JP2007047868A - アフィリエイトシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 商品/サービス提供業者、アフィリエイター、顧客が、様々なメリットを享受することができるように構成されたアフィリエイトシステム及び方法を提供する。
【解決手段】 商品/サービスを発注するための商品/サービス情報とアフィリエイター情報、商品/サービス情報とアフィリエイター情報を格納または引き出すためのシンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせをアフィリエイターの携帯情報端末に保存/閲覧する手段と、異なる携帯情報端末間で商品/サービス情報、シンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを転送/交換する手段と、商品/サービス情報、シンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを受け取った携帯情報端末のユーザが当該商品/サービスのアフィリエイターとして登録可能な手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータ及び携帯電話等の携帯情報端末を利用したシステム及び方法に関し、特に携帯情報端末を利用して顧客に商品/サービス情報を提供すると共に、提供された商品/サービス情報に基づいて顧客が商品/サービスを購入するように構成されたアフィリエイトシステム及び方法に関する。
近年、携帯電話等の携帯情報端末を利用するユーザの数が若者の世代を超えて熟年の世代にまで拡大すると共に、携帯情報端末のハードウェア及びソフトウェアの性能/機能の向上に伴い、パーソナル・コンピュータ等を利用して行われていた様々な商品情報の提供が携帯電話等の携帯端末を利用して行うことができるようになってきた。
従来のアフィリエイトシステムでは、ユーザ自らがアフィリエイターとして他者に商品を紹介し、コミッションを得るためには、ユーザ自らがホームページやブログなどのウェブサイト(即ち、電子媒体)を構築する必要がある。
しかしながら、携帯電話は使えるけれどもコンピュータは使えないというユーザは多く、そういったユーザにとってアフィリエイトシステムへの参加はハードルの高いものであった。
最近は、携帯情報端末を活用したアフィリエイトシステムも徐々にサービスが開始されているが、商品を買う側にとってはまだ多くの問題点がある。つまり、商品を買う側では、実際に商品を手にとって確認できないというデメリット、サービスの良し悪しを実感として確認することができないというデメリット、クレジットカード情報などの個人情報がネット上から流出するのではないかという不安から、アフィリエイトシステムで紹介された商品をネット上で購入することに、心理的抵抗を持つことが多く、アフィリエイトシステム参加者の増加ひいては電子商取引への参加者の増加にブレーキがかかっている。
本発明は、上記従来のアフィリエイトシステムにおける問題点に鑑みてなされたものであり、斬新かつ簡便な手段に基づき、商品/サービス提供業者、アフィリエイター、そして特に携帯情報端末を利用する顧客が、従来のアフィリエイトシステムでは得ることができなかった様々なメリットを享受することができるように構成されたアフィリエイトシステム及び方法を提供することをその課題とする。
本発明の上記課題は、顧客が商品/サービスを購入することにより該商品/サービスの商取引に係わる関係者に利益をもたらすように構成されたアフィリエイトシステムであって、商品/サービスを発注するための商品/サービス情報とアフィリエイター情報、前記商品/サービス情報と前記アフィリエイター情報を格納または引き出すためのシンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせをアフィリエイターの携帯情報端末に保存/閲覧する手段と、異なる携帯情報端末間で前記商品/サービス情報、前記シンボル、及び前記商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを転送/交換する手段と、前記商品/サービス情報、前記シンボル、及び前記商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを受け取った携帯情報端末のユーザが当該商品/サービスのアフィリエイターとして登録可能な手段と、を備えていることを特徴とするアフィリエイトシステムによって達成される。
本発明によるアフィリエイトシステム及び方法によれば、
(1)シンボルを利用することにより、Webサイト等のネット媒体だけでなく、チラシ・雑誌等の印刷物や携帯情報端末等においても、アフィリエイトを実現可能にする;
(2)コンピュータを使えなくても、携帯電話さえ使えれば、アフィリエイトシステムに参加できるため、ユーザ数の増加、電子商取引人口の増加が見込める;
(3)商品及びサービス情報を格納したシンボルを携帯情報端末に持ち運ぶアフィリエイターは、基本的によく知る友人・同僚などに当該商品/サービスを推薦することが多い。また多くの場合、アフィリエイターはすでにその商品を購入(その場に所持していることも予想される)もしくはサービスを利用している状態で推薦することが予想される。商品/サービスを検討する側は、親しい人間に勧められ、かつ場合によっては商品を手にとって確認できるため、商品そのもの、もしくはサービスの良し悪しをより身近に理解でき、安心して商品及びサービスの購入意思決定に達することが可能であり、しかもその場でシンボルを利用して発注できる。つまり、本発明は、質の良い口コミ情報伝達+簡単な発注+情報への対価(アフィリエイターとして得るコミッション)をスムーズにもたらす;
(4)携帯情報端末上でシンボルを流通させることにより、商品やサービスの二次的・三次的なアフィリエイターを容易に出現させることができ、一億総営業マンともいえるマルチマーケティング環境を提供する;
(5)顧客は、アフィリエイターの携帯情報端末上のシンボルを自らの携帯情報端末で取得して購入を実施するため、顧客が加入している通信事業者などの課金システムをそのまま利用することも可能であり、新たな個人情報の入力や支払方法に関する情報をインターネット網/携帯通信網を経由して決済を行わなくて済む可能性がある。更により強固な本人確認の仕組みにより、安全性を高めることが実現可能である。
本発明のアフィリエイトシステムは、前記商品/サービス情報、前記アフィリエイター情報、前記前記シンボル、及び前記商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせをアフィリエイターの携帯情報端末に編集/収集/管理する手段を更に備えて構成してもよい。
本発明のアフィリエイトシステムは、前記商品/サービス情報及び前記アフィリエイター情報に関連付けられた値を有し、かつ該値が一定のルールに基づいて決定されるシンボルを生成する手段と、前記シンボルから前記値を解析して前記商品/サービス情報及び前記アフィリエイター情報を引き出す手段と、を備えて構成してもよい。
本発明のアフィリエイトシステムは、前記シンボルとして、前記商品/サービス情報と一次アフィリエイター情報及び二次以上のアフィリエイター情報を格納または引き出すシンボルを生成する手段と、前記シンボルを解析して前記商品/サービス情報及び前記一次及び二次以上のアフィリエイター情報を引き出す手段と、前記顧客が前記商品/サービスを購入した際に、一次アフィリエイターのコミッション及び二次以上のアフィリエイターのコミッションを計算/分配する手段と、を更に備えて構成してもよい。
本発明のアフィリエイトシステムは、前記顧客に対して個別に本人確認用シンボル又はデータを生成する手段と、前記顧客が前記携帯情報端末において購買情報を確定する際に、当該顧客のみに発行された前記本人確認用シンボル又はデータを前記携帯情報端末に入力する手段と、前記本人確認用シンボル又はデータを解析/照合する手段と、前記解析/照合の結果、本人確認がなされたときのみ、前記顧客の注文を確定する手段とを更に備えて構成してもよい。
本発明のアフィリエイトシステムは、前記顧客が前記携帯情報端末において前記購買情報を確定する際に、本人確認をパスワードで行う手段と、前記パスワードの入力回数に制限を設定し、該入力回数が該設定された制限を超えた場合には、前記パスワードの更なる入力を不可能にする手段とを備え、前記パスワードが入力不可能になった場合には、前記携帯情報端末を入力可能な状態に復帰させるためには、確実な本人確認の手続きを必要とするように構成してもよい。
本発明のアフィリエイトシステムは、前記顧客が前記シンボルが示す前記商品/サービスのアフィリエイターとなることを望んだ場合に、前記シンボルを活用して前記顧客を前記商品/サービスのアフィリエイターとして登録する手段を更に備えて構成してもよい。
本発明のアフィリエイトシステムは、アフィリエイターが第三者に推薦したい商品/サービスを、アフィリエイトプロバイダ及び当該アフィリエイトプロバイダが運営するプログラムサイトのいずれか一つまたは両方に推薦する手段と、前記推薦された商品/サービスを前記アフィリエイトプロバイダがプログラムサイトに登録する手段と、を更に備えて構成してもよい。
