JP2007101167A - Water heater - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、給湯器に関し、詳しくは、バーナの燃焼排気から顕熱と潜熱とを回収して通水を加熱する熱交換器を備えた給湯器に関する。 The present invention relates to a water heater, and more particularly, to a water heater provided with a heat exchanger that recovers sensible heat and latent heat from combustion exhaust of a burner to heat water.
従来より、燃焼排気流路中の上流側に主に顕熱回収を目的とした主熱交換器を、下流側に主に潜熱回収を目的とした副熱交換器を設けて高い熱交換率が得られる潜熱回収型の給湯器が知られている(例えば、特許文献1参照)。このタイプの給湯器は、例えば、フィンチューブ式の副熱交換器と、フィンチューブ式の主熱交換器とを上下2段に離間して備え、その間のスペースに、副熱交換器にて潜熱回収により発生したドレン(潜熱回収後の凝縮水)を受けるドレン受皿を備える構成となっている。 Conventionally, a main heat exchanger mainly for the purpose of sensible heat recovery is provided upstream in the combustion exhaust passage, and a secondary heat exchanger mainly for the purpose of recovering latent heat is provided on the downstream side to achieve a high heat exchange rate. An obtained latent heat recovery type water heater is known (for example, see Patent Document 1). This type of water heater has, for example, a finned tube type auxiliary heat exchanger and a finned tube type main heat exchanger that are spaced apart in two upper and lower stages, and in the space between them, the latent heat is generated by the auxiliary heat exchanger. The drain receiving tray for receiving the drain (condensed water after the latent heat recovery) generated by the recovery is provided.
このような潜熱回収型の給湯器では、まず、バーナからの高温の燃焼排気が、給気ファンにより主熱交換器の各主フィン間を貫流し良好に熱交換される。さらに温度の下がった燃焼排気が、副熱交換器の各副フィン間を流れ、副熱交換器においても良好に熱交換され、排気フードを介して器具外へ排出される。一方、上方に配置された副熱交換器にて潜熱回収により発生したドレンはドレン受皿で集水され、ドレン排管を通って中和器で処理された後、下水道等の排水設備に排出される。
しかしながら、特許文献1に記載の給湯器では、ドレン受皿に集水されたドレンを排出するために、前記排水設備の配管等の施工工事が必要となり、膨大なコストがかるという問題点があった。
However, in the water heater described in
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ドレンを排出するための排水設備の不要な給湯器を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a water heater that does not require a drainage facility for discharging drainage.
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の給湯器は、器具内に設けられた燃焼室内で燃料ガスを燃焼するバーナと、前記バーナに燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給ファンと、前記バーナの燃焼排気から顕熱を回収して伝熱管内の通水を加熱するための主熱交換器と、前記主熱交換器を通過した燃焼排気から潜熱を回収して伝熱管内の通水を加熱するための副熱交換器と、前記副熱交換器で潜熱回収後の燃焼排気を、前記器具の外側に向けて排出する排気口とを有する給湯器において、前記副熱交換器において発生したドレンを微細化して排出する微細化排出手段を備えている。 In order to achieve the above object, a water heater according to a first aspect of the present invention includes a burner that burns fuel gas in a combustion chamber provided in an appliance, and a combustion air supply fan that supplies combustion air to the burner. A main heat exchanger for recovering sensible heat from the combustion exhaust of the burner to heat the water flow in the heat transfer tube, and recovering latent heat from the combustion exhaust that has passed through the main heat exchanger in the heat transfer tube In the water heater having a sub heat exchanger for heating the water flow of the water, and an exhaust port for discharging the combustion exhaust after the latent heat recovery by the sub heat exchanger toward the outside of the appliance, the sub heat exchange There is provided a miniaturized discharge means for minimizing and discharging the drain generated in the vessel.
また、請求項2に係る発明の給湯器は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記微細化排出手段は、前記ドレンを微細化して噴出するノズルと、前記ノズルに前記ドレンを供給するポンプとを備えている。 According to a second aspect of the present invention, in addition to the configuration of the first aspect of the present invention, the miniaturized discharge means supplies the drain to the nozzle, and the nozzle that refines the drain and ejects the drain. And a pump.
また、請求項3に係る発明の給湯器は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記ノズルは、前記排気口の燃焼排気排出方向の下流端部に設けられていることを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention according to
また、請求項4に係る発明の給湯器は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記器具には、器具内部から外部に向けて空気を排出する通気路と、前記通気路に空気を送風する空気送風ファンとが設けられ、前記ノズルは、前記通気路の空気送風方向の下流端部に設けられていることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in addition to the configuration of the second aspect of the present invention, the appliance includes an air passage for exhausting air from the inside of the appliance to the outside, and air in the air passage. An air blower fan for blowing air is provided, and the nozzle is provided at a downstream end of the air passage in the air blowing direction.
また、請求項5に係る発明の給湯器は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記微細化排出手段は、前記ドレンを霧状に排出するノズルと、前記ノズルに連結されるドレン配管と、前記ドレン配管に空気圧を供給する空気圧供給ファンとを備え、前記ドレン配管は、前記空気圧供給ファンにより供給された空気の流路中にベンチュリー部を備えている。
In addition to the configuration of the invention according to
また、請求項6に係る発明の給湯器は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記微細化排出手段は、超音波振動子を備えている。 According to a sixth aspect of the present invention, in addition to the configuration of the first aspect of the invention, the miniaturized discharge means includes an ultrasonic transducer.
