JP2007081711A - 携帯電話、携帯電話の制御方法および制御プログラム - Google Patents
携帯電話、携帯電話の制御方法および制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 データ通信の途中で許可されたデータ通信量を超えると、通信を途中まで実行しているにもかかわらずデータ通信が中断され、所望のデータ通信を実行できない。
【解決手段】 携帯電話の通信を制御するにあたり、ダウンロード対象の指定を受け付けるとともに、指定されたダウンロード対象のデータ量を取得し、データ通信が許可されるデータ量を示す許可データ量を取得し、上記ダウンロード対象のデータ量と上記許可データ量とに基づいて、上記許可データ量内で上記ダウンロード対象がダウンロード可能であるか否かを判別し、上記ダウンロード対象がダウンロード可能であると判別されないときには、ダウンロードを実行しない。
【選択図】 図3
【解決手段】 携帯電話の通信を制御するにあたり、ダウンロード対象の指定を受け付けるとともに、指定されたダウンロード対象のデータ量を取得し、データ通信が許可されるデータ量を示す許可データ量を取得し、上記ダウンロード対象のデータ量と上記許可データ量とに基づいて、上記許可データ量内で上記ダウンロード対象がダウンロード可能であるか否かを判別し、上記ダウンロード対象がダウンロード可能であると判別されないときには、ダウンロードを実行しない。
【選択図】 図3
Description
本発明は、携帯電話、携帯電話の制御方法および制御プログラムに関する。
近年の携帯電話においては、様々なアプリケーションプログラムを実行可能であり、その機能としてネットワークにアクセスしデータ通信を実行することが可能である。このデータ通信においては、通信事業者が提供する通信の仕様等によって許可されるデータ通信量が制限される(例えば、一日のデータ通信量が制限される)ことがあった(例えば、特許文献1、0250段落参照。)。
特開2003−331047号公報
従来の技術においては、データ通信の途中で許可されたデータ通信量を超えると、通信を途中まで実行しているにもかかわらずデータ通信が中断され、所望のデータ通信を実行できない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、データ通信量制限によってデータ通信が中断されることを防止することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、データ通信量制限によってデータ通信が中断されることを防止することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、ダウンロード対象のデータ量を取得し、また、データ通信が許可されるデータ量を示す許可データ量を取得し、両者のデータ量に基づいて、ダウンロード対象をダウンロードしたときに許可データ量を超えないでダウンロードが実行可能であるか否かを判別する。そして、ダウンロード可能であると判別されないときにはダウンロードを実行しない。従って、許可データ量を超えるダウンロードを実行しようとしてもそのダウンロードが実行されないことになり、データ通信の中断を防止することができる。
ここで、通信手段は、携帯電話から外部機器にアクセスし、データを送受信することができればよく、そのプロトコルや通信方式等は特に限定されない。対象データ量取得手段においてダウンロード対象の指定を受け付けるための構成は種々の構成を採用可能であり、利用者による操作に応じて指定を受け付ければよい。例えば、携帯電話に搭載されたボタンやダイアル、振動検出装置など、各種の入力デバイスを採用可能である。
また、ダウンロード対象のデータ量を取得するための構成は種々の構成を採用可能である。例えば、ダウンロード対象のデータ量があらかじめ決められた固定長であったり、あらかじめ決められた範囲内にあるときは、あらかじめ決められたデータ量を示すデータを携帯電話や携帯電話でアクセス可能なコンピュータに保持し、このデータを取得すればよい。
ダウンロード対象が様々であってデータ量の概算値を決定できない場合は、上記通信手段によって当該ダウンロード対象のデータを保持するコンピュータにアクセスし、同コンピュータに保持された上記ダウンロード対象のデータ量を示すデータを取得すればよい。この構成によれば、ダウンロード対象のデータ量が任意の大きさであったとしても、本発明を適用し、ダウンロードの中断を防止することが可能になる。
なお、この構成においてダウンロード対象のデータ量を示すデータは種々の形式によって記述することができ、タグ形式(例えば、ダウンロード対象を示すタグとそのデータ量を示すタグを対応付ける)を採用すれば、ネットワーク上で扱いやすい形式によって上記データを記述することができる。また、このタグによって他の機能を実現する際に、その付随機能として本発明を機能させることも可能であり、各種サービスの提供と同時に本発明を提供することが可能である。