以下、添付した図面を参照して、本発明によるアフィリエイトシステム10及び方法を詳細に説明する。
本発明によるアフィリエイトシステム10は、商品/サービス提供業者により、売りたい商品/サービス情報が提供される。次に、アフィリエイトサービスプロバイダASPは、運営するプログラムサイト上で取扱う商品/サービスのリストを公開し、アフィリエイター(以下の説明において、顧客または一次アフィリエイターと称する場合もある)は、アフィリエイトサービスプロバイダのプログラムサイトに会員登録を行い、サイト上の商品/サービスの情報とシンボルを取得して、アフィリエイター自らの責任において、アフィリエイターが管理する媒体に商品/サービスの情報とシンボルを掲載して、商品/サービスが購入された場合は、アフィリエイトサービスプロバイダASP、商品/サービス提供業者、及びアフィリエイターで売上げを分配する。アフィリエイトサービスプロバイダASP自身がコミッションを受け取らないように構成することもできる。また上記シンボルとは、バーコード、二次元コード(QRコード等)、三次元コード、アイコン、音声、画像、映像、数字、文字、記号等の商品を特定しうるデータを含むもの、或いはデータを加工編集し暗号化することにより抽象化・メタファー化したもの、を言う。
本発明によるアフィリエイトシステム10の特徴は、商品/サービスを発注するための商品/サービス情報とアフィリエイター情報、商品/サービス情報とアフィリエイター情報を格納または引き出すためのシンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせをアフィリエイターの携帯情報端末MIT1に保存/閲覧する手段である保存/閲覧機能11と、異なる携帯情報端末間で商品/サービス情報、シンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを転送/交換する手段である転送/交換機能12と、商品/サービス情報、シンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを受け取った携帯情報端末のユーザが当該商品/サービスのアフィリエイターとして登録可能な手段である登録機能13とを備えていることである。
また、本実施形態のアフィリエイトシステム10は、商品/サービス情報、アフィリエイター情報、シンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせをアフィリエイターの携帯情報端末に編集/収集/管理する手段である編集/収集/管理機能14を更に備えている。
本実施形態のアフィリエイトシステム10は、商品/サービス情報及びアフィリエイター情報に関連付けられた値を有し、かつ該値が一定のルールに基づいて決定されるシンボルを生成する手段であるシンボル生成機能15Aと、シンボルから値を解析して商品/サービス情報及びアフィリエイター情報を引き出す手段である情報抽出機能16Aとを更に備えている。
本実施形態のアフィリエイトシステム10は、シンボルとして、商品/サービス情報と一次アフィリエイター情報及び二次以上のアフィリエイター情報を格納または引き出すシンボルを生成する手段であるシンボル生成機能15Bと、シンボルを解析して商品/サービス情報及び一次及び二次以上のアフィリエイター情報を引き出す手段である情報抽出機能16A及び16Bと、顧客が商品/サービスを購入した際に、一次アフィリエイターのコミッション及び二次以上のアフィリエイターのコミッションを計算/分配する手段である計算/分配機能17とを更に備えている。
本実施形態のアフィリエイトシステム10は、顧客に対して個別に本人確認用シンボル又はデータを生成する手段であるデータ生成機能18と、顧客が携帯情報端末MIT1において購買情報を確定する際に、当該顧客のみに発行された本人確認用シンボル又はデータを携帯情報端末MIT1に入力する手段である確認用入力機能19と、本人確認用シンボル又はデータを解析/照合する手段である解析/照合機能20と、解析/照合の結果、本人確認がなされたときのみ、顧客の注文を確定する手段である注文確定機能21とを更に備えている。
本実施形態のアフィリエイトシステム10は、顧客が携帯情報端末MIT1において購買情報を確定する際に、本人確認をパスワードで行う手段である確認機能22と、パスワードの入力回数に制限を設定し、該入力回数が該設定された制限を超えた場合には、パスワードの更なる入力を不可能にする手段である入力制御機能23とを備え、パスワードが入力不可能になった場合には、携帯情報端末MIT1を入力可能な状態に復帰させるために、確実な本人確認を行うための手段である確認機能24とを更に備えている。
本実施形態のアフィリエイトシステム10は、顧客が当該シンボルが示す商品/サービスのアフィリエイターとなることを望んだ場合に、シンボルを活用してアフィリエイター登録する手段である登録機能25を更に備えている。
本実施形態のアフィリエイトシステム10は、アフィリエイターが第三者に推薦したい商品/サービスを、アフィリエイトプロバイダ及び当該アフィリエイトプロバイダが運営するプログラムサイトのいずれか一つまたは両方に推薦手段である推薦入力機能26と、推薦された商品/サービスをアフィリエイトプロバイダがプログラムサイトに登録する手段であるデータベース登録機能27とを更に備えている。
上述の11〜27の機能は、それらの機能を備えた装置によって実現されてもよい。
以下、上述した本発明によるアフィリエイトシステム10を実現するためのハードウェア及びソフトウェア構成を詳細に説明する。
図1は、本発明によるアフィリエイトシステム10の一実施形態における構成を示すブロック構成図である。図1に示すように、本実施形態によるアフィリエイトシステム10は、サーバSR、様々な情報/データ等を格納する複数のデータベースDBにより構成されたアフィリエイトプロバイダサイトASPと、携帯電話機などの携帯情報端末MIT1、MIT2とデスクトップコンピュータとネット/通信環境とによって実現されるものである。
図1に示すように、携帯情報端末MIT1は、アフィリエイター登録機能、発注機能、コミッション実績照会機能の他、本発明の特徴である、保存/閲覧機能11、転送/交換機能12、登録機能13、編集/収集/管理機能14、確認用入力機能19、解析/照合機能20、注文確定機能21、確認機能22、入力制御機能23、会員登録機能25、推薦入力機能26とを備えている。MIT2も同様の機能を備える。
また、サーバSR及びアフィリエイトプロバイダサイトAPSは、上述したシンボル生成機能15A及び15B、情報抽出機能16、計算/分配機能17、データ生成機能18、確認機能24、データベース登録機能27を備え、更に商品提供業者管理機能、商品管理機能、顧客管理機能、アフィリエイター管理機能、注文管理機能、シンボル管理機能、コミッション管理機能、各種データベースを備えている。
商品提供業者は、主としてデスクトップPCを活用してアクセスすると考えられる。通常のブラウザを利用してアフィリエイトプロバイダサイトAPSを訪問し、業者登録申請や商品登録申請を行うと共に、コミッション条件の入力、等を行うこととなる。アフィリエイトプロバイダサイトAPSは、商品提供業者が携帯情報端末を活用しても上記手続きが可能であるように構築されている。
次に、図2〜図18のフロー図を参照して図1に示す本発明によるアフィリエイトシステム10の動作を詳細に説明する。
図2は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである保存/閲覧機能11の動作を説明するためのフロー図である。
まず、図2−1を参照して、保存/閲覧機能11における保存機能の動作を説明する。
サーバSR、携帯メール、または媒体(雑誌、携帯情報端末、等)により、アフィリエイターとして推薦したい商品/サービスの情報やシンボルを撮影またはダウンロード、等により入手し(ステップS1)、入手したシンボルや情報を携帯情報端末MIT1の画面上に表示し(ステップS2)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「保存」の機能を選択する(ステップS3)と、メニューとしてカテゴリー別に保存場所が携帯情報端末MIT1の画面上に表示される(ステップS4)。携帯情報端末MIT1のユーザがメニューに表示された保存場所から適当な保存場所を選択する(ステップS5)ことにより、シンボルと情報が選んだカテゴリー領域に保存される(ステップS6)。
次に、図2−2を参照して、保存/閲覧機能11における閲覧機能の動作を二つの種類(1)及び(2)に分けて説明する。
(1)携帯情報端末MIT1に搭載されている専用アプリを起動して携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「保存情報の閲覧」を選択すると(ステップS11)、携帯情報端末MIT1の画面上にカテゴリー一覧が表示される(ステップS12)。ここで、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたカテゴリー一覧から呼び出したい商品情報が含まれているカテゴリーを選択すると(ステップS13)、選択したカテゴリー内に保存されている商品名あるいは画像が一覧で携帯情報端末MIT1の画面上に表示される(ステップS14)。ここで、表示された一覧から閲覧したい商品を選択すると(ステップS15)、商品の情報とシンボルが携帯情報端末MIT1の画面上に表示される(ステップS16)。
