JP2007073004A - データ保全情報装置、分散ストレージシステム及びその方法 - Google Patents

データ保全情報装置、分散ストレージシステム及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 サーバーや分散されたデータの管理情報などが必要であった。
【解決手段】 P2Pネットワークを使い、データを冗長分割し、データを一意に表すメタデータより一方向関数でもとめた値をもとにネットワーク上のノードに分散・配置することで管理情報やサーバーをもたずにデータを保全する。また、ユーザー単位にディレクトリィ情報を同様にネットワーク上に分散・配置することで、ディレクトリィ情報についても保全することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、データを冗長分割し、分割したデータをネットワークに接続された複数の情報装置に分散させて、データの保全を図る情報装置、分散ストレージシステム及びその方法に関する。
従来データの保全を図る技術としては、RAID(Redundant Array of Independent Disks またはRedundant Array of Inexpensive Disks)があり、比較的安価(Inexpensive)なハードディスクを複数台組み合わせることで、高い性能や信頼性を実現することを目的としている。RAIDにはRAID 0 (Striped Disk)、RAID 1 (Mirroring)、RAID 2 (ECC)、RAID 3 (Bit Parity)、RAID 4 (Parity)、RAID 5 (Distributed Parity)の6方式がある。また、RAID 5を発展させてRAID 6(Double Parity)やRAID 0とRAID 1 を組み合わせたRAID 0+1(Mirror of Stripes)などもある。
また、サーバーのデータはバックアップ装置などを使用し定期的にデータ及びデータへの変更情報ログなどをテープなどの他の記録媒体に保存することで、データの保全を図ることが一般的には行われている。
さらに、近年「データ分散保存システム」や「データ分散保管システム」あるいは「分散ストレージシステム」などと呼ばれているネットワークを介してデータを分散させ、ネットワーク接続の情報装置にデータを配置し、データのバックアップや保全を図るという提案がなされている。
ひとつは、データを暗号鍵で暗号化、冗長分割し、さらに暗号鍵も冗長分割し、複数台のサーバーに対して暗号・冗長分割したデータと冗長分割した暗号鍵を組みで格納する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、インターネットなどネットワーク上でディスクスペースを提供するサーバーをあたかもひとつのストーレジに擬しネットワークを通じてRAIDを構成するネットワーク形式のRAIDが提案されている(例えば特許文献2、特許文献4参照)。
また、PCのストレージの空きを利用するネットワークバックアップシステムで、バックアップ管理サーバーを使いデータを分割して、ネットワークに接続された各PCの空きストレージに分割したデータを配置する方法が提案されている(例えば特許文献3参照)。
また、データを分割しネットワーク接続の情報機器へ分散・保管し、さらに分割したデータの複製も他の情報機器に保管するサーバーレスでの保管方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−348065号公報 特開2002−268952号公報 特開2004−102842号公報 特開2000−76207号公報 特開2004−46874号公報 山本博資:「(k、L、n)しきい値秘密分散システム」電子通信学会論文誌 ‘85/9 Vol.J68−A NO.9
データの保全を図る技術としてのRAIDには、ハードディスクを最低でも2台と専用コントローラを用意するなど費用がかかる上、設置面積も余分に必要になるので、小型機器に適用するのは適切でなく、また、RAIDにおいても信頼性向上のためには、予備ハードディスクの準備とRAID構成中のハードディスクが故障時には自動的に予備ハードディスクを使用しRAIDデータ構成を再構築するホットスワップ機能が必要となる上、コントローラなどの制御装置も多重化しておく必要があった。さらに、RAID上のハードディスクは、地理的に同一地点にあるため災害・盗難などに対してデータの損失、紛失の危険性があった。RAIDだけでデータの保全を図るには以上のような課題が存在していた。
また、バックアップ装置の使用は、バックアップ装置自体の導入費用や設置面積が必要なだけではなく、バックアップを取るための設定や操作が必要であり、さらに、バックアップ装置自体の故障などへの備えも必要であるという課題があった。
さらに、バックアップ装置が同一地点にあれば上記RAIDと同様に災害・盗難などに対してデータの損失、紛失の危険性があり、逆に、バックアップデータをテープなどのメディアに移し、別の地点(例えば、外部倉庫)へ輸送し保管する場合は費用がかかる上、郵送業者や外部倉庫保存先でメディアの盗難・すり替え・紛失などの危険が指摘されているなどの課題も存在していた。
ネットワークを介してデータを分散させ、ネットワーク接続の情報装置にデータを分散配置する「分散ストレージシステム」の中にはサーバーを前提としているものがあるが、サーバーは、一般的にOS(Operating System)やハードウェアなどの導入、設置・構築、設定に高額な費用がかかり、構築後も障害監視や障害対応などに専門的技術者などの対応が必要のため運用費用がかかる上、保全するデータ量やアクセス数の増加に応じて適切に増設しなければならないなどの費用もかかる上、管理も難しいという課題があった。
また、サーバーにデータを保管してもそのデータの保全性自体が問題となるため、上記の記述したような課題のあるRAIDやバックアップ装置の使用が必要となるため、その点でも問題となった。
サーバーレスのネットワークシステムにおいては、オリジナルデータを分割した分割データがどの情報装置に配置したかなどの管理情報を保持する必要があり、これらを管理のために費用をかけ管理サーバーを用意する、あるいは管理情報を情報装置に保存するなどが行われているが、オリジナルデータの保全にはサーバーを使用しなくても管理情報の保全のためにサーバーを使用することは、前記サーバー使用時の問題点がそのまま残っており、また、情報装置に保管する場合は管理情報を情報装置の故障などで失ったときにオリジナルデータにアクセスできなくなる危険性があり、問題となっていた。
