JP2007087039A - ディスクアレイシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 データ復旧時間を短縮できるディスクアレイシステムを提供する。
【解決手段】 ディスクアレイシステムは、一つ以上のRAIDグループを提供する複数のデータディスク41−1〜41−4のうち何れかのデータディスク41−3に障害が生じたことを検出すると(図3(A))、障害が生じたデータディスク41−3と同一のRAIDグループ51に属する他のデータディスク41−1,41−2,41−4を用いて何れかのスペアディスク43−2にコレクションコピーを行う(図3(B))。障害が生じたデータディスク41−3が交換用の新たなデータディスク41−5に交換されると(図3(C))、ディスクアレイシステムは、スペアディスク43−2をスペアディスクとして管理変更し、データディスク41−5をスペアディスクとして管理変更する(図3(D))。
【選択図】 図3

Description

本発明はRAID構成された複数のディスクドライブを備えるディスクアレイシステム及びその制御方法に関する。
RAID(Redundant Arrays of Independent Inexpensive Disks)構成された複数のディスクドライブを備えるディスクアレイシステムにおいては、複数のディスクドライブを並列に運転してデータ処理を行っている。例えば、ディスクアレイシステムは、ホストシステムからライトコマンドを受信すると、ライトデータに冗長データを付加した上で、複数のディスクドライブに分散して、データの書き込みを行う。一方、ディスクアレイシステムは、ホストシステムからリードコマンドを受信すると、各ディスクドライブに分散して書き込まれたデータを並列に読み出して、これをホストシステムに送信する。この種のディスクアレイシステムでは、データを格納する何れかのディスクドライブに障害が発生すると、冗長データを用いてエラー訂正を行い、縮退運転する機能を有している。縮退運転では、冗長度が低いので、スペアディスクにコレクションコピーを行い、データを復旧させるのが通常である。そして、スペアディスクへのデータ復旧が完了し、障害の発生したディスクドライブが新たなディスクドライブに手動交換されると、ディスクアレイシステムは、スペアディスクに再構成されたデータを当該新たなディスクドライブにコピーバックしていた。
しかし、ディスクドライブの大容量化に伴い、コレクションコピーには長時間を要する上に、コピーバックを実施すると、コピーバックにも更に同程度の長時間を要することとなり、迅速なデータ復旧が検討課題となっている。例えば、400GBのSATAディスクドライブを搭載したディスクアレイシステムでは、スペアディスクへのコレクションコピーによるデータ再構築に約10時間程度を要し、更に、新たなデータディスクへのコピーバックに約10時間程度を要することとなる。
そこで、本発明は、このような問題を解決し、データ復旧時間を短縮できるディスクアレイシステム及びその制御方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明のディスクアレイシステムは、一つ以上のRAIDグループを提供する複数のデータディスクと、一つ以上のスペアディスクと、RAIDグループ内におけるデータディスクの論理位置と物理位置との対応関係を登録するRAID構成管理テーブルと、スペアディスクの論理位置と物理位置との対応関係を登録するスペアディスク管理テーブルと、データディスク及びスペアディスクへのデータ入出力を制御するコントローラと、を備える。コントローラは、何れかのデータディスクに障害が生じると、障害が生じたデータディスクと同一のRAIDグループに属する他のデータディスクを用いて、何れかのスペアディスクにコレクションコピーを行い、コレクションコピーが行われたスペアディスクの物理位置と障害が生じたデータディスクの物理位置とが交換されるように、RAID構成管理テーブルとスペアディスク管理テーブルとを更新する更新処理を実行する。スペアディスクへのコレクションコピー終了後に、データディスクとスペアディスクのディスク管理を変更することで、コピーバックを省略し、データ復旧時間を従来のおよそ半分に短縮できる。
コントローラは、何れかのデータディスクのエラー率が所定の閾値を越えると、エラー率が所定の閾値を超えたデータディスクのデータを何れかのスペアディスクにコピーし、コピーが行われたスペアディスクの物理位置とエラー率が所定の閾値を超えたデータディスクの物理位置とが交換されるように、RAID構成管理テーブルとスペアディスク管理テーブルとを更新してもよい。