(2)携帯情報端末MIT1に搭載されている専用アプリを起動して携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「保存情報の閲覧」を選択すると(ステップS21)、携帯情報端末MIT1の画面上に商品名入力画面が表示される(ステップS22)。ここで、携帯情報端末MIT1の画面上に表示された商品名入力画面に呼び出したい商品名を入力欄に入力し(ステップS23)、メニューから「検索開始」を選択すると(ステップS24)、商品の情報とシンボルが携帯情報端末MIT1の画面上に表示される(ステップS25)。ここでは、シンボルだけ或いは情報だけの表示も可能である(ステップS26)。
図3は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである転送/交換機能12の動作を説明するためのフロー図である。
まず、図3−1を参照して、転送/交換機能12における転送機能の動作を説明する。
上述した閲覧機能を利用して、転送したい商品の情報やシンボルを携帯情報端末MIT1に呼び出し(ステップS31)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「転送」を選択する(ステップS32)と、携帯情報端末MIT1の画面上に「転送先のメールアドレスもしくはアフィリエイトIDを入力してください」という表示と、入力欄と現れるので(ステップS33)、入力欄に必要事項を入力してから(ステップS34)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示された「転送」を選択すると(ステップS35)、商品の情報とシンボルが相手方の携帯情報端末MIT2上に転送される(ステップS36)。
次に、図3−2を参照して、転送/交換機能12における交換機能の動作を説明する。
受け側の携帯情報端末MIT2の専用アプリケーションを起動し(ステップS41)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「交換」を選択すると、シンボルリーダが起動する(ステップS42)。次いで、送り側の携帯情報端末MIT1に表示されたシンボルをシンボルリーダで撮影またはスキャンすることにより(ステップS43)、受け側の携帯情報端末MIT2の画面上に、商品の情報とシンボルが表示される(ステップS44)ので、表示された商品の情報とシンボルを保存機能を用いて携帯情報端末MIT2に保存する(ステップS45)。
図4は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである登録機能13の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図4を参照して登録機能13の動作を説明する。
上述した転送機能や交換機能を利用して、商品の情報やシンボルを携帯情報端末MIT1(専用アプリ起動済み)で入手し(ステップS51)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「登録」を選択する(ステップS52)と、携帯情報端末MIT1の画面上に「この商品のアフィリエイターになりますか」という表示と、「はい」、「いいえ」の表示が現れるので(ステップS53)、ここでは、「はい」を選択すると(ステップS54)、携帯情報端末MIT1の画面上に「あなたのアフィリエイターID・携帯番号を入力して下さい」との表示と入力欄が現れるので(ステップS55)、必要な情報を入力欄に入力した後、携帯情報端末MIT1の画面上に「登録」ボタンを押すことにより必要情報がアフィリエイトプロバイダに送信される(ステップS56)。
図5は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである編集/収集/管理機能14の動作を説明するためのフロー図である。
まず、図5(1)を参照して、編集/収集/管理機能14における編集機能の動作を説明する。
携帯情報端末MIT1で専用アプリケーションを起動して、上述した閲覧機能により編集したい商品データを呼び出す(ステップS61)。携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「編集」を選択して(ステップS62)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示された入力欄にカテゴリー、購入時の情報、紹介した人の履歴、個人的なコメント、等を入力する(Sステップ63)。ここで、商品写真の入替え等を実行することも可能である。そして、入力した様々な情報を、保存機能を用いて、携帯情報端末に保存する(ステップS64)。
次に、図5(2)を参照して、編集/収集/管理機能14における収集機能の動作を説明する。
携帯情報端末MIT1で専用アプリケーションを起動し(ステップS71)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「収集」を選択して、アフィリエイトプロバイダに接続する(ステップS72)。それにより、携帯情報端末MIT1の画面上にはカテゴリー毎の商品・メニューが表示されたと共に、商品名による検索・お勧め情報、等を表示される(収集専用モード)(Sステップ73)ので、表示された商品メニューから必要な商品情報やシンボルを入手して(ステップS74)、入手した商品情報やシンボルを、保存機能を用いて、携帯情報端末MIT1に保存する(ステップS75)。
次に、図5(3)を参照して、編集/収集/管理機能14における管理機能の動作を説明する。
携帯情報端末MIT1で専用アプリケーションを起動し(ステップS81)、上述した閲覧機能を利用して必要な商品情報を携帯情報端末MIT1に呼び出し(ステップS82)、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「管理」を選択し(ステップS83)、それにより、携帯情報端末MIT1の画面上されたメニューから「削除」、「情報更新」、「コミッション合計」「topアフィリエイター」等の項目を選択することにより(ステップS84)、サーバSRとの通信により、各処理が遂行される(ステップS85)。
図6は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つであるシンボル生成機能15Aの動作を説明するためのフロー図である。
以下、図6を参照して、シンボル生成機能15Aの動作を説明する。
まず、アフィリエイトID及びパスワード等を入力してログインすることにより、アフィリエイターがアフィリエイトサービスプロバイダASPのサイトにアクセスして(ステップS91)、アフィリエイターが第三者に推薦したい商品/サービスを決定し(ステップS92)、生成されるシンボルに関連付けられるべき情報(例えば、商品/サービス情報、一次・二次アフィリエイター、等の項目)を決定し(ステップS93)、関連付ける項目をサーバSR上の一時的な領域に格納し(ステップS94)、関連付ける項目(特にアフィリエイターに関する階層)の内容に従って値の決定ルールを参照し(ステップS95)、決定ルールに基づいて値を決定し(ステップS96)、エンコーダ等によりその値のシンボルを生成し(ステップS97)、シンボル及び関連する情報をシンボル管理データベースに格納し(ステップS98)、アフィリエイターの携帯情報端末MIT1に商品/サービス情報とシンボル情報とを送信する(ステップS99)。
図7は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである情報抽出機能16の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図7(1)を参照して、情報抽出機能16Aの動作を説明する。
携帯情報端末MIT1で専用アプリケーションを起動して、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「シンボル撮影」を選択して媒体のシンボルを撮影し(ステップS101)、撮影したシンボル情報をサーバSRに送信し(ステップS102)、シンボルをサーバSR上のシンボル管理機能を用いて解析して値を抽出し(ステップS103)、抽出した値をキーとしてシンボルデータベース、商品データベース、及びアフィリエイターデータベースを参照して(ステップS104)、該当する商品情報/アフィリエイター情報を抽出して携帯情報端末MIT1に送信する(ステップS105)。
以下、図7(2)を参照して、情報抽出機能16Bの動作を説明する。