許可データ量取得手段は、データ通信が許可されるデータ量を示すデータを取得することができればよい。許可データ量は、ダウンロード対象をダウンロードする際に許可される所定の種類の通信におけるデータ量を示していればよく、例えば、一日のデータ通信量制限や一回のダウンロードでのデータ通信量制限であってもよいし、送受信いずれかの通信に関して許可されたデータ量であってもよいし、ファイルをダウンロードする際に許可されたダウンロードファイルのデータ量であってもよいし、特定のアプリケーションが行うデータ通信について許可されたデータ量であってもよい。
さらに、許可データ量は、通信データ量制限と通信済データ量とに基づいて得られたデータ量であってもよい。例えば、基準時点から所定時点までの通信済のデータ量を取得し、基準時点から起算される所定期間内の通信データ量の制限から通信済データ量を引いて算出してもよい。ここで、基準時点は通信量制限の定義から予め決められ、例えば、上記所定期間内における通信データ量の制限が一日のデータ通信量制限である場合、日付が変わるタイミングである午前0時を基準時点としてもよいし、現在の時刻から24時間前の時刻を基準時点としてもよく、種々の基準を設定可能である。むろん、通信量制限の定義が日を単位としていない場合には、他の時点を基準時点とすることが可能である。
上記所定時点は上記ダウンロード対象のダウンロードを実行する前の時点に設定され、基準時点から所定時点までの通信済データ量を取得することによって、通信量制限内でさらに実行可能な通信のデータ量、すなわち許可データ量を取得することができればよい。従って、上記ダウンロード対象の指定を受け付けた時点を所定時点に設定してもよいし、上記ダウンロード対象の指定を受け付けてからダウンロードを開始するまでの間に何らかの通信を実行するのであれば、当該何らかの通信が終了した後、ダウンロードを開始する直前の時点を所定時点に設定してもよい。なお、以上のように通信済データ量を取得する処理は、携帯電話が標準的に備える機能によって実現することが可能である。
判別手段においては、上記ダウンロード対象のデータ量と上記許可データ量とに基づいて、許可データ量を超えない範囲で上記ダウンロード対象をダウンロード可能であるか否かを判別することができればよい。従って、許可データ量を超えない範囲であるか否かを判別するためには、上記ダウンロード対象のデータ量と上記許可データ量とを比較すればよい。
なお、許可データ量を取得した後に上記対象データ量取得手段において通信を行ってダウンロード対象のデータ量を問い合わせる構成(ダウンロード対象のデータを保持するコンピュータにアクセスしデータ量を取得する構成)を採用している場合には、この問い合わせを行ったときの通信データ量を上記許可データ量から減じ、残りのデータ量とダウンロード対象のデータ量とを比較すればよい。
この場合、上記問い合わせを行った場合の通信データ量を予め決定した固定長とする構成を採用可能である。すなわち、上記ダウンロード対象の指定を受け付けた時点で許可データ量を取得し、問い合わせを行った場合の通信データ量である固定長のデータ量を減じて残りのデータ量とダウンロード対象のデータ量とを比較すればよい。むろん、上記問い合わせを行った後に上記許可データ量を取得することにより、問い合わせ時のデータ通信量を控除した許可データ量を取得してもよい。いずれにしても、上記問い合わせを行ったときの通信データ量を考慮して上記許可データ量を定義することによって、通信量の制限内でダウンロード可能であるか否かを正確に判別することが可能である。
ダウンロード制御手段においては、ダウンロード可能であると判別されないときに上記通信手段によるダウンロードを実行しないように構成することができればよい。この構成により、通信量の制限を超えるにもかかわらずダウンロードを開始してしまうことを防止することができ、ダウンロードの中断を防止することができる。むろん、ダウンロード可能であると判別されたときには、通信手段を制御して上記ダウンロード対象のダウンロードを開始すればよい。
ところで、上述した通信の制御は、所定の手順に従って処理を進めていくうえで、その手順に発明が存在すると考えることもできる。従って、本発明は方法としても適用可能である。また、本発明を実施しようとする際に、携帯電話にて所定のプログラムを実行させる場合もある。そこで、そのプログラムとしても本発明を実施可能である。また、いかなる記憶媒体もプログラムを提供するために使用可能である。例えば、磁気記録媒体や光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。また、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現される場合においても本発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込む形態のものも含まれる。さらに、一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地なく同等である。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)携帯電話を含むダウンロードシステム:
