JP2007081455A - 音源位置・受音位置推定方法、その装置、そのプログラム、およびその記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 収音手段対ごとに観測される受音信号間の遅延時間差の観測値と、事前に既知であり、事前設定された1つ以上の受音位置間距離とから、繰り返し演算を用いて音源位置と受音位置を推定する方法であり、まず、推定音源位置と推定受音位置の初期値を設定する。次に、事前設定された受音位置間距離の設定値と推定受音位置から計算される受音位置間距離の推定値間の2乗誤差が減少し、かつ前記受音信号間の遅延時間差の観測値と推定音源位置と推定受音位置から計算される受音信号間遅延時間差の推定値間の2乗誤差が減少するように、音源位置と受音位置の推定値を繰り返し更新する。更新量と事前に設定した収束閾値を比較し、更新量が閾値以下となった場合に収束と判断し、繰り返し演算を停止する。
【選択図】図1
Description
従来の音源位置・受音位置推定装置は、位置が分からない音源から発せられた音を、位置がわからない複数のマイクロホンにより受音し、その信号から受音信号間の遅延時間差を求め、その遅延時間差から、音源位置、受音位置の両方を同時に推定する。
まず、全てのマイクロホン対間の受音信号間遅延時間差は、受音信号間遅延時間差推定部12で、マイクロホンで受音された信号の相互相関をとり、そのピークを検出することで求める。
以下に音源位置・受音位置推定の方法を示す。
マイクロホン数をM、音源数をNとする。k番目音源から音が発せられている場合に、i番目マイクロホンとj番目マイクロホンで受音された信号より求められる受音信号間遅延時間差をτijkとする。m番目の推定受音位置を(x^m,y^m,z^m)、n番目の推定音源位置を(x^n,y^n,z^n)と表す。座標は1番目受音位置を原点として、2番目受音位置と3番目受音位置とを通る平面をx−y平面として定義される。これによりx^1=0,y^1=0,z^1=0,y^2=0,z^2=0,z^3=0となり、これらは定数となる。
その修正式は式(3)である。
受音位置と音源位置を正確に求めるための条件は以下である。Mはマイクロホン数、Nは音源数である。
受音位置、音源位置が全く未知の場合は式(12)となる。
しかし、この従来技術では、図11に示したように、位置推定するためにはマイクロホン数、音源数の条件があり、この条件を満たさない場合には、音源位置と受音位置を正確に推定することはできない。
この発明は、このような問題を解決するためになされたもので、位置推定するためのマイクロホン数と音源数の条件を緩和し、従来技術よりも少ないマイクロホン数と音源数で位置推定を実現することを目的とする。
受音信号間遅延時間差推定部12は、マイクロホン111〜11Mでそれぞれ受音された音源101〜10Nからの受音信号間の遅延時間差を推定する。図2に受音信号間遅延時間差推定部の一例をブロック図で示す。FFT部1111〜111Mは、マイクロホン111〜11Mからの受音信号を周波数領域信号に変換する。白色化部1121〜112Mは、周波数領域に変換された受音信号を、周波数スペクトルで、白色化(フラット)する。次に、マイクロホン対選択部113は、白色化部1121〜112Mの出力信号うち2つを選択する。このとき、すべてのマイクロホンペアの組み合わせについて以下の処理が実施されるようスイッチの切替が行われる。乗算部114はマイクロホン対選択部113で選ばれた信号のうち一方だけ共役をとり、2つの信号を周波数成分ごとに乗算し、クロススペクトルを求める。乗算部114の出力信号を、IFFT部115により、時間領域に変換し、白色化相互相関を求める。次に、最大ピーク検出部116で、IFFT部115出力の相互相関の最大ピークを検出し、その最大ピークの地点を受音信号間遅延時間差として、音源位置受音位置推定部14に出力する。
以下に、この実施例の処理の詳細を述べる。まず、1つ以上のマイクロホン間距離が既知である場合のマイクロホンと音源位置の同時推定方法について述べ、次に、位置推定のためのマイクロホン数と音源数の条件を示す。
次に、m番目の推定マイクロホン位置を(x^m,y^m,z^m)、n番目の推定音源位置を(X^n,Y^n,Z^n)と表す。ただし、マイクロホン位置および音源位置の全てが未知であるので、位置を推定する前に、座標の基準位置を設ける必要がある。ここでは、1番目マイクロホン位置を原点として、2番目マイクロホンと3番目マイクロホンと通る平面をx−y平面として座標を定義する。このようにすれば、x^1=0,y^1=0,z^1=0,y^2=0,z^2=0,z^3=0となり、これらは定数となる。
