JP2007064168A - 内燃機関の潤滑装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドライサンプ方式の潤滑装置に対し、オイルタンク内のオイルを送り出すポンプの信頼性を確保しながらも、エンジン内のオイル総量を正確に認識可能とする。
【解決手段】 オイルパン16とオイルタンク21とをオイル戻し配管3により接続する。このオイル戻し配管3に、エンジン運転時に発生する油圧を、油圧作用配管31を経て受けることでオイル戻し配管3を閉鎖する閉鎖部材32を備えさせる。これにより、エンジン運転時におけるオイルタンク21内のオイル量を確保しフィードポンプ26の信頼性を確保する。一方、エンジン停止時にはオイル戻し配管3が開放されオイルタンク21内のオイル量が規定量になるため、オイルレベルゲージ18によるオイルパン16内のオイル量検知のみでオイル総量が認識可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用エンジン等に代表される内燃機関の摺動部等を潤滑油によって潤滑するための潤滑装置に係る。特に、本発明は、内燃機関内の潤滑油総量を容易に認識可能とするための対策に関する。
従来より、自動車用エンジンに搭載される潤滑装置としてドライサンプ方式と呼ばれるものが知られている。この方式は、エンジン本体とは別置きに配置されたオイルタンクを備え、エンジン本体のクランク室下部のオイルパンに回収された潤滑油(以下、単にオイルと呼ぶ場合もある)をスカベンジングポンプによって取り出してオイルタンクに一旦貯留する。そして、このオイルタンク内のオイルをフィードポンプによってエンジン本体内部の摺動部等の各被潤滑部に供給して、フリクションの低減やエンジン各部の冷却を行うようにしている(例えば下記の特許文献1参照)。この方式によれば、オイルパンの高さ寸法を短縮化できてエンジン本体の小型化が図れると共に、オイルタンク内でオイルを安定的に貯留できるためオイルの泡立ちが生じ難く、被潤滑部に対し安定的にオイルを供給できる。
また、下記の特許文献2及び3には、オイルタンクとオイルパンとをオーバフロー通路によって接続し、オイルタンク内のオイル量が所定量以上に達した場合、つまり、オイルタンク内の油面がオーバフロー通路の接続高さ位置を越えた場合に、オイルタンク内のオイルの一部をオーバフロー通路によりオイルパンに戻すことで、オイルタンク内のオイル量を所定量以下に維持することが開示されている。
特開2003−278517号公報 特開2001−317319号公報 特開2002−21523号公報
ところで、エンジンにオイル漏れ等が生じてエンジン内のオイル総量が減少していることを認識する手法として、エンジン停止時にオイルパン内のオイル貯留量をオイルレベルゲージによって確認することが行われている。つまり、オイル漏れ等が生じている場合にはオイルパンに回収されるオイル量も少なくなるため、このことをオイルレベルゲージによって確認し、オイル補給等のメンテナンスの必要性を判断している。
また、上記オイルレベルゲージを使用したオイル点検作業を不要とするものとして、オイルパン内にオイルレベルセンサを配置してオイル量(油面高さ位置)を検知しておき、このオイル量が所定量以下になった場合には警告を発すること(メータパネル上のMIL点灯等)も行われている。
また、上記ドライサンプ方式の潤滑装置では、一般に上記スカベンジングポンプはクランクシャフトの回転力を受けて駆動するようになっているため、エンジンの停止と略同時にスカベンジングポンプも停止し、オイルパンからオイルタンクへのオイル回収は停止する。また、このエンジン停止後には、エンジン本体内部の各被潤滑部に存在しているオイルはオイルパン内に次第に滴下してくることになる。つまり、エンジン停止後では、オイルタンク内のオイル貯留量はエンジン停止時点での油量に維持される一方、オイルパンにおけるオイル貯留量はエンジン停止後も徐々に増大してくることになる。即ち、最終的にオイルパンに貯留されるオイル量は各被潤滑部に存在しているオイルの量によって大きく左右される。例えば、エンジンが高回転状態から停止した場合には、各被潤滑部に比較的大量のオイルが存在しており、その分、オイルタンク内のオイル貯留量は少なくなっている。このため、最終的にオイルパンに貯留されるオイル量は多くなる。逆に、エンジンが低回転状態から停止した場合には、各被潤滑部に存在するオイル量は比較的少ないため、エンジン停止後に、最終的にオイルパンに貯留されるオイル量も少なくなる。その分、オイルタンク内のオイル貯留量は多くなっている。このように、エンジン停止後には、エンジン内部のオイルはオイルパンとオイルタンクとに分散して貯留され、しかも、オイルパンでのオイル貯留量とオイルタンクでのオイル貯留量との比率は一定ではなく、停止直前のエンジン回転数等の影響によって大きく変動している。
