook to be caught and locked.
従来、衣服等に対する雄ホックの取付手段として、先端を拡げ潰して止めるパイプ状のカシメ脚をもつ止め部材を用いた方式は広く知られている(特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, as a means for attaching a male hook to clothes or the like, a method using a stopper member having a pipe-like caulking leg that is widened and stopped by a tip is widely known (see Patent Document 1).
しかしながら、上記従来の方式にあってパイプ状のカシメ脚は、充分な強度を得る必要性及びその先端を拡げ潰す必要性等から比較的太い径のものになっていた。このため、衣服等の取付個所には予め下孔を開ける必要があったという問題、この下孔を開ける取付工程が煩瑣で生産能率の低下、コストアップ等を招いていたという問題、透かし孔をもつ透かし模様形状の止め部材には、パイプ状カシメ脚が太く且つその壁の厚さ(肉厚)が薄いために立設し難いのみならずパイプ状カシメ脚が透かし孔を介して露呈して体裁を損ねることになる等の理由から実施が困難である若しくはできないというような問題があった。 However, the pipe-type caulking leg in the conventional system has a relatively large diameter because of the necessity of obtaining sufficient strength and the necessity of expanding and crushing the tip thereof. For this reason, it was necessary to open a pilot hole in the attachment part of clothes, etc., the problem that the installation process for opening the pilot hole was cumbersome, resulting in a decrease in production efficiency, an increase in cost, and the like. The stopper member with a watermark pattern has a thick pipe-like caulking leg and its wall thickness (thickness) is thin, so that the pipe-like caulking leg is exposed through the watermark hole. There was a problem that it was difficult or impossible to carry out due to reasons such as loss of appearance.
しかも、上記カシメ脚のカシメ作業にあっては、当該カシメ脚の先端開口縁を伸ばし拡げてから押し潰すのに大きい力が必要であるという問題、このために往々にホック本体やその飾部分に破損、変形を生起してしまい易いという問題、当該破損、変形問題が洋服等衣服への取付中に発生した場合には取り除いて付け直すことが殆どできなく結果として洋服等衣服ごと廃棄処分せざるを得ない事態を招くという問題等があった。
そこで、本発明は、装飾部材の裏面に中実の打込ピンを設け、この打込ピンを打込み止める打込部を雄ホック部材に設けることにより、上記したような諸問題を一挙に解決するように工夫された新規のホックの雄ホックを提供することを課題とするものである。 Therefore, the present invention solves the above-mentioned problems all at once by providing a solid driving pin on the back surface of the decorative member and providing a male hook member with a driving portion for stopping the driving pin. An object of the present invention is to provide a male hook of a new hook devised as described above.
上記課題を達成するために、本発明に係るホックの雄ホックは、取付個所の一方の面に固定して使用する雄ホック部材と同取付個所の他方の面に固定して使用する金属製装飾部材より構成され、雄ホック部材にはインサート成形による若しくは圧入固定による打込部が設けられ、また装飾部材の裏面には先端部の周面に引掛り部を有する中実打込ピンが立設され、この打込ピンを上記他方の面から上記一方の面に通してその先端部を上記打込部に打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部を食込ませることにより上記雄ホック部材、装飾部材を取付個所に固定しうるようにされたものである。 In order to achieve the above object, the male hook of the hook according to the present invention is a male decoration member used by being fixed to one surface of the mounting portion and a metal decoration used by being fixed to the other surface of the mounting portion. It is composed of a member, and a male hook member is provided with a drive-in part by insert molding or press-fitting, and a solid drive pin having a hook part on the peripheral surface of the tip part is erected on the back surface of the decorative member The male hook is formed by passing the driving pin through the one surface from the other surface, driving the tip of the driving pin into the driving portion, and biting the catch portion into the peripheral wall of the driving hole. The member and the decorative member can be fixed to the attachment location.
また、雄ホック部材と、装飾副部材と、装飾副部材の頂部に固定された透かし模様形状の金属製装飾主部材とを備え、雄ホック部材にはインサート成形による若しくは圧入固定による打込部が設けられ、また装飾主部材の裏面には逆進阻止構造の引掛り部付き中実打込ピンが設けられ、また装飾副部材には打込ピンの通し孔が設けられ、この通し孔に打込ピンを通してから当該打込ピンの先端部を上記打込部に打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部を食込ませることにより上記の雄ホック部材、装飾主部材及び装飾副部材を取付個所に止着しうるようにされたものである。 In addition, a male hook member, a decorative sub member, and a metal decorative main member in the form of a watermark fixed to the top of the decorative sub member, the male hook member has a driving portion by insert molding or press-fitting fixing. The decorative main member is provided with a solid driving pin with a catching portion having a reverse movement preventing structure, and the decorative auxiliary member is provided with a through hole for the driving pin. The male hook member, the decorative main member, and the decorative sub member are formed by driving the tip of the driving pin through the driving pin and then driving the hook into the peripheral wall of the driving hole. It is designed to be able to be fixed at the attachment point.