また、この発明では、繰り返し演算を用いて音源位置と受音位置を推定する際に、受音位置間距離に関する誤差と、前記受音信号間遅延時間差に関する誤差の、いずれを重視して推定音源位置と推定受音位置を更新するかの乗数を、更新量の大きさに応じて変化させる。収束が進むにつれて乗数に大きな値に設定することで、より確実な情報である受音位置間距離の誤差を重視した音源位置と受音位置を推定し、推定精度を向上させることができる。
e(p)の総和Σp|grade(p)|と事前に設定された閾値Tcを比較し、TcよりもΣp|grade(p)|が小さくなったときに収束と判定する。閾値Tcは、例えば10-5以下の値にすると精度が高くなる。粗くても概略の位置を速く知りたい場合には10-5以上にしてもよい。
収束後の音源位置と受音位置が出力となる(ステップS6)。
これら以外の部分に関しては、第1の実施例と同じであるので、説明を省略する。
乗数設定部41は、式(18)に含まれる乗数λqに値を逐次設定するものである。設定は以下のようにして行われる。
まず、受音信号間距離差の実測値dijkは音の到来時間差推定から求めるので誤差を含むが、受音位置間距離の真値DF(q)G(q)はフレーム等で固定されたマイクロホン間の距離であるので、ほとんど誤差を含まない。したがって、式(18)の乗数λqを大きな値に設定し、式(17)の条件を厳密に満たすような推定位置pを求めることが望ましい。ただし、逐次修正の初期段階からλqを大きな値に設定すると、式(18)右辺第1項の最小化が十分に行われないうちに、収束とみなされてしまう可能性がある。そこで、λqを収束が進むにつれて大きな値に設定する。
この乗数設定部41が動作を開始すると、セレクタ41cは、値の大きな閾値T(i)から比較器41aに伝達するので、更新量総和計算部25aから比較部41aに入力された更新量総和計算値は大きな閾値から評価される。このとき、乗数λq(i)は逆に小さい値が選択される。例えばT(1)=1.0,T(2)=0.1, T(3)=0.01,・・・・
λq(1)=2.0, λq(2)=4.0, λq(2)=8.0,・・・・・である。
以上のように乗数を変化させることにより、正確な情報である受音位置間距離を重視して音源位置と受音位置を推定でき、その推定精度を向上させることができる。
これら以外の部分に関しては第1または第2の実施例と同じであるので、説明を省略する。
受音信号間遅延時間差記憶部61は、受音信号間遅延時間差を記憶する。図6の受音信号遅延時間差記憶部61の中に示す表は、使用するマイクロホンの数を増やしていった場合に増加するマイクロホン間遅延時間差データを表している。マイクロホンが2本の場合、得られるマイクロホン間遅延時間差はτ12の1個であり、3本でτ12, τ12, τ23の3個、4本でτ12, τ12, τ23,τ14, τ24, τ34の6個と増える。この発明ではマイクロホンが4本以上からN個の音源が推定可能であり、それを保存音源数Nで表している。
音源位置・受音位置推定部14は、保存されたN個の音源に対する受音信号間遅延時間差と、受音位置間距離設定部13で設定された1つ以上のマイクロホン間距離と測定に用いたマイクロホンに応じて決まる受音信号間時間差から、この発明の第1から第3の実施例と同様の方法を用いて音源位置と受音位置を推定し、出力する。
このように受音信号間遅延時間差を記憶することで、過去の受音信号間遅延時間差を有効に活用できる。
新音源位置検出部71は、現在の受音信号間遅延時間差τvpと、受音信号間遅延時間差記憶部61に記憶されている過去の受音信号間遅延時間差τvsを比較し、その値が大きく異なる場合に音源位置の移動を検出する。
受音信号間遅延時間差記憶部61は、音源位置検出部71で音源位置の移動(異なる位置から発せられた音)が検出されたときのみ、受音信号間遅延時間差推定部12で推定された受音信号間遅延時間差を新たに保存し、保存音源数Nに1を加算する。音源位置にして、例えば10cm程度の距離の移動が検出できるようにする。
これら以外の部分に関しては、第4の実施例と同じであるので、説明を省略する。
受音信号間遅延時間差記憶部61は、新音源位置検出部72で音源位置の移動が検出されたときに、受音信号間遅延時間差推定部12で推定された受音信号間遅延時間差を新たに保存し、保存音源数Nに1を加算する。新音源位置検出部72で音源位置の移動が検出されないときは、受音信号間遅延時間差推定部12で推定された受音信号間遅延時間差と、記憶されている受音信号間遅延時間差を平均して、同じ記憶領域に上書きする。
図8Aの動作フローチャートを参照してその動作を説明する。ステップS22bにおいて、基準値Tp71cよりも音源位置の計算結果の差が小さいと判定されると、受音信号間遅延時間差推定部12からの現在の受音信号間遅延時間差推定値と、受音信号間遅延時間差記憶部61に記憶された前回の受音信号間遅延時間差推定値とが、入力される平均化部72aが、その2つの推定値を平均しセレクタ72bに出力する。