(2)携帯電話の構成:
(3)ダウンロード処理:
(4)他の実施形態:
(1)携帯電話を含むダウンロードシステム:
(2)携帯電話の構成:
(3)ダウンロード処理:
(4)他の実施形態:
(1)携帯電話を含むダウンロードシステム:
図1は、本発明の実施形態にかかる携帯電話を含むダウンロードシステムを示す概略図である。同図に示すように、ネットワークNにはサーバ20と基地局30とが互いにデータを送受信可能に接続されており、携帯電話10の利用者は携帯電話10を操作し、基地局30を介してネットワークNにアクセス可能である。サーバ20は本実施形態においてダウンロード対象となるパッケージデータ21bを保持しており、当該パッケージデータ21bは携帯電話10に対して送信可能に構成されている。
図1は、本発明の実施形態にかかる携帯電話を含むダウンロードシステムを示す概略図である。同図に示すように、ネットワークNにはサーバ20と基地局30とが互いにデータを送受信可能に接続されており、携帯電話10の利用者は携帯電話10を操作し、基地局30を介してネットワークNにアクセス可能である。サーバ20は本実施形態においてダウンロード対象となるパッケージデータ21bを保持しており、当該パッケージデータ21bは携帯電話10に対して送信可能に構成されている。
サーバ20においては、図示しないCPU,RAM,ROMを含むプログラム実行環境が形成されており、各種プログラムが実行される。本実施形態においては、携帯電話10との通信を制御する通信制御部22が実現されている。パッケージデータ21bは、所定の記憶領域(図1に示す例ではHDD21)に記憶されており、このパッケージデータ21bはデータ量タグ21aに対応付けられている。データ量タグ21aは、パッケージデータ21bを特定するとともにその量を示すデータをタグ形式で記述したものであり、パッケージデータ21bが複数個保持されているときには、それぞれを特定し、各データの量を記述している。
通信制御部22は、携帯電話10からのアクセスを受け付け、認証処理等を行った後にそのアクセスに応じてHDD21に記憶されたパッケージデータ21bをダウンロード対象として提示するためのデータおよびパッケージデータ21b自体を携帯電話10に対して送信可能である。また、ダウンロード対象の指定を携帯電話10から受け付け、上記データ量タグ21aを解析して当該指定されたパッケージデータ21bのデータ量を取得して携帯電話10に送信することが可能である。
携帯電話10は、通話機能とともにネットワークNへのアクセス機能を備えており、基地局30およびネットワークNを介してサーバ20にアクセス可能である。携帯電話10は、サーバ20にアクセスし、パッケージデータ21bを携帯電話10にダウンロードすることが可能である。このとき、携帯電話10では、後述する通信制御処理を行っており、ダウンロードを実行する日における通信量制限を超えるか否かをダウンロード前に判別し、通信量制限を超えるダウンロードは実行しないようになっている。従って、ダウンロードの中断を防止することができ、無駄なデータ通信の実行を防止することができる。
なお、本実施形態において、パッケージデータ21bは、印刷画像および印刷実行時のレイアウトを示すレイアウトデータを含むファイルであり、利用者が当該パッケージデータ21bをダウンロードすると、各自が所有するプリンタ40にてその画像を印刷することが可能になる。すなわち、ダウンロードされたパッケージデータ21bはリムーバブルメモリ11に記憶され、このリムーバブルメモリ11は、携帯電話10から取り出すことが可能であるとともにプリンタ40が備えるメモリスロット40aに挿入することが可能である。
プリンタ40は、図示しないCPU,RAM,ROMを含むプログラム実行環境が形成されており、その一部としてパッケージデータ解析部41と印刷制御部42とを実行可能である。リムーバブルメモリ11がメモリスロット40aに挿入されると、パッケージデータ解析部41は、リムーバブルメモリ11に記憶されているパッケージデータ21bを取得し、その内容を解析することが可能である。すなわち、パッケージデータ21bに含まれるレイアウトデータに記述されたレイアウトで印刷を実行するためのデータを作成する。印刷制御部42は、このデータに基づいて図示しないインク吐出ノズルや紙送り機構を制御して印刷を実行し、印刷物Pを得る。
なお、上記サーバ20、携帯電話10、プリンタ40の処理は汎用的なプロセッサであるCPUによって行う構成になっているが、むろん、特定の処理あるいはすべての処理をカスタムICによって実行しても良い。すなわち、所定の機能を実行できる限りにおいて種々のハードウェアを採用可能である。
