JP2007088718A - 多チャンネル放送受信装置及び多チャンネル放送の受信方法 - Google Patents

多チャンネル放送受信装置及び多チャンネル放送の受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多チャンネル放送受信装置において、所望の放送チャンネルの選局を容易にする。
【解決手段】所望の放送チャンネルを特定するチャンネル名称と、その放送チャンネルを提供する放送サービス及びそのチャンネル番号とを対応づけ、且つ優先順位を付加してマイチャンネル登録テーブルTに登録しておく。リモコン14のマイチャネルキー105が押下されたときマイチャンネル登録テーブルTに登録されているチャンネル名称の一覧をその優先順位の高い順にマイチャンネル画面に表示する(ステップS1、S2)。このマイチャンネル画面において選択操作が行われたときのカーソル位置に対応するチャンネル名称を特定し、このチャンネル名称に対応する放送サービス及びチャンネル番号をマイチャンネル登録テーブルTから特定し(ステップS4)、特定した放送サービスの、特定したチャンネル番号の放送チャンネルを選局させる(ステップS5)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、衛星放送やケーブルテレビ等で用いられる多チャンネル放送受信装置及び多チャンネル放送の受信方法に関わり、特に、選局を容易に行うことの可能な多チャンネル放送受信装置及び多チャンネル放送の受信方法に関する。
近年、地上アナログ放送に加えて、BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上デジタル放送等といった多チャンネル放送が行われる放送サービスの数が増えている。このため、これら複数の放送サービスを受信可能な多チャンネル放送受信装置で、視聴者が好みの番組を視聴する際には、複雑なリモコン操作が必要となっている。
例えば、特許文献1記載の多チャンネル放送受信装置では、リモコンにテンキーの入力モードを切り換えるためのキーを設けることで、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等といった複数の放送サービスで同一のテンキーにそれぞれのチャンネルを設定することができるようになっている。さらに、放送サービスを選択するキーを設け、選択された放送サービス内で、テンキーによる選局を可能にしている。
特開2000−184227号公報
しかしながら、このように、入力モードを切り換えるためのキーや、放送サービスを選択するキーを設けることで、同一のテンキーに対して、放送サービス毎のチャンネル番号を設定するようにした場合、視聴者が好みの番組を視聴する場合には、まず、この番組を提供している放送サービスを選択し、さらにそのチャンネル番号を選択する必要がある。つまり、視聴者は、好みの番組のチャンネル番号だけでなくその放送サービスも熟知している必要があり、特に、好みの番組が複数ある場合には、その放送サービス名及びチャンネル番号を記憶しておくことが困難となり、番組表から好みの番組を提供している放送サービス名及びそのチャンネル番号を特定せざるを得ず、好みの番組を視聴するまでに手間がかかる場合がある。
そこで、この発明は上記従来の未解決の問題点に着目してなされたものであり、視聴者が所望の放送チャンネルを容易に選局することの可能な多チャンネル放送受信装置及び多チャンネル放送の受信方法を提供することを目的としている。
上記した課題を解決するために、本発明のテレビジョン放送受信装置は、登録指示手段で登録指示された放送チャンネルを特定するチャンネル識別情報とそのチャンネル番号との対応を記憶する登録手段と、当該登録手段に登録されている放送チャンネルのチャンネル識別情報の一覧を表示する表示手段と、当該表示手段で表示された前記チャンネル識別情報の一覧の中から指定されたチャンネル識別情報を選択するチャンネル選択手段と、前記登録手段の登録情報から、前記チャンネル選択手段で選択されたチャンネル識別情報に対応するチャンネル番号を特定し、特定したチャンネル番号を選局する選局手段と、を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、登録指示手段で指定された放送チャンネルを特定するチャンネル名称等のチャンネル識別情報とそのチャンネル番号とを対応付けて登録し、この登録されている放送チャンネルのチャンネル識別情報を一覧表示する。そして、この一覧表示において選択されたチャンネル識別情報に対応するチャンネル番号を、登録されているチャンネル識別情報とチャンネル番号との対応に基づいて特定し、特定したチャンネル番号を選局するようにしたから、所望の放送チャンネルのチャンネル番号を把握していなくても、チャンネル名称さえわかれれば、これを一覧表示上で選択するだけで、所望の放送チャンネルを選局することができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、前記登録指示手段は、前記登録手段に登録する放送チャンネルを指定すると共にその優先順位を指定し、前記表示手段は、前記登録指示手段で指定された前記優先順位の並び順に前記チャンネル識別情報の一覧を表示し、前記チャンネル選択手段は、前記表示手段で表示された前記チャンネル識別情報の一覧において、その優先順位の高いものから順に選択可能に構成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、登録手段には、放送チャンネルのチャンネル識別情報やチャンネル番号と共にその優先順位も登録され、登録されている放送チャンネルのチャンネル識別情報の一覧表示は、この優先順位の並び順に行われるから、優先順位の高いものから順にチャンネル識別情報を選択することができる。したがって、優先順位の高い放送チャンネルほど、より少ない操作で選択することができるから、視聴頻度の高い放送チャンネルほど優先順位を高く設定しておけば、所望の放送チャンネルをより少ない操作で選択することができ使い勝手を向上させることができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、前記チャンネル選択手段は、前記表示手段で表示された前記チャンネル識別情報の一覧において、各チャンネル識別情報の表示位置に移動可能に表示されるカーソルが、所定の決定操作が行われたときに存在する位置に対応するチャンネル識別情報を選択し、前記カーソルは、前記チャンネル識別情報の一覧が表示された初期状態では前記優先順位の最も高いチャンネル識別情報の位置に存在することを特徴としている。
