JP2007076097A - シート材搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート材の変形を防止するとともに、装置を実現するための部品点数を低減してコスト削減が図れるシート材搬送装置を提供する。
【解決手段】このシート材搬送装置は、シート材を吸着して搬送するベルト状搬送手段を有するシート材搬送装置であって、複数のベルト状搬送手段を有し、該複数のベルト状搬送手段をベルトの搬送方向に対して、下流側で広がる角度となるように並置し、該複数のベルトの幅が搬送されるシート材の幅以上となるようにしたものである。
【選択図】図2
【解決手段】このシート材搬送装置は、シート材を吸着して搬送するベルト状搬送手段を有するシート材搬送装置であって、複数のベルト状搬送手段を有し、該複数のベルト状搬送手段をベルトの搬送方向に対して、下流側で広がる角度となるように並置し、該複数のベルトの幅が搬送されるシート材の幅以上となるようにしたものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、シート材搬送装置および画像形成装置に関し、詳細には、シ−ト材搬送時に発生するシワや波打ちを防止する技術に関する。
近年、コンピュータの出力装置として、記録ヘッドのノズルからインクを噴射するインクジェットプリンタが広く普及している。
このインクジェットプリンタでは、シート材を記録ヘッドに向かい合うように支持し、記録ヘッドを水平方向(主走査方向)に移動させながらシート材上の所定の位置で記録ヘッド上のノズルからインク滴を噴射してドットを形成させ、主走査を終了すると垂直方向(副走査方向)にシート材を所定量だけ搬送し、この主走査と副走査とを交互に繰り返すことにより、所定の印刷を行っている。
このインクジェットプリンタでは、シート材を記録ヘッドに向かい合うように支持し、記録ヘッドを水平方向(主走査方向)に移動させながらシート材上の所定の位置で記録ヘッド上のノズルからインク滴を噴射してドットを形成させ、主走査を終了すると垂直方向(副走査方向)にシート材を所定量だけ搬送し、この主走査と副走査とを交互に繰り返すことにより、所定の印刷を行っている。
このようにシート材を搬送する場合、シート材の材質が上質紙であると、ベルトの搬送方向の上流で搬送ストレスが溜まり、シート材にシワが発生し、画像形成が正常に行えないことがある。
また、インクジェットプリンタなどの液体の画像形成の場合、印字後に紙が吸湿することで、紙の繊維方向や吸湿状態に応じて、シート材が縮みシワが発生することがある。
このように、シート材に変形(縮みやシワ)が生じると、印字される画像に歪(ひず)みが発生して、印字品位が低下するという問題点がある。
また、インクジェットプリンタなどの液体の画像形成の場合、印字後に紙が吸湿することで、紙の繊維方向や吸湿状態に応じて、シート材が縮みシワが発生することがある。
このように、シート材に変形(縮みやシワ)が生じると、印字される画像に歪(ひず)みが発生して、印字品位が低下するという問題点がある。
また、最近ではシート材に布帛(絹、ウール、木綿等の天然繊維や、ポリエステル、アクリル、ナイロン等の合成繊維など様々な素材による)を用いて捺染にも用いられるようになっている。
この布帛による捺染の場合には、紙やフィルムシートなどに比べて所謂「こし」がなく、搬送を行うとシワが生じやすく、また、布帛形状に歪みを生じることになる。
この布帛による捺染の場合には、紙やフィルムシートなどに比べて所謂「こし」がなく、搬送を行うとシワが生じやすく、また、布帛形状に歪みを生じることになる。
これを解決するために、特許文献1の技術では、布帛元巻から引き出された布帛を、搬送ベルトの駆動により搬送し、記録ヘッドからのインク噴射によって前記布帛を捺染する布帛用インクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドよりも布帛搬送方向上流側に、捺染時の布帛のシワを取り除くために、シワ伸ばし機構を有し、前記シワ伸ばし機構が、ハの字形状のリブ付板金により構成されている。
これにより、簡単な構成で布帛のシワや歪みの発生を防ぎ、且つ低コストで高品質の画像をプリントすることができる布帛用インクジェットプリンタを提供している。
特開2002−249976号公報
これにより、簡単な構成で布帛のシワや歪みの発生を防ぎ、且つ低コストで高品質の画像をプリントすることができる布帛用インクジェットプリンタを提供している。
