JP2007043532A - 光空間伝送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光信号を用いて自由空間をデータ伝送するシステムにおいて、光送信装置の角度調整の要求精度を緩める光空間伝送方式を提供することを目的とする。
【解決手段】光送信装置と、光受信装置と、光送信装置の角度を調整する角度調整部と、光受信器の受光部と、受光部の位置を平行移動する受光調整部から構成され、光送信装置の角度調整部は光受信装置のある規定内に出射光が入るように角度調整(粗調整)し、光受信装置は光送信装置からの光を規定の場所に受けたことを検知すると、受光調整部は受光部を前記規定の範囲内で移動して受光パワーが最大となるように位置調整(微調整)を行うことで、光送信装置の出射角度の制御に求められる精度を緩めることができる。
【選択図】図1
【解決手段】光送信装置と、光受信装置と、光送信装置の角度を調整する角度調整部と、光受信器の受光部と、受光部の位置を平行移動する受光調整部から構成され、光送信装置の角度調整部は光受信装置のある規定内に出射光が入るように角度調整(粗調整)し、光受信装置は光送信装置からの光を規定の場所に受けたことを検知すると、受光調整部は受光部を前記規定の範囲内で移動して受光パワーが最大となるように位置調整(微調整)を行うことで、光送信装置の出射角度の制御に求められる精度を緩めることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、光信号を用いて自由空間中でデータ伝送を行う光空間伝送方法に関するものである。
従来の光空間伝送方法は、自由空間中を光信号を伝送する際に、出射光が大きく広がると、距離に応じて単位面積あたりの光パワーが大きく減少するため、出射光の広がりをある程度抑えて、伝送する方法をとっている。図7を用いて簡単に説明すると、データ伝送に先立って、光送信装置9は光受信装置10の位置連絡手段15からの信号に基づいて位置検出手段6を用いて、光受信装置10の位置を検出する。光送信装置9は光受信装置10の受光部2の方向へ光信号14を出射するように出射方向制御手段5で光送信部11の角度を調節する。光送信装置9への入力信号であるデータ信号12は光送信回路部3へ入力され発光部1で光信号14に変換され、発光部1は自由空間中に光信号を出射する。光受信装置10は光信号14を、受光部2で受光してデータを受光する。受光部2で電気信号に変換されて、光受信回路部4へ入力され、データ信号13として光受信装置10から出力される。光送信装置9と光受信装置10の間で効率よく光パワーを伝送するため、光送信装置は、発光部1からの光出力をレンズ等を用いて、光信号の広がりを小さく抑えて、光受信装置10の受光部2において大きな受光パワーが得られるように設定される。また、光受信装置10はレンズなどを用いて、光信号をより集めて受光部2で受光する、といったものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−289003号公報
しかしながら、前記従来の構成では、光送信装置9と光受信装置10の距離が大きくなった場合や、伝送速度が速くなった場合において、光送信装置からの出射方向のわずかな変動が光受信装置10の地点では大きな距離の変動となり、また伝送速度が速くなった場合には、受光部2の容量を小さくしないと周波数特性が劣化するため、受光部2の面積を小さくする必要が生じ、光送信装置の出射方向の調整に求められる精度が非常に高くなる、という課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、光送信装置と光受信装置の距離が大きくなった場合や、伝送速度が速くなった場合において、光送信装置の出射方向の調整に求められる精度を緩和する光空間伝送方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の光空間伝送方法は、光信号を用いて自由空間をデータ伝送するシステムにおいて、光送信装置と光受信装置との光軸を調整する方法であって、前記光受信装置の位置を前記光送信装置に連絡する位置連絡手段と、前記位置連絡手段の出力を基に前記光受信装置の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力を基に、前記光受信装置に向かって前記光送信装置の光出射方向を調整する出射方向制御手段と、前記光受信装置が前記光送信装置からの光出力の受光パワーをモニターする光検知手段と、前記光送信装置からの出力光をデータ信号として受光する受光部と、前記光検知手段の出力を基に、前記受光部の位置と、前記光送信装置からの光出力の位置を調整する受光部位置制御手段とを備えることを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記位置連絡手段は、光信号を用いて、前記位置検出手段に前記光受信装置の位置を連絡することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記位置連絡手段は、無線信号を用いて、前記位置検出手段に前記光受信装置の位置を連絡することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