JP2007072911A - マウス装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 マウス装置自体の操作性を軽くして、長時間の操作によっても手や腕が疲れないようにする。
【解決手段】 ファン5は、筐体内に設けられ、底部側から外部に向けて風力を発生させる装置である。ファン5の回転数、すなわち風力を予め設定されている初期値に設定する。そして、所定のタイマをセットする。光学式移動検知装置7によりマウス移動を検知したときは、その移動量を判断し、この移動量等に応じてファン5の回転数を設定する。ボタン8の押下を検知したときは、ファン5の風力を現在より下げて、そうでないときは、ファン5の風力を現在のものに維持する。前述のタイマのセットされた所定時間が経過したときは、ファン5を停止する。
【選択図】 図2
【解決手段】 ファン5は、筐体内に設けられ、底部側から外部に向けて風力を発生させる装置である。ファン5の回転数、すなわち風力を予め設定されている初期値に設定する。そして、所定のタイマをセットする。光学式移動検知装置7によりマウス移動を検知したときは、その移動量を判断し、この移動量等に応じてファン5の回転数を設定する。ボタン8の押下を検知したときは、ファン5の風力を現在より下げて、そうでないときは、ファン5の風力を現在のものに維持する。前述のタイマのセットされた所定時間が経過したときは、ファン5を停止する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ等のコンピュータ機器等に接続するポインティングデバイスとしてのマウス装置に関するものである。
コンピュータ機器のポインティングデバイスとしてマウス装置が普及している。マウス装置は、頻繁にかつ小刻みに移動させて使用されることが多い。また、マウス装置は、移動するのと共に指でボタン等も操作せねばならない為、人間の手の大きさに見合ったある程度の適切な大きさが必要となる。
このようなマウス装置を使用するのに際して、快適性やメンテナンス性を向上させる為に、使用者の手の発汗を抑える目的で、あるいは、マウスローラの転がりが悪くならないように掃除機能をつける目的で、ファンを内蔵する技術が知られている(特許文献1、2)。
また、特許文献3のように、ファンを内蔵することによってマウス装置内部を排熱する技術も提案されている。
特開2001−296968公報
特開2001−117716公報
実用新案登録第3093265号
このようなマウス装置を使用するのに際して、快適性やメンテナンス性を向上させる為に、使用者の手の発汗を抑える目的で、あるいは、マウスローラの転がりが悪くならないように掃除機能をつける目的で、ファンを内蔵する技術が知られている(特許文献1、2)。
また、特許文献3のように、ファンを内蔵することによってマウス装置内部を排熱する技術も提案されている。
このように、マウス装置の快適性やメンテナンス性を向上させる技術は知られているが、ファンを搭載することにより操作性を軽くするための技術はあまり知られていない。
従来、マウス装置の操作性を向上させるための技術としては、滑りやすい材質のフィルムをマウス装置の底面に貼ることが知られている程度であった。
そこで、マウス装置自体、ある程度の重量を有するため、長時間マウス装置を使用していると手や腕が疲れがちであるので、マウス装置自体の操作性を軽くできるようにしたい。
この点、特許文献1〜3のマウス装置内部にファンを設けた技術では、使用者の手の発汗を抑え、マウスローラの転がりを良くし、マウス装置内部を排熱するなどの効果は奏することができるかもしれないが、ファンを設けた位置や、その送風の風向きなどのために、マウス装置自体の操作性を軽くして、長時間の操作によっても手や腕が疲れないようにすることはできない。
そこで、本発明も目的は、マウス装置自体の操作性を軽くして、長時間の操作によっても手や腕が疲れないようにすることである。
従来、マウス装置の操作性を向上させるための技術としては、滑りやすい材質のフィルムをマウス装置の底面に貼ることが知られている程度であった。
そこで、マウス装置自体、ある程度の重量を有するため、長時間マウス装置を使用していると手や腕が疲れがちであるので、マウス装置自体の操作性を軽くできるようにしたい。
この点、特許文献1〜3のマウス装置内部にファンを設けた技術では、使用者の手の発汗を抑え、マウスローラの転がりを良くし、マウス装置内部を排熱するなどの効果は奏することができるかもしれないが、ファンを設けた位置や、その送風の風向きなどのために、マウス装置自体の操作性を軽くして、長時間の操作によっても手や腕が疲れないようにすることはできない。
そこで、本発明も目的は、マウス装置自体の操作性を軽くして、長時間の操作によっても手や腕が疲れないようにすることである。