このため、エンジン停止後に上述した如くオイルパンのオイル量をオイルレベルゲージ等によって認識したとしても、オイルタンクでのオイル貯留量が不明であり、且つオイルパンのオイル貯留量とオイルタンクのオイル貯留量との比率も状況(停止直前のエンジン回転数)によって異なっているため、エンジン内のオイル総量を正確に認識することは困難である。
その結果、例えば、エンジン停止時におけるオイルタンク内のオイル貯留量が極端に多かった場合、オイルパンにおけるオイル貯留量がオイル漏れ判定量よりも少なくなってしまい、エンジン内のオイル総量としては十分に足りているにも拘わらず、オイル不足であると判断してしまう可能性がある。逆に、エンジン停止時におけるオイルタンク内のオイル貯留量が極端に少なかった場合、オイルパンにおけるオイル貯留量がオイル漏れ判定量以上となり、エンジン内のオイル総量としては不足しているにも拘わらず、このオイル不足状態を認識できなくなってしまう可能性がある。
このような不具合を解消するために、オイルパン内のオイル貯留量を検知するオイルレベルゲージとは別に、オイルタンク内のオイル貯留量を検知するセンサを備えさせ、各検知量の和をオイル総量として認識することも考えられるが、これでは、オイルタンク内に特別なセンサが必要になってしまうため好ましくない。
また、上述した特許文献2及び3の如く、オイルタンク内のオイルをオーバフロー通路によりオーバフローさせることによってオイルタンク内のオイル量を所定量以下に維持するようにすれば、オイルパン内のオイル量からオイル総量をある程度は推定できる。しかしながら、単にオーバフロー通路を設けただけでは、エンジン運転時においてもオイルタンク内のオイルの油面高さがオーバフロー通路の開口位置よりも低くなってしまうため、以下に述べる課題がある。
例えば、自動車が傾斜路を走行する場合や旋回に伴って横G(遠心力)が作用する場合には、オイルタンク内のオイルが一方側に片寄ることになる。この場合に、オイルタンク内のオイルをフィードポンプに向けて吸い出すためのオイル吸込管の吸込口が空気中に露出する状態となると、フィードポンプ内にオイルが導入されなくなり(所謂ポンプのドライ状態となり)、オイルの循環動作が円滑に行えないばかりでなく、フィードポンプ内のポンプ機構における各摺動部分の潤滑性が悪化してポンプ構成部品の摩耗を招いたり、シール箇所のシール性が確保できなくなって、ポンプの信頼性を悪化させることに繋がってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドライサンプ方式の潤滑装置に対し、オイルタンク内のオイルを送り出すポンプの信頼性を確保しながらも、エンジン内のオイル総量を正確に認識することが可能な内燃機関の潤滑装置を提供することにある。
−課題の解決原理−
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決手段は、オイルパンとオイルタンクとの間でのオイルの流通形態として、エンジンの運転時にはオイルパンからオイルタンクへのオイル導入のみを許容することでオイルタンク内のオイル量を確保する一方、エンジンの停止時にはオイルタンクからオイルパンへのオイル戻し動作が行われるようにし、このオイル戻し動作が完了した時点でのオイルタンク内のオイル量が常に一定量となるようにすることにより、オイルパン内のオイル量を検知するのみでエンジン内のオイル総量が認識できるようにしている。
−解決手段−
具体的に、本発明は、内燃機関の被潤滑部を潤滑した後の潤滑油を回収する潤滑油回収部と、潤滑油排出通路を介して上記潤滑油回収部に接続された潤滑油貯留部と、この潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を内燃機関の被潤滑部に向けて供給する潤滑油供給通路とを備えた内燃機関の潤滑装置を前提とする。この内燃機関の潤滑装置に対し、内燃機関の停止時に、潤滑油貯留部内の潤滑油量が所定の規定量になるように、この潤滑油貯留部内の潤滑油の一部を潤滑油回収部に送り出す潤滑油戻し通路と、内燃機関の運転時に、潤滑油戻し通路による潤滑油貯留部から潤滑油回収部への潤滑油の戻りを禁止する禁止手段とを備えさせている。
