JP2007042084A - 印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置、印刷システム、端末、印刷制御装置の印刷処理プログラム、プリンタドライバプログラム及び仮想プリンタドライバプログラム - Google Patents

印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置、印刷システム、端末、印刷制御装置の印刷処理プログラム、プリンタドライバプログラム及び仮想プリンタドライバプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報の漏洩を防止して、また、サーバに印刷を依頼する機能を個々のアプリケーションに組み込むことなくサーバによる印刷管理が可能な印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置、印刷システム、端末、印刷制御装置の印刷処理プログラム、プリンタドライバプログラム及び仮想プリンタドライバプログラムを提供すること。
【解決手段】端末2からの印刷要求に応じて所定の処理を行い印刷用の印刷処理データを取得する印刷制御装置3の制御方法であって、印刷制御装置3が、端末2から受信した印刷データが有する情報に対応づけて印刷データの処理方法を記憶した処理方法記憶手段15,100を、情報をキーとして参照し、印刷データの処理方法を抽出する処理方法抽出ステップ(S202)と、処理方法抽出ステップにより抽出した処理方法に基づき、印刷処理データを取得する印刷処理データ取得ステップ(S205)と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置、印刷システム、端末、印刷制御装置の印刷処理プログラム、プリンタドライバプログラム及び仮想プリンタドライバプログラムに関する。
アプリケーションから印刷する場合、例えばセキュリティ上の手続きを経るためにいったんサーバに送信され、サーバで所定の処理が行われた後にプリンタから印刷するようにしたいという要請がある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1記載のプリントサーバ装置では、印刷要求のあった文書と管理者より送信された印刷の承認条件とを照合し、当該文書の印刷に承認が必要な場合、管理者に承認要求を発行する。これにより、文書を印刷する場合、サーバを介することで所定のセキュリティ管理を行うことができる。
特開2004−185325号公報
ところで、サーバにより所定の処理を行うためには、サーバにアクセスして印刷を依頼する機能を個々のアプリケーション自体に組み込む必要がある。しかし、実際に、印刷を行うすべてのアプリケーションに同様の機能を組み込むことは実現困難と言える。
また、印刷要求のある度にアプリケーションがサーバにアクセスすると、アプリケーションがサーバ上のデータにアクセスすることになるので、サーバが有するデータの漏洩等、セキュリティ上好ましくない不都合が生じる。
本発明は、上記問題に鑑み、情報の漏洩を防止して、また、サーバに印刷を依頼する機能を個々のアプリケーションに組み込むことなくサーバによる印刷管理が可能な印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置、印刷システム、端末、印刷制御装置の印刷処理プログラム、プリンタドライバプログラム及び仮想プリンタドライバプログラムを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、端末(例えば、コンピュータ2)からの印刷要求に応じて所定の処理を行い印刷用の印刷処理データを取得する印刷制御装置(例えば、プリント制御サーバ3)の制御方法であって、印刷制御装置が、端末から受信した印刷データが有する情報(識別情報、印刷対象のテキスト、画像データ等、印刷データから抽出できる情報)に対応づけて印刷データの処理方法を記憶した処理方法記憶手段(例えば、制御DB15、テキスト制御DB100)を、情報をキーとして参照し、印刷データの処理方法を抽出する処理方法抽出ステップと、処理方法抽出ステップにより抽出した処理方法に基づき、印刷処理データを取得する印刷処理データ取得ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、情報の漏洩を防止して、また、サーバに印刷を依頼する機能を個々のアプリケーションに組み込むことなくサーバによる印刷管理が可能な印刷処理方法を提供できる。
また、本発明の一形態において、前記処理方法抽出ステップは、端末から受信した印刷データが有する画像データから、画像データが有する画像IDを抽出する第1の画像ID抽出ステップを有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像をプリント制御サーバに送信するだけで画像IDを抽出できるので、送信した画像に応じた制御を制御DBから抽出できる。
また、本発明の一形態において、処理方法抽出ステップは、端末から受信した画像データの画像と同一又は類似の類似画像を、予め所定の画像データを記憶する画像データ記憶手段から、端末から受信した前記画像データと類似する画像を検索する画像検索ステップと、画像検索ステップにより検索された類似画像に基づき、画像データの画像IDを抽出する第2の画像ID抽出ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像をプリント制御サーバに送信するだけで類似する画像を検出し、類似する画像から画像IDを取得できるので、送信した画像が画像IDを持っていなくても、画像に応じた制御を制御DBから抽出できる。
また、本発明の一形態において、前記印刷処理データ取得ステップでは、画像IDに対応づけて前記印刷処理データが格納されている出力データベースを、画像IDをキーとして参照し、前記印刷処理データ(印刷画像)を取得する、ことを特徴とする。
また、本発明の一形態において、印刷処理データの画像データは、印刷データが含む画像の画像データよりも高画質であることを特徴とする。
また、本発明の一形態において、印刷制御装置が、端末を操作するユーザを認証する認証ステップを有し、認証ステップの結果、ユーザが承認されない場合、印刷処理データ取得ステップでは、印刷データが有する画像データよりも低画質の画像データを取得するか、又は、画像データを取得しない、ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが認証されない場合、画像データを低画質とすることができる。低画質の画像は、印刷データが含む画像よりも画素数の少ない画像、印刷データが含む画像に記号を重畳した画像、輝度が略一定の画像、又は、印刷データが含む画像と異なる画像、であることを特徴とする。
また、本発明の一形態において、低画質の画像データは、印刷データが有する画像データよりも画素数の少ない画像データ、印刷データが有する画像データに記号を付加した画像データ、輝度が略一定の画像データ、又は、印刷データが有する前記画像データと異なる画像データ、であることを特徴とする。