本発明による情報装置における特徴とするところは、データを冗長に分割するデータ分割手段と、前記データを一意に表すメタデータをもとにデータIDを算出するデータID算出手段と、前記データ分割手段で分割されたデータを配置する配置先の情報装置のノードIDを算出する配置先計算手段と、前記配置先の情報装置へ前記データ分割手段で分割されたデータを前記データIDと関連付けて送信するデータ送信手段と、前記配置先の情報装置に対してデータIDをもとに格納してある分割データを要求する格納データ送信要求手段と、前記配置先の情報装置から前記要求に応じて送信されてきた分割データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段により受信した一定数以上の分割データをもとに元のデータを復元するデータ統合手段と
を具備する情報装置で、であることを特徴とする。
また、本発明による情報装置における他の特徴とするところは、前記メタデータはデータの場所情報(フルパス名)、ユーザーID、装置固有IDのうち一つまたは複数の組み合わせであり、前記データID算出手段は、前記メタデータをもとに一方向関数でデータIDを決定し、前記配置先計算手段は、データIDをもとに一方向関数を複数回利用することにより配置先情報装置のノードIDを求め、前記データ送信手段は、ノードIDを保持する情報装置を分散ハッシュ法で検索し、検索した情報装置に対して送信する予定のデータ容量を知らせデータ送信の許可を求め、許可された場合はデータを送信し、許可されなかった場合は代替するノードIDをさらに検索し、前記データ分割手段は、しきい値秘密分散法を使用し、前記データ統合手段は、しきい値秘密分散法を使用するか前記データ分割手段は、リードソロモン符号化を使用し、前記データ統合手段は、リードソロモン符号化の消失訂正機能を使用することを特徴とする。
また、本発明による情報装置における他の特徴とするところは、ファイルシステムとは独立し、フォルダ、ファイルを階層的に管理するディレクトリィ構造である仮想ディレクトリィを管理し、仮想ディレクトリィ内のフォルダ、ファイルの作成、変更、移動、削除を管理し、仮想ディレクトリィの構造情報をディレクトリィメタデータとして記述し、ディレクトリィメタデータを読み込むことで仮想ディレクトリィの構築を行う仮想ディレクトリィ管理手段をさらに有することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、オリジナルデータは冗長分割されネットワーク接続された情報装置に分散されるので、分割されたデータが配置される情報装置1台あたりの信頼性が低くても分散されたデータの中から任意の必要な数を取得すれば、オリジナルデータが復元可能となるため、情報装置1台1台の信頼性向上のために余分な費用をかけることなく安全で非常に信頼性の高いデータ保全を図る効果が得られる。
また、本発明によれば、任意の必要な数の情報装置が稼動していれば、すべての情報装置が稼動している必要はないので、情報装置に対してリモートから電源投入装置などを備える必要もなく、信頼性が非常に高いデータ保全を図る効果が得られる。
また、本発明によれば、オリジナルデータを冗長分割するので、単に分割したオリジナルデータの複製をもつことと比較しデータの総容量が少なくて、信頼性が非常に高いデータ保全を図る効果が得られる。
また、本発明によれば、サーバー装置を備えることなく単純な情報装置だけで、分散ストレージシステムを構築できるので、サーバー装置の導入、設置・構築、設定にかける費用だけでなく、監視や障害対応などにかかる膨大な運用費用をかけることなく、信頼性が非常に高いデータ保全を図る分散ストレージシステムが構築できる効果が得られる。
また、本発明によれば、オリジナルデータのバックアップやリストアのための専用装置の導入、設置・構築、設定など手間をかけることなく、ネットワークに接続されている情報装置から同様にネットワークに接続されている複数の情報装置にオリジナルデータを分散配置することで安全なデータ保全を図る情報装置及び分散ストレージシステムおよび方法を提供することである。
また、本発明によれば、画面を操作するユーザーやデータを使用する上位のアプリケーションやサービスは、データ保全について意識することなくデータ保全ができる情報装置及び分散ストレージシステムおよび方法を提供する効果が得られる。
また、本発明によれば、分割された情報のオリジナルデータについての情報や分割されたデータがどこの情報装置に配置されているか、などの管理情報を持つ必要がないので、これらを管理する必要がなく、したがって管理サーバーなども必要がないため、管理情報を管理する費用や管理サーバーを構築、運用する費用を削減できるだけではなく、それらの管理情報を失ったときにオリジナルデータにアクセスできなくなる危険性を予め回避してあるので、信頼性の高いデータ保全ができる情報装置及び分散ストレージシステムおよび方法を提供する効果が得られる。
また、本発明によれば、データを分割配置された側の情報装置からは、送信元の情報装置がわからず、配置された分割データからは元データの情報は一切不明なためセキュリティ上すぐれた分散ストレージシステムおよび方法を提供する効果が得られる。
また、本発明によれば、ユーザー単位に仮想ディレクトリィをもち、仮想ディレクトリィをデータ化したディレクトリィメタデータについても冗長分割され分散配置されるので、ユーザーのもつデータだけでなく、ユーザーのもつディレクトリィ構造についても高い保全ができる情報装置及び分散ストレージシステムおよび方法を提供する効果が得られる。
<実施形態1>
<構成>
以下,図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は,本実施形態における情報装置の構成図である。同図において,100は情報装置である。101はオリジナルデータを冗長分割するデータ分割手段である。102はオリジナルデータのIDを算出するデータID計算手段である。103は分割されたデータの配置先である情報装置を算出する配置先計算手段である。104は分割されたデータを算出された情報装置するデータ送信手段である。104は格納データに対する送信要求に応じてデータ格納装置に格納されていた分割データを送信要求元の情報装置へ送信するデータ送信手段でもある。105は配置先情報装置に格納された分割データの情報装置100への送信要求を送信する格納データ送信要求手段である。106は配置先情報装置より送信された一定数以上の分割データをもとにオリジナルデータを復元するデータ統合手段である。107は配置先情報装置より送信された分割データを受信するデータ受信手段である。107はデータ格納のために送信されてきた分割データを受信するデータ受信手段でもある。108は他の情報装置が送信した分割データの受信データを情報装置100のデータ格納装置112へ格納するデータ格納手段である。109は他の情報装置が送信した格納データ送信要求を受信する格納データ送信要求受信手段である。110は格納データの取出し要求に応じて情報装置100のデータ格納装置112からデータを取出すデータ取出手段である。111は配置先情報装置として分割データの格納要求を受信するデータ格納要求受信手段である。112はデータを格納しておくデータ格納装置である。