上記構成によれば、チャンネル識別情報の一覧表示において、その初期状態では、優先順位の最も高い放送チャンネルのチャンネル名称の表示位置にカーソルが位置するから、優先順位が高い放送チャンネルほどその放送チャンネルのチャンネル名称の表示位置までカーソルを移動させる操作が少なくてすみ、より少ない操作で所望のチャンネル名称を選択することができ、使い勝手をより向上させることができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、前記登録指示手段は、優先順位が付加され且つ前記登録手段に登録可能な放送チャンネル数の登録ボックスを表示すると共に、前記登録手段に登録された放送チャンネルのチャンネル名称を、その優先順位が一致する前記登録ボックスと対応付けて表示する登録ボックス表示手段を備え、各登録ボックスの表示位置に移動可能に表示されるカーソルが、所定の決定操作が行われたときに存在する位置に対応する登録ボックスの優先順位を、前記登録手段に登録する放送チャンネルの優先順位として指定することを特徴としている。
上記構成によれば、登録手段に登録されている放送チャンネルのチャンネル名称と対応付けて表示された登録ボックスのうち、所望の優先順位の登録ボックスの位置にカーソルを移動し、決定操作を行うことで、登録対象の放送チャンネルの優先順位を指定することができるから、他の放送チャンネルの優先順位を考慮しつつ、優先順位を容易に設定することができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、前記登録指示手段は、表示された前記登録ボックスと前記チャンネル識別情報との対応において、前記登録ボックスと前記チャンネル識別情報との対応を変更する変更手段を有し、当該変更手段による変更後の前記登録ボックスに対応付けて表示されたチャンネル識別情報とその登録ボックスの優先順位との対応と一致するように、前記登録手段に登録された前記放送チャンネルの優先順位を更新する登録情報更新手段を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、登録ボックスとチャンネル識別情報との対応が表示された表示画面上で、これらの対応を変更するだけで、登録手段に登録された放送チャンネルの優先順位を容易に変更することができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、前記登録指示手段は、前記放送チャンネルが選局された状態で、所定の登録指示操作が行われたとき、前記選局中の放送チャンネルを、前記登録手段に登録する放送チャンネルとして指定することを特徴としている。
上記構成によれば、登録指示手段による登録指示操作が行われたときに選局中の放送チャンネルを、この放送チャンネルの登録指示が行われたとして登録手段に登録するから、その放送チャンネルを視聴しその内容を認識した状態で、登録手段に登録する放送チャンネルを指定することができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、異なる複数の放送サービスのテレビジョン放送信号を受信可能な多チャネル放送受信装置であって、前記登録手段は、登録指示された前記放送チャンネルのチャンネル識別情報とその放送サービス及びそのチャンネル番号との対応を記憶し、前記選局手段は、前記登録手段の登録情報から、前記チャンネル選択手段で選択されたチャンネル識別情報に対応する放送サービス及びチャンネル番号を特定し、特定した放送サービスのチャンネル番号を選局することを特徴としている。
上記構成によれば、登録指示が行われたときその放送チャンネルを提供する放送サービスとそのチャンネル番号とチャンネル識別情報とを対応付けて登録し、選局対象の放送チャンネルが選択されたときには、これに対応する放送サービスとチャンネル番号とを獲得し、獲得した放送サービスのチャンネル番号を選局するから、複数の放送サービスのテレビジョン放送信号を受信する多チャンネル放送受信装置であっても、放送サービスを何ら気にすることなくその放送チャンネルを選択することができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、指令信号を送信するリモートコントローラを備え、前記指令信号を受信しこれに応じて動作する多チャンネル放送受信装置であって、前記リモートコントローラは登録チャンネルキーを有し、少なくとも、前記登録指示手段、前記表示手段、前記チャンネル選択手段及び前記選局手段は、前記登録チャンネルキーが操作されたときに動作可能となることを特徴としている。
上記構成によれば、リモートコントローラにおいて登録チャンネルキーが操作されたときに、少なくとも前記登録指示手段、前記表示手段、前記チャンネル選択手段及び前記選局手段が動作可能となり、前記登録手段への登録や、チャンネル選択手段による放送チャンネルの選択等が可能となるから、登録チャンネルキーを操作しないときには、通常の多チャンネル放送受信装置として作動させることができる。
また、上記した多チャンネル放送受信装置において、前記表示手段は、前記チャンネル識別情報の一覧を、前記放送チャンネルの放送内容を表示するための表示装置に重畳表示することを特徴としている。
上記構成によれば、放送チャンネルの放送内容を表示するための表示装置に、チャンネル識別情報の一覧が表示されるから、表示装置の同一画面上で、選択した放送チャンネルの放送内容を確認しつつ、好みの放送チャンネルを選局することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、本発明の多チャンネル放送の受信方法は、予め放送チャンネルのチャンネル識別情報とこれを提供する放送サービス及びチャンネル番号とを対応させて登録しておき、登録されている放送チャンネルのチャンネル識別情報の一覧を表示し、当該一覧において、何れかのチャンネル識別情報が選択されたとき、登録されている前記チャンネル識別情報とその放送サービス及びチャンネル番号との対応から、選択されたチャンネル識別情報に対応する放送サービス及びチャンネル番号を特定し、特定した放送サービスのチャンネル番号を選局することを特徴としている。
上記構成によれば、予め放送チャンネルのチャンネル識別情報とこれを提供する放送サービス及びチャンネル番号との対応を登録しておき、登録している放送チャンネルのチャンネル識別情報の一覧を表示し、一覧表示において選択されたチャンネル識別情報の放送チャンネルに対応する放送サービス及びチャンネル番号を特定し、特定した放送サービスのチャンネル番号を選局するから、放送サービスやチャンネル番号の選択操作を行う必要がなく、所望の放送チャンネルを選択するだけで対応するチャンネル番号の選局を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した多チャンネル放送受信装置の一例を示す概略構成図である。