しかしながら、特許文献1の技術では、シワ伸ばし機構は記録ヘッドよりも上流側に配置されているので、シワが該シワ伸ばし機構と印刷ヘッドの中間で起きると、シワを取り除くことができない。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、シート材の変形を防止するとともに、装置を実現するための部品点数を低減してコスト削減が図れるシート材搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、シート材を吸着して搬送するベルト状搬送手段を有するシート材搬送装置において、複数のベルト状搬送手段を有し、該複数のベルト状搬送手段をベルトの搬送方向に対して、下流側で広がる角度となるように並置し、該複数のベルトの幅が搬送されるシート材の幅以上となるようにしたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラを、該搬送ローラ径内にて接続させたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段にかかる各テンションローラを接続させたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段にかかる各テンションローラを接続させたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ表面およびベルトの内周面の一部を凹凸形状として契合させたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ表面をローレット状としたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ表面をローレット状としたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ表面の摩擦係数を高めるコーティングを施したことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ材をゴム材としたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ材をゴム材としたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラにロータリーエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段のシート材搬送経路外にリニアエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の内周面にリニアエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の内周面の一部の凹凸形状表面にリニアエンコーダのスケール部を配したことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段のシート材搬送経路外にリニアエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の内周面にリニアエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の内周面の一部の凹凸形状表面にリニアエンコーダのスケール部を配したことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11のいずれかに記載のシート材搬送装置において、前記複数のベルト状搬送手段の搬送方向の下流側に広がる角度を可変としたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項13に記載の発明は、請求項1乃至11のいずれかに記載のシート材搬送装置において、前記複数のベルト状搬送手段の間に搬送ガイドを備え、複数のベルトのシート材搬送面と搬送ガイドの上面とが同位置となるようにしたことを特徴とするシート材搬送装置である。
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13のいずれかに記載のシート材搬送装置と、該シート材搬送装置によって搬送されたシート材に画像を形成する画像形成手段とを備えた画像形成装置である。
本発明によれば、シート材の変形を防止することにより、画像品質の安定化が図れる。
また、装置を実現するための部品点数が低減するので、コスト削減が図れる。
また、装置を実現するための部品点数が低減するので、コスト削減が図れる。
以下、図面を参照して本発明のシート材搬送装置および画像形成装置に係る好適な実施形態について説明する。
図1は、従来のベルト状のシート材搬送手段を用いたインクジェット方式の画像形成装置の一例を示す概略垂直断面図である。このベルト状のシート材搬送手段は、シート材を1つの搬送ベルトで搬送するものである。
このインクジェット方式の画像形成装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド3でキャリッジ1を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータで主走査方向に移動走査する。
このキャリッジ1には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個のインクジェットヘッドからなる記録ヘッド2を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