また、本発明の一形態において、印刷制御装置は、処理方法抽出ステップでは、所定の文字列に対応づけて処理方法を記憶した処理方法記憶手段を、印刷データ受信ステップにより受信した印刷データが有する文字列をキーとして参照し、文字列に対応する処理方法を抽出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、テキストが所定の文字列を含む場合、当該文字列に応じた処理を抽出することができる。
また、本発明の一形態において、処理方法とは、前記文字列を解読不能な記述に差し替える処理を規定することを特徴とする。
本発明によれば、テキストが含む所定の文字列を解読不能にすることができる。
情報の漏洩を防止して、また、サーバに印刷を依頼する機能を個々のアプリケーションに組み込むことなくサーバによる印刷管理が可能な印刷制御装置の制御方法、印刷制御装置、印刷システム、端末、印刷制御装置の印刷処理プログラム、プリンタドライバプログラム及び仮想プリンタドライバプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は、本実施例の印刷システムの全体構成図を示す。図1の印刷システムでは、ネットワーク1を介してコンピュータ2とプリント制御サーバ3とが接続されている。プリント制御サーバ3は、制御DB(データベース)15、表示DB16及び出力DB17を有している。
コンピュータ2には種々のアプリケーション71がインストールされており、アプリケーション71が生成する印刷対象(以下、単に文書という)はディスプレイ11に表示される。ユーザがマウス・キーボード等の入力装置12を操作して文書を印刷する場合、アプリケーション71はプリンタドライバ73に印刷を要求する。プリンタドライバ73はネットワーク1を介してプリント制御サーバ3に接続し、文書が含む画像を送出する。プリント制御サーバ3は、画像を受信して制御DB15に格納された制御内容に基づいて印刷のための処理を行い、処理の結果をアプリケーション71に送信する。
図2(a)は、コンピュータ2のハードウェア構成図を示す。図2のハードウェア構成図は、それぞれバスで相互に接続されているCPU21a、入出力装置12、ドライブ装置23a、通信装置24a、主記憶装置25a、記憶装置26a、表示装置27aを有するように構成される。
CPU21aは、OSやアプリケーションなどのプログラムを記憶装置26aからロードして種々の機能を提供すると共に、コンピュータ2が行う処理を統括的に制御する。入出力装置12は、キーボードやマウスなどで構成され、ユーザからの様々な操作指示を入力するために用いられる。通信装置24aは、インターネットやLANなどのネットワーク1に接続するためのインターフェイスであり、例えばモデム、ルータ等で構成される。主記憶装置25aは、オペレーティングシステムやプログラム、データを一時保管する記憶領域である。ドライブ装置23aは、DVD−ROMやCD−ROMが挿入可能であり、記録媒体20からプログラムやデータを読み込み、また記録媒体20にプログラムやデータを書き込むことも可能である。表示装置27aは、GUI(Graphycal User Interface)画面を形成し、操作に必要な各種ウィンドウやデータ等をディスプレイ11に表示する。
記憶装置26aには、アプリケーション71のプログラム、プリンタドライバ73、仮想プリンタドライバ72、等がインストールされている。アプリケーション71は、例えば、文書作成支援や表計算、インターネットのブラウザなどのソフトウェアであり、印刷するための文書を提供する。
ユーザにより印刷対象が印刷を開始すると、例えば、アプリケーション71とOS(Operating System)が印刷対象を印刷データの形式でプリンタドライバ14
に送出する。従って、このアプリケーション71とOSが特許請求の範囲における印刷対象提供手段に相当する。
印刷データは最終的にプリンタ18に送出されるが、プリンタ18に送出されるまでにいくつかの異なるフォーマットに変換される場合がある。本実施例では、これらを区別せずに印刷データと称する。印刷データには、例えば描画コードが相当する。
プリンタドライバ73は、コンピュータ2に接続されたプリンタ18の仕様や印字制御方法等に応じて、アプリケーション71から送出された印刷データをプリンタ18で印刷可能なフォーマットに変換して、プリンタ18に送出する。なお、プリンタドライバ73がラスタデータに変換してもよいし、プリンタ18がラスタデータを生成してもよい。
本実施例のプリンタドライバ73は、アプリケーション71から印刷データを取得する印刷データ取得手段74、印刷データをプリント制御サーバ3へ送信する印刷データ送信手段75、プリント制御サーバ3から送信された印刷処理データにより印刷データの少なくとも一部を差し替える印刷データ差し替え手段76、印刷データからラスタデータを生成するラスタデータ生成手段77、印刷処理データをプリント制御サーバから受信する印刷処理データ受信手段78、プリンタ18に印刷データを送出するプリンタ通信手段79を有する。
仮想プリンタドライバ72については実施例で詳述するが、印刷を要求するアプリケーションと印刷を実行するプリンタドライバ73とを仲介すると共に、プリンタドライバ73と同様の機能を提供するものである。
印刷データ送信手段75は、印刷データが有する画像データ又はテキストデータ等、印刷データの一部又は全てをプリント制御サーバ3へ送信する。図2(a)には画像データを送信する場合の印刷データ送信手段75は特に画像データ送信手段と示した。
アプリケーション71,プリンタドライバ73及び仮想プリンタドライバ72の各手段は、コンピュータ2がプログラムを実行することで実現される。これらのプログラムは記憶装置26aに記録されており、CPU21aは各手段を実現するプログラムを主記憶装置25aにロードし、CPU21aが実行する。
なお、プリンタドライバ73などのプログラムは、例えばDVD−ROM等の記録媒体20によって提供される。記録媒体20は、ドライブ装置23aにセットされ、記憶装置26aにインストールされる。プリンタドライバ73等を記録した記憶媒体20は、CD−ROM、DVD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等のように、情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることが可能である。また、印刷処理プログラムは、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
図2(b)は、プリント制御サーバ3のハードウェア構成図の一例を示す。なお、図2(b)において図2(a)と同一構成部分の説明は省略する。プリント制御サーバ3の記憶装置26bには、印刷データ受信手段51、処理方法抽出手段52、印刷処理データ取得手段53、印刷処理データ送信手段54、第1の画像ID取得手段55、第2の画像ID取得手段56、画像検索手段57、及び、認証手段58、を有する。