図2は本発明の好適な実施の形態に係る情報装置の概略構成を示すブロック図である。図2において、201はCPUであり、ROM202、記憶装置203に格納された制御プログラムに基づいてCPUデバイスに接続された各デバイスを制御する。202はROMであり、各種の制御プログラムやデータを保持する。204はRAMでありCPU201のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。203は記憶装置であり、各種制御プログラムや各種データを保存する。205はネットワーク・インターフェースであり、他の情報装置等とネットワーク206を介して通信を行うことができる。207はCPUバスであり、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。CPU201に対する制御プログラムの提供は、ROM202、記憶装置203から行うこともできるし、ネットワーク206を介して他の情報装置等から行うこともできる。
<処理の手順>
次に本発明の一実施形態の処理手順についてフロー図を参照しながら説明する。なお、このフロー図は実施形態の一つであり、処理速度やメモリ消費量あるいは処理言語実装系を考慮し別のフローで実施することができることは言うまでもない。
図3は、本実施形態の情報装置ならびに分散ストレージシステムのフロー図である。
図3の情報装置100は、図1の情報装置100と同じである。図3中120は、ネットワークを示し、情報装置100はネットワーク120を通じて情報装置100-1、情報装置100-2、情報装置100-3及び情報装置100-Mと接続している。ネットワーク120は、有線、無線あるいはその混合でもなんら問題はなく、インターネットや社内LANなどの形態も問わない。ここで、Mは3以上の自然数であり、この分散ストレージシステムにおける情報装置の数に制限を加えるものではない。
また、情報装置100及び100-1,100-2、100-3、100-Mは、図1のソフトウェア構成を最低限備えているものであれば、PC(Personal Computer)、サーバー(Server)、複写装置、印刷装置、ディスプレィ装置、ファクシミリ装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ハードディスクレコーダ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、NAS(Network Attached Storage)などネットワーク接続可能な情報装置であればなんでも良いことは言うまでもない。上記情報装置はハードウェア形態によって制限されるものではなく、同一のハードウェア形態である必要もない。また、情報装置100が情報装置100-1、100-2、100-3、100-Mのいずれかの情報装置と物理的に同一であっても良い。
<データ送出し側装置 データ送出のフロー>
図3を使い情報装置100において、データ保全のために保全対象のオリジナルデータとオリジナルデータのメタデータを特定することで、データ保全のためにデータをネットワーク接続の情報装置100から情報装置100-1、100-2、100-3から100-Mに分散配置するフローについて説明する。
オリジナルデータのメタデータとはオリジナルデータについてのデータであり、ここではユーザーIDとオリジナルデータの場所情報(フルパス名)であるが、一意にデータを特定できれば良い。なお、ユーザーIDは、本提案の分散ストレージシステム内で一意であることが好ましい。
図3中データ分割手段101は、オリジナルデータをN個のデータに冗長分割する。ここでNは3以上の自然数である。冗長分割することでN個に分割されたデータの中から任意のK個の分割されたデータを集めることでオリジナルデータが復元可能となる。Kは1<K<Nの自然数である。冗長分割の分割方法は特に制限はないが、分割されたデータの総容量を抑えるため「しきい値秘密分散法」、特に「(k,L,n)しきい秘密分散法」(非特許文献1参照)あるいは「リード・ソロモン符号化」を使用することが最適である。
なお、冗長分割数N、復元必要数Kは一意に決めても良いし、データ単位に決定しても良いが、N=3、K=2という数では3台の情報装置のうち2台が何らかの理由でアクセスできなくなるとデータの復元ができなくなってしまう事態が発生してしまう。しかし、いたずらに数を増やすことはデータ分割、データ統合時の処理負荷が増えるなどの弊害も発生する。したがって、N=128、K=65などのある程度の余裕をもった数字が好ましいが、この数字はデータの保全性をどの程度にするかという目標値と情報装置1台あたりの故障率から計算可能である。
図3中データID計算手段102は、オリジナルデータのメタデータ(ユーザーID+場所情報(フルパス名))をもとにデータIDを算出し、データIDを分割されたデータの配置先におけるデータ名とする。
図3中配置先計算手段103は、さらにデータIDより配置先の情報装置のノードIDを算出する。具体的にここではさらに補足図 図4を用いるが、オリジナルデータのユーザーID+場所情報(フルパス名)401をもとにSHA-1などの一方向ハッシュ関数を使用し1回目のハッシュ値402を算出する。ここでは1回目のハッシュ値402は、データIDであり、すべての分割されたデータのデータ名とする。次いで、1回目のハッシュ値402を入力値として再度一方向ハッシュ関数を使用し2回目のハッシュ値403を算出する。ハッシュ値403は1個目の配置先情報装置のノードIDである。N個に分割されたデータを情報装置へ分散・配置するためN個の配置先情報装置ノードIDを算出する必要があるので、3回目以降のハッシュ値は、同様に前回算出したハッシュ値を入力値として一方向ハッシュ関数を使用し算出し、以上をN+1回繰り返し、分割されたデータのデータIDが一つと、各分割データの配置先情報装置のノードIDをN個算出する。
本実施形態における分散ストレージシステムは、情報装置1台1台に一意なノードIDをもつピア・ツー・ピア・ネットワーク(P2P:peer-to-peer)で構成されており、ハッシュ値をもとにそのノードIDをもつ情報装置、または、そのノードIDの代替をする情報装置を高速に見つけだす(Lookup)分散ハッシュ法(DHT:distributed hash table)を使用する。