請求項1に係るホックの雄ホックは、取付個所の一方の面に固定して使用する雄ホック部材と同取付個所の他方の面に固定して使用する装飾部材より構成され、雄ホック部材には打込部が設けられ、また装飾部材の裏面には先端部に引掛り部を有する打込ピンが立設され、この打込ピンを上記他方の面から上記一方の面に通してその先端部を上記打込部に打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部を食込ませることにより上記雄ホック部材、装飾部材を取付個所に固定しうるようにされたものであるので、これを衣服等に取り付けるには、衣服等における取付個所の表側に装飾部材を配し裏側に雄ホック部材を配すると共に当該雄ホック部材の打込ピンを雄ホック部材の打込部に打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部を食込ませればよいものであり、衣服等の取付個所に予め下孔を開ける必要がない分取付個所に対する取付工程の簡略化ができる。すなわち、量産化、低コスト化、製造工程の少減化等に優れている、装飾部材により装飾された雄ホックを容易に提供できる。また、打込ピンがその外周に引掛り部が設けられたので、衣服等に取り付けられた場合、引掛り部が打込部に食い込んだ状態で打込ピンを打込部に強固に係止でき、打込ピンの抜け外れ事故を完全に回避でき、当該事故を惹起するような不良衣服を不測に提供してしまうようなミスを防止できる。
The male hook of the hook according to
請求項2に係るホックの雄ホックは、装飾部材は装飾主部材と装飾副部材より構成され、装飾主部材には打込ピンが立設され、装飾副部材には上記打込ピンの通し孔が設けられ、この通し孔に上記打込ピンを通してから当該打込ピンの先端部を上記打込部に打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部を食込ませることにより上記の雄ホック部材、装飾主部材及び装飾副部材を取付個所に固定しうるようにされたものであるので、これを衣服等に取り付けるには、衣服等における取付個所の表側に装飾主部材を配し裏側に雄ホック部材を配すると共に装飾主部材の通し孔に打込ピンを挿入してから当該打込ピンの先端を雄ホック部材の打込部に打込圧入すればよいものであり、衣服等の取付個所に予め下孔を開ける必要がない分取付個所に対する取付工程の簡略化ができる。すなわち、量産化、低コスト化、製造工程の少減化等に優れている、装飾主部材及び装飾副部材により装飾された雄ホックを容易に提供できる。しかも請求項2に係るホックの雄ホックにあっては装飾主部材が装飾の機能、装飾副部材の固定機能及び衣服等への取付機能を一品で果たすことができ、構成の簡略化に顕著に貢献する利点を奏する。また、打込ピンの外周には引掛り部が設けられたので、衣服等に取り付けられた場合、引掛り部が打込部に食い込んだ状態で打込ピンを打込部に強固に係止でき、打込ピンの抜け外れ事故を完全に回避でき、当該事故を惹起するような不良衣服を不測に提供してしまうようなミスを防止できる。
The male hook of the hook according to
請求項3に係るホックの雄ホックは、打込部はプラスチック製であり、打込ピンは金属製であるので、打込ピンの先端を雄ホック部材に打込む作業にあっては、上記した従来のカシメ脚のカシメ作業の場合に比べて例えば打込部のプラスチックの硬さにもよるが3分の1以下というような極端に小さい力で打込むことを可能にすることができる。したがって、上記した従来のカシメ脚で起きていたような問題すなわち、ホック本体やその飾部分に破損、変形を生起してしまい易いという問題、当該破損、変形問題が洋服等衣服への取付中に発生した場合には取り除いて付け直すことが殆どできなく結果として洋服等衣服ごと廃棄処分せざるを得ない事態を招くという問題を解消できる。
The male hook of the hook according to
請求項4に係るホックの雄ホックにあっては、打込部がインサート成形により雄ホック部材に設けられたので、上記請求項1〜3の発明の効果に加え、打込部が雄ホック部材から外れてしまう惧れがない良品を容易に効率よく生産できる。
In the male hook of the hook according to
請求項5に係るホックの雄ホックにあっては、打込部が打込部材の圧入固定により雄ホック部材に設けられたことを特徴とするので、上記請求項1〜3の発明の効果に加え、当該打込部として機能する打込部材を雄ホック部材とは別工程で製造してから雄ホック部材に固定する生産工程を実施できる。すなわち、この請求項5に係るホックの雄ホックによれば所謂分業化にできる。
In the male hook of the hook according to the fifth aspect, the driving portion is provided on the male hook member by press-fitting and fixing the driving member. In addition, it is possible to implement a production process in which the driving member functioning as the driving section is manufactured in a separate process from the male hook member and then fixed to the male hook member. In other words, the male hook of the hook according to