印刷処理データ受信手段51はコンピュータ2から印刷データを受信する。画像データを受信する場合の印刷データ受信手段51を特に画像データ受信手段と示した。処理方法抽出手段は制御DB15から受信した印刷データの処理方法を抽出する。印刷処理データ取得手段53は処理方法抽出手段52により抽出された処理方法に従い、印刷用の印刷処理データを取得する。本実施例では印刷処理データは画像データであるので、以下、印刷処理データを印刷画像と称す。なお、印刷画像を取得する印刷処理データ取得手段53を特に印刷画像取得手段とした。
印刷処理データ送信手段54は、印刷処理データ取得手段53が取得した印刷処理データ(印刷画像)をコンピュータ2に送信する。なお、印刷画像を送信する印刷処理データ送信手段54を特に印刷画像送信手段とした。
第1の画像ID抽出手段55は画像データ受信手段51により受信した画像から画像を識別する画像IDを抽出する。画像検索手段57は、画像データ受信手段51により受信した画像と同一又は類似の類似画像を画像処理により検索する。第2の画像ID抽出手段56は画像検索手段57により検索された類似画像に基づき、画像の画像IDを抽出する。認証手段58はコンピュータ2を操作するユーザを認証する。
画像データ受信手段51等の各手段は、プリント制御サーバ3の印刷処理方法を実現するプログラム(以下、印刷処理プログラムという)として、記憶装置26bに記録されており、CPU21bは各手段のプログラムを主記憶装置25bのロードし、CPU21bに実行させる。
なお、印刷処理プログラムは、例えばDVD−ROM等の記録媒体30によって提供される。印刷処理プログラムを記録した記録媒体30は、ドライブ装置23bにセットされ、記憶装置26bにインストールされる。
印刷処理プログラムを記録した記憶媒体30は、CD−ROM、DVD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(MO)等のように、情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることが可能である。また、印刷処理プログラムは、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
制御DB15(特許請求の範囲における処理方法記憶手段に相当する)、表示DB16及び出力DB17について説明する。図3(a)は制御DB15に格納された制御内容の一例を示す。制御DB15には画像IDに対応づけて処理方法が記録されている。処理方法抽出手段52は、画像IDに基づき処理方法を抽出する。「印刷画像の送出」とは、後述の出力DB17に格納されている高画質な印刷画像を端末に送出することを、「受信した画像の返送」とは受信した画像をそのまま印刷画像として返送することを、「セキュリティ制御した画像の送出」とは受信した画像と全く異なる画像、真っ黒な画像、低品質な画像、“禁”などの記号が重畳された画像(すなわち画像をそのまま印刷せず第三者の利用を制限する)を送出すること、をそれぞれ規定している。
図3(b)は表示DB16に格納された記憶内容の一例を示す。表示DB16はコンピュータ2で例えばWebページを表示する場合に使用する表示用画像(サムネイル画像)を格納するデータベースである。表示DB16にはWebアプリケーションサーバが参照するためのURLに対応づけて表示用画像が登録されている。
図3(c)は出力DB17に格納されている記憶内容の一例を示す。出力DB17はプリンタドライバ73がプリンタ18から印刷する印刷画像を格納するデータベースである。出力DB17には画像IDに対応づけて印刷画像が登録されている。印刷画像は、表示用画像よりも画素数や色数等が多い高画質な画像であることが好適である。
上記の構成を用いて、コンピュータ2で表示している文書が含むサムネイル画像を印刷画像に差し替えて出力する印刷システムの実施例について説明する。本実施例ではアプリケーション71はWebブラウザ、プリント制御サーバ3はWebアプリケーションサーバを有している。
印刷画像は出力DB17に、表示用画像は表示DB16に、それぞれ予め登録しておく必要があるため、はじめに、印刷画像と表示用画像をプリンタ制御サーバ3に登録する処理について説明する。
図4は、プリンタ制御サーバ3が印刷画像と表示用画像を登録する処理の流れを示すフローチャート図である。なお、登録される登録対象画像はコンピュータ2の記憶装置26aからプリンタ制御サーバ3に送信されてもよいし、プリンタ制御サーバ3の記憶装置26bに記憶されていてもよい。
まず、プリンタ制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力された登録対象画像のファイル名を取得する(S11)。ファイル名を取得するとプリンタ制御サーバ3は、登録対象画像をプリンタ制御サーバ3の記憶装置26bから取得する(S12)。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、登録対象画像を印刷画像として出力DB17に登録する(S13)。プリンタ制御サーバ3は、印刷画像を識別するための画像IDを登録日や登録順序に基づき印刷画像に付与する。印刷画像と画像IDとは出力DB17に格納される。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、登録対象画像を簡易的に表示するための表示用画像を生成する(S14)。表示用画像は、登録対象画像の画素を所定の割合で削除した容量の小さな画像データ、いわゆるサムネイル画像である。
表示用画像が生成されたら、プリンタ制御サーバ3は表示用画像に電子透かしを埋め込む(S15)。電子透かしの内容は画像IDである。電子透かしはどのように埋め込んでもよいが、白黒画像であれば濃度拡散法、ディザ法、誤差拡散法等を用い、多値画像であれば、画素置換法、画素空間利用法、周波数領域利用法、フレネル変換を用いた多値カラー画像への電子透かし法、カラー濃度パターンによる画像へのテキストデータの合成符号化法等を用いる。画像IDを埋め込まれた表示用画像はWebアプリケーションサーバにより表示DB16に格納される。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力された処理の内容を取得する(S16)。処理の内容とは、制御DB15に格納される処理方法であり、したがって、表示用画像がコンピュータ2からプリンタ制御サーバ3へ送信された場合に処理方法抽出手段52が抽出する処理方法となる。例えば、当該表示用画像を含む画像を印刷する場合、表示用画像に換えて「印刷画像を送出する」などの処理方法が入力される。なお、処理方法は複数登録してもよい。
プリンタ制御サーバ3は、取得した処理方法と画像IDとを対応づけて制御DB15へ登録する(S17)。以上の処理により、印刷画像が出力DB17に、電子透かしの埋め込まれた表示用画像が表示DB16に、また、対応する処理方法が制御DB15にそれぞれ登録された。