図中、1は地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等を受信するためのアンテナ、2a〜2cは例えば地上デジタル放送用、BSデジタル放送用、CSデジタル放送用のチューナであって、アンテナ1で受信された受信信号は、それぞれ対応するチューナ2a〜2cに入力される。
そして、各チューナ2a〜2cで抽出されたテレビジョン放送信号は、スクランブル解除部3でスクランブルの解除が行われ、ストリーム分離部4で、音声信号及び映像信号に分離された後、音声信号は音声デコーダ5を介してスピーカ6に出力され、映像信号は映像デコーダ7、映像メモリ8を介してディスプレイ9に出力される。
前記チューナ2a〜2c、スクランブル解除部3、ストリーム分離部4は、演算処理部(CPU)10によってその作動が制御され、この演算処理部10に対して、ROM、RAM等のメモリ11、不揮発性のフラッシュメモリ12、オンスクリーン表示用の映像メモリ13、リモートコントローラ(以下、リモコンという。)14からの指令信号を受信するリモコンインタフェース部15、図示しないICカードから、スクランブル解除部3でスクランブル解除を行うための解読キーを読み出すためのICカードインタフェース部16がバス17を介して接続されると共に、ネットワークインタフェース部18、ブリッジメディアインタフェース部19がバス17を介して接続されている。
前記演算処理部10は、リモコン14からの指令信号にしたがって、チューナ2a〜2cのうち指定されたチューナを作動させ、指定されたチャンネル番号のテレビジョン信号を抽出させる。そして、各部を制御してその映像をディスプレイ9に表示させると共に音声をスピーカ6で発生させ、指定されたチャンネル番号の番組を放送させる。
また、演算処理部10は、リモコン14から後述のマイチャンネルキーの選択信号を入力した場合には、マイチャンネルによる放送チャンネルの選局を行うマイチャンネルモードとなり、後述のマイチャンネル画面やマイチャンネル設定画面を表示するための表示情報を映像メモリ13に書き込み、この映像メモリ13に書き込まれたマイチャンネル用の表示情報を、映像メモリ8に書き込まれたテレビジョン放送の映像信号に重畳させて表示する。そして、リモコン14の操作に応じて、後述のマイチャンネル画面で指定されたチャンネルの選局やマイチャンネル登録テーブルへの登録を行う。
図2は、リモコン14の正面図である。
本発明におけるリモコン14には、その長手方向の上左端部に電源スイッチ101が設けられ、電源スイッチ101の下方には、放送サービスを選択するためのサービス選択キー102が設けられている。図2の場合、3つの選択キーが設けられ、3つの放送サービスを選択可能となっている。このサービス選択キー102の下方には、“1”から“12”の12個の数字キー103が配列されている。
数字キー103の下方には、メニュー表示を行うためのメニューキー104a、電子番組表を表示させるための番組表キー104bが設けられ、さらに、前記マイチャンネル画面の表示や登録等を行うためのマイチャンネルキー105が設けられている。
さらに、リモコン14には、オンスクリーン表示画面において、上下左右へカーソルを移動させるための矢印キー106、決定キー107、音量調整や消音を行うための調整キー108、選局を行うための選局キー109が設けられている。さらに、青、赤、緑、黄が割りつけられた4つのカラーキー110が設けられている。
図3は、演算処理部10で実行される、マイチャンネルキー105が操作されたときの処理手順の一例を示すフローチャートである。
演算処理部10では、リモコン14からマイチャンネルキー105の選択信号を入力すると、ステップS1で、メモリ11に格納している、予め設定されたマイチャンネル登録テーブルTを読み出す。
このマイチャンネル登録テーブルTは、図4に示すように、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送といった放送サービスが提供する放送チャンネルの名称(例えば、○×放送、△△チャンネル等)と、各放送サービスでその放送チャンネルの名称(以後、チャンネル名称という。)毎に付与されているチャンネル番号と、そのチャンネル名称の放送チャンネルを提供する放送サービスの名称(例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等)と、そのチャンネル名称の放送チャンネルの優先順位を表すテーブル番号とから構成されている。図4の場合には、マイチャンネルとして10個の放送チャンネルを登録することができる。
前記テーブル番号は、その昇順で優先順位を表し、テーブル番号“1”が最も優先順位が高く、テーブル番号“10”が最も優先順位が低いことを表す。図4の場合、最も優先順位の高い放送チャンネルとして、テーブル番号“1”に、“A(例えば地上デジタル放送)”という放送サービスの、チャンネル番号“A23”の、チャンネル名称が“aチャンネル”という放送チャンネルが登録されている。また、2番目に優先順位の高い放送チャンネルは登録されておらず、3番目に優先順位が高い放送チャンネルとして、テーブル番号“3”に、“B(例えばBSデジタル放送)”という放送サービスの、チャンネル番号“B156”の、チャンネル名称が“bチャンネル”という放送チャンネルが登録されている。同様に、テーブル番号“4”、“5”、“8”、”10”にそれぞれ放送チャンネルが登録され、テーブル番号“6”、“7”、“9”は放送チャンネルが登録されておらず、空き領域となっている。
次いで、ステップS2に移行し、マイチャンネル登録テーブルTから登録されているチャンネル名称を読み出し、この登録されたチャンネル名称の一覧からなるマイチャンネル画面をディスプレイ9にオンスクリーン表示する。前記マイチャンネル画面は、例えば図5に示すように、マイチャンネル登録テーブルTに登録されているチャンネル名称が表示される。このとき、チャンネル名称は、テーブル番号の昇順、つまり優先順位の高い順に表示され、さらに、最後尾に、“マイチャンネル設定”という項目が表示されている。
ここで、各チャンネル名称及び“マイチャンネル設定”という項目は、マイチャンネル画面において選択可能な選択項目を表す。各選択項目はカーソルで選択する。
このカーソルは、前記マイチャンネル画面が表示された初期状態では、図5に示すように、優先順位の最も高いチャンネル名称の項目位置、すなわち、一番上に表示されているチャンネル名称の項目位置に表示され、リモコン14の上下の矢印キーを操作することにより上下に移動する。そして、リモコン14の決定キー107を操作したとき、カーソル位置の選択項目が選択されるように構成されている。
前記ステップS2で、マイチャンネル画面を表示したならば、続いて、ステップS3に移行し、マイチャンネル画面で放送チャンネルが選択されたかどうかを判断する。すなわち、リモコン14で決定キーが操作されたときのカーソル位置が、チャンネル名称位置であるかどうかを判断する。