また、請求項7に係る発明の給湯器は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記微細化排出手段は、前記ドレンを一時的に貯留するタンクを備え、該タンクに貯留したドレンを微細化して排出することを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention according to any one of
また、請求項8に係る発明の給湯器は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記器具には、前記副熱交換器での潜熱回収によって発生したドレンの中和処理を行う中和手段が設けられていることを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention according to any one of
請求項1に係る発明の給湯器では、微細化排出手段がドレンを微細化して器具外に排出するため、ドレンを排出するための排水設備が不要となる。そのため、給湯器の設置コストを削減できるとともに、器具を取り付けるための施工工事を簡単にして、施工者の負担を軽減することができる。また、ドレンを蒸発させて排出する場合と比較して、ドレン処理のためのエネルギーを低減させることができる。
In the hot water heater of the invention according to
また、請求項2に係る発明の給湯器では、請求項1に記載の発明の効果を奏する。さらに、微細化排出手段に備えられたポンプにより、ドレンがノズルに供給され、該ノズルによりドレンが微細化されて、給湯器外に噴出されるために、確実にドレンを給湯器外に排出することができる。また、微細化排出手段を構成する設備点数が少なく、構造が単純であるので、設備の修理や交換等のメンテナンスを容易にできる。
Moreover, in the water heater of the invention which concerns on
また、請求項3に係る発明の給湯器では、請求項2に記載の発明の効果に加え、排気口の内側に配置されたノズルからドレンを噴出するため、ドレンを排気口から排出される燃焼排気にのせて遠くに飛ばすことができる。また、ドレンを遠くに飛ばすための送風手段をわざわざ設けなくても良く、器具の小型化や材料コスト削減を図ることができる。さらに、ノズルは排気口において、燃焼排気の排出方向の下流端部に設けられているために、ドレンが排気口内側に付着することなく、確実に外部に排出される。これにより、器具の劣化を防ぐことができる。
Further, in the water heater of the invention according to
また、請求項4に係る発明の給湯器では、請求項2に記載の発明の効果に加え、通気路が器具内部から外部に向けて空気を排出し、空気送風ファンが通気路に空気を送風するため、通気路の空気送風方向の下流端部に設けられたノズルから排出されたドレンを、空気送風ファンから供給される空気にのせて器具外に排出することができる。ここで、空気送風ファンにより供給される空気は、燃焼排気等と比較すると湿度が低いために、ノズルより排出したドレンは、器具内や器具近辺で露化しにくい。これにより、ドレンを空気中により拡散した状態で飛ばすことができ、器具の安全性を高めることができる。さらに、ノズルは通気路の空気送風方向の下流端部に設けられているために、ドレンは通気路内側に付着することなく、確実に外部に排出される。したがって、器具の劣化を防ぐことができる。
In the water heater of the invention according to claim 4, in addition to the effect of the invention according to
また、請求項5に係る発明の給湯器では、請求項1に記載の発明の効果に加え、ドレン配管に備えられたベンチュリー部がドレンを吸引してノズルに供給する。このように、ベンチュリー効果を利用してドレンをノズルに供給するために、ドレンをノズルに供給するためのポンプの小出力化、小型化を図ったり、ポンプを不要としたりすることができる。したがって、器具の小型化や材料コストの削減を図ることができる。
Further, in the water heater of the invention according to
また、請求項6に係る発明の給湯器では、請求項1に記載の発明の効果に加え、超音波振動子がドレンを微細化するので、ドレンを簡単かつ細かく微細化することができる。したがって、確実にドレンを器具外側に排出することができる。
In addition, in the water heater of the invention according to
また、請求項7に係る発明の給湯器では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加え、タンクがドレンを一時的に貯留するため、ドレンの排出はタンク内に一定量のドレンが貯留した後に、一度に行えばよい。これにより、ドレンを頻繁に排出する必要がなく、効率よくドレンを排出できる。さらに、一度に大量のドレンが発生した場合であっても、確実にドレンを貯留し、微細化排出手段により外部に排出することができる。
Further, in the water heater of the invention according to
また、請求項8に係る発明の給湯器では、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加え、中和手段がドレンの中和処理を行うために、酸性度の高いドレンを器具外にそのまま排出させることがない。そのため、周囲環境への安全性を高めることができる。
Further, in the water heater of the invention according to
以下、本発明の第1乃至第4の実施形態である給湯器について、図面に基づいて説明する。まず、第1の実施形態である給湯器1について、図1を参照して説明する。図1は、第1の実施形態である給湯器1の側面視断面図である。
Hereinafter, water heaters according to first to fourth embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the
第1の実施形態である給湯器1は、副熱交換器10で発生したドレンをドレンタンク17に溜め、該ドレンタンク17内に溜まったドレンをドレンポンプ20で吸い上げて、ノズル22から器具本体2の外側に向かって霧状に噴出して排出するものである。このノズル22から噴出された霧状のドレンを、排気フード28から排出される潜熱回収後の燃焼排気の流れを利用して遠くに飛ばすことができる点が特徴である。
In the
なお、本発明における「ドレンを微細化して排出する」とは、ドレンを目に見えない程に微粒子化して排出するものから、本実施形態のように、ドレンを空気中に細かく散る程度の霧状の水滴として排出するものを含むものとする。 In the present invention, “draining the drain by making the drain fine” means that the drain is finely sprayed so as to be invisible, so that the drain is finely scattered in the air as in this embodiment. Shall be discharged as water droplets.
