JP2007075736A - 電気浸透式脱水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高い導電率を有する汚泥に対しても、その電流値が、最大電流値を超えることなく、連続して運転することができる電気浸透式脱水装置を提供すること。
【解決手段】 汚泥5を供給する供給部2と、供給部2により供給された汚泥5を、電気浸透により脱水する脱水部3とを備える電気浸透式脱水装置1において、脱水部3の通電状態を検知する電流計15と、電流計15による通電状態の検知に基づいて、供給部2による汚泥5の供給量を制御するためのCPU4とを備えて、脱水部3において、最大電流値Amaxを超えないように、CPU4が、汚泥5の供給量を減少させる。これにより、電気浸透式脱水装置1の運転を停止することなく、安定して、かつ、連続的に、電気浸透式脱水装置1を運転することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 汚泥5を供給する供給部2と、供給部2により供給された汚泥5を、電気浸透により脱水する脱水部3とを備える電気浸透式脱水装置1において、脱水部3の通電状態を検知する電流計15と、電流計15による通電状態の検知に基づいて、供給部2による汚泥5の供給量を制御するためのCPU4とを備えて、脱水部3において、最大電流値Amaxを超えないように、CPU4が、汚泥5の供給量を減少させる。これにより、電気浸透式脱水装置1の運転を停止することなく、安定して、かつ、連続的に、電気浸透式脱水装置1を運転することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電気浸透式脱水装置に関する。
従来より、下水処理場などで発生する汚泥を脱水処理する電気浸透式脱水機として、陽極となる回転ドラムと、陰極となるプレスベルトとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この電気浸透式脱水機では、回転ドラムとプレスベルトとの間に、電圧を印加し、かつ、回転ドラムを回転させながら、回転ドラムとプレスベルトとの間に汚泥を供給して、機械的な圧搾力と電場の作用とにより、汚泥の含有水を脱水する。
特開平6−15298号公報
しかし、汚泥が、高い導電率を有する場合には、回転ドラムとプレスベルトとの間を流れる電流が過大となり、電気浸透式脱水機の定格電流値以上となることがある。上記した電流が、電気浸透式脱水機の定格電流値以上となる場合には、電気浸透式脱水機の運転を停止する必要があるが、上記した電流が、電気浸透式脱水機の定格電流値以上になる度に、電気浸透式脱水機の運転を停止すると、安定して電気浸透式脱水機を運転することができないという不具合を生じる。
そこで、本発明の目的は、高い導電率を有する汚泥に対しても、その電流値が、最大電流値を超えることなく、連続して運転することができる電気浸透式脱水装置を提供することにある。
上記目的を解決するために、請求項1に記載の電気浸透式脱水装置は、脱水対象物を供給する供給手段と、前記供給手段により供給された脱水対象物を、電気浸透により脱水する脱水手段とを備える電気浸透式脱水装置において、前記脱水手段の通電状態を検知する通電状態検知手段と、前記通電状態検知手段による通電状態の検知に基づいて、前記供給手段による脱水対象物の供給量を制御するための制御手段とを備えていることを特徴としている。
この構成によると、通電状態検知手段が脱水手段の通電状態を検知して、通電状態検知手段による通電状態の検知に基づいて、制御手段が、供給手段による脱水対象物の供給量を制御する。そのため、脱水手段の通電状態において、最大電流値を超えないように、制御手段が、脱水対象物の供給量を制御すれば、電気浸透式脱水装置の運転を停止することなく、安定して、かつ、連続的に、電気浸透式脱水装置を運転することができる。その結果、連続して、脱水対象物を脱水することができる。
請求項2に記載の電気浸透式脱水装置は、請求項1に記載の発明において、前記通電状態検知手段は、前記脱水手段において脱水対象物に通電される電流値を検知し、前記制御手段は、前記通電状態検知手段により検知された電流値に基づいて、予め設定された最大電流値を超えるか否かを判断し、超えると判断した場合には、前記供給手段の供給量を減少させることを特徴としている。
電気浸透式脱水装置の使用電力は、電流値と電圧値との積であり、通常、一定に維持される。高い導電率を有する脱水対象物の場合には、電流値が上昇するため、通常、脱水手段の最大電流値を超えないように電圧値を低下させる。しかし、高い導電率を有する脱水対象物の場合には、電圧値を低下させても、電流値を低下させることが困難な場合がある。そのような場合には、電流値が最大電流値に至る直前に、電気浸透式脱水装置の運転を停止している。