このキャリッジ1には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個のインクジェットヘッドからなる記録ヘッド2を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド2を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、インクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。
搬送部は、シート材を静電吸着して搬送するための搬送ベルト6と、搬送ベルト6の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ7を備えており、図示しない給紙部から給紙されたシート材を記録ヘッド2の下方側で搬送し、印字されたシート材を拍車14,15でベルト面に圧着させながら搬送している。
ここで、搬送ベルト6は、無端状ベルトであり、搬送ローラ4とテンションローラ5との間に掛け渡されて、副走査モータにより搬送ローラ4が回転されることで、ベルト搬送方向に周回するように構成している。
ここで、搬送ベルト6は、無端状ベルトであり、搬送ローラ4とテンションローラ5との間に掛け渡されて、副走査モータにより搬送ローラ4が回転されることで、ベルト搬送方向に周回するように構成している。
シート材を搬送ベルトに吸着させる方法としては、上記静電吸着に限定されるものではなく、空気吹出口をシート材の搬送方向とは直交する方向に延ばし、ファンを回転させることによってシート材の搬送方向下流側に向けて空気を吹き出し、シート材を搬送ベルト6に押し付けるようにしてもよい。
帯電ローラ7は、搬送ベルト6の表層に接触し、搬送ベルト6の回動に従動して回転するように配置されて、搬送ベルト6に静電気を帯電させる。また、搬送ローラ4はアースローラの役目も担っており、搬送ベルト6の裏層と接触配置され接地している。
また、ベルトクリーナ8は、搬送ベルト6に帯電させた静電気を除去する除電ブラシ9と、搬送ベルト6に付着したインクを除去するクリーニングブラシ10とを備えている。
さらに、記録ヘッド2で記録されたシート材を排紙するための排紙部として、搬送ベルト6からシート材を分離するための分離爪保持ユニット12と、排紙ローラ11及び排紙コロ16とを備え、シート材を排紙して排紙トレイにストックする。
<実施形態1>
本発明に係る実施形態1では、上述した搬送部の代わりに、図2で例示したような2つのベルト状搬送手段を用いる。図2において、搬送部は、2つのベルト状搬送手段をシート材の搬送方向に沿って併置した構成である。このように2つの搬送ベルトを併置することによって、シート材を搬送するのに必要な幅を確保している。
本発明に係る実施形態1では、上述した搬送部の代わりに、図2で例示したような2つのベルト状搬送手段を用いる。図2において、搬送部は、2つのベルト状搬送手段をシート材の搬送方向に沿って併置した構成である。このように2つの搬送ベルトを併置することによって、シート材を搬送するのに必要な幅を確保している。
一般に、幅の広いシート材を搬送するときに、幅の広い搬送ベルトを使うと、ベルト両端での周長精度が求められるので、幅の広い搬送ベルトの製作がコストアップとなっていた。
しかし、上述のように搬送ベルトを2分割することにより、ベルト作製も容易になりコストダウンが図れる。
しかし、上述のように搬送ベルトを2分割することにより、ベルト作製も容易になりコストダウンが図れる。
本実施形態1における搬送部は、搬送ベルト6aと搬送ベルト6bとを、搬送方向下流に角度α傾け、2つの搬送ベルトの上面が同一平面となるように配置し、各対のテンションローラ5a,5bにて、ある一定張力をスプリング等の弾性体で各搬送ベルト6a,6bに与え、各対の搬送ローラ4a,4bを駆動させることにより搬送ベルト上のシート材20が搬送される。
この搬送ベルト6a,6bの表面は帯電しているので、シート材20は搬送ベルト6a,6b上に圧着されている。このような状態のシート材20は、搬送方向の下流側へ進むに従って両端へ向かって広げられ、搬送ベルト上流でのシート材への搬送ストレスやインク等の吸湿ストレスを伸ばす(緩和する)作用が働く。このため、シート材のシワ等の変形の発生が抑えられることになり、画像品質の安定化が図れる。
また、搬送ローラ4aと搬送ローラ4bとは、図3に例示したようなジョイント30によって接続させて、片側に設けた駆動系の駆動力を他方に伝達するとともに、2つの搬送ベルトの角度αを可変としている。
このジョイント30には、U溝部を直交する向きで両端に設け、ピン32をこのU溝部に挿し込むことにより、片側の搬送ローラの駆動力をもう一方の搬送ローラに伝達することができる。また、2つの搬送ローラ4a,4bの端部の搬送ローラ径内にハブ33を設けことにより、2つの搬送ローラ4a,4b間の隙間を詰めることができる。