この特定事項により、内燃機関の停止時には、潤滑油貯留部内の余剰潤滑油(規定量を越えた潤滑油)は、この潤滑油貯留部から潤滑油戻し通路を経て潤滑油回収部に送り出される。つまり、内燃機関内の潤滑油の総量は、上記潤滑油貯留部内の潤滑油量(内燃機関の停止時には常時一定の量)に、オイルレベルゲージ等によって確認した潤滑油回収部の潤滑油量を加算した量として認識できることになる。従って、このオイルレベルゲージ等による潤滑油回収部の潤滑油量の検知のみで内燃機関内の潤滑油の総量を認識することができる。一方、内燃機関の運転時には、潤滑油戻し通路による潤滑油貯留部から潤滑油回収部への潤滑油の戻りが禁止手段により禁止されるため、潤滑油貯留部内の潤滑油量を確保でき、例えば、自動車に搭載されたものにあっては、自動車が傾斜路を走行したり旋回に伴って横G(遠心力)が作用して、潤滑油が潤滑油貯留部内の一方側に片寄ったとしても、潤滑油供給通路の吸込口が空気中に露出してしまうことは抑制され、潤滑油の循環動作を円滑に行うことができ、ポンプ機構における各摺動部分の潤滑性が良好に維持できてポンプ構成部品の摩耗を防止でき、更には、シール箇所のシール性も良好に確保できることになる。
また、上記禁止手段の具体構成としては以下のものが挙げられる。
先ず、潤滑油戻し通路を開閉可能とする閉鎖部材を備えさせ、この閉鎖部材が、内燃機関の運転時に潤滑油供給通路に発生する油圧を受けることで潤滑油戻し通路内に進出して、この潤滑油戻し通路を閉鎖する構成となったものである。
また、潤滑油戻し通路を開閉可能とする電磁弁を備えさせ、この電磁弁が、内燃機関の運転時に閉鎖されて潤滑油戻し通路を閉鎖する一方、内燃機関の停止時に開放されて潤滑油戻し通路を開放する構成としたものである。
また、上記の目的を達成するために講じられた他の解決手段としては以下のものも挙げられる。つまり、内燃機関の被潤滑部を潤滑した後の潤滑油を回収する潤滑油回収部と、潤滑油排出通路を介して潤滑油回収部に接続された潤滑油貯留部と、この潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を内燃機関の被潤滑部に向けて供給する潤滑油供給通路とを備えた内燃機関の潤滑装置を前提とする。この内燃機関の潤滑装置に対し、上記潤滑油排出通路に、内燃機関の運転時に潤滑油回収部に回収された潤滑油を潤滑油貯留部に向けて送り出す一方、内燃機関の停止時に潤滑油貯留部内の潤滑油量が所定の規定量になるように、この潤滑油貯留部内の潤滑油の一部の潤滑油回収部への戻りを許容するポンプ手段を備えさせた構成である。
この特定事項によれば、潤滑油回収部に回収された潤滑油の潤滑油貯留部への送り出し動作、潤滑油貯留部内の潤滑油の一部の潤滑油回収部への戻し動作を一つの通路(既存の潤滑油排出通路)によって行うことができ、新たな通路(配管)を追加することなしに、ポンプの信頼性の確保と、潤滑油総量の正確な認識とを実現することができる。
本発明では、内燃機関の運転時には潤滑油貯留部から潤滑油回収部への潤滑油戻し通路による潤滑油の戻りを禁止することで潤滑油貯留部内のオイル量を確保する一方、内燃機関の停止時には潤滑油貯留部内の潤滑油の一部を潤滑油戻し通路によって潤滑油回収部に戻すことで潤滑油貯留部内の潤滑油量を所定の規定量にするようにしている。このため、内燃機関運転時における潤滑油貯留部内の潤滑油量を確保でき、ポンプ機構における各摺動部分の潤滑性が良好に維持できてポンプ構成部品の摩耗の防止やシール箇所のシール性を維持できてポンプの信頼性を確保できる。また、内燃機関停止時に、オイルレベルゲージ等による潤滑油回収部の潤滑油量の検知のみで内燃機関内の潤滑油の総量を認識することができ、潤滑油が不足している状態を早期に且つ正確に認識することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、自動車用エンジンに搭載された潤滑装置として本発明を適用した場合について説明する。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態について説明する。
