JP2007083075A - 鉗子立 - Google Patents

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Abstract

【課題】外科的処置や手術の際に必要とされる鉗子等の器具を鉗子立に容れて搬送する場合に、これらの器具が鉗子立に当接しても、不快な異音を発止することがない鉗子立を提供する。
【解決手段】外科的処理等の際に、皮膚や組織を把持する器具等を容れておくための容器である鉗子立を、シリコンゴムで形成し、この容器の側壁に補強用リブを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、外科的処理や手術の際、皮膚や組織をつまむとか把持するための器具を容れておくための容器である鉗子立で、特にシリコンゴム製で形成されている鉗子立に関するものである。
外科的処理や手術の際には、皮膚や組織をつまむとか把持するための器具が必要とされ、この器具は多数、多種類のものを使用するので、これらの器具を容れておく容器いわゆる鉗子立が必要とされている。
このような皮膚や組織をつまむとか把持するための器具にどのようなものがあるかその一例を説明する。
図5に示されるものは、はさみ11であり、外科的処置や手術の際に、人体の組織、臓器などを切る目的に使用されるものであり、材質は鋼、ステンレス鋼である。
図6に示されるものは、外科的処置や手術の際に、皮膚や組織または異物等とかを、把持するために使用されるピンセット21である。このピンセット21は各種ガーゼ、消毒綿を持つとき、または医師と看護婦との間でこれらのものを受け渡しをするのに使われる。使用度数は極めて多い。その材質は鋼製ニッケル、またはクロームメッキ、ステンレス鋼、黄銅製ニッケルメッキまたはクロームメッキである。
図7に示されるものは、手術部位の血管を挟んで止血するために用いられる止血鉗子31である。この止血鉗子31は手術の際には使用頻度が多くその用途に応じて多種類のものが使用されている。その構造を説明すると32は先端部で出血点の動脈を挟みつかむ部分である。この先端部32の後端に2つの把持部33、33があり、この2つの把持部33、33を開閉することにより、関節34を支点として前記先端部32は開閉して血管を挟むことができる。材質はステンレス鋼または鋼製クロームメッキである。
図8に示されるものは鉗子の一種で、ガーゼ、綿花、綿球等を把持するための麦粒鉗子41で、大型のものは器材把持用として使用される。材質はニッケルまたはクロームメッキ、ステンレス製である。
図9に示されるものは、これも鉗子の一種で、消毒した注射器または円筒形の物品を把持するために用いられる注射器把持鉗子51で、先端の小凹状の部分は注射針の元を挟むのに便利である。
図10に示されるものは、消毒液を入れ、その中に前記のはさみ11、止血鉗子31、麦粒鉗子41、注射器把持鉗子51等の器具を図11に示されるように立てておき、常時消毒しておくための従来の円筒製容器いわゆる鉗子立61である。この鉗子立61の材質は黄銅、ステンレス製である。
上記のように外科的処置や手術の際に必要とされるはさみ11、ピンセット21、止血鉗子31、麦粒鉗子41、注射器把持鉗子51等の器具を容れた鉗子立61は、図12に示されるように回診車71に載せられ看護婦により手術室へ運ばれる。
ところで、この回診車71で運ばれる際に、前記器具は鋼、ステンレス鋼等の金属製である。一方これらの器具を容れている鉗子立61も黄銅、ステンレス鋼等の金属製である。そこで鉗子立61を回診車71で搬送中に金属製の器具が金属製の鉗子立61の内壁に当接しガチャガチャという音が発生する。このガチャガチャという異音は病院内へ反響し、患者に不快感を与え、とくに神経質になっている患者をいら立たせるという不都合がある。
またはさみ11、ピンセット21、止血鉗子31等の器具は、その先端を鉗子立61の底壁に接触して立てておくものである。これらの器具の先端は尖っているので、これらの器具を回診車71で搬送している際に、鉗子立61の金属製の底壁に当接して折損してしまうという不都合がある。
本発明はこのような事情からなされたものであって、本発明の目的は、鉗子立内に容れられている外科的処置や手術の際に用いられる器具が、搬送中に異音を発生しないようにした鉗子立を提供することである。
本発明の上記目的は、
外科的処理や手術の際、皮膚や組織をつまむとか把持するための器具を容れておくための容器である鉗子立であって、
この鉗子立はシリコンゴム製で形成されているとともに、この容器の内壁に補強用リブが設けられていることを特徴とする鉗子立を提供することによって、達成することができる。
また本発明の上記目的は、
前記補強用リブは、容器の側壁の内壁に形成されていることを特徴とする前記鉗子立を提供することによって、達成される。
また本発明の上記目的は、