(2)携帯電話の構成:
図2は、携帯電話10の構成を示す概略ブロック図である。携帯電話10は、リムーバブルメモリI/F11aと表示部12と入力ボタン13と通信部14とCPU15とROM16とRAM17とを備えている。CPU15はバスを介して各部に接続されており、ROM16,RAM17と協働して所定のプログラムを実行することができる。
図2は、携帯電話10の構成を示す概略ブロック図である。携帯電話10は、リムーバブルメモリI/F11aと表示部12と入力ボタン13と通信部14とCPU15とROM16とRAM17とを備えている。CPU15はバスを介して各部に接続されており、ROM16,RAM17と協働して所定のプログラムを実行することができる。
表示部12においては、CPU15の制御によって各種の画像やUI等を表示することができる。入力ボタン13は、複数の押しボタンを含み、CPU15は当該押しボタンの押し込み操作を受け付け、各種の入力情報を取得することができる。通信部14は、CPU15の制御によって基地局30との無線通信を実行する。本実施形態においては、上述のようにネットワークNを介してサーバ20と通信を行うことが可能であり、当該通信部14が上記通信手段に相当する。リムーバブルメモリI/F11aには上記リムーバブルメモリ11を装着可能であり、CPU15は、リムーバブルメモリ11に対してデータを書き込み、また、リムーバブルメモリ11からデータを読み出すことが可能である。
CPU15にて実行可能な各種プログラムには、上記パッケージデータ21bをダウンロードするためのダウンロードプログラム18が含まれている。このダウンロードプログラム18は、通信制御部18aと許可データ量取得部18bと判別部18cと入力制御部18dとを備えている。通信制御部18aは、上記通信部14を利用してサーバ20に対してアクセスを行い、ダウンロード対象として指定されたパッケージデータ21bのデータ量を取得する処理およびパッケージデータ21bをダウンロードする処理を行う。本実施形態において、ダウンロードされたパッケージデータ21bはリムーバブルメモリ11に記憶される。
許可データ量取得部18bは、通信部14においてデータ通信が実行されるたびにその量を集計し、RAM17に通信済データ量17aを逐次記憶する。本実施形態において、当該通信済データ量17aは午前0時を基準時点として集計を開始し、次の日の基準時点になると改めて集計を開始する。すなわち、一日のデータ通信量を集計するようになっている。また、許可データ量取得部18bは、任意の時点でRAM17にアクセスし、通信済データ量17aを参照することによってその当日におけるデータ通信量を取得し、予め決められた通信量制限と比較することで、その時点で通信制限を超えることなく通信可能なデータ量を示す許可データ量を取得する。
すなわち、ROM16に予め記憶されている、一日において送受信可能な通信量制限を示すデータ(図2における通信量制限16a)を参照するとともに、通信量制限から通信済データ量を減じて許可データ量を算出する。判別部18cは、当該許可データ量の範囲内で上記パッケージデータ21bのダウンロードを実行可能であるか否かを判別する。また、通信制御部18aは、この判断結果に基づいてダウンロードの可否を決定し、ダウンロードの制御を行う。むろん、上記構成は一例であり、例えば、通信量制限16aや通信済データ量17aを記憶しておくメモリが図2に示すメモリに限定されるわけではない。すなわち、本発明における機能を実行できる限りにおいて種々のハードウェアを採用可能である。
(3)ダウンロード処理:
図3は、パッケージデータのダウンロード処理を示すフローチャートである。携帯電話10の利用者は、携帯電話10の入力ボタン13を操作して上記ダウンロードプログラム18を起動可能であり、当該ダウンロードプログラム18によって上記図3に示すダウンロード処理が実施される。本実施形態において、まず、利用者は入力ボタン13を操作してダウンロード対象を指定する。入力制御部18dはこの操作に基づいてパッケージデータ21bの指定を受け付ける(ステップS100)。
図3は、パッケージデータのダウンロード処理を示すフローチャートである。携帯電話10の利用者は、携帯電話10の入力ボタン13を操作して上記ダウンロードプログラム18を起動可能であり、当該ダウンロードプログラム18によって上記図3に示すダウンロード処理が実施される。本実施形態において、まず、利用者は入力ボタン13を操作してダウンロード対象を指定する。入力制御部18dはこの操作に基づいてパッケージデータ21bの指定を受け付ける(ステップS100)。