−エンジン及び潤滑装置の構成説明−
図1は本実施形態に係るエンジン本体1及び潤滑装置2の概略を示すシステム構成図である。この図1に示すように、エンジン本体1のシリンダブロックには円筒状のシリンダ11が気筒列方向(図1の紙面に直交する方向)に沿って複数形成されており、各シリンダ11にはピストン12が上下方向に往復移動可能に収容されている。ピストン12の往復運動はコネクティングロッド13を介してクランクシャフト14の回転運動に変換される。エンジン本体1の内部を循環するオイル(潤滑油)はクランクシャフト14やコネクティングロッド13の軸受部分、ピストン12とシリンダ11との摺動部分などの被潤滑部に供給されて摩擦抵抗を低減するとともに、被潤滑部の気密保持、腐食防止、冷却などを行う。また、クランクケース15の下部にはオイルパン(潤滑油回収部)16が配置されており、被潤滑部を循環したオイルはオイルパン16に滴下回収されるようになっている。
また、クランクケース15にはオイルレベルゲージガイド17が設けられており、このオイルレベルゲージガイド17にはオイルレベルゲージ18が挿通されている。このオイルレベルゲージ18は、オイルパン16内のオイル貯留量(油面高さ)を点検するためのものであって、作業者がオイルレベルゲージガイド17からオイルレベルゲージ18を抜き取ってオイルレベルゲージ18のオイル付着位置を確認することでオイル貯留量の点検ができる。
潤滑装置2は、上記オイルパン16とは別体に設けられたオイルタンク(潤滑油貯留部)21を備えている。このオイルタンク21と上記オイルパン16とは潤滑油排出通路を構成するオイル排出配管22によって接続されている。このオイル排出配管22の一端(上流端)はオイルパン16の側面の底部近傍位置に接続されている一方、他端(下流端)はオイルタンク21の上面を貫通してオイルタンク21の内部空間で開放されている。また、このオイル排出配管22にはスカベンジングポンプ23が設けられており、このスカベンジングポンプ23の駆動により、オイルパン16に滴下回収されたオイルがオイル排出配管22を経てオイルタンク21に貯留されるようになっている。
また、オイルタンク21には潤滑油供給通路を構成するオイル供給配管24が接続されている。このオイル供給配管24の一端(上流端)はオイルタンク21に貯留されているオイルに浸漬されている一方、他端(下流端)はエンジン本体1の各被潤滑部に繋がる給油路に接続されている。このオイル供給配管24の一端(オイルタンク21側の端部)にはオイルを濾過するためのオイルストレーナ25が取り付けられている。また、このオイル供給配管24にはフィードポンプ26が設けられており、このフィードポンプ26の駆動により、オイルタンク21内のオイルがオイルストレーナ25により濾過され、摩耗金属粉、スラッジなどが除去された後、エンジン本体1の各被潤滑部に向けて供給されるようになっている。
尚、上記スカベンジングポンプ23及びフィードポンプ26としては、エンジン本体1の機械動力(クランクシャフト14の回転力)を得て作動するトロコイド式ポンプ、ギヤ式ポンプなどの機械式オイルポンプが採用されている。このため、エンジン運転時には、各ポンプ23,26が駆動し、エンジン本体1の被潤滑部を経由したオイルは、クランクケース15、オイルパン16、オイル排出配管22、オイルタンク21、オイル供給配管24を経て再びエンジン本体1の被潤滑部へと供給される循環動作を行う。
尚、スカベンジングポンプ23及びフィードポンプ26としては、電動モータの回転トルクを利用して作動する電動式オイルポンプを採用することも可能である。この電動式オイルポンプを採用すれば、エンジンの運転とは関係なく、車両の走行状態に応じて必要な量のオイルを適切なタイミングで供給することができる。
次に、本実施形態の特徴とする構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る潤滑装置2には、上記オイル排出配管22とは別に、オイルタンク21とオイルパン16とを接続する潤滑油戻し通路を構成するオイル戻し配管3が備えられている。このオイル戻し配管3は、一端(上流端)がオイルタンク21の側面における上下方向の中央位置よりも僅かに上方位置に接続されている一方、他端(下流端)がオイルパン16の側面における上記オイル排出配管22の接続位置よりも僅かに上方位置に接続されている。また、このオイル戻し配管3は、オイルタンク21側からオイルパン16側に向けて下方に傾斜して配設されている。