請求項1に記載の発明は、底部側から外部に向けて風力を発生させるファンを備えているマウス装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマウス装置において、前記風力の大きさを調節する調節手段をさらに備えている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のマウス装置において、マウス移動の方向と移動量を検出する移動検知手段をさらに備え、前記調節手段は、前記移動検知手段の検出に基づくマウス移動の移動量又は単位時間当たりの移動頻度に応じて前記調節を行う。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のマウス装置において、マウス移動の方向と移動量を検出する移動検知手段をさらに備え、前記調節手段は、前記移動検知手段の検出に基づいてマウス移動があって後停止したことを検知したときは前記ファンの風力を下げる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のマウス装置において、クリックするボタンをさらに備え、前記調節手段は、前記ボタンの押下を検出したときは前記風力を現在の大きさより小さくする。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載のマウス装置において、前記調節手段は、マウス移動又は前記押下が予め設定された一定時間の間検知されないときには前記風力を現在の大きさより小さくする又は前記ファンを停止する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマウス装置において、前記風力の大きさを調節する調節手段をさらに備えている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のマウス装置において、マウス移動の方向と移動量を検出する移動検知手段をさらに備え、前記調節手段は、前記移動検知手段の検出に基づくマウス移動の移動量又は単位時間当たりの移動頻度に応じて前記調節を行う。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のマウス装置において、マウス移動の方向と移動量を検出する移動検知手段をさらに備え、前記調節手段は、前記移動検知手段の検出に基づいてマウス移動があって後停止したことを検知したときは前記ファンの風力を下げる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のマウス装置において、クリックするボタンをさらに備え、前記調節手段は、前記ボタンの押下を検出したときは前記風力を現在の大きさより小さくする。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載のマウス装置において、前記調節手段は、マウス移動又は前記押下が予め設定された一定時間の間検知されないときには前記風力を現在の大きさより小さくする又は前記ファンを停止する。
請求項1に記載の発明によれば、ファンが発生させる空気の気流がマウス底面下の密閉空間内に吹き出すことにより、当該密閉空間内の空気の密度が増して空気を外に追い出そうとする力が働く。このことにより、机上面やマウスパッド等に対してマウス装置を押し上げる力を発生させる。マウス装置底面下の空間に吹き付けられて、マウス装置が置かれている机上面やマウスパット等を押す力が発生する。この下方向に押しつける力の作用によって、マウス装置自体が机面等に対して押し上げられる反作用力が働くようになり、この力は、マウス装置自体に働く重力に対して逆向きの上方向への力として働くので、マウス装置を浮き上がらせることに力を発生させることになる。このように、マウス装置自体の重量が小さくなるのと同じ効果が生じることにより、マウス装置自体を横に移動しやすくなり、マウス装置自体の操作性を軽く感じ、手や腕にかかる負担を軽減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ファンが発生する風力の大きさをコントロールすることにより、マウス装置が押し上げられる力の大きさを変え、使用者の好みに応じた適切な操作性が得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、マウス装置の移動量や移動頻度が多い時にはファンの風力を上げて、マウス装置の移動量や移動頻度が少ない時にはファンの風力を下げる、といったような制御を行うことにより、マウス装置を頻繁に動かす時には、マウス装置を動かすのに必要な力がより小さくてすむようにして、操作者の手や腕にかかる負担をより少なくすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、マウス装置が移動して、さらにその移動が停止したことを検知した時はファンの風力を下げるような制御を行うことにより、操作者が意図しない時にマウス装置が移動しやすくなってしまうことを防ぐことができる。