携帯情報端末MIT1で専用アプリケーションを起動して、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「シンボル撮影」を選択して媒体のシンボルを撮影する(ステップS101−B)。撮影したシンボル情報が、専用アプリケーションによって解析され、(ステップS102−B)、該当する商品情報/アフィリエイター情報が携帯情報端末MIT1上で抽出される(ステップS103−B)。
図8は、図6を参照して説明したシンボル生成機能15Aに続いてシンボル生成機能15Bの動作を説明するためのフロー図である。
以下、図8を参照して、シンボル機能15Bの動作を説明する。
まず、図8(1)を参照して、シンボル機能15Bにおける格納の動作を説明する。
アフィリエイトID及びパスワード等を入力してログインすることにより、アフィリエイターがアフィリエイトサービスプロバイダASPのサイトにアクセスして(ステップS111)、アフィリエイターが第三者に推薦したい商品/サービスを決定し(ステップS112)、生成されるシンボルに格納されるべき情報(例えば、商品/サービス情報、一次・二次アフィリエイター、等の項目)を決定し(ステップS113)、情報すべてを暗号化してシンボルに格納し(ステップS114)、アフィリエイターの携帯情報端末MIT1に商品/サービス情報とシンボル情報とを送信する(ステップS115)。
次に、図8(2)を参照して、シンボル機能15Bにおける引き出す動作を説明する。
アフィリエイトID及びパスワード等を入力してログインすることにより、アフィリエイターがアフィリエイトサービスプロバイダASPのサイトにアクセスして(ステップS121)、アフィリエイターが第三者に推薦したい商品/サービスを決定し(ステップS122)、生成されるシンボルに関連付けられるべき情報(例えば、商品/サービス情報、一次・二次アフィリエイター、等の項目)を決定し(ステップS123)、関連付ける項目をサーバSR上の一時的な領域に格納し(ステップS124)、関連付ける項目(特にアフィリエイターに関する階層)の内容に従って値の決定ルールを参照し(ステップS125)、決定ルールに基づいて値を決定し(ステップS126)、エンコーダ等により値のシンボルを生成し(ステップS127)、シンボル及び関連する情報をシンボル管理データベースに格納し(ステップS128)、アフィリエイターの携帯情報端末MIT1に商品/サービス情報とシンボル情報とを送信する(ステップS129)。
図9は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである計算/分配機能17の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図9を参照して、計算/分配機能17の動作を説明する。
まず、取引番号等をキーとして商品/サービスの売上金の入金を確認し(ステップS131)、商品情報データベースより当該商品のコミッション配分情報を抽出し(ステップS132)、取引番号をキーとして注文管理データベースより売上げに寄与したアフィリエイター情報を抽出し(ステップS133)、コミッション配分情報に基づき、各アフィリエイターの決められた比率のコミッションを算出し(ステップS134)、算出されたコミッション金額情報をアフィリエイターデータベースにアップし(ステップS135)、コミッション合計が一定金額を超えたならば、アフィリエイターの銀行口座等に送金を行う(ステップS136)。
図10は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つであるデータ生成機能18の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図10を参照して、データ生成機能18の動作を説明する。
まず、(初回時の)顧客情報入力画面を顧客の携帯情報端末MIT1に表示し(ステップS141)、顧客名、住所、電話番号、e-mailアドレス、商品送付先、支払方法、パスワード、等を入力し(ステップS142)、顧客情報を確認してサーバSRに送信し(ステップS143)、顧客管理データベースに登録情報を格納し(ステップS144)、本人確認用シンボル生成の要否を問う画面を顧客の携帯情報端末MIT1に表示し(ステップS145)、シンボル生成を必要とするか否かを判断し(ステップS146)、シンボル生成が必要である場合には顧客管理データベースより顧客情報を抽出し(ステップS147)、顧客情報に基づいて、本人確認用シンボルを生成し(暗号化する場合もありうる)(ステップS148)、シンボル及びシンボルが表す値を顧客データベースに格納し(ステップS149)、郵送またはアフィリエイトプロバイダサイトAPSからの印刷、DLで顧客にシンボルを交付する(ステップS150)。他方、上記ステップS146でシンボル生成が不要である場合には、動作を終了する。
図11は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである確認用入力機能19の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図11を参照して、確認用入力機能19の動作を説明する。
まず、事前に、携帯情報端末MIT1で専用アプリケーションを起動して、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「注文確定方法」を選択し(ステップS151)、「注文確定方法」として「注文確定を本人確認用シンボルで行う」を選択しておく(ステップS152)。商品の注文を開始するときに(ステップS153)、注文に必要な入力が終わると携帯情報端末MIT1の画面上に「本人確認用シンボルを撮影して下さい」というメッセージを表示し(ステップS154)、事前に発行を受けている本人確認用シンボルを撮影して、格納されている値を抽出する(ステップS155)。
図12は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである解析/照合機能20、及び別の一つである注文確定機能21の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図12を参照して、解析/照合機能20、及び注文確定機能21の動作を説明する。
携帯情報端末MIT1で抽出された値と顧客IDとをサーバSRに送信し(ステップS161)、顧客IDをキーとして顧客管理データベースを参照し(ステップS162)、顧客管理データベースに格納されている本人確認用の値と撮影されたシンボルから抽出されかつ送信されてきた値とを照合し(ステップS163)、それらの値が一致するかどうかを判断し(ステップS164)、それらの値が一致する場合には、注文を確定して注文情報を送信し(ステップS165)、他方、上記ステップS163で、それらの値が一致しない場合には動作を終了する。
図13は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである確認機能22の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図13を参照して、確認機能22の動作を説明する。
まず、携帯情報端末MIT1で専用アプリケーションを起動して、携帯情報端末MIT1の画面上に表示されたメニューから「注文確定方法」を選択し(ステップS171)、「注文確定方法」として「注文確定をパスワードで行う」を選択し(ステップS172)携帯情報端末MIT1の画面上にパスワード設定画面を表示し(ステップS173)、表示されたパスワード設定画面においてパスワードを2回入力して(ステップS174)、パスワードの設定を終了し(ステップS175)、続いて注文を開始し(ステップS176)、注文に必要な入力が終わると、「パスワードを入力して下さい」というメッセージを携帯情報端末MIT1の画面上に表示し(ステップS177)、その表示に応じてパスワードワーを入力し(ステップS178)、パスワードが一致するかどうかを判断し(ステップS179)、パスワードが一致する場合には、注文を確定して注文情報を送信し(ステップS180)、他方、上記ステップS179で、パスワード一致しない場合には動作を終了する。
図14は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである入力制御機能23の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図14を参照して、入力制御機能23の動作を説明する。
まず、注文を開始して(ステップS181)、注文に必要な入力が終わると「パスワードを入力して下さい」というメッセージを携帯情報端末MIT1の画面上に表示し(ステップS182)、その表示に応じてパスワードワーを入力し(ステップS183)、パスワードが一致するかどうかを判断し(ステップS184)、パスワードが一致する場合には、注文を確定して注文情報を送信し(ステップS185)、他方、上記ステップS184で、複数回にわたり、パスワード一致しない場合には、パスワード入力不可能・注文不可能となり(ステップS186)、動作を終了する。
図15は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである確認機能24の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図15を参照して、確認機能24の動作を二つの種類(1)及び(2)に分けて説明する。
