JP2007074682A - ネットワーク中継方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サービス提供元である複数の伝送装置(NE_A〜NE_E)の内、複数のクライアント(ADM及びCL1〜CL3)の各々に対してサービス提供可能な1つ以上の伝送装置グループ識別情報を定義したサービス対象情報テーブルと、各伝送装置の伝送装置グループ識別情報を定義した伝送装置定義テーブルとで構成されるデータベース(DB1)を設定し、任意のクライアントからサービス要求を受けたとき、データベース(DB1)から、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置から該クライアントに対してサービスを提供する。
【選択図】図2
Description
すなわち、或るクライアントがサーバに対して伝送装置情報の取得を要求した際、他のクライアントにとっては必要無い伝送装置(監視、制御を行う必要のない伝送装置)の情報も提供されてしまうため、クライアントは取得した情報から必要とする伝送装置の情報を抽出しなければならず効率的でない。
すなわち、全クライアントから、全伝送装置に対してサービスが利用可能であるため、例えば伝送装置の保守運用時において、サーバ管理者がクライアントからは制御させたくない伝送装置に対して、クライアントが誤って制御を行ってしまう可能性がある。
すなわち、保守作業により発生する伝送装置の警報が、クライアントに無駄に通知されてしまうことがある。
本実施例では、1つのサーバSRVにて複数(5台)の伝送装置NE_A〜NE_E(装置名A〜E)(以下、単に伝送装置NEと称することがある。)、並びに管理者ADM及びクライアントCL1〜CL3を含む4台のクライアント(いずれも任意のクライアントであり、以下、単にクライアントCLと称することがある。)を管理し、管理者ADM及びクライアントCL1〜CL3が、それぞれ、データベースDB1(サービス対象情報テーブルTBL_SVC及び伝送装置定義テーブルTBL_NEを有する)を有するサーバSRVにアクセスして、各伝送装置NE_A〜NE_Eに対してサービスの提供を要求する構成となっている。
図2に示すように、サーバSRVのデータベースDB1は、以下に示すテーブルTBL_SVC及びTBL_NEから構成されている。
このテーブルは、サーバSRVへアクセスする複数のクライアントCLの各々を識別するユーザ名と、各ユーザ名に対してサービス提供可能な伝送装置グループを示す識別情報である伝送装置グループID(ALL,0〜6)とを定義している。
このテーブルは、サーバSRVによって管理される複数の伝送装置NEの各々を識別するための情報である伝送装置ID(1〜5)と、各伝送装置IDに対して装置名A〜E、IPアドレス、及び各伝送装置がどの伝送装置グループに属するかを示す識別情報である伝送装置グループID1〜8とを定義している。
同図(a)の実線で示すように、管理者ADMがサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB1のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“管理者ADM”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。
同図(b)の点線で示すように、クライアントCL1がサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB1のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL1”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL1に対応する伝送装置グループIDには“0,2”が設定されているため、サーバSRVは、さらに伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置グループID=0又は2の伝送装置を検索する。
同図(c)の実線で示すように、クライアントCL2がサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB1のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL2”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL2に対応する伝送装置グループIDには“0,3,4,6”が設定されているため、サーバSRVは、さらに伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置グループID=0,3,4,6の伝送装置を検索する。
同図(d)の実線で示すように、クライアントCL3がサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB1のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL3”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL3に対応する伝送装置グループIDには“0,1,3,5”が設定されているため、サーバSRVは、さらに伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置グループID=0,1,3,5の伝送装置を検索する。
本実施例では、サーバSRVが2台のクライアントCL(管理者ADM及びクライアントCL3)を管理すると共に、管理者ADMがサーバSRVに対して、任意のクライアントCL3がサービス利用可能な伝送装置グループの変更を要求する場合を扱っている点が、上記の実施例[1]と異なっている。
同図(a)の実線で示すように、管理者ADMがサーバSRVへ、クライアントCL3に対してサービス提供可能な伝送装置グループに伝送装置グループGRP8(伝送装置グループID=8)を追加するよう変更要求を行う。
