JP2007090016A - 増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に細かく対応し、種々の被取付体に設置できるようにした増設タオル掛け兼用棚を提供する。
【解決手段】基軸大径バー11およびそれぞれの片端が側枠13a、13bで繋がれた2本の伸縮小径バー12a、12bを基軸大径バー11の両端から装入して擦動可能に構成された伸縮自在な複数本のバーと、タオル掛け等のバー1と壁面等3の間に装入する場合にタオル掛け等のバー1に当接掛止する部分と壁面等3に当接する背当てリブ22a、22a′、22b、22b′を有する一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bおよび、本発明を懸吊する、被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせることができるように2ヵ所の角のうち一方は略直角の形状とし、他方は角をアールに形成された略コの字型の一対の丸角対応フック31a、31bを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は伸縮自在な複数本のバーと一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bおよび、本発明を懸吊する対象に合わせることのできる一対の丸角対応フック31a、31bにより構成され、種々の被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に細かく対応し、既設のタオル掛け等のバー1、物干し等の任意に設置されたバー4、ドア5あるいは長押6等、種々の被取付体に設置できるようにすることを特徴とした増設タオル掛け兼用棚に関するものである。
濡れたバスタオルを室内で乾かす場合、バスタオルは通常のタオルよりも幅が広く、壁面に取り付けてある一般的なタオル掛けでは広げて掛けることができない。そのため、折った状態で掛けることとなり、迅速な乾燥を阻害する要因となっていた。幅の広い、専用のタオル掛けを増設するには、一般的に取付用の金具や、工具を使う必要があり、壁面が傷んでしまう。そもそも増設するほどの壁面がないことも多い。
また、濡れたバスタオルを室内で乾かす場所は、一般的に浴室に隣接した脱衣所、洗面所等であるが、そういった場所には、石鹸、シャンプー等、こまごまとした備品があり、これを整理する棚が必要である。ない場合や、足りない場合はタオル掛けと同様に、一般的に取付用の金具や、工具を使って取り付けたり、増設したりする必要があり、どこでも手軽に棚を設置することは困難であった。
これらの課題を解決するため、タオル掛けに関しては、専用のスタンド型タオル掛けが考案されている(特許文献1参照)。このスタンド型タオル掛けは、数枚のタオルを掛けることができ、不使用時には折り畳み可能である。
しかしながら、スタンド型タオル掛けは、タオル掛けのバーを折り畳んでも、脚部はそのままのため、床面の場所を取るので、狭い場所では邪魔になり扱いにくい。また、設置場所が限定されるため応用が効かず、スペースや既設の器具等を有効に活用することができない。
そこで、タオル掛けのバーに追加して使用する器具(特許文献2参照)や、任意に設置されたバー、ドアあるいは長押に懸吊するタオル掛けも知られている。
しかしながら、タオル掛けのバーに追加して使用する器具はバーの幅が限定されるため、幅の広いバスタオルは掛けられない場合があり、また、設置場所もタオル掛けのバーのみであり、設置する方法も限定される。
タオル掛けのバーに追加して使用する器具でバーの幅に限定されず増設されるバーの長さを伸縮自在とした増設型のタオル掛けも知られている(実案文献3参照)が、設置には背面に壁面を必要とするため、設置場所はタオル掛けのバーのように背面に壁面のある場所に設置されたバーのみに限定される。
特開2004−135805号公報 特開2001−299631号公報
実用新案文献3
実登3111984号公報
また、その他のドアや長押に懸吊したり、物干し等の任意に設置されたバーに懸吊したりできるタオル掛けは、幅の広いバスタオルに対応できるよう、幅が広くなっているものもあるが、バーだけ、あるいはドアだけに掛けられるというように、設置場所や設置方法が限定される。
更に、屋外で干す場合も、物干し等の任意に設置されたバーに直接掛けるか、洗濯ハンガーに掛けて干していたが、一般に洗濯物を干す場合はバスタオルだけではないので、物干し等のバーに直接掛れば場所を取り、他の洗濯物を干すスペースがなくなる。