(1)まず、パスワードロックしてしまったユーザが街中の携帯ショップに携帯電話を持ち込み(ステップS191)、携帯ショップで身分証により本人確認を行い(ステップS192)、携帯ショップに設置してあるパスワードロック解除装置に当該携帯電話を接続し(ステップS193)、パスワードロック解除装置にアフィリエイターIDまたは顧客IDと携帯番号とを入力し(ステップS194)、サーバSRと通信して、サーバSRの顧客管理機能の一部により顧客管理データベースのデータと照合を行い(ステップS195)、データが一致するかどうかを判断し(ステップS196)、上記ステップS196でデータが一致した場合には、パスワードロックを解除する(ステップS197)。他方、上記ステップS196でデータが一致しなかった場合には、動作を終了する。
(2)アフィリエイトプロバイダサイトにアクセスし、パスワード解除を選択し(ステップS201)、本人を確認する項目(例えば、顧客情報登録時に入力した項目)の入力欄を携帯情報端末MIT1の画面上に表示し(ステップS202)、上記入力項目のうち、パスワードを含んだ3つ以上の情報を入力してサーバSRに送信し(ステップS203)、サーバSRでは入力されたキーに基づいて顧客管理データベースを検索して照合し(ステップS204)、データが一致するかどうかを判断し(ステップS205)、上記ステップS205でデータが一致した場合には、パスワードロック解除信号を携帯情報端末MIT1に送信する(ステップS206)。他方、上記ステップS205でデータが一致しなかった場合には、動作を終了する。
図16は、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである登録機能25の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図16を参照して、登録機能25の動作を二つの種類(1)及び(2)に分けて説明する。
(1)まず、注文確定後の顧客の携帯情報端末MIT1に当該商品のアフィリエイトを実施するか否かを問う画面を表示し(ステップS211)、アフィリエイトを実施する場合でありかつ新規のアフィリエイターである場合には、携帯情報端末MIT1の画面上に登録画面を表示し(ステップS212)、登録画面にコミッション入金口座を入力してサーバSRに送信し(ステップS213)、顧客データと登録された関連情報とをキーにアフィリエイターIDを生成し(ステップS214)、アフィリエイターデータベースに当該情報を格納し(ステップS215)、上述したシンボル生成機能により、新たに発行されたIDを追加したシンボルを生成し、アフィリエイターとなった顧客の携帯情報端末MIT1にシンボルとアフィリエイターIDをと送信して、携帯情報端末MIT1に表示する(ステップS216)。
(2)アフィリエイターAが雑誌上で他者に推薦したい商品のシンボルを見つけると(ステップS221)、携帯情報端末の専用プログラムを起動してメニューから「商品追加」を選択し(ステップS222)、シンボル撮影モードとなり、当該商品のシンボルを撮影し(ステップS223)、撮影したシンボルの情報をサーバSRに転送し(ステップS224)、サーバSRではシンボルから抽出された商品情報とアフィリエイター情報(A以外の)にアフィリエイターAの情報を追加し(ステップS225)、上述したシンボル生成機能により、アフィリエイターAの情報を含む新シンボルを生成して(ステップS226)、アフィリエイターAの携帯情報端末に新シンボルと商品情報を送信する(ステップS227)。
図17、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つである推薦入力機能26の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図17を参照して、推薦入力機能26の動作を二つの種類(1)及び(2)に分けて説明する。
(1)アフィリエイターが推薦したい商品を見つけると(ステップS231)、携帯情報端末の専用アプリケーションを起動して(ステップS232)、携帯情報端末の画面上に表示されたメニューから「商品推薦」を選択すると(ステップS233)、推薦商品入力モードが起動して、入力画面に、商品名、取扱業者名、推薦理由、業者の連絡先、等の必要情報を入力し(ステップS234)、商品写真を撮影して(ステップS235)、文字データ、画像データをアフィリエイトプロバイダサイトのサーバSRに送信する(ステップS236)。
(2)アフィリエイターが推薦したい商品を見つけると(ステップS241)、デスクトップPCからアフィリエイトプロバイダサイトへアクセスし(ステップS242)、アフィリエイトID、パスワードを入力してユーザページにログインし(ステップS243)、メニューから「商品推薦」を選択すると(ステップS244)、商品名、取扱業者名、推薦理由、業者の連絡先、等の必要情報を入力しかつ画像データを添付し(ステップS245)、文字データ、画像データをアフィリエイトプロバイダサイトのサーバSRに送信する(ステップS246)。
図18、本発明のアフィリエイトシステム10における特徴の一つであるデータベース登録機能27の動作を説明するためのフロー図である。
以下、図18を参照して、データベース登録機能27の動作を説明する。
まず、上述した推薦入力機能により推薦された商品情報をアフィリエイトプロバイダが閲覧し(ステップS251)、アフィリエイトプロバイダが登録すべき商品を選考し(ステップS252)、商品取扱業者と交渉して掲載商品を決定し(ステップS253)、商品取扱業者またはアフィリエイトプロバイダが上述した商品提供者管理機能を用いて商品登録を行なう(ステップS254)。次いで、上述したシンボル生成機能により、商品情報と推薦したアフィリエイターを一次アフィリエイターとしたアフィリエイター情報とによりシンボルを生成し(ステップS255)、該アフィリエイターの携帯情報端末に上記生成したシンボルを送信する(ステップS256)。
以下、本発明によるアフィリエイトシステムを利用したアフィリエイトの処理内容について具体的に説明する。
アフィリエイトプロバイダが運営するコンピュータ向け或いは携帯情報端末向けのアフィリエイトプログラムサイトより、商品/サービス提供業者は、「業者登録」を行う。
法人名、住所、電話番号、E−mailアドレス、FAX番号などを登録し、IDやパスワードが発行される。登録時に発行されたID、パスワードを利用してアフィリエイトプログラムサイトにログインし、自らのECサイトやサイト上に提供している商品/サービス情報とコミッション発生条件・コミッション金額や%を登録する。登録する内容がサービスであればサービス内容や画像データなど、商品であれば商品に関する仕様や画像データなどの情報を登録する。デジタルなデータを販売するような場合は、ダウンロード可能な登録の方法が用意されておいてもよい。様々な分野・年齢・職業のユーザがアフィリエイターとなることが予想されるため、あらかじめ約款等によりアフィリエイトプロバイダのリスクヘッジがなされる。ECサイトなどネット媒体をもっていないは、商品写真と商品説明のためのデータといった必要な材料をアフィリエイトプロバイダに提供すると、プロバイダ側が登録し、また発注に際しては自動的に必要事項が書かれたFAXが提供業者に対して流れるようなしくみが提供されてもよい。また商品/サービス提供業者に対して、特定のサイトや媒体への掲載を拒否する旨をアフィリエイターに告知するためのシステムが用意されてもよい。商品写真のそばに特定の記号が表示され、たとえばアダルトサイトへの掲載拒否といった記号が考えられる。
アフィリエイトプロバイダが運営するコンピュータ向け、あるいは携帯情報端末むけアフィリエイトプログラムサイトより、アフィリエイター(となる者)は「アフィリエイター登録」を行う。登録に際しては、氏名、ハンドルネーム、法人名、住所、電話番号、E−mailアドレス、携帯電話番号、パスワード・パスワードを忘れた時のために必要な情報・コミッションをうけとるための銀行口座などを登録する。アフィリエイターは購入者となることも多いため、クレジットカードなどが登録されることも考えられる。約款が用意されており、アフィリエイターとしての最低限の義務や違反した場合の処置、後日媒体への商品情報の掲載を停止される場合があることなどがアフィリエイターに提示され、同意したもののみがアフィリエイターとなることが可能である。逆に登録解除のシステムも整備されている。アフィリエイターの同意があれば、アフィリエイトプロバイダが主体となるネットマーケティングの対象となる場合がある。
アフィリエイターが登録時に発行されたID、パスワードを利用してアフィリエイトプログラムにログインする。アフィリエイターは、約款に違反しない限り自由に自らの媒体に提供したい商品/サービスの情報あるいは商品/サービスの情報を引き出すためのシンボルを取得することができる。例えばシンボルとは、バーコード、二次元コード(QRコード等)、三次元コード、アイコン、音声、画像、映像、数字、文字、記号等の商品を特定しうるデータを含むもの、或いはデータを加工編集し暗号化することにより抽象化・メタファー化したもの、を言う。当然一般に使われているシンボル(たとえばQRコード)と本発明のアフィリエイトシステムで使用されるシンボルは、区別されるようなものであることが望ましい。専用アプリケーションで読み取れば瞬時に識別されるようなシステムや、もともとのシンボルにそれとわかるような仕掛けがなされていることが望ましい。