ここでは、利用者に対してパッケージデータ21bの選択肢を提供することができればよい。例えば、通信制御部18aによって通信部14を制御して上記サーバ20にアクセスし、サーバ20においてパッケージデータ21bの選択肢を示すデータを返信し、表示部12に表示する構成とし、上記入力制御部18dによって当該選択肢の選択を行う構成を採用可能である。上記選択肢としては、パッケージデータ21b自体をダウンロードせずに提供可能な選択肢であればよい。従って、各パッケージデータ21bの特徴を示すテキスト等、種々の形式で選択肢を提供可能である。
パッケージデータ21bの指定を受け付けると、携帯電話10はサーバ20から当該指定されたパッケージデータ21bのデータ量を取得する(ステップS110)。すなわち、通信制御部18aは、通信部14を制御して上記サーバ20にアクセスするとともに、上記指定されたパッケージデータ21bを示すデータをサーバ20に送信する。サーバ20においては、通信制御部22がこのアクセスに応じてデータ量タグ21aを参照し、当該指定されたパッケージデータ21bのデータ量を取得して当該データ量を示すデータを携帯電話10に対して送信する。
携帯電話10においては、通信制御部18aがこのデータを取得し、上記指定されたパッケージデータ21bのデータ量を把握する。なお、本実施形態においては当該パッケージデータ21bのデータ量をD1と表現する。また、許可データ量取得部18bは、上記ステップS100やS110において上記通信部14を介して実施したデータ通信量を通信済データ量17aに加算する。本実施形態においては、以上のステップS100,S110が上記対象データ量取得手段に相当する。
次に、許可データ量取得部18bが基準時点からステップS110を終了する時点までに携帯電話10が実施したデータ通信の量(当日の通信済データ量)を取得する(ステップS120)。すなわち、許可データ量取得部18bは、RAM17にアクセスして上記通信済データ量17aを取得し、ステップS110を終了する時点までに実施した通信済データ量を把握する。なお、本実施形態においては当該通信済データ量をD2とも表現する。
さらに、許可データ量取得部18bは、上記ROM16にアクセスして予め記憶されている一日における通信量制限16aを取得する(ステップS130)。なお、本実施形態においては当該通信量制限16aをD3とも表現する。そして、通信量制限から通信済データ量を減じることで許可データ量を取得する(ステップS135)。なお、本実施形態においては許可データ量をD4とも表現する。本実施形態においては、以上のステップS120〜S135が上記許可データ量取得手段に相当する。判別部18cは、以上の情報に基づいて上記指定されたパッケージデータ21bを通信量制限内でダウンロード可能であるか否かを判別する(ステップS140)。すなわち、D4>D1であるか否かを判別する。本実施形態においては、以上のステップS140が上記判別手段に相当する。
ステップS140にてD4>D1であると判別されたときは、通信量制限内で上記指定されたパッケージデータ21bをダウンロード可能であるので、通信制御部18aはこのパッケージデータ21bをダウンロードし、リムーバブルメモリ11に保存する(ステップS150)。ステップS140にてD4>D1であると判別されないときには、通信量制限内で上記指定されたパッケージデータ21bをダウンロードできないので、通信制御部18aはダウンロードを実行せず、表示部12にダウンロード不可能である旨のアラートを表示する(ステップS160)。本実施形態においては、以上のステップS160が上記ダウンロード制御手段に相当する。以上の処理により、通信量制限を超えることになるダウンロードの実行を事前に防止することができ、ダウンロードの中断および無駄なデータ通信を防止することができる。
(4)他の実施形態:
上記実施形態は本発明にかかる携帯電話、携帯電話の制御方法および制御プログラムを実現する一例であり、むろん他の構成を採用することも可能である。上述の例においては、基準時点からステップS110の処理を完了するまで(すなわち、通信済データ量を取得する処理の直前まで)に実施したデータ通信量を通信済データ量として許可データ量を算出している。従って、上記パッケージデータ21bのデータ量を取得するための問い合わせ処理を含めて、データ通信量を正確に取得しており、判別部18cにおいては正確な許可データ量に基づいて判別を行うことができる。
上記実施形態は本発明にかかる携帯電話、携帯電話の制御方法および制御プログラムを実現する一例であり、むろん他の構成を採用することも可能である。上述の例においては、基準時点からステップS110の処理を完了するまで(すなわち、通信済データ量を取得する処理の直前まで)に実施したデータ通信量を通信済データ量として許可データ量を算出している。従って、上記パッケージデータ21bのデータ量を取得するための問い合わせ処理を含めて、データ通信量を正確に取得しており、判別部18cにおいては正確な許可データ量に基づいて判別を行うことができる。