情報装置1台1台に一意なノードIDを算出するハッシュ値の範囲とデータIDより配置先情報装置のノードIDを算出するハッシュ値の範囲は同じである。
図3中データ送信手段104は、データ分割手段101でN個に冗長分割されたデータに、配置先計算手段103で算出されたデータID(1回目のハッシュ値)をデータ名として、配置先計算手段103で算出されたN個のノードIDより分散ハッシュ法で該ノードIDの情報装置を見つけた配置先情報装置へ分割データの格納要求をN回送信する。
格納要求においては分割データの容量を同時に知らせることが好ましい。
該ノードIDの情報装置が見つからない場合や見つけたノードIDの情報装置のデータ格納装置に空き領域がないなどの理由でデータを受け入れることができない場合は代替ノードの情報装置へ送信を行うことが好ましい。次いで、データ送信手段104は、代替ノードIDを含めN個の配置先情報装置に対してN回分割データを送信することでこのフローは終了する。
以上がデータ保全のためにデータを冗長分割し、分割したデータを複数の情報装置へ分散配置するフローである。
なお、データ分割手段101の前後にオリジナルデータまたは分割データの圧縮、暗号化を行うことが好ましい。
また、配置先情報装置は、国、地域及びネットワークトポロジー的に集中していない方が好ましい。
<データ送出し側装置 データ回収・復元のフロー>
次に図3の情報装置100において、保全されているデータのメタデータ(ユーザーID+フルパス名)を特定することで分散配置された分割データを回収、統合しオリジナルデータを復元するフローについて説明する。
図3中データID計算手段102は、データ分散配置したときと同様オリジナルデータのメタデータ(ユーザーID+フルパス名)をもとにデータIDを算出し、これが分割されたデータの配置先におけるデータ名となっている。図3中配置先計算手段103は、データIDをもとにデータが分散配置されている情報装置のノードIDをN個算出する。データID及びノードIDの算出は分散配置するときと同様である(参照図4)。
図3中格納データ送信要求手段105はデータID計算手段102で算出されたデータIDについて、配置先計算手段103で算出されたノードIDをもつ情報装置に対して分散ハッシュ法で検索し、データ送信要求を行う。
図3中データ受信手段107は、格納データ送信要求手段105で要求したデータIDの分割データの受信を行う、その際受信したデータ名(データID)に送信元の情報装置のノードIDを付加しておくことが好ましい。
格納データ送信要求手段105とデータ受信手段107は、分割データがK個受信できた時点で処理を終了し、受信したK個の分割データを図3中データ統合手段106へ渡す。なお、格納データ送信要求手段105とデータ受信手段107は、データ統合処理の負荷などを考慮し、K+1個以上の分割データを受信してもかまわない。
分割データの受信は回線状況や配置先情報装置の状況によりもっとも高速に受信できる配置先情報装置から受信することが好ましい。
図3中データ統合手段106は、K個以上N個以下の分割データよりデータ分割手段101で行った分割方法における復元法を利用し、オリジナルデータを復元する。
「(k,L,n)しきい秘密分散法」を利用した場合は、復元に必要な数の分割データを集めれば、分割したデータのうちどの位置のデータが揃っていないかについての情報を必要としていないが、「リード・ソロモン符号化」を利用した場合は、復元のためには同符号化の消失訂正機能を使用するので、復元に必要な数の分割データを集め、さらにデータ名にデータIDに加え送信元の情報装置のノードIDが付加されていることで、どの位置の分割データが存在しないかを識別でき、データが復元される。
以上がデータ保全のために分散配置したデータを回収し復元するフローである。
<データ受入側装置 データ受入>
次に図3で情報装置100が分割されたデータを受信し、データを格納するフローについて説明する。
図3中情報装置100のデータ格納要求受信手段111は、ネットワーク120を通じて送信元である情報装置100-1から100-Mのいずれかの情報装置より、分割されたデータの格納要求を受ける。
データ格納要求受信手段111は、データ格納装置112の空き領域などをチェックし、データ格納の受入れ可否を送信元の情報装置へ回答する。
データの受入れを回答したときはデータが送信される。データ受入れを回答しない場合は、前述したように代替ノードIDの情報装置へ振り替えられる。
格納可を回答した場合は、データが送信されてくるので、図3中107データ受信手段により、送信されてきた分割データのデータ(データIDとデータ実体)を受取る。受取った分割データは図3中108データ格納手段により図3中112データ格納装置へ格納される。格納される際は、該分割データ実体は該データIDと関連付けて格納される。
なお、すでにデータ格納装置112に該データIDと同じIDが格納されている場合は、データ実体を上書き格納あるいは、既存のデータ実体を削除後に新たに受取ったデータ実体を格納してもかまわない。
以上が分散配置する分割データを受け入れる情報装置のフローである。
<データ受入側装置 データ送出>
次に図3で情報装置100が格納したデータの送信要求を受け、分割データを取出し、分割データを送信するフローを説明する。
図3中情報装置100の格納データ送信要求受信手段109は、ネットワーク120を通じて送信元である情報装置100-1から100-Mのいずれかの情報装置より、格納している分割データの送信要求を受ける。
図3中格納データ送信要求受信手段109は、送信要求された分割データのデータIDを受取りデータ取出手段110へ渡す。データ取出手段110はデータIDをもとに関連付けられて格納されている分割データをデータ格納装置112より取出し、取出した分割データはデータ送信手段104により、要求元の情報装置へ送信される。以上が分割データを格納している情報装置が送信要求を受け、分割データを送信するフローである。
<実施形態2>
<構成>
以下,図面を参照して本発明の別の一実施形態を詳細に説明する。図5は,本実施形態における情報装置の構成図である。同図において,100から112までは前記 実施形態1の図1と同じであり説明を略す。119は、仮想ディレクトリィ管理手段である。以下、図6中仮想ディレクトリィ管理手段119について補足図7を用いて説明する。
図7中1201はファイルシステムにおけるディレクトリィ構造を例示している。例示してあるのはWindows(登録商標)タイプのファイルシステムであり、Cドライブの下に「Documents and Settings」フォルダがあり、その下に「MyUser」フォルダがあり、またその下に「Data」フォルダがある構造となっている。なおここでは関係のないフォルダやドライブなどは表示していないが、この他にドライブやフォルダ、ファイルなどが存在してもかまわない。