はじめに、給湯器1について概略的に説明する。図1に示すように、給湯器1は、器具本体2を備え、該器具本体2内には燃焼室3が設けられている。そして、その燃焼室3の下方には、モータ4と連結した燃焼用空気供給ファン5が取り付けられている。さらに、器具本体2下部には、外気を燃焼用空気として取り込むための給気口6が開口して設けられている。一方、器具本体2の正面上部には、潜熱回収後の燃焼排気を排出するための本体排気孔7が開口して設けられている。なお、給気口6の位置はこれに限定されない。
First, the
次に、燃焼室3の内部構造について説明する。燃焼室3には下から順に、燃料ガスと燃焼用空気供給ファン5からの一次空気との混合ガスを燃焼するバーナ8と、バーナ8からの燃焼排気中の主に顕熱を回収する主熱交換器9と、主に潜熱を回収しドレンを発生する副熱交換器10とが設けられている。主熱交換器9は、主伝熱管9aと主フィン9bとから構成されたフィンチューブ式であり、熱伝導性に優れた銅製のものを用いるのが好ましい。また、副熱交換器10は、副伝熱管10aと副フィン10bとを備えたフィンチューブ式であり、ドレンに対する耐食性に優れたステンレス製のものを用いるのが好ましい。
Next, the internal structure of the
さらに、燃焼室3の上部には、主熱交換器9、副熱交換器10で熱交換後の燃焼排気を燃焼室3外へ排出する燃焼室排気孔27が開口されており、燃焼室排気孔27と前記本体排気孔7との間には、筒状の排気フード28が略水平に渡設される。この前記排気フード28は、器具本体2から外方向に向かって突出して設けられており、その下流側端部には、排気出口29が形成される。本実施形態の給湯器1では、この排気フード28を経由して熱交換後の燃焼排気が器具本体2の外側へ排出される。なお、この排気出口29を含む排気フード28内の燃焼排気通路が本発明における「排気口」に相当し、排気フード28内の排気出口29付近が、本発明における「排気口の燃焼排気排出方向の下流端部」に相当する。
Furthermore, a combustion
一方、副熱交換器10の下方には、発生したドレンを受けるためのステンレス製の平板状のドレン受皿11が傾斜して設けられている。そして、そのドレン受皿11と燃焼室3との接触部分には、ドレンを排出するためのドレン抜孔12が開口され、該ドレン抜孔12にはドレン排管13が接続されている。さらに、このドレン排管13の途中には、S字トラップ14が設けられており、ドレンがこのS字トラップ14に溜まることによって、燃焼排気がドレン排管13を通って器具内に再び戻るのを防いでいる。
On the other hand, below the
そして、ドレン排管13のドレン排出方向の下流側一端部には、酸性のドレンを中和するための中和器15が接続されている。さらに、この中和器15の下流側出口には、中和処理後のドレンが流れるドレン排管16が接続されている。そして、そのドレン排管16の下流側一端部の下方には、中和されたドレンを貯留するためのドレンタンク17が配置されている。さらに、そのドレンタンク17の下部にはドレン排管18が接続されている。さらに、そのドレン排管18は、器具本体2の上部に向かって延設され、その下流側一端部には、ドレンポンプ20が接続されている。なお、このドレンポンプ20は、後述するコントローラ40に接続されている。なお、図1に示す中和器15が、「中和手段」に相当する。
And the
ドレンポンプ20のドレン排出方向の下流側には、ドレン排管21が接続されている。ドレン排管21はドレンポンプ20から器具本体2の上部に向かって、排気フード28の下面を貫通して延設され、排気フード28内において、排気出口29に向かって略直角に折り曲げられている。つまり、ドレン排管21は、ドレンポンプ20から排気出口29に向かって、倒立した略L字型形状に形成されている。
A
ドレン排管21は、排気出口29の近傍まで延設されているとともに、そのドレン排出方向の下流端部にはノズル22が設けられている。したがって、ノズル22は、排気フード28内における燃焼排気排出方向の下流端部に位置していることになる。
The
また、器具本体2の底部には、水道水が供給される給水管30の入口が設けられ、その給水管30の下流側一端部は副伝熱管10aの入水口に接続されている。さらに、その副伝熱管10aの出水口は主伝熱管9aの入水口に接続されている。そして、その主伝熱管9aの出水口は巻回管(図示外)に接続されている。なお、この巻回管は燃焼室3の外周を巻回するように配置され、その下流側一端部には出湯管31が接続されている。そして、その出湯管31の下流側一端部の出口は、器具本体2の底部に配置されている。また、給水管30には水流センサや水ガバナを備える水側制御ユニット34が設けられ、バーナ8にガスを供給するガス管32には主電磁弁35及びガス比例弁36が各々設けられている。さらに、水側制御ユニット34内の水流センサや、主電磁弁35及びガス比例弁36、そしてモータ4等は、器具本体2の下部に配置され、この給湯器1の燃焼動作を制御するコントローラ40に電気的に接続されている。
In addition, an inlet of a