一方、概算のデータ通信量を用いてダウンロード対象がダウンロード可能であるか否かを判別してもよい。例えば、図2と同様のハードウェアにおいて、上記ステップS110のような問い合わせを行う際のデータ通信量を予めROM16等に記憶しておく。また、その他のハードウェアおよびソフトウェアに関しては図2と同様に構成する。そして、図4に示す処理を行えば、上記図3に示す処理と同様にダウンロードの中断および無駄なデータ通信を防止することができる。
図4に示す処理において、ステップS200,S230,S235,S250,S260は、それぞれ上記ステップS100,S130,S135,S150,S160と同様の処理である。一方、図4に示す例では、ステップS210において、パッケージデータ21bのデータ量を取得する前に当日の通信済データ量D2を取得し、ステップS220においてサーバ20にアクセスしてパッケージデータ21bのデータ量D1を取得している。従って、ステップS210において取得した通信済データ量D2には、ステップS220における通信のデータ量は含まれていない。
そこで、図4に示す処理においては、ステップS215にて上記ROM16に予め記憶された問い合わせ時のデータ量を取得する。このデータ量をD5とも呼ぶ。以上のようにデータ量D5を利用すれば、許可データ量からステップS220におけるデータ通信量を控除して通信制限内であるか否かを判別することが可能になる。そこで、ステップS230を経てステップS235において許可データ量D4を取得し、ステップS240においてD4−D5>D1であるか否かを判別すれば、指定されたパッケージデータ21bを通信量制限内でダウンロード可能であるか否かを判別することができる。なお、この実施形態において、データ量D5を常に正確に決定することができるとは限らないが、概算のデータ量D5を用いて図4に示す処理を行うことにより、少なくともダウンロードの中断および無駄なデータ通信を防止することは可能である。また、概算のデータ量にある程度のマージンを設けておけば、確実にダウンロードの中断および無駄なデータ通信を防止することが可能である。
さらに、上記図3および図4に示す実施形態においては、パッケージデータ21bのデータ量を問い合わせる際のデータ通信量も含めて判別部18cにおける判別を行っていたが、まず、パッケージデータ21bのデータ量を問い合わせる際のデータ通信量に関して通信量制限内で通信を実行可能であるか否かを判別してもよい。すなわち、パッケージデータ21bのデータ量を問い合わせる際のデータ通信量を予め決められたデータ通信量として上記ROM16等に保持しておき、サーバ20にアクセスする前に、当該問い合わせ時のデータ通信量とそれまでに通信済の通信済データ量との和が一日の通信量制限内であるか否かを判別する。
ここで、通信量制限内であると判別されなければ、パッケージデータ21bのデータ量を問い合わせる処理を行うことなくアラートを表示して処理を終了する。この結果、パッケージデータ21bのデータ量を問い合わせをも実施不可能な状態であるにもかかわらずデータ通信を開始することがなく、無駄なデータ通信を防止することが可能である。むろん、問い合わせ時のデータ通信量とそれまでに通信済の通信済データ量との和が一日の通信量制限内であると判別されたときには、パッケージデータ21bのデータ量を取得し、通信量制限内でこのパッケージデータ21bをダウンロード可能であるか否かを判別すればよい。
さらに、上記実施形態においては、許可データ量が一日のデータ通信量制限の残りであると定義した例を説明したが、許可データ量の定義はこのような定義に限られない。例えば、一度にダウンロード可能なファイルのデータ量を許可データ量と定義し、パッケージデータ21bなどのダウンロード対象のデータ量と比較してダウンロードの可否を判別してもよい。また、携帯電話10から送信されるデータのデータ量について許可データ量を定義してもよいし、携帯電話10にて受信するデータのデータ量について許可データ量を定義してもよい。さらに、ダウンロードプログラム18によってダウンロード可能なデータのデータ量について許可データ量を定義してもよい。すなわち、本発明は、データ通信が許可されるデータ量を設定し得る全ての態様について適用することができる。
10…携帯電話、11…リムーバブルメモリ、12…表示部、13…入力ボタン、14…通信部、15…CPU、16…ROM、16a…通信量制限、17…RAM、17a…通信済データ量、18…ダウンロードプログラム、18a…通信制御部、18b…許可データ量取得部、18c…判別部、18d…入力制御部、20…サーバ、21…HDD、21a…データ量タグ、21b…パッケージデータ、22…通信制御部、30…基地局
Claims (7)
- データ通信を実行する通信手段と、
ダウンロード対象の指定を受け付けるとともに、指定されたダウンロード対象のデータ量を取得する対象データ量取得手段と、
上記通信手段によるデータ通信が許可されるデータ量を示す許可データ量を取得する許可データ量取得手段と、