そして、チャンネル名称位置で決定キー107が操作された場合には、放送チャンネルが選択されたと判断し、ステップS4に移行し、そのチャンネル名称位置から、選択された放送チャンネルのチャンネル名称を特定し、前記マイチャンネル登録テーブルTから、選択されたチャンネル名称に対応する放送サービス及びチャンネル番号を特定する。次いで、ステップS5に移行し、チューナ2a〜2cのうち、特定した放送サービスに対応するチューナに対し、特定したチャンネル番号の選局を指示する。そして、各部を制御してチューナで選局したテレビジョン放送信号から映像信号及び音声信号を生成し、これをディスプレイ9及びスピーカ6に出力し、選局されたチャンネル番号の番組を放送させる。そして処理を終了する。
一方、前記ステップS3で、マイチャンネル画面でチャンネル名称ではなく、“マイチャンネル設定”が選択された場合には、ステップS10に移行し、図6に示す、マイチャンネル登録処理を行う。
このマイチャンネル登録処理では、まず、ステップS11で、マイチャンネル設定画面をオンスクリーン表示する。このマイチャンネル設定画面は、図7に示すように、マイチャンネル登録テーブルTで登録可能な放送チャンネル数と同数の登録ボックスで構成され、縦に一列に並んで表示される登録ボックスは、下にいくほど優先順位が低くなるように設定されている。各登録ボックスと、前記チャンネル登録テーブルTの登録項目とは、優先順位が同じものどうしで対応している。そして、チャンネル登録テーブルTに登録されている放送チャンネルのチャンネル名称が、その放送チャンネルの優先順位と同じ登録ボックスに表示される。
例えば、図4のマイチャンネル登録テーブルTの場合には、優先順位が第1位のテーブル番号“1”として、“aチャンネル”が登録されているから、図7に示すように、マイチャンネル設定画面の優先順位が第1位である先頭の登録ボックスに“aチャンネル”が表示される。また、マイチャンネル登録テーブルTの優先順位が第2位のテーブル番号“2”として放送チャンネルは登録されていないから、図7に示すように、マイチャンネル設定画面の優先順位が第2位である二番目の登録ボックスには、例えば“未登録”が表示される。
さらに、マイチャンネル登録テーブルTには、図4に示すように、テーブル番号“3”、“4“、“5”、“8”、“10”にそれぞれ放送チャンネルが登録されているから、図7のマイチャンネル設定画面の3番目、4番目、5番目、8番目、10番目の各登録ボックスにそれぞれ対応するチャンネル名称が表示され、マイチャンネル登録テーブルTに登録されていない、6番目、7番目、9番目の各登録ボックスには、それぞれ“未登録”が表示される。
前記登録ボックスはカーソルで選択する。このカーソルは、前記マイチャンネル設定画面が表示された初期状態では、図7に示すように、“未登録”が表示された登録ボックスのうち、優先順位の最も高い登録ボックスに位置し、リモコン14の上下の矢印キーを操作することにより上下に移動する。そして、リモコン14の決定キーを操作したとき、このときのカーソル位置の登録ボックスが選択されるようになっている。
上述のようにマイチャンネル設定画面をオンスクリーン表示したならば、次いでステップS12に移行し、リモコン14においてマイチャンネル設定画面での設定操作の終了を指示する終了操作が行われたかどうかを判断する。例えば、マイチャンネル設定画面が表示されているときには、リモコン14のマイチャンネルキー105に対して、マイチャンネル設定操作の終了を指示する終了キーとしての機能を対応付けておき、このマイチャンネルキー105が操作されたときすなわち終了キーが操作されたとき、設定終了と判断する。そして、設定終了操作が行われたときには、このマイチャンネル登録処理を終了し、マイチャンネル設定画面を閉じる。
一方、設定終了操作が行われていない場合には、ステップS13に移行し、リモコン14で決定キー107が押下されたかどうかを判断し、決定キー107が押下されたときにはステップS14に移行し、この時点で視聴中の放送チャンネルを、マイチャンネル登録テーブルTに登録する。
まず、現在放送中の番組を提供している放送サービスと、そのチャンネル番号と、そのチャンネル名称とを特定する。前記チャンネル名称は、予め放送サービス及びチャンネル番号と対応付けて記憶しておけばよい。次に、決定キー107が押下されたときにカーソルが位置する登録ボックスの優先順位を特定し、この優先順位に対応する、マイチャンネル登録テーブルTのテーブル番号に、現在放送中の番組の放送サービス、チャンネル番号及びチャンネル名称を対応付けて登録する。また、登録したチャンネル名称をマイチャンネル設定画面に反映させ、登録した登録ボックスにチャンネル名称を表示する。そして、ステップS12に戻る。
一方、ステップS13で、決定キー107が押下されていない場合にはステップS15に移行し、リモコン14のカラーキー110のうち黄ボタンが押下されたかどうかを判断する。そして、黄ボタンが押下されたときには、ステップS16に移行し、黄ボタンが押下されたときのカーソルが位置する登録ボックスの優先順位とその表示内容(チャンネル名称)とを、メモリ11の予め設定した所定の領域に一時的に記憶し、この登録ボックスを“未登録”に変更する。そして、ステップS12に戻る。
前記ステップS15でカラーキー110のうち黄ボタンが押下されないときにはステップS17に移行し、カラーキー110のうち青ボタンが押下されたかどうかを判断する。そして、青ボタンが押下されたときにはステップS18に移行し、この青ボタンが押下されたときにカーソルが位置する登録ボックスに、所定の領域に一時的に記憶されている、表示内容(チャンネル名称)を表示する。このとき、前記青ボタンが押下されたときにカーソルが位置する登録ボックスに放送チャンネルが登録されているときには、この登録ボックスの優先順位より後の優先順位の登録ボックスについて、その登録ボックスに登録されているチャンネル名称を順次繰り下げ、且つ、登録されていない登録ボックスについては繰り下がったチャンネル名称を新たに登録し、挿入処理を行う。
そして、この移動に応じてマイチャンネル登録テーブルTを、対応する優先順位の登録ボックスの内容と対応付けて更新する。具体的には、移動先のテーブル番号が空き領域である場合には、所定の記憶領域に一時的に記憶された、黄ボタンが押下されたときの登録ボックスの優先順位に対応する、マイチャンネル登録テーブルTのテーブル番号の登録内容を、青ボタンが押下されたときのカーソルが位置する登録ボックスの優先順位に対応するテーブル番号に移動し、マイチャンネル設定画面の設定内容と、マイチャンネル登録テーブルTの登録内容とを一致させる。一方、青ボタンが押下されたときにカーソルが位置する登録ボックスの優先順位と対応するテーブル番号に既に他のチャンネル名称が登録されているときには、前述の挿入処理を行い、このテーブル番号以後の登録内容をそのテーブル番号を1つずつ繰り下げて更新記憶し、且つ、テーブル番号が空き領域であるときにはその一つ前のテーブル番号の登録内容を空き領域に新たに登録し、これ以後のテーブル番号については更新を行わない。そして、ステップS12に戻る。