本発明によれば、データ復旧時間を短縮することができる。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施例に係るディスクアレイシステム10の主要構成を示している。ディスクアレイシステム10は、通信ネットワーク61を介して一つ以上のホストシステム60に接続している。ホストシステム60は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレーム等である。ホストシステム60には、例えば、Webアプリケーションソフトウェア、ストリーミングアプリケーションソフトウェア、eビジネスアプリケーションソフトウェア等が実装されている。
通信ネットワーク61としては、例えば、SAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、公衆回線等を挙げることができる。ホストシステム60がSANを介してディスクアレイシステム10に接続する場合、ホストシステム60は、ファイバチャネルプロトコル又はiSCSI(internet Small Computer System Interface)等のプロトコルにより、ディスクアレイシステム10の記憶資源のデータ管理単位であるブロックを単位としてデータ入出力を要求する。ホストシステム60がLANを介してディスクアレイシステム10に接続する場合、ホストシステム60は、NFS(Network File System)やCIFS(Common Interface File System)等のプロトコルにより、ファイル名を指定してファイル単位でのデータ入出力を要求する。ディスクアレイシステム10がホストシステム60からのファイルアクセス要求を受け付けるためには、NAS(Network Attached Storage)機能を搭載する必要がある。
ディスクアレイシステム10は、主に、二重化されたコントローラ20,30と、記憶装置40とを備える。
記憶装置40は、一つ以上のRAIDグループ51,52を提供する複数のデータディスク41,42と、一つ以上のスペアディスク43,44を備える。データディスク41,42及びスペアディスク43,44として、例えば、FC(Fibre Channel)ディスクドライブ、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、PATA(Parallel Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、FATA(Fibre Attached Technology Adapted)ディスクドライブ、SCSI(Small Computer System Interface)ディスクドライブ等の各種ディスクドライブを用いることができる。本実施形態では、説明の便宜上、データディスク41及びスペアディスク43として、FCディスクドライブを採用し、データディスク42及びスペアディスク44として、SATAディスクドライブを採用する場合を例示する。また、以降の説明では、特に断りがない限り、ディスクドライブとは、データディスク41,42及びスペアディスク43,44を総称するものとする。
RAIDグループ51は、例えば、4つのデータディスク41を一組としてグループ化することにより(3D+1P)、或いは8つのデータディスク41を一組としてグループ化することにより(7D+1P)、構成される。即ち、複数のデータディスク41のそれぞれが提供する記憶領域が集合して一つのRAIDグループ51が構成される。同様に、RAIDグループ52は、例えば、4つのデータディスク42を一組としてグループ化することにより(3D+1P)、或いは8つのデータディスク42を一組としてグループ化することにより(7D+1P)、構成される。即ち、複数のデータディスク42のそれぞれが提供する記憶領域が集合して一つのRAIDグループ52が構成される。RAIDグループ51,52は、パリティグループ又はECCグループと別称することもできる。
コントローラ20又は30は、記憶装置40をいわゆるRAID方式に規定されるRAIDレベル(例えば、0,1,5)で制御することができる。RAIDグループ上には、ホストシステム60からのアクセス単位である一つ以上の論理ユニットが定義されている。論理ユニットには、LUN(Logical Unit Number)がアサインされる。
コントローラ20は、主に、CPU21、ローカルメモリ(LM)22、データ転送制御部(D−CTL)23、ホストI/F制御部24、ドライブI/F制御部25、及びキャッシュメモリ(CM)26を備える。