表示用画像はURLが分かれば参照できるが、Webアプリケーションサーバは通常登録したファイル(この場合は表示用画像)のURLを参照する機能を有するので、コンピュータ2はWebブラウザにより表示するWebページを構成する画像として表示用画像を使用できる。
図5(a)は、表示用画像41が配置されたWebページの一例を示す。図5(a)では、Webページの右側に表示用画像41が配置され、表示用画像41の下側と左側にテキストが表示されている。Webページはどのように作成してもよいが、HTML(HyperText Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)等で記述し、Webアプリケーションサーバに格納しておく。なお、表示用画像41は、上記のとおり、登録対象画像よりも画質が低い。
なお、表示用画像41には画像IDが電子透かしとして埋め込まれているので、電子透かしの画像IDを参照すれば出力DB17に登録した印刷画像を参照することができる。
続いて、図5(a)のように表示したWebページを印刷する流れを図6のフローチャート図に基づき説明する。本実施例では印刷する場合、表示用画像ではなく出力DB17に登録された印刷画像を使用する。なお、印刷画像を紙に印刷し、紙に印刷された画像をスキャナ等で再度デジタルデータに変換してもオリジナルの画像データ(登録対象画像)に比べると品質が劣化するので、第三者の画像の再利用を抑制することができる。
アプリケーション(本実施例ではWebブラウザ)71を介して印刷操作が実行されると、アプリケーション71から図5(a)のWebページがプリンタドライバ73に送出され、プリンタドライバ73は印刷データを生成する。
プリンタドライバ73は、まず、印刷データが出力用データか否か判定する(S101)。出力用データであるか否かは、例えば、判定用のフラグを設け判定用フラグの状態により判断する。プリンタドライバ73が印刷データを生成した状態では、判定用フラグの状態は出力用データであることを示す状態に変わっていないのでステップS101の一回目の判定はNoとなる。
このため、続いてプリンタドライバ73は印刷データが画像を含むか否かを判定する(S102)。画像を含まない場合(ステップS102のNo)、判定用フラグの状態を変えて印刷データをそのまま出力用データとする(S103)。印刷データが画像を含むか否かは例えばファイルのプロパティやメタファイル拡張子を参照することで判定できる。
画像を含む場合(ステップS102のYes)、プリンタドライバ73の画像データ送信手段75は画像をプリント制御サーバ3へ送信する(S104)。ここで、処理がプリント制御サーバ3へ移る。
プリント制御サーバ3の第1の画像ID抽出手段55は、電子透かしに埋め込まれた画像IDを画像から取得する(S201)。なお、プリンタドライバ73から画像IDそのものを受信してもよい。
次いで、プリント制御サーバ3の処理方法抽出手段52は制御DB15を参照し、画像IDに対応して格納された処理方法を抽出する(S202)。本実施例では、印刷画像を印刷することとしているので、プリント制御サーバ3は抽出された処理方法が「印刷画像の送出」か否かを判定する(S203)。したがって、処理方法が「印刷画像の送出」でない場合(S203のNo)、プリント制御サーバ3は所定のエラーコードをプリンタドライバ73に送信する(S204)。
処理の内容が「印刷画像の送出」である場合(S203のYes)、プリント制御サーバ3の印刷画像取得手段53は、出力DB17を参照し画像IDに対応する印刷画像を取得し(S205)、次いで、印刷画像をプリンタドライバ73に送信する(S206)。なお、端末2でなく、他のサーバ(例えば、画像収集サーバ)に印刷画像を送信してもよい。
処理がプリンタドライバ73に移り、プリンタドライバ73はエラーコードが送信されたか否かを判定し(S105)、エラーコードの場合には印刷画像が送信されていないので、表示用画像を含む印刷データを出力用データとする(S103)。
エラーコードでない場合(ステップS105のNo)、すなわち、印刷画像が送信された場合、印刷データ差し替え手段76は表示用画像を印刷画像に差し替えて印刷データを出力用データとする(S106)。
ステップS107に進み、プリンタドライバ73のプリンタ通信手段79は、出力用データを当該プリンタ18で印刷可能なデータへ変換しプリンタ18へ送出する(S107)。なお、行った処理の内容、コンピュータ2の識別情報、ユーザ情報等をログとして記録しておくことが好適である。
図5(b)は表示用画像41が印刷画像47に差し替えられて印刷された印刷結果を示す。印刷画像47は画素数や色数などが多い高画質であるので、プリント制御サーバの制御により表示用画像を差し替えて印刷することができる。
以上のように、本実施例によれば、コンピュータ2の印刷要求をプリント制御サーバ3で一律に処理することができる。プリント制御サーバは、制御DB15に登録されている処理方法に応じて画像を差し替える等、種々の処理を行うことができる。コンピュータ2の印刷処理はプリンタドライバが行うので印刷処理の機能をアプリケーション71に組み込む必要がない。
なお、本実施例では、印刷画像を出力DB17に予め登録しておき、端末2から送信される画像(本実施例において元画像という)が有する画像IDに対応する印刷画像を出力DB17から抽出することとしたが、端末2から送信された元画像を処理して印刷画像を生成してもよい。
具体的には、例えば、プリント制御サーバ3は端末2から送信された元画像から画像IDを抽出し、画像IDに基づき制御DB15を参照して処理方法を抽出する。そして処理方法と元画像を画像処理サーバに送信する。
画像処理サーバは、処理方法に従い元画像を処理して印刷画像を生成し、プリント制御サーバ3へ送信する。元画像の処理により、画質を低下させたり、「秘」の文字を付加した画像に改変することができる。
このような処理により、出力DB17に印刷画像を予め記憶していなくてもプリント制御サーバ3は、印刷画像を取得できる。なお、画像処理サーバでなくプリント制御サーバ3が印刷画像を生成してもよい。
実施例1では表示用画像に電子透かしとして画像IDを埋め込んでおき、その画像IDに基づき印刷画像を抽出したが、本実施例では画像検索手段57が画像と同一又は類似の画像を検査し、コンピュータ2から送信された画像と同一の画像の画像IDを取得する。
図7は、本実施例の印刷システムの全体構成図を示す。図7において図1と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図7では、プリント制御サーバ3が類似画像検索サーバ18と接続されている点で図1と異なる。なお、類似画像検索サーバ18を接続せず、プリント制御サーバ3が画像検索手段57を有するように構成してもよい。