このため、このオイル戻し配管3が閉鎖されていない状況では(この閉鎖のための構成については後述する)、オイルタンク21内のオイルの油面高さがオイル戻し配管3の接続位置を越えた場合に、そのオーバフロー分がオイル戻し配管3に排出され、自重によってオイルパン16内部に流下することになる。例えば、オイルタンク21内のオイルの油面高さが図中仮想線の位置にある場合には、このオイルの油面高さが図中実線の位置となるまでオーバフロー分がオイル戻し配管3によってオイルタンク21からオイルパン16に戻されることになる。
そして、上記オイル戻し配管3には、エンジン運転時にオイル戻し配管3の内部を閉鎖する機構(本発明でいう禁止手段)が備えられている。以下、この機構について説明する。図2にも示すように、オイル戻し配管3とオイル供給配管24との間には油圧作用配管31が設けられている。この油圧作用配管31は、一端がオイル戻し配管3の中間部に接続されている一方、他端がオイル供給配管24におけるフィードポンプ26の下流側(吐出側)に接続されている。また、このオイル戻し配管3に対する油圧作用配管31の接続部分には、内径寸法が油圧作用配管31の内径寸法に略一致する円筒形状の空間Sが形成されており、この空間Sの内部には円柱形状の閉鎖部材32と、この閉鎖部材32に対して上方への付勢力を与えるコイルスプリング33とが収容されている。つまり、この空間Sの底部にはコイルスプリング33の下端を支持するための円形状の座面3aが形成されており、この座面3aに支持されたコイルスプリング33の上側に閉鎖部材32が上下方向への摺動が可能に収容されている。また、この閉鎖部材32は、金属製であってその外径寸法が油圧作用配管31の内径寸法に一致または僅かに小径に設定されている。
このため、フィードポンプ26が駆動していない状況では、閉鎖部材32の上面には油圧が作用せず、この閉鎖部材32はコイルスプリング33の付勢力によって上方へ移動し、オイル戻し配管3を開放する(図2(a)に示す状態を参照)。一方、フィードポンプ26が駆動すると、閉鎖部材32の上面には油圧作用配管31より油圧(下向きの油圧)が作用し、この閉鎖部材32はコイルスプリング33の付勢力に抗して下方へ移動してオイル戻し配管3を閉鎖するようになっている(図2(b)に示す状態を参照)。
−動作説明−
次に、上記オイル戻し配管3が備えられたことによる動作について説明する。
先ず、エンジン運転時には、このエンジンの運転に伴って各ポンプ23,26が駆動し、上述したオイル循環動作が行われて各被潤滑部の潤滑等が行われる。また、フィードポンプ26の駆動に伴い、その吐出圧は油圧作用配管31を経て閉鎖部材32の上面に作用し、この閉鎖部材32がコイルスプリング33の付勢力に抗して下方へ移動してオイル戻し配管3が閉鎖される(図2(b)参照)。このため、仮に、オイルタンク21内のオイル量が増大して、その油面高さ位置が上記オイル戻し配管3の接続位置よりも上方に達したとしても(例えば図1における仮想線の位置に達したとしても)、オイルがオイル戻し配管3からオイルパン16に戻ってしまうことはない。つまり、オイルタンク21内の油面高さ位置が高く維持されるため、仮に、自動車が傾斜路を走行したり旋回に伴って横G(遠心力)が作用して、オイルがオイルタンク21内の一方側に片寄ったとしても、オイル供給配管24の吸込口(オイルストレーナ25の吸込口)が空気中に露出してしまうことは抑制され、フィードポンプ26内にオイルが導入されなくなるといった状況を回避できる。このため、オイルの循環動作を円滑に行うことができ、フィードポンプ26内のポンプ機構における各摺動部分の潤滑性が良好に維持できてポンプ構成部品の摩耗を防止でき、更には、シール箇所のシール性も良好に確保できることになる。
