JP2007096450A - ネットワークシステム、無線機器及び光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電波受信回路を動作させていなくても、起床信号を受信可能にすることにより、電波受信回路にて消費される消費電力を削減することである。
【解決手段】光同期信号を受信し同期制御信号を出力する光同期信号受信手段と、光同期信号受信手段からの同期制御信号に基づいて起動処理を行う起動処理手段とを備える無線機器と、無線通信手段から送信されるデータを受信する受信手段と、受信手段により受信したデータに基づいて光同期信号を含む光を発光させる制御をする制御手段と、制御手段による制御により前記無線機器に前記光同期信号を含む光を発光する発光手段とを備える光源装置により構成され、光源装置は、無線機器が設置された領域に光を発光し、無線機器は、光源装置により発光された光を受光することにより起動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源を利用したネットワークシステム及び、ネットワークシステムを構成する無線機器及び光源装置に関する。
近年、携帯電話の普及から明らかであるが、コミュニケーションは場所に制約されずに行いたいと考える人が増えている。しかし、携帯電話を基本とする無線通信は、電話と基地局の間だけが無線化されているのであって、その他は基本的に有線である。また、最近では、通信の内容は、音声よりもデータの割合の増加が著しく、電話のような回線交換型ではなく、データ通信を行うことに最適化された無線インフラの構築が行われつつある。その代表的なものとして、複数のノードが分配配置されたマルチホップ無線ネットワークが普及している。
この、マルチホップ無線ネットワークでは、時間分割通信方式(TDD)を採用しており、複数の無線ノード同士がそれぞれ無線リンクによって接続されている。このような構成では、複数のリンクで共通の周波数を利用することが可能となり、周波数利用効率を上げることが可能であるが、そのためにはネットワークを構成する無線ノード同士が同期を保持することが必要である。
そこで、最近では、複数のノードが分散配置されたマルチホップ無線ネットワークにおいて、各ノードが基準時刻を外部から受信することなく、自律分散的に動作しながら時刻同期を確率することができる無線ネットワークが開示されている(特許文献1、参照)。
特開2003−273849号公報
ところで、従来のマルチホップ無線ネットワークでは、無線ノード間の同期を取るために、いわゆる電波を利用した同期信号の送受を行っていた。従って、信号を受信するノードは、同期信号を受け取るために電波受信回路を動作させる必要があった。しかしながら、一般的に受信回路は、ノードの電力を最も消費する回路の1つであり、バッテリ駆動など、限られた電源の中で動作する環境下で受信回路を同期のために動作させることは効率が悪く、連続可動時間が短縮するという問題があった。
本発明の課題は、スリープ状態である無線機器において、電波受信回路を動作させていなくても、起床信号を受信可能にすることにより、電波受信回路にて消費される消費電力を削減することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光同期信号を受信し同期制御信号を出力する光同期信号受信手段と、前記光同期信号受信手段からの同期制御信号に基づいて起動処理を行う起動処理手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無線機器において、同期条件に基づいて前記無線機器を同期させるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、同期させると判定すると、前記光同期信号の要求を送信する無線通信手段とを更に備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の無線機器において、前記同期信号受信手段により受信した前記光同期信号を復調する復調手段を、更に備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の無線機器において、前記光同期信号を含む光を発光する発光手段を、更に備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記無線通信手段から送信されるデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信したデータに基づいて前記光同期信号を含む光を発光させる制御をする制御手段と、前記制御手段による制御により前記無線機器に前記光同期信号を含む光を発光する発光手段とを備えることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の光源装置において、前記発光手段により発光される光は、可視光線又は赤外線であることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の光源装置において、前記光同期信号に特定の同期条件を付加して変調する変調手段を、更に備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の無線機器と、請求項5から7の何れか一項に記載の光源装置とにより構成され、前記光源装置は、前記無線機器が設置された領域に光を発光し、前記無線機器は、前記光源装置により発光された光を受光することにより起動することを特徴としている。