類似画像検索サーバ18は画像検索手段57を有し、コンピュータ2から送信された画像と同一の画像を表示DB16の複数の画像から検索する。類似画像検索の仕組みを簡単に説明する。まず、表示用画像から特徴量(例えばカラーヒストグラム)を抽出し作成してある特徴量データベースに特徴量と画像IDを登録する。そして、検索対象の複数の画像から特徴量を取得し、表示用画像の特徴量と最も類似する特徴量を有する画像の画像IDを取得する。最も類似する特徴量が所定の閾値以下の場合、類似する画像がないと判定してもよい。
続いて、プリンタ制御サーバ3が画像データを登録する処理について図8のフローチャート図に基づき説明する。図8において図4と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
まず、プリンタ制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力された登録対象画像のファイル名を取得する(S11)。ファイル名を取得するとプリンタ制御サーバ3は、登録対象画像をプリンタ制御サーバ3の記憶装置26bから取得する(S12)。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、登録対象画像を印刷画像として出力DB17に登録する(S13)。プリンタ制御サーバ3は、印刷画像を識別するための画像IDを登録日や登録順序に基づき印刷画像に付与する。印刷画像と画像IDとは出力DB17に格納される。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、登録対象画像を簡易的に表示するための表示用画像を生成する(S14)。表示用画像は、登録対象画像の画素を所定の割合で削除した容量の小さな画像データ、いわゆるサムネイル画像である。
表示用データが生成されたら、プリンタ制御サーバ3は表示用画像と画像IDを、表示DB16と類似画像検索サーバ18にそれぞれ登録する(S21)。
なお、登録画像とは別に類似画像検索用の照合画像を用意し、その照合画像を類似画像検索サーバに登録してもよい。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力された処理方法を取得する(S16)。処理の内容は、実施例1と同様である。
プリンタ制御サーバ3は、取得した処理方法と画像IDとを対応づけて制御DB15へ登録する(S17)。以上の処理により、印刷画像が出力DB17に、表示用画像と画像IDが表示DB16と類似画像検索サーバ18に、また、対応する処理方法が制御DB15にそれぞれ登録された。
続いて、Webページを印刷する流れを図9のフローチャート図に基づき説明する。実施例1と同様に、印刷する画像として表示用画像ではなく出力DB17に登録されたオリジナルの印刷画像を使用する。なお、図9において図6と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
アプリケーション(本実施例ではWebブラウザ)71を介して印刷操作が実行されると、アプリケーション71から図5(a)のWebページがプリンタドライバ73に送出され、
プリンタドライバ73はWebページから印刷データを生成する。
プリンタドライバ73は、まず、印刷データが出力用データか否か判定する(S101)。出力用データであるか否かは、例えば、判定用のフラグを設け判定用フラグの状態により判断する。プリンタドライバ73が印刷データを生成した状態では、判定用フラグの状態は出力用データであることを示す状態に変わっていないのでステップS101の一回目の判定はNoとなる。
この場合、印刷データ中にある画像を利用しなくてもよい。すなわち、印刷データにより1ページ分の画像を生成してもよい。また、その1ページ分の画像から切り出した部分画像を生成しても良い。帳票のような形式の決まった文書を対象とする場合には、フォーマットにしたがって部分画像として予め切り出す位置を決めておくことができる。
このため、続いてプリンタドライバ73は印刷データが画像を含むか否かを判定する(S102)。画像を含まない場合(ステップS102のNo)、判定用フラグの状態を変えて印刷データをそのまま出力用データとする(S103)。
画像を含む場合(ステップS102のYes)、プリンタドライバ73の画像データ送信手段75は画像をプリント制御サーバ3へ送信する(S104)。ここで、処理がプリント制御サーバ3へ移る。
プリント制御サーバ3は、プリンタドライバ73から送信された表示用画像を検索用の画像とし、類似画像検索サーバ18に検索を依頼する(S211)。類似画像検索サーバ18の画像検索手段57は、表示用画像と類似する画像を類似画像検索により抽出する。
類似画像検索サーバ18が類似する画像を抽出できなかった場合(ステップS212のNo)、プリント制御サーバ3は所定のエラーコードをプリンタドライバ73に送信する(S204)。
類似画像検索サーバ18の画像検索手段57が類似する画像を抽出した場合(ステップS212のYes)、第2の画像ID抽出手段56は類似する画像の画像IDを取得し、プリント制御サーバ3に送出する。プリント制御サーバ3は、制御DB15を参照し、当該画像IDに対応して格納された処理の内容を取得する(S202)。
本実施例では、印刷画像を印刷することとしているので、プリント制御サーバ3は抽出された処理方法が「印刷画像の送出」か否かを判定する(S203)。したがって、処理方法が「印刷画像の送出」でない場合(S203のNo)、プリント制御サーバ3は所定のエラーコードをプリンタドライバ73に送信する(S204)。
処理の内容が「印刷画像の送出」である場合(S203のYes)、プリント制御サーバ3の印刷画像取得手段53は、出力DB17を参照し画像IDに対応する印刷画像を取得し(S205)、次いで、印刷画像データをプリンタドライバ73に送信する(S206)。
なお、端末2でなく、他のサーバ(例えば、画像収集サーバ)に印刷画像を送信してもよい。
処理がプリンタドライバ73に移り、プリンタドライバ73はエラーコードが送信されたか否かを判定し(S105)、エラーコードの場合には印刷画像が送信されていないので、表示用画像を含む印刷データを出力用データとする(S103)。
エラーコードでない場合(ステップS105のNo)、すなわち、印刷画像が送信された場合、表示用画像を印刷画像と差し替えて印刷データを出力用データとする(S106)。
ステップS27に進み、プリンタドライバ73のプリンタ通信手段79は、出力用データを当該プリンタ18で印刷可能なデータへ変換しプリンタ18へ送出する(S107)。
本実施例によれば、表示用画像に電子透かしが埋め込まれていなくても、類似画像の検索により印刷の対象とされた表示用画像の画像IDを抽出し、表示用画像について予め定められた処理をプリント制御サーバが一律に行うことができる。
なお、実施例1と同様に、出力DB17から抽出するのでなく端末2から送信された画像を処理して印刷画像を生成してもよい。
本実施例ではアプリケーション71とプリンタドライバ73との間に仮想プリンタドライバ72を設けて印刷する印刷システムについて説明する。図10は、本実施例の印刷システムの全体構成図を示す。図10において図1と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図10では、アプリケーション71とプリンタドライバ73との間に仮想プリンタドライバ72が設けられている点で図1と異なる。
