JP2007081623A - 音声動画通信システム及びデータ通信端末装置 - Google Patents

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秀則 林
Kazuto Kobayashi
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Abstract

【課題】パケット化された音声データ、映像データの双方向リアルタイム通信において、音声パケットのリアルタイム性を損なわず、かつ音声データと映像データの同期タイミングの乱れの抑制を図る。
【解決手段】TVアダプタ102はIP電話103で受信した相手側の映像データの送信時刻情報と、映像パケットに付加された映像データの送信時刻情報を得て、これらの2つの送信時刻情報を比較し、映像パケットに付加された映像データの送信時刻が遅い場合は、受信した映像パケットと音声パケットの同期がとれていないと判定し、映像を再生しないよう制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はLANやインターネット、IP通信網等のネットワークを介して、音声データや映像データの送受信を行うためのデータ通信装置、このデータ通信装置を用いたデータ通信システムに関するものである。
近年、ブロードバンドの普及に伴い、インターネット、IP通信網などのネットワークを介しパケット化した音声データや映像データを相手側の装置に送信するとともに、相手側の装置からパケット化した音声データや映像データを受信することにより、双方向にリアルタイム通信を行うデータ通信装置が実用化されている。
この種のデータ通信装置では、音声データや映像データがそれぞれ複数のパケットに分割され、ネットワークを介して順次送信されるが、帯域保証がなされていない経路で伝送される場合には、データの消失やデータ伝送時間のずれなどの発生により、音声データ、映像データがリアルタイムに送受信できず、また音声と映像の再生の同期タイミングが乱れることがある。
異なるパケットの送受信におけるリアルタイム性と同期タイミングのずれは本質的に相反するトレードオフの関係にあり、両者の完全な両立は不可能である。
特に、音声データは、パケットのサイズが小さいため、帯域保証がなされていない経路での伝送の影響が大きく、パケットの消失、遅延によってリアルタイム性が悪化し、音声のとぎれが発生することがある。
また、利用者は、音声、映像の双方向のリアルタイム通信では、映像の品質よりも音声の品質とリアルタイム性を利便性として重視している。
これらの問題を解決するために、受信端末がパケット損失又はパケットのゆらぎが一定値を超えたことを認識すると、送信端末にデータ量変更要求パケットを送出し、データ量の変更を行うことにより、リアルタイム通信時に受信端末が送信端末からの受信データを制御して、音切れや画像の乱れを発生させることなく、かつ、リアルタイム通信を可能とする技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−332829号公報
しかしながら、上記従来の技術では以下のような問題が生じる。上記特許文献1に記載の技術では、受信端末側から送信端末に対して、送信データ量の変更を要求し、送信端末側は送信する音声パケットのパケットサイズの変更、符号化方式の変更、映像のフレームレート、画質パラメータのなどの変更により送信データ量を減らす制御を行う場合がある。
前記制御は、符号化方式の変更による音質の劣化、フレームレート、画質パラメータの変更による映像品質の低下などをもたらし、利用者に音声、映像のリアルタイム通信のパフォーマンスに不満足感を与えてしまい、十分な課題解決にはなっていなかった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、音声データと映像データの双方向のリアルタイム通信において、音声データのリアルタイム性を損なわず、かつ音声データと映像データの同期タイミングの乱れを抑制し、パケットのデータ量の減少に起因する音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えないことを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に示すとおり、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された送信時刻情報より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えたことを特徴とした。
本発明は、音声と映像の双方向リアルタイム通信を行うに際し、映像送信時刻情報が音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に順次送信され、受信側では2つのパケットの映像送信時刻情報を比較し、映像パケットの前記映像パケット送信時刻情報が遅い場合は、受信した音声パケットと映像パケットの同期がとれていないと判断して映像データを再生しない制御部を備えたことにより、音声データのリアルタイム性を損なわず、また、音声データと映像データの同期タイミングの乱れを抑制し、かつ、パケットのデータ量の減少に起因する音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えないという効果を奏する。
本発明の実施の形態は、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された送信時刻情報より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えた構成のものである。
これにより、映像送信時刻情報が音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に送信され、受信側では2つのパケットの送信時刻情報の比較することにより、映像パケットの到達時間が音声パケットの到達時間より遅いか、簡易かつ高速に判定して、映像データを再生しないよう作用させ、音声データのリアルタイム性を損なわず、音声データと映像データの同期タイミングの乱れを抑制でき、かつ、パケットのデータ量の減少による音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えなくなる。