前記補強用リブは、容器の側壁の外壁に形成されていることを特徴とする上記鉗子立を提供することによって、達成される。
以上説明したように本発明の鉗子立は、シリコンゴムで形成したので、鉗子立に容れられている外科的処置や手術の際に必要とされる器具が、[搬送中に]鉗子立の内壁に当接してもガチャガチャという異音を発することがないので、患者に不快感を与えたり、患者を無用にいら立たせるおそれはないという効果がある。
また鉗子立は、シリコンゴム製であるので、前記器具をその尖った先端を底壁に接触して立てておいても、その底壁は弾力性があるので、尖った先端部は折損するおそれはない。
さらに金属に比して強度の劣るシリコンゴムであっても、鉗子立に補強用リブを形成したので、鉗子立として充分な効果を有する。
以下本発明の実施形態を図面を参照にして説明する。図1は鉗子立であり、この鉗子立は円筒形容器で、この円筒形容器内に図4に示されるように外科的処置や手術の際に、必要とされるはさみ11、ピンセット21、止血鉗子31、麦粒鉗子41、注射器把持鉗子51等の器具が容れられている。またこの容器中には消毒液が入れられていて上記器具を常時消毒しておく。そしてその材質はシリコンゴムであり、シリコンゴムは弾力性があるとともに軽量性でもある。この鉗子立1の側壁の内壁2には、図1,2,3に示されるように数個の補強用リブ3,3・・・・が縦方向に一定の間隔をおいて配設され、金属に比して強度の劣るシリコンゴム製の鉗子立1を補強している。
この数個の補強用リブ3,3・・・・は、この鉗子立の側壁の内壁2に形成されているが、側壁の外壁8に形成されてもよい。
さらに鉗子立1の底部4には突出してフランジ状をなしている台座5が形成され、この台座5の端片6が図2に示されるように前記回診車71の棚面72に接地される。したがってこの台座5と回診車71の棚面72との間には空間部7が形成され、この空間部7には空気が存在する。そしてこの鉗子立1を回診車71の棚面72に接地してから上方から押すと、空間部7に存在している空気は、図3に示されるように排出される。そのため台座5の空間部7は真空状態になり、その台座5は棚面72に吸盤状態に接触され、鉗子立1は搬送中でも棚面72上を滑動することはない。このようにシリコンゴム製であるとともに底部に外側に突出し吸盤状をなす台座を形成したので、鉗子立を載置する載置面とは吸盤作用が働き鉗子立は強固に載置面と接触し、そのため搬送中に鉗子立は載置面を滑動することはなく、その結果ガチャガチャという異音を発することがないという効果を有する。
また鉗子立1はシリコンゴム製であるので、前記金属製のはさみ11、止血鉗子31、麦粒鉗子41、注射器把持鉗子51等の器具等が、搬送中に鉗子立1の内壁2に当接してもガチャガチャという異音を発することはない。
前記金属製のはさみ11、ピンセット21、止血鉗子31、麦粒鉗子41、注射器把持鉗子51等の器具は、その尖った先端部を鉗子立の底壁に接触して立てておいても、鉗子立はシリコンゴム製ため底壁に弾力性があり、その結果器具の尖った先端部は折損することはない。
本発明の実施の形態に係る鉗子立の説明図である。 図1の鉗子立のI−Iに沿った断面図である。 図1の鉗子立のI−Iに沿った断面図である。 外科的処置や手術の際に必要とされる器具を容れた鉗子立の説明図である。 外科的処置や手術の際に必要とされる器具の一種であるはさみの説明図である。 外科的処置や手術の際に必要とされる器具の一種であるピンセットの説明図である。 外科的処置や手術の際に必要とされる器具の一種である止血鉗子の説明図である。 外科的処置や手術の際に必要とされる器具の一種である麦粒鉗子の説明図である。 外科的処置や手術の際に必要とされる器具の一種である注射器把持鉗子の説明図である。 従来の鉗子立の説明図である。 従来の鉗子立に外科的処置や手術の際に必要とされる器具を容れた所の説明図である。 鉗子立を載置している回診車の説明図である。
符号の説明
1 鉗子立
2 鉗子立の側壁の内壁
3 補強用リブ
4 鉗子立の底部
5 台座
7 空間部
8 鉗子立の側壁の外壁
11 ハサミ
21 ピンセット
31 止血鉗子
41 麦粒鉗子
51 注射器把持鉗子

Claims (3)

  1. 外科的処理や手術の際、皮膚や組織をつまむとか把持するための器具を容れておくための容器である鉗子立であって、
    この鉗子立はシリコンゴム製で形成されているとともに、この容器の側壁に補強用リブが設けられていることを特徴とする鉗子立。
  2. 前記補強用リブは、容器の側壁の内壁に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉗子立。
  3. 前記補強用リブは、容器の側壁の外壁に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鉗子立。
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