上記ダウンロード対象のデータ量と上記許可データ量とに基づいて、上記許可データ量内で上記ダウンロード対象がダウンロード可能であるか否かを判別する判別手段と、
上記ダウンロード対象がダウンロード可能であると判別されないときには、上記通信手段によるダウンロードを実行しないダウンロード制御手段とを備えることを特徴とする携帯電話。 - 上記対象データ量取得手段は、上記通信手段によって上記ダウンロード対象のデータを保持するコンピュータにアクセスし、同コンピュータに保持された上記ダウンロード対象のデータ量を示すデータを取得することを特徴とする上記請求項1に記載の携帯電話。
- 上記判別手段は、上記対象データ量取得手段によって上記コンピュータにアクセスする際のデータ通信量を上記許可データ量から減じて上記判別を行うことを特徴とする上記請求項2に記載の携帯電話。
- 上記許可データ量は、基準時点から上記ダウンロード対象のダウンロードを実行する前の所定時点までに行ったデータ通信の通信済データ量を、予め決められた所定期間における通信データ量の制限から引いた値に基づいていることを特徴とする上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の携帯電話。
- 上記許可データ量は、所定の種類の通信におけるデータ量であることを特徴とする上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の携帯電話。
- 携帯電話の通信を制御する制御方法であって、
ダウンロード対象の指定を受け付けるとともに、指定されたダウンロード対象のデータ量を取得する対象データ量取得工程と、
データ通信が許可されるデータ量を示す許可データ量を取得する許可データ量取得工程と、
上記ダウンロード対象のデータ量と上記許可データ量とに基づいて、上記許可データ量内で上記ダウンロード対象がダウンロード可能であるか否かを判別する判別工程と、
上記ダウンロード対象がダウンロード可能であると判別されないときには、ダウンロードを実行しないダウンロード制御工程とを備えることを特徴とする携帯電話の制御方法。 - データ通信を実行する通信手段を備える携帯電話を制御するための制御プログラムであって、
ダウンロード対象の指定を受け付けるとともに、指定されたダウンロード対象のデータ量を取得する対象データ量取得機能と、
上記通信手段によるデータ通信が許可されるデータ量を示す許可データ量を取得する許可データ量取得機能と、
上記ダウンロード対象のデータ量と上記許可データ量とに基づいて、上記許可データ量内で上記ダウンロード対象がダウンロード可能であるか否かを判別する判別機能と、
上記ダウンロード対象がダウンロード可能であると判別されないときには、上記通信手段によるダウンロードを実行しないダウンロード制御機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする携帯電話の制御プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015114981A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | 株式会社リコー | 機器管理システム、情報処理装置、機器管理方法およびプログラム |
JP2016052068A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | Kddi株式会社 | 通信容量管理装置、通信容量管理方法およびコンピュータプログラム |
JP2018110437A (ja) * | 2018-02-16 | 2018-07-12 | Kddi株式会社 | 通信容量管理装置、通信容量管理方法およびコンピュータプログラム |
JP2018191350A (ja) * | 2018-09-05 | 2018-11-29 | Kddi株式会社 | 通信容量管理装置、通信容量管理方法およびコンピュータプログラム |
JP2020054004A (ja) * | 2019-12-25 | 2020-04-02 | Kddi株式会社 | 通信容量管理装置、通信容量管理方法およびコンピュータプログラム |
-
2005
- 2005-09-13 JP JP2005265825A patent/JP2007081711A/ja active Pending
Cited By (6)
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JP2015114981A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | 株式会社リコー | 機器管理システム、情報処理装置、機器管理方法およびプログラム |
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