CPU21は、ホストシステム60からのデータ入出力要求に応答して記憶装置40へのI/O処理(ライトアクセス、又はリードアクセス)を制御するプロセッサである。ローカルメモリ22には、CPU21のマイクロプログラム(後述するコピーバックレス処理に必要な制御プログラムを含む。)及び後述する各種のテーブル(RAID構成管理テーブル101、スペアディスク管理テーブル102、及びディスクドライブ属性管理テーブル103)を格納する。キャッシュメモリ26は、記憶装置40に書き込むためのライトデータ、又は記憶装置40から読み出したリードデータを一時的に格納するバッファメモリである。キャッシュメモリ26は、電源バックアップされており、ディスクアレイシステム10に電源障害が発生した場合でも、キャッシュデータのロストを防ぐ不揮発性メモリとして構成されている。
データ転送制御部23は、ホストI/F制御部24、ドライブI/F制御部25、及びキャッシュメモリ26を相互に接続し、ホストシステム60と記憶装置40との間のデータ転送を制御する。具体的には、ホストシステム60からライトアクセスが行われると、データ転送制御部23は、ホストI/F制御部24を介してホストシステム60から受け取ったライトデータをキャッシュメモリ26に書き込む。ドライブI/F制御部25は、キャッシュメモリ26に書き込まれたライトデータを記憶装置40に書き込む。一方、ホストシステム60からリードアクセスが行われると、データ転送制御部23は、ドライブI/F制御部25を介して記憶装置40から読みとったリードデータをキャッシュメモリ26に書き込むとともに、ホストI/F制御部24に転送する。
ホストI/F制御部24は、ホストシステム60とコントローラ20との間のインターフェースを制御するコントローラであり、例えば、ファイバチャネルプロトコルに基づくホストシステム60からのブロックアクセス要求や、ファイル転送プロトコルに基づくホストシステム60からのファイルアクセス要求を受信する機能を有する。ドライブI/F制御部25は、コントローラ20と記憶装置40との間のインターフェースを制御するコントローラであり、例えば、記憶装置40を制御するプロトコルに従って、記憶装置40へのデータ入出力要求を制御する機能を有する。
コントローラ30は、CPU31、ローカルメモリ(LM)32、データ転送制御部(D−CTL)33、ホストI/F制御部34、ドライブI/F制御部35、及びキャッシュメモリ(CM)36を備えており、コントローラ20と同様の構成となっている。
データ転送制御部23及び33は、データバス62を通じて接続されており、一方のキャッシュメモリ26に書き込まれるデータは、他方のキャッシュメモリ36にも二重書きされるようにデータ転送制御部23及び33間でデータ転送を行っている。また、記憶装置40がRAIDレベル5で管理される場合には、データ転送制御部23及び33がパリティデータを演算する。
図2はディスクアレイシステム10のバックエンドインターフェースの詳細構成を示す。ドライブI/F制御部25には、複数のFC−AL(Fibre Channel Arbitrated Loop)81,82が接続されている。第一のバックエンドループ91を構成するFC−AL81には、ポートバイパス回路(PBC)71を介してデータディスク41及びスペアディスク43のそれぞれが接続するとともに、FC/SATAコンバータ72及びスイッチ73を介してデータディスク42及びスペアディスク44のそれぞれが接続する。同様に、第二のバックエンドループ92を構成するFC−AL82には、ポートバイパス回路(PBC)71を介してデータディスク41及びスペアディスク43のそれぞれが接続するとともに、FC/SATAコンバータ72及びスイッチ73を介してデータディスク42及びスペアディスク44のそれぞれが接続する。
尚、FCディスク(データディスク41及びスペアディスク43)と、SATAディスク(データディスク42及びスペアディスク44)は、それぞれ同一筺体に搭載されていてもよく、或いは別の筺体に搭載されていてもよい。例えば、FCディスクは、基本筺体に搭載され、SATAディスクは、増設筺体に搭載されるものであってもよい。また、ディスクアレイシステム10が搭載するディスクドライブの種別として、単一種類のディスクドライブ(例えば、FCディスクのみ、或いはSATAディスクのみ)のみを搭載してもよい。
次に、図3を参照しながらコピーバックレス処理の概要について説明を加える。同図において、「D」はデータディスクとして管理されていることを示し、「S」はスペアディスクとして管理されていることを示す。
同図(A)に示すように、RAIDグループ51を提供する複数のデータディスク41−1,41−2,41−3,41−4のうち何れかのデータディスク41−3に障害が発生した場合を考える。