本発明によれば、無線機器に光センサを備え、当該無線機器に可視光線や赤外線を照射して起床信号を送信することにより、受信回路を動作させておく必要がなく、消費電力を削減することが可能となる。また、電波の受信回路に比べ、可視光線や赤外線の検出器である光センサは安価であるため、コスト削減も可能となる。さらに、簡単な回路構成で実現できることにより、小型化も実現できる。
以下、図を参照して、本実施形態について詳細に説明する。
図1に、本実施形態に係るネットワークシステム10のシステム構成を示す。図に示すように、本実施形態に係るネットワークシステム10は、光源20、ネットワーク制御システム30、無線機器40、41、42等により構成される。なお、無線機器の数はこれに限定されない。
光源20は、無線機器40、41、42に対する光同期信号として可視光線や赤外線を発光する発光手段である。具体的には、白熱灯や蛍光灯など、照明として一般的に使用されているものや、LED(Light Emitting Diode)等のように比較的光の伝播距離が短いもの等である。光源20の選択は、その特性とアプリケーションの要求を考慮して決定する。例えば、比較的暗い場所に設置する場合は可視光線を利用し、比較的明るい場所に設置する場合は赤外線を利用する。
ネットワーク制御システム30は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えて構成され、このネットワークシステム10全体の制御を行う。ネットワーク制御システム30は、光源20に接続される。例えば、無線機器40、41、42がスリープ状態である場合、ユーザにより無線機器を起床させる旨の指示がネットワーク制御システム30に入力されると、ネットワーク制御システム30のCPUはその入力信号を受信し、光源20に対して、無線機器の起床要求信号を送信する。この起床要求信号は、同期信号のひとつであり、ここで、起床とは、スリープ状態である無線機器を起動させるための動作である。従って、起床要求信号とは、無線機器を起動させるための指示信号であり、無線機器はこの信号を受けることにより起動を開始する。
なお、起床要求信号はユーザの入力によるものに限られず、光源20が、予め定められた設定に従って、無線機器40、41、42に対して可視光線又は赤外線を発光して起床要求を行うとしてもよい。
無線機器40は、光センサ50、CPU60、無線通信部70等により構成される。なお、無線機器41、42も同様の構成であるため、図示及び説明は省略する。
CPU60は、入力される指示に応じて、所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う中央演算装置である。具体的にCPU60は、ネットワーク制御システム30から光源20を介して送信される入力信号に応じて、ROM(図示省略)に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従った処理を実行する。例えば、ネットワーク制御システム30から無線機器40を起床させる旨の指示が光源20へ送信されると、光源20は、可視光線又は赤外線等の光を発光する。無線機器40の光センサ50がその光を検知することによりCPU60はネットワーク制御システム30からの起床信号を受信し、その信号に従ってプログラムを実行することにより無線機器40を起床させる。
光センサ50は、LEDやフォトトランジスタなどを使って、物体の有無、大きさ、長さなどの物理量を検知する素子であり、受光した光を電気信号に変換し、必要な情報を取り出す処理を実行する。従って、光センサ50は、受光した光を変換することにより取り出した情報を無線機器40のCPU60へ送信する。本実施形態に係る光センサ50は、光源20からの光を受光することによって、ネットワーク制御システム30からの起床要求信号を読み出し、その起床要求信号をCPU60へ送信するのである。そして、CPU60は、その起床要求信号に従って処理を実行する。
無線通信部70は、無線機器間のデータの送受信を行うための通信部である。例えば、光源20が照射可能なエリア内に無線機器40、41、42が設置されている場合、すべての機器が起床後は、無線機器同士でデータの送受信を実行する場合があるため、無線通信部70を備える。従って、無線通信部70は、電波受信回路を有し、起床すると同時に当該電波受信回路を動作させる。
図2のフローチャートを参照して、ネットワークシステム10で実行される処理について説明する。