しかし、この構成によると、制御手段は、通電状態検知手段により検知された電流値に基づいて、予め設定された最大電流値を超えるか否かを判断し、超えると判断した場合には、供給手段の供給量を減少させる。そのため、高い導電率を有する脱水対象物の場合でも、通電状態検知手段は、その脱水対象物に通電される電流値を検知し、制御手段は、供給手段の供給量を減少させることにより、脱水手段において脱水対象物に通電される電流値を、最大電流値未満とすることができる。そのため、高い導電率を有する脱水対象物に対しても、安定して、かつ、連続的に、電気浸透式脱水装置を運転することができる。その結果、連続して、高い導電率を有する脱水対象物を脱水することができる。
請求項3に記載の電気浸透式脱水装置は、請求項2に記載の発明において、前記制御手段は、脱水対象物が前記脱水手段を通過する通過時間を予め複数の計測時間に分割して、その計測時間毎に、前記通電状態検知手段によって電流値を検知させ、初回に検知した電流値を基準として、今回検知した電流値の変化の割合を算出し、今回算出された変化の割合と前回算出された変化の割合とを比較して、今回算出された変化の割合が、前回算出された変化の割合よりも大きい場合には、今回算出された変化の割合に基づいて、前記通過時間後の予測電流値を算出し、前記予測電流値が前記最大電流値を超える場合には、前記供給手段の供給量を減少させることを特徴としている。
高い導電率を有する脱水対象物の場合に、通電状態検知手段により検知された電流値が、すでに最大電流値を超えているときには、やはり、電気浸透式脱水装置の運転を停止する必要が生じる。
しかし、この構成によると、制御手段は、今回算出された変化の割合と前回算出された変化の割合とを比較して、今回算出された変化の割合が、前回算出された変化の割合よりも大きい場合には、今回算出された変化の割合に基づいて、通過時間後の予測電流値を算出する。つまり、制御手段において、事前に、通過時間に至る前に、高い導電率を有する脱水対象物が脱水手段を通過したときに、最大電流値を超えるか否かを予測することができる。そして、制御手段は、予測電流値が最大電流値を超える場合には、供給手段の供給量を減少させる。その結果、最大電流値を超える以前に、供給手段の供給量を低減することができるので、より確実に連続して、脱水対象物を脱水することができる。
しかし、この構成によると、制御手段は、今回算出された変化の割合と前回算出された変化の割合とを比較して、今回算出された変化の割合が、前回算出された変化の割合よりも大きい場合には、今回算出された変化の割合に基づいて、通過時間後の予測電流値を算出する。つまり、制御手段において、事前に、通過時間に至る前に、高い導電率を有する脱水対象物が脱水手段を通過したときに、最大電流値を超えるか否かを予測することができる。そして、制御手段は、予測電流値が最大電流値を超える場合には、供給手段の供給量を減少させる。その結果、最大電流値を超える以前に、供給手段の供給量を低減することができるので、より確実に連続して、脱水対象物を脱水することができる。
請求項1に記載の発明によれば、連続して、脱水対象物を脱水することができる。
請求項2に記載の発明によれば、連続して、高い導電率を有する脱水対象物を脱水することができる。
請求項3に記載の発明によれば、より確実に連続して、脱水対象物を脱水することができる。
請求項2に記載の発明によれば、連続して、高い導電率を有する脱水対象物を脱水することができる。
請求項3に記載の発明によれば、より確実に連続して、脱水対象物を脱水することができる。
図1は、本発明の電気浸透式脱水装置の一実施形態を示す要部正面図である。なお、図1において、紙面右側を「右側」、紙面左側を「左側」、紙面上側を「上側」、紙面下側を「下側」、紙面手前側を「手前側」、紙面奥側を「奥側」とする。
図1において、この電気浸透式脱水装置1は、供給手段としての供給部2と、脱水手段としての脱水部3と、排出部45と、制御手段としてのCPU4とを備えている。
図1において、この電気浸透式脱水装置1は、供給手段としての供給部2と、脱水手段としての脱水部3と、排出部45と、制御手段としてのCPU4とを備えている。
供給部2は、電気浸透式脱水装置1の上部右側に設けられ、コンベア部6と、供給モータ7と、ゲート11とを備えている。
コンベア部6は、脱水対象物としての汚泥5を搬送するためのものであって、供給駆動ローラ9と、供給駆動ローラ9の水平方向右側に間隔を隔てて対向配置される供給従動ローラ10と、供給駆動ローラ9および供給従動ローラ10に巻回されているエンドレスベルト8とを備えている。
コンベア部6は、脱水対象物としての汚泥5を搬送するためのものであって、供給駆動ローラ9と、供給駆動ローラ9の水平方向右側に間隔を隔てて対向配置される供給従動ローラ10と、供給駆動ローラ9および供給従動ローラ10に巻回されているエンドレスベルト8とを備えている。
供給モータ7は、汚泥5を搬送するコンベア部6に、駆動力を入力するためのものであって、その駆動力をインバータ制御しており、コンベア部6の供給駆動ローラ9の上側に配置され、コンベア部6の供給駆動ローラ9に接続されている。また、供給モータ7は、駆動力のインバータ制御により、脱水部3に供給する汚泥5の供給量を制御可能に設けられており、CPU4に接続されている。
そして、コンベア部6では、供給モータ7が供給駆動ローラ9に駆動力を入力することにより、供給駆動ローラ9が回転駆動され、エンドレスベルト8が周方向において反時計回りに回転する。また、供給従動ローラ10は、供給駆動ローラ9の回転駆動に従って従動回転される。