また、ジョイント受部31は、ジョイント30を一定の位置に固定するためのものであり、これにより2つの搬送ベルトの上面を同一平面となるように維持することができる。
さらに、テンションローラ5についても、図3と同様な構造を持つジョイントとジョイント受部によって連結するようにしてもよい。
このジョイント30には、U溝部を直交する向きで両端に設け、ピン32をこのU溝部に挿し込むことにより、片側の搬送ローラの駆動力をもう一方の搬送ローラに伝達することができる。また、2つの搬送ローラ4a,4bの端部の搬送ローラ径内にハブ33を設けことにより、2つの搬送ローラ4a,4b間の隙間を詰めることができる。
また、ジョイント受部31は、ジョイント30を一定の位置に固定するためのものであり、これにより2つの搬送ベルトの上面を同一平面となるように維持することができる。
さらに、テンションローラ5についても、図3と同様な構造を持つジョイントとジョイント受部によって連結するようにしてもよい。
このように、2つの搬送ベルトの各搬送ローラの連結部材を搬送ローラ径内にて接続させたことにより、ベルト状搬送手段の隙間が最小に抑えられ、2つの搬送ベルトを同一駆動系にて駆動することが可能になり、部品点数の低減が図れるのでコストダウンとなる。
また、搬送ローラやテンションローラ径の振れおよび取付け精度などで、搬送ベルトがある方向に片寄ってしまう場合がある。
この場合、図4に例示したように、搬送ベルト6裏面に例えば2〜3mm程度の凸部41を設け、搬送ローラ4の表面に例えば2〜3mm程度の凹部42を設けて、搬送ベルト6の裏面の凸部41と搬送ローラ4の表面の凹部42とが噛み合うようにする。
また、搬送ベルト側に凹部を設けられるほどの厚みがあれば、搬送ベルト側に凹部を設け、搬送ローラ側に凸部を設けるようにしてもよい。
この場合、図4に例示したように、搬送ベルト6裏面に例えば2〜3mm程度の凸部41を設け、搬送ローラ4の表面に例えば2〜3mm程度の凹部42を設けて、搬送ベルト6の裏面の凸部41と搬送ローラ4の表面の凹部42とが噛み合うようにする。
また、搬送ベルト側に凹部を設けられるほどの厚みがあれば、搬送ベルト側に凹部を設け、搬送ローラ側に凸部を設けるようにしてもよい。
これにより、ベルト駆動方向に直交する方向のストッパーとなり、搬送ベルト6の片寄りが抑えられ、搬送の信頼性を向上させることができる。
しかしながら、ベルト材によっては上記のような加工を行うことは、加工精度などで困難を要する場合がある。
このため、各搬送ローラ4の表面をローレット状にすることにより、滑り止め効果が働き(摩擦係数が高くなり)、搬送ベルトと搬送ローラ間でのズレが無くなるので、コストダウンが図れることになる。
あるいは、各搬送ローラ4の表面に摩擦係数を高めるコーティングを施してもよいし、各搬送ローラ4のローラ材にゴム材を使って表面の摩擦係数を高めるようにしてもよい。
これらは、コスト比較により任意に選定可能となる。
このため、各搬送ローラ4の表面をローレット状にすることにより、滑り止め効果が働き(摩擦係数が高くなり)、搬送ベルトと搬送ローラ間でのズレが無くなるので、コストダウンが図れることになる。
あるいは、各搬送ローラ4の表面に摩擦係数を高めるコーティングを施してもよいし、各搬送ローラ4のローラ材にゴム材を使って表面の摩擦係数を高めるようにしてもよい。
これらは、コスト比較により任意に選定可能となる。
上述した実施形態1では、ベルト状搬送手段の隙間でベルト厚の段差が生じるがシート材の剛性に影響のない段差である。しかし、薄紙で剛性のないシート材を搬送したときには、弛みが生じる場合があり、画像形成に影響が生じてくる。
そこで、図5に例示したように、2つの搬送ベルト6a,6bの隙間に、記録ヘッド2に対向してベルトガイド部51を設けるようにする。このベルトガイド部51の上面と、2つの搬送ベルト6a,6bの表面とが同一平面となるように配置する。あるいは、図6に例示したような、扇型のベルトガイド部51(一点鎖線の部分)を設けるようにしてもよい。
これらのベルトガイド部51の搬送方向の長さは、搬送ローラとテンションローラとの間隔より短くてもよいし、ベルトガイド部51に穴51a,51bを設けて、これらの穴を介して各搬送ローラおよび各テンションローラをそれぞれ接続するようにしてもよい。
そこで、図5に例示したように、2つの搬送ベルト6a,6bの隙間に、記録ヘッド2に対向してベルトガイド部51を設けるようにする。このベルトガイド部51の上面と、2つの搬送ベルト6a,6bの表面とが同一平面となるように配置する。あるいは、図6に例示したような、扇型のベルトガイド部51(一点鎖線の部分)を設けるようにしてもよい。
これらのベルトガイド部51の搬送方向の長さは、搬送ローラとテンションローラとの間隔より短くてもよいし、ベルトガイド部51に穴51a,51bを設けて、これらの穴を介して各搬送ローラおよび各テンションローラをそれぞれ接続するようにしてもよい。