請求項5に記載の発明によれば、マウス装置のボタンを押下したことが検知された時はファンの風力を下げることにより、操作者が意図しない時にマウス装置が移動しやすくなってしまうことを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明によれば、マウス装置の移動やボタンの押下の操作が一定時間の間にわたって検知されない時には、ファンを停止するかあるいは低速回転にすることにより、無駄な電力を消費しないようにすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ファンが発生する風力の大きさをコントロールすることにより、マウス装置が押し上げられる力の大きさを変え、使用者の好みに応じた適切な操作性が得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、マウス装置の移動量や移動頻度が多い時にはファンの風力を上げて、マウス装置の移動量や移動頻度が少ない時にはファンの風力を下げる、といったような制御を行うことにより、マウス装置を頻繁に動かす時には、マウス装置を動かすのに必要な力がより小さくてすむようにして、操作者の手や腕にかかる負担をより少なくすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、マウス装置が移動して、さらにその移動が停止したことを検知した時はファンの風力を下げるような制御を行うことにより、操作者が意図しない時にマウス装置が移動しやすくなってしまうことを防ぐことができる。
請求項5に記載の発明によれば、マウス装置のボタンを押下したことが検知された時はファンの風力を下げることにより、操作者が意図しない時にマウス装置が移動しやすくなってしまうことを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明によれば、マウス装置の移動やボタンの押下の操作が一定時間の間にわたって検知されない時には、ファンを停止するかあるいは低速回転にすることにより、無駄な電力を消費しないようにすることができる。
以下、発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本実施形態のマウス装置の底面部の斜視図、図2は縦断面図である。
図1、図2に示すように、マウス装置1は、底面筐体2とカバー筐体3からなる筐体構造である。カバー筐体3には外部から空気を取り入れる吸気口4が設けられている。筐体内には、マウス装置1を制御する制御基板6、マウス移動の方向や距離を検出する光学式移動検知装置(移動検知手段)7を内蔵している。操作ボタン8はクリック操作を行うボタンであり、信号ケーブル9はコンピュータ機器20(図3参照)にマウス装置1を接続するケーブルである。
マウス装置1は、光学式移動検知装置7及びコントローラ11によって、移動の方向と移動量を検出して、信号ケーブル9を介してその情報をコンピュータ機器20に送る。
コンピュータ装置20はパソコン等の汎用のコンピュータであり、マウス装置からのマウスポインタを移動するための信号やマウス装置のボタンの操作信号を受けて、画面上のマウスポインタの移動や対象の選択処理、実行処理等を行う。なお、ここでは光学式のマウス装置を例にしたが、ボール式のものでもよい。また、信号ケーブルのないワイヤレス方式のものでもよい。
ファン5は、筐体内に設けられ、底部側から外部に向けて風力を発生させる。ファン5は、ファンモータとそのファンモータによって回転するフィン(羽根)を有しており、吸気口4より空気を吸い込んで、底部下の外部に向けて吸気口4より吸い込んだ空気を排出する。図2の矢印Aは、ファン5によって発生した空気の流れを示すものである。
図1は本実施形態のマウス装置の底面部の斜視図、図2は縦断面図である。
図1、図2に示すように、マウス装置1は、底面筐体2とカバー筐体3からなる筐体構造である。カバー筐体3には外部から空気を取り入れる吸気口4が設けられている。筐体内には、マウス装置1を制御する制御基板6、マウス移動の方向や距離を検出する光学式移動検知装置(移動検知手段)7を内蔵している。操作ボタン8はクリック操作を行うボタンであり、信号ケーブル9はコンピュータ機器20(図3参照)にマウス装置1を接続するケーブルである。
マウス装置1は、光学式移動検知装置7及びコントローラ11によって、移動の方向と移動量を検出して、信号ケーブル9を介してその情報をコンピュータ機器20に送る。
コンピュータ装置20はパソコン等の汎用のコンピュータであり、マウス装置からのマウスポインタを移動するための信号やマウス装置のボタンの操作信号を受けて、画面上のマウスポインタの移動や対象の選択処理、実行処理等を行う。なお、ここでは光学式のマウス装置を例にしたが、ボール式のものでもよい。また、信号ケーブルのないワイヤレス方式のものでもよい。