ゲート11は、供給駆動ローラ9の鉛直方向下方に配置されている。ゲート11は、コンベア部6から搬送され、エンドレスベルト8における汚泥5の搬送方向下流側(以下、汚泥5の搬送方向下流側を「下流側」、汚泥5の搬送方向下流側を「下流側」という。)端部から落下する汚泥5が、ドラム17(後述)上でドラム17とキャタピラ25との当接部分(後述)の最下流側部分に落下すること、すなわち、ドラム17上で逆流することを防止するとともに、エンドレスベルト8に付着した汚泥5を掻き落とすように、設けられている。
ゲート11は、供給駆動ローラ9の鉛直方向下方に配置されている。ゲート11は、コンベア部6から搬送され、エンドレスベルト8における汚泥5の搬送方向下流側(以下、汚泥5の搬送方向下流側を「下流側」、汚泥5の搬送方向下流側を「下流側」という。)端部から落下する汚泥5が、ドラム17(後述)上でドラム17とキャタピラ25との当接部分(後述)の最下流側部分に落下すること、すなわち、ドラム17上で逆流することを防止するとともに、エンドレスベルト8に付着した汚泥5を掻き落とすように、設けられている。
そして、供給部2において、汚泥5は、コンベア部6のエンドレスベルト8上に載置されると、供給モータ7により、供給駆動ローラ9が回転駆動されて、エンドレスベルト8が周方向に回転され、エンドレスベルト8の下流側端部に搬送される。そして、汚泥5は、エンドレスベルト8から落下して、ゲート11を通過して、脱水部3に供給され、次に述べる脱水部3のドラム部12とキャタピラ部13との間に進入される。また、エンドレスベルト8に付着した汚泥5は、ゲート11によって掻き落とされて、ドラム部12とキャタピラ部13との間に案内される。
脱水部3は、電気浸透式脱水装置1の中央部に配置されており、ドラム部12と、キャタピラ部13と、濾布部14と、通電状態検知手段としての電流計15とを備えている。
ドラム部12は、供給部2の下方に設けられ、回転部37と、回転部37に設けられる電極部51と、回転部37を付勢する付勢部38とを備えている。
回転部37は、ドラム17と、ドラム17を回転自在に支持するドラム軸18とを備えている。
ドラム部12は、供給部2の下方に設けられ、回転部37と、回転部37に設けられる電極部51と、回転部37を付勢する付勢部38とを備えている。
回転部37は、ドラム17と、ドラム17を回転自在に支持するドラム軸18とを備えている。
ドラム17は、円筒形状をなし、供給駆動ローラ9の下側で、供給駆動ローラ9との間で、ゲート11を挟むように配置され、導電性の金属材料から形成されている。
ドラム軸18は、奥行方向(以下、「軸方向」という。)に延び、軸方向における途中で、ドラム17を回転自在に支持しており、軸方向における両側端部で、後述する付勢チェーン19に噛合している。
ドラム軸18は、奥行方向(以下、「軸方向」という。)に延び、軸方向における途中で、ドラム17を回転自在に支持しており、軸方向における両側端部で、後述する付勢チェーン19に噛合している。
電極部51は、正極板16と負極板24とを備えている。
正極板16は、ドラム17の径方向における縁部で、ドラム17の周方向にわたって放射状に配置され、互いに等間隔を隔てて複数設けられている。正極板16は、その電極面がドラム17の内壁面に当接されて、ドラム17と電気的に接続されるように、ドラム17に支持されている。また、各正極板16は、配線23を介して、電流計15に接続されている。
正極板16は、ドラム17の径方向における縁部で、ドラム17の周方向にわたって放射状に配置され、互いに等間隔を隔てて複数設けられている。正極板16は、その電極面がドラム17の内壁面に当接されて、ドラム17と電気的に接続されるように、ドラム17に支持されている。また、各正極板16は、配線23を介して、電流計15に接続されている。
負極板24は、ドラム17の軸方向において、正極板16の軸方向手前側に配置され、正極板16に対して、絶縁性材料からなる絶縁板32を挟んで、対向するように複数配置されている。負極板24は、その電極面が、キャタピラ25における、ドラム17から軸方向に突出する突出部分の内周面に当接されて、キャタピラ25と電気的に接続されている。すなわち、電極部51では、軸方向において、軸方向手前側から、負極板24と、絶縁板32と、正極板16とが、順次配置されている。
そして、電極部51では、後述するように負極板24と正極板16との間で、電圧が印加されて、供給部2からドラム17とキャタピラ25との間に供給された汚泥5に通電して、電気浸透により汚泥5を脱水する。
付勢部38は、ドラム軸18の軸方向両側端部にそれぞれ設けられ、固定ピン21と、第1付勢ギヤ20と、第2付勢ギヤ22と、エアシリンダ47と、付勢チェーン19とを備えている。
付勢部38は、ドラム軸18の軸方向両側端部にそれぞれ設けられ、固定ピン21と、第1付勢ギヤ20と、第2付勢ギヤ22と、エアシリンダ47と、付勢チェーン19とを備えている。
固定ピン21は、ドラム軸18の下方に間隔を隔てて配置されている。