まず、ネットワーク制御システム30のCPUは、例えば、ユーザから無線機器40、41、42を起床させる旨の指示が入力されると、その指示に従って、光源20にネットワーク起床要求信号を送信する(ステップS1)。
光源20は、ネットワーク制御システム30から送信されたネットワーク起床要求信号を受信すると、無線機器40、41、42に発光をすることにより(ステップS2、S3、S4)、起床要求信号を送信する。
無線機器40の光センサ50は、光源20から光を受光すると、受光した光を電気信号に変換し、起床要求信号処理の指示信号を読み出す。そして、その指示信号をCPU60に送信する。CPU60は、ネットワーク制御システム30から送信された起床要求信号処理の指示信号を光センサ50を介して受信すると、プログラムを読み出し、当該プログラムを実行させることによって無線機器40を起床させる。なお、無線機器41、42も同様の処理を実行することにより起床する。
以上のように、ネットワークシステムの起床要求信号を電波ではなく光を使用し、無線機器は光の検出により起動を開始することにより、起床要求信号を受信するための無線受信回路を常に動作させておく必要がないため、消費電力を大幅に削減することが可能となる。従って、長時間、電波の消費量の多い送受信回路やCPUをスリープ状態にしておくことが可能となり、長時間可動が必須である無線ネットワークシステムでは、消費電力の削減だけでなく、効率のよい機器管理を行うことができる。
なお、光源20は1つに限定されない。例えば、広いエリアにおいて、一斉に無線機器を起床させる場合など、光源20からの光が届かないエリアが存在する。従って、このような場合には、光源を複数設置することにより対応する。この場合の構成の一例を図3に示す。なお、1つの光源が起床させることができる無線機器の数はこれに限定されない。
図3に、光源が複数設置されたネットワークシステム11のシステム構成図を示す。図に示すように、このネットワークシステム11は光源20が照射できるエリアに設置される無線機器41、42、43と、光源21が照射できるエリアに設置される無線機器44、45により構成される。なお、無線機器43、44、45の構成及び動作は無線機器40と同様であるため、図示及び説明は省略する。
例えば、比較的広さのある1フロアに、無線機器としてPCが複数台設置されているオフィス等では、エリアごと又は一斉にPCを起動させることができれば、効率がよい。このような場合に、図に示すように複数箇所に光源20、21を設置することにより対応可能である。
以上のように、光源20、21を複数設置することにより、必要なエリアに設置される、例えば、PC等の無線機器のみを起動させることができる。従って、使用しないエリアの無線機器をスリープ状態に維持することが可能であるため、省エネを実現できる。
<変形例1>
次に、変形例1に係るネットワークシステム12について説明する。なお、本実施形態と同様の部位には同じ符号を付し、説明は省略する。
図4に、変形例1に係るネットワークシステム12の一例を示す。図に示すように、変形例1に係るネットワークシステム12は、光源装置200、無線機器46、47、48により構成される。なお、本実施形態に係るネットワークシステムでは、ネットワーク制御システム30から光源20に対して指示をすることで、光源20から発光する構成であった。変形例1に係るネットワークシステム12では、光源装置200にCPU61を備え、ユーザによる入力又は予め設定されたプログラムに基づいて発光させる構成である。
光源装置200は、光源20、CPU61、無線通信部71、その他図示は省略するが、ROMやRAM等の記憶部、入力部等を備えて構成される。CPU61は、入力される指示に応じて、所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う中央演算装置である。
無線通信部71は、無線機器46、47、48からのデータの受信を行う通信部であり、送受信回路を備える。例えば、無線機器46から、無線通信部70を介して他の無線機器を起床させる旨の指示信号が含まれたデータが送信されると、無線通信部71は、そのデータを受信し、当該データをCPU61へ入力する。CPU61は、その指示信号を受け、ROMに格納されたプログラムに従った処理を実行し、光源20から光を発光させることにより、起床要求信号を送信する。
無線機器46は、光センサ50、CPU60、センサ51、無線通信部70等により構成される。このセンサ51は、常時又は予め設定された一定の間隔でセンシングを行い、
例えば、起床条件に基づいて他の無線機器へ情報を通知するタイミングか否かを判定する。起床条件とは、例えば、起動させる無線機器が設置されるエリア等であり、予めタイマーを設定しておくとしてもよい。この判定において、情報を通知するタイミングであると判定すると、無線機器46の送信回路をONにし、無線通信部70を介して、光源装置200の無線通信部71にデータを送信する。この場合、電波到達可能範囲内に光源装置200がある必要がある。また、この光源装置200が常時受信可能状態となっている環境下では、まず、光源装置200に同期処理指示データを送信することで、光源装置200により、ネットワークシステム12の各無線機器の受信機をONにするよう指示を送信し、ネットワークシステム12全体を起動させる。