シンボルにはECサイトのURLや、商品/サービス情報と当該アフィリエイターIDを一意に特定するランダムナンバー(暗号化されたn桁の数値など)などのデータが格納される。アフィリエイターが複数の媒体を所有している場合には、媒体を識別するIDを発行し、これをシンボルに格納することで媒体ごとの効果を測定することも可能である。
アフィリエイトプロバイダは、アフィリエイターの申請に基づき、その希望する方式で商品/サービス情報、シンボルを送信する。これらはテキスト(バナーなどのHTMLソースを含む)、画像、映像、音声である電子データで送信する。
アフィリエイターは、プロバイダより送信されたデータを自らの媒体に適切な形でPCや携帯情報端末のハードディスク、メモリ、テープなどの電子メディアか、紙に印刷した状態で保存する。もしくはネットワーク上のアフィリエイトプログラムサイトに保管されていてもよい。
例えば、携帯情報端末が媒体の場合、専用アプリケーションがインストールされており、商品情報と、シンボル(商品情報とアフィリエイター情報を引き出すためのn桁の数値が格納されている)を保存できるアルバムのような機能を備えている。専用アプリケーションは、どのシンボルがどの商品を示しているのかが明確にわかるような仕組みが備わっており、商品カテゴリー別に分類する機能、その商品がこれまでに産み出したアフィリエイトフィーが簡単にわかるような仕組みも組み込まれている。また専用アプリケーションは、日付別、あいうえお順、お気に入り順、価格順など様々な条件で検索/並べ替えできる機能、メールに添付されてきた商品情報とシンボルを整理する機能、商品毎にアピール点やメモなどを保存しておくことが出来る機能、自分で撮影した商品写真を取り込んで編集する機能、音声で当該商品を呼び出せばすぐにその商品とシンボルが携帯情報端末の画面上に呼び出される機能・アフィリエイトプロバイダから売れ筋商品情報をダウンロードし、保存する機能、誰に紹介したか履歴を残しておく機能、自分の購買履歴を残しておく機能、自分が管理している商品情報等を他人に閲覧されないようにするセキュリティ機能、商品情報やシンボルを一覧表示する機能・当該商品を購入した者の感想を通信によりサーバに接続して閲覧できる機能、当該商品の累積出荷数、月間販売数、週間販売数などの情報を閲覧できる機能を備えていてもよい。
専用アプリケーションによって、携帯情報端末の商品情報、シンボル、付随情報のデータは、携帯情報端末のカメラや無線通信、ケーブルやメモリーチップ等を活用し、携帯情報端末間でやりとりが可能となる。1:1での交換だけでなく、一人が複数の携帯情報端末に同じデータを同時に転送/移転することや、同時に複数の商品情報、シンボル、付随情報のデータ転送することも可能であり、また携帯情報端末のメール機能を利用して、商品情報、シンボル、付随情報のデータを他の端末へ送付することも可能である。
専用アプリケーションによって、商品情報、シンボル、付随情報のデータを受け取ったユーザは、受け取った商品のアフィリエイターとしてアフィリエイトシステムに登録することが可能である。例えばその構成は、シンボルを受け取った際に自動的に携帯情報端末の画面に、商品情報及びシンボルと共に「この商品のアフィリエイターとなりますか?」が現れ、「はい」「いいえ」の選択ボタンが画面上に現れる。「はい」ボタンを選択すると、アフィリエイトシステムと携帯情報端末との間でデータのやりとりがなされ、アフィリエイトシステムに該ユーザがアフィリエイターとして登録される。シンボルを受け取ると同時に自動的にアフィリエイトシステムと携帯情報端末との間でデータのやりとりが行われる構成でもよい。
専用アプリケーションは、携帯情報端末に組み込まれる専用の装置/ハードウェアであってもよい。
アフィリエイターの編集する媒体から、顧客が商品/サービス情報に誘導され、商品/サービスの購入、その他アフィリエイターへのコミッション発生条件となる行動(会員登録、資料請求など)を行った場合、商品/サービス提供業者への注文情報が生成される。注文情報にはコミッション発生条件となる行動、関連する商品/サービス情報に関する購入情報(商品/サービス名、数量、大きさ、届け先、連絡先、支払方法など)、アフィリエイターID、コミッション条件に基づく予定コミッションが出力される。このときアフィリエイターが、みずからがアフィリエイターとなっているシンボルを経由して発注をかける場合は、口コミ的な広がりを重視して、コミッションが発生しない構成をとることも可能である。また、商品/サービスの購入の場合には、注文情報を確定させる前に在庫やサービスの有効期限の情報を検証したうえで注文情報を作成する。在庫やサービスの有効期限に関しては、商品/サービス提供業者から適宜登録されていることを前提とする。在庫が無い場合は、顧客からの注文をある一定のルール(先着順・抽選など)で確定させる仕組みが整備されていてもよい。また商品/サービス提供業者がアフィリエイトプログラムから脱退した場合には、シンボルを起因として商品/サービスに参照が行われた時点で提供中止のメッセージを配信する。
注文情報は、アフィリエイトプロバイダのサイト上で、商品/サービス提供業者が自らのIDでコンピュータからでも携帯情報端末からでも、いつでも参照することができる。
顧客が商品/サービスを購入した際の代金の支払い方法としては、金融機関への振込み、クレジットカード決済、代金引換、ISPや通信事業者による課金代行サービス、電子/ウェブマネー、プリペイドカード、商品/サービス提供業者が発行するポイントなどの決済手段のうち、商品/サービス提供業者が受け入れ可能なもので実施する。
商品/サービス提供業者は、注文情報のうちコミッション発生が確定したもの(商品の購入による顧客の支払確認が終了したもの等)について、コミッション金額をアフィリエイトプロバイダに支払う。アフィリエイトプロバイダはひとつの注文情報におけるアフィリエイター数に応じて、コミッションを分配する。ここで複数のアフィリエイターが存在する場合とは、最初のアフィリエイターから紹介をうけた者が二次アフィリエイターとして、さらに紹介を受けたものが三次アフィリエイターとしてアフィリエイとプログラムに参加しているような階層型の状態を指す。コミッションは事前に決定された比率で配分するが、アフィリエイトプロバイダが一定の割合をコミッションとする構成も一例である。一定の顧客を誘導したアフィリエイターまたはアフィリエイトサイト(媒体)に関しては、コミッションの分配比率を優遇することもある。アフィリエイターは自らのIDでアフィリエイトプログラムにログインし、取得したコミッション金額、アフィリエイトが実現された履歴などの情報を確認することができる。コミッションは、アフィリエイターや顧客が参加する商品/サービス提供業者の発行するポイントなどでもよい。アフィリエイトプロバイダ自らが、顧客やアフィリエイター向けにポイントサービスを設計し、提供することで参加意欲を高める構成を考えられる。またプロバイダから提供されるアフィリエイター向けページやメーリングリストにより、売れ筋もしくは高コミッションの商品/サービス情報や新商品/サービス情報を入手することもできる。またアフィリエイトプロバイダが、商品/サービス提供業者からの依頼をうけ、新製品情報などをアフィリエイターに提供するしくみを加えても良い。アフィリエイターのインセンティブを高めるために、優秀なアフィリエイターを賞金・副賞などで表彰するしくみやハンドルネームをアフィリエイトプロバイダサイトに掲載するしくみが導入されることもある。一方で、従来では商品/サービス提供業者が広告主として直接媒体を保有する者に広告料を支払っている業態においては、広告料の一部をアフィリエイトプログラムの成果報酬に切り替えるということも可能となる。
顧客が商品/サービスの購入をキャンセル可能なものとそうでないものとが存在し、キャンセル可能なものについては、注文確定後でもアフィリエイトプロバイダサイトにログインすることで可能である。既に発送済みのものについては当該商品を受け取ったのち、自らが当該商品/サービス提供業者と連絡をとり、キャンセルの手続きをとることが原則である。この場合、ペナルティとしてコミッションの減額などがアフィリエイターに課されるしくみがとられる場合も考えられる。