同図(B)に示すように、コントローラ20又は30は、障害が生じたデータディスク41−3と同一のRAIDグループ51に属する他のデータディスク41−1,41−2,41−4を用いて、複数のスペアディスク43−1,43−2,43−3のうち何れかのスペアディスク43−2にコレクションコピーを行い、障害が生じたデータディスク41−3の全データを回復する。コレクションコピーが行われるスペアディスク43−2としては、障害が生じたデータディスク41−3に一致又は近似する物理スペックを有するディスクを選択するのが好ましい。スペアディスク43の選択基準の詳細については、後述する。
同図(C)に示すように、コレクションコピーが終了すると、管理者の手動操作によってデータディスク41−3が新たなデータディスク41−5に交換される。データディスク41−3の物理位置と、データディスク41−5の物理位置とは同一である。
同図(D)に示すように、コントローラ20又は30は、今後、スペアディスク43−2をデータディスクとして運用するようにディスク管理を変更する。更に、コントローラ20又は30は、今後、新たなデータディスク41−5をスペアディスクとして運用するようにディスク管理を変更する。ディスク管理の変更に伴い、RAIDグループ51を構成するディスクは、データディスク41−1,41−2,41−4,43−2となる。このようにディスク管理を変更することで、スペアディスク43−2からデータディスク41−5へのコピーバックを省略し、データ復旧時間を従来の半分程度に抑えることができる。
尚、コピーバックレス処理は、データディスクに障害が生じた場合だけでなく、ダイナミックスペアリングを実施する場合にも適用できる。ダイナミックスペアリングとは、データディスクのアクセスエラー率が所定の閾値を超えた場合に、当該データディスクが故障しないうちに、当該データディスクのデータをスペアディスクにコピーすることをいう。本実施形態のコピーバックレス処理では、ダイナミックスペアリングによって、スペアディスクにデータをコピーしたならば、今後は、そのスペアディスクをデータディスクとして運用するようにディスク管理を変更する。更に、アクセスエラー率が所定の閾値を超えたデータディスクに替わって交換用に新たに搭載されたデータディスクを、今後は、スペアディスクとして運用するようにディスク管理を変更する。このようにディスク管理を変更することで、スペアディスクから交換用の新たなデータディスクへのコピーバックを省略し、データ復旧時間を従来の半分程度に抑えることができる。
次に、図4乃至図6を参照しながら、ディスク管理に用いられる各種テーブルについて説明する。
図4はRAID構成管理テーブル101を示す。RAID構成管理テーブル101は、RAIDグループを構成するデータディスク41,42の論理位置と物理位置との対応関係を管理し、その対応関係情報を登録するためのテーブルである。データディスク41,42の論理位置は、例えば、RAIDグループを識別するRAIDグループ番号(RG#)と、RAIDグループ内のデータディスク41,42の論理的な位置を示す論理HDD番号(論理HDD#)との組み合わせによって、定義される。データディスク41,42の物理位置は、例えば、データディスク41,42が実装されている筺体を識別する筺体番号(筺体#)と、筺体内におけるデータディスク41,42の物理的な搭載位置を示す物理HDD番号(物理HDD#)との組み合わせによって、定義される。
図5はスペアディスク管理テーブル102を示す。スペアディスク管理テーブル120は、スペアディスク43,44の論理位置と物理位置との対応関係を管理し、その対応関係情報を登録するためのテーブルである。スペアディスク43,44の論理位置は、例えば、スペアディスク43,44を一意に識別するためのスペアHDD番号(スペアHDD#)によって、定義される。スペアディスク43,44の物理位置は、例えば、スペアディスク43,44が実装されている筺体を識別する筺体番号(筺体#)と、筺体内におけるスペアディスク43,44の物理的な搭載位置を示す物理HDD番号(物理HDD#)との組み合わせによって、定義される。スペアディスク管理テーブル102には、更に、各スペアディスク43,44の使用状態(使用中/未使用)を管理する。
図6はディスクドライブ属性管理テーブル103を示す。ディスクドライブ属性管理テーブル103は、ディスクドライブ(データディスク41,42及びスペアディスク43,44)のドライブ種別、ディスク容量、及びディスク回転数を管理し、これらの情報を登録するためのテーブルである。同管理テーブル103は、ディスクドライブが実装されている筺体を識別する筺体番号(筺体#)と、筺体内におけるディスクドライブの物理的な搭載位置を示す物理HDD番号(物理HDD#)と、ドライブ種別と、ディスク容量と、ディスク回転数とをそれぞれ対応付けて管理している。ドライブ種別とは、ディスクドライブの種別(FCディスク、SATAディスク、PATAディスク、FATAディスク、SCSIディスク等の区別)を示す。ディスク容量は、ディスクドライブの記憶容量を示す。ディスク回転数は、ディスクドライブの定格回転数を示す。