また、本発明は、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された送信時刻情報より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御し、実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生する制御部を備えた構成にしてもよい。
これにより、映像送信時刻情報が音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に送信され、受信側では2つのパケットの送信時刻情報の比較することにより、映像パケットの到達時間が音声パケットの到達時間より遅いか、あるいは、同じか、簡易かつ高速に判定して、映像データを再生する、あるいは、しないよう作用させ、音声データのリアルタイム性を損なわず、音声データと映像データの同期タイミングの乱れをさらに抑制でき、かつ、パケットのデータ量の減少による音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えなくなる。
さらに、本発明は、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報と実質的に同一の時刻情報の場合は、受信した音声データと映像データとの同期がとれていると判断して受信した映像を再生し、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報より遅れた時刻情報の場合は、受信した音声データと映像データとの同期がとれていないと判断して受信した映像データを再生しないよう制御し、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報より早い時刻情報の場合は、受信した音声データと映像データとの同期がとれていないと判断して受信した映像データをバッファリングするいずれかの処理を行う制御部を備えた構成にしてもよい。
これによっても、映像送信時刻情報が音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に送信され、受信側では2つのパケットの送信時刻情報の比較することにより、映像パケットの到達時間が音声パケットの到達時間と同じか、あるいは早いか遅いか、簡易かつ高速に判定して、映像データを最適なタイミングで再生するよう作用させ、音声データのリアルタイム性を損なわず、音声データと映像データの同期タイミングの乱れをさらに抑制でき、かつ、パケットのデータ量の減少による音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えなくなる。
さらに、本発明は、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えた構成にしてもよい。
これにより、ローカルネットワーク上のTVアダプタで映像の撮影、再生処理を行い、電話装置で音声の入力、再生処理することにより、利用者は2つの端末を異なる設置場所で使用できる。
さらに、本発明は、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御し、前記送信時刻情報B1が前記送信時刻情報B2と実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生するよう制御する制御部を備えた構成にしてもよい。
これによっても、ローカルネットワーク上のTVアダプタで映像の撮影、再生処理を行い、電話装置で音声の入力、再生処理することにより、利用者は2つの端末を異なる設置場所で使用できる。
さらに、本発明は、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報B1が前記送信時刻情報B2と実質的に同一の時刻情報の場合は、受信した音声データと同期がとれていると判断して受信した映像を再生し、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅れた時刻情報の場合は、受信した音声データと同期がとれていないと判断して受信した映像データを再生しないよう制御し、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より早い時刻情報の場合は、受信した音声データと同期がとれていないと判断して、映像データをバッファリングする、いずれかの処理を行う制御部を備えた構成にしてもよい。
これによっても、ローカルネットワーク上のTVアダプタで映像の撮影、再生処理を行い、電話装置で音声の入力、再生処理することにより、利用者は2つの端末を異なる設置場所で使用できる。
さらに、本発明は、通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、前記データ通信端末装置は、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、映像データを再生しない制御、または映像データの再生、または映像データのバッファリング、いずれかの最適な処理を行う制御部、を備え、かつ、所定の回数の音声パケット受信毎に、前記電話装置から前記TVアダプタへ前記映像データの送信時刻情報を通知する構成にしてもよい。
これにより、さらに、本機能の処理負荷を軽減する、処理速度の低いCPUを使用できる。
さらに、本発明は、パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された送信時刻情報より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えた構成としてもよい。
