JP2007060110A - 暗号ファイルを格納した記憶媒体及び暗号ファイルの格納方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗号ファイルを共有する端末への暗号ソフトウェアのインストールを不要にし、情報の機密を守ることを可能にする。
【解決手段】自己増幅型の暗号ファイル10は、暗号化されていないデータファイルに暗号化処理を施して暗号データファイル13とする暗号化プログラム11、暗号データファイルに復号化処理を施して暗号化されていないデータファイルとする復号化プログラム12と、暗号化処理を施された暗号データファイル13と、ユーザの認証に使用するハッシュ値によるパスワード14と、このパスワード14の変更を行うパスワード変更プログラム15とにより構成され、外部記憶媒体に格納されて提供される。提供直後の記憶媒体には、暗号データファイル13及びパスワード14は格納されていない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自己増幅暗号ファイルを格納した記憶媒体及び暗号ファイルの格納方法に係り、特に、暗号化、復号化のためのプログラムと暗号化されたファイルデータを暗号ファイルとして格納した記録媒体及び暗号ファイルの格納方法に関する。
情報の機密を守る暗号技術として、暗号ソフトウェアにより情報を暗号化・復号化する技術が知られている。一般に、情報はメールやデータファイル、データベース等の様々な形式で存在しており、これらの情報の機密を守る場合、情報を保持している情報処理装置等に、情報の形式に適合した暗号ソフトウェアをインストールし、その暗号ソフトウェアにより情報に対する暗号化処理を施している。すなわち、メールは暗号メールへ、データファイルは暗号ファイルへとそれぞれ暗号化処理が施されるる。これら暗号ソフトウェアで暗号化済みの暗号ファイルの中身は、暗号化処理を施したデータファイルのみである。そのため、復号化を行う際は、復号化を行う情報処理装置等に暗号ソフトウェアをインストールし、暗号ファイルに対して復号化処理を行う必要がある。
また、暗号ファイルの中身にデータファイルとプログラムファイルとの両方を含ませるものとした従来技術として、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術は、暗号ファイルの中身として復号化のためのプログラムファイルを含ませたものである。
さらに、最近は、USBメモリ等の情報を記録するための外部記憶媒体が多く存在するが、これらの外部記憶媒体は、ハードウェアでありソフトウェアを含んでおらず、このハードウェアは、暗号化等のセキュリティが施されていないものである。
特開2003−76268号公報
従来技術による暗号ファイルは、暗号化処理を施したデータファイルのみであるため、復号化する情報処理装置としての端末にも暗号ソフトウェアをインストールしなければ、暗号ファイルの情報を共有することができない。すなわち、従来技術による暗号ファイルは、暗号ファイルの情報を共有するために、共有するそれぞれの端末に暗号ソフトウェアをインストールしなければならないという問題点を有している。
また、自己増幅暗号ファイルと呼ばれる暗号ファイルが知られている。自己増幅暗号ファイルは、暗号ソフトウェアがない環境においても利用することができるため、第三者に解読される危険が高い。また、USBメモリ等の情報を記録するための外部記憶媒体は、ハードウェアでありソフトウェアを含んでおらず、このハードウェアには暗号化等のセキュリティが施されていないため、内部に格納された情報が漏洩する危険を孕んでいる。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、暗号ファイルを共有する端末への暗号ソフトウェアのインストールを不要にし、情報の機密を守ることを可能にした自己増幅型の暗号ファイルを格納した記憶媒体及び暗号ファイルの格納方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、外部媒体のハードウェア情報を事前に自己増幅型の暗号ファイルに格納することにより、その自己増幅型の暗号ファイルの実行をその外部媒体上からのみに制限して、データファイルの情報が解読されないようにし、さらに、工場出荷時にハードウェア情報を自己増幅型の暗号ファイルとして外部媒体へ保存した暗号ファイルを格納した記憶媒体及び暗号ファイルの格納方法を提供することにある。