ファン5は、筐体内に設けられ、底部側から外部に向けて風力を発生させる。ファン5は、ファンモータとそのファンモータによって回転するフィン(羽根)を有しており、吸気口4より空気を吸い込んで、底部下の外部に向けて吸気口4より吸い込んだ空気を排出する。図2の矢印Aは、ファン5によって発生した空気の流れを示すものである。
図3は、マウス装置1の電気的な接続を示すブロック図である。コントローラ11は1チップマイコン、すなわち、ROMやRAMを備えた1チップのマイクロプロセッサであり、各部を集中的に制御する。すなわち、マウス装置1の光学式移動検知装置7からの信号、操作ボタン8からの信号に基づく信号を、信号ケーブル9を経由してコンピュータ機器20に送信する。また、コンピュータ機器20から制御コマンドを送り、そのコマンドに対しての応答を返したりする。また、後述のとおりファン5を駆動制御する。
インターフェイス回路13は、コンピュータ機器20と通信を行うときの通信インターフェイスとなる。
ファン5はコンピュータ機器20から供給されるDC電源によって駆動する。電源回路14は、コンピュータ装置20から信号ケーブル9を介して供給される電源電圧をコントローラ11及びファン5に必要となる安定化された電圧に変換する。ドライバ回路12はファン5を駆動する回路であり、ファン5に供給する電圧を変化させることによってファン5の回転速度を変化させることができる。
インターフェイス回路13は、コンピュータ機器20と通信を行うときの通信インターフェイスとなる。
ファン5はコンピュータ機器20から供給されるDC電源によって駆動する。電源回路14は、コンピュータ装置20から信号ケーブル9を介して供給される電源電圧をコントローラ11及びファン5に必要となる安定化された電圧に変換する。ドライバ回路12はファン5を駆動する回路であり、ファン5に供給する電圧を変化させることによってファン5の回転速度を変化させることができる。
次に、コントローラ11が実行するファン5の制御について説明する。図4は、マウス装置1が実行する処理のフローチャートである。
まず、コンピュータ機器20の電源がオンとなって、マウス装置1に通電されることにより、コントローラ11は、図4の処理を開始する。すなわち、まず、マウス装置1を初期化し(ステップS1)、コンピュータ機器20とマウス装置1との通信を開始し(ステップS2)、ファン5の回転数、すなわち風力を予め設定されている初期値に設定する(ステップS3)。
そして、所定のタイマをセットする(ステップS4)。光学式移動検知装置7によりマウス移動を検知したときは(ステップS5のY)、その移動量(あるいは単位時間当たりの移動頻度)を判断し(ステップS6)、この移動量等に応じてファン5の回転数を設定する(ステップS7)。
このように、ファン5が発生させる空気の気流がマウス装置1底面下の密閉空間内に吹き出すことにより、当該密閉空間内の空気の密度が増して空気を外に追い出そうとする力が働く。このことにより、机上面やマウスパッド等に対してマウス装置1を押し上げる力を発生させる。マウス装置1底面下の空間に吹き付けられて、マウス装置1が置かれている机上面やマウスパット等を押す力が発生する。この下方向に押しつける力の作用によって、マウス装置1自体が机面等に対して押し上げられる反作用力が働くようになり、この力は、マウス装置1自体に働く重力に対して逆向きの上方向への力として働くので、マウス装置1を浮き上がらせることに力を発生させることになる。このように、マウス装置1自体の重量が小さくなるのと同じ効果が生じることにより、マウス装置1自体を横に移動しやすくなり、マウス装置1自体の操作性を軽く感じ、手や腕にかかる負担を軽減することができる。
しかも、マウス装置の移動量や移動頻度が多い時にはファン5の風力を上げて、マウス装置1の移動量や移動頻度が少ない時にはファン5の風力を下げる、といったような制御を行うことにより、マウス装置1を頻繁に動かす時には、マウス装置1を動かすのに必要な力がより小さくてすむようにして、操作者の手や腕にかかる負担をより少なくすることができる。
まず、コンピュータ機器20の電源がオンとなって、マウス装置1に通電されることにより、コントローラ11は、図4の処理を開始する。すなわち、まず、マウス装置1を初期化し(ステップS1)、コンピュータ機器20とマウス装置1との通信を開始し(ステップS2)、ファン5の回転数、すなわち風力を予め設定されている初期値に設定する(ステップS3)。
そして、所定のタイマをセットする(ステップS4)。光学式移動検知装置7によりマウス移動を検知したときは(ステップS5のY)、その移動量(あるいは単位時間当たりの移動頻度)を判断し(ステップS6)、この移動量等に応じてファン5の回転数を設定する(ステップS7)。