これにより、映像送信時刻情報が音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に送信され、受信側では2つのパケットの送信時刻情報の比較することにより、映像パケットの到達時間が音声パケットの到達時間より遅いか、簡易かつ高速に判定して、映像データを再生しないよう作用させ、音声データのリアルタイム性を損なわず、音声データと映像データの同期タイミングの乱れを抑制でき、かつ、パケットのデータ量の減少による音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えなくなる。
さらに、本発明は、パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された送信時刻情報より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制制御し、実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生する制御部を備えた構成にしてもよい。
これにより、映像送信時刻情報が音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に送信され、受信側では2つのパケットの送信時刻情報の比較することにより、映像パケットの到達時間が音声パケットの到達時間より遅いか、あるいは、同じか、簡易かつ高速に判定して、映像データを再生させる、あるいは、させないよう作用させ、音声データのリアルタイム性を損なわず、音声データと映像データの同期タイミングの乱れをさらに抑制でき、かつ、パケットのデータ量の減少による音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えなくなる。
さらに、本発明は、パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報と実質的に同一の時刻情報の場合は、受信した音声データと映像データとの同期がとれていると判断して受信した映像を再生し、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報より遅れた時刻情報の場合は、受信した音声データと映像データとの同期がとれていないと判断して受信した映像データを再生しないよう制御し、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報より早い時刻情報の場合は、受信した音声データと映像データとの同期がとれていないと判断して受信した映像データをバッファリングするいずれかの処理を行う制御部を備えた構成にしてもよい。
これにより、映像送信時刻情報が音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に送信され、受信側では2つのパケットの送信時刻情報の比較することにより、映像パケットの到達時間が音声パケットの到達時間と同じか、あるいは早いか遅いか、簡易かつ高速に判定して、映像データを最適なタイミングで再生するよう作用させ、音声データのリアルタイム性を損なわず、音声データと映像データの同期タイミングの乱れをさらに抑制でき、かつ、パケットのデータ量の減少による音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えなくなる。
さらに、本発明は、パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えた構成にしてもよい。
これにより、ローカルネットワーク上のTVアダプタで映像の撮影、再生処理を行い、電話装置で音声の入力、再生処理することにより、利用者は2つの端末を異なる設置場所で使用できる。
さらに、本発明は、パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御し、実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生する制御部を備えた構成にしてもよい。
これにより、ローカルネットワーク上のTVアダプタで映像の撮影、再生処理を行い、電話装置で音声の入力、再生処理することにより、利用者は2つの端末を異なる設置場所で使用できる。
さらに、本発明は、パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、前記送信時刻情報B1が前記送信時刻情報B2と実質的に同一の時刻情報の場合は、受信した音声データと同期がとれていると判断して受信した映像を再生し、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅れた時刻情報の場合は、受信した音声データと同期がとれていないと判断して受信した映像データを再生しないよう制御し、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より早い時刻情報の場合は、受信した音声データと同期がとれていないと判断して、映像データをバッファリングする、いずれかの処理を行う制御部を備えた構成にしてもよい。
これにより、ローカルネットワーク上のTVアダプタで映像の撮影、再生処理を行い、電話装置で音声の入力、再生処理することにより、利用者は2つの端末を異なる設置場所で使用できる。
さらに、本発明は、パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、前記比較部によって比較した結果、映像データを再生しない制御、または映像データの再生、または映像データのバッファリング、いずれかの最適な処理を行う制御部を備え、かつ、所定の回数の音声パケット受信毎に、前記電話装置から前記TVアダプタへ前記映像データの送信時刻情報を通知する構成にしてもよい。
これにより、さらに、本機能の処理負荷を軽減する、処理速度の低いCPUを使用できる。
以下、本発明の実施例における音声動画システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例における音声動画通信システム100の構成図である。音声動画通信システム100は、自分側音声動画通信装置112と相手側音声動画通信装置113がインターネット106によって接続され構成されている。
なお、本実施例では音声動画通信装置112,113は、IPテレビ電話として実施されている。実施例の構成に限らず3台以上の音声動画通信装置を接続してシステムを構成してもかまわない。