仮想ディレクトリィとはファイルシステムと関連なく仮想ディレクトリィ手段119が管理するディレクトリィ構造であり図7中1202のように通常のファイルシステムと同様にフォルダ、ファイルを階層構造で管理しているディレクトリィ構造である。ディレクトリィ構造では各オブジェクト(フォルダ、ファイル)の名前と属性と実体及びオブジェクト間の階層関係を管理している。
つまり、仮想ディレクトリィにおいてもフォルダ名とフォルダ属性、ファイル名とファイル属性とファイルの実体、フォルダとフォルダの階層関係、フォルダとファイルの階層関係などを管理している。
仮想ディレクトリィ管理手段119は、具体的にはプログラムのAPIやWebサービスのインターフェイス、GUI、コマンド、ファイルシステムのカスタマイズあるいはデータの受け渡しにより仮想ディレクトリィを扱う方法を提供する。つまり、上位のプログラムは仮想ディレクトリィ管理手段119であるプログラムAPIやコマンドを利用し、通常のファイルシステムと同様に仮想ディレクトリィを扱うことができる。また、上位プログラムがGUIを備えていればユーザーが画面から仮想ディレクトリィの操作を行うこともできる。また、別の情報装置からWebサービスのインターフェイスを通じて例えばSOAP(Simple Object Access Protocol)を使い、仮想ディレクトリィを扱うこともできる。
また、仮想ディレクトリィ管理手段119は仮想ディレクトリィの構造をディレクトリィメタデータとしてデータ表現することができる。
図7中1203はディレクトリィメタデータの例であり、仮想ディレクトリィ管理手段119により図7中1202の仮想ディレクトリィ構造を表現している。逆に、仮想ディレクトリィ管理手段119はディレクトリィメタデータ1203をもとに仮想ディレクトリィの構造1202を構成することができる。
仮想ディレクトリィでは、仮想ディレクトリィ管理手段119を通じて仮想ディレクトリィ内のフォルダ、ファイルの作成、変更、移動、削除及びファイルの参照ができる。
また、仮想ディレクトリィでのフォルダの作成、移動、フォルダ名の変更、削除及びファイルの移動、ファイル名の変更は仮想ディレクトリィ管理手段119を通じてディレクトリィメタデータに反映する。
仮想ディレクトリィでのファイルの作成、ファイル内容の変更、ファイルの削除は仮想ディレクトリィ管理手段119を通じてディレクトリィメタデータに反映すると同時に実施形態1で示したのと同様のフローを通して他の情報装置と協調し処理する。
仮想ディレクトリィでのファイルの参照時は、仮想ディレクトリィ管理手段119を通じて実施形態1で示したのと同様のフローを通して他の情報装置と協調し処理する。
なお、仮想ディレクトリィは通常ユーザーが管理するためユーザーID単位に作成される。情報装置によってユーザー単位の管理をしない場合は装置単位で一つだけ仮想ディレクトリィを作り、管理する。以下の他の情報装置との協調を含めた手順について説明を行う。
<手順>
図6を用いて情報装置100において、ユーザーが新規作成された場合のフローについて説明する。
<仮想ディレクトリ新規作成のフロー>
図6中情報装置100においてユーザーIDが新規追加された場合は、ユーザーID142が新規ユーザーとして仮想ディレクトリィ管理手段119へ知らされことにより該ユーザー用のディレクトリィメタデータ141が作成される。該ユーザーの仮想ディレクトリィにはフォルダもファイルも存在しない状態なので、空のディレクトリィメタデータを作成する。
補足図10を用いて具体的に説明する。図10中ユーザーを新規作成後の仮想ディレクトリィの状態は1501であり、仮想ディレクトリィ管理手段119を通じてディレクトリィメタデータ1502の状態で作成され、これは図6中141のディレクトリィメタデータにあたる。
作成された図6中141ディレクトリィメタデータは、実施形態1と同様に図6中データ分割手段101により冗長分割される。
ディレクトリィメタデータのメタデータとしてユーザーID(ユーザー単位で管理しない場合は装置固有IDで良い)を使用し、図6中102データID計算手段によりディレクトリィメタデータのデータIDを算出し、実施形態1と同様にデータIDを分割されたデータの配置先におけるデータ名とする。図6中配置先計算手段103は、さらにデータIDより配置先の情報装置のノードIDを算出する。具体的にここではさらに補足図、図8を用いるが、ディレクトリィメタデータのユーザーID1301をもとにSHA-1などの一方向ハッシュ関数を使用し1回目のハッシュ値1302を算出する。1回目のハッシュ値1302は、ディレクトリィメタデータのデータIDとなる。次に、1回目のハッシュ値1302を入力値として再度一方向ハッシュ関数を使用し2回目のハッシュ値1303を算出する。ハッシュ値1303は1個目の配置先情報装置のノードIDである。以下実施形態1と同様に各分割データの配置先情報装置のノードIDをN個算出する。
なお、ディレクトリィメタデータにおける冗長分割数N、復元必要数Kは、ユーザーデータと同数でも良いし、ユーザーやシステム単位の設定値として事前に設定した値を使っても良いが、ディレクトリィメタデータの保全ができなくなると、すべてのユーザーデータの取得ができなくなるため、ユーザーデータよりより余裕をもった冗長化(例えばN=256、K=65など)が好ましいことは言うまでもない。
以下、実施形態1と同様に図6中データ送信手段104は、データ分割手段101でN個に冗長分割されたデータに、配置先計算手段103で算出されたデータIDをデータ名として、配置先計算手段103で算出されたN個のノードIDより分散ハッシュ法で該ノードIDの情報装置を見つけた配置先情報装置へ分割データの格納要求をN回送信する。
該ノードIDの情報装置が見つからない場合や見つけたノードIDの情報装置のデータ格納装置に空き領域がないなどの理由でデータを受け入れることができない場合は代替ノードの情報装置へ送信を行う。
データ送信手段104は、代替ノードIDを含めN個の配置先情報装置に対してN回分割データを送信することで当フローは終了する。
<仮想ディレクトリィ構築のフロー>
次に、図6を用いて情報装置100において、ユーザーが仮想ディレクトリィを操作可能な状態になる場合つまり、ディレクトリィメタデータを回収・復元し、仮想ディレクトリィを構築するフローについて説明する。