同図(b)の矢印で示すように、上記(a)の変更要求を受けたサーバSRVは、データベースDB2のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL3”であるレコードを検索し、そのレコードの伝送装置グループIDに伝送装置グループGRP8、すなわち、伝送装置グループID=8を追加する。
同図(c)の実線で示すように、上記(a)及び(b)の後、クライアントCL3がサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB2のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL3”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL3に対応する伝送装置グループIDには“0,1,3,5,8”が設定されているため、サーバSRVは、さらに伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置グループID=0,1,3,5,8の伝送装置を検索する。
本実施例では、サーバSRVが3台のクライアントCL(管理者ADM、クライアントCL1、及びクライアントCL3)を管理すると共に、管理者ADMがサーバSRVに対して、任意の伝送装置NE_Aが属する伝送装置グループの変更を要求する場合を扱っている点が、上記の実施例[1]及び[2]と異なっている。
同図(a)の実線で示すように、管理者ADMがサーバSRVへ、伝送装置NE_Aの属する伝送装置グループを伝送装置グループGRP1(伝送装置グループID=1)からGRP2(伝送装置グループID=2)へ変更するよう要求を行う。
同図(b)の矢印で示すように、上記(a)の変更要求を受けたサーバSRVは、データベースDB3の伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置NE_Aのレコードを検索して、伝送装置グループIDを“1”から“2”に変更する。
同図(c)の矢印で示すように、上記(b)での伝送装置定義テーブルTBL_NEへの変更により、伝送装置NE_Aは伝送装置グループGRP2に属するように変更される。
同図(d)の実線で示すように、上記(a)〜(c)の後、クライアントCL1がサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB3のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL1”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL1に対応する伝送装置グループIDには“0,2”が設定されているため、サーバSRVは、さらに伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置グループID=0又は2の伝送装置を検索する。
同図(e)の実線で示すように、上記(a)〜(c)の後、クライアントCL3がサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB3のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL3”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL3に対応する伝送装置グループIDには“0,1,3,5”が設定されているため、サーバSRVは、さらに伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置グループID=0,1,3,5の伝送装置を検索する。
本実施例では、サーバSRVが1台のクライアントCL3を管理すると共に、データベースDB4が、さらに実装テーブル及び実装ビューを有する点が、上記の実施例[1]〜[3]と異なっており、特に、クライアントCL3がサーバSRVに対して、各伝送装置NE_A〜NE_Eからの伝送装置情報の取得を要求する場合を扱っている。
図6に示すように、サーバSRVのデータベースDB4は、上記の実施例[1]〜[3]と同様のテーブルTBL_SVC及びテーブルTBL_NEに加えて、以下に示す実装テーブルTBL_EQPT及び実装ビューVIEW_EQPTから構成されている。尚、図5のデータベースDB4は、図の簡略化のため、サービス対象情報テーブルTBL_SVCと実装ビューVIEW_EQPTのみを示している。
このテーブルは、サーバSRVに管理される複数の伝送装置NEの各々を識別するための情報である伝送装置ID=1,2,…,5と、各伝送装置IDに対して装置名A,B,…,E及び各伝送装置内のパッケージのどの位置に実装されるかを示す物理位置(LS3,LS-4),(LS-1),…,(LS-8)とを定義している。
このビューは、伝送装置定義テーブルTBL_NEと上記(3)のテーブルを結合して設定されたものであり、サーバSRVに管理される複数の伝送装置NEの各々を識別するための伝送装置ID=1,2,…,5、装置名A,B,…,E、及び物理位置(LS3,LS-4),(LS-1),…,(LS-8)と、各物理位置に対して各伝送装置内のパッケージの物理位置がどの伝送装置グループに属するかを示す伝送装置グループID=1,3,…,8とを定義している。
同図(a)の実線で示すように、クライアントCL3がサーバSRVへ、伝送装置情報の取得要求を行う。
同図(b)の実線で示すように、上記(a)の取得要求を受けたサーバSRVは、データベースDB4のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL3”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL3に対応する伝送装置グループIDには“0,1,3,5”が設定されているため、サーバSRVは、さらに実装ビューVIEW_EQPTから、伝送装置グループID=0,1,3,5の伝送装置の物理位置を検索する。