記位置連絡手段は、有線を通じて、前記位置検出手段に前記光受信装置の位置を連絡することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記出射方向制御手段は、前記光受信装置内の所定の範囲内に、前記光送信装置の光出力方向を粗調整することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記光検知手段は、前記光送信装置からの光出力を、前記光受信装置内の所定の領域内に受光していることを検知する光検知部で構成されることを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記光検知部の領域は、前記受光部の領域よりも大きいことを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記受光部は、前記光検知部の領域内を移動することができることを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記受光部位置制御手段は、前記受光部を移動させて前記光送信装置からの光出力との結合効率が最大となる位置に調整することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記受光部位置制御手段は、前記受光部を移動させて、前記受光部での受光パワーが所定の値以上となる位置に調整することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記光検知手段は、前記光検知部と、前記光送信装置からの光出力を受光し受光パワーをモニターする受光パワー検知部を有し、前記受光パワー検知部の出力が所定の値以上になると、前記受光部位置制御手段に前記受光部の位置の移動を指示することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記光検知部の受光パワー1と、前記受光部の受光パワー2の合計が、所定の値以上になると、前記受光部位置制御手段が前記受光部の位置の移動を行うことを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記光送信装置が前記光受信装置の所定の場所に出射方向を粗調整した後に、前記光受信装置が前記受光部の位置を微調整することを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、光信号を用いて自由空間をデータ伝送するシステムにおいて、光送信装置と光受信装置が光軸を調整する方法であって、前記光受信装置の位置を光送信装置が検出する位置検出手段と、前記光受信装置の位置に向かって前記光送信装置の光出力方向を調整する出射方向制御手段と、前記光受信装置が前記光送信装置からの光出力を受光する複数の受光部を有する受光手段と、前記複数の受光部のうち、動作させる前記受光部を決定する光受信部制御手段とを備えることを特徴としている。
更に本発明の光空間伝送方法は、前記受光手段は、所定の領域内に複数の受光部を有し、前記光送信装置からの光出力を受光し、前記複数の受光部のうち、所定の値以上の受光パワーを受光している前記受光部を動作させ、所定の値より小さい受光パワーを受光しているその他の前記受光部は動作を停止することを特徴としている。
本発明の光空間伝送方法によれば、光送信器の出射角度の制御に求められる精度を緩和することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における光空間伝送に用いる光送受信器のブロック図である。実施の形態1は、発光部1、受光部2、光送信回路部3、光受信回路部4、出射方向制御手段5、位置検出手段6、受光部位置制御手段7、光検知手段8、光送信装置9、光受信装置10、光送信部11、位置連絡手段15より成る。ここで、光検知手段8は光受信装置10の所定の範囲内に光信号14が入っていることを、検知し、受光部位置制御手段7は前記所定の範囲内において、受光部2の位置を移動させることが出来る構成である。
図1は、本発明の実施の形態1における光空間伝送に用いる光送受信器のブロック図である。実施の形態1は、発光部1、受光部2、光送信回路部3、光受信回路部4、出射方向制御手段5、位置検出手段6、受光部位置制御手段7、光検知手段8、光送信装置9、光受信装置10、光送信部11、位置連絡手段15より成る。ここで、光検知手段8は光受信装置10の所定の範囲内に光信号14が入っていることを、検知し、受光部位置制御手段7は前記所定の範囲内において、受光部2の位置を移動させることが出来る構成である。