なお、例えば、前記マイチャンネル設定画面が表示されている状態で、サービス選択キー102、数字キー103、選局キー109の何れかが押下されたときには、マイチャンネル設定画面はそのままで、視聴中の放送チャンネルを変更することができる。これは、マイチャンネル設定画面を表示した状態で、お気に入りのチャンネルを探すためのものである。
次に、上記実施の形態の動作を説明する。
リモコン14でマイチャンネルキー105が押下されると、演算処理部10では図3の処理にしたがって動作し、メモリ11に格納されているマイチャンネル登録テーブルTを読み込み(ステップS1)、例えば図5に示すマイチャンネル画面を表示する(ステップS2)。
そして、このマイチャンネル画面で、利用者が所望のチャンネル名称の位置にカーソルを移動させて決定キー107を押下し、例えば、4番目に表示されている“dチャンネル”という放送チャンネルを選択すると(ステップS3)、演算処理部10では、マイチャンネル登録テーブルTを参照し、ここから、“dチャンネル”の放送サービスとして、“C”、チャンネル番号として“C202”を取得する(ステップS4)。そして、放送サービス“C”に対応するチューナに対し、チャンネル番号“C202”の選局を指示する。このため、放送サービス“C”のチャンネル番号“C202”の番組が選局されこれがディスプレイ9及びスピーカ6により放送されることになる。
ここで、利用者は、マイチャンネル画面において、所望のチャンネル名称(この場合、“dチャンネル”)を選択するだけでよい。したがって、利用者は、所望の放送チャンネルの放送サービス名や、そのチャンネル番号を把握していなくても、チャンネル名称さえわかれば、その放送チャンネルを選局することができる。また、このとき、所望の放送チャンネルを選局するには、マイチャンネル画面において上下の矢印キーと決定キー107とを操作し、所望の放送チャンネルのチャンネル名称を選択するだけでよい。したがって、利用者は、放送サービスを何ら気にすることなく、矢印キーと決定キー107の操作だけで容易に放送チャンネルの切り換えを行うことができ、また、複数の放送サービスにわたって放送チャンネルを切り換える場合であっても、その放送サービスを考慮することなく容易に切り換えを行うことができる。
特に、複数の放送サービスがあり且つそれぞれの放送サービスで多数の放送チャンネルを提供している場合、所望の放送チャンネルがどの放送サービスで提供されるのか、またそのチャンネル番号は何番であったかを、利用者が記憶しておくことは困難である。特に、好みの放送チャンネルが複数の放送サービスにわたって複数ある場合には、複数の放送チャンネルについてそのチャンネル番号を記憶しておくことは困難であり、所望の放送チャンネルの放送サービス名や、チャンネル番号を忘れた場合には、放送サービスを切り換えてみたり、また、チャンネル番号を切り換えてみたりして、所望の放送チャンネルを探したり、或いは番組表を参照して放送サービスやチャンネル番号を探す必要があり、所望の放送チャンネルを選局するまでに時間がかかる。しかしながら、上述のように、マイチャンネル画面を用いた場合には、このマイチャンネル画面で、所望のチャンネル名称を選択するだけでよいから、所望の放送チャンネルの放送サービスやチャンネル番号を記憶していなくても容易にこの放送チャンネルを選局することができる。
また、仮にチャンネル名称を忘れた場合であってもマイチャンネル画面に、利用者が登録したチャンネル名称が表示されるから、マイチャンネル画面を参照することによって容易に所望の放送チャンネルの名称を認識することができ、使い勝手をより向上させることができる。
さらに、このとき、マイチャンネル画面では、初期状態では、優先順位が第1位に設定されたチャンネル名称の位置にカーソルが位置するから、利用者がよく視聴する放送チャンネルの順にマイチャンネル登録テーブルTに登録しておけば、利用者がよく視聴する放送チャンネルの順に、チャンネル名称が表示されることになる。
したがって、利用者がよく視聴する放送チャンネルが“aチャンネル”である場合、初期状態では、図5に示すように、マイチャンネル画面において“aチャンネル”の位置にカーソルが位置するから、利用者はカーソルを移動させる操作を行う必要はなく、マイチャンネル画面を表示させた後、決定キー107を押下するだけで所望の放送チャンネル“aチャンネル”を選択することができる。
また、例えば、比較的優先順位の高い放送チャンネルとして“bチャンネル”を設定しておけば、この“bチャンネル”は、マイチャンネル画面において図5に示すように比較的上位の位置に表示され、図5の場合には、2番目に表示される。そして、カーソルはマイチャンネル画面を表示させた初期状態では、優先順位の第1位の1番目の放送チャンネルの位置に存在するから、“bチャンネル”を選択するには、リモコン14の矢印キーの1回の押下でカーソルを一行下に移動させればよい。
このように、マイチャンネル画面では、優先順位の高い放送チャンネル、すなわち、利用者がよく視聴する放送チャンネルほど、そのチャンネル名称の表示位置に近い位置にカーソルが位置することになるから、利用者がよく視聴する放送チャンネルほど、所望の放送チャンネルを選択するためのカーソルの移動操作は少なくてすみ、使い勝手をより向上させることができる。
このマイチャンネル画面を用いて選局を行っている状態から、マイチャンネル画面に登録されていない放送チャンネルを選局する場合には、リモコン14で所望の放送サービスに対応する放送サービス選択キー102を押下し、さらに数字キー103で所望のチャンネル番号を押下する。これによって、マイチャンネルモードから通常の動作モードに切り換わり、マイチャンネル画面等が表示されていた場合にはこれが消去され、放送サービス選択キー102で選択された放送サービスに対応するチューナに対して数字キー103で選択されたチャンネル番号の選局が指示され、これが選局されてディスプレイ9及びスピーカ6により指定された放送チャンネルが放送される。
そして、現在選局中の放送チャンネル、例えば、放送サービス“A”のチャンネル番号“A10”の“pチャンネル”というチャンネル名称の放送チャンネルをマイチャンネルとして新たに登録する際には、リモコン14のマイチャンネルキー105を再度押下して、マイチャンネルモードに切り換え、図5に示すマイチャンネル画面を表示させ、矢印キーを操作してカーソルを最下段に移動させ、“マイチャンネル設定”を選択する。
これによって、演算処理部10では、図3のステップS3からステップS10に移行し、マイチャンネル登録処理を実行し、ディスプレイ9には図7に示すマイチャンネル設定画面がオンスクリーン表示される。