ディスクドライブ属性管理テーブル103は、ディスクアレイシステム10の立ち上げ時に、コントローラ20又は30が記憶装置40にinquiryコマンド、Mode Senseコマンド、Read Capacity等のSCSIコマンドを発行し、これらのコマンドの応答値から取得することができる。
尚、本実施形態では、「データディスク」と「スペアディスク」の運用管理は、固定的なものではなく、上述したRAID構成管理テーブル101及びスペアディスク管理テーブル102の管理変更によって、動的に変わり得るものである。例えば、RAID構成管理テーブル101に登録されている物理HDD番号と同一の物理HDD番号を有するディスクドライブは、データディスクとして運用管理されていることを示すが、この物理HDD番号がRAID構成管理テーブル101から削除されて、しかも、その物理HDD番号がスペアディスク管理テーブル102に新規登録されると、そのディスクドライブは、スペアディスク管理テーブル102に新規登録された時点からスペアディスクとして運用管理されることになる。
次に、スペアディスクの選択基準について説明を加える。コピーバックレス処理では、データ復旧処理が行われたスペアディスクをデータディスクとして管理変更するため、データ復旧対象のデータディスクの物理スペックと、データ復旧処理が行われたスペアディスクの物理スペックが異なると、性能低下やシステム運用上の問題を生じる虞がある。そこで、複数のスペアディスクの中から、データ復旧対象のデータディスクの物理スペックと一致又は近似するスペアディスクを適切に選択する必要がある。スペアディスクの選択基準となる物理スペックとして、例えば、ドライブ種別、ディスク回転数、ディスク容量、所属ループ等がある。
RAIDグループを構成する複数のデータディスクは、同一のドライブ種別を有するディスクドライブで構成するのが品質保証の観点からも重要なので、ドライブ種別は、優先度の高い選択基準である。例えば、FCのデータディスク41に替わるディスクドライブとして、FCのスペアディスク43を選択するのが望ましい。
また、RAIDグループを構成する複数のデータディスクは、同一のディスク回転数を有していることが望ましい。同一のRAIDグループ内でディスク回転数にばらつきがあると、最低のディスク回転数に律速されてしまい、ディスクドライブの性能を十分に活かせない場合があるためである。
スペアディスクのディスク容量は、少なくともデータ復旧対象のデータディスクのディスク容量と同一か或いはそれ以上のディスク容量を有している必要がある。選択基準としては、まず、データ復旧対象のデータディスクのディスク容量と同一のディスク容量を有するスペアディスクを選択し、このようなスペアディスクが存在しない場合には、データ復旧対象のデータディスクのディスク容量以上のディスク容量を有するスペアディスクを選択するのが望ましい。
スペアディスクが所属するバックエンドループは、データ復旧対象のデータディスクが所属するバックエンドループと同一であることが望ましい。スペアディスクが所属するバックエンドループと、データ復旧対象のデータディスクが所属するバックエンドループとが異なると、バックエンドループに接続するデータディスクの台数(ループ負荷)に偏りが生じてしまうためである。
上述した物理スペックをスペアディスクの選択基準として採用する場合、「ドライブ種別」、「ディスク回転数」、「ディスク容量」、及び「所属ループ」の順に優先順位を設定してスペアディスクを選択するのが望ましい。スペアディスクの選択基準となる物理スペックは、上述の例に限られるものではなく、他の物理スペックを採用してもよく、或いは選択基準の優先順位をシステム構成に合せて適宜変更してもよい。
次に、図7を参照しながらデータ復旧処理ルーチンについて説明する。データ復旧処理ルーチンは、データディスクに障害が発生してスペアディスクにコレクションコピーを行う必要が生じたり、或いはデータディスクのエラー率が所定の閾値を越えてダイナミックスペアリングを行う必要が生じたりしたときに、コントローラ20又は30のメインルーチンから呼び出されて、実行される。
データ復旧処理ルーチンが呼び出されると、コントローラ20又は30は、スペアディスク管理テーブル102とRAID構成管理テーブル101とを参照して、最適なスペアディスクの検索を開始する(S11)。
コントローラ20又は30は、データ復旧対象のデータディスクのドライブ種別、ディスク回転数、ディスク容量、及び所属ループの全てに一致するドライブ種別、ディスク回転数、ディスク容量、及び所属ループを有する未使用のスペアディスクが存在するか否かをチェックする(S12)。