本実施例は、上記の実施例[4]と同一の構成になっているが、但し、クライアントCL3がサーバSRVに対して、任意の伝送装置NE_Aに対して制御を要求する場合を扱っている点が実施例[4]と異なっている。
同図(a)の実線で示すように、クライアントCL3がサーバSRVへ、伝送装置NE_A内のパッケージの物理位置LS-3に対する制御要求を行う。
上記(a)の制御要求を受けたサーバSRVは、データベースDB4のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL3”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL3に対応する伝送装置グループIDには“0,1,3,5”が設定されているため、サーバSRVは、さらに実装ビューVIEW_EQPTから、伝送装置グループID=0,1,3,5の伝送装置の物理位置を検索する。
本実施例では、サーバSRVが1台のクライアントCL3を管理すると共に、データベースDB5が、さらに警報テーブル及び警報ビューを有する点が、上記の実施例[4]及び[5]と異なっており、特に、伝送装置NE_A及びNE_Bから発せられた警報がサーバSRVに通知され、サーバSRVが、伝送装置NE_A及びNE_Bをサービス対象としているクライアントCL3に対して警報の転送を行う場合を扱っている。
図9に示すように、サーバSRVのデータベースDB5は、上記の実施例[1]〜[5]と同様のテーブルTBL_SVC及びテーブルTBL_NE、並びに、上記の実施例[4]及び[5]と同様のテーブルTBL_EQPTに加えて、以下に示す警報テーブルTBL_ALRM及び警報ビューVIEW_ALRMから構成されている。尚、図8のデータベースDB5は、図の簡略化のため、サービス対象情報テーブルTBL_SVCと警報ビューVIEW_ALRMのみを示している。
このテーブルは、サーバSRVに管理される複数の伝送装置NEの各々を識別するための情報である伝送装置ID=1,2,…と、各伝送装置IDに対して装置名A,B,…、及び各伝送装置から通知される警報の内のどの種別をクライアントに対して「転送許容」とするかを示す情報である警報種別(DANGER,FAIL),(NORMAL),…とを定義している。
このビューは、伝送装置定義テーブルTBL_NE及び実装テーブルTBL_EQPTと上記(4)のテーブルを結合して設定されたものであり、サーバSRVに管理される複数の伝送装置NEの各々を識別するための情報である伝送装置ID=1,2,…、装置名A,B,…、警報種別(DANGER,FAIL),(NORMAL),…、及び物理位置(LS3,LS-4),(LS-1),…と、各物理位置に対して各伝送装置内のパッケージの物理位置がどの伝送装置グループに属するかを示す伝送装置グループID=1,3,…とを定義している。
同図(a)の実線で示すように、伝送装置NE_AからサーバSRVへ、警報が通知される。
同図(b)の実線で示すように、伝送装置NE_BからサーバSRVへ、警報が通知される。
上記(a)及び(b)の警報を受けたサーバSRVは、警報ビューVIEW_ALRMから、伝送装置NE_Aの物理位置LS-3及びLS-4、及び伝送装置NE_Bの物理位置LS-1が、それぞれ順に警報種別として“DANGER”,“FAIL”,及び“NORMAL”に設定されていることを検索すると共に、伝送装置NE_A及びNE_Bに対応する伝送装置グループIDにはそれぞれ“1”及び“3”が設定されているため、サーバSRVは、さらにサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、伝送装置グループID=1又は3の伝送装置グループをサービス利用可能としているクライアントを検索する。
本実施例では、サーバSRVが2台のクライアントCL(管理者ADM及びクライアントCL3)を管理すると共に、例えば保守作業の際、管理者ADMがサーバSRVにアクセスして、任意の伝送装置NE_Aのサービス種別変更を要求する場合を扱っている点が、上記の実施例[1]〜[6]と異なっている。
図10に示すように、サーバSRVのデータベースDB6は、上記の実施例[1]〜[6]と同様のサービス対象情報テーブルTBL_SVCに加えて、以下に示す伝送装置定義テーブルTBL_NEを備えている。
このテーブルは、サーバSRVに接続される複数の伝送装置NEの各々を識別するための情報である伝送装置ID=1,2,…,5と、各伝送装置IDに対して装置名A,B,…,E、IPアドレス、及び各伝送装置がどの伝送装置グループに属するかを示す伝送装置グループID=1,3,…,8とを定義し、さらに各伝送装置IDに対して各伝送装置が提供可能なサービスの種別を表すための情報であるサービス種別CM,CM,…,Mを定義している。
CM:監視及び制御可能
M:監視のみ可能
N:サービス不可
同図(a)の実線で示すように、管理者ADMがサーバSRVへ、伝送装置NE_Aのサービス種別をサービス不可に変更するよう変更要求を行う。
同図(b)の矢印で示すように、上記(a)の変更要求を受けたサーバSRVは、データベースDB6の伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置NE_Aのレコードを検索して、そのレコードのサービス種別を“CM(監視及び制御可能)”から“N(サービス不可)”に変更する。
同図(c)の実線で示すように、上記(a)及び(b)の後、クライアントCL3がサーバSRVに対してサービス提供を要求した場合、サーバSRVは、データベースDB6のサービス対象情報テーブルTBL_SVCから、ユーザ名が“クライアントCL3”であるレコードの伝送装置グループIDを検索する。この結果、クライアントCL3に対応する伝送装置グループIDには“0,1,3,5”が設定されているため、サーバSRVは、さらに伝送装置定義テーブルTBL_NEから、伝送装置グループID=0,1,3,5の伝送装置を検索する。