自分側音声動画通信装置112は、ルータ104の配下のLAN(または無線LAN)などのローカルネットワークに自分側TVアダプタ102と自分側IP電話103を接続し、自分側TVアダプタ102は映像の送受信を行い、自分側IP電話103は音声の送受信を行う。TV101は、自分側TVアダプタ102に接続され動画表示をするテレビである。ルータ104の上位にはモデム105があり、インターネット106を介して相手側の音声動画通信装置113へと接続される。
相手側音声動画通信装置113は、ルータ108の配下のLAN(または無線LAN)などのローカルネットワークに相手側TVアダプタ110と相手側IP電話109が接続し、相手側TVアダプタ110は映像の送受信を行い、相手側IP電話109は音声の送受信を行う。TV111は、相手側TVアダプタ110に接続され動画表示をするテレビである。ルータ108の上位にはモデム107があり、インターネット106を介して自分側の音声動画通信装置112へと接続される。
図2は、自分側TVアダプタ102の構成を示すブロック図である。なお相手側TVアダプタ110も同様の構成を備える。
図2において、自分側TVアダプタ102は、ネットワークインターフェース201、カメラ202、映像通信制御部203、映像コーデック204、表示制御部205、表示出力部206、システム制御部207、リモコン制御部208により主に構成されている。
ネットワークインターフェース201は、ルータ104及び自分側IP電話103にLAN(または無線LAN)などのローカルネットワークで接続するインターフェースである。映像データ送信の際は、カメラ202で撮影された映像データは、映像コーデック204で圧縮符号化される。
圧縮符号化された映像データは、映像通信制御部203で映像パケット化処理され、映像パケット1000(詳細は図10で後述)はネットワークインターフェース201からインターネット106を介して相手側音声動画通信装置113へ送信される。
また、映像データ受信の際は、映像パケット1000は、相手側音声動画通信装置113の相手側TVアダプタ110からインターネット106を介してネットワークインターフェース201で受信される。
受信した映像パケット1000は、映像通信制御部203においてパケット解析・分解・バッファリング処理され、映像コーデック204で伸張復号化され、表示制御部205でフレーム表示するため合成処理され、表示出力部206を介してTV101で相手側の映像が再生表示される。
また、リモコン制御部208は、リモコンを用いて自分側TVアダプタ102を操作し、システム制御部207は自分側TVアダプタ102全体の制御を行う。カメラ202で自分側の映像を表示出力部206から表示させることも可能である。
図10は、自分側TVアダプタ102と相手側TVアダプタ110の間で送受信される映像パケット1000の構成図である。
映像パケット1000は、リアルタイム通信で用いられる、IETFのRFC1889標準準拠のRTP(リアルタイムプロトコル)パケット構成を備えている。具体的にはRTPヘッダ1001、タイムスタンプ1002、SSRC識別子1003、CSRC識別子1004、ペイロードヘッダ(映像)1005、ペイロードデータ(映像)1006から構成されている。
映像パケット1000は、自分側TVアダプタ102及び相手側TVアダプタ103の映像通信制御部203で送信時に生成され、受信時に解析・分解される。
なお、説明の便宜上、タイムスタンプ1002は、自分側TVアダプタ102から相手側TVアダプタ110へ送信されるものを映像タイムスタンプ1002Aとし、相手側TVアダプタ110から自分側TVアダプタ101へ送信されるものを映像タイムスタンプ1002Bと定め、以降の説明で用いる。
図3は、自分側IP電話103の構成を示すブロック図である。なお相手側IP電話109も同様の構成を備える。
図3において、自分側IP電話103は、ネットワークインターフェース301、音声通信制御部302、音声制御部303、表示制御部304、LCD305、システム制御部306、受話器307により主に構成されている。
ネットワークインターフェース301は、ルータ104及び自分側TVアダプタ102にLAN(または無線LAN)などのローカルネットワークで接続するインターフェースである。電話音声発信の際、受話器307から入力された音声データは音声制御部303で圧縮符号化される。
圧縮符号化された音声データは、音声通信制御部302で音声パケット化処理され、音声パケット400(詳細は図4で後述)はネットワークインターフェース301からインターネット106を介して相手側音声動画通信装置113へ送出される。
また、電話音声受信の際、音声パケット400は相手側音声動画通信装置113の相手側IP電話109からインターネット106を介してネットワークインターフェース301で受信される。
受信した音声パケット400は、音声通信制御部302でパケット解析・分解・バッファリング処理され、音声制御部303で伸張復号化され、受話器307から音声が出力される。システム制御部306では自分側IP電話103全体の制御を行う。
表示制御部204は、IP電話の設定、状態などの表示処理を行い、LCD305で表示を行う。
図4は、自分側IP電話103と相手側IP電話109の間で送受信される音声パケット400の構成図である。
音声パケット400は、リアルタイム通信で用いられる、IETFのRFC1889標準準拠のRTP(リアルタイムプロトコル)パケットをヘッダ拡張した構成を備えている。具体的にはRTPヘッダ401、タイムスタンプ402、SSRC識別子403、CSRC識別子404、ペイロードヘッダ(音声)405、ペイロードデータ(音声)406に映像送信時刻情報用ヘッダ拡張407(詳細は図5で後述)が追加され、構成されている。
映像送信時刻情報用ヘッダ拡張407は、RTPパケットの標準準拠ではない拡張情報であり、映像パケット1000の送信時刻情報が搭載されている。
図5は、映像送信時刻情報用ヘッダ拡張407の構成図である。