第1付勢ギヤ20は、ドラム軸18の下方で、固定ピン21の左側に、ドラム軸18および固定ピン21と間隔を隔てて配置されている。
第2付勢ギヤ22は、第1付勢ギヤ20の水平方向左側に、第1付勢ギヤ20と間隔を隔てて配置されている。
第1付勢ギヤ20は、ドラム軸18の下方で、固定ピン21の左側に、ドラム軸18および固定ピン21と間隔を隔てて配置されている。
第2付勢ギヤ22は、第1付勢ギヤ20の水平方向左側に、第1付勢ギヤ20と間隔を隔てて配置されている。
エアシリンダ47は、第2付勢ギヤ22の上側に、第2付勢ギヤ22と間隔を隔てて配置されている。エアシリンダ47には、その下部に、上下方向に進退自在なロッド39が設けられている。
付勢チェーン19は、その一端部が、固定ピン21に固定され、その他端部が、エアシリンダ47のロッド39に連結されており、その途中が、ドラム軸18の軸方向の端部と第1付勢ギヤ20と第2付勢ギヤ22とに噛合され巻回されている。
付勢チェーン19は、その一端部が、固定ピン21に固定され、その他端部が、エアシリンダ47のロッド39に連結されており、その途中が、ドラム軸18の軸方向の端部と第1付勢ギヤ20と第2付勢ギヤ22とに噛合され巻回されている。
そして、各付勢部38では、付勢チェーン19は、エアシリンダ47のロッド39が上方に退避することにより、付勢チェーン19が噛合されるドラム軸18の軸方向両側端部を、鉛直方向下方に向かって付勢している。
キャタピラ部13は、ゲート11が配置される部分を除いてドラム部12を周方向に沿って囲むように設けられ、脱水モータ41と、脱水駆動ギヤ27および複数の脱水従動ギヤ28と、キャタピラチェーン26と、キャタピラ25とを備えている。
キャタピラ部13は、ゲート11が配置される部分を除いてドラム部12を周方向に沿って囲むように設けられ、脱水モータ41と、脱水駆動ギヤ27および複数の脱水従動ギヤ28と、キャタピラチェーン26と、キャタピラ25とを備えている。
脱水モータ41は、脱水駆動ギヤ27に駆動力を入力するものであって、電気浸透式脱水装置1の右側に配置され、脱水駆動ギヤ27に接続されている。
脱水駆動ギヤ27および複数の脱水従動ギヤ28は、ドラム17の径方向外方において、ドラム17の周方向に沿って互いに間隔を隔てて設けられている。複数の脱水従動ギヤ28は、上流側から下流側に沿って、順次配置されている。脱水駆動ギヤ27は、複数の脱水従動ギヤ28に対して、最下流側に設けられ、脱水モータ41と接続されており、脱水モータ41から駆動力が入力されている。
脱水駆動ギヤ27および複数の脱水従動ギヤ28は、ドラム17の径方向外方において、ドラム17の周方向に沿って互いに間隔を隔てて設けられている。複数の脱水従動ギヤ28は、上流側から下流側に沿って、順次配置されている。脱水駆動ギヤ27は、複数の脱水従動ギヤ28に対して、最下流側に設けられ、脱水モータ41と接続されており、脱水モータ41から駆動力が入力されている。
キャタピラチェーン26は、脱水駆動ギヤ27および複数の脱水従動ギヤ28に、噛合され、かつ、キャタピラ25を介してドラム17の外周(ドラム17の上部右側を除く)を囲むように、配置されている。
キャタピラ25は、導電性の金属材料からなるエンドレスベルトで、キャタピラチェーン26の外周に隣接して接合され、軸方向においてドラム17から突出する略シート形状に形成されている。また、キャタピラ25は、ドラム17の外周(ドラム17の上部右側を除く)に当接している。
キャタピラ25は、導電性の金属材料からなるエンドレスベルトで、キャタピラチェーン26の外周に隣接して接合され、軸方向においてドラム17から突出する略シート形状に形成されている。また、キャタピラ25は、ドラム17の外周(ドラム17の上部右側を除く)に当接している。
そして、キャタピラ部13では、脱水モータ41の駆動力により、脱水駆動ギヤ27が回転駆動され、キャタピラチェーン26およびキャタピラ25が周方向において時計方向に回転される。また、複数の脱水駆動ギヤ27は、キャタピラチェーン26の回転駆動に従って従動回転される。また、付勢チェーン19が、ドラム軸18を鉛直方向下方に向かって付勢することにより、ドラム17が、キャタピラチェーン26に圧接されている。そのため、ドラム17は、キャタピラチェーン26およびキャタピラ25の回転に伴って、周方向において反時計回りに従動回転する。
濾布部14は、キャタピラ部13を囲むように設けられ、複数の従動ロール36と、従動ロール36により周回移動される濾布34とを備えている。
複数の従動ロール36は、左右方向において、脱水駆動ギヤ27および複数の脱水従動ギヤ28と間隔を隔てて、左右方向両側に設けられている。複数の従動ロール36は、互いに間隔を隔てて配置されている。
複数の従動ロール36は、左右方向において、脱水駆動ギヤ27および複数の脱水従動ギヤ28と間隔を隔てて、左右方向両側に設けられている。複数の従動ロール36は、互いに間隔を隔てて配置されている。