検索条件を満たすスペアディスクが存在する場合には(S12;YES)、当該検索条件を満たすスペアディスクにコレクションコピー、或いはダイナミックスペアリングを実施し、データ復旧を行う(S17)。検索条件を満たすスペアディスクが存在しない場合には(S12;NO)、コントローラ20又は30は、データ復旧対象のデータディスクのドライブ種別、ディスク回転数、及びディスク容量の全てに一致するドライブ種別、ディスク回転数、及びディスク容量を有する未使用のスペアディスクが存在するか否かをチェックする(S13)。
検索条件を満たすスペアディスクが存在する場合には(S13;YES)、当該検索条件を満たすスペアディスクにコレクションコピー、或いはダイナミックスペアリングを実施し、データ復旧を行う(S17)。検索条件を満たすスペアディスクが存在しない場合には(S13;NO)、コントローラ20又は30は、データ復旧対象のデータディスクのドライブ種別、及びディスク回転数の全てに一致するドライブ種別、及びディスク回転数を有し、且つスペアディスクの記憶容量がデータ復旧対象のデータディスクの記憶容量を上回るような未使用のスペアディスクが存在するか否かをチェックする(S14)。
検索条件を満たすスペアディスクが存在する場合には(S14;YES)、当該検索条件を満たすスペアディスクにコレクションコピー、或いはダイナミックスペアリングを実施し、データ復旧を行う(S17)。検索条件を満たすスペアディスクが存在しない場合には(S14;NO)、コントローラ20又は30は、データ復旧対象のデータディスクのドライブ種別に一致するドライブ種別を有し、且つスペアディスクの記憶容量がデータ復旧対象のデータディスクの記憶容量を上回るような未使用のスペアディスクが存在するか否かをチェックする(S15)。
検索条件を満たすスペアディスクが存在する場合には(S15;YES)、当該検索条件を満たすスペアディスクにコレクションコピー、或いはダイナミックスペアリングを実施し、データ復旧を行う(S17)。検索条件を満たすスペアディスクが存在しない場合には(S15;NO)、コントローラ20又は30は、データ復旧を断念する(S16)。
次に、図8を参照しながらディスク管理処理ルーチンについて説明する。ディスク管理処理ルーチンは、スペアディスクへのコレクションコピー或いはダイナミックスペアリングにより、データディスクのデータが復旧した段階で、コントローラ20又は30のメインルーチンから呼び出されて、実行される。
ディスク管理処理ルーチンが呼び出されると、コントローラ20又は30は、スペアディスクのディスク回転数及びディスク容量の全てがデータ復旧対象のデータディスクのディスク回転数及びディスク容量に一致するか否かをチェックする(S21)。
一致条件を満たす場合には(S21;YES)、コントローラ20又は30は、コピーバックレスを行い、RAID構成管理テーブル101の物理HDD番号と、スペアディスク管理テーブル102の物理HDD番号とを入れ替える(S22)。これにより、データ復旧が行われたスペアディスクは、データディスクとして管理変更される。また、データ復旧対象のデータディスクの物理位置に交換用として新たに搭載されるデータディスクは、スペアディスクとして管理変更される。
一方、一致条件を満たさない場合には(S21;NO)、コントローラ20又は30は、ディスク管理の変更処理(S22)をスキップし、ディスク管理処理ルーチンを抜けて、メインルーチンに戻る。
尚、上述の処理例は一例であり、ディスクアレイシステム10のシステム構成等に応じて適宜変更してもよい。例えば、図8のS21のチェック判定がNOの場合に、データ復旧対象のデータディスクの物理位置に交換用として新たに搭載されたデータディスクにスペアディスクからコピーバックを実施してもよい。
また、物理スペックに基づくスペアディスクの選択は、必ずしもデータ復旧処理の前に行う必要はなく、例えば、スペアディスクにデータ復旧を行った後に、そのスペアディスクの物理スペックがデータ復旧対象のデータディスクの物理スペックに一致又は近似するかを事後的にチェックしてもよい。データ復旧が行われたスペアディスクの物理スペックがデータ復旧対象のデータディスクの物理スペックに一致又は近似していれば、ディスク管理の変更処理を行えばよい。両スペックが一致していなければ、データ復旧対象のデータディスクの物理位置に交換用として新たに搭載されたデータディスクにスペアディスクからコピーバックを実施してもよい。
また、データディスクに障害が生じたり、或いはエラー率が所定の閾値を超えたりした場合に、データディスクのデータ復旧を行うためのスペアディスクをデータディスク毎に予め固定的にアサインしておいてもよい。