このように、ファン5が発生させる空気の気流がマウス装置1底面下の密閉空間内に吹き出すことにより、当該密閉空間内の空気の密度が増して空気を外に追い出そうとする力が働く。このことにより、机上面やマウスパッド等に対してマウス装置1を押し上げる力を発生させる。マウス装置1底面下の空間に吹き付けられて、マウス装置1が置かれている机上面やマウスパット等を押す力が発生する。この下方向に押しつける力の作用によって、マウス装置1自体が机面等に対して押し上げられる反作用力が働くようになり、この力は、マウス装置1自体に働く重力に対して逆向きの上方向への力として働くので、マウス装置1を浮き上がらせることに力を発生させることになる。このように、マウス装置1自体の重量が小さくなるのと同じ効果が生じることにより、マウス装置1自体を横に移動しやすくなり、マウス装置1自体の操作性を軽く感じ、手や腕にかかる負担を軽減することができる。
しかも、マウス装置の移動量や移動頻度が多い時にはファン5の風力を上げて、マウス装置1の移動量や移動頻度が少ない時にはファン5の風力を下げる、といったような制御を行うことにより、マウス装置1を頻繁に動かす時には、マウス装置1を動かすのに必要な力がより小さくてすむようにして、操作者の手や腕にかかる負担をより少なくすることができる。
なお、ファン5が発生する風力の大きさを使用者の所望にコントロールできるようにすれば、マウス装置1が押し上げられる力の大きさを変え、使用者の好みに応じた適切な操作性が得ることができる。
また、ボタン8の押下を検知したときは(ステップS8のY)、ファン5の風力を現在より下げて(ステップS9)、そうでないときは(ステップS8のN)、ファン5の風力を現在のものに維持する(ステップS10)。
このように、マウス装置1のボタン8を押下したことが検知された時はファン5の風力を下げることにより、操作者が意図しない時にマウス装置1が移動しやすくなってしまうことを防ぐことができる。
前述のタイマのセットされた所定時間が経過したときは(ステップS11のY)、ファン5を停止して(ステップS12)、タイマをリセットする(ステップS13)。タイマのセットされた所定時間がいまだ経過していないときは(ステップS11のN)、ステップS5に戻る。
このようにマウス装置1の移動やボタン8の押下の操作が一定時間の間にわたって検知されない時には、ファン5を停止する(あるいは低速回転にする)ことにより、無駄な電力を消費しないようにすることができる。
また、ボタン8の押下を検知したときは(ステップS8のY)、ファン5の風力を現在より下げて(ステップS9)、そうでないときは(ステップS8のN)、ファン5の風力を現在のものに維持する(ステップS10)。
このように、マウス装置1のボタン8を押下したことが検知された時はファン5の風力を下げることにより、操作者が意図しない時にマウス装置1が移動しやすくなってしまうことを防ぐことができる。
前述のタイマのセットされた所定時間が経過したときは(ステップS11のY)、ファン5を停止して(ステップS12)、タイマをリセットする(ステップS13)。タイマのセットされた所定時間がいまだ経過していないときは(ステップS11のN)、ステップS5に戻る。
このようにマウス装置1の移動やボタン8の押下の操作が一定時間の間にわたって検知されない時には、ファン5を停止する(あるいは低速回転にする)ことにより、無駄な電力を消費しないようにすることができる。
以上の他にも、マウス装置1が移動して、さらにその移動が停止したことを検知した時はファン5の風力を下げるような制御を行ってもよい。これにより、操作者が意図しない時にマウス装置1が移動しやすくなってしまうことを防ぐことができる。
その他、ファンの回転駆動のオン、オフを行えるスイッチを設ける、マウス装置1が一定時間使用されない場合にファン1の回転駆動を停止する、というようにしても良い。
また、ファン5の駆動する電源としてはUSB接続等により、前述のようにコンピュータ機器20から供給することが出来るが、マウス装置1内にバッテリを搭載してもかまわない。
なお、ファン5の送風の向きを上下逆にすれば、マウス装置1底面の空間の空気を吸い出すことになり、マウス装置1は机面等に対して吸着する方向の力で引き寄せられる為に、上記とは逆にマウス装置1が移動しにくくなる。つまり、マウス装置1が少しの振動くらいでは動かない仕組みを実現することも出来る。
これは次のようなケースで利用することができる。例えば、ラップトップ・コンピュータ等を新幹線等の列車や飛行機の中で使う場合、ラップトップ・コンピュータ機器上のポインティングデバイスが使いにくい為に、小型のマウス装置1を接続して使用する場合がある。
こういう場合には安定した机ではなく、列車や飛行機のテーブルや厚手の雑誌等の上でマウス装置1を使わざるを得ないので、列車や飛行機の多少の揺れ等ではマウス装置1が勝手に動かないようにすることができる。
その他、ファンの回転駆動のオン、オフを行えるスイッチを設ける、マウス装置1が一定時間使用されない場合にファン1の回転駆動を停止する、というようにしても良い。