このように、2つのベルト状搬送手段間に搬送ベルトと同位置のベルトガイド部を配したことにより、薄紙などの弛みも無くなり、多種多様なシート材の搬送品質の向上が図れる。
<実施形態2>
実施形態1では、搬送ローラ4は、いずれか片側から駆動力をもらい、ジョイントを介して同時に2つの搬送ベルトを搬送するようにしていた。
本実施形態2では、各搬送ローラ4は別駆動系から駆動力をもらうものである。
実施形態1では、搬送ローラ4は、いずれか片側から駆動力をもらい、ジョイントを介して同時に2つの搬送ベルトを搬送するようにしていた。
本実施形態2では、各搬送ローラ4は別駆動系から駆動力をもらうものである。
本実施形態2の場合、図3に示したジョイント部の代わりに、図7に示したような構成として、片方の駆動力が他方へ伝わらないようにする。
図7において、ジョイント部は、ジョイント70の片側にはU溝部、U溝部の反対側には凸部を備えており、これらの凸部を円筒部71に挿し込むような構成となっている。
また、ジョイント受部31は、円筒部71を介してジョイント70を一定の位置に固定するためのものであり、これにより2つの搬送ベルトの上面を同一平面となるように維持することができる。
さらに、テンションローラ5についても、図7と同様な構造を持つジョイントとジョイント受部によって連結するようにしてもよい。
図7において、ジョイント部は、ジョイント70の片側にはU溝部、U溝部の反対側には凸部を備えており、これらの凸部を円筒部71に挿し込むような構成となっている。
また、ジョイント受部31は、円筒部71を介してジョイント70を一定の位置に固定するためのものであり、これにより2つの搬送ベルトの上面を同一平面となるように維持することができる。
さらに、テンションローラ5についても、図7と同様な構造を持つジョイントとジョイント受部によって連結するようにしてもよい。
この構成により、ジョイント70aとジョイント70bとは、凸部の高さに応じて左右の伸縮と、U溝部の深さに応じた曲折を実現することができる。また、ジョイント70aとジョイント70bとが結合していないため、搬送ローラ4aと搬送ローラ4bとは独立に回転することができる。
しかし、2つの搬送ローラが別駆動系から駆動力をもらうとすると、搬送ベルトが等速とならない場合がある。このため、図8に例示したように、2つの搬送ローラ4a,4bの端部に各ロータリーエンコーダ80とこのロータリーエンコーダ用のスケール部81を設けて、各ロータリーエンコーダ80で検出した矩形波の周波数から算出した回転量によって、搬送ローラの駆動系に周知の技術のフィードバック制御を行って、2つの搬送ベルトを等速制御する。
このフィードバック制御は、例えば、各ロータリーエンコーダ80から算出した回転量と所定の回転量との差分値を算出し、この差分値から2つの搬送ベルトが等速となる搬送ローラ4の回転量をそれぞれ算出し、それぞれの駆動系に印加する。
このフィードバック制御は、例えば、各ロータリーエンコーダ80から算出した回転量と所定の回転量との差分値を算出し、この差分値から2つの搬送ベルトが等速となる搬送ローラ4の回転量をそれぞれ算出し、それぞれの駆動系に印加する。
このように、各ベルト状搬送手段において、各搬送ローラに駆動系およびエンコーダをそれぞれ備えるようにして、2つの搬送ベルトの送り量の差をフィードバック制御でコントロールすることが可能となり、シート材の搬送品質および画像品質の向上が図れる。
また、シート材が通常の上質紙などを搬送する場合、ベルト状搬送手段表面に紙粉等が付着し、送り量の検出不良を起こす場合がある。
この場合には、図9(A)に例示するように、各搬送ベルト6の内周面にそれぞれスケール部92を設け、これらのスケール部92をそれぞれセンサ部91にて検出するようにする。通常の上質紙などのシート材を搬送するときに、紙粉等が発生して搬送ベルト表面に付着するが、この構成によりスケール部92の汚れ等の影響を抑えることができ、フィードバック制御の信頼性向上が図れる。
あるいは、シート材から紙粉等が発生しないような場合には、図9(B)に例示するように、シート材を搬送する領域外の搬送ベルトの表面端部にスケール部92を設け、センサ部91にて検出するようにしてもよい。
この場合には、図9(A)に例示するように、各搬送ベルト6の内周面にそれぞれスケール部92を設け、これらのスケール部92をそれぞれセンサ部91にて検出するようにする。通常の上質紙などのシート材を搬送するときに、紙粉等が発生して搬送ベルト表面に付着するが、この構成によりスケール部92の汚れ等の影響を抑えることができ、フィードバック制御の信頼性向上が図れる。
あるいは、シート材から紙粉等が発生しないような場合には、図9(B)に例示するように、シート材を搬送する領域外の搬送ベルトの表面端部にスケール部92を設け、センサ部91にて検出するようにしてもよい。
このように、搬送ベルトにスケール部を設けることにより、搬送装置としての小型化が図れ、ユニットの交換性も向上し、搬送ローラの軸の回転検出とは異なり、ベルトの速度を直接検出することができるので、より高精度なコントロールが可能となる。