そして、エンジンが停止すると、このエンジン停止に伴って各ポンプ23,26も停止し、各配管22,24,31内に生じていた油圧も降下する。このため、上記油圧作用配管31を経て閉鎖部材32の上面に作用していた油圧も低くなり、閉鎖部材32はコイルスプリング33の付勢力によって上方へ移動し、これによってオイル戻し配管3が開放される(図2(a)参照)。このため、オイルタンク21とオイルパン16とはオイル戻し配管3によって連通された状態となり、オイルタンク21では、このオイルタンク21に対するオイル戻し配管3の接続位置よりも上側のオイルはオーバフロー分として、オイル戻し配管3に排出され、自重によってオイルパン16内部に流下することになる(図2(a)の矢印参照)。例えば、オイルタンク21内のオイルの油面高さが図中仮想線の位置にある場合には、このオイルの油面高さが図中実線の位置となるまでオーバフロー分がオイル戻し配管3によってオイルタンク21からオイルパン16に戻される。このため、このオーバフロー分の全てがオイルパン16内部に流下した後は、オイルタンク21内のオイル量は所定量(規準量)となる。例えば、オイルタンク21内のオイルの油面高さがオイル戻し配管3の開口位置に一致した際のオイル貯留量が4リットルに設定されている場合には、エンジン停止後にはオイルタンク21内のオイル貯留量が4リットルになるまで余剰分がオイルパン16に戻されることになる。このため、エンジン内のオイル総量(オイルタンク21内のオイルも含む)は、上記オイルタンク21内のオイル量(常時一定の量)に、オイルレベルゲージ18によって確認したオイルパン16内のオイル量を加算した量として認識できることになる。従って、このオイルレベルゲージ18によるオイルパン16内のオイル量の検知のみでエンジン内のオイル総量を認識することができる。例えば上記の場合、オイルパン16内のオイル量が1.5リットルであった場合にはオイル総量は5.5リットルであると判定でき、オイルパン16内のオイル量が2リットルであった場合にはオイル総量は6リットルであると判定できる。
このように、本実施形態によれば、エンジン運転時には、オイルタンク21内のオイル量を十分に確保でき、フィードポンプ26へのオイルの導入も良好に行えるためエンジン本体1の各被潤滑部の潤滑等が良好に行えると共に、フィードポンプ26の信頼性も良好に確保される。一方、エンジン停止時に行われるオイル点検作業では、オイルレベルゲージ18によるオイルパン16内のオイル量の点検のみでエンジン内のオイル総量を正確に認識することができる。このように、本実施形態では、フィードポンプ26の信頼性を確保しながらも、エンジン内のオイル総量を正確に認識することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態は、オイル戻し配管3を閉鎖するための機構(禁止手段)の変形例であり、その他の構成及び動作は上述した第1実施形態のものと同様である。従って、ここでは第1実施形態のものとの相違点についてのみ説明する。
図3は、本実施形態に係るエンジン本体1及びその潤滑装置2の概略を示すシステム構成図である。この図3に示すように、本実施形態における潤滑装置2は、油圧作用配管31を備えておらず、オイル戻し配管3には開閉制御可能な電磁弁34が設けられている。つまり、エンジンを制御するECU(Electronic Control Unit)の制御信号により開閉動作が行われ、オイル戻し配管3の開放と閉鎖が切り換えられる構成となっている。
本実施形態における動作として、エンジン運転時には、上記電磁弁34が閉鎖される。これによりオイル戻し配管3も閉鎖状態となる。このため、仮に、オイルタンク21内のオイル量が増大して、その油面高さ位置が上記オイル戻し配管3の接続位置よりも上方に達したとしても(例えば図3における仮想線の位置に達したとしても)、オイルがオイル戻し配管3からオイルパン16に戻ってしまうことはない。つまり、オイルタンク21内の油面高さ位置が高く維持されるため、オイルがオイルタンク21内の一方側に片寄ったとしても、オイル供給配管24の吸込口(オイルストレーナ25の吸込口)が空気中に露出してしまうことは抑制され、フィードポンプ26内にオイルが導入されなくなるといった状況を回避できる。