洗濯ハンガーを使う場合も同様に他の洗濯物を干すスペースを奪ってしまう。また、タオルを細かくピンチで留めなければならず、わずらわしかった。
棚にっては、種々の被取付体に取付用の金具や、工具を使わずに簡単に取り付けることができる棚はなく、その開発が待たれていた。
無論、タオル掛けと棚を兼用できる器具はなかった。
また、設置にフックを用いる場合、設置箇所の形状の断面が丸であったり、角であったりするため、フックの形状によっては使用できない場合もあった。
従来、設置された種々の被取付体に取り付ける器具で、フックとの接地面が丸い場合、あるいは角の場合のどちらにも取付用の金具や工具を使わずに設置することのできるフックを有する増設タオル掛け兼用棚はなかった。
また、一対の略楔形状の取付ブラケットを有することにより、既設のタオル掛け等に取付用の金具や工具を使わずに安定的に設置できる増設タオル掛け兼用棚はなかった。
更に、乾かすタオルの大きさや乗せるものに合わせて、大きさを変更できる増設タオル掛け兼用棚はなかった。
本発明が解決しようとする課題はこれらの機能を併せ持つことによって、さまざまな被取付体に簡単に設置できることによりスペースや既設の器具等を有効に活用し、使用者の利便に資するための、増設タオル掛け兼用棚を提供することである。
本発明において前記ならびにその他の目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかとなるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
これらの課題を解決するため、本発明は基軸大径バー11およびそれぞれの片端が側枠13a、13bで繋がれた2本の伸縮小径バー12a、12bを基軸大径バー11の両端から装入して擦動可能に構成された伸縮自在な複数本のバーと、タオル掛け等のバー1と壁面等3の間に装入する場合にタオル掛け等のバー1に当接掛止する部分と壁面等3に当接する背当てリブ22a、22a′、22b、22b′を有する一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bおよび、本発明を懸吊する、被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせることができるように2ヵ所の角のうち一方は略直角の形状とし、他方は角をアールに形成された略コの字型の一対の丸角対応フック31a、31bを備えていることを特徴としている。
上記の構成の増設タオル掛け兼用棚によれば、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bを既設のタオル掛け等のバー1に設置する場合、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21b間の幅をタオル掛け等のバー1の長さに合わせて調整し、タオル掛け等のバー1と壁面等3の間に装入すると、自重で下方に押し込まれ、略楔形状の取付ブラケット21a、21bの背当てリブ22a′、22b、22b′を含む幅がタオル掛け等のバー1と壁面等3との間の幅と一致した地点でタオル掛け等のバー1の壁面等3側の側面に重心が掛かるので、当接掛止し、同時に壁面等3にも背当てリブ22a′、22b、22b′が接地するため、タオル掛け等のバー1と壁面等3の間隔が任意であってもタオル掛け等のバー1は本発明の全体の重量を受け止めることができるので、安定的に設置することができ、既設のタオル掛け等のバー1の両端を支持する一対の支持部材2a、2bよりも両側に自在に延長して張り出させて壁面等3に対して安定した状態を保持させることができるため、既設のタオル掛け等のバー1の長さを越えて長くした状態で使用することができ、長さの調節も自在にできる。
更に、本発明は一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bをタオル掛け等のバー1と壁面等3に装入する場合と天地を逆にして一対の丸角対応フック31a、31bを接地する被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせて懸吊して設置することもできる。