次に、上記構成からなる給湯器1の動作について説明する。図1に示すように、まず、給湯栓(図示外)を開くことにより、給水管30に水道水が流れ、水側制御ユニット34内の水量センサからの検知信号によりコントローラ40が給湯制御動作を開始する。そして、燃焼用空気供給ファン5により所定のプリパージが行われ、その後、バーナ8の主電磁弁35及びガス比例弁36が開かれ、バーナ8にガスが供給されると共に、イグナイタ(図示外)によりバーナ8の点火動作が行われる。
Next, the operation of the
次いで、点火動作が終了すると比例制御が開始される。この比例制御では、出湯温サーミスタ(図示外)で検出される湯温と設定温度との差に応じて、ガス比例弁36を制御することにより、ガス量を連続的に変化させて熱交換器の出口温度を一定に保つことができる。また、ガス比例弁36によるガス量の変化に応じて、燃焼用空気供給ファン5の回転数も変えられ、常にガス量と給気量とが所定の関係に保たれるように制御される。
Next, when the ignition operation ends, the proportional control is started. In this proportional control, the gas
また、この給湯器1では、主熱交換器9が排気流路の上流に設けられ、副熱交換器10が排気流路の下流に設けられているため、バーナ8からの高温の燃焼排気が、燃焼用空気供給ファン5により主熱交換器9の各主フィン9b間を貫流し良好に熱交換される。さらに、温度の下がった燃焼排気は、副熱交換器10の各副フィン10b間を流れ、副熱交換器10においても良好に熱交換して排気フード28を通って器具外へ排出される。
Further, in this
一方、主熱交換器9から排出される燃焼排気は、通水部である主伝熱管9aのような局所的な低温部での部分的なドレン発生を防ぐために、約150℃という高温で排出されている。一方、副熱交換器10では、主熱交換器9で回収しきれなかった顕熱を回収し、燃焼排気温が露点以下になるとドレンが発生するため、潜熱も回収することができる。ここで発生したドレンは、ドレン受皿11で集められドレン排管13を通り、中和器15で中和処理される。そして、中和器15によって中和処理されたドレンは、ドレン排管16を介して、ドレンタンク17に貯留される。
On the other hand, the combustion exhaust discharged from the main heat exchanger 9 is discharged at a high temperature of about 150 ° C. in order to prevent partial drain generation in a local low temperature portion such as the main
次に、給湯器1におけるドレンの排出動作について説明する。まず、コントローラ40から出力された制御信号によってドレンポンプ20が駆動する。すると、ドレンタンク17内のドレンが吸引され、ドレン排管18、21を介してノズル22に供給される。これにより、ノズル22には、ドレンポンプ20によるドレンの送り込み圧がかかるため、ノズル22からドレンが霧状に勢いよく噴出される。
Next, the drain discharge operation in the
ここで、上記したように、ノズル22は、排気フード28内において、燃焼排気排出方向の下流端部に配置されている。そのため、ノズル22から噴出された霧状のドレンが、排気フード28の内側に付着して、器具を浸食する恐れがない。しかも、排気フード28内を流れる燃焼排気にのせて、ドレンを器具本体2からより遠くに飛ばすことができる。
Here, as described above, the
以上説明したように、第1の実施形態の給湯器1では、ドレンタンク17に貯留されたドレンをドレンポンプ20で吸引して、ノズル22に供給することにより、ノズル22からドレンを霧状に噴出させる。ここで、ドレンは排気フード28内における燃焼排気排出方向の下流端部に配置されたノズル22から、器具本体2の外側に向かって噴出されることから、排気フード28内を流れる潜熱回収後の燃焼排気にのせて、ドレンを器具本体2から遠くに飛ばすことができる。これにより、ドレンを排出するための排水設備および排水設備の配管工事等を必要とせず、コストを節約できるとともに、施工者の負担を軽減させることができる。また、燃焼排気を利用して、ドレンを器具本体2から遠くに飛ばすために、ドレンを遠くに飛ばすための送風手段をわざわざ設ける必要がなく、器具の小型化や材料コスト削減を図ることができる。
As described above, in the
また、ノズルは排気口の燃焼排気排出方向の下流端部に設けられているために、ドレンが排気口内側に付着することなく、確実に外部に排出される。これにより、器具の劣化を防ぐことができる。 Further, since the nozzle is provided at the downstream end of the exhaust port in the combustion exhaust discharge direction, the drain is reliably discharged outside without adhering to the inside of the exhaust port. Thereby, deterioration of an instrument can be prevented.