本実施例では、上述した通り、例えば、上記の実施例[1]で示した構成におけるサービス対象情報テーブルTBL_SVCにおいて、全クライアントCLに対応する伝送装置グループIDにそれぞれ“0”が設定され、且つ伝送装置定義テーブルTBL_NEの任意の伝送装置に対応する伝送装置グループIDが“0”に設定された場合、この伝送装置からは全クライアントに対してサービス提供可能であるようにサーバがネットワーク中継を行っている。
サービス提供元である複数の伝送装置の内、複数のクライアントの各々に対してサービス提供可能な1つ以上の伝送装置グループ識別情報を定義したサービス対象情報テーブルと、各伝送装置の伝送装置グループ識別情報を定義した伝送装置定義テーブルとで構成されるデータベースを設定する第1ステップと、
任意のクライアントからサービス要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置から該クライアントに対してサービス提供可能にする第2ステップと、
を備えたことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記2)付記1において、
任意のクライアントに対する伝送装置グループの変更要求があったとき、該サービス対象情報テーブル内の該クライアントに対応する伝送装置グループ識別情報を変更するステップをさらに含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記3)付記1において、
任意の伝送装置に対する伝送装置グループの変更要求があったとき、該伝送装置定義テーブル内の該伝送装置に対応する伝送装置グループ識別情報を変更するステップをさらに含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記4)付記1において、
該第1ステップが、さらに、各伝送装置を構成するパッケージの物理位置情報を定義した実装テーブル、及び該実装テーブル内のパッケージの物理位置情報を該伝送装置定義テーブルの該伝送装置グループ識別情報に対応させて定義した実装ビューを該データベースに設定するステップを含み、
該第2ステップが、任意のクライアントから伝送装置情報の取得要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置内のパッケージの物理位置情報を該クライアントに提供するステップを含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記5)付記4において、
該第2ステップが、さらに、任意のクライアントから任意の伝送装置に対する制御要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置を該クライアントから制御可能にするステップを含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記6)付記1において、
該第1ステップが、さらに、各伝送装置を構成するパッケージの物理情報を定義した実装テーブル、各伝送装置から通知される警報の警報種別情報を定義した警報テーブル、及び該警報テーブル内の警報種別情報を該実装テーブル内のパッケージの物理位置情報と該伝送装置定義テーブルの該伝送装置グループ識別情報とに対応させて定義した警報ビューを該データベースに設定するステップを含み、
該第2ステップが、任意の伝送装置から警報通知を受けた時、該データベースから、該警報の種別が一致し且つ該伝送装置をサービス対象としているクライアントを検索して、該クライアントに対して該伝送装置内のパッケージの物理位置情報及び警報種別情報を転送するステップを含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記7)付記1から6のいずれか一つにおいて、
該第1ステップが、該伝送装置定義テーブルに対して、さらに各伝送装置が提供可能なサービスのサービス種別情報を設定するステップを含み、
該第2ステップが、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索したとき、該伝送装置定義テーブル中の該サービス種別情報に応じて、この伝送装置グループ内の各伝送装置から該クライアントに対してサービス提供可能にするステップを含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記8)付記1から7のいずれか一つにおいて、
該第1ステップが、全クライアントに対してサービス提供可能であることを示す所定の伝送装置グループ識別情報を該サービス対象情報テーブルに設定し、該伝送装置定義テーブルの任意の伝送装置に該所定の伝送装置グループ識別情報を設定することにより、該所定の伝送装置グループ識別情報によって示される各伝送装置から全クライアントに対してサービス提供可能にするステップを含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
(付記9)
サービス提供元である複数の伝送装置の内、複数のクライアントの各々に対してサービス提供可能な1つ以上の伝送装置グループ識別情報を定義したサービス対象情報テーブルと、各伝送装置の伝送装置グループ識別情報を定義した伝送装置定義テーブルとで構成されるデータベースを設定する第1手段と、
任意のクライアントからサービス要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置から該クライアントに対してサービス提供可能にする第2手段と、
を備えたことを特徴とするネットワーク中継装置。
(付記10)付記9において、
任意のクライアントに対する伝送装置グループの変更要求があったとき、該サービス対象情報テーブル内の該クライアントに対応する伝送装置グループ識別情報を変更する手段をさらに含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
(付記11)付記9において、
任意の伝送装置に対する伝送装置グループの変更要求があったとき、該伝送装置定義テーブル内の該伝送装置に対応する伝送装置グループ識別情報を変更する手段をさらに含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