そして、現在選局中の放送チャンネルは、それほど頻繁には視聴しないとして優先順位の比較的低い空き領域、例えば、優先順位が第9位の登録ボックスにカーソルを移動させ決定キー107を押下してこれを選択すると、図6のステップS13からステップS14に移行し、現在視聴している放送チャンネルが、マイチャンネル登録テーブルTに登録される。つまり、優先順位が第9位であるテーブル番号“9”に、放送サービスは“A”、チャンネル番号は“A10”、そして、チャンネル名称は、“pチャンネル”として登録される。これに伴って図8に示すように、マイチャンネル設定画面の優先順位が第9位の登録ボックスは、“未登録”から“pチャンネル”という表示に変更される。
そして、マイチャンネルの登録が終了し、リモコン14で終了操作として例えばマイチャンネルキー105を押下すると、ステップS12でこれを認識し、オンスクリーン表示を終了する。
以上の操作によりマイチャンネル登録テーブルTへの、pチャンネルの登録が終了したことから、次に、マイチャンネルキー105を押下し、マイチャンネル画面を表示させると、優先順位が第8位である“eチャンネル”と、優先順位が第10位である“fチャンネル”との間に、優先順位が第9位である“pチャンネル”が表示されることになる。
この状態から、“pチャンネル”の視聴頻度が比較的高くなったことから、“pチャンネル”の優先順位を変更する場合には、上記と同様にしてマイチャンネルキー105を押下してマイチャンネル画面を表示し、ここで、“マイチャンネル設定”を選択してマイチャンネル設定画面を表示させる。
そして、“pチャンネル”の優先順位を第2位に変更する場合には、図8に示すようにカーソルを“pチャンネル”の位置に移動させ、この状態で、リモコン14のカラーキー110の黄ボタンを押下し、カーソルを、優先順位が第2位の“未登録”の登録ボックス位置に移動させてここでカラーキー110の青ボタンを押下する。
これによって、黄ボタンが押下されたときにカーソルが位置する“pチャンネル”の登録ボックスの優先順位及びそのチャンネル名称“pチャンネル”が所定の記憶領域に一時記憶され、青ボタンが押下されたとき、そのカーソルが位置する登録ボックスに、一時記憶したチャンネル名称“pチャンネル”が表示され、また、“pチャンネル”が先に登録されていた登録ボックスである、優先順位が第9位の登録ボックスは“未登録”と表示される。さらに、マイチャンネル登録テーブルTにおいて、所定の記憶領域に一時記憶された、黄ボタンが押下されたときにカーソルが位置した登録ボックスの優先順位に相当するテーブル番号の登録内容、この場合、テーブル番号“9”登録内容が、青ボタンが押下されたときにカーソルが位置する登録ボックスの優先順位に相当するテーブル番号、この場合テーブル番号“2”として登録され、テーブル番号“9”は空き領域となる。
以上の操作によって、“pチャンネル”は、優先順位が第2位のテーブル番号“2”に登録されるから、“pチャンネル”は、マイチャンネル画面で、上位に表示されることになり、マイチャンネル画面を表示したときの初期画面においてカーソルの大幅な移動を伴うことなく、“pチャンネル”を選択することができる。
このとき、前記“pチャンネル”の優先順位を、図7において、“bチャンネル”の優先順位よりも低く且つ“cチャンネル”の優先順位よりも高く設定する場合には、“pチャンネル”の優先順位を、第4位として設定する。つまり、カーソルが“cチャンネル”の登録ボックスに位置する状態で青ボタンを押下する。
これによって、“pチャンネル”は、優先順位が第4位の登録ボックスに挿入され、“cチャンネル”及び“dチャンネル”はそれぞれひとつずつ繰り下がり、“cチャンネル”は、優先順位が第5位、“dチャンネル”は優先順位が第6位の登録ボックスに表示され、“pチャンネル”が登録されていた優先順位が第9位の登録ボックスは“未登録”となる。
そして、マイチャンネル設定画面での各登録ボックスへの登録内容に応じて、マイチャンネル登録テーブルTの登録内容が変更され、すなわち、テーブル番号“4”は“pチャンネル”、テーブル番号“5”は“cチャンネル”、テーブル番号“6”は“dチャンネル”についてその内容が登録され、テーブル番号“9”は空き領域となり、優先順位が第4位の位置に、“pチャンネル”が挿入された形となる。
なお、この挿入を行う場合、新たにマイチャンネル登録を行う際に、既に登録可能数を越えている場合、つまり、例えば図4のマイチャンネル登録テーブルTの場合には、10個を越えている場合には、優先順位が最も低い位置に登録されている放送チャンネルの登録内容をマイチャンネル設定画面及びマイチャンネル登録テーブルTから削除すればよい。
このように、マイチャンネル設定画面において黄ボタンと青ボタンとを操作することで、登録済みのマイチャンネルについてその優先順位を変更することができる。したがって、比較的優先順位は低いとしてマイチャンネルを登録した後、その視聴頻度が高くなり優先順位を高くしたい場合等、マイチャンネル登録テーブルTへの登録後に優先順位を変更したい場合であっても、容易に優先順位を変更することができ、利用者の視聴パターンの変化に応じて優先順位を容易に変更することでより使い勝手を向上させることができる。
また、上述のように、マイチャンネル画面で登録された放送チャンネルを選択する場合には、マイチャンネルキー105を押下し、必要に応じて上下の矢印キーを操作し、そして、決定キー107を押下するだけでよい。つまり、上下の矢印キー及び決定キー107は通常のリモコン操作で用いられる機能と同等の機能を有するキーとして利用しており、マイチャンネルモードで動作させるために、新たに特別な機能を割りつけることなく、マイチャンネルキー105にマイチャンネル画面を呼び出すための機能を追加しただけで実現することができる。
ここで、複数の放送サービスから多チャンネルの放送信号を受信可能なリモコンの場合、リモコン14のキー数が多く、それぞれに機能が割りつけられており、それぞれの機能を把握することは利用者にとっては困難となる場合がある。しかしながら上述のようにマイチャンネルキー105の操作を除けば、オンスクリーン表示された各画面を参照しながら、通常のリモコン操作で用いられる機能と同等の機能を有するキーである上下の矢印キーや決定キー107を操作するだけでマイチャンネルモードでの動作を行わせることができるから、マイチャンネルモードを活用するためのリモコン14の操作方法を容易に理解することができ、その操作方法を迷うことなく容易に活用することができる。
また、上述のように、マイチャンネル画面を参照しながら所望の放送チャンネルを選択することができるから、他人がマイチャンネルの登録を行った場合であっても、どの放送チャンネルがマイチャンネル画面に登録されているかを容易に認識することができる。