濾布34は、エンドレスシートであって、不織布などの水透過性材料から形成されている。濾布34は、ドラム17と対向するキャタピラ25と、複数の従動ロール36との間に巻回されている。また、濾布34は、ドラム17およびキャタピラ25の当接部分において、ドラム17およびキャタピラ25の間に介在されている。さらに、濾布34は、軸方向において、その長さがドラム17と同じに形成されている。
そして、濾布部14では、キャタピラ25の回転に追従して、濾布34が周方向において反時計回りに周回移動される。また、複数の従動ロール36は、濾布34の追従移動に従って従動回転される。
電流計15は、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5の通電状態を検知するためのものであって、配線23を介して正極板16に接続されている。また、電流計15は、CPU4に接続されている。
電流計15は、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5の通電状態を検知するためのものであって、配線23を介して正極板16に接続されている。また、電流計15は、CPU4に接続されている。
そして、脱水部3において、ドラム部12のドラム17とキャタピラ部13のキャタピラ25との間に進入される汚泥5は、キャタピラ25の周回移動とともにドラム17が回転することにより、ドラム17およびキャタピラ25の当接部分において、ドラム17とキャタピラ25との間を、上流側から下流側に向かって搬送される。ドラム17とキャタピラ25との間を搬送される汚泥5は、付勢チェーン19がドラム17を下側に向かって付勢する付勢力に基づく機械的な圧搾力により、脱水され、かつ、正極板16と負極板24との間の汚泥5に対する通電に基づく電気浸透により、脱水される。汚泥5から脱水された水は、濾布34を介して、図示されない受器に受け取られる。脱水された汚泥5は、ドラム17およびキャタピラ25の当接部分の最下流側部分から、さらに、濾布34の最下流側部分に至り、次に述べる排出部45に排出される。
排出部45は、最下流側の従動ロール36の鉛直方向下方に配置されている。排出部45は、その上部が、下側に行くに従って、直径が狭くなる略テーパ状に形成され、その下部が、斜め右側下方に延びる、筒状に形成されている。
そして、排出部45において、汚泥5は、排出部45の上部に受け取られ、排出部45の下部から、電気浸透式脱水装置1の外部に排出される。
そして、排出部45において、汚泥5は、排出部45の上部に受け取られ、排出部45の下部から、電気浸透式脱水装置1の外部に排出される。
CPU4は、電流計15と供給モータ7とに接続されており、電流計15による通電状態の検知に基づいて、次に述べる制御方法により、供給部2による汚泥5の供給量を制御している。
図2は、CPU4の制御方法のフロー図、図3は、CPU4の制御に基づいて電流計15により計測される、時間および電流値の関係を示すグラフである。
図2は、CPU4の制御方法のフロー図、図3は、CPU4の制御に基づいて電流計15により計測される、時間および電流値の関係を示すグラフである。
次に、CPU4の制御方法について、図2および図3を参照して、説明する。
まず、図2および図3に示すように、汚泥5がドラム17とキャタピラ25との当接部分を通過する全通過時間Tを、整数である計測分割数Nで割り、複数の計測時間Δtnに分割する(S1)。ここで、次に述べる電流15による汚泥5の通電状態の電流モニタ開始時点をt0(初期の計測時点)とし、初期の計測時点t0からΔtn経過後の計測時点をt1(第1回目の計測時点)とし、初期の計測時点t0から(2×Δtn)経過後の計測時点をt2(第2回目の計測時点)とし、初期の計測時点t0から(3×Δtn)経過後の計測時点をt3(第3回目の計測時点)とする。第4回目以降の計測時点、さらに、第n回目の計測時点についても同様とする。
まず、図2および図3に示すように、汚泥5がドラム17とキャタピラ25との当接部分を通過する全通過時間Tを、整数である計測分割数Nで割り、複数の計測時間Δtnに分割する(S1)。ここで、次に述べる電流15による汚泥5の通電状態の電流モニタ開始時点をt0(初期の計測時点)とし、初期の計測時点t0からΔtn経過後の計測時点をt1(第1回目の計測時点)とし、初期の計測時点t0から(2×Δtn)経過後の計測時点をt2(第2回目の計測時点)とし、初期の計測時点t0から(3×Δtn)経過後の計測時点をt3(第3回目の計測時点)とする。第4回目以降の計測時点、さらに、第n回目の計測時点についても同様とする。
次いで、図2に示すように、電流計15が、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5の通電状態を検知して、電流モニタが開始される(S2)。すなわち、汚泥5が、供給モータ7により、エンドレスベルト8において搬送されて、供給され、ドラム17とキャタピラ25との間に進入され、正極板16と負極板24との間において電圧を印加され、通電される。この通電により、電流計15によって、正極板16と負極板24との間の汚泥5に通電される電流値を検知する。