あるいは、図10に例示したように、各搬送ベルトの裏面に凸部41を設け、各搬送ローラ4の表面に凹部42を設けた場合には、スケール部93を各搬送ベルト6の裏面の凸部41の表面に配し、このスケール部93をセンサ部(図示しない)で検出するようにしてもよい。
このような構成では、凹凸部が搬送ベルトのベルト駆動方向に直交する方向のストッパーとなるとともに、スケール部の貼付けもしくは印刷工程が減るので、コストダウンが図れる。
このような構成では、凹凸部が搬送ベルトのベルト駆動方向に直交する方向のストッパーとなるとともに、スケール部の貼付けもしくは印刷工程が減るので、コストダウンが図れる。
また、上述したロータリーエンコーダでは、搬送ローラの駆動系の回転量は測れるが、搬送ベルトが滑った場合の正確な送り量は測れない。一方、リニアエンコーダでは、逆に、搬送ベルトの正確な送り量は測れるが、駆動系の回転量は測れない。
したがって、ロータリーエンコーダとリニアエンコーダとを両方備えるようにして、駆動系の回転量および搬送ベルトの送り量を勘案して、さらに正確なフィードバック制御を行えるようにしてもよい。
したがって、ロータリーエンコーダとリニアエンコーダとを両方備えるようにして、駆動系の回転量および搬送ベルトの送り量を勘案して、さらに正確なフィードバック制御を行えるようにしてもよい。
また、搬送されるシート材は多種多様であり、一般的にシワが発生するのは薄紙傾向であり、厚紙ではシワの発生が無いこと、また厚紙では搬送力が必要なことから、シワの発生し易いシート材では搬送方向下流に角度を付けるようにし、また、シワが発生し難く搬送力が必要な場合には角度を無くす様に、この角度を可変にするようにしてもよい。
このように、2つのベルト状搬送手段をシート材の種類に応じて角度を可変にすることにより、搬送品質の向上が図れ、多種多様なシート材に対応することが可能となる。
このように、2つのベルト状搬送手段をシート材の種類に応じて角度を可変にすることにより、搬送品質の向上が図れ、多種多様なシート材に対応することが可能となる。
上述の実施形態1および2では、搬送ベルトを2つに分割したものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数に分割した搬送ベルトを使用しても同様な効果が得られる。
例えば、図11に例示したように、3つのベルト状搬送手段をシート材の搬送方向に沿って併置した構成とし、真ん中のベルト状搬送手段を搬送方向に平行に配置し、両側の2つのベルト状搬送手段を搬送方向の下流側で広がる方向に配置するとしてもよい。
また、奇数枚のベルト状搬送手段を用いた場合には、1枚を真ん中に配置し、残りのベルトの半数ずつを両側に搬送方向の下流側で徐々に広がる方向に配置するとしてもよい。
偶数枚の場合には、半数ずつのベルトを両側に搬送方向の下流側で徐々に広がる方向に配置するとしてもよい。
例えば、図11に例示したように、3つのベルト状搬送手段をシート材の搬送方向に沿って併置した構成とし、真ん中のベルト状搬送手段を搬送方向に平行に配置し、両側の2つのベルト状搬送手段を搬送方向の下流側で広がる方向に配置するとしてもよい。
また、奇数枚のベルト状搬送手段を用いた場合には、1枚を真ん中に配置し、残りのベルトの半数ずつを両側に搬送方向の下流側で徐々に広がる方向に配置するとしてもよい。
偶数枚の場合には、半数ずつのベルトを両側に搬送方向の下流側で徐々に広がる方向に配置するとしてもよい。
<実施形態3>
上述の実施形態1、2で説明したベルト状のシート材搬送手段は、インクジェット方式による画像形成装置を例として説明した。
しかし、画像を直接シート材に形成し、このシート材を搬送ベルトで搬送する画像形成装置であれば、インクジェット方式以外の各種形態の、例えば、複写機、ファクシミリ、印刷機あるいは複合機などの画像形成装置乃至はそのシート材搬送装置にも適用することができる。
上述の実施形態1、2で説明したベルト状のシート材搬送手段は、インクジェット方式による画像形成装置を例として説明した。
しかし、画像を直接シート材に形成し、このシート材を搬送ベルトで搬送する画像形成装置であれば、インクジェット方式以外の各種形態の、例えば、複写機、ファクシミリ、印刷機あるいは複合機などの画像形成装置乃至はそのシート材搬送装置にも適用することができる。
1…キャリッジ、2…記録ヘッド、3…ガイドロッド、4,4a,4b…搬送ローラ、5…テンションローラ、6,6a,6b…搬送ベルト、7…帯電ローラ、8…ベルトクリーナ、9…除電ブラシ、10…クリーニングブラシ、11…排紙ローラ、12…分離爪保持ユニット、13…分離爪、14,15…拍車、16…排紙コロ、20…シート材、30…ジョイント、31…ジョイント受部、32…ピン、33…ハブ、41…搬送ベルトの凸部、42…搬送ローラの凹部、51…ベルトガイド部、51a,51b…穴、70…ジョイント、71…円筒部、80,80a,80b…ロータリーエンコーダ、81,81a,81b…スケール部、91,91a,91b…センサ部、92,92a,92b…スケール部、93…スケール部。