請求項6に係るホックの雄ホックにあっては、引掛り部が打込方向と反対の向きに傾斜して逆進を阻止するくさび形の断面形状にされたので、上記請求項1〜5の発明の効果に加え、衣服等に取り付けられた場合、打込部には打込ピンをより強固に係止でき、打込ピンの抜け外れ事故を惹起するような不良衣服を不測に提供してしまうようなミスをより確実に防止でき、より優れた良品の提供に好適である。
In the male hook of the hook according to
請求項7に係るホックの雄ホックにあっては、装飾部材(若しくは装飾主部材)が透かし孔を有する透かし模様形状体とされ、打込ピンが模様形状体の裏面に立設されたので、上記請求項1〜6の発明の効果に加え、上記の従来例が有していた、パイプ状カシメ脚の壁の厚さ(肉厚)が薄いために立設し難いという問題及び当該パイプ状カシメ脚が透かし孔を介して露呈して体裁を損ねることになる等の理由から実施が困難である若しくはできないというような問題が解消できる。
In the male hook of the hook according to
請求項8に係るホックの雄ホックにあっては、打込ピンが中実の細棒製とされたので、上記請求項1〜7の発明の効果に加え、上記の従来例が有していた、パイプ状カシメ脚の壁の厚さ(肉厚)が薄いために、透かし孔をもつ透かし模様形状の止め部材には立設し難いのみならずパイプ状カシメ脚が透かし孔を介して露呈して体裁を損ねることになる等の理由から実施が困難である若しくはできないというような問題を解消できる。 In the male hook of the hook according to the eighth aspect, since the driving pin is made of a solid thin rod, the conventional example has the effect of the inventions of the first to seventh aspects. In addition, because the wall (wall thickness) of the pipe-shaped caulking leg is thin, not only is it difficult to stand up on the watermark-shaped stopper with the watermark hole, but the pipe-shaped caulking leg is exposed through the watermark hole. Thus, it is possible to solve the problem that it is difficult or impossible to carry out because the appearance is impaired.
図1〜図3は、本発明の第1実施の形態に係るホックの雄ホック1を示す。なお、図1は全体を示す平面図であり、図2は同じく断面図であり、図3は同じく分解断面図である。
1 to 3 show a
本発明の第1実施の形態に係るホックの雄ホック1は、金属材料製の雄ホック部材2と、多数の透かし孔部18を有する透かし模様形状の装飾部材3とにより構成されているものであり、そして、これら雄ホック部材2、装飾部材3は、当該雄ホック部材2に設けられた後述する打込部5に対して装飾部材3の裏面に設けられた後述する中実細棒製の打込ピン6を打ち込み止んでその打込孔の周壁に後述する引掛り部22を食込ませることにより衣服の取付個所7に止着しうるようにされているものである。
A
上記雄ホック部材2は、括れた頸部9を外周に有する頂面が平らな雄ホック部分10と当該雄ホック部分10の裾周りに連続して設けた座部11と同雄ホック部分10の頂面の中央に形成した固定用凹部12からなり、固定用凹部12の底壁には開孔13を設けることにより内向きフランジ状縁14が設けられている。
The
装飾部材3は、多数の透かし孔部18を有する透かし模様状飾部19と当該透かし模様状飾部19の裏面の中央に一体に立設された中実打込ピン6とから構成されている。なお、装飾部材3の形は、透かし模様状飾に拘る必要がなく他の適宜の形状例えば透かし孔が無い形状、凹凸模様を有する形状等にすることができる。また、材質も同様に拘る必要がなく他の適宜の材質にすることができ、プレス加工品、ダイカスト品、成形品を採用することができる。
The
上記打込部5は、上記雄ホック部材2をインサートした合成樹脂成形法により構成され、合成樹脂材料20が当該雄ホック部材2における雄ホック部分10内及び固定用凹部12内並びに開孔13内を埋め且つ座部11の外面を覆う状態にされると共に開孔13の中心線を中心とする個所には打込補助孔21が設けられた構成にされている。なお、この打込補助孔21は、打込ピン6の材質やその先端の尖り具合及び打込部5の材質にもよるが、前以て設けない構成で実施することができる。
The driving