自由空間中で光伝送を行うにあたって、発光部1からの出力光はレンズなどを用いることで、光信号の広がり角度は小さな値となっている。これは、広がり角度が大きいと、距離が離れた地点では単位面積あたりの受光パワーが小さくなるためである。そのため、光送信装置9と光受信装置10は、データ伝送を開始するにあたって、光送信装置9からの出射方向を、光受信装置10に向かって調整する必要がある。そのため、光受信装置10は位置連絡手段15を使って、光信号や無線信号で光送信装置9へ位置を連絡する。位置連絡手段15からの情報を基に、位置検出手段6は光受信装置10の位置を検出する。位置検出手段6の出力から、出射方向制御手段5は光送信部11の角度を調整して、光信号14の出射方向を制御する。このとき、光送信装置9からの光信号の出射方向制御は、データを受光するための受光部2の面積より大きな所定の範囲内に、光信号14が入力されるように制御する。光送信装置9への入力であるデータ信号12は光送信回路部3に入力され、発光部1によって光信号14に変換され、レンズなどで光信号14の広がり角度は小さく抑えられて、自由空間中に出射される。光受信装置10は光信号14が所定の範囲内に入力されたことを光検知手段8で検知する。光検知手段8が光信号14を検知すると、受光部位置制御手段7は、データ信号である光信号を受光するための受光部2の位置を変化させる。受光部2は所定の範囲内を移動することが可能であり、光検知手段8の出力を基にして受光部位置制御手段7は受光部2の位置を変化させ、受光部2の受光パワーが最大のパワー、もしくはある規定の受光パワー(例えば符号誤り率が1E−12を満たす受光パワー)を越えるように受光部2の位置を移動する。以上の手順で、受光部2の位置が決定され、データ信号14は光送信装置10から出力される。
以上より、光送信装置9と光受信装置10の距離が大きい場合、またデータ伝送速度が速くなった場合において、光送信装置9の出力光に関する、出射方向制御の精度を緩和することができる。
なお、本実施の形態において、位置連絡手段15は光信号や無線信号を用いて光受信装置10の位置を連絡するとしたが、有線など、光受信装置10の光検知手段8が検知できる所定の範囲を伝える方法であればよい。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2の光空間伝送方法を示す図である。図2において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図2は、本発明の実施の形態2の光空間伝送方法を示す図である。図2において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図2において、図1の光検知手段8は、受光部2より大きな面積を持つ受光素子である光検知部8aで構成する。光検知部8aの領域の内部に受光部2は配置され、受光部位置制御手段7によって、光検知部8aの領域内を移動可能である受光部2の配置が決定される。実施の形態1と同様、光受信装置10は位置連絡手段15を用いて光送信装置9に位置を知らせるが、その際、光検知部8aの位置を連絡する。光信号を用いて連絡する場合には、光検知部8aの周辺に発光素子を配置して、位置を連絡する方法などが使用できる。光送信装置9が出射方向を制御して光検知部8aの領域内に光信号14が入力されると、光検知部8aは受光部位置制御手段7に受光しているとの出力を行う。受光部位置制御手段7は、受光部2を移動し、光信号14と受光部2の位置を調整することで、光信号を受光することが可能となる。
以上より、受光部位置制御手段7は、受光部2を光検知部8aの領域内を移動させることができるため、光検知部8aが受光しているということは、受光部2を移動させることで、光信号14を受光部2で受光することができると判断できるため、実施の形態1に比べて、制御が容易となる。
(実施の形態3)
図3と図4は、本発明の実施の形態3の光空間伝送方法を示す図である。受光パワー検知部16、16aは光検知部8aの受光パワーを検知し、受光パワー検知部16bは受光部2の受光パワーを検知している。光検知部8aは受光部2より大きな面積であるため、当然受光部2が受光する受光パワーはその値より大きくなることはない。したがって、図3において、受光パワー検知部16が検知する受光パワーが所定の値以上となると、光信号からのデータ受信が可能であると判断し、受光部位置制御手段7は受光部2の位置の移動を開始する。また、図4のように、受光パワー検知部16a、16bを配置することで、受光部2の受光パワーを検知することも可能となり、光信号14のビーム径が小さい場合に、受光部2に遮られて光検出部8aの受光パワーが小さくなった場合においても、受光部2の位置の制御を行うことが可能となる。
図3と図4は、本発明の実施の形態3の光空間伝送方法を示す図である。受光パワー検知部16、16aは光検知部8aの受光パワーを検知し、受光パワー検知部16bは受光部2の受光パワーを検知している。光検知部8aは受光部2より大きな面積であるため、当然受光部2が受光する受光パワーはその値より大きくなることはない。したがって、図3において、受光パワー検知部16が検知する受光パワーが所定の値以上となると、光信号からのデータ受信が可能であると判断し、受光部位置制御手段7は受光部2の位置の移動を開始する。また、図4のように、受光パワー検知部16a、16bを配置することで、受光部2の受光パワーを検知することも可能となり、光信号14のビーム径が小さい場合に、受光部2に遮られて光検出部8aの受光パワーが小さくなった場合においても、受光部2の位置の制御を行うことが可能となる。