本発明によれば前記目的は、自己増幅型の暗号ファイルを格納した記憶媒体であって、前記自己増幅型の暗号ファイルが、暗号化プログラムと、復号化プログラムとを格納して構成され、前記暗号プログラムが、与えられるデータファイルを暗号化し、暗号化データファイルとして前記自己増幅型の暗号ファイル内に格納する機能を有し、前記復号化プログラムが、前記自己増幅型の暗号ファイル内の暗号化データファイルを復号化して出力する機能を有することにより達成される。
また、前記目的は、記憶媒体への自己増幅型の暗号ファイルの格納方法であって、前記記憶媒体の出荷時に、暗号化プログラムと、復号化プログラムと、パスワード変更プログラムと、前記記憶媒体自身のハードウェア情報とを格納して構成された自己増幅型の暗号ファイルを前記記憶媒体に格納し、記憶媒体の利用時に、前記パスワード変更プログラムを使用してユーザ認証用のパスワードを前記自己増幅型の暗号ファイル内に格納し、前記暗号化プログラムを使用して与えられたデータファイルを暗号化し、暗号化データファイルとして前記自己増幅型の暗号ファイル内に格納することにより達成される。
本発明によれば、暗号データファイルと暗号化、復号化プログラムファイルとの両方を暗号ファイルとして格納した自己増幅型の暗号ファイルを格納した記憶媒体を提供することができ、この記憶媒体内の自己増幅型の暗号ファイルにデータファイルを与えるだけで、データファイルを暗号化して自己増幅型の暗号ファイルに取り込むことができる。
また、本発明によれば、自己増幅型の暗号ファイルを格納した記憶媒体を接続した端末上で、データファイルの暗号化を行うことができるため、端末上に暗号ソフトウェアのインストールを不要にすることができる。
また、本発明によれば、自己増幅型の暗号ファイルを格納した外部記憶媒体を利用する際に、外部記憶媒体上からのみ自己増幅暗号ファイルを実行することができるため、重要な情報を記憶媒体により他の人等に提供する際に有効である。
さらに、本発明によれば、記憶媒体として、USBメモリや外付けHDDといった外部記憶媒体を利用することができ、それらの記憶媒体毎に異なる媒体固有のハードウェア情報を、内部に格納する自己増幅型の暗号ファイル内に記録するだけで、それぞれの外部記憶媒体自体を暗号化することができる。
以下、本発明による暗号ファイルを格納した記憶媒体及び暗号ファイルの格納方法の実施形態を図面により詳細に説明する。なお、本発明の実施形態で使用可能な記憶媒体としては、例えば、USBメモリ、外付けHDD等の外部記憶媒体であり、書き替え可能な外付けDVD等であってもよい。
図1は本発明の第1の実施形態による記憶媒体に格納された自己増幅型の暗号ファイルの構成を示すブロック図である。図1において、10は自己増幅型の暗号ファイル、11は暗号化プログラム、12は複合化プログラム、13は暗号データファイル、14はパスワード、15はパスワード変更プログラムである。
記憶媒体に格納された自己増幅型の暗号ファイル10は、図1に示すように、暗号化されていないデータファイルに暗号化処理を施して暗号データファイル13とする暗号化プログラム11、暗号データファイルに復号化処理を施して暗号化されていないデータファイルとする復号化プログラム12の2つのプログラムと、暗号化処理を施された暗号データファイル13と、ユーザの認証に使用するハッシュ値によるパスワード14と、このパスワード14の変更を行うパスワード変更プログラム15とにより構成される。そして、暗号データファイル13は、暗号化を施すデータファイルの数に応じて1または複数のファイルで構成される。
前述した自己増幅型の暗号ファイル10は、記憶媒体の外部から与えられたデータファイルを暗号化プログラム11により暗号化処理を施して暗号データファイル13として暗号ファイル10に格納したものである。本発明の実施形態においては、記憶媒体を製造、提供するとき、記憶媒体に、前述した暗号化プログラム11、復号化プログラム12の2つのプログラムと、パスワード変更(設定を含む)プログラム15とを予め格納しておくものとしている。従って、提供直後の記憶媒体には、暗号データファイル13及びパスワード14は格納されていない。
図2は自己増幅型の暗号ファイルの生成方法について説明する図であり、次に、これについて説明する。なお、ここでは、記憶媒体内の自己増幅型の暗号ファイル10には、暗号化プログラム11、復号化プログラム12の2つのプログラムと、パスワード変更プログラム15とが格納されており、また、パスワード(ハッシュ値)14が、パスワード変更プログラム15を用いて既に設定されているものとし、データファイル16を暗号化して暗号データファイル13として自己増幅型の暗号ファイル10に格納する場合について説明する。