例えば、従来のように、リモコンの数字キーにチャンネル番号を割りつけるようにした場合、どの数字キーにどのチャンネル番号を割りつけたかを記憶しておく必要があり、また、数字キーへの割り付けを行ったり変更を行ったりした場合には、どの放送チャンネルがどの数字キーに対応しているかを他人に通知しなければ、設定を行った本人以外はマイチャンネルを有効に活用することは困難である。また、数字キーへの設定内容を記憶に頼って行うことになるため、場合によっては、既に登録した放送チャンネルを再度別の数字キーに対応付けたり或いは、既に登録されている数字キーに対して別の放送チャンネルを登録したりしてしまう可能性がある。
しかしながら、上述のように、マイチャンネルの選択や設定は、マイチャンネル画面やマイチャンネル設定画面にマイチャンネルとして登録した放送チャンネルの名称を表示した状態で行うから、マイチャンネルの設定や変更を行った本人以外の利用者であっても、マイチャンネルとしてどの放送チャンネルが登録されているかを容易に認識することができ、マイチャンネルを有効に活用することができる。
また、マイチャンネル画面やマイチャンネル設定画面は、ディスプレイにオンスクリーン表示されるから、放送チャンネルの放送内容を視聴しつつ、同一のディスプレイにおいて、マイチャンネルの設定やマイチャンネルの選択を行うことができ使い勝手を向上させることができる。
なお、上記実施の形態においては、マイチャンネル画面で優先順位の並び順に上から順にチャンネル名称を表示しているが、例えば、優先順位の並び順に横に表示してもよく、初期状態で、優先順位が最も高いチャンネル名称位置にカーソルを位置させた場合に、優先順位が高いときほど、より少ない移動操作で前記カーソルをそのチャンネル名称位置に移動させることができればどのような配置であってもよい。
また、上記実施の形態では、マイチャンネル設定画面で、未登録の登録ボックスへの登録を行い、また、優先順位を変更する際に既に登録されている登録ボックスに登録する場合には、ここに挿入する形で登録を行う場合について説明したが、これに限るものではなく、例えば、既に登録されている登録ボックスに新たに別の放送チャンネルの登録操作が行われた場合には、既に登録されている放送チャンネルの登録情報を削除するようにしてもよい。
また、既に登録されている放送チャンネルを再度登録しようとした場合には、新たな登録を禁止するようにしてもよく、また、既に、マイチャンネル登録テーブルTに空き領域がなくこれ以上の登録ができない場合には、新たな登録を禁止するようにしてもよい。
また、例えば、カラーキー110の赤ボタンに、マイチャンネルとして登録された放送チャンネルを削除する機能を割り付け、マイチャンネルとして登録されている放送チャンネルを、マイチャンネルから削除できるように構成してもよい。
また、上記実施の形態においては、よく視聴する放送チャンネルをマイチャンネルとして登録する場合について説明したがこれに限るものではない。例えば、その放送チャンネル自体は頻繁には視聴しないが、その放送チャンネルの特定の番組のみを、たまに視聴する場合等には、その放送サービスやチャンネル番号を忘れやすい。このような場合、この番組の放送チャンネルを優先順位の低いマイチャンネルとして登録しておけば、その放送チャンネルのチャンネル名称さえ記憶していれば、その放送サービスやチャンネル番号を忘れやすい番組であっても容易に視聴することができる。
また、上記実施の形態においては、マイチャンネル画面で、“マイチャンネル設定”項目が選択されたとき、マイチャンネルの設定画面を表示する場合について説明したが、これに限らず、例えば、マイチャンネルボタンが所定時間以上継続して押下されたときに、マイチャンネル設定画面を表示するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、マイチャンネル画面で、決定キー107を押下することによりチャンネル選択を行う場合について説明したが、このとき、さらに、数字キーと優先順位とを対応させ、マイチャンネル画面で数字キーが押下されたときには、押下された数字キーの数字の優先順位に登録されている放送チャンネルが選択されたとして動作するようにしてもよい。また、同様に、「+」及び「−」のチャンネル選択キーの操作でもマイチャンネル登録されている優先順位の順に放送チャンネルの切り換えを行うことができるように構成してもよい。
また、上記実施の形態においては、カラーキー110の黄ボタン及び青ボタンを用いて、放送チャンネルの優先順位を変更する場合について説明したが、このとき、優先順位の変更を行う際の操作ガイダンスをオンスクリーン表示し、通常の機能とは異なる機能が割りつけられている黄ボタン及び青ボタンの操作方法を表示するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、リモコン14のマイチャンネルキー105の操作によりマイチャンネル画面をオンスクリーン表示しているが、例えば、メニュー画面をオンスクリーン表示し、このメニュー画面において、マイチャンネル画面の表示を選択することにより、マイチャンネル画面を表示させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、複数の放送サービスからのテレビジョン放送信号を受信する多チャンネル放送受信装置に適用した場合について説明したが、これに限らず、一つの放送サービスからの多チャンネルのテレビジョン放送信号を受信する受信装置に適用することも可能であり、この場合には、放送チャンネルとチャンネル番号とを対応付けて登録すればよく、この場合には、チャンネル番号を記憶しておく必要がないから、頻繁に視聴する放送チャンネルが複数ある場合や、そのチャンネル番号の桁数が多い等であっても、所望の放送チャンネルを容易に選局することができる。
ここで、上記実施の形態において、図7のマイチャンネル設定画面でリモコン14の上下の矢印キー106によってカーソルを移動し、決定キー107でチャンネル名称を選択する処理が登録指示手段に対応し、図6のステップS13及びステップS14の処理が登録手段に対応し、図3のステップS2でマイチャンネル画面を表示する処理が表示手段に対応し、図3のステップS3及びステップS4の処理で放送チャンネルが選択されたときのカーソル位置のチャンネル名称を検出する処理がチャンネル選択手段に対応し、図3のステップS4及びステップS5で、カーソル位置のチャンネル名称に対応する放送サービス及びチャンネル番号を取得しこれを選局する処理が選局手段に対応している。
また、図6のステップS11でマイチャンネル設定画面を表示する処理が登録ボックス表示手段に対応し、図6のステップS15からステップS18の処理が変更手段に対応し、図6のステップS18の処理でマイチャンネル設定画面の内容に応じてマイチャンネル登録テーブルTを更新する処理が登録情報更新手段に対応している。