本実施例では、プリンタドライバ73が行った処理を仮想プリンタドライバ72が行う。すなわち、印刷対象の前記印刷データを提供する印刷対象提供手段(アプリケーション71等)から該印刷データを取得する印刷データ取得手段74と、印刷データをプリント制御サーバへ送信する印刷データ送信手段75と、プリント制御サーバから印刷処理データを受信する印刷処理データ受信手段78と、印刷処理データにより印刷データの少なくとも一部を差し替える印刷データ差し替え手段76と、印刷データ差し替え手段が差し替えた印刷データをプリンタドライバプログラムに送出するプリンタドライバ仲介手段と、をコンピュータ2に実現させる。
仮想プリンタドライバ72を設けることで、プリンタやMFP(Multi Function Printer)と共に配布される個々のプリンタドライバに本実施例の特徴を有する印刷機能を組み込む必要がなくなり、任意のプリンタで同様の機能を実現することができる。
本実施例においてもプリント制御サーバ3に印刷画像を登録しておく必要があるが、登録の方法は図4又は図8で説明したので省略する。登録の方法は図4又は図8のいずれを用いてもよい。したがって、表示用画像に画像IDを埋め込んで登録してもよいし、表示用画像と画像IDを対応づけて類似画像検索サーバ18に登録してもよい。本実施例では表示用画像に画像IDが電子透かしとして埋め込まれているものとする。
図11は、Webページを印刷する流れを示すフローチャート図である。実施例1、2と同様に、印刷する画像として表示用画像ではなく出力DB17に登録された印刷画像を使用する。なお、図11において図6と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
アプリケーション(本実施例ではWebブラウザ)71を介して印刷操作が実行されると、アプリケーション71から図5(a)のWebページがプリンタドライバ73を介して仮想プリンタドライバ72に送出され、仮想プリンタドライバ72はWebページの印刷データを生成する。
仮想プリンタドライバ72は、まず、印刷データが出力用データか否か判定する(S101)。出力用データであるか否かは、例えば、判定用のフラグを設け判定用フラグの状態により判断する。仮想プリンタドライバ72が印刷データを生成した状態では、判定用フラグの状態は出力用データであることを示す状態に変わっていないのでステップS101の一回目の判定はNoとなる。
このため、続いて仮想プリンタドライバ72は印刷データが画像を含むか否かを判定する(S102)。画像を含まない場合(ステップS102のNo)、判定用フラグの状態を変えて印刷データをそのまま出力用データとする(S103)。印刷データが画像を含むか否かは例えばファイルのプロパティやメタファイル拡張子を参照することで判定できる。
画像を含む場合(ステップS102のYes)、仮想プリンタドライバ72は画像をプリント制御サーバ3へ送信する(S104)。ここで、処理がプリント制御サーバ3へ移る。
プリント制御サーバ3は、電子透かしに埋め込まれた画像IDを画像データから取得する(S201)。なお、仮想プリンタドライバ72から画像IDそのものを受信してもよい。
次いで、プリント制御サーバ3の処理方法抽出手段52は、制御DB15を参照し、画像IDに対応して格納された処理方法を抽出する(S202)。本実施例では、印刷画像を印刷することとしているので、プリント制御サーバ3は抽出された処理方法が「印刷画像の送出」か否かを判定する(S203)。したがって、処理方法が「印刷画像の送出」でない場合(S203のNo)、プリント制御サーバ3は所定のエラーコードをプリンタドライバ73に送信する(S204)。
処理の内容が「印刷画像の送出」である場合(S203のYes)、プリント制御サーバ3の印刷画像取得手段53は、出力DB17を参照し画像IDに対応する印刷画像を取得し(S205)、次いで、印刷画像を仮想プリンタドライバ72に送信する(S206
なお、端末2でなく、他のサーバ(例えば、画像収集サーバ)に印刷画像を送信してもよい。
処理が仮想プリンタドライバ72に移り、仮想プリンタドライバ72はエラーコードが送信されたか否かを判定し(S105)、エラーコードの場合には印刷画像が送信されていないので、表示用画像を含む印刷データを出力用データとする(S103)。
エラーコードでない場合(ステップS105のNo)、すなわち、印刷画像が送信された場合、印刷データ差し替え手段76は表示用画像を印刷画像と差し替えて印刷データを出力用データとする(S106)。
ステップS27に進み、仮想プリンタドライバ72は、出力用データをプリンタドライバ73へ送出する(S121)。プリンタドライバ73は当該プリンタ18で印刷可能な印刷データへ変換しプリンタ18へ送出する。
以上のように、本実施例によれば、仮想プリンタドライバ72を設けることで、プリンタドライバ73を修正せずに、プリント制御サーバ3と画像の送受信を行い、画像の差し替え等の処理を行って印刷画像を印刷することができる。仮想プリンタドライバ72は、接続されているプリンタ18を限定しないので、任意のプリンタに対し上記の処理を行うことができる。すなわち、仮想プリンタドライバ72を設けることで任意のプリンタを使用してプリント制御サーバ3により一律に印刷の処理を行える。
本実施例では、プリント制御サーバ3が印刷する前にユーザを認証して、認証の結果、ユーザが承認されたら印刷画像の印刷を許可する印刷システムについて説明する。図12は、本実施例の印刷システムの全体構成図を示す。図12において図1と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図12では、プリント制御サーバ3が認証手段58と認証DB(データベース)44を有する点で図1と異なる。
認証手段58は、ユーザがプリント制御サーバ3に登録されている印刷画像にアクセスする権利を有しているか否かに基づきユーザを承認する。認証の方法はどのようなものであってもよく、例えばユーザIDとパスワードの整合性や指紋・声紋・虹彩・静脈形状など生体認証を用いてもよい。認証データベース44は、ユーザIDに対応づけてパスワードや生体認証情報を登録しておくためのデータベースである。
アプリケーション71により印刷操作が行われると、アプリケーション71はプリンタドライバ73に印刷を要求する。プリンタドライバ73はプリント制御サーバ3にユーザが入力した認証のためのユーザ認証情報と画像を送る。プリント制御サーバ3がユーザを承認すると、印刷画像をプリンタドライバ73に返送し、プリントドライバ14は返送された画像を用い印刷処理を行う。
本実施例では、アプリケーション71で表示されているサムネイル画像をユーザのアクセス権の有無に応じて印刷画像と差し替えて印刷する印刷システムについて説明する。