図示しないPC等に記憶媒体が接続され、記憶媒体内の自己増幅型の暗号ファイル10が起動されると、パスワード入力画面17が表示される。自己増幅型の暗号ファイル10の機能を使用することができるのは、正しいパスワードが入力された場合だけであり、ここで利用者は、予め記憶媒体の暗号ファイル10内に予め設定したパスワードを表示されたパスワード入力画面17から入力する(処理201)。自己増幅型の暗号ファイル10内のパスワード変更プログラム15は、入力されたパスワードのハッシュ値を取得し、このハッシュ値と予め設定されているパスワード(ハッシュ値)4とが同一であるか否かによりパスワードによる利用者の認証を行い、パスワードが一致すれば、処理の続行を許可し、異なればその後の処理を行わずに処理を終了する。
利用者は、正しいパスワードの入力を行って、処理の続行が可能であることを確認した後、機密を守るために暗号ファイル10内に格納したいデータファイル16が存在する場合、暗号化プログラム11を起動してデータファイル16を読み込む。暗号化プログラム11は、読み込まれた1または複数のデータファイル16に対して暗号化処理を行い、暗号データファイル(複数ファイル)にする。この暗号データファイルは、自己増幅型の暗号ファイル10内に暗号データファイル13として保存される(処理202)。
図3は図2により説明した処理動作で作成した自己増幅型の暗号ファイル10に、新たにデータファイルを読み込んで暗号化を行って格納する処理を説明する図であり、次に、これについて説明する。
図3に示す例の場合も、図2により説明したと同様に、図示しないPC等に記憶媒体が接続され、記憶媒体内の自己増幅型の暗号ファイル10が起動されると、パスワード入力画面17が表示され、利用者は、予め記憶媒体の暗号ファイル10内に予め設定したパスワードを表示されたパスワード入力画面17から入力し、パスワードが正しいことの認証を受ける。その後、利用者は、機密を守るために暗号ファイル10内に格納したい新たなデータファイル16’が存在する場合、図3(a)に示すように、暗号化プログラム11を起動してデータファイル16’を読み込む。暗号化プログラム11は、読み込まれたデータファイル16’に対して暗号化処理を行う(処理301)。
新たなデータファイル16’は、暗号化されて新たな暗号データファイル18として、自己増幅型の暗号ファイル10内に格納されるが、その際、暗号データファイルのサイズが拡張されることになるので、暗号化プログラム11は、既に保存されている暗号データファイル13の最終バイト位置を検索する(処理302)。そして、図3(b)に示すように、検索した最終バイト位置の次から新たに暗号化処理を施した新規な暗号データファイル18を組み立てて自己増幅型の暗号ファイル10として記憶媒体内に保存する(処理303)。このとき、パスワード(ハッシュ値)14とパスワード変更プログラム15とのバイト位置も新規な暗号データファイル18のバイト数分後ろへシフトされる。
前述では、既存の暗号データファイル13と新規な暗号データファイルとを連続して暗号ファイル10内に格納するため、パスワード(ハッシュ値)14とパスワード変更プログラム15との格納位置をシフトするとして説明したが、各暗号データファイルが暗号ファイル10内のどのバイト位置にあるかを、例えば、各暗号データファイルをチェーン接続する等により管理しておけば、各暗号データファイルは、暗号ファイル10内のどのバイト位置に保存されてもよい。
また、前述では、新たなデータファイル16’を暗号化して暗号ファイル10内に格納する処理を接続したが、新たなデータファイル16’の入力を行うことに代り、既存の暗号データファイル13の読み出しを指示すれば、復号化プログラム12が起動されて、既存の暗号データファイル13が復号化される。
前述した本発明の第1の実施形態によれば、記憶媒体内の自己増幅型の暗号ファイルにデータファイルを与えるだけで、データファイルを暗号化して自己増幅型の暗号ファイルに取り込むことができ、自己増幅型の暗号ファイルを格納した記憶媒体を接続したPC等の端末上で、データファイルの暗号化を行うことができるため、端末上に暗号ソフトウェアのインストールを不要にすることができる。また、本発明の第1の実施形態によれば、自己増幅型の暗号ファイルを格納した外部記憶媒体を利用する際に、外部記憶媒体上からのみ自己増幅暗号ファイルを実行することができるため、重要な情報を記憶媒体により他の人等に提供する際にも機密を保持することができる。
図4Aは本発明の第2の実施形態による記憶媒体に格納された自己増幅型の暗号ファイルの構成とファイル操作を説明する図であり、次に、図4Aを参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図4Aにおいて、401は外部記憶媒体、402はPC、19、20はハードウェア情報であり、他の符号は図1の場合と同一である。なお、図4Aに示す例は、USBメモリ等の外部記憶媒体401がPC402に接続されて、記憶媒体401に格納されている自己増幅型の暗号ファイル10の操作をPCにより行うものとしている例である。