また本発明は、基軸大径バー11およびそれぞれの片端が側枠13a、13bで繋がれた2本の伸縮小径バー12a、12bを基軸大径バー11の両端から装入して擦動可能に構成された伸縮自在な複数本のバーと、タオル掛け等のバー1と壁面等3の間に装入する場合にタオル掛け等のバー1に当接掛止する部分と壁面等3に当接する背当てリブ22a、22bを有する一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bおよび、本発明を懸吊する、被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせることができるように丸角対応可動フック41a、41bに丸角対応軸43a、43bを介して丸角対応リブ42a、42bを設置して構成した一対のフックを備えていることを特徴としている。
上記の構成の増設タオル掛け兼用棚によれば、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bをタオル掛け等のバー1と壁面等3に装入する場合と天地を逆にして一対の丸角対応可動フック41a、41b内の形状を変化させて、接地する被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせて懸吊して設置することもできる。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)今まで利用されていない空間を有効に活用し、新たな活用スペースを提供することができる。
特にタオル掛け等のバー1を設置している場所においては、バーの上方に今まで利用されていない空間があり、有効に活用できるスペースとして期待できる。
(2)既設のタオル掛け等のバー1に取付用の金具や、工具を使わずに簡単に取り付けることができ、必要に応じて簡単に外して別の場所に設置することができる。
この際、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bには持ち手孔23a、23bが穿設されており、設置作業も容易である。
(3)既設のタオル掛け等のバー1に設置する場合、本発明を設置してもタオル掛けとして従来通りに使用することが可能である。
(4)既設のタオル掛け等のバー1に設置する場合は、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bにより、既設のタオル掛け等のバー1と壁面等3との間隔が任意であっても安定的に設置することができる。
(5)既設のタオル掛け等のバー1に設置する場合は、略楔形状の取付ブラケット21a、21bを使用する他、丸角対応フック31a、31bにより懸吊して設置することも可能であり、状況に応じた選択ができる。
(6)既設のタオル掛け等のバー1に設置する場合、本発明を2つ用意し、一方は略楔形状の取付ブラケット21a、21bにより設置し、他方は丸角対応フック31a、31bによって懸吊して設置することにより、本発明を2つ取付けることが可能である。
この場合、両方をタオル掛けとして、あるいは両方を棚として、もしくは一方を棚とし、もう一方をタオル掛けとして使用する等、多様な利用方法が可能である。
(7)掛けるタオルの幅にあわせてバーの長さを伸縮できるので、幅の広いバスタオルでも使用可能である。
(8)既設のタオル掛け等のバー1の他、物干し等の任意に設置されたバー4、ドア5あるいは長押6等、設置可能な被取付体が多種多様である。
(9)一対の丸角対応フック31a、31bは被取付体の被取付箇所の断面が丸いバーでも、ドア5や長押6のように角のあるところにも懸吊して設置することが可能である。
(10)フック伸縮回転ポール32a、32bが伸縮するので、一対の丸角対応フック31a、31bで懸吊して設置した場合、使いやすい高さに調節して設置することが可能である。
(11)フック伸縮回転ポール32a、32bは回転して向きを任意にすることできるので、物干し等の任意に設置されたバー4に懸吊する場合に一対の丸角対応フック31a、31b同士を向かい合わせて設置することにより不意の落下を防止することができる。
(12)被取付体の被取付箇所が段違いであっても、左右のフック伸縮回転ポール32a、32bの長さをそれぞれ任意に調節することにより設置することが可能である。
以下、図面に示す発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bの広く形成されている一端の端部に基軸大径バー11の外径に合わせた、少なくとも2ヵ所以上の孔を穿ち、少なくとも2本以上の基軸大径バー11を装入する。一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bは被取付体に合わせて一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21b間の幅をタオル掛け等のバー1の長さに合わせて調整が可能である。