また、ファン5の駆動する電源としてはUSB接続等により、前述のようにコンピュータ機器20から供給することが出来るが、マウス装置1内にバッテリを搭載してもかまわない。
なお、ファン5の送風の向きを上下逆にすれば、マウス装置1底面の空間の空気を吸い出すことになり、マウス装置1は机面等に対して吸着する方向の力で引き寄せられる為に、上記とは逆にマウス装置1が移動しにくくなる。つまり、マウス装置1が少しの振動くらいでは動かない仕組みを実現することも出来る。
これは次のようなケースで利用することができる。例えば、ラップトップ・コンピュータ等を新幹線等の列車や飛行機の中で使う場合、ラップトップ・コンピュータ機器上のポインティングデバイスが使いにくい為に、小型のマウス装置1を接続して使用する場合がある。
こういう場合には安定した机ではなく、列車や飛行機のテーブルや厚手の雑誌等の上でマウス装置1を使わざるを得ないので、列車や飛行機の多少の揺れ等ではマウス装置1が勝手に動かないようにすることができる。
1 マウス装置
5 ファン
7 移動検知装置
8 ボタン
5 ファン
7 移動検知装置
8 ボタン
Claims (6)
- 底部側から外部に向けて風力を発生させるファンを備えていることを特徴とするマウス装置。
- 前記風力の大きさを調節する調節手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のマウス装置。
- マウス移動の方向と移動量を検出する移動検知手段をさらに備え、
前記調節手段は、前記移動検知手段の検出に基づくマウス移動の移動量又は単位時間当たりの移動頻度に応じて前記調節を行うことを特徴とする請求項2に記載のマウス装置。 - マウス移動の方向と移動量を検出する移動検知手段をさらに備え、
前記調節手段は、前記移動検知手段の検出に基づいてマウス移動があって後停止したことを検知したときは前記ファンの風力を下げることを特徴とする請求項2に記載のマウス装置。 - クリックするボタンをさらに備え、
前記調節手段は、前記ボタンの押下を検出したときは前記風力を現在の大きさより小さくすることを特徴とする請求項2に記載のマウス装置。 - 前記調節手段は、マウス移動又は前記押下が予め設定された一定時間の間検知されないときには前記風力を現在の大きさより小さくする又は前記ファンを停止することを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載のマウス装置。
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JP2005261354A JP2007072911A (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | マウス装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101198152B1 (ko) | 2011-04-22 | 2012-11-12 | 대진대학교 산학협력단 | 제습용 마우스 |
CN106125962A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-11-16 | 胡振华 | 散热鼠标 |
CN113225984A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-08-06 | 钟佳宾 | 一种防高温使用的鼠标 |
CN115475766A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-12-16 | 南通博旭科技有限公司 | 一种可检测塑料成品质量的成型装置 |
-
2005
- 2005-09-08 JP JP2005261354A patent/JP2007072911A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
KR101198152B1 (ko) | 2011-04-22 | 2012-11-12 | 대진대학교 산학협력단 | 제습용 마우스 |
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CN106125962B (zh) * | 2016-06-27 | 2019-01-08 | 江苏稳胜科技有限公司 | 散热鼠标 |
CN113225984A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-08-06 | 钟佳宾 | 一种防高温使用的鼠标 |
CN115475766A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-12-16 | 南通博旭科技有限公司 | 一种可检测塑料成品质量的成型装置 |
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