映像送信時刻情報用ヘッダ拡張407は、映像送信時刻情報用ヘッダ拡張の識別子であるデータタイプ及び映像送信時刻情報用ヘッダ拡張407のバイト数を示すデータ長501と映像パケット1000の送信時刻情報である映像タイムスタンプ602から構成されている。映像タイムスタンプ602は設定内容が図6(後述)と同一のため、同じ符号を用いて説明している。
音声パケット400は、図3に示した自分側IP電話103及び相手側IP電話109の音声通信制御部302で送信時に生成され、受信時に解析・分解される。
図6は、IP電話とTVアダプタとの間で送受信されるタイムスタンプ用パケット600の構成図である。
タイムスタンプ用パケット600は、タイムスタンプ用パケット600の識別子であるデータタイプ及びタイムスタンプ用パケットのバイト数を示すデータ長601、音声パケットに付加される映像タイムスタンプ602から構成され、自分側TVアダプタ102と自分側IP電話103との間、及び、相手側TVアダプタ110と相手側IP電話109との間で、映像タイムスタンプ602の通知に用いられる。
なお、説明の便宜上、自分側TVアダプタ102→自分側IP電話103→相手側IP電話109→相手側TVアダプタ110の一方向の映像タイムスタンプ602を602Aとし、逆方向の相手側TVアダプタ110→相手側IP電話109→自分側IP電話103→自分側TVアダプタ102の映像タイムスタンプ602を602Bとし、以降の説明で用いる。
次に、自分側IP電話103及び相手側IP電話109と、自分側TVアダプタ102及び相手側TVアダプタ110との間で、音声データのリアルタイム性を損なわず、また、音声データと映像データの同期タイミングの乱れを抑制し、かつ、パケットのデータ量の減少に起因する音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えない動作を図7に示すシーケンス図を参照して説明する。
図7は、音声動画通信システムの動作を説明するシーケンス図である。本シーケンスは、自分側データ通信装置112が備える映像通信制御部203及び音声通信制御部302と相手側データ通信装置113が備える図2、3と同様の映像制御通信部及び音声通信制御部との間で実施される。
自分側IP電話103は、ネットワーク接続が完了し、電源がオンされると、自分側TVアダプタ102に向けてペアリング要求のメッセージを継続的に発信する。自分側TVアダプタ102は、ネットワーク接続が完了し、電源がオンされると自分側IP電話103からのペアリング要求のメッセージに応答し、自分側IP電話103と自分側TVアダプタ102とのペアリングが確立する(ステップS701)。
相手側IP電話109と相手側TVアダプタ110でも、同様の動作によりペアリングが確立する(ステップS702)。
自分側IP電話103から受話器をオフフックして、相手側IP電話109にダイヤルすると、標準呼制御プロトコルSIP呼制御通信により、INVITEメッセージを送出し、相手側IP電話109が鳴動し、相手側IP電話109が200OKメッセージを自分側IP電話103へ応答することによって、双方向に会話のできる音声通信が確立する(ステップS703)。
前記、SIP呼制御通信のSIPメッセージに含まれるSDP(セッション記述プロトコル)の映像パケット送受信の設定により、自分側TVアダプタ102と相手側TVアダプタ110の間の映像通信も確立する(ステップS704)。
映像通信が確立すると、自分側TVアダプタ102と相手側TVアダプタ110との間で映像パケットの双方向通信が開始する。自分側TVアダプタ102は、相手側TVアダプタ110へ映像タイムスタンプ1002A(符号Aについては前記図10の説明を参照)を含む映像パケット1000を送信する(ステップS705)。
同様に、相手側TVアダプタ110は、自分側TVアダプタ102へ映像タイムスタンプ1002B(符号Bについては前記図10の説明を参照)を含む映像パケット1000を送信する(ステップS706)。
次に、自分側TVアダプタ102は、相手側TVアダプタ110に送信した映像タイムスタンプ602A(設定値は1002Aに等しい)をタイムスタンプ用パケット600により、自分側IP電話103へ通知する(ステップS707)。
同様に、相手側TVアダプタ110は、自分側TVアダプタ102に送信した映像タイムスタンプ602B(設定値は1002Bに等しい)を含むタイムスタンプ用パケット600により、自分側IP電話109へ通知する(ステップS708)。
音声通信が確立すると、自分側IP電話103と相手側IP電話109との間で音声パケットの双方向通信が開始する。自分側IP電話103は、相手側IP電話109へ映像タイムスタンプ602Aを付加した音声パケット400を送信する(ステップS709)。
同様に、相手側IP電話109は、自分側IP電話103へ映像タイムスタンプ602Bを付加した音声パケット400を送信する(ステップS710)。
次に、自分側IP電話103は、相手側IP電話109から受信した映像タイムスタンプ602Bを、タイムスタンプ用パケット600により、自分側TVアダプタ102に通知する(ステップS711)。
同様に、相手側IP電話109は、自分側IP電話103から受信した映像タイムスタンプ602Aを、タイムスタンプ用パケット600により、相手側TVアダプタ110に通知する(ステップS712)。
以上の動作によって自分側TVアダプタ102は、映像送信時刻情報を映像パケット1000が含む映像タイムスタンプ1002B及びタイムスタンプ用パケット600が含む映像タイムスタンプ602Bの2つの映像タイムスタンプを取得する。
前記2つの映像タイムスタンプにより、音声パケットと映像パケットの2つのパケットの到達時間の相対的な早さの判定の識別ができる。
自分側TVアダプタ102では、前記2つの映像タイムスタンプの値を基準に、次の比較判定によりリップシンク再生(音声と声をだす唇の動きが同期した映像の再生)を行う。
(1)映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bに等しいときは映像パケットと音声パケットの同期ずれがないと判断し、映像再生の処理を開始する。
(2)映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bより大きいときは、映像パケットが音声パケットよりも遅れていると判断し、映像パケットは破棄して映像再生しない。