さらに、ドレンタンク17がドレンを一時的に貯留するため、ドレンの排出はドレンタンク17内に一定量のドレンが貯留した後に、一度に行えばよい。これにより、頻繁にドレンポンプ20を駆動させる必要がなく、効率よくドレンを排出できる。さらに、一度に大量のドレンが発生した場合であっても、ドレンタンク17に確実にドレンを貯留し、外部に排出することができる。
Further, since the
しかも、中和器15がドレンの中和処理を行うために、酸性度の高いドレンを給湯器1の外にそのまま排出させることがない。そのため、周囲環境への安全性を高めることができる。
And since the
次に、第2の実施形態である給湯器100について、図面に基づいて説明する。図2は、第2の実施形態である給湯器100の側面視断面図である。
Next, the
第2の実施形態である給湯器100は、第1の実施形態である給湯器1の変形例であり、燃焼用空気供給ファン5の給気の一部をバイパスするバイパス流路331を備えるとともに、ノズル22がバイパス流路331の空気送風方向の下流端部に設けられている点が特徴である。よって、以下説明では、給湯器1と共通の部材について同符号を付して説明し、給湯器1と共通の構造部分については説明を省略する。
A
なお、バイパス流路331が本発明における「通気路」に相当し、燃焼用空気供給ファン5が本発明における「空気送風ファン」に相当する。つまり、本実施形態では、空気送風ファンとして、通気路に空気を送るための専用のものを設けずに、バーナ8に燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給ファン5と兼用した。
The
図2に示すように、燃焼室3の上部に設けられた燃焼室排気孔27と前記本体排気孔7との間には、略筒状の排気フード128が略水平に渡設され、その燃焼排気排出方向の下流側一端部は、本体排気孔7から器具本体2の外に向かって突出している。
As shown in FIG. 2, between the combustion
この排気フード128の内側には、フード内を上下に仕切る隔壁48が略水平に設けられている。この排気フード128の内側において、隔壁48によって仕切られた上側には、副熱交換器10での潜熱回収後の燃焼排気が排気出口129に向かって流れる排気流路47が設けられ、下側には、後述するバイパス管33から供給された空気が空気出口51に向かって流れる空気流路50が設けられている。
Inside the
空気流路50の空気送風方向の下流端部近傍の下部には、隔壁48に向かって凹んだ凹部128aが設けられている。そして、その凹部128aの外側面に本体排気孔7の下側の内縁が当接している。さらに、隔壁48の下流側一端部近傍には、前記凹部128aに対向して下方に向かって凹んだ凹部48aが設けられている。これら一対の凹部128aと凹部48aとにより、空気流路50の空気送風方向の下流端部近傍にスロート部428が形成されている。
A recessed
空気流路50の上流側には、燃焼室3の内側と空気流路50とを仕切る正面視半円状の隔壁49が、隔壁48に対して略垂直に設けられている。
On the upstream side of the
一方、燃焼室3の下部には挿通孔23が設けられ、該挿通孔23には、燃焼用空気供給ファン5の給気の一部を燃焼室3から空気流路50に引き込むバイパス管33の上流側一端部が接続されている。さらに、そのバイパス管33は、空気流路50の下側に向かって延設され、その下流端部が、排気フード128の上流端部近傍の下部に穿設された挿通孔52に接続されている。これにより、バイパス管33の内側に形成されたバイパス流路33aと、排気フード128内の空気流路50とが挿通孔52を介して連結され、一本のバイパス流路331となっている。なお、このバイパス流路33aと空気流路50とにより構成されるバイパス流路331が、本発明の「通気路」に相当する。
On the other hand, an
また、ドレンポンプ20に接続されたドレン排管21は、器具本体2の上部に向かって延設され、その下流側一端部側は、排気フード128の凹部128aからフード内の空気流路50内に貫通され、かつ空気出口51に向かって略直角に折り曲げられている。このドレン排管21の下流側端部には、第1実施形態と同様に、ドレンを霧状に噴出するノズル22が設けられている。さらに、このノズル22は、排気フード128内の空気流路50におけるスロート部428内に配置されている。なお、図2に示す空気流路50内のスロート部428を含む空気出口51近傍が、本発明における「通気路の空気送風方向の下流端部」に相当する。
Further, the
次に、給湯器100におけるドレンの排出動作について説明する。第1の実施形態の給湯器1と同様に、まず、コントローラ40から出力された制御信号によってドレンポンプ20が駆動する。すると、ドレンタンク17内のドレンが吸引され、ドレン排管18、21を介してノズル22に供給される。これにより、ノズル22には、ドレンポンプ20によるドレンの送り込み圧がかかるため、ノズル22からドレンが霧状に噴出される。
Next, the drain discharge operation in the
ここで、上記したように、ノズル22は、排気フード128内の空気流路50におけるスロート部428内に配置されている。このスロート部428の内部では、燃焼用空気供給ファン5の給気の一部が勢いよく流れているため、ノズル22から噴出されたドレンは、空気流路50内の空気にのせて、器具本体2からより遠くに飛ばすことができる。
Here, as described above, the
以上説明したように、第2実施形態の給湯器100では、ノズル22は空気流路50内に配置され、空気流路50には燃焼用空気供給ファン5からの給気の一部が流れているので、ノズル22から噴出された霧状のドレンを、空気流路50内を流れる空気にのせて、器具本体2から遠くに飛ばすことができる。
As described above, in the
燃焼用空気供給ファン5により供給される空気は、燃焼排気等と比較すると湿度が低いために、ノズル22より排出したドレンが器具本体2の内部や給湯器100の近辺で露化することがない。そのため、ドレンを拡散した状態で、器具本体2からより遠くに飛ばすことができ、給湯器100の安全性を高めることができる。
Since the air supplied by the combustion
また、ノズル22は空気流路50内において空気の流速が最も早くなるスロート部428内に配置されているため、ノズル22から噴出されたドレンを、空気流路50内を流れる空気にのせて器具本体2からより遠くに飛ばすことができる。
In addition, since the