以上より、受光パワー検出部16、または16a、16bを設けることにより、受光パワーを検知することが可能となり、光受信装置10が受光部2を移動させて所定の受光パワー以上の値が得られるかどうかの判断が容易になり、受光部2の位置の制御を精度よく行うことが可能となる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4の光空間伝送方法を示す図である。実施の形態1〜3において受光部2を移動させたが、これは受光部2の面積が大きくなった場合に、周波数特性が劣化するため、受光部2の面積を小さくし、受光パワーを大きくするためである。実施の形態4において、受光部を移動させる代わりに、所定の領域内に複数の受光部21〜2nを配置することで、個々の受光部の面積は小さいままで構成するため、周波数特性は劣化しない。受光手段19は所定の領域内に複数の受光部21〜2nを有し、各受光部はそれぞれ光受信回路部41〜4nへ出力する。受光パワー検知部16は、受光部21〜2nの受光パワーをそれぞれ検知する。光信号14のビーム径が、受光手段19の領域より小さいとき、図5では受光部22、23だけが受光していて、その他の受光部及び光受信回路部は動作していない。受光パワー検知部16はどの受光部が受光しているかをモニターし、光受信部制御手段17は受光パワー検知部16の出力からどの受光部が所定の受光パワー以上を受光しているか(図5では22、23)判断し、所定の受光パワー以上の受光部と接続されている光受信回路部(図5では42、43)のみを動作させる。出力決定部18は、光受信回路部41〜4nのうち動作している光受信回路部の出力のみを入力として選択し、デジタルデータを決定し、データ信号13として出力する。
図5は、本発明の実施の形態4の光空間伝送方法を示す図である。実施の形態1〜3において受光部2を移動させたが、これは受光部2の面積が大きくなった場合に、周波数特性が劣化するため、受光部2の面積を小さくし、受光パワーを大きくするためである。実施の形態4において、受光部を移動させる代わりに、所定の領域内に複数の受光部21〜2nを配置することで、個々の受光部の面積は小さいままで構成するため、周波数特性は劣化しない。受光手段19は所定の領域内に複数の受光部21〜2nを有し、各受光部はそれぞれ光受信回路部41〜4nへ出力する。受光パワー検知部16は、受光部21〜2nの受光パワーをそれぞれ検知する。光信号14のビーム径が、受光手段19の領域より小さいとき、図5では受光部22、23だけが受光していて、その他の受光部及び光受信回路部は動作していない。受光パワー検知部16はどの受光部が受光しているかをモニターし、光受信部制御手段17は受光パワー検知部16の出力からどの受光部が所定の受光パワー以上を受光しているか(図5では22、23)判断し、所定の受光パワー以上の受光部と接続されている光受信回路部(図5では42、43)のみを動作させる。出力決定部18は、光受信回路部41〜4nのうち動作している光受信回路部の出力のみを入力として選択し、デジタルデータを決定し、データ信号13として出力する。
以上より、光送信装置9と光受信装置10の距離が大きい場合、またデータ伝送速度が速くなった場合において、光送信装置9の出力光に関する、出射方向制御の精度を緩和することができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5の光空間伝送方法を示す図である。受光部21〜2nの出力はスイッチ部20へ入力され、受光パワー検知部16は各受光部の受光パワーをモニターし、所定の受光パワー以上を受光している受光部を判断し、スイッチ部20は受光部21〜2nと光受信回路部4とを接続/切断する。受光パワー検知部16によって所定の受光パワー以上の光パワーを受光している受光部(図5では22、23)の出力のみをスイッチ部20を用いて光受信回路部4と接続し、光受信回路部4はスイッチ部20からの入力からデータ信号13を作成する。
図6は、本発明の実施の形態5の光空間伝送方法を示す図である。受光部21〜2nの出力はスイッチ部20へ入力され、受光パワー検知部16は各受光部の受光パワーをモニターし、所定の受光パワー以上を受光している受光部を判断し、スイッチ部20は受光部21〜2nと光受信回路部4とを接続/切断する。受光パワー検知部16によって所定の受光パワー以上の光パワーを受光している受光部(図5では22、23)の出力のみをスイッチ部20を用いて光受信回路部4と接続し、光受信回路部4はスイッチ部20からの入力からデータ信号13を作成する。
以上より、複数の受光部21〜2nと光受信回路部4とをスイッチ部20で接続/切断する構成とすることにより、実施の形態4に比べ光受信回路部の数量を少なくでき、消費電力の点でも低減することができる。
本発明にかかる光空間伝送方法は、光送受信器間の距離が大きくなる場合や、伝送速度が速くなる場合においても、光送信器の出射角の制御に求められる精度を緩和できる特徴を有し、自由空間中を光伝送する機器および装置の入出力インターフェース等として有用である。
1 発光部
2,21〜2n 受光部
3 光送信回路部
4,41〜4n 光受信回路部
5 出射方向制御手段
6 位置検出手段
7 受光部位置制御手段
8 光検知手段
8a 光検知部
9 光送信装置
10 光受信装置
11 光送信部
12,13 データ信号
14 光信号
15 位置連絡手段
16,16a,16b 受光パワー検知部
17 光受信部制御手段
18 出力決定部
19 受光手段
20 スイッチ部
2,21〜2n 受光部