なお、無線機器47、48も同様の構成のため、図示及び説明は省略する。また、無線機器46、47、48は、それぞれ無線通信部70を備えている。従って、光源20からの光を受光し起床した無線機器46、47、48は、無線通信部70を介して、相互にデータの転送が可能となる。
次に、図5のフローチャートを参照して、変形例1に係るネットワークシステム12で実行される処理について説明する。なお、無線機器46が他の無線機器へデータを転送するためにネットワーク起床要求をするものとしたが、これに限定されない。その他の無線機器47、48がネットワーク起床要求をする場合も同様の処理を実行する。
まず、無線機器46は、常時又は予め設定された一定の間隔でセンシングを行い、他の無線機器へ情報を通知するタイミングか否かを判定する(ステップP1)。この判定において、まだ情報を通知するタイミングではないと判定すると、再度、この判定を繰り返す。この判定において、情報を通知するタイミングであると判定すると、無線機器46は、送信回路をONに設定する(ステップP2)。
ステップP2において、送信回路をONに設定すると、光源装置200にネットワーク起床要求を送信する(ステップP3)。このネットワーク起床要求は、無線機器46が起床させたい無線機器を指定することにより実行される。ネットワーク起床要求を受信した光源装置200のCPU61は、その受信信号に基づいて、指定されたエリアを特定し、当該エリアに設置された無線機器46、47、48に発光するように光源20を制御する(ステップP4、P5、P6)。
無線機器46、47、48は、光源装置200から発光される光を受光すると、受信回路をONに設定することにより起床する(ステップP7、P10、P14)。そして、無線機器46は無線機器47へデータを転送する(ステップP8)。ステップP8において、無線機器46は、データを転送すると、送信回路をOFFに設定し、処理を終了する。
無線機器47は、無線機器46から送信されたデータを受信すると、そのデータを他の機器へ転送する必要がある場合は、送信回路をONに設定する(ステップP11)。ステップP11において、送信回路をONすると、無線機器48へデータを転送し(ステップP12)、送信回路をOFFに設定し、処理を終了する。
無線機器48は、無線機器47から転送されたデータを受信し、そのデータが他に転送する必要が無い場合は送信回路をONに設定せず、次のデータを受信するまで待機する。なお、ここで、無線機器48が他へ転送する必要のあるデータがある場合は、無線機器48の送信回路をONに設定し、該当する無線機器へデータを転送する。そして、送信も受信もする必要がない、つまり、スリープ状態へ移行してもよい場合は、受信回路をOFFに設定し(ステップP15)、処理を終了する。
以上のように、無線機器46、47、48がセンサを有することにより、予め時間を設定しておく等、無線機器は任意のタイミングでネットワークシステムを起床させることが可能となる。従って、光源装置による起床要求に限られず、任意の無線機器が任意のタイミングでネットワークシステムや、ある特定の無線機器を起床させることができ、自由度が向上する。また、無線機器46、47、48は、光を検出することにより起動するため、データを送受信する必要がない場合は送受信回路をOFFにしておくことができるため、送受信回路により消費される電力を削減でき、省エネが実現できる。
<変形例2>
次に、変形例2に係るネットワークシステム13について説明する。なお、本実施形態と同様の部位には同じ符号を付し、説明は省略する。変形例2に係るネットワークシステム13は、光源及び無線機器で信号の変復調が可能な構成であり、起床要求の光に、例えば、コマンドなどの追加信号を重畳することで、より高度なネットワークの起床処理を行うことを可能にする。
まず、図6に、変形例2に係るネットワークシステム13のシステム構成を示す。図に示すように、変形例2に係るネットワークシステム13は、ネットワーク制御システム30、光源装置201、無線機器90、91、92により構成される。
光源装置201は、光源20、変調回路80、CPU61、無線通信部71等を備える。光源装置201のCPU61は、特定の情報を重畳させた光を送信する旨の指示を変調回路80に送信する。この特定の情報とは、例えば、特定のエリア、オフィスのPCであれば部署を特定できる情報又は条件、特定のグループ情報又は条件などである。
変調回路80は、搬送波を音声やデータなどの信号波に変調させる回路である。変形例2に係る変調回路80は、CPU61から、特定の情報又はデータを重畳させるよう指示を受信すると、当該受信した情報又はデータを変調した後、光源20を介して発光無線機器90、91、92に発光する。