なお、第2実施形態において、ノズル22の設置される位置は空気流路50内の空気出口51近傍であれば良く、スロート部428内に限定されない。例えば、ノズル22を本実施形態よりも空気出口51に近づけて設置した場合には、ノズル22から噴出されたドレンを、より確実に器具本体2の外部に排出することができ、給湯器100の劣化を防ぐことができる。また、空気流路50に、凹部48a,128aを設けない構成としてもよい。この場合、ノズル22は空気出口51に近づけて設置しても良いし、空気出口51よりもやや内側に設けても良い。
In the second embodiment, the position where the
次に、第3の実施形態である給湯器150について、図面に基づいて説明する。図3は、第3の実施形態である給湯器150の側面視断面図である。
Next, the
第3の実施形態である給湯器150は、第1,第2の実施形態である給湯器1,100の変形例であり、燃焼用空気供給ファン5とは別の給気ファン65を備え、該給気ファン65の給気を利用して、ノズル22から噴出された霧状のドレンを遠くに飛ばすことができる点が特徴である。よって、以下説明では、給湯器1,100と共通の部材について同符号を付して説明し、給湯器1,100と共通の構造部分については説明を省略する。
A
図3に示すように、燃焼室3の上部に設けられた燃焼室排気孔27と前記本体排気孔7との間には、第2の実施形態の給湯器100と同じ構造である排気フード128が略水平に渡設されている。さらに、燃焼室3の外側側面には、燃焼用空気供給ファン5とは別の給気ファン65が設けられている。この給気ファン65にはモータ66が連結され、該モータ66は、コントローラ40に電気的に接続されている。
As shown in FIG. 3, an
給気ファン65には給気配管73が接続され、該給気配管73の下流側一端部は、排気フード128の上流側一端部近傍の下部に穿設された挿通孔52に接続されている。これにより、給気配管73の内側に形成された空気流路73aと、排気フード128内の空気流路50とが挿通孔52を介して連結され、一本の空気流路が形成されている。この空気流路50の空気送風方向の下流端部には、第2の実施形態と同様に、ノズル22が設けられている。
An
なお、図3に示す空気流路73aと空気流路50とが、本発明の「通気路」に相当し、給気ファン65が本発明の「空気送風ファン」に相当する。つまり、第2の実施形態では、通気路に空気を送風する空気送風ファンとして、燃焼用空気供給ファン5と兼用としたのに対し、第3の実施形態では、専用の空気送風ファンを設けている。
The
次に、給湯器150におけるドレンの排出動作について説明する。第1の実施形態の給湯器1と同様に、まず、コントローラ40から出力された制御信号によってドレンポンプ20が駆動する。すると、ドレンタンク17内のドレンが吸引され、ドレン排管18、21を介してノズル22に供給される。これにより、ノズル22には、ドレンポンプ20によるドレンの送り込み圧がかかるため、ノズル22からドレンが霧状に勢いよく噴出される。
Next, the drain discharge operation in the
空気流路50には、給気配管73から供給された空気、即ち給気ファン65からの給気が勢いよく流れているので、ノズル22から噴出された霧状のドレンを、空気流路50内を流れる空気にのせて、給湯器150から遠くに飛ばすことができる。
Since the air supplied from the
以上説明したように、第3の実施形態の給湯器150では、第1,第2の実施形態の給湯器1,150と同様に、ドレンタンク17に貯留されたドレンをドレンポンプ20で吸引して、ノズル22に供給することにより、ノズル22からドレンを霧状に噴出させることができる。そして、ノズル22は、排気フード128の空気流路50に配置され、空気出口51に向かってドレンを噴出する。
As described above, in the
ここで、空気流路50に空気を供給するファンとして、給気ファン65を専用に設けたので、排出するドレンの量にあわせて給気ファン65の出力を変化させることができる。これにより、いっそう確実にドレンを給湯器150の外部に排出することができる。
Here, since the
また、給気ファン65により供給される空気は、燃焼排気等と比較すると湿度が低いために、ノズル22より排出したドレンが給湯器150の内部や給湯器150の近辺で露化することがない。そのため、ドレンを拡散した状態で、給湯器150からより遠くに飛ばすことができ、給湯器150の安全性をいっそう高めることができる。
Further, since the air supplied by the
さらに、ノズル22は空気流路50内において空気の流速が最も早くなるスロート部428内に配置されているため、ノズル22から噴出された霧状のドレンを、排気フード128の空気流路50内を流れる空気にのせて、給湯器150からより遠くに飛ばすことができる。
Furthermore, since the
次に、第4の実施形態である給湯器200について、図面に基づいて説明する。図4は、第4の実施形態である給湯器200の側面視断面図である。
Next, the
なお、第4の実施形態である給湯器200は、第1の実施形態である給湯器1の変形例であり、ドレンポンプ20の代わりに、ベンチュリー効果を発生するベンチュリー部120を備えている。そして、そのベンチュリー部120でベンチュリー効果を発生させることによって、ドレンタンク17内のドレンを吸引し、ノズル122に供給する点が本発明の特徴である。よって、以下説明では、給湯器1と共通の部材について同符号を付して説明し、給湯器1と共通の構造部分については説明を省略する。
In addition, the
図4に示すように、ドレンタンク17の底面には、ドレン抜孔(図示外)が開口され、該ドレン抜孔(図示外)にはドレン排管88が接続されている。さらに、そのドレン排管88には、該ドレン排管88の流路を開閉する電磁弁89が設けられ、該電磁弁89は、後述するコントローラ40に接続されている。そして、ドレン排管88の下流側一端部には、ベンチュリー効果を発生させて、ドレンタンク17内に貯留されたドレンを吸引して、ノズル122に供給するためのベンチュリー部120が接続されている。
As shown in FIG. 4, a drain hole (not shown) is opened on the bottom surface of the
一方、燃焼室3には、ドレン給気ファン85が設けられている。そして、このドレン給気ファン85にはモータ86が連結され、該モータ86はコントローラ40に電気的に接続されている。さらに、ドレン給気ファン85の下流側には、ベンチュリー部120の上流側一端部が接続されている。そして、ベンチュリー部120の下流側には、ドレン排管91が接続されている。さらに、ドレン排管91のその下流側一端部は、排気フード28の下部に向かって延設され、排気フード28の下部に隣接すると共に、本体排気孔7から器具本体2外に向かって略水平に突出されている。そして、そのドレン排管91の下流側一端部には、ドレンを霧状に噴出するノズル122が設けられている。なお、図4に示すドレン給気ファン85が、本発明の「空気圧供給ファン」に相当する。