このように、音源位置の移動を検出しないとき(同じ音源の場合)に、推定された受音信号間遅延時間差と、記憶されている受音信号間遅延時間差を平均することで、より精度の高い受音信号間遅延時間差とすることができ、精度の高いで位置推定を行うことができる。これら以外の部分に関しては、第5の実施例と同じであるので、説明を省略する。
二乗誤差計算部91は、受音信号間遅延時間差推定部12の出力である現在の受音信号間遅延時間差と、受音信号間遅延時間差記憶部61に記憶されている過去の受音信号間遅延時間差を減算して、二乗平均する。次に、閾値比較部92は、二乗誤差計算部91の出力が事前に設定した閾値以上である場合に、音源位置が移動したとして検出する。
有音・雑音検出部81は、マイクロホン受音信号から有音と無音を検出する。検出方法の一例を以下に示す。まず、マイクロホン受音信号を加算部81aで加算した信号をx(t)とし、この信号を短時間平均部81bで短時間平均したものをX(t)とする。X(t)のノイズレベルは、落ち込みホールド部81cでX(t)ディップホールド処理することで推定することができ、式(33)を用いて計算される。
N(t) = u・N(t-1)+(1-u)・X(t) N(t)<X(t)の場合 式(33)
ここで、uは1未満の定数であり事前に設定する。uは推定ノイズレベル上昇時の平滑化係数であり0<u<1の値をとる。uが1に近いと緩やかなノイズレベル上昇となり、ディップホールドの効果が得られる。次に、有音区間と雑音区間の検出は、ノイズレベルN(t)にあらかじめ設定した定数81eを乗算部81dで乗じた閾値TN(t)と、短時間平均部81bの出力X(t)を比較することで行う。TN(t) >X(t)であれば雑音区間と検出し、TN(t) < X(t)であれば有音区間と検出する。
このようにすることで、雑音の位置を推定しないようにすることができる。
これら以外の部分に関しては、第1〜第7の実施例と同じであるので、説明を省略する。
これにより、受音信号間遅延時間差記憶部61を少ないメモリで構成できる。
以上、実施例を示して説明したこの発明による音源位置受音位置推定方法によれば、収音手段対ごとに観測される受音信号間の遅延時間差の観測値と、事前に既知であり事前設定された1つ以上の受音位置間距離とから、繰り返し演算を用いて音源位置と受音位置を推定するので、従来の技術よりも少ないマイクロホン数と音源数であっても、音源位置と受音位置の正確な推定を行うことができる。
次に、この発明の実施例1で示した音源位置と受音位置を推定する方法関して、正確に求めるための条件について検討する。理論検討のために受音信号間距離差の測定値dijkに誤差がないと仮定すると、式(28)と式(29)に示す連立方程式の解が受音位置と音源位置となる。式(28)と式(29)の解を厳密に求めるための条件は、独立な式の数が未知変数の数よりも大きくなることである。
図12にマイクロホンおよび音源の配置を示す。マイクロホンは直径1.5mの円周上に配置され、その高さは0〜0.5m(ただし、マイクロホンの高さ、音源の高さが既知の場合は0m固定)とした。音源は、直径2.5mの円周上に配置し、その高さは、0.5m〜1.0m(ただし、マイクロホンの高さ、音源の高さが既知の場合は0.5m固定)とした。この発明で既知であるマイクロホン間距離は、マイクロホン111−112、113−114、115−116、117−118間の距離とした。各マイクロホンの対である111−112はスタンド21、113−114はスタンド22、115−116はスタンド23、117−118はスタンド24でそれぞれ上記した位置に固定した。
これら図と、図11に示した推定に必要なマイクロホン数、音源数の関係を比較する。図11に示した推定に必要なマイクロホン数、記憶音源数を満たす場合において、図13〜15の位置推定誤差は非常に小さく、精度よく推定が行えていることが確認できる。Aの従来技術による位置推定結果と、Bのこの発明による位置推定結果を比較すると、この発明のほうが少ないマイクロホン数、音源数で位置推定が行えていること確認できる。
Claims (10)
- 配置位置が未知であるが少なくとも2つの配置位置間の距離が既知であるM個(Mは4以上の整数)の収音器にそれぞれ収音された受音信号間の遅延時間差を推定する受音信号間遅延時間差推定段階と、
上記受音信号間の遅延時間差の推定値と、対応する推定音源位置及び推定受音位置から計算される受音信号間遅延時間差との2乗誤差を最小化し、かつ上記既知の配置位置間の距離と、対応する上記推定受音位置間の距離の2乗誤差とを最小にすることにより音源位置及び受音位置を推定する音源位置・受音位置推定段階と
を有する音源位置・受音位置推定方法。 - 請求項1記載の方法において、