より具体的には、図3に示すように、初期の計測時点t0において、電流計15によって初期の電流値A0を検知させ、計測させる(S2)。初期の電流値A0を計測した時点では、前回の電流値に基づいて次に述べる電流値Aの変位率αを算出することができないので、変位率αの算出(S3)および比較(S4)がスキップされ、インクリメント(S8)後に、第1回目の計測時点t1において、電流計15によって電流値A1を検知させ、計測させる(S2)。
次いで、第1回目の計測時点t1における電流値A1(以下、「電流値A1」という。第2回目以降についても同様とする。)と、初期の電流値A0との差から、第1回目の電流値の変化量ΔA1(以下、「変化量ΔA1」という。第2回目以降についても同様とする。)を算出する。次いで、この変化量ΔA1を、計測時間Δtnで割って、第1回目の変位率(変化の割合)α1(=ΔA1/(Δtn)。以下、「変位率α1」という。第2回目以降についても同様とする。)を算出する(S3)。そして、変位率α1を算出した時点では、その前回の変位率αを算出することができないので、変位率αの比較(S4)がスキップされ、インクリメント(S8)後に、第2回目の計測時点t2において、電流値A2を検知させ、計測させる(S2)。
次いで、電流値A2と、電流値A0との差から、変化量ΔA2を算出する。次いで、変化量ΔA2を、計測時間(2×Δtn)で割って、変位率α2(=A2/(2×Δtn))を算出する(S3)。
そして、変位率α2と、変位率α1とを比較する(S4)。変位率α2が、図3の×印(t=t2)で示すように、変位率α1以下である場合には(S4:NO)、図2に示すように、インクリメント(S8)後に、再び、電流計15によって、電流値A3を検知させ、計測させる(S2)。そして、この一連の制御(S2〜S4:NO)は、変位率αnが、変位率αn−1を超えない限り、繰り返される。
そして、変位率α2と、変位率α1とを比較する(S4)。変位率α2が、図3の×印(t=t2)で示すように、変位率α1以下である場合には(S4:NO)、図2に示すように、インクリメント(S8)後に、再び、電流計15によって、電流値A3を検知させ、計測させる(S2)。そして、この一連の制御(S2〜S4:NO)は、変位率αnが、変位率αn−1を超えない限り、繰り返される。
一方、変位率αnが、変位率αn−1を超えると(S4:YES)、変位率αnに基づいて、全通過時間T後の予測電流値ATnを算出する(S5)。
より具体的には、例えば、図3の黒丸印および黒三角印(t=t2)に示すように、変位率α2が、変位率α1より大きい場合(S4:YES)、変位率α2を全通過時間Tで掛けて、変位率α2に基づく全通過時間T後の予測電流値AT2(AT2=α2×T。以下、「予測電流値AT2」という。第3回目以降についても同様とする。)を、算出する(S5)。以下同様に、予測電流値ATnは、変位率αnを全通過時間Tで掛けて、算出する(S5)。
より具体的には、例えば、図3の黒丸印および黒三角印(t=t2)に示すように、変位率α2が、変位率α1より大きい場合(S4:YES)、変位率α2を全通過時間Tで掛けて、変位率α2に基づく全通過時間T後の予測電流値AT2(AT2=α2×T。以下、「予測電流値AT2」という。第3回目以降についても同様とする。)を、算出する(S5)。以下同様に、予測電流値ATnは、変位率αnを全通過時間Tで掛けて、算出する(S5)。
次いで、上記により算出された予測電流値ATnが、電気浸透式脱水装置1の脱水部3に予め設定された最大電流値Amaxを超えるか否かを判断し(S6)、超えると判断した場合には(S6:YES)、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる(S7)。
すなわち、第n回目の変位率αnに基づいて、全通過時間T後の予測電流値ATnを算出し(S5)、予測電流値ATnが最大電流値Amaxを超える場合には(S6:YES)、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる(S7)。
すなわち、第n回目の変位率αnに基づいて、全通過時間T後の予測電流値ATnを算出し(S5)、予測電流値ATnが最大電流値Amaxを超える場合には(S6:YES)、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる(S7)。
より具体的には、例えば、図3の白抜き丸印(t=t2の黒丸印に対応する、t=Tにおける白抜き丸印)に示すように、予測電流値AT2が、最大電流値Amax以下である場合には(S6:NO)、図2に示すように、インクリメント(S8)後に、電流計15によって、電流値A3を検知させ、計測させる(S2)。次いで、電流値A3より、変位率α3が算出され(S3)、変位率α3と変位率α2とを比較する(S4)。そして、変位率α3が、上記と同様に、図3の×印(t=t3)で示すように、変位率α2(図3の黒丸印)以下である場合には(S4:NO)、上記した一連の制御(S2〜S4:NO)が、繰り返される。