On the other hand, a drain
次に、ベンチュリー部120について説明する。ベンチュリー部120のドレン給気ファン85から給気された空気が流入する管路は、ベンチュリー部120の中心に向かって内径を狭め、その先には中和処理されたドレンが吸引される管路と連通している。さらに、その下流側の空気とドレンの混合液が通過する管路はベンチュリー部120の出口側に向かって内径が再び広くなり、ドレン排管91に接続される構造となっている。
Next, the
このような構造を備えるベンチュリー部120に向かって、ドレン給気ファン85からの給気が流入すると、管路の内径が狭くなった中心部分が加圧され、ベンチュリー部120の中心部分を通過した直後に空気は一気に押し出されて噴出する。そして、その噴出と同時に、ベンチュリー部120の中心部には、ベンチュリー効果による負圧が形成される。これにより、ドレンタンク17から、ドレン排管88を通じてドレンが一気に吸引され、空気と混合され、ベンチュリー部120の出口に向かって勢いよく噴出する仕組みとなっている。なお、上記したように、ドレン排管88には、コントローラ40の制御によって開閉する電磁弁89が設けられているので、ベンチュリー部120に流入するドレン流入量は調整可能である。
When the supply air from the
次に、給湯器200におけるドレンの排出動作について説明する。まず、コントローラ40から出力された制御信号によって、モータ86が駆動し、ドレン給気ファン85が駆動する。よって、ベンチュリー部120には、ドレン給気ファン85によって給気された空気が随時供給される。そして、ベンチュリー部120の中心部には、ベンチュリー効果によって負圧が形成される。これにより、ドレンタンク17からは、ドレン排管88を通じてドレンが一気に吸引され、その中心部で空気と混合される。そして、ベンチュリー部120の中心部で生成された空気とドレンとの混合液は、ドレン排管91を介してノズル22から霧状に噴出され、空気中に排出される。
Next, the drain discharge operation in the
以上説明したように、第4の実施形態の給湯器200では、ドレン給気ファン85からの給気を利用することで、ベンチュリー部120でベンチュリー効果を発生する。そして、そのベンチュリー効果によって、ドレンタンク17に貯留されたドレンを吸引し、ノズル122に供給することで、ノズル122からドレンを霧状に噴出させ、空気中に排出することができる。これにより、酸性のドレンに耐えられる耐食性のドレンポンプを使用しなくても、ノズル122にドレンを供給できる。
As described above, in the
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、様々な変形が可能であることは言うまでもない。 Needless to say, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications are possible.
まず、第1乃至第4の実施形態では、ドレンタンク17に貯留されたドレンを、ドレンポンプ20又はベンチュリー部120によって吸引し、ノズル22(又は122)に向かって供給することによって、その送り込み圧でノズル22(又は122)からドレンを霧状に噴出させているが、例えば、超音波振動子(図示外)を用いることによって、ドレンを目に見えないほどに微粒子化して排出させることも可能である。この場合には、ドレン粒子の比表面積が大きく、排出後すぐに気化されるために、いっそう周囲環境への安全性を向上させることができる。
First, in the first to fourth embodiments, the drain pressure stored in the
また、上記実施形態では、副熱交換器10で発生したドレンを貯留するドレンタンク17を設けたが、ドレンタンク17を設けない構成としても良い。この場合には、ドレンタンク17を設けるためのスペースが節約でき、器具の小型化を図ることができる。
Moreover, in the said embodiment, although the
さらに、上記実施形態では、酸性のドレンを中和するために中和器15を設けたが、条件によっては中和器15を省略してもよい。
Furthermore, in the said embodiment, although the
また、第1の実施形態の給湯器1では、排気出口29にノズル22を配置したが、ノズル22の配置位置は、排気出口29を含む排気フード28内の燃焼排気排出方向の下流端近傍であればよく、排気出口29に限定しない。たとえば、排気フード28の排気出口29近傍に径方向内側に向かって緩やかに縮径するスロート部を設けるとともに、スロート部の内側にノズル22を配置する構成とした場合には、排気フード28内を流れる燃焼排気の吸引作用を利用して、ノズル22から噴出された霧状のドレンを器具本体2から遠くに飛ばすことができる。
In the
さらに、第2または第3の実施形態においては、ノズル22の設置される位置は空気流路50内の空気出口51近傍であれば良く、スロート部428内に限定されない。例えば、ノズル22を本実施形態よりも空気出口51に近づけて設置した場合には、ノズル22から噴出されたドレンを、より確実に給湯器100または給湯器150の外部に排出することができ、給湯器100または給湯器150の劣化を防ぐことができる。
Further, in the second or third embodiment, the position where the
また、第2または3の実施形態については、縮径のないフード(排気フード28、128)からドレンを排出する構成も可能である。この様な構成を採ったとしても、施工工事が不要になる等の効果を奏し得ることは言うまでもない。 Moreover, about 2nd or 3rd embodiment, the structure which discharges | emits drain from the hood (exhaust hood 28,128) without a diameter reduction is also possible. Needless to say, even if such a configuration is adopted, it is possible to achieve an effect such that construction work is unnecessary.