一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bの背にはタオル掛け等のバー1に設置した時に壁面等3に直近のバーが、壁面等3に接することなく有効に使用できるように背当てリブ22a、22a′、22b、22b′を設ける。
略楔形状の取付ブラケット21a、21bは一端が広く、他端に至るに従って狭くなるように形成されており、壁面等3とタオル掛け等のバー1の間に装入することによって、自重で下方に押し込まれ、略楔形状の取付ブラケット21a、21bの背当てリブ22a、22a′、22b、22b′を含む幅がタオル掛け等のバー1と壁面等3との間の幅と一致した地点でタオル掛け等のバー1の壁面等3側の側面に重心が掛かるので、当接掛止し、同時に壁面等3にも背当てリブ22a、22a′、22b、22b′が接地するため、タオル掛け等のバー1と壁面等3との間隔が任意であってもタオル掛け等のバー1は本発明の全体の重量を受け止めることができるので、安定的に設置することができる。
複数本の中空の基軸大径バー11の内径に合わせた外径の伸縮小径バー12a、12bを基軸大径バー11の両端から内部に装入して擦動可能にし、伸縮小径バー12a、12bを基軸大径バー11の両端より左右に張り出すことにより伸縮するよう構成し、伸縮小径バー12a、12bの片端を側枠13a、13bにより支持する。
複数本のバーの左右の長さを均等にしてバー固定ネジ14a、14bで固定できるように伸縮小径バー12a、12bにバー調整用マーク15a、15bを設ける。
略楔形状の取付ブラケット21a、21bにはフック伸縮回転ポール32a、32b用の孔を穿設置して回転自在なフック伸縮回転ポール32a、32bを装入する。
丸角対応フック31a、31bはフック伸縮回転ポール32a、32bに接続し、その形状は、略コの字型で、2ヵ所の角のうち一方は略直角の形状とし、他方は角をアールに形成する。
略楔形状の取付ブラケット21a、21bには必要に応じて吸盤、ビス、釘およびL字フック等を使用するための繋止用孔24a、24a′、24b、24b′を穿設する。
略楔形状の取付ブラケット21a、21bには設置作業を容易にするため、持ち手孔23を穿設する。
略楔形状の取付ブラケット21a、21bに設置されているフック伸縮回転ポール32a、32bは略楔形状の取付ブラケット21a、21bに穿設されたフック伸縮回転ポール32a、32b用の孔に擦動可能に装入され、伸縮回転自在に構成して、フック伸縮回転固定ネジ33a、33bにより任意の長さおよび向きに固定できるようにフック伸縮回転ポール32a、32bにはポール調整マーク34a、34bを、略楔形状の取り付けブラケット21a、21bに穿設されたフック伸縮回転ポール32a、32b用の孔の周りにはポール回転用マーク35a、35bを設ける。
本発明の略楔形状の取付ブラケット21a、21bや丸角対応フック31a、31bを用いて、タオル掛け兼用棚として使用している複数本のバーを板状にしたり、網状のボードを構成したりして増設棚や増設ボード、増設籠等を形成すれば、増設棚や増設ボード、増設籠等も本発明と同様に既存のタオル掛け等のバー1、物干し等の任意に設置されたバー4、ドア5あるいは長押6等の種々の被取付体に簡単に取り付けて使用することができ、その応用範囲は広い。
本発明を実施するための最良の第1の形態では、より使用者の利便に供するよう略楔形状の取付ブラケット21a、21bには手で握れるよう持ち手孔23a、23bを穿設している。勿論、このことが本発明の技術的範囲を限定するものではないことは言うまでもない。
また、略楔形状の取付ブラケット21a、21bには必要に応じて吸盤、ビス、釘およびL字フック等を使用するための繋止用孔24a、24a′、24b、24b′を穿設している。勿論、このことが本発明の技術的範囲を限定するものではないことも言うまでもない。
略楔形状の取付ブラケット21a、21bが壁面等3とタオル掛け等のバー1に安定的に設置することができるのであれ装飾を施すことも可能である。勿論、このことが本発明の技術的範囲を限定するものではないことも言うまでもない。
次に本発明の使用方法について詳細に説明する。
既設のタオル掛け等のバー1に設置する場合は、丸角対応フック31a、31bの向きが背面の壁面等3に当たらないことを確認して、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21b間の幅をタオル掛け等のバー1の長さに合わせて調整し、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bをタオル掛け等のバー1と壁面等3の間に装入する。伸縮小径バー12a、12bを、バー調整用マーク15a、15bを目印に、基軸大径バー11から引き伸ばし、左右の長さを均等にしてバー固定ネジ14a、14bで固定する。タオルを掛ける基軸大径バー11および伸縮小径バー12のa、12b位置は既存のタオル掛け等のバー1よりも上方に設置される。