図13は、プリンタ制御サーバ3が印刷画像を登録する処理の流れを示すフローチャート図である。図13において図4と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
まず、プリンタ制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力された登録対象画像のファイル名を取得する(S11)。ファイル名を取得するとプリンタ制御サーバ3は、登録対象画像をプリンタ制御サーバ3の記憶装置26bから取得する(S12)。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、登録対象画像を印刷画像として出力DB17に登録する(S13)。プリンタ制御サーバ3は、印刷画像を識別するための画像IDを登録日や登録順序に基づき印刷画像に付与する。印刷画像と画像IDとは出力DB17に格納される。
次いで、プリント制御サーバ3は、印刷画像とは別にユーザにアクセス権がない場合の非認証用画像を生成する(S31)。非認証用画像は、ステップS13で取得した画像IDに対応づけて出力DB17に登録される。
図14は、非認証用画像の一例を示す。図14(a)の非認証用画像は印刷画像に「禁」の文字が重畳した画像となっている。非認証用画像は、アクセス権のないユーザには画像の印刷を許可しないように登録されているので、図14(b)のように画像そのものを別の画像に差し替えたものであってもよいし、図14(c)のように「アクセス権がないので画像データを表示できません」という文字(記号)を重畳したものであってもよい。また、一切、画像を表示しない輝度が略一定となる真っ黒や真っ白の画像データであってもよい。
なお、図14(a)のように印刷画像に文字を重畳する場合、印刷画像の画素を所定の割合で削除し劣化させた低画質な画像とすることが好適である。画像が劣化しても元の画像のおおよその内容は把握でき、また、スキャナ等で再度デジタルデータに変換しても品質が劣化しているので、画像の再利用を抑制することができる。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、登録対象画像を簡易的に表示するための表示用画像を生成する(S14)。表示用画像は、登録対象画像の画素を所定の割合で削除した容量の小さな画像データ、いわゆるサムネイル画像である。
表示用画像が生成されたら、プリンタ制御サーバ3は表示用画像に電子透かしを埋め込む(S15)。電子透かしの内容は画像IDである。
次いで、プリンタ制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力された処理の内容を取得する(S16)。処理の内容は、実施例1と同様である。
プリンタ制御サーバ3は、取得した処理方法と画像IDとを対応づけて制御DB15へ登録する(S17)。以上の処理により、印刷画像と非認証用画像が出力DB17に、電子透かしの埋め込まれた表示用画像が表示DB16に、また、対応する処理方法が制御DB15にそれぞれ登録された。
続いて、図5(a)のように表示したWebページを印刷する流れを図15のフローチャート図に基づき説明する。図15において図6と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。本実施例でWebページを印刷する場合、ユーザの認証結果に応じて、表示用画像ではなく出力DB17に登録された印刷画像又は非認証用画像データを使用する。
アプリケーション(本実施例ではWebブラウザ)71はユーザに認証情報の入力を要求するので、アプリケーション71はユーザの認証情報を取得する(S301)。
アプリケーション71を介して印刷操作が実行されると、アプリケーション71から図5(a)のWebページがプリンタドライバ73に送出され印刷データを生成される。
プリンタドライバ73は、まず、印刷データが出力用データか否か判定する(S101)。出力用データであるか否かは、例えば、判定用のフラグを設け判定用フラグの状態により判断する。プリンタドライバ73が印刷データを生成した状態では、判定用フラグの状態は出力用データであることを示す状態に変わっていないのでステップS101の一回目の判定はNoとなる。
このため、続いてプリンタドライバ73は印刷データが画像を含むか否かを判定する(S102)。画像を含まない場合(ステップS102のNo)、判定用フラグの状態を変えて印刷データをそのまま出力用データとする(S103)。
画像を含む場合(ステップS102のYes)、プリンタドライバ73は、ユーザにより入力されたユーザID、パスワード及び画像をプリント制御サーバ3へ送信する(S302)。ここで、処理がプリント制御サーバ3へ移る。
プリント制御サーバ3の第1の画像ID抽出手段55は、電子透かしに埋め込まれた画像IDを画像から取得する(S201)。なお、プリンタドライバ73から画像IDそのものを受信してもよい。
次いで、プリント制御サーバ3の処理方法抽出手段52は、制御DB15を参照し、画像IDに対応して格納された処理方法を抽出する(S202)。本実施例では、印刷画像を印刷することとしているので、プリント制御サーバ3は抽出された処理方法が「印刷画像の送出」か否かを判定する(S203)。したがって、処理方法が「印刷画像の送出」でない場合(S203のNo)、プリント制御サーバ3は所定のエラーコードをプリンタドライバ73に送信する(S204)。
処理の内容が「印刷画像の送出」である場合(S203のYes)、認証手段58は、入力されたユーザID及びパスワードが、認証DB44に登録されているユーザID及びパスワードと整合しているか否か判定する(S231)。
認証手段58がユーザを承認した場合(ステップS231のYes)、プリント制御サーバ3の印刷画像取得手段53は、出力DB17を参照し画像IDに対応する印刷画像を取得し(S205)、次いで、印刷画像をプリンタドライバ73に送信する(S206)。
なお、端末2でなく、他のサーバ(例えば、画像収集サーバ)に印刷画像を送信してもよい。
認証手段58がユーザを認証しない場合(ステップS231のNo)、プリント制御サーバ3は、出力DB17を参照し画像IDに対応する非認証用画像を取得し(S232)、次いで、非認証用画像をプリンタドライバ73に送信する(S206)。なお、端末2でなく、他のサーバ(例えば、画像収集サーバ)に印刷画像を送信してもよい。
処理がプリンタドライバ73に移り、プリンタドライバ73はエラーコードが送信されたか否かを判定し(S105)、エラーコードの場合には印刷画像が送信されていないので、表示用画像を含む印刷データを出力用データとする(S103)。
エラーコードでない場合(ステップS105のNo)、すなわち、印刷画像又は非認証用画像が送信された場合、印刷データ差し替え手段76は印刷画像又は非認証用画像を差し替えた印刷データを出力用データとする(S106)。
ステップS27に進み、プリンタドライバ73は、出力用データを当該プリンタ18で印刷可能なデータへ変換しプリンタ18へ送出する(S107)。