図6中119仮想ディレクトリィ管理手段は、ユーザーID142を受取り、該ユーザーIDをディレクトリィメタデータのメタデータとしてデータID計算手段102へ渡す。図6中データID計算手段102は、ディレクトリィメタデータのメタデータ(ユーザーID)をもとにデータIDを算出し、これが分割されたデータの配置先におけるデータ名となっている。配置先計算手段103は、データIDをもとにデータが分散配置されている情報装置のノードIDをN個算出する。
以下実施形態1と同様に図6中格納データ送信要求手段105はデータID計算手段102で算出されたデータIDについて、配置先計算手段103で算出されたノードIDをもつ情報装置に対して分散ハッシュ法で検索し、格納データ送信要求を行う。
図6中データ受信手段107は、格納データ送信要求手段105で要求したデータIDの分割データの受信を行う、その際受信したデータ名(データID)に送信元の情報装置のノードIDを付加しておくことが好ましい。
格納データ送信要求手段105とデータ受信手段107は、分割データがK個受信できた時点で処理を終了し、受信したK個の分割データを図6中データ統合手段106へ渡す。なお、格納データ送信要求手段105とデータ受信手段107は、データ統合処理の負荷などを考慮し、K+1個以上の分割データを受信してもかまわない。
図6中データ統合手段106は、K個以上N個以下の分割データよりデータ分割手段101で行った分割方法の復元法を利用し、ディレクトリィメタデータ141を復元する。
復元したディレクトリィメタデータ141は、図6中119仮想ディレクトリィ管理手段へ渡され、仮想ディレクトリィ管理手段119は、ディレクトリィメタデータ141を基に仮想ディレクトリィ143を構築する。
以上で仮想ディレクトリィが構築され、ユーザーが操作可能な状態となる。
なお、前記ユーザーは認証済みであることが好ましいことは言うまでもない。
<フォルダ新規作成のフロー>
次に、図6及び図10を用いて情報装置100において、ユーザーが仮想ディレクトリィに対してフォルダを新規作成する場合のフローについて説明する。
前記フローにおいて、仮想ディレクトリィがユーザーに対して操作可能な状態より説明を継続する。
ユーザーは、仮想ディレクトリィに対して場所(最初のフォルダかあるいはどのフォルダの下か)を指定し、また、フォルダの名称を指定し、フォルダの作成を仮想ディレクトリィ管理手段119へ知らすことにより、仮想ディレクトリィ管理手段119は仮想ディレクトリィの指定された場所に指定されたフォルダ名称のフォルダを作成し、さらに仮想ディレクトリィ管理手段119はディレクトリィメタデータ141についても同様に指定された場所に指定されたフォルダ名称のフォルダ情報を作成する。
補足図10を用いて具体的に説明する。図10中ユーザーを新規作成後の仮想ディレクトリィの状態は1501であり、ディレクトリィメタデータの状態は1502である。ユーザーが仮想ディレクトリィ内にフォルダ「A」を作成実行すると仮想ディレクトリィ1503の状態となり、仮想ディレクトリィ管理手段119を通じてディレクトリィメタデータは1504の状態となる。
これは図6中141のディレクトリィメタデータにあたり、ディレクトリィメタデータが更新されたので、仮想ディレクトリィ管理手段119は、ディレクトリィメタデータ保全のためユーザー新規作成時と同様に図6中データ分割手段101、データID計算手段102、配置先計算手段103、データ送信手段104により配置先情報装置へディレクトリィメタデータから分割されたデータを送信する。
<ファイル新規作成のフロー>
次に、図6及び図10を使い情報装置100において、ユーザーが仮想ディレクトリィに対してユーザーデータファイルを新規作成する場合のフローについて説明する。
前記フローにおいて、仮想ディレクトリィがユーザーに対して操作可能な状態で図10中1503の仮想ディレクトリィ状態であり、図10中1504のディレクトリィメタデータ状態から説明を継続する。
ユーザーは、仮想ディレクトリィに対して場所(どのフォルダの下か)を指定し、ユーザーデータファイル140を指定し、仮想ディレクトリィ内での作成を仮想ディレクトリィ管理手段119へ知らされることにより、仮想ディレクトリィ管理手段119は仮想ディレクトリィの指定された場所にユーザーデータファイル名称のファイルを作成し、ユーザーID、パス名、ファイル作成日時をメタデータとしてデータID計算手段102へ知らせ、仮想ディレクトリィ管理手段119はデータID計算手段102よりデータIDを受取り、ディレクトリィメタデータ141の指定されたファイルを作成する場所にファイル名称を作成し、同時にファイル名称と関連付けデータIDを作成する。
補足図10を用いて具体的に説明する。図10中フォルダ「A」作成後の仮想ディレクトリィの状態は1503であり、ディレクトリィメタデータの状態は1504である。ユーザーが仮想ディレクトリィ内のフォルダ「A」下にユーザーデータファイル140としてファイル「X」を作成実行すると仮想ディレクトリィ1505の状態となり、ファイル「X」をフォルダ「A」の下に記述したディレクトリィメタデータは1506の状態となる。
仮想ディレクトリィ管理手段119は、ユーザーID(ここでは「MyUser」)とファイル「X」のパス名(ここでは「A\X」)とファイル作成日時(ここでは200412211904)をメタデータとしてデータID計算手段102へ渡す。データID計算手段102は、上記メタデータより一方向ハッシュ関数を使用しデータIDを求め、求めたデータIDは仮想ディレクトリィ管理手段119へ返す。
仮想ディレクトリィ管理手段119はデータID計算手段102からデータIDを受取りディレクトリィメタデータのファイル「X」のデータIDとして追加記述し、ディレクトリィメタデータは1507の状態となる。
これが図6中ディレクトリィメタデータ141となり、ディレクトリィメタデータ141が更新されたので、仮想ディレクトリィ管理手段119は、ディレクトリィメタデータ保全のためにユーザー新規作成時と同様に図6中データ分割手段101、データID計算手段102、配置先計算手段103、データ送信手段104により配置先情報装置へディレクトリィメタデータから分割されたデータを送信する。
また、ユーザーデータが新規作成されたので、仮想ディレクトリィ管理手段119は、ユーザーデータ保全のために先に計算したデータIDを使用し、図6中データ分割手段101、配置先計算手段103、データ送信手段104により配置先情報装置へユーザーデータから分割されたデータを送信する。
以上で更新されたディレクトリィメタデータと新規作成されたユーザーデータファイルは各々別々に複数の配置先情報装置に分散・配置されデータが保全される。
<ファイル移動のフロー>
次に、図6及び図11を使い情報装置100において、ユーザーが仮想ディレクトリィに対してユーザーデータファイルの場所を移動する場合のフローについて説明する。