一方、変位率α3が、図3の黒丸印(t=t3)に示すように、変位率α2(図3の黒丸印)より大きい場合には(S4:YES)、予測電流値AT3が算出され(S5)、予測電流値AT3が、図3の白抜き丸印(t=t3の黒丸印に対応する、t=Tにおける白抜き丸印)で示すように、電気浸透式脱水装置1の最大電流値Amax以下である場合には(S6:NO)、図2に示すように、インクリメント(S8)後に、電流モニタが継続され、上記した一連の制御(S2〜S6:NO)が、繰り返される。以下同様に、ATnがAmax以下である場合には(S6:NO)、上記した一連の制御(S2〜S6:NO)が、繰り返される。
一方、予測電流値AT2が、図3の白抜き三角印(t=t2の黒三角印に対応する、t=Tにおける白抜き三角印)で示すように、最大電流値Amaxより大きい場合には(S6:YES)、図2に示すように、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる(S7)。供給部2の汚泥5の供給量は、供給駆動ローラ9に入力する供給モータ7の駆動力をインバータ制御することにより減少させることができる。すなわち、CPU4によって、供給モータ7から供給駆動ローラ9に入力する駆動力を低減すると、エンドレスベルト8の周回移動の速度が遅くなり、汚泥5の供給量が減少される。
すなわち、予測電流値ATnが、最大電流値Amaxより大きい場合には(S6:YES)、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる。以下同様に、予測電流値ATnが予測電流値Amaxより大きい場合には(S6:YES)、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる(S7)。
なお、最大電流値Amaxは、この電気浸透式脱水装置1の定格電流値またはその定格電流値よりも低い電流値として予め設定される。
なお、最大電流値Amaxは、この電気浸透式脱水装置1の定格電流値またはその定格電流値よりも低い電流値として予め設定される。
また、汚泥5の供給量を減少させる割合も、適宜決定される。
その後、再度、上記した一連のCPU4による制御(S2〜S8)が繰り返される。
そして、この電気浸透式脱水装置1によれば、CPU4が、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5の通電状態を検知して、その通電状態の検知に基づいて、供給モータ7から供給駆動ローラ9に入力する駆動力を制御して、汚泥5の供給量を調整する。そのため、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5の通電状態において、最大電流値Amaxを超えないように、CPU4が、汚泥5の供給量を減少させれば、電気浸透式脱水装置1の運転を停止することなく、安定して、かつ、連続的に、電気浸透式脱水装置1を運転することができる。その結果、連続して、汚泥5を脱水することができる。
その後、再度、上記した一連のCPU4による制御(S2〜S8)が繰り返される。
そして、この電気浸透式脱水装置1によれば、CPU4が、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5の通電状態を検知して、その通電状態の検知に基づいて、供給モータ7から供給駆動ローラ9に入力する駆動力を制御して、汚泥5の供給量を調整する。そのため、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5の通電状態において、最大電流値Amaxを超えないように、CPU4が、汚泥5の供給量を減少させれば、電気浸透式脱水装置1の運転を停止することなく、安定して、かつ、連続的に、電気浸透式脱水装置1を運転することができる。その結果、連続して、汚泥5を脱水することができる。
すなわち、電気浸透式脱水装置1の使用電力は、電流値と電圧値との積であり、通常、一定に維持される。例えば、高い導電率を有する無機汚泥などの汚泥5の場合には、電流値が上昇するため、通常、電気浸透式脱水装置1の脱水部3の最大電流値Amaxを超えないように電圧値を低下させる。しかし、高い導電率を有する無機汚泥などの汚泥5の場合には、電圧値を低下させても、電流値を低下させることが困難な場合があり、整流子の許容範囲を超えるおそれがある。そのような場合には、電流値が最大電流値Amaxに至る直前に、電気浸透式脱水装置1の運転を停止する必要がある。
しかし、この電気浸透式脱水装置1によると、CPU4は、電流計15により検知された電流値に基づいて、予め設定された最大電流値Amaxを超えるか否かを判断し、超えると判断した場合には、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる。そのため、高い導電率を有する無機汚泥などの汚泥5の場合でも、電流計15は、その汚泥5に通電される電流値を検知し、CPU4が、供給部2の汚泥5の供給量を減少させることにより、正極板16と負極板24との間で通電される汚泥5に通電される電流値を、最大電流値Amax以下とすることができる。そのため、高い導電率を有する無機汚泥に対しても、安定して、かつ、連続的に、電気浸透式脱水装置1を運転することができる。その結果、連続して、高い導電率を有する無機汚泥などの汚泥5を脱水することができる。