ここで、PC402は、よく知られているように、主メモリ、ハードディスク装置、CPU、表示装置、入力装置としてのキーボード、マウス、USBインタフェース等を備えて構成され、主メモリ上にロードされるアプリケーション等の処理を、OSの下でCPUに実行させることができるものである。
図4Aに示す本発明の第2の実施形態において、記憶媒体401には、外部媒体を特定するハードウェア情報19及び自己増幅型の暗号ファイル10が工場出荷段階で保存されており、また、記憶媒体401に格納されている自己増幅型の暗号ファイル10内には、図4Aには示していないが、図1により説明したと同様な自己増幅型の暗号ファイル10の構成に加えて、記憶媒体401を特定するハードウェア情報(ハッシュ値)20が記憶媒体401の工場出荷段階で保存されている。
外部記憶媒体401をPC402に接続して、自己増幅型の暗号ファイル10を実行する際、外部記憶媒体401上の自己増幅型の暗号ファイル10がPC402の主メモリ上に読み込まれる(処理403)。そして、自己増幅型の暗号ファイル10内に格納されているハードウェア情報(ハッシュ値)20を読み込み、次に、外部記憶媒体401上のハードウェア情報19を読み込んでハッシュ値を取得し、これらのハードウェア情報のハッシュ値の比較を行ってハードウェアである記憶媒体401の正当性の確認を行う(処理404)。そして、2つのハッシュ値が同一であった場合、接続されている外部記憶媒体401が正当なものであるとして、第1の実施形態で説明したと同様に、データファイル16を暗号化して暗号データファイル13として自己増幅型の暗号ファイル10に格納することができ、また、自己増幅型の暗号ファイル10内の暗号データファイル13を復号化して通常のデータファイル16とする処理を行うことができる(処理405)。
なお、前述において、ハードウェア情報により接続されている外部記憶媒体401が正当であった場合に実行可能となるデータファイル16の暗号化及び暗号データファイル13の復号化の処理は、第1の実施形態で説明したと同様に、パスワードによる利用者の認証が正当であった場合にだけ許可される。
図4Bは正当な外部記憶媒体401がPC402に接続されていない状態でが自己増幅型の暗号ファイル10の実行が行われようとした場合のファイル操作を説明する図であり、次に、これについて説明する。図4Bに示す例は、記憶媒体401内の自己増幅型の暗号ファイル10が、不正にPC402のハードディスクにコピーされ、その自己増幅型の暗号ファイル10の実行をしようとした場合の例であり、外部記憶媒体401は、PC402に接続されていない。
自己増幅型の暗号ファイル10を実行する際、PC402のハードディスク上の自己増幅型の暗号ファイル10がPC402の主メモリ上に読み込まれる(処理406)。そして、自己増幅型の暗号ファイル10内に格納されているハードウェア情報(ハッシュ値)20を読み込み、次に、外部記憶媒体401上のハードウェア情報19を読み込もうとするが、外部記憶媒体401がPC402に接続されていないため、記憶媒体401からハードウェア情報を読み込むことができず、記憶媒体401の正当性の確認時異常となる(処理407)。このため、データファイル16の暗号化及び暗号データファイル13の復号化の処理(処理408)を実行することができない。
図5は外部記憶媒体の工場出荷時点で自己増幅型の暗号ファイルを外部記憶媒体に保存する処理について説明する図であり、次に、これについて説明する。
まず、製造された外部記憶媒体401に記録されているハードウェア情報19を読み込んでハッシュ値を求める。次に、このハッシュ値をハードウェア情報(ハッシュ値)20として自己増幅型の暗号ファイル10の中に記録する(処理501)。次に、ハードウェア情報(ハッシュ値)20が記録された自己増幅型の暗号ファイル10を外部記憶媒体401に保存する(処理502)。
なお、ハードウェア情報(ハッシュ値)20が記録される自己増幅型の暗号ファイル10には、本発明の第1の実施形態で説明したように、暗号化プログラム11、復号化プログラム12の2つのプログラムと、パスワード変更(設定を含む)プログラム15とが予め格納されている。また、図5に示す自己増幅型の暗号ファイルを外部記憶媒体に保存する処理は、図4により説明した場合と同様に、PC等を用いて実行される。
図6は外部記憶媒体の工場出荷時点で自己増幅型の暗号ファイルを外部記憶媒体に保存して、暗号化した外部媒体として利用する場合の運用例について説明する図であり、次に、これについて説明する。