(3)映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bより小さいときは、音声パケットが映像パケットよりも遅れていると判断し、映像パケットはバッファリングし、次の音声パケット到達時以降に、映像は音声とタイミングを同期させて再生する(ステップS713)。
なお、音声のリアルタイム性を損なうことなく、かつ音声データと映像データの再生タイミングの乱れの抑制が本発明の目的であるため、前記(1)、(2)、(3)の判断処理における音声タイムスタンプの比較は厳密である必要はなく、例えば、比較において“ほぼ等しい”場合は“等しい”とするように、判定比較は所定の範囲のずれの許容値をもって行ってもかまわない。
相手側TVアダプタ110でも、映像タイムスタンプ1002Aと映像タイムスタンプ602Aを基準に、自分側TVアダプタ102と同様のリップシンク再生を行う(ステップS714)。
次に、自分側IP電話103の動作について、図8に示すフロー図を参照して説明する。図8は、自分側IP電話103の動作を説明するフロー図である。フロー図は、主に図3の音声通信制御部302で実施される。なお、相手側IP電話109も同様のフローによって動作する。
自分側IP電話103のネットワーク接続が完了し、電源がオンされると自分側TVアダプタ102に向けてペアリング要求のメッセージを継続的に発信する。
自分側TVアダプタ102がペアリング要求に応答することで、自分側IP電話103と自分側TVアダプタ102とのペアリングが確立する(ステップS801)。
自分側IP電話103から受話器307をオフフックして相手側IP電話109にダイヤルすると、SIP呼制御メッセージの通信により、INVITEメッセージを送出し、200OKメッセージの応答を受信することによって双方向に会話のできる音声通信が確立する(ステップS802)。
音声通信が確立すると、自分側IP電話103は相手側IP電話109との間で音声パケットの双方向通信を開始する(ステップS803)。
自分側IP電話103は、自分側TVアダプタ102が相手側TVアダプタ110に送信した映像タイムスタンプ602A(符号Aについては前記図6の説明を参照)を、タイムスタンプ用パケット600により受信する(ステップS804)。
さらに、自分側IP電話103は、相手側IP電話109へ映像タイムスタンプ602Aを付加した音声パケット400を送信する(ステップS805)。
また、自分側IP電話103は、相手側IP電話109から映像タイムスタンプ602B(符号Bについては前記図6の説明を参照)が付加された音声パケット400を受信する(ステップS806)。
次に、受信した音声パケット400が含む映像タイムスタンプ602Bをタイムスタンプ用パケット600により、自分側TVアダプタ102へ通知する(ステップS807)。
自分側IP電話103は、受信した音声を順次リアルタイムに再生する(ステップS808)。
順次、音声パケットの送受信を行い、通話を継続するか終了するか判定を行い、継続する場合はステップS804へ戻る(ステップS809)。
判定の結果、終了するときは音声通信終了する。
次に、自分側TVアダプタ102の動作について、図9に示すフロー図を参照して説明する。図9は、自分側TVアダプタ102の動作を説明するフロー図である。フロー図は、主に映像通信制御部203で実施される。なお、相手側TVアダプタ110も同様のフローによって動作する。
自分側TVアダプタ102は、ネットワーク接続が完了し、電源がオンされると自分側IP電話103からのペアリング要求のメッセージに応答し、自分側IP電話103と自分側TVアダプタ102とのペアリングが確立する(ステップS901)。
図7で説明したように、自分側IP電話103が相手側IP電話109と呼制御により音声通信を確立すると、自分側TVアダプタ102は相手側TVアダプタ110との間で映像通信が確立する(ステップS902)。
映像通信が確立すると、自分側TVアダプタ102と相手側TVアダプタ110との間で映像パケットの双方向通信が開始する(ステップS903)。
自分側TVアダプタ102は、相手側TVアダプタ110へタイムスタンプ1002A(符号Aについては前記図10の説明を参照)を含む映像パケット1000を送信する(ステップS904)。
同様に、相手側TVアダプタ110から、タイムスタンプ1002B(符号Bについては前記図10の説明を参照)を含む映像パケット1000を受信する(ステップS905)。
次に、自分側TVアダプタ102は、相手側TVアダプタ110に送信した映像タイムスタンプ602A(設定値は1002Aに等しい)を、タイムスタンプ用パケット600により自分側IP電話103へ通知する(ステップS906)。
また、自分側TVアダプタ102は、自分側IP電話103が相手側IP電話109から受信した映像タイムスタンプ602Bを、タイムスタンプ用パケット600により受信する(ステップS907)。
以上の動作によって、自分側TVアダプタ102は、映像パケット1000が含む映像タイムスタンプ1002B及びタイムスタンプ用パケット600が含む映像タイムスタンプ602Bの2つの映像タイムスタンプを得る。
前記、2つの映像タイムスタンプにより、音声パケットと映像パケットの2つのパケットの到達時間の相対的な早さを判定できる。
自分側TVアダプタ102は、映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bに等しいか比較を行う(ステップS908)。
自分側TVアダプタ102は、ステップS908の判定結果で、映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bに等しいときは、映像パケットと音声パケットの同期ずれがないと判断し、映像再生の処理を開始する(ステップS909)。
ステップS909でそれが等しくない場合、自分側TVアダプタ102は、映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bより大きいか比較を行う(ステップS910)。