上記音源位置・受音位置推定段階は、
初期設定された音源位置及び受音位置を上記推定音源位置及び上記推定受音位置とする初期値設定段階と、
上記受音信号間の遅延時間差の推定値と、対応する上記推定音源位置及び上記推定受音位置から計算された受音信号間遅延時間差との2乗誤差を減少し、かつ上記既知の配置位置間距離と対応する上記推定受音位置間の距離の2乗誤差を減少するように上記音源位置及び上記受音位置を更新する音源位置・受音位置更新段階と、
上記音源位置・受音位置更新段階で更新した更新量と閾値とを比較し、更新量が閾値を越えれば上記音源位置・受音位置更新段階に戻り、更新量が閾値以下であれば上記2つの2乗誤差が共に最小化されたと判定する収束判定段階とを有することを特徴とする音源位置・受音位置推定方法。 - 請求項2記載の方法において、
上記音源位置・受音位置更新段階は、上記受音信号間遅延時間差に関する2乗誤差と上記受音位置間距離に関する2乗誤差との一方に乗数を乗算してこれら2乗誤差の和を減少させるように上記音源位置及び上記受音位置を更新し、その更新量の大きさが小さくなるに従って、上記受音位置間距離に関する2乗誤差が重視されるように上記乗数の大きさを変化させる乗数設定段階を含む、
ことを特徴とする音源位置・受音位置推定方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の方法において、
上記遅延時間差推定段階は上記受音信号間遅延時間差を記憶部に記憶する受音信号間遅延時間差記憶段階を含み、
上記現に推定された受音信号間遅延時間差と、前回の推定受音信号間遅延時間差を検出し、その検出した差が大きければ新たな音源位置が生じたと判定する新たな音源位置検出段階を有する
ことを特徴とする音源位置・受音位置推定方法。 - 受音位置間の距離を設定することができる受音位置間距離設定部と、
配置位置が未知であるが少なくとも2つの配置位置間の距離が上記受音位置間距離設定部により設定されたM個(Mは4以上の整数)の収音器にそれぞれ収音された受音信号が入力され、これら受音信号間の遅延時間差を推定する受音信号間遅延時間差推定部と、
上記推定された受音信号間の遅延時間差と上記設定された受音位置間距離が入力され、上記受音信号間の遅延時間差の推定値と、対応する推定音源位置及び推定受音位置から計算される受音信号間遅延時間差との2乗誤差を最小化し、かつ上記入力された配置位置間の距離と、対応する上記推定受音位置間の距離の2乗誤差とを最小にすることにより音源位置及び受音位置を推定する音源位置・受音位置推定部と
を具備する音源位置・受音位置推定装置。 - 請求項5記載の装置において、
上記音源位置・受音位置推定部は、
上記受音信号間の遅延時間差の推定値と、対応する上記推定音源位置及び上記推定受音位置から計算された受音信号間遅延時間差との2乗誤差を減少し、かつ上記入力された配置位置間距離と対応する上記推定受音位置間の距離との2乗誤差を減少するように上記音源位置及び上記受音位置を更新する音源位置・受音位置更新部を含み、
上記音源位置・受音位置更新部で更新した更新量と閾値とを比較し、更新量が閾値を越えれば上記音源位置・受音位置更新推定部に上記更新処理を行わせ、更新量が閾値以下であれば上記2つの2乗誤差が共に最小化されたと判定する収束判定部を備えることを特徴とする音源位置・受音位置推定装置。 - 請求項6記載の装置において、
上記音源位置・受音位置更新部は、上記受音信号間遅延時間差に関する2乗誤差と上記受音位置間距離に関する2乗誤差との一方に乗数を乗算してこれら2乗誤差の和を減少させるように上記音源位置及び上記受音位置を更新するものであり、
その更新量の大きさが小さくなるに従って、上記受音位置間距離に関する2乗誤差が重視されるように上記乗数の大きさを変化させる乗数設定部を備える
ことを特徴とする音源位置・受音位置推定装置。 - 請求項5〜7のいずれかに記載の装置において、
上記遅延時間差推定部は上記受音信号間遅延時間差が記憶される記憶部を含み、
上記現に推定された受音信号間遅延時間差と、上記記憶部より取出された前回の推定受音信号間遅延時間差を検出し、その検出した差が閾値より大きければ新たな音源位置が生じたと判定する新たな音源位置検出部を有する
ことを特徴とする音源位置・受音位置推定装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載された音源位置・受音位置推定方法の各段階をコンピュータに実行させるための音源位置・受音位置推定プログラム。
- 請求項9記載の音源位置・受音位置推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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