前記フローにおいて、仮想ディレクトリィがユーザーに対して操作可能な状態で図10中1505の仮想ディレクトリィ状態である。ここで、図10中1507のディレクトリィメタデータ状態からさらにフォルダ「A」下にフォルダ「B」を追加する(フォルダ「B」の追加についての説明は省略する)と図11中仮想ディレクトリィが1601の状態、図11中ディレクトリィメタデータが1602の状態となり、ここから説明を行う。
ユーザーは、仮想ディレクトリィに対してユーザーデータファイルを指定し、移動を指示すると仮想ディレクトリィ管理手段119へ移動指示が知らされることにより、仮想ディレクトリィ内におけるユーザーデータファイルは、指示された移動先に移動する。仮想ディレクトリィ管理手段119はディレクトリィメタデータ141における該ユーザーデータファイルの情報を指示された移動先にそのまま移動して記述する。
補足図11用いて具体的に説明する。図11中フォルダ「B」作成後の仮想ディレクトリィの状態は1601であり、ディレクトリィメタデータの状態は1602ある。ユーザーが仮想ディレクトリィ内フォルダ「A」下のファイル「X」を、フォルダ「A」下フォルダ「B」下へ移動実行すると仮想ディレクトリィ1603の状態となり、仮想ディレクトリィ管理手段119を通じてファイル「X」をフォルダ「B」下に記述したディレクトリィメタデータは1604の状態となる。
ディレクトリィメタデータが更新されたので、仮想ディレクトリィ管理手段119は、ディレクトリィメタデータ保全のためにユーザー新規作成時と同様に図6中データ分割手段101、データID計算手段102、配置先計算手段103、データ送信手段104により配置先情報装置へディレクトリィメタデータから分割されたデータを送信する。
ユーザーデータファイルのメタデータの一部であるパス名は変更されているが、ユーザーデータファイルが一度作成後は、ユーザーデータファイルのデータIDをディレクトリィメタデータに保持することでユーザーデータファイル内容自体に変更がない単なる移動の場合は、分割され分散配置されているデータに対しては何ら変更などをする必要はなく、ディレクトリィメタデータだけを更新すればよい。
<ファイル参照・取得のフロー>
次に、図6及び図11を使い情報装置100において、ユーザーが仮想ディレクトリィ内のユーザーデータファイルを参照・取得する場合のフローについて説明する。
前記フローにおいて、図11中仮想ディレクトリィが1603の状態であり、図11中ディレクトリィメタデータが1604の状態であった。
ユーザーが該情報装置において仮想ディレクトリィを構築していない状態から仮想ディレクトリィを構築する手順は、上記「仮想ディレクトリィ構築のフロー」についての説明の通りである。
したがってここでは、図11中仮想ディレクトリィが1603の状態であり、図11中ディレクトリィメタデータが1604の状態より、ユーザーがユーザーデータファイル「X」を参照するフローを説明する。
ユーザーは、仮想ディレクトリィに対してユーザーデータファイルを指定し、参照・取得を指示すると仮想ディレクトリィ管理手段119へ参照・取得指示が知らされることにより、仮想ディレクトリィ内におけるユーザーデータファイルは、分割・分散されたデータを回収・統合し、ユーザーに返す。
補足図11用いて具体的に説明する。
ユーザーが仮想ディレクトリィ内フォルダ「A」下フォルダ「B」下のファイル「X」を参照実行すると仮想ディレクトリィ管理手段119は図11中ディレクトリィメタデータ1604のフォルダ「A」下フォルダ「B」下該ファイル「X」のデータID(DataID)を取得する。
図6中119仮想ディレクトリィ管理手段は、前記取得した参照・取得対象ユーザーデータファイルのデータIDを配置先計算手段103へ渡す。配置先計算手段103は、データIDをもとにデータが分散配置されている情報装置のノードIDをN個算出する。
以下実施形態1と同様に図6中格納データ送信要求手段105、データ受信手段107、データ統合手段106により該データIDの参照・取得対象ユーザーデータファイル140を復元し、仮想ディレクトリィ管理手段119へ渡す。仮想ディレクトリィ管理手段119は、該ユーザーデータファイル140をユーザーへ渡すことでユーザーは指定のファイルを参照・取得する。
本発明の一実施形態による情報装置のモジュール構成図 本発明の一実施形態における情報装置のブロック図 本発明の一実施形態においてフローを示す図 本発明の一実施形態においてデータIDとノードIDの算出図 本発明の一実施形態における情報装置のブロック図 本発明の一実施形態においてフローを示す図 本発明の一実施形態において仮想ディレクトリィとディレクトリィメタデータの関係図 本発明の一実施形態においてデータIDとノードIDの算出図 本発明の一実施形態においてデータIDとノードIDの算出図 本発明の一実施形態において仮想ディレクトリィとディレクトリィメタデータの変遷を示す図 本発明の一実施形態において仮想ディレクトリィとディレクトリィメタデータの変遷を示す図
符号の説明
100 情報表示装置
101 データ分割手段
102 データID計算手段
103 配置先計算手段
104 データ送信手段
105 格納データ送信要求手段
106 データ統合手段
107 データ受信手段
108 データ格納手段
109 格納データ送信要求受信手段
110 データ取出手段
111 データ格納要求受信手段
112 データ格納装置
119 仮想ディレクトリィ管理手段
120 ネットワーク
130 オリジナルデータ
131 オリジナルデータのメタデータ
140 ユーザーデータ
141 ディレクトリィメタデータ
142 ユーザーID
143 仮想ディレクトリィ
201 CPU
202 ROM
203 HDD
204 RAM
205 ネットワーク・インターフェース
206 ネットワーク
207 CPUバス
401 オリジナルデータのメタデータ
402 オリジナルデータのデータID
403 オリジナルデータの1個目の配置先ノードID
404 オリジナルデータの2個目の配置先ノードID
405 オリジナルデータの3個目の配置先ノードID
406 オリジナルデータの4個目の配置先ノードID
407 オリジナルデータのN個目の配置先ノードID
1201 ファイルシステムのデイレクトリィ
1202 仮想ディレクトリィ
1203 ディレクトリィメタデータ
1301 ディレクトリィメタデータのメタデータ
1302 ディレクトリィメタデータのデータID
1303 ディレクトリィメタデータの1個目の配置先ノードID
1401 ユーザーデータのメタデータ
1402 ユーザーデータのデータID
1403 ユーザーデータの1個目の配置先ノードID
1501 ユーザー新規作成状態の仮想ディレクトリィ
1502 ユーザー新規状態のディレクトリィメタデータ