尚、コピーバックレスを実施することにより、同一RAIDグループを構成する複数のデータディスクが筺体内で分散して配置されることとなる。システム管理者によっては、同一RAIDグループを構成する複数のデータディスクは、一箇所にまとまって配置されることを望む場合も想定されるので、データディスクの物理位置を調整するため、システム管理者の手動操作によって、ディスクアレイシステム10にコピーバックを指示できる機能を追加してもよい。
また、スペアディスクは、必ずしも物理デバイスである必要はなく、仮想デバイスであってもよい。図9は、4つのデータディスク41を一組としてグループ化することにより(3D+1P)、仮想デバイス200を構成し、この仮想デバイス200をスペアディスクとして運用する例を示している。
本実施形態によれば、スペアディスクへのコレクションコピー終了後に、或いはダイナミックスペアリング終了後に、データディスクとスペアディスクのディスク管理を変更することで、交換用に新たに搭載されたデータディスクへのコピーバックを省略し、データ復旧時間を従来のおよそ半分に短縮できる。
本実施形態のディスクアレイシステムの構成図である。 本実施形態のディスクアレイシステムのバックエンドインターフェースの詳細構成図である。 本実施形態のコピーバックレス処理の概要を示す説明図である 本実施形態のRAID構成管理テーブルの説明図である。 本実施形態のスペアディスク管理テーブルの説明図である。 本実施形態のディスクドライブ属性管理テーブルの説明図である。 本実施形態のデータ復旧処理ルーチンを示すフローチャートである。 本実施形態のディスク管理処理ルーチンを示すフローチャートである。 本実施形態の仮想スペアディスクの説明図である。
符号の説明
10…ディスクアレイシステム 20,30…コントローラ 40…記憶装置 41,42…データディスク 43,44…スペアディスク 101…RAID構成管理テーブル 102…スペアディスク管理テーブル 103…ディスクドライブ管理テーブル

Claims (14)

  1. 一つ以上のRAIDグループを提供する複数のデータディスクと、
    一つ以上のスペアディスクと、
    前記データディスク及び前記スペアディスクへのデータ入出力を制御するコントローラと、
    RAIDグループ内における前記データディスクの論理位置と物理位置との対応関係を登録するRAID構成管理テーブルと、
    前記スペアディスクの論理位置と物理位置との対応関係を登録するスペアディスク管理テーブルと、を備え、
    前記コントローラは、何れかのデータディスクに障害が生じると、障害が生じたデータディスクと同一のRAIDグループに属する他のデータディスクを用いて、何れかのスペアディスクにコレクションコピーを行い、前記コレクションコピーが行われたスペアディスクの物理位置と前記障害が生じたデータディスクの物理位置とが交換されるように、前記RAID構成管理テーブルと前記スペアディスク管理テーブルとを更新する更新処理を実行する、ディスクアレイシステム。
  2. 請求項1に記載のディスクアレイシステムであって、前記データディスク及び前記スペアディスクの物理スペックを登録するディスクドライブ属性管理テーブルを更に備え、前記コントローラは、前記ディスクドライブ属性管理テーブルを参照して、障害が生じたデータディスクの物理スペックに一致又は近似する物理スペックを有するスペアディスクを選択し、選択されたスペアディスクに前記コレクションコピーを行う、ディスクアレイシステム。
  3. 請求項2に記載のディスクアレイシステムであって、前記物理スペックは、ドライブ種別、ディスク回転数、及びディスク容量である、ディスクアレイシステム。
  4. 請求項1に記載のディスクアレイシステムであって、前記データディスク及び前記スペアディスクの物理スペックを登録するディスクドライブ属性管理テーブルを更に備え、前記コントローラは、前記何れかのスペアディスクに前記コレクションコピーを行った後に、前記ディスクドライブ属性管理テーブルを参照して、障害が生じたデータディスクの物理スペックと前記コレクションコピーが行われたスペアディスクの物理スペックとを比較し、両者の物理スペックが一致又は近似することを条件として、前記更新処理を実行する、ディスクアレイシステム。
  5. 請求項4に記載のディスクアレイシステムであって、前記コントローラは、障害が生じたデータディスクの物理スペックと前記コレクションコピーが行われたスペアディスクの物理スペックとが一致しないことを条件として、前記更新処理をスキップし、前記障害が生じたディスクドライブが新たなデータディスクに交換された後に、前記コレクションコピーが行われたスペアディスクのデータを前記新たなデータディスクにコピーバックする、ディスクアレイシステム。
  6. 請求項1に記載のディスクアレイシステムであって、前記スペアディスクは、前記データディスク上に定義された仮想デバイスである、ディスクアレイシステム。
  7. 一つ以上のRAIDグループを提供する複数のデータディスクと、