Claims (14)
- シート材を吸着して搬送するベルト状搬送手段を有するシート材搬送装置において、複数のベルト状搬送手段を有し、該複数のベルト状搬送手段をベルトの搬送方向に対して、下流側で広がる角度となるように並置し、該複数のベルトの幅が搬送されるシート材の幅以上となるようにしたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラを、該搬送ローラ径内にて接続させたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1または2に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段にかかる各テンションローラを接続させたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ表面およびベルトの内周面の一部を凹凸形状として契合させたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ表面をローレット状としたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ表面の摩擦係数を高めるコーティングを施したことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1、2または3に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラ材をゴム材としたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の各搬送ローラにロータリーエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段のシート材搬送経路外にリニアエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の内周面にリニアエンコーダを備えることを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項10に記載のシート材搬送装置において、各ベルト状搬送手段の内周面の一部の凹凸形状表面にリニアエンコーダのスケール部を配したことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載のシート材搬送装置において、前記複数のベルト状搬送手段の搬送方向の下流側に広がる角度を可変としたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載のシート材搬送装置において、前記複数のベルト状搬送手段の間に搬送ガイドを備え、2枚のベルトのシート材搬送面と搬送ガイドの上面とが同位置となるようにしたことを特徴とするシート材搬送装置。
- 請求項1乃至13のいずれかに記載のシート材搬送装置と、該シート材搬送装置によって搬送されたシート材に画像を形成する画像形成手段とを備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005265176A JP2007076097A (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | シート材搬送装置および画像形成装置 |
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JP2005265176A JP2007076097A (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | シート材搬送装置および画像形成装置 |
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JP2007076097A true JP2007076097A (ja) | 2007-03-29 |
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ID=37936866
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047007A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置、および画像形成装置 |
JP2016183053A (ja) * | 2016-07-29 | 2016-10-20 | 株式会社リコー | シート搬送装置、および画像形成装置 |
-
2005
- 2005-09-13 JP JP2005265176A patent/JP2007076097A/ja active Pending
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