1503 フォルダ作成状態の仮想ディレクトリィ
1504 フォルダ作成状態のディレクトリィメタデータ
1505 ファイル作成状態の仮想ディレクトリィ
1506 ファイル作成状態のディレクトリィメタデータ
1507 作成ファイルにデータIDを付加した状態のディレクトリィメタデータ
1601 フォルダ移動前状態の仮想ディレクトリィ
1602 フォルダ移動前状態のディレクトリィメタデータ
1603 フォルダ移動後状態の仮想ディレクトリィ
1604 フォルダ移動後状態のディレクトリィメタデータ

Claims (15)

  1. ネットワークに接続可能でありかつネットワーク上で一意に決定されるノードIDを保持する情報装置において、
    データを冗長に分割するデータ分割手段と、
    前記データを一意に表すメタデータをもとにデータIDを算出するデータID算出手段と、
    前記データ分割手段で分割されたデータを配置する配置先の情報装置のノードIDを算出する配置先計算手段と、
    前記配置先の情報装置へ前記データ分割手段で分割されたデータを前記データIDと関連付けて送信するデータ送信手段と、
    前記配置先の情報装置に対してデータIDをもとに格納してある分割データを要求する格納データ送信要求手段と、
    前記配置先の情報装置から前記要求に応じて送信されてきた分割データを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段により受信した一定数以上の分割データをもとに元のデータを復元するデータ統合手段と、
    を具備する情報装置。
  2. 請求項1記載の情報装置において、
    前記メタデータは
    データの場所情報(フルパス名)、ユーザーID、装置固有IDのうち一つまたは複数の組み合わせから成ることを特徴とする情報装置。
  3. 請求項1乃至2記載の情報装置の前記データID算出手段において、
    データIDは、前記メタデータをもとに一方向関数で決定することを特徴とする情報装置。
  4. 請求項1乃至3の前記情報装置の前記配置先計算手段において、
    配置先情報装置のノードIDは、データIDをもとに一方向関数を複数回利用することにより求めることを特徴とする情報装置。
  5. 請求1乃至4の前記情報装置の前記データ送信手段において、
    前記配置先計算手段において求めた配置先情報装置のノードIDから、ネットワークに接続されノードIDを保持する情報装置を分散ハッシュ法で検索し、
    検索した情報装置に対して送信する予定のデータ容量を知らせデータ送信の許可を求め、
    許可された場合はデータを送信し、
    許可されなかった場合は代替するノードIDをさらに検索することを特徴とする情報装置。
  6. 請求1乃至5の前記情報装置の前記データ分割手段において、
    データを冗長分割するためにしきい値秘密分散法を使用し、
    前記情報装置の前記データ統合手段において分割されたデータから元のデータを復元するために同じ閾値秘密分散法を使用することを特徴とする情報装置。
  7. 請求1乃至5記載の情報装置の前記データ分割手段において、
    データを冗長分割するためにリードソロモン符号化を使用し、
    前記情報装置の前記データ統合手段において分割されたデータから元のデータを復元するために同じリードソロモン符号化の消失訂正機能を使用することを特徴とする情報装置。
  8. ネットワークに接続可能でありかつネットワーク上で一意に決定されるノードIDを保持する情報装置において、
    他の情報装置からのデータ格納要求に対してデータ格納装置の領域に応じて格納の許認可を返すデータ格納要求受信手段と、
    他の情報装置から送信されてきたデータIDと関連するデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段で受信したデータをデータIDとデータ実体で関連付けてデータ格納装置へ格納するデータ格納手段と、
    他の情報装置からのデータIDを含む格納データ送信要求を受信する格納データ送信要求受信手段と
    前記格納データ送信要求受信手段で受信したデータIDをもとにデータ格納装置からデータ実体を取出するデータ取出手段と、
    前記データ取出手段で取出したデータを前記格納データ送信要求受信手段で受信した情報装置に対して送信するデータ送信手段と、
    データをデータIDとデータ実体で関連付けて格納するデータ格納装置からなる情報装置。
  9. データ保全のために
    データを冗長に分割し、
    データを一意に示すデータのメタデータをもとにデータIDを算出し、
    データIDより配置先情報装置のノードIDをデータ分割数分算出し、
    分割されたデータを算出されたノードIDをもつネットワーク接続中の配置先情報装置へ送信し、
    データを保全する方法。
  10. 前記請求項9の配置先情報装置は前記請求項8の情報装置であることを特徴とするデータ保全方法。
  11. 請求項1乃至7の情報装置と請求項8の情報装置とがネットワークを介して接続され、
    請求項1乃至7記載の情報装置内のデータを請求項8記載の情報装置へ分散し配置することで、データの保全を図ることを特徴とする分散ストレージシステム。
  12. ファイルシステムとは独立し、フォルダ、ファイルを階層的に管理するディレクトリィ構造である仮想ディレクトリィを管理し、
    仮想ディレクトリィ内のフォルダ、ファイルの作成、変更、移動、削除を管理し、
    仮想ディレクトリィの構造情報をディレクトリィメタデータとして記述し、
    ディレクトリィメタデータを読み込むことで仮想ディレクトリィの構築を行う
    仮想ディレクトリィ管理手段をさらに有する前記請求項1乃至7の情報装置。
  13. 請求項12記載の前記仮想ディレクトリィ管理手段が管理する仮想ディレクトリィはユーザー単位であることを特徴とする情報装置。
  14. 請求項12記載の前記仮想ディレクトリィ管理手段が管理する仮想ディレクトリィは情報装置単位であることを特徴とする情報装置。
  15. 請求項1乃至8記載の情報装置において、
    ネットワーク上で一意に決定されるノードIDはIP(Internet Protocol)アドレスか、またはIPアドレスがプライベートアドレスならばグローバルアドレスまでのデフォルトゲートウェイを辿りそれらのIPアドレスの組み合わせか、または装置固有IDであるMAC(Media Access Control)アドレスを、もとに一方向関数によって決定されることを特徴とする情報装置。
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