より具体的には、この電気浸透式脱水装置1では、CPU4が、今回の変位率αnと前回の変位率αn−1とを比較して、今回の変位率αnが、前回の変位率αn−1よりも大きい場合には、今回の変位率αnを全通過時間Tで掛けて、全通過時間T後の予測電流値ATnを算出する。つまり、CPU4において、事前に、全通過時間Tに至る前に、高い導電率を有する無機汚泥などの汚泥5がドラム17およびキャタピラ25の当接部分を通過したときに、最大電流値Amaxを超えるか否かを予測することができる。そして、CPU4が、予測電流値ATnが最大電流値Amaxより大きい場合には、供給部2の汚泥5の供給量を減少させる。その結果、最大電流値Amaxを超える以前に、供給部2の汚泥5の供給量を低減することができるので、より確実に連続して、汚泥5を脱水することができる。
1 電気浸透式脱水装置
2 供給部
3 脱水部
4 CPU
5 汚泥
15 電流計
2 供給部
3 脱水部
4 CPU
5 汚泥
15 電流計
Claims (3)
- 脱水対象物を供給する供給手段と、
前記供給手段により供給された脱水対象物を、電気浸透により脱水する脱水手段とを備える電気浸透式脱水装置において、
前記脱水手段の通電状態を検知する通電状態検知手段と、
前記通電状態検知手段による通電状態の検知に基づいて、前記供給手段による脱水対象物の供給量を制御するための制御手段と
を備えていることを特徴とする、電気浸透式脱水装置。 - 前記通電状態検知手段は、前記脱水手段において脱水対象物に通電される電流値を検知し、
前記制御手段は、前記通電状態検知手段により検知された電流値に基づいて、予め設定された最大電流値を超えるか否かを判断し、超えると判断した場合には、前記供給手段の供給量を減少させることを特徴とする、請求項1に記載の電気浸透式脱水装置。 - 前記制御手段は、脱水対象物が前記脱水手段を通過する通過時間を予め複数の計測時間に分割して、その計測時間毎に、前記通電状態検知手段によって電流値を検知させ、
初回に検知した電流値を基準として、今回検知した電流値の変化の割合を算出し、
今回算出された変化の割合と前回算出された変化の割合とを比較して、今回算出された変化の割合が、前回算出された変化の割合よりも大きい場合には、今回算出された変化の割合に基づいて、前記通過時間後の予測電流値を算出し、前記予測電流値が前記最大電流値を超える場合には、前記供給手段の供給量を減少させることを特徴とする、請求項2に記載の電気浸透式脱水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005267087A JP2007075736A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 電気浸透式脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005267087A JP2007075736A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 電気浸透式脱水装置 |
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ID=37936559
Family Applications (1)
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JP2005267087A Pending JP2007075736A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 電気浸透式脱水装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012529985A (ja) * | 2009-06-15 | 2012-11-29 | ドンイルキャンバスエンジニアリング株式会社 | 電気浸透式スラッジ減量装置 |
JP2015508333A (ja) * | 2012-01-27 | 2015-03-19 | ファイン インコーポレイテッドFine Inc. | 流動性に応じてスラッジの円滑な投入が可能な電気泳動式電気浸透脱水機 |
KR20210155212A (ko) * | 2020-06-15 | 2021-12-22 | (주)한국워터테크놀로지 | 머신 러닝을 이용한 전기 삼투식 슬러지 탈수장치의 제어방법 |
JP2023504894A (ja) * | 2020-06-08 | 2023-02-07 | コリア ウォーター テクノロジー インコーポレイテッド | マシンラーニングを利用した電気浸透式スラッジ処理システム及びその制御方法 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005267087A patent/JP2007075736A/ja active Pending
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