上記打込ピン6は、中実にされ、その外周には上記打込補助孔21よりやや径が大きい多段の引掛り片22が設けられ、各引掛り片22は打込方向と反対の向きに傾斜して逆進を阻止するくさび形の断面形状にされている。この場合、当該引掛り片22は少なくとも一個以上形成されていればよい。なお、打込ピン6は、抜け外れなければよいので、上記引掛り片22の代わりにたとえばローレット、ツメ状突起、環紋状突起等を設けて実施してもよく、勿論圧入による締付力で充分な場合には引掛り片22、ローレット、突起等を設けないこともあり得る。また補助的に接着剤の流込みで固定するようにしてもよい。また、上記くさび形の引掛り片22はネジのように連続して形成することができる。
The driving
図4及び図5は、本発明の第2実施の形態に係るホックの雄ホック23を示す。なお、図4は全体を示す断面図であり、図5は同じく分解断面図である。
4 and 5 show a
この第2実施の形態に係るホックの雄ホック23は、上記第1実施の形態に係るホックの雄ホック1と略同じ構成にされているものであるので、同一の部位には同じ符号を付してその説明を省略し、異なる部位、具体的には打込部24の構成及び装飾部材3の構成について次に説明する。
Since the
すなわち、打込部24は、上記雄ホック部材2とは別個に予め合成樹脂成形法により構成され、太径部25と細径部26よりなり、当該雄ホック部材2に対しては圧入により抜け外れ不能に固定されている。つまり、この固定は、その太径部25の外周面が雄ホック部材2における固定用凹部12の周壁に圧接し且つ細径部26の外周面が雄ホック部材2における内向きフランジ状縁14に圧接して達成されている。したがって、雄ホック部材2と打込部24との固定は、固定用凹部12に対する打込部24の圧入加工により簡単になし得る利点がある。
That is, the driving
また、装飾部材3は、頂面に凹凸模様28を有する円盤状飾部29と当該円盤状飾部29の裏面の中央に一体に立設された中実打込ピン6とから構成されている。つまり、本発明によれば装飾部材3は、透かし模様形状、透かし孔が無い形状又は凹凸模様を有する形状等に拘る必要がなく他の適宜の形状にすること、別体のダイヤ飾、貴金属製飾等飾を補助的に付加することで構成し提供できる。また、材質も同様に拘る必要がなく他の適宜の材質にすることができ、プレス加工品、ダイカスト品、成形品を採用することができる。
The
上記第1及び第2実施の形態に係る雄ホックの衣服等への取付は、衣服等における取付個所7の表側に装飾部材3を配し裏側に雄ホック部材2を配すると共に当該雄ホック部材2の打込ピン6を雄ホック部材2の打込補助孔21に打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部を食込ませればよい。なお、図に示す各実施の形態にあっては、打込ピン6の先端をやや尖らせて衣服の取付個所の生地に通し用孔を設けずに突き破るようにしてあるが、打込作業をより容易にするために衣服の取付個所に通し用孔を予め開けておくことができる。
The male hooks according to the first and second embodiments are attached to clothes or the like by arranging the
図6〜図8は、本発明の第3実施の形態に係るホックの雄ホック31を示す。なお、図6は全体を示す平面図であり、図7は同じく断面図であり、図8は同じく分解断面図である。
6 to 8 show a
本発明の第3実施の形態に係るホックの雄ホック31は、上記第1実施の形態に係るホックの雄ホック1と略同じ構成にされているものであるので、同一の部位には同じ符号を付してその説明を省略し、異なる部位、具体的には装飾部材3の構成について次に説明する。
Since the
すなわち、装飾部材3は、装飾主部材4aと装飾副部材4bより構成され、装飾主部材4aには打込ピン6が立設され、装飾副部材4bには上記打込ピン6の通し孔17が設けられたものである。つまり、第3実施の形態に係るホックの雄ホック31は、金属材料製の雄ホック部材2と、略半球形状を呈する合成樹脂製の装飾副部材4bと、当該装飾副部材4bの頂部に固定される金属材料製の装飾主部材4aとにより構成されているものである。そして、これら雄ホック部材2、装飾主部材4a、装飾副部材4bは、当該雄ホック部材2に設けられた打込部5に打込ピン6を打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部22を食込ませることにより衣服の取付個所7に固定されるものである。
That is, the
上記装飾主部材4aは、上記第1実施の形態に係るホックの雄ホック1と同様に多数の透かし孔部18を有する透かし模様状飾部19と当該透かし模様状飾部19の裏面の中央に一体に立設された中実打込ピン6とから構成されている。
The decorative
また、装飾副部材4bは、ポリエチレンテレフタレート、ポリプチレンテレフタレート等合成樹脂を以て略半球形状の核部材15をインジェクション成形し、当該成形核部材15の表面を研磨して当該研磨済み表面に金属コート16を施して構成されている。
The
図9及び図10は、本発明の第4実施の形態に係るホックの雄ホック32を示す。なお、図9は全体を示す断面図であり、図10は同じく分解断面図である。
9 and 10 show a