一方、エンジン停止時には、上記電磁弁34が開放される。これによりオイル戻し配管3も開放状態となる。このため、オイルタンク21とオイルパン16とはオイル戻し配管3によって連通された状態となり、オイルタンク21では、このオイルタンク21に対するオイル戻し配管3の接続位置よりも上側のオイルはオーバフロー分として、オイル戻し配管3に排出され、自重によってオイルパン16内部に流下することになる。例えば、オイルタンク21内のオイルの油面高さが図中仮想線の位置にある場合には、このオイルの油面高さが図中実線の位置となるまでオーバフロー分がオイル戻し配管3によってオイルタンク21からオイルパン16に戻される。このため、このオーバフロー分の全てがオイルパン16内部に流下した後は、オイルタンク21内のオイル量は所定量(規準量)となる。つまり、エンジン本体1内及び潤滑装置2のオイル総量は、上記オイルタンク21内のオイル量(常時一定の量)に、オイルレベルゲージ18によって確認したオイルパン16内のオイル量を加算した量として認識できることになる。従って、このオイルレベルゲージ18によるオイルパン16内のオイル量の検知のみでエンジン内のオイル総量を認識することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態は、オイルパン16とオイルタンク21との間でオイルを流通させるための構成の変形例であり、その他の構成及び動作は上述した第1実施形態のものと同様である。従って、ここでは第1実施形態のものとの相違点についてのみ説明する。
図4は、本実施形態に係るエンジン本体1及びその潤滑装置2の概略を示すシステム構成図である。この図4に示すように、本実施形態における潤滑装置2は、オイルタンク21とオイルパン16とを接続するオイル排出配管22としては、その一端(オイルパン16側の端部)はオイルパン16の側面の底部近傍位置に接続されている一方、他端(オイルタンク21側の端部)は上記各実施形態におけるオイル戻し配管3の接続位置と略同じ位置、つまり、オイルタンク21の側面における上下方向の中央位置よりも僅かに上方位置に接続されている。
また、このオイル排出配管22に設けられているスカベンジングポンプ23としては、エンジンの運転に伴う駆動時には、オイルパン16に滴下回収されたオイルをオイル排出配管22を経てオイルタンク21に供給するようになっている一方、エンジンの停止に伴う停止時には、スカベンジングポンプ23内に形成されているオイル流路が開放されて、オイルが自由に流通可能な状態となるよう構成されている。このため、エンジン停止時に、オイルタンク21内のオイルの油面高さがオイル排出配管22の接続位置を越えている場合には、そのオーバフロー分がオイル排出配管22に排出され、スカベンジングポンプ23内部を通過し、自重によってオイルパン16内部に流下する構成となっている。例えば、オイルタンク21内のオイルの油面高さが図中仮想線の位置にある場合には、このオイルの油面高さが図中実線の位置となるまでオーバフロー分がオイル排出配管22によってオイルタンク21からオイルパン16に戻されることになる。
本実施形態における動作として、エンジン運転時には、スカベンジングポンプ23が駆動し、オイルパン16に滴下回収されたオイルがオイル排出配管22を経てオイルタンク21に供給されることになるため、仮に、オイルタンク21内のオイルの油面高さがオイル排出配管22の接続位置を越えた場合であっても、オイル排出配管22をオイルが逆流することはなく、オイルタンク21内のオイルがオイルパン16に戻されることはない。このため、オイルタンク21内の油面高さ位置が高く維持され、オイルがオイルタンク21内の一方側に片寄ったとしても、オイル供給配管24の吸込口(オイルストレーナ25の吸込口)が空気中に露出してしまうことは抑制され、フィードポンプ26内にオイルが導入されなくなるといった状況を回避できる。
一方、エンジン停止時には、スカベンジングポンプ23が停止し、スカベンジングポンプ23内のオイル流路が開放されることになり、オイルタンク21内のオイルの油面高さがオイル排出配管22の接続位置を越えている場合に、そのオーバフロー分がオイル排出配管22に排出され、自重によってオイルパン16内部に流下することになる。例えば、オイルタンク21内のオイルの油面高さが図中仮想線の位置にある場合には、このオイルの油面高さが図中実線の位置となるまでオーバフロー分がオイル排出配管22によってオイルタンク21からオイルパン16に戻される。このため、このオーバフロー分の全てがオイルパン16内部に流下した後は、オイルタンク21内のオイル量は所定量(規準量)となる。つまり、エンジン本体1内及び潤滑装置2のオイル総量は、上記オイルタンク21内のオイル量(常時一定の量)に、オイルレベルゲージ18によって確認したオイルパン16内のオイル量を加算した量として認識できることになる。従って、このオイルレベルゲージ18によるオイルパン16内のオイル量の検知のみでエンジン内のオイル総量を認識することができる。