本発明の一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bをタオル掛け等のバー1と壁面等3の間に装入することによって、自重で下方に押し込まれ、略楔形状の取付ブラケット21a、21bの背当てリブ22a、22bを含む幅がタオル掛け等のバー1と壁面等3との間の幅と一致した地点でタオル掛け等のバー1の壁面等の側面に重心が掛かるので、当接掛止し、同時に壁面等3にも背当てリブ22a、22bが接地するため、タオル掛け等のバー1と壁面等3の間隔が任意であってもタオル掛け等のバー1は本発明の全体の重量を受け止めることができるので、安定的に設置することができ、既設のタオル掛け等のバー1の両端を支持する一対の支持部材2a、2bよりも両側に自在に延長して張り出させて壁面等3に対して安定した状態を保持させることができるため、既設のタオル掛け等バー1の長さを越えて長くした状態で使用することができ、長さの調節も自在にできる。
一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bによりタオル掛け等のバー1と壁面等3の両方に接して設置するとき、接地位置が略楔形状の取付ブラケット21のa、21b狭い一端に浅くしか接地できない場合、すなわち、タオル掛け等のバー1と壁面等3との間の幅が狭く、複数本の基軸大径バー11および伸縮小径バー12a、12bで構成されるバーの平面がバランスを保ちにくい位置となった場合には、フック伸縮回転ポール32a、32bを伸ばして重心を下げたり、必要に応じて丸角対応フック31a、31bに重量物を懸吊してバランスを取り、安定させることもできる。
既設のタオル掛け等のバー1の上方にスペースがない場合やタオル掛け等のバー1と壁面等3の間の幅が一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bを差し込めないほど狭い場合、もしくは差し込めても重心位置が悪く、バランスが取れない場合は、本発明を、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bをタオル掛け等のバー1と壁面等3の間に装入する場合とは天地を逆にして丸角対応フック31a、31bを自在に回転伸縮させ、既設のタオル掛け等のバー1の断面の形状に合わせ、懸吊して設置する。
本発明を物干し等の任意に設置されたバー4、ドア5あるいは長押6等、種々の被取付体に設置する場合は、本発明を、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bをタオル掛け等のバー1と壁面等3に装入する場合と天地を逆にして一対の丸角対応フック31a、31bを自在に回転伸縮させ、被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせて懸吊して設置する。
この場合、不意の落下を防止するため、一対の丸角対応フック31a、31b同士を向かい合わせに設置しても良い。
設置する位置により、略楔形状の取付ブラケット21a、21bに設置されているフック伸縮回転ポール32a、32bの長さおよび丸角対応フック31a、31bの向きを調節し、設けたポール調整用マーク34a、34bおよびポール回転マーク35a、35bを目印に調節し、フック伸縮回転固定ネジ33a、33bにより任意の長さで固定する。
略楔形状の取付ブラケット21a、21bには基軸大径バー11の外径に合わせた少なくとも2ヵ所以上の孔が穿設されているので、どの基軸大径バー11でも擦動可能に装入することができる。必要に応じて、例えば、略中央に位置する基軸大径バー11に装入し、一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bを挟んで両側からタオルを掛けたり、背後に壁面等3が無くても水平に懸吊出来るように設置して棚として使用することも可能である。
基軸大径バー11と一対の伸縮小径バー12a、12bで構成された複数本のバーを設置する間隔は任意で良いが、増設棚として専用に使用する場合は、設置する間隔を狭める方が、より小さな備品を安置できる。
他の実施例