無線機器90は、光センサ50、復調回路81、CPU60、無線通信部70により構成される。なお、無線機器91、92も同様の構成のため、図示及び説明は省略する。光センサ50は、光源装置201の変調回路80にて変調された光を受光すると、その光から変調波を読み出し、復調回路81へ入力する。復調回路81は、光センサ50が受光した変調波から情報又はデータを取り出す回路である。従って、変調波からデータを取り出すと、そのデータをCPU60へ送信する。CPU60は、取り出されたデータの条件を判定し、当該条件と予め無線機器90に設定されている条件が一致するか否かを判定する。そして、判定の結果に基づいて、無線機器90の動作を制御する。
図7のフローチャートを参照して、変形例2に係るネットワークシステム13において実行される処理について説明する。
ネットワーク制御システム30は、光源装置201のCPU61に特定の情報を重畳させた光を発光する旨の指示を送信する(ステップT1)。ステップT1において、光源装置201のCPU61に特定の情報を重畳させた光の発光指示信号が送信されると、CPU61は、当該指示信号に従って、変調回路80の動作を制御する。そして、変調回路80により特定の情報を含む光に変調すると(ステップT2)、当該光を光源20から無線機器90、91、92に発光する(ステップT3、T4、T5)。
無線機器90、91、92の光センサ50により、光源20からの光を受光すると、各無線機器のCPU60は、スリープ状態から起床し、動作を開始する(ステップT6、T7、T8)。このとき動作を開始するのは、CPU60のみである。
無線機器90は、ステップT6において、光源20からの光を受光することによりCPU60の動作が開始すると、CPU60は、光センサ50により受光した光を復調回路81により復調する制御を実行する。そして、復調回路により復調した結果得られたデータについて、判定をする(ステップT9)。この判定では、受信したデータに含まれる条件と、無線機器90に予め設定されている条件が一致するか否かを判定する。
例えば、オフィス等において、ある特定の部署のPCのみを起動させる場合、ネットワーク制御システム30は、当該部署を特定できる条件を重畳させた光送信を光源20に要求し、当該条件を含む光源20を発光させる。そして、ステップT9の判定において、送信された部署の条件と、無線機器90の条件が一致するか否かを判定し、一致しない場合は、スリープ状態を維持する(ステップT10)。なお、重畳させる条件は部署データに限られず、特定のエリアや、役職などの条件であってもよい。
無線機器91は、ステップT11の復調後の条件判定において、条件が一致した場合の処理である。ステップT11において、ネットワーク制御システム30により指定された条件と、無線機器91が有する条件が一致すると判定すると、条件及び指示に従って、データ処理や、データの送信を実行する(ステップT12)。ステップT12において、データ処理や送信などを実行すると、再度、スリープ状態へ移行し(ステップT13)、処理を終了する。
無線機器92は、無線機器91と同様に、条件が一致した場合であるため、説明は省略する(ステップT14〜T16)。
以上のように、起床要求信号を送信側の変調回路にて変調し、受信側の復調回路にて復調することにより、起床要求信号に特定の条件としてコマンドを重畳して送信することが可能となる。このことにより、ある特定の無線機器や、特定のエリアに設置された無線機器のみを起床させることが可能となる。従って、ネットワークシステム全体を起床させる場合に比べ、消費電力を削減することが可能となる。
<変形例3>
次に、変形例3に係るネットワークシステム14について説明する。
図8に、変形例3に係るネットワークシステム14の構成図を示す。なお、本実施形態と同様の部位には同じ符号を付し、説明は省略する。
図に示すように、ネットワークシステム14は、光源装置200、無線機器93、94により構成される。変形例3に係るネットワークシステム14を構成する無線機器93、94は、光センサ50、CPU60、無線通信部70の他に、光源20を有する。無線機器93、94が光源20を有することにより、光源装置201を介さないで無線機器93、94同士で起床要求処理を行うことが可能となる。従って、例えば、無線機器94が光源装置201からの光を受光できない場所に設置されている場合、つまり、光源装置201から直接信号を受信することができない場所に設置されている場合でも、無線機器93の光源20が発光する光を受光することによって、信号を受信することが可能となる。
また、例えば、無線機器93起床後に、何らかのトラブルのため光源装置201が動作不能となった場合においても、無線機器93の光源20により信号を送信することで、ネットワークシステム14全体の動作を継続することが可能となる。
なお、本発明は光源装置を照明に組み込むことでさらに効率の良いネットワークシステムを実現できる。照明は対象となるエリアを広く照らすよう設計されているため、照射可能な無線機器の設置場所のエリアの制限が少なく、設置する照明の数も少なく抑えられるため、コストを削減することが可能となる。