−その他の実施形態−
以上説明した各実施形態は自動車用エンジンに搭載された潤滑装置として本発明を適用した場合について説明した。本発明は、自動車用に限らず、その他の用途に使用されるエンジンにも適用可能である。
また、上述した各実施形態では、オイルレベルゲージ18を使用したオイル点検作業によってオイルパン16内のオイル量を検知することでエンジン本体1内及び潤滑装置2のオイル総量を認識するようにした。本発明はこれに限らず、オイルレベルゲージ18に代えて、オイルパン16内にオイルレベルセンサを設置し、このオイルレベルセンサによってオイルパン16内のオイル量を検知することでエンジン本体1内及び潤滑装置2のオイル総量を認識する構成としてもよい。この場合、検知されたオイルパン16内のオイル量が所定量以下になった場合には、車室内のメータパネル上の警告灯を点灯してドライバにメンテナンスの必要性を警告することになる。
本発明の第1実施形態に係るエンジン本体及び潤滑装置の概略を示すシステム構成図である。 (a)はエンジン停止時における閉鎖部材の動作を説明するための断面図であり、(b)はエンジン運転時における閉鎖部材の動作を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態に係るエンジン本体及び潤滑装置の概略を示すシステム構成図である。 本発明の第3実施形態に係るエンジン本体及び潤滑装置の概略を示すシステム構成図である。
符号の説明
16 オイルパン(潤滑油回収部)
21 オイルタンク(潤滑油貯留部)
22 オイル排出配管(潤滑油排出通路)
24 オイル供給配管(潤滑油供給通路)
3 オイル戻し配管(潤滑油戻し通路)
31 油圧作用配管
32 閉鎖部材
33 コイルスプリング
34 電磁弁

Claims (4)

  1. 内燃機関の被潤滑部を潤滑した後の潤滑油を回収する潤滑油回収部と、潤滑油排出通路を介して上記潤滑油回収部に接続された潤滑油貯留部と、この潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を内燃機関の被潤滑部に向けて供給する潤滑油供給通路とを備えた内燃機関の潤滑装置において、
    上記内燃機関の停止時に、潤滑油貯留部内の潤滑油量が所定の規定量になるように、この潤滑油貯留部内の潤滑油の一部を潤滑油回収部に戻す潤滑油戻し通路と、
    上記内燃機関の運転時に、潤滑油戻し通路による潤滑油貯留部から潤滑油回収部への潤滑油の戻りを禁止する禁止手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の潤滑装置。
  2. 上記請求項1記載の内燃機関の潤滑装置において、
    禁止手段は、潤滑油戻し通路を開閉可能とする閉鎖部材を備えており、この閉鎖部材は、内燃機関の運転時に潤滑油供給通路に発生する油圧を受けることで潤滑油戻し通路内に進出して、この潤滑油戻し通路を閉鎖する構成となっていることを特徴とする内燃機関の潤滑装置。
  3. 上記請求項1記載の内燃機関の潤滑装置において、
    禁止手段は、潤滑油戻し通路を開閉可能とする電磁弁を備えており、この電磁弁は、内燃機関の運転時に閉鎖されて潤滑油戻し通路を閉鎖する一方、内燃機関の停止時に開放されて潤滑油戻し通路を開放するよう構成されていることを特徴とする内燃機関の潤滑装置。
  4. 内燃機関の被潤滑部を潤滑した後の潤滑油を回収する潤滑油回収部と、潤滑油排出通路を介して上記潤滑油回収部に接続された潤滑油貯留部と、この潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を内燃機関の被潤滑部に向けて供給する潤滑油供給通路とを備えた内燃機関の潤滑装置において、
    上記潤滑油排出通路には、内燃機関の運転時に潤滑油回収部に回収された潤滑油を潤滑油貯留部に向けて送り出す一方、内燃機関の停止時に潤滑油貯留部内の潤滑油量が所定の規定量になるように、この潤滑油貯留部内の潤滑油の一部の潤滑油回収部への戻りを許容するポンプ手段が備えられていることを特徴とする内燃機関の潤滑装置。
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