(付記12)付記9において、
該第1手段が、さらに、各伝送装置を構成するパッケージの物理位置情報を定義した実装テーブル、及び該実装テーブル内のパッケージの物理位置情報を該伝送装置定義テーブルの該伝送装置グループ識別情報に対応させて定義した実装ビューを該データベースに設定する手段を含み、
該第2手段が、任意のクライアントから伝送装置情報の取得要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置内のパッケージの物理位置情報を該クライアントに提供する手段を含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
(付記13)付記12において、
該第2手段が、さらに、任意のクライアントから任意の伝送装置に対する制御要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置を該クライアントから制御可能にする手段を含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
(付記14)付記9において、
該第1手段が、さらに、各伝送装置を構成するパッケージの物理情報を定義した実装テーブル、各伝送装置から通知される警報の警報種別情報を定義した警報テーブル、及び該警報テーブル内の警報種別情報を該実装テーブル内のパッケージの物理位置情報と該伝送装置定義テーブルの該伝送装置グループ識別情報とに対応させて定義した警報ビューを該データベースに設定する手段を含み、
該第2手段が、任意の伝送装置から警報通知を受けた時、該データベースから、該警報の種別が一致し且つ該伝送装置をサービス対象としているクライアントを検索して、該クライアントに対して該伝送装置内のパッケージの物理位置情報及び警報種別情報を転送する手段を含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
(付記15)付記9から14のいずれか一つにおいて、
該第1手段が、該伝送装置定義テーブルに対して、さらに各伝送装置が提供可能なサービスのサービス種別情報を設定する手段を含み、
該第2手段が、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索したとき、該伝送装置定義テーブル中の該サービス種別情報に応じて、この伝送装置グループ内の各伝送装置から該クライアントに対してサービス提供可能にする手段を含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
(付記16)付記9から15のいずれか一つにおいて、
該第1手段が、全クライアントに対してサービス提供可能であることを示す所定の伝送装置グループ識別情報を該サービス対象情報テーブルに設定し、該伝送装置定義テーブルの任意の伝送装置に該所定の伝送装置グループ識別情報を設定することにより、該所定の伝送装置グループ識別情報によって示される各伝送装置から全クライアントに対してサービス提供可能にする手段を含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
SRV, SRV1〜SRV2 サーバ
NE, NE1〜NEn, NE_A〜NE_E 伝送装置
A〜E 伝送装置名
GRP1〜GRP8 伝送装置グループ
ADM 管理者
PRCSS 処理部
DB1〜DB6 データベース
TBL_SVC サービス対象情報テーブル
TBL_NE 伝送装置定義テーブル
TBL_EQPT 実装テーブル
VIEW_EQPT 実装ビュー
TBL_ALRM 警報テーブル
VIEW_ALRM 警報ビュー
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (5)
- サービス提供元である複数の伝送装置の内、複数のクライアントの各々に対してサービス提供可能な1つ以上の伝送装置グループ識別情報を定義したサービス対象情報テーブルと、各伝送装置の伝送装置グループ識別情報を定義した伝送装置定義テーブルとで構成されるデータベースを設定する第1ステップと、
任意のクライアントからサービス要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置から該クライアントに対してサービス提供可能にする第2ステップと、
を備えたことを特徴とするネットワーク中継方法。 - 請求項1において、
任意のクライアントに対する伝送装置グループの変更要求があったとき、該サービス対象情報テーブル内の該クライアントに対応する伝送装置グループ識別情報を変更するステップをさらに含むことを特徴とするネットワーク中継方法。 - サービス提供元である複数の伝送装置の内、複数のクライアントの各々に対してサービス提供可能な1つ以上の伝送装置グループ識別情報を定義したサービス対象情報テーブルと、各伝送装置の伝送装置グループ識別情報を定義した伝送装置定義テーブルとで構成されるデータベースを設定する第1手段と、
任意のクライアントからサービス要求を受けたとき、該データベースから、該クライアントにサービス提供可能な伝送装置グループを検索して、この伝送装置グループ内の各伝送装置から該クライアントに対してサービス提供可能にする第2手段と、
を備えたことを特徴とするネットワーク中継装置。 - 請求項3において、
任意のクライアントに対する伝送装置グループの変更要求があったとき、該サービス対象情報テーブル内の該クライアントに対応する伝送装置グループ識別情報を変更する手段をさらに含むことを特徴とするネットワーク中継装置。 - 請求項3において、
任意の伝送装置に対する伝送装置グループの変更要求があったとき、該伝送装置定義テーブル内の該伝送装置に対応する伝送装置グループ識別情報を変更する手段をさらに含むことを特徴とするネットワーク中継装置。
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