さらに、照明と組み合わせたアプリケーションに応用することができる。例えば、通常は暗い状態で、人が入ることにより照明スイッチが入る場合、照明スイッチを入れたタイミングでそのエリアにある無線機器を起床させ、必要な情報を収集し送信させることも可能である。
上述したように、本発明に係るネットワークシステムの構成は、スター型に限られない。変形例3の構成のような、メッシュ型、またその他の構成としても同様の効果を得ることが可能となる。
本実施形態に係るネットワークシステムのシステム構成を示す図である。 本実施形態に係るネットワークシステムで実行される処理を示すフローチャートである。 光源を複数設置する場合のネットワークシステムのシステム構成を示す図である。 変形例1に係るネットワークシステムのシステム構成を示す図である。 変形例1に係るネットワークシステムで実行される処理を示すフローチャートである。 変形例2に係るネットワークシステムのシステム構成を示す図である。 変形例2に係るネットワークシステムで実行される処理を示すフローチャートである。 変形例3に係るネットワークシステムのシステム構成を示す図である。
符号の説明
10、11、12、13、14 ネットワークシステム
20、21 光源
30 ネットワーク制御システム
40、41、42、43、44、45、46、47、48 無線機器
50 光センサ
51 センサ
60、61 CPU
70、71 無線通信部
80 変調回路
81 復調回路
90、91、92、93、94 無線機器
200、201 光源装置

Claims (8)

  1. 光同期信号を受信し同期制御信号を出力する光同期信号受信手段と、
    前記光同期信号受信手段からの同期制御信号に基づいて起動処理を行う起動処理手段と、
    を備えたことを特徴とする無線機器。
  2. 同期条件に基づいて前記無線機器を同期させるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、同期させると判定すると、前記光同期信号の要求を送信する無線通信手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線機器。
  3. 前記同期信号受信手段により受信した前記光同期信号を復調する復調手段を、更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線機器。
  4. 前記光同期信号を含む光を発光する発光手段を、更に備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の無線機器。
  5. 前記無線通信手段から送信されるデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したデータに基づいて前記光同期信号を含む光を発光させる制御をする制御手段と、
    前記制御手段による制御により前記無線機器に前記光同期信号を含む光を発光する発光手段と、
    を備えることを特徴とする光源装置。
  6. 前記発光手段により発光される光は、可視光線又は赤外線であることを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記光同期信号に特定の同期条件を付加して変調する変調手段を、更に備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の光源装置。
  8. 請求項1から4のいずれか一項に記載の無線機器と、請求項5から7の何れか一項に記載の光源装置とにより構成され、
    前記光源装置は、前記無線機器が設置された領域に光を発光し、
    前記無線機器は、前記光源装置により発光された光を受光することにより起動することを特徴とするネットワークシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012205035A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Advanced Telecommunication Research Institute International 制御装置、それにおいて実行されるプログラム、およびその制御装置を備えた通信システム
JP2014128452A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Seiko Epson Corp 運動解析システム、計測ユニット、プログラム、記録媒体および運動解析方法
KR101526383B1 (ko) * 2012-12-18 2015-06-10 현대자동차 주식회사 차량 내 영상 인식을 위한 조명 무선 동기 시스템

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