上記のような代表的な構成に以下のようなしくみを自由に組み合わせた構成をとることも可能である。例えば、アフィリエイトプロバイダのデータベースでは、「ある商品と1人もしくは複数のアフィリエイターのデータ」とランダム機能を用いたうえで重複のないように求められたn桁の数字が関連づけられており、アフィリエイトシステムの一部であるシンボルを生成する手段は、アフィリエイターの要請で、該n桁の数字を表すQRコードを生成する。値の決定ルールとしては、単純なランダム機能だけではなく、商品分野と値の間に一定のルールをもつもの(最初の2桁が商品分野を表すなど)や、ある商品のアフィリエイターの数と値の間に一定のルールをもつもの(既に3次アフィリエイターまで登録されている場合は、最初の一桁が3など)が考えられる。このQRコードがウェブサイトや紙面、携帯情報端末上に保存される。顧客は携帯情報端末のカメラでこのQRコードを撮影することで、このQRコードが表す商品を発注することができる。QRコードを撮影した時点で自動/手動でアフィリエイトシステムに連動し、アフィリエイトプロバイダのデータベースにおいてn桁の数字から当該商品とアフィリエイターが関連づけられる。
顧客が商品を注文する起点となるシンボルは、商品情報だけでなく、アフィリエイター情報とも関連づけられている。本発明では、携帯情報端末を用いて、口コミのようにアフィリエイターが推薦する商品情報とそのシンボルが、携帯情報端末から携帯情報端末へと次々に紹介されていくことになる。この場合、当該シンボルは、最初のアフィリエイターの情報だけでなく、たとえば3世代のアフィリエイター情報と同時に関連づけられるような構成となっている。つまり、3人の携帯情報端末を経て紹介された商品を、ある顧客が購入した場合、その売上から、それぞれ事前決められた割合でコミッションが計算され、3人のアフィリエイターがコミッションの分配を受けることができるように構成されている。
顧客(アフィリエイターでもある)が携帯情報端末を用いて商品の発注を行う場合、4桁の数字の暗証番号を使って本人確認を行うことがあるが、この方法は携帯情報端末が盗難にあうと簡単に他人でも解除が可能であり、セキュリティレベルが高いとはいえない。セキュリティレベルを高くするための手段として、本発明では、たとえば、本人確認専用のQRコードが本人だけに発行される。
アフィリエイトプロバイダが提供するコンピュータからも携帯情報端末からもアクセス可能なWEBサイト上において、氏名、携帯電話番号、アフィリエイターID、アフィリエイター登録時に設定したパスワード等を入力することで、その情報を基にしたある一定のアルゴリズムで本人確認用のQRコードが発行される。場合によっては発行の条件として生体認証の手順を踏んでもよい。本人確認用のQRコードは通常印刷され、セキュリティの為に携帯情報端末と分離してたとえば財布の中などに入れて顧客が持ち歩くことになる。顧客は注文の為の入力を終え、確定するタイミングになると、携帯情報端末の画面上に「本人確認用のQRコードを撮影してください」とのメッセージが表示される。顧客が事前に発行してあるQRコードを撮影すると、その情報がアフィリエイトプロバイダのデータベースへ送られ解析・照合が行われ、問題がなければ注文が確定する。また、本人確認専用のQRコードの代わりに、本人確認用のデータが生成される構成も考えられる。アフィリエイトプロバイダが提供するコンピュータからも携帯情報端末からもアクセス可能なWEBサイト上において、氏名、携帯電話番号、アフィリエイターID、アフィリエイター登録時に設定したパスワード等を入力することで、その情報を基にしたある一定のアルゴリズムで本人確認用のデータが発行される。顧客はこのデータを携帯情報端末と接続可能なメディアに格納して保持する。メディアとしてはフラッシュメモリや本人確認用に特別に開発された携帯情報端末と接続可能なキーデバイスが考えられる。顧客は注文の為の入力を終え、確定するタイミングになると、携帯情報端末の画面上に「本人確認します。」とのメッセージが表示される。顧客が事前に本人確認用のデータを格納したメディアを、携帯情報端末に接続すると、その情報がアフィリエイトプロバイダのデータベースへ送られ解析・照合が行われ、問題がなければ注文が確定する。また本人確認用のデータやQRコードが、市中のサービスステーションなどで本人が出向けば発行されるシステムも考えられる。また本人確認が生体認証で行われる構成も考えられる。携帯情報端末に指紋認証・網膜認証などの生体認証装置が組み込まれており、本発明の専用アプリケーションと連動して、注文確定の際に生体認証が利用される。また生体認証による本人確認用に特別に開発された携帯情報端末と接続可能なデバイスを携帯情報端末とは別に活用することで、よりセキュリティレベルの高い本人確認が行われる構成も可能である。
前記顧客が発注を確定する際、パスワードを入力することで確定する構成も考えられる。但し、その際には、パスワードの入力失敗は、盗難の場合などに備えて5回までという制限のかかった構成が望ましい。6回以上パスワード入力を失敗すると、パスワード入力が拒否され注文が確定できなくなる。つまり該携帯情報端末からは発注が不可能となる。この状態を解除するためには、例えば市中のサービスステーションで本人確認を行って解除手続きをとるか、アフィリエイトプロバイダの専用WEBページにおいて氏名、携帯電話番号、アフィリエイターID、アフィリエイター登録時に設定したパスワード等を入力することで本人確認がなされ、その後通信によってロックが解除される構成が望ましい。携帯情報端末から商品やサービスをQRコードなどを利用することで手軽かつ簡単に発注できるようになることは、消費者に便利さを与える一方で、携帯情報端末を紛失したり、忘れたり、盗難されたりした場合にその便利さを逆用して悪用される可能性が残る。これを防ぐために、携帯情報端末を何らかの理由により手元から失ったユーザが、その便利な発注機能を停止させる機能が望まれる。たとえば、当該ユーザがアフィリエイトプロバイダの指定する電話番号にコールし、自動音声の案内にしたがって携帯番号とアフィリエイターIDをプッシュホン入力することで、当該携帯情報端末の発注機能が停止するというシステムが考えられる。また当該ユーザがアフィリエイトプロバイダのもつWEBサイトで、携帯電話番号とアフィリエイターID及びアフィリエイター登録時に設定したパスワードを入力し、発注停止の指示をWEB上からだせるようなシステムとしてもよい。
本発明のアフィリエイトシステムが世に広まると、雑誌やTV、ネットサーフィン、商品パッケージなど様々な場面において、本発明のアフィリエイトシステムのシンボル(たとえばQRコード)を目にとめることになる。そういった日々の生活の中で、アフィリエイターが人に推薦したいと思う商品/サービスが見つかった場合、簡単に自分の携帯情報端末に当該シンボルを登録するとともに、当該商品/サービスのアフィリエイターとなれる仕組みが望まれる。たとえば、自分の携帯情報端末で、専用アプリケーションを起動し、メニューから「シンボルからアフィリエイターになる」を選択する。選択すると入力モードとなり、アフィリエイターとなりたい商品のシンボルを撮影する。画面には「このシンボルのアフィリエイターとなりますか」との確認メッセージが表示され、承認すると、本人確認の手順を得てアフィリエイトシステムにネットを通じてその要望が送信される。送信されたデータをもとに、アフィリエイトシステムはこのユーザをその商品/サービスのアフィリエイターとして登録し、新しくそのユーザがアフィリエイターとなっているシンボルが、ネットを通じてそのユーザの携帯情報端末に送られてくる。このような手順をとることで、簡単かつ便利に当該商品/サービスのアフィリエイターとして登録することができるように構成される。
アフィリエイターがまだ、アフィリエイトプロバイダに登録されていない商品/サービスで、自分が第三者に推薦したい商品/サービスがある場合、これらの商品/サービスを、推薦できる仕組みが望まれる。情報携帯端末からでもコンピュータからでも推薦が可能なシステム構成となる。情報携帯端末から推薦する仕組みは、たとえば、専用アプリケーションを起動し、メニューから「推薦」を選ぶ、「推薦する商品を撮影しますか」との表示があらわれ、承認すると情報携帯端末は撮影モードとなる。推薦者が商品を撮影すると、次は「必要情報を入力してください」との表示があらわれ、商品/サービス名、取扱企業名、取扱企業連絡先、担当者などアフィリエイトプロバイダが、当該商品/サービスの提供者と交渉するために必要なデータの入力が求められる。以上のような情報を推薦者がアフィリエイトプロバイダに提供する。それを受けたアフィリエイトプロバイダ側は、当該商品/サービスをデータベースに加えるか加えないかの検討を行う。加えるとの結論に達すれば、当該商品/サービスはデータベースに加えられることとなる。最初の推薦者には、何らかの報酬が支払われる構成も考えられる。同様の手順で写真は無い場合が多いと思われるが、コンピュータからも推薦できるシステム構成も考えられる。
人気のある商品/サービスの場合は、在庫切れなどが発生し、顧客の注文にも即応できないような場合が発生しやすくなる。このような場合に、商品/サービス提供業者側が、そのような注文をどう処理するかが問題となる。本発明においてアフィリエイトプロバイダは、いくつかの選択肢を商品/サービス提供業者に提示することが可能である。たとえば、在庫が無い場合は発注を受け付けない仕組み、先着順に発注を受け付ける仕組み(この場合、現在の順位と大まかな納期が表示される)、先着順だけでなく、これまでのお得意様を一定割合で優先させる仕組み、商品/サービス提供業者から、優先注文受付メールが希望者に送られる仕組み(先着順の変形版)、ある単位で(毎日とか毎週とか)抽選が行われ注文できる者が決定される仕組みなどが考えられる。