本発明を適用した多チャンネル放送受信装置の一例を示す概略構成図である。 リモコンの正面図である。 図1の演算処理部で実行される処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 マイチャンネル登録テーブルの一例である。 マイチャンネル画面の一例である。 マイチャンネル登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 マイチャンネル設定画面の一例である。 マイチャンネル設定画面の一例である。
符号の説明
2a〜2c チューナ、6 スピーカ、9 ディスプレイ、10 演算処理部、14 リモコン

Claims (10)

  1. 登録指示手段で登録指示された放送チャンネルを特定するチャンネル識別情報とそのチャンネル番号との対応を記憶する登録手段と、
    当該登録手段に登録されている放送チャンネルのチャンネル識別情報の一覧を表示する表示手段と、
    当該表示手段で表示された前記チャンネル識別情報の一覧の中から指定されたチャンネル識別情報を選択するチャンネル選択手段と、
    前記登録手段の登録情報から、前記チャンネル選択手段で選択されたチャンネル識別情報に対応するチャンネル番号を特定し、特定したチャンネル番号を選局する選局手段と、を備えることを特徴とする多チャンネル放送受信装置。
  2. 前記登録指示手段は、前記登録手段に登録する放送チャンネルを指定すると共にその優先順位を指定し、
    前記表示手段は、前記登録指示手段で指定された前記優先順位の並び順に前記チャンネル識別情報の一覧を表示し、
    前記チャンネル選択手段は、前記表示手段で表示された前記チャンネル識別情報の一覧において、その優先順位の高いものから順に選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の多チャンネル放送受信装置。
  3. 前記チャンネル選択手段は、前記表示手段で表示された前記チャンネル識別情報の一覧において、各チャンネル識別情報の表示位置に移動可能に表示されるカーソルが、所定の決定操作が行われたときに存在する位置に対応するチャンネル識別情報を選択し、
    前記カーソルは、前記チャンネル識別情報の一覧が表示された初期状態では前記優先順位の最も高いチャンネル識別情報の位置に存在することを特徴とする請求項2記載の多チャンネル放送受信装置。
  4. 前記登録指示手段は、優先順位が付加され且つ前記登録手段に登録可能な放送チャンネル数の登録ボックスを表示すると共に、前記登録手段に登録された放送チャンネルのチャンネル名称を、その優先順位が一致する前記登録ボックスと対応付けて表示する登録ボックス表示手段を備え、
    各登録ボックスの表示位置に移動可能に表示されるカーソルが、所定の決定操作が行われたときに存在する位置に対応する登録ボックスの優先順位を、前記登録手段に登録する放送チャンネルの優先順位として指定することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の多チャンネル放送受信装置。
  5. 前記登録指示手段は、表示された前記登録ボックスと前記チャンネル識別情報との対応において、前記登録ボックスと前記チャンネル識別情報との対応を変更する変更手段を有し、
    当該変更手段による変更後の前記登録ボックスに対応付けて表示されたチャンネル識別情報とその登録ボックスの優先順位との対応と一致するように、前記登録手段に登録された前記放送チャンネルの優先順位を更新する登録情報更新手段を備えることを特徴とする請求項4記載の多チャンネル放送受信装置。
  6. 前記登録指示手段は、前記放送チャンネルが選局された状態で、所定の登録指示操作が行われたとき、前記選局中の放送チャンネルを、前記登録手段に登録する放送チャンネルとして指定することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の多チャンネル放送受信装置。
  7. 異なる複数の放送サービスのテレビジョン放送信号を受信可能な多チャネル放送受信装置であって、
    前記登録手段は、登録指示された前記放送チャンネルのチャンネル識別情報とその放送サービス及びそのチャンネル番号との対応を記憶し、
    前記選局手段は、前記登録手段の登録情報から、前記チャンネル選択手段で選択されたチャンネル識別情報に対応する放送サービス及びチャンネル番号を特定し、特定した放送サービスのチャンネル番号を選局することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の多チャンネル放送受信装置。
  8. 指令信号を送信するリモートコントローラを備え、前記指令信号を受信しこれに応じて動作する多チャンネル放送受信装置であって、
    前記リモートコントローラは登録チャンネルキーを有し、
    少なくとも、前記登録指示手段、前記表示手段、前記チャンネル選択手段及び前記選局手段は、前記登録チャンネルキーが操作されたときに動作可能となることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の多チャンネル放送受信装置。
  9. 前記表示手段は、前記チャンネル識別情報の一覧を、前記放送チャンネルの放送内容を表示するための表示装置に重畳表示することを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の多チャンネル放送受信装置。
  10. 予め放送チャンネルのチャンネル識別情報とこれを提供する放送サービス及びチャンネル番号とを対応させて登録しておき、
    登録されている放送チャンネルのチャンネル識別情報の一覧を表示し、当該一覧において、何れかのチャンネル識別情報が選択されたとき、登録されている前記チャンネル識別情報とその放送サービス及びチャンネル番号との対応から、選択されたチャンネル識別情報に対応する放送サービス及びチャンネル番号を特定し、特定した放送サービスのチャンネル番号を選局することを特徴とする多チャンネル放送の受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009077013A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Sharp Corp デジタル放送受信装置、及び該装置の機能を実現するプログラム
JP2018007145A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 富士ゼロックス株式会社 処理装置及びプログラム
CN117867366A (zh) * 2024-03-13 2024-04-12 内蒙古矽能电磁科技有限公司 一种稀土低温Hi-B钢的稀土加入及提高收得率的控制方法

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