この第4実施の形態に係るホックの雄ホック32は、その装飾部材3が上記第3実施の形態に係るホックの雄ホック31と略同じ構成にされ、同じく雄ホック部材2が上記第1実施の形態に係るホックの雄ホック1と略同じ構成にされているものであるので、同一の部位には同じ符号を付してその説明を省略する。
The
なお、上記打込部5、24は、打込ピン6を打込圧入により抜去不能に固定するための打込補助孔21を備え且つ引掛り片22が打込補助孔21の周壁面に食込み止まるものであればよいので、上記以外の材料たとえば打込ピン6より柔らかいダイキャスト、その他の上記打込ピンよりも柔らかい性質の金属等を使用しても実施できる。
The driving
また、上記のように核部材がポリエチレンテレフタレートまたはポリプチレンテレフタレート製とされた場合には、弾性力があるので打込加工、切削加工、研磨加工ができるのみならず溶剤に強いものを提供でき、複雑な凹凸模様を備えた製品が提供できる。更に上記のように研磨加工および切削加工が可能であるので、インジェクション成形後にアール取り、パーティングラインの除去加工ができるものであって仕上りの美しい製品の提供が可能である。また上記したように溶剤には強いので金属コート加工の薬品処理段階では溶剤の影響を少しも受けることがないので同溶剤による不良品の発生がないものである。 In addition, when the core member is made of polyethylene terephthalate or polybutylene terephthalate as described above, since there is elasticity, not only can it be driven, cut and polished, but it can provide a solvent-resistant material, Products with complex irregularities can be provided. Further, since polishing and cutting can be performed as described above, it is possible to provide a finished product that can be rounded after injection molding and can remove the parting line. Further, as described above, since it is strong against the solvent, it is not affected by the solvent at all in the chemical treatment stage of the metal coating process, so that no defective product is generated by the solvent.
上記第3及び第4実施の形態に係る雄ホックの衣服等への取付は、衣服等における取付個所の表側に装飾副部材4bを配し裏側に雄ホック部材2を配すると共に装飾副部材4bの通し孔17に打込ピン6を挿入してから当該打込ピン6を雄ホック部材2の打込補助孔21に打ち込んでその打込孔の周壁に上記引掛り部22を食込ませればよい。なお、図に示す各実施の形態にあっては、打込ピン6の先端をやや尖らせて衣服の取付個所の生地に通し用孔を設けずに突き破るようにしてあるが、打込作業をより容易にするために衣服の取付個所に通し用孔を予め開けておくことができる。
The male hooks according to the third and fourth embodiments are attached to the clothes and the like by arranging the
図中の符号34は、雌ホックを示している。この雌ホック34は汎用のものであるのでここでは詳述しないが、基本的には係止用凹部35の銜止用スプリング36により上記雄ホック部分10を銜え込んで係止する形式のものである。
The code |
1 第1実施の形態に係るホックの雄ホック
2 雄ホック部材
3 装飾部材
4a 装飾主部材
4b 装飾副部材
5 打込部
6 中実打込ピン
7 取付個所
9 頸部
10 雄ホック部分
11 座部
12 固定用凹部
13 開孔
14 フランジ状縁
15 核部材
16 金属コート
17 通し孔
18 透かし孔部
19 透かし模様状飾部
20 合成樹脂材料
21 打込補助孔
22 引掛り片
23 第2実施の形態に係るホックの雄ホック
24 打込部
25 太径部
26 細径部
28 凹凸模様
29 円盤状飾部
31 第3実施の形態に係るホックの雄ホック
32 第4実施の形態に係るホックの雄ホック
34 雌ホック
35 係止用凹部
36 銜止用スプリング
DESCRIPTION OF
Claims (8)
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Publication Number | Publication Date |
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A521 | Written amendment |
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