3 光送信回路部
4,41〜4n 光受信回路部
5 出射方向制御手段
6 位置検出手段
7 受光部位置制御手段
8 光検知手段
8a 光検知部
9 光送信装置
10 光受信装置
11 光送信部
12,13 データ信号
14 光信号
15 位置連絡手段
16,16a,16b 受光パワー検知部
17 光受信部制御手段
18 出力決定部
19 受光手段
20 スイッチ部
Claims (15)
- 光信号を用いて自由空間をデータ伝送するシステムにおいて、
光送信装置と光受信装置との光軸を調整する方法であって、
前記光受信装置の位置を前記光送信装置に連絡する位置連絡手段と、
前記位置連絡手段の出力を基に前記光受信装置の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段の出力を基に、前記光受信装置に向かって前記光送信装置の光出射方向を調整する出射方向制御手段と、
前記光受信装置が前記光送信装置からの光出力の受光パワーをモニターする光検知手段と、
前記光送信装置からの出力光をデータ信号として受光する受光部と、
前記光検知手段の出力を基に、前記受光部の位置と、前記光送信装置からの光出力の位置を調整する受光部位置制御手段とを備える、光空間伝送方法。 - 前記位置連絡手段は、光信号を用いて、前記位置検出手段に前記光受信装置の位置を連絡することを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 前記位置連絡手段は、無線信号を用いて、前記位置検出手段に前記光受信装置の位置を連絡することを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 前記位置連絡手段は、有線を通じて、前記位置検出手段に前記光受信装置の位置を連絡することを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 前記出射方向制御手段は、前記光受信装置内の所定の範囲内に、前記光送信装置の光出力方向を粗調整することを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 前記光検知手段は、前記光送信装置からの光出力を、前記光受信装置内の所定の領域内に受光していることを検知する光検知部で構成されることを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 前記光検知部の領域は、前記受光部の領域よりも大きいことを特徴とする、請求項6記載の光空間伝送方法。
- 前記受光部は、前記光検知部の領域内を移動することができることを特徴とする、請求項6記載の光空間伝送方法。
- 前記受光部位置制御手段は、前記受光部を移動させて前記光送信装置からの光出力との結合効率が最大となる位置に調整することを特徴とする、請求項1または8記載の光空間伝送方法。
- 前記受光部位置制御手段は、前記受光部を移動させて、前記受光部での受光パワーが所定の値以上となる位置に調整することを特徴とする、請求項1または8記載の光空間伝送方法。
- 前記光検知手段は、光検知部と、前記光送信装置からの光出力を受光し受光パワーをモニターする受光パワー検知部を有し、前記受光パワー検知部の出力が所定の値以上になると、前記受光部位置制御手段に前記受光部の位置の移動を指示することを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 光検知部の受光パワー1と、前記受光部の受光パワー2の合計が、所定の値以上になると、前記受光部位置制御手段が前記受光部の位置の移動を行うことを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 前記光送信装置が前記光受信装置の所定の場所に出射方向を粗調整した後に、前記光受信装置が前記受光部の位置を微調整することを特徴とする、請求項1記載の光空間伝送方法。
- 光信号を用いて自由空間をデータ伝送するシステムにおいて、
光送信装置と光受信装置が光軸を調整する方法であって、
前記光受信装置の位置を光送信装置が検出する位置検出手段と、
前記光受信装置の位置に向かって前記光送信装置の光出力方向を調整する出射方向制御手段と、
前記光受信装置が前記光送信装置からの光出力を受光する複数の受光部を有する受光手段と、
前記複数の受光部のうち、動作させる前記受光部を決定する光受信部制御手段とを備える、光空間伝送方法。 - 前記受光手段は、所定の領域内に複数の受光部を有し、前記光送信装置からの光出力を受光し、前記複数の受光部のうち、所定の値以上の受光パワーを受光している前記受光部を動作させ、所定の値より小さい受光パワーを受光しているその他の前記受光部は動作を停止することを特徴とする、請求項14記載の光空間伝送方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014220676A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 日本電気株式会社 | 光空間通信システム、通信局およびその制御方法 |
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