    一つ以上のスペアディスクと、
    前記データディスク及び前記スペアディスクへのデータ入出力を制御するコントローラと、
    RAIDグループ内における前記データディスクの論理位置と物理位置との対応関係を登録するRAID構成管理テーブルと、
    前記スペアディスクの論理位置と物理位置との対応関係を登録するスペアディスク管理テーブルと、を備え、
    前記コントローラは、何れかのデータディスクのエラー率が所定の閾値を越えると、前記エラー率が所定の閾値を超えた前記データディスクのデータを何れかのスペアディスクにコピーし、前記コピーが行われたスペアディスクの物理位置と前記エラー率が所定の閾値を超えたデータディスクの物理位置とが交換されるように、前記RAID構成管理テーブルと前記スペアディスク管理テーブルとを更新する更新処理を実行する、ディスクアレイシステム。
  8. 請求項7に記載のディスクアレイシステムであって、前記データディスク及び前記スペアディスクの物理スペックを登録するディスクドライブ属性管理テーブルを更に備え、前記コントローラは、前記ディスクドライブ属性管理テーブルを参照して、前記エラー率が所定の閾値を超えたデータディスクの物理スペックに一致又は近似する物理スペックを有するスペアディスクを選択し、選択されたスペアディスクに前記コピーを行う、ディスクアレイシステム。
  9. 請求項8に記載のディスクアレイシステムであって、前記物理スペックは、ドライブ種別、ディスク回転数、及びディスク容量である、ディスクアレイシステム。
  10. 請求項7に記載のディスクアレイシステムであって、前記データディスク及び前記スペアディスクの物理スペックを登録するディスクドライブ属性管理テーブルを更に備え、前記コントローラは、前記何れかのスペアディスクに前記コピーを行った後に、前記ディスクドライブ属性管理テーブルを参照して、前記エラー率が所定の閾値を超えたデータディスクの物理スペックと前記コピーが行われたスペアディスクの物理スペックとを比較し、両者の物理スペックに一致又は近似することを条件として、前記更新処理を実行する、ディスクアレイシステム。
  11. 請求項10に記載のディスクアレイシステムであって、前記コントローラは、前記エラー率が所定の閾値を超えたデータディスクの物理スペックと前記コピーが行われたスペアディスクの物理スペックとが一致しないことを条件として、前記更新処理をスキップし、前記障害が生じたディスクドライブが新たなデータディスクに交換された後に、前記コピーが行われたスペアディスクのデータを前記新たなデータディスクにコピーバックする、ディスクアレイシステム。
  12. 請求項7に記載のディスクアレイシステムであって、前記スペアディスクは、前記データディスク上に定義された仮想デバイスである、ディスクアレイシステム。
  13. RAIDグループ内におけるデータディスクの論理位置と物理位置との対応関係を予めRAID構成管理テーブルに登録するステップと、
    スペアディスクの論理位置と物理位置との対応関係を予めスペアディスク管理テーブルに登録するステップと、
    一つ以上のRAIDグループを提供する複数のデータディスクのうち何れかのデータディスクに障害が生じたことを検出するステップと、
    障害が生じたデータディスクと同一のRAIDグループに属する他のデータディスクを用いて、何れかのスペアディスクにコレクションコピーを行うステップと、
    前記コレクションコピーが行われたスペアディスクの物理位置と前記障害が生じたデータディスクの物理位置とが交換されるように、前記RAID構成管理テーブルと前記スペアディスク管理テーブルとを更新するステップと、
    を備える、ディスクアレイシステムの制御方法。
  14. RAIDグループ内におけるデータディスクの論理位置と物理位置との対応関係を予めRAID構成管理テーブルに登録するステップと、
    スペアディスクの論理位置と物理位置との対応関係を予めスペアディスク管理テーブルに登録するステップと、
    一つ以上のRAIDグループを提供する複数のデータディスクのうち何れかのデータディスクのエラー率が所定の閾値を越えたことを検出するステップと、
    前記エラー率が所定の閾値を超えた前記データディスクのデータを何れかのスペアディスクにコピーするステップと、
    前記コピーが行われたスペアディスクの物理位置と前記エラー率が所定の閾値を超えた前記データディスクの物理位置とが交換されるように、前記RAID構成管理テーブルと前記スペアディスク管理テーブルとを更新するステップと、
    を備える、ディスクアレイシステムの制御方法。

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