次に本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明にあたって前記本発明を実施するための最良の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
前記本発明を実施するための最良の形態における一対の丸角対応フック31a、31bを、丸角対応軸43a、43bを介して丸角対応リブ42a、42bを設置して丸角対応ダボ44a、44a′、44b、44b′により一対の丸角対応可動フック41a、41bに嵌着保持されるよう構成したフックとする。
この場合のフック形状は懸吊する被取付体の形状により安定的に保持するため、丸型を基本とし、丸角対応軸43a、43b有する丸角対応リブ42a、42bにより丸角対応可動フック41a、41b内の形状を変化させることができる。
任意に設置されたバー4のように被取付体の被取付個所の断面が丸いものに懸吊する場合は、丸角対応可動フック41a、41bの丸角対応軸43a、43bを介して設けられている丸角対応リブ42a、42bを丸角対応可動フック41a、41bの上方に跳ね上げて懸吊して設置する。
ドア5や長押6等のように被取付体の被取付個所の断面が角のものに懸吊する場合は、丸角対応可動フック41a、41bの丸角対応軸43a、43bを介して設けられている丸角対応リブ42a、42bをフックの内側に丸角対応ダボ44a、44a′、44b、44b′により嵌着保持し、被取付体の被取付個所と接する面を平らにして懸吊し、設置する。
他の実施例において丸角対応可動フック41a、41bは丸角対応軸43a、43bを有する丸角対応リブ42a、42bにより設置する面が丸でも角でも対応できるようになっているが、逆に四角いフックに一般的な形状の丸いフック形状のリブを丸角対応軸43a、43bにより設置しても良い。勿論、このことが本発明の技術的範囲を限定するものではないことは言うまでもない。
また、一般的な形状の丸いフックに丸角対応リブ42a、42bと略同様な形状の部材を必要に応じて嵌着しても良い。逆に一般的な形状の四角いフックに丸いフックと略同様な形状の部材を必要に応じて嵌着しても同様の効果を得ることが出来る。勿論、これらのことが本発明の技術的範囲を限定するものではないことは言うまでもない。
以上のように本発明は、基軸大径バー11および伸縮小径バー12a、12bにより構成される伸縮自在な複数本のバーと一対の略楔形状の取付ブラケット21a、21bおよび、本発明を懸吊する対象に合わせることのできる丸角対応フック31a、31bにより構成され、種々の被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に細かく対応し、既設のタオル掛け等のバー1、物干し等の任意に設置されたバー4、ドア5あるいは長押6等、種々の被取付体に設置できるようにすることを特徴とした増設タオル掛け兼用棚に関するものであり、構造が簡単で廉価に提供できると共に、多様な設置方法が可能で、かつ、多用途に活用でき、使用上極めて好都合である等、幾多の産業的効果を奏するものである。
本発明を実施するための最良の第1の形態の斜視図 図1における略楔形状の取付ブラケット21とフック伸縮回転ポール32の嵌合部分の拡大斜視図 図1における基軸大径バー11と伸縮小径バー12の嵌合部分の拡大斜視図 本発明を実施するための最良の第1の形態のタオル掛けのバー1に設置している状態の斜視図 本発明を実施するための最良の第1の形態のタオル掛け等のバー1に略楔形状の取り付けブラケット21を差し込んで設置している状態の側面図 本発明を実施するための最良の第1の形態のタオル掛け等のバー1に懸吊して設置する場合の側面図 本発明を実施するための最良の第1の形態の断面が丸い、任意に設置されたバー4に設置した場合の側面図 本発明を実施するための最良の第1の形態のドア5に設置した場合の側面図 本発明を実施するための最良の第1の形態の長押6に設置した場合の側面図 本発明を実施するためのその他の実施例における丸角対応可動フック41を断面が丸い任意に設置されたバー4に懸吊する場合の側面図 本発明を実施するためのその他の実施例における丸角対応可動フック41を断面が角のドア5に懸吊する場合の側面図
符号の説明
1、は、タオル掛け等のバー
2、は、支持部材
3、は、壁面等
4、は、任意に設置されたバー
5、は、ドア
6、は、長押
11、は基軸大径バー
12、は、伸縮小径バー
13、は、側枠
14、は、バー固定ネジ
15、は、バー調整用マーク
21、は、取付ブラケット
22、は、背当てリブ
23、は、持ち手孔
24、は、繋止用孔
31、は、丸角対応フック
32、は、フック伸縮回転ポール
33、は、フック伸縮回転固定ネジ