外部記憶媒体としてUSBメモリを工場等から出荷するときには、図6(a)に示すように、USBメモリハードウェア情報61をUSBメモリから取得し、USBメモリハードウェア情報(ハッシュ値)62として自己増幅型の暗号ファイル10内に記録し、USBメモリハードウェア情報(ハッシュ値)62を記録した自己増幅型の暗号ファイル10をUSBメモリにに保存する。また、外部記憶媒体として外付けHDDを工場等から出荷するときには、図6(b)に示すように、外付けHDDハードウェア情報63を外付けHDDから取得し、外付けHDDハードウェア情報(ハッシュ値)64として自己増幅型の暗号ファイル10内に記録し、外付けHDDハードウェア情報(ハッシュ値)64を記録した自己増幅型の暗号ファイル10を外付けHDDに保存する。
前述のようにして作成した外部記憶媒体は、出荷後利用者に渡ると、利用者は、これらのUSBメモリや外付けHDDを、暗号化を施した自己増幅型の暗号ファイルが格納された媒体として利用することができる。
前述した本発明の第2の実施形態によれば、記憶媒体毎に異なる媒体固有のハードウェア情報を、内部に格納する自己増幅型の暗号ファイル内に記録しているので、利用者は、それぞれの外部記憶媒体自体が暗号化されたものとして利用することができる。
本発明の第1の実施形態による記憶媒体に格納された自己増幅型の暗号ファイルの構成を示すブロック図である。 自己増幅型の暗号ファイルの生成方法について説明する図である。 図2により説明した処理動作で作成した自己増幅型の暗号ファイルに、新たにデータファイルを読み込んで暗号化を行って格納する処理を説明する図である。 は本発明の第2の実施形態による記憶媒体に格納された自己増幅型の暗号ファイルの構成とファイル操作を説明する図である。 正当な外部記憶媒体がPCに接続されていない状態でが自己増幅型の暗号ファイルの実行が行われようとした場合のファイル操作を説明する図である。 外部記憶媒体の工場出荷時点で自己増幅型の暗号ファイルを外部記憶媒体に保存する処理について説明する図である。 外部記憶媒体の工場出荷時点で自己増幅型の暗号ファイルを外部記憶媒体に保存して、暗号化した外部媒体として利用する場合の運用例について説明する図である。
符号の説明
10 自己増幅型の暗号ファイル
11 暗号化プログラム
12 複合化プログラム
13、18 暗号データファイル
14 パスワード(ハッシュ値)
15 パスワード変更プログラム
16 データファイル
17 パスワード入力画面
19、20 ハードウェア情報
401 外部記憶媒体
402 PC
61、62 USBメモリハードウェア情報
63、64 外付けHDDハードウェア情報

Claims (5)

  1. 自己増幅型の暗号ファイルを格納した記憶媒体であって、前記自己増幅型の暗号ファイルは、暗号化プログラムと、復号化プログラムとを格納して構成され、前記暗号プログラムは、与えられるデータファイルを暗号化し、暗号化データファイルとして前記自己増幅型の暗号ファイル内に格納する機能を有し、前記復号化プログラムは、前記自己増幅型の暗号ファイル内の暗号化データファイルを復号化して出力する機能を有することを特徴とする暗号ファイルを格納した記憶媒体。
  2. 前記自己増幅型の暗号ファイルは、さらに、ユーザ認証用のパスワードの登録、変更を行い、登録、変更されたパスワードを前記自己増幅型の暗号ファイルに格納する機能を有するパスワード変更プログラムを格納していることを特徴とする請求項1記載の暗号ファイルを格納した記憶媒体。
  3. 前記自己増幅型の暗号ファイルは、さらに、記憶媒体自身のハードウェア情報を格納していることを特徴とする請求項1または2記載の暗号ファイルを格納した記憶媒体。
  4. 前記自己増幅型の暗号ファイルを格納した記憶媒体は、USBメモリまたは外付けHDDであることを特徴とする請求項1、2または3記載の暗号ファイルを格納した記憶媒体。
  5. 記憶媒体への自己増幅型の暗号ファイルの格納方法であって、前記記憶媒体の出荷時に、暗号化プログラムと、復号化プログラムと、パスワード変更プログラムと、前記記憶媒体自身のハードウェア情報とを格納して構成された自己増幅型の暗号ファイルを前記記憶媒体に格納し、記憶媒体の利用時に、前記パスワード変更プログラムを使用してユーザ認証用のパスワードを前記自己増幅型の暗号ファイル内に格納し、前記暗号化プログラムを使用して与えられたデータファイルを暗号化し、暗号化データファイルとして前記自己増幅型の暗号ファイル内に格納することを特徴とする暗号ファイルの格納方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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