自分側TVアダプタ102は、映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bより大きいときは、映像パケットが音声パケットよりも遅れていると判断し、映像パケットは破棄して映像再生しない(ステップS911)。
自分側TVアダプタ102は、ステップS911の判定結果で、映像タイムスタンプ1002Bが映像タイムスタンプ602Bより小さいときは、音声パケットが映像パケットよりも遅れていると判断し、映像パケットはバッファリングし、次の音声パケット到達以降に音声に同期させ映像再生する(ステップS912)。
順次、映像パケットの送受信を行い、映像通信を継続するか終了するか判定を行い、継続する場合はステップS904へ戻る(ステップS913)。
判定の結果、終了するときは映像通信終了する。
なお、シーケンス図でも説明したように、上記ステップS908,S910の比較は所定の許容幅をもって行ってもかまわない。
以上の実施例で説明したように、帯域保証のないインターネットにおいてリアルタイムに双方向の通話を行うIPテレビ電話の実現において、映像を送受信するTVアダプタは、音声パケットと映像パケットの2つのパケットで独立に受信された、映像送信時刻情報の比較により、映像パケットの到達時間が音声パケットの到達時間と同じか、あるいは早いか遅いかを判定し、映像データを再生制御するので、簡易かつ高速に音声との同期ずれを抑制することが可能となる。
また、送受信するパケットのデータ量を減少させることはないので、音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えることなく音声、映像が再生できる。
本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、これらの実施例はあくまでも例示であって、本発明は実施例によって限定されるものではない。本実施例ではIP電話とTVアダプタを分離したが、IP電話とTVアダプタを一体化しても同様の効果が得られる。
さらに、本実施例では、パケットの受信毎に映像パケット発信時刻情報を基準にした映像再生の比較判定をしたが、IP電話及びTVアダプタの具備するメモリ、CPU処理能力に応じ、パケットの受信毎でなく、所定の間隔で映像パケット発信時刻情報を基準にした映像再生の比較判定をしても同様の効果が得られる。
さらに、本実施例ではIP電話を電話機と一体化したが、IP電話をIP電話アダプタと電話機に分離して構成しても同様の効果が得られる。
さらに、本実施例では、TVアダプタはTVと分離したが、TVアダプタとTVを一体化しても同様の効果が得られる。
また、本実施例ではインターネット106、モデム105及び107、ルータ104及び108を備えていたが、インターネット106、モデム105及び107、ルータ104及び108、のいずれかを必要に応じ省き、自分側IP電話103及び相手側IP電話109、自分側TVアダプタ102及び相手側TVアダプタ110、テレビTV101及びTV111を同一IPアドレス空間のLAN等のネットワーク上に備えても同様の効果が得られる。
本発明の音声動画通信装置は、LANやインターネット、IP通信網等のネットワークを介して音声と映像の双方向リアルタイム通信を行うに際し、音声データのリアルタイム性を損なわず、音声データと映像データの同期タイミングの乱れを抑制することが可能となり、送受信するパケットのデータ量を減少させることはないので、音質、映像品質の劣化などによる通信パフォーマンスの不満足感を利用者に与えることなく音声、映像が再生できるので、音声動画の双方向リアルタイムデータ通信端末装置及びそれを用いたシステムとして利用することが可能である。
本発明の実施例における音声動画通信システムの構成図 本実施例の自分側TVアダプタの構成を示すブロック図 本実施例の自分側IP電話の構成を示すブロック図 本実施例の自分側IP電話と相手側IP電話の間で送受信される音声パケットの構成図 本実施例の映像送信時刻情報用ヘッダ拡張の構成図 本実施例のIP電話とTVアダプタとの間で送受信されるタイムスタンプ用パケットの構成図 本実施例の音声動画通信システムの動作を説明するシーケンス図 本実施例の自分側IP電話の動作を説明するフロー図 本実施例の自分側TVアダプタの動作を説明するフロー図 本実施例の自分側TVアダプタと相手側TVアダプタの間で送受信される映像パケットの構成図
符号の説明
100 音声動画通信システム
102 自分側TVアダプタ
103 自分側IP電話
109 相手側IP電話
110 相手側TVアダプタ
112 自分側音声動画通信装置
113 相手側音声動画通信装置
203 映像通信制御部
302 音声通信制御部
400 音声パケット
407 映像送信時刻情報用ヘッダ拡張
600 タイムスタンプ用パケット
1000 映像パケット

Claims (14)

  1. 通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、
    前記データ通信端末装置は、映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と
    映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と
    前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、
    前記比較部によって比較した結果、
    映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された送信時刻情報より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えたことを特徴とする音声動画通信システム。
  2. 前記制御部は、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報と実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生するよう制御することを特徴とする請求項1記載の音声動画通信システム。