34、は、ポール調整用マーク
35、は、ポール回転用マーク
41、は、丸角対応可動フック
42、は、丸角対応リブ
43、は、丸角対応軸
44、は、丸角対応ダボ

Claims (8)

  1. 基軸大径バーおよびそれぞれの片端が側枠で繋がれた2本の伸縮小径バーを基軸大径バーの両端から装入して擦動可能に構成された伸縮自在な複数本のバーと、タオル掛け等のバーと壁面等の間に装入する場合に、タオル掛け等のバーに当接掛止する部分と壁面等に当接する背当てリブを有する一対の略楔形状の取付ブラケットおよび、本発明を懸吊する、被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせることができるように2ヵ所の角のうち一方は略直角の形状とし、他方は角をアールに形成された略コの字型の一対の丸角対応フックを備えていることを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
  2. 請求項1において一対の略楔形状の取付ブラケットを既設のタオル掛け等のバーに設置する場合、一対の略楔形状の取付ブラケット間の幅をタオル掛け等のバーの長さに合わせて調整し、タオル掛け等のバーと壁面等の間に装入すると、自重で下方に押し込まれ、略楔形状の取付ブラケットの背当てリブを含む幅がタオル掛け等のバーと壁面等との間の幅と一致した地点でタオル掛け等のバーの壁面等側の側面に重心が掛かるので、当接掛止し、同時に壁面等にも背当てが接地するため、タオル掛け等のバーと壁面等の間隔が任意であってもタオル掛け等のバーは本発明の全体の重量を受け止めることができるので、安定的に設置することができ、既設のタオル掛け等のバーの両端を支持する一対の支持部材よりも両側に自在に延長して張り出させて壁面等に対して安定した状態を保持させることができるため、既設のタオル掛け等のバーの長さを越えて長くした状態で使用することができ、長さの調節も自在にできることを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
  3. 請求項1および請求項2において、一対の略楔形状の取付ブラケットによりタオル掛け等のバーと壁面等の両方に接して設置するとき、接地位置が略楔形状の取付ブラケットの狭い一端に浅くしか接地できない場合、すなわち、タオル掛け等のバーと壁面等の間の幅が狭く、複数本の基軸大径バーおよび伸縮小径バーで構成されるバーの平面がバランスを保ちにくい位置となった場合には、フック伸縮回転ポールを伸ばして重心を下げたり、必要に応じて丸角対応フックに重量物を懸吊してバランスを取り、安定させて設置できることを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
  4. 請求項1および請求項3において、請求項2および請求項3のように一対の略楔形状の取付ブラケットをタオル掛け等のバー等と壁面等に装入する場合と天地を逆にして丸角対応フックを自在に回転伸縮させ、接地する被取付体の形状がそれぞれ異なる被取付個所の形状に合わせて懸吊して設置することもできることを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
  5. 請求項1、請求項3および請求項4において、丸角対応フックに替えて、丸角対応可動フックとし、丸角対応軸を介して丸角対応リブを設置したことを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、および請求項5において、一対の略楔形状の取付ブラケットに持ち手孔が穿設されており、設置作業が容易であることを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
  7. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、および請求項6において、丸角対応フックを一般的な形状の丸いフックに丸角対応リブと略同様な形状の部材を必要に応じて嵌着したことを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
  8. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、および請求項6において、丸角対応フックを一般的な形状の四角いフックに丸いフックと略同様な形状の部材を必要に応じて嵌着したことを特徴とした増設タオル掛け兼用棚およびその使用方法。
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