また、第4の実施形態の給湯器200では、ドレン給気ファン85からの給気を利用することによって、ベンチュリー部120でベンチュリー効果を発生させているが、例えば、燃焼用空気供給ファン5の給気の一部を利用することによって、ベンチュリー効果を発生することも可能である。つまり、本発明の空気圧供給ファンは、専用のドレン給気ファン85を設けなくても、燃焼用空気供給ファン5と兼用とすることも可能である。そのための具体的な構成としては、例えば、燃焼室3の下部に、燃焼用空気供給ファン5の給気の一部を燃焼室3外に引き込むための空気配管(図示外)を接続し、その空気配管の空気送風方向の下流側一端部をベンチュリー部120に接続する。この構成であれば、ドレン給気ファン85が不要となり、設備コストの節約ができる。
In the
さらに、第4の実施形態の給湯器200では、ドレンポンプを設けない構造としたが、ドレンポンプを設ける構造としても良い。この場合には、ドレンポンプの動力とベンチュリー効果との両方によって、ドレンをノズル22より確実に排出できる。また、設けるドレンポンプの動力は小さくても良いため、エネルギーおよび設備コストを節約することができる。
Furthermore, in the
本発明の給湯器は、熱交換器にドレンが発生する給湯器に適用可能である。 The water heater of the present invention is applicable to a water heater in which drain is generated in a heat exchanger.
1 給湯器
2 器具本体
3 燃焼室
5 燃焼用空気供給ファン
7 本体排気孔
8 バーナ
9 主熱交換器
9a 主伝熱管
10 副熱交換器
10a 副伝熱管
15 中和器
16 ドレン排管
17 ドレンタンク
18 ドレン排管
20 ドレンポンプ
21 ドレン排管
22 ノズル
28 排気フード
29 排気出口
33 バイパス管
33a バイパス流路
50 空気流路
51 空気出口
65 給気ファン
73 給気配管
73a 空気流路
85 ドレン給気ファン
88 ドレン配管
91 ドレン配管
100 給湯器
120 ベンチュリー部
122 ノズル
150 給湯器
200 給湯器
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記バーナに燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給ファンと、
前記バーナの燃焼排気から顕熱を回収して伝熱管内の通水を加熱するための主熱交換器と、
前記主熱交換器を通過した燃焼排気から潜熱を回収して伝熱管内の通水を加熱するための副熱交換器と、
前記副熱交換器で潜熱回収後の燃焼排気を、前記器具の外側に向けて排出する排気口と、
前記副熱交換器において発生したドレンを微細化して排出する微細化排出手段と
を備えていることを特徴とする給湯器。 A burner for burning fuel gas in a combustion chamber provided in the instrument;
A combustion air supply fan for supplying combustion air to the burner;
A main heat exchanger for recovering sensible heat from the combustion exhaust of the burner and heating the water flow in the heat transfer tubes;
A sub heat exchanger for recovering latent heat from the combustion exhaust gas that has passed through the main heat exchanger and heating the water flow in the heat transfer tubes;
An exhaust port for discharging the combustion exhaust after latent heat recovery in the auxiliary heat exchanger toward the outside of the appliance;
A hot water heater comprising: a refined discharge means that refines and discharges the drain generated in the sub heat exchanger.
前記ドレンを微細化して噴出するノズルと、
前記ノズルに前記ドレンを供給するポンプと
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。 The refined discharge means includes
A nozzle for finely draining the drain;
The water heater according to claim 1, further comprising a pump that supplies the drain to the nozzle.
器具内部から外部に向けて空気を排出する通気路と、
前記通気路に空気を送風する空気送風ファンと
が設けられ、
前記ノズルは、前記通気路の空気送風方向の下流端部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の給湯器。 The instrument includes
An air passage that exhausts air from the inside of the device to the outside;
An air blowing fan for blowing air to the air passage is provided,
The water heater according to claim 2, wherein the nozzle is provided at a downstream end of the air passage in the air blowing direction.
前記ドレンを霧状に排出するノズルと、
前記ノズルに連結されるドレン配管と、
前記ドレン配管に空気圧を供給する空気圧供給ファンと
を備え、
前記ドレン配管は、前記空気圧供給ファンにより供給された空気の流路中にベンチュリー部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。 The refined discharge means includes
A nozzle for discharging the drain in the form of a mist;
A drain pipe connected to the nozzle;
An air pressure supply fan for supplying air pressure to the drain pipe,
The hot water heater according to claim 1, wherein the drain pipe includes a venturi section in a flow path of air supplied by the air pressure supply fan.
超音波振動子を備えていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。 The refined discharge means includes
The water heater according to claim 1, further comprising an ultrasonic vibrator.
前記副熱交換器での潜熱回収によって発生したドレンの中和処理を行う中和手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の給湯器。
The instrument includes
The water heater according to any one of claims 1 to 7, further comprising neutralizing means for neutralizing drain generated by collecting latent heat in the auxiliary heat exchanger.
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