  3. 前記制御部は、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報より早い時刻情報の場合は、前記受信した映像データをバッファリングするよう制御することを特徴とする請求項1または2記載の音声動画通信システム。
  4. 通信ネットワークを介して接続されたデータ通信端末装置間で音声データ及び映像データを双方向に送受信する音声動画通信システムにおいて、
    前記データ通信端末装置は、少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、
    前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、
    相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、
    前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、
    前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、
    前記比較部によって比較した結果、
    前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備え、
    これらの機能を備えたデータ通信端末装置の間で、通信ネットワークを介して音声データと映像データを対話的に送受信することを特徴とする音声動画通信システム。
  5. 前記制御部は、前記送信時刻情報B1が前記送信時刻情報B2と実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生するよう制御することを特徴とする請求項4記載の音声動画通信システム。
  6. 前記制御部は、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より早い時刻情報の場合は、前記受信した映像データをバッファリングするよう制御することを特徴とする請求項4または5記載の音声動画通信システム。
  7. 所定の回数の音声パケット受信毎に、前記電話装置から前記TVアダプタへ前記映像データの送信時刻情報を通知することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の音声動画通信システム。
  8. パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、
    映像データの送信時刻情報を音声パケット及び映像パケットに付加し順次送信するパケット送信部と
    映像データの送信時刻情報が付加された音声パケット及び映像パケットを他のデータ通信端末装置から受信するパケット受信部と
    前記パケット受信部が受信した音声パケット及び映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報それぞれを比較する比較部と、
    前記比較部によって比較した結果、
    映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された送信時刻情報より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えたことを特徴とするデータ通信端末装置。
  9. 前記制御部は、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報と実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生するよう制御することを特徴とする請求項8記載のデータ通信端末装置。
  10. 前記制御部は、映像パケットに付加された送信時刻情報が音声パケットに付加された前記送信時刻情報より早い時刻情報の場合は、前記受信した映像データをバッファリングするよう制御することを特徴とする請求項8または9記載のデータ通信端末装置。
  11. パケット化された音声データ及び映像データを相手側装置と通信ネットワークを介して双方向に送受信するデータ通信端末装置であって、
    少なくとも、映像データとこの映像データの送信時刻情報を含む映像パケットを順次送受信するTVアダプタと、音声データと前記映像データの送信時刻情報を含む音声パケットを順次送受信する電話装置を備え、
    前記電話装置には、自分側TVアダプタから相手側TVアダプタに送信した映像パケットに含まれる映像データの送信時刻情報Aの通知を受け、前記送信時刻情報Aを音声パケットに付加して相手側電話装置に送信する送信部と、
    相手側電話装置で前記と同様にして作られた映像データの送信時刻情報B1を含む音声パケットを受信し、前記送信時刻情報B1を自分側TVアダプタに通知する受信部を備え、
    前記TVアダプタには、相手側TVアダプタから映像データの送信時刻情報B2を含む映像パケットを受信し、前記自分側電話装置から通知された前記送信時刻情報B1を受信する受信部と、
    前記送信時刻情報B1と前記送信時刻情報B2とを比較する比較部と、
    前記比較部によって比較した結果、
    前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より遅い時刻情報の場合は、前記受信した映像データを再生しないよう制御する制御部を備えたことを特徴とするデータ通信端末装置。
  12. 前記制御部は、前記送信時刻情報B1が前記送信時刻情報B2と実質的に同一の場合は、前記受信した映像データを再生するよう制御することを特徴とする請求項11記載のデータ通信端末装置。
  13. 前記制御部は、前記送信時刻情報B2が前記送信時刻情報B1より早い時刻情報の場合は、前記受信した映像データをバッファリングするよう制御することを特徴とする請求項11または12記載のデータ通信端末装置。
  14. 所定の回数の音声パケット受信毎に、前記電話装置から前記TVアダプタへ前記映像データの送信時刻情報を通知することを特徴とする請求項11から13いずれか1項に記載のデータ通信端末装置。
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