図1は、本発明によるアフィリエイトシステム10の一実施形態における構成を示すブロック構成図である。 図2−1は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける保存/閲覧機能の動作を説明するためのフロー図である。 図2−2は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける保存/閲覧機能の動作を説明するためのフロー図である。 図3−1は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける転送/交換機能の動作を説明するためのフロー図である。 図3−2は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける転送/交換機能の動作を説明するためのフロー図である。 図4は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける登録機能の動作を説明するためのフロー図である。 図5は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける編集/収集/管理機能の動作を説明するためのフロー図である。 図6は、図1に示すアフィリエイトシステムにおけるシンボル生成機能の動作を説明するためのフロー図である。 図7は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける情報抽出機能の動作を説明するためのフロー図である。 図8は、図6を参照して説明したシンボル生成機能の更なる動作を説明するためのフロー図である。 図9は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける計算/分配機能の動作を説明するためのフロー図である。 図10は、図1に示すアフィリエイトシステムにおけるデータ生成機能の動作を説明するためのフロー図である。 図11は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける確認用入力機能の動作を説明するためのフロー図である。 図12は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける解析/照合機能及び注文確定機能の動作を説明するためのフロー図である。 図13は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける確認機能の動作を説明するためのフロー図である。 図14は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける入力制御機能の動作を説明するためのフロー図である。 図15は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける確認機能の動作を説明するためのフロー図である。 図16は、図1に示すアフィリエイトシステムにおける登録機能の動作を説明するためのフロー図である。 図17、図1に示すアフィリエイトシステムにおける推薦入力機能の動作を説明するためのフロー図である。 図18、図1に示すアフィリエイトシステムにおけるデータベース登録機能の動作を説明するためのフロー図である。
符号の説明
10 アフィリエイトシステム
11 保存/閲覧機能
12 転送/交換機能
13 登録機能
14 編集/収集/管理機能
15A シンボル生成機能
15B シンボル生成機能
16 情報抽出機能
17 計算/分配機能
18 データ生成機能
19 確認用入力機能
20 解析/照合機能
21 注文確定機能
22 確認機能
23 入力制御機能
24 確認機能
25 登録機能
26 推薦入力機能
27 データベース登録機能

Claims (8)

  1. 顧客が商品/サービスを購入することにより該商品/サービスの商取引に係わる関係者に利益をもたらすように構成されたアフィリエイトシステムであって、
    商品/サービスを発注するための商品/サービス情報とアフィリエイター情報、前記商品/サービス情報と前記アフィリエイター情報を格納または引き出すためのシンボル、及び商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせをアフィリエイターの携帯情報端末に保存/閲覧する手段と、
    異なる携帯情報端末間で前記商品/サービス情報、前記シンボル、及び前記商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを転送/交換する手段と、
    前記商品/サービス情報、前記シンボル、及び前記商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせを受け取った携帯情報端末のユーザが当該商品/サービスのアフィリエイターとして登録可能な手段と、
    を備えていることを特徴とするアフィリエイトシステム。
  2. 前記商品/サービス情報、前記アフィリエイター情報、前記前記シンボル、及び前記商品に関連する様々な付随情報のいずれか一つまたは二つ以上の組み合わせをアフィリエイターの携帯情報端末に編集/収集/管理する手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載のアフィリエイトシステム。
  3. 前記商品/サービス情報及び前記アフィリエイター情報に関連付けられた値を有し、かつ該値が一定のルールに基づいて決定されるシンボルを生成する手段と、
    前記シンボルから前記値を解析して前記商品/サービス情報及び前記アフィリエイター情報を引き出す手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のアフィリエイトシステム。
  4. 前記シンボルとして、前記商品/サービス情報と一次アフィリエイター情報及び二次以上のアフィリエイター情報を格納または引き出すシンボルを生成する手段と、
    前記シンボルを解析して前記商品/サービス情報及び前記一次及び二次以上のアフィリエイター情報を引き出す手段と、
    前記顧客が前記商品/サービスを購入した際に、一次アフィリエイターのコミッション及び二次以上のアフィリエイターのコミッションを計算/分配する手段と、
    を更に備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のアフィリエイトシステム。
  5. 前記顧客に対して個別に本人確認用シンボル又はデータを生成する手段と、
    前記顧客が前記携帯情報端末において購買情報を確定する際に、当該顧客のみに発行された前記本人確認用シンボル又はデータを前記携帯情報端末に入力する手段と、
    前記本人確認用シンボル又はデータを解析/照合する手段と、
    前記解析/照合の結果、本人確認がなされたときのみ、前記顧客の注文を確定する手段とを更に備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のアフィリエイトシステム。
  6. 前記顧客が前記携帯情報端末において前記購買情報を確定する際に、本人確認をパスワードで行う手段と、
    前記パスワードの入力回数に制限を設定し、該入力回数が該設定された制限を超えた場合には、前記パスワードの更なる入力を不可能にする手段とを備え、
    前記パスワードが入力不可能になった場合には、前記携帯情報端末を入力可能な状態に復帰させるためには、確実な本人確認の手続きを必要とすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のアフィリエイトシステム。
  7. 前記顧客が前記シンボルが示す前記商品/サービスのアフィリエイターとなることを望んだ場合に、前記シンボルを活用して前記顧客を前記商品/サービスのアフィリエイターとして登録する手段を更に備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のアフィリエイトシステム。
  8. アフィリエイターが第三者に推薦したい商品/サービスを、アフィリエイトプロバイダ及び当該アフィリエイトプロバイダが運営するプログラムサイトのいずれか一つまたは両方に推薦する手段と、
    前記推薦された商品/サービスを前記アフィリエイトプロバイダがプログラムサイトに登録する手段と、
    を更に備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のアフィリエイトシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009099117A (ja) * 2008-05-22 2009-05-07 Infocart Co Ltd アフィリエイトシステムに適用される課金決済処理方法及び課金決済処理プログラム
JP2009223919A (ja) * 2009-07-07 2009-10-01 Infocart Co Ltd アフィリエイト販売システム

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