図16は、ユーザにアクセス権がなく画像を非認証用画像に差し替えて印刷したWebページの印刷結果を示す。図16に示すように、ユーザが承認されなかったので、画像に「禁」の文字が重畳した非認証用画像が印刷されている。非認証用画像は、「禁」の文字を重畳しないで、印刷画像よりも画素が削減された低品質な画像であってもよい。
以上のように、本実施例によれば、ユーザのアクセス権がある場合には印刷処理に差し替え、また、アクセス権がない場合には低品質な画像に差し替えることができる。
ところで、これまでは、画素数を削減した表示用画像と印刷画像との品質が異なっていたが、それでも表示用画像は印刷画像の内容が推定できる程度の画像であった。これに対し、本実施例では例えば表示用画像に全く関係ない画像(元の画像の内容が推定できないような画像)を使用して、ユーザが承認された場合には本来の画像である印刷画像を印刷することもできる。
図17(a)は、Webページに表示された表示用画像41を含む印刷データを示す。図17(a)では表示用画像41に画像そのものではなく画像であることを示す「画像」という文字が描かれている。表示用画像41には画像IDが埋め込まれているので、図17(a)のWebページを印刷すると、アクセス権のあるユーザについては出力DB17から印刷画像が抽出され、図17(b)に示すように印刷画像47がWebページとして出力される。なお、ユーザにアクセス権がない場合は図17(a)のままの画像、又は、図14のような非認証用画像が印刷される。
また、これまでは、アクセス権の有無に応じて印刷画像と非認証用画像の印刷を切り替えていたが、アクセス権のランク(以下、アクセスランクという)に応じて印刷する画像を切り替えてもよい。
図18(a)はアクセスランクがユーザIDに対応づけて登録された認証DB44に記録された内容の一例を示す。認証手段58はユーザが承認された場合、ユーザのアクセスランクをプリント制御サーバ3に送出する。また、出力DB17には図18(b)に示すように、画像IDに対応づけて、アクセスランクに応じた印刷画像が登録されている。図18(b)では、アクセスランクがAであれば画素が削減されていない印刷画像が、アクセスランクがBであれば「禁」の文字が重畳され画素が削減された画像が、アクセスランクがCであれば表示用画像と異なる画像が、アクセスランクがDであれば真っ黒な画像が、それぞれ登録されている。したがって、プリント制御サーバ3はユーザのアクセスランクに応じて、印刷する印刷画像を切り替えることができる。
なお、実施例1と同様に、出力DB17から抽出するのでなく端末2から送信された画像を処理して、印刷画像、非認証用画像又はアクセスランクに応じた印刷画像を生成してもよい。
実施例1〜4は印刷対象の文書が含む画像を、制御DB15に記憶された処理方法等に応じて変更するものであるが、本実施例では所定のテキストに処理を施す印刷システムについて説明する。
プリント制御サーバ3を介さずに印刷する場合、アプリケーション71から印刷要求があると、例えばGDI(Graphics Device Interface)コマンドが印刷対象を描画コードにコード゛化し、ジャーナルファイルに収める。プリンタドライバ73は、このジャーナルファイルから印刷データを生成する。上述のとおり、本実施例では描画コードも印刷データと称している。
この描画コードにテキストが含まれている場合、プリンタドライバ73は含まれているテキストを抽出し、プリント制御サーバ3へ送信する。プリント制御サーバ3は、プリンタドライバ73から送信されたテキストを解析して、そのテキストに予め登録したキーテキストが含まれている場合、キーテキストに対応づけた定められた処理をテキストに施す。
図19は本実施例の印刷システムの全体構成図を示す。なお、図19において図1と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図19のプリント制御サーバ3は、テキスト制御DB100(特許請求の範囲における処理方法抽出手段に相当する)を有する点で図1と異なる。
テキスト制御DB100は、テキストの内容とそのテキストの処理方法とを対応づけて記憶したデータベースである。図20は、テキスト制御DB100に記憶されたキーテキスト及び処理方法の一例を示す図である。例えば、「開発仕様」というキーテキストが含まれている場合、プリント制御サーバ3はそのページ全体を「ページ非表示」として処理し、また、「価格」というキーテキストが含まれている場合、プリント制御サーバ3はその行を「1行黒く塗りつぶし」する処理を施し、「氏名文字列」又は「住所文字列」が含まれている場合、該当する文字列を「黒く塗りつぶし」する処理を施す。
なお、図20の処理方法は一例であり、黒く塗りつぶす変わりに「****…」などに差し替えてもよいし、ページ全体を非表示とするなど十分なスペースがある場合「キーテキストに相当するため印字できません」と印刷してもよい。処理方法に従ってキーテキストが処理されたテキストを処理済みテキストという。
なお、コンピュータ2及びプリント制御サーバ3のハードウェア構成図は図2(b)と同様であるので説明は省略する。本実施例では、処理方法抽出手段52が取得した印刷方法に従い、印刷処理データ取得手段53が印刷処理データを取得する。本実施例ではこの印刷処理データが後述するセキュリティ文字となる。
キーテキストはテキスト制御DB100に予め登録しておく必要があるため、まず、キーテキストと処理方法をプリンタ制御サーバ3に登録する処理について説明する。
図22は、プリンタ制御サーバ3がキーテキストと処理方法を登録する処理の流れを示すフローチャート図である。本実施例ではアプリケーション71は、他の実施例と同様Webブラウザ、プリント制御サーバ3はWebアプリケーションサーバを有するものとするが、ワープロなど他のアプリケーションであってもよい。
なお、登録されるキーテキスト及び処理方法は、コンピュータ2の記憶装置26aからプリンタ制御サーバ3に送信されてもよいし、プリンタ制御サーバ3の記憶装置26bに記憶されていてもよい。
まず、プリンタ制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力されたキーテキストを取得する(S401)。また、プリント制御サーバ3は、入出力装置12を介してユーザにより入力された処理方法を取得する(S402)。
キーテキストは、ユーザが自由に入力してもよいし、プリント制御サーバ3がキーテキストの候補を予め記憶しておきユーザが選択することとしてもよい。また、キーテキストに対応した処理方法は、ユーザが自由に入力できるものとすると、プリント制御サーバ3の負担が大きいので、処理方法の候補を予め記憶しておきユーザが選択するものとすることができる。
キーテキスト及び処理方法を取得するとプリンタ制御サーバ3は、それらを対応づけてテキスト制御DB100に登録する(S403)。なお、1つのキーテキストに複数の処理方法を登録してもよい。以上の処理により、キーテキスト及び処理方法がテキスト制御DB100に登録された。
続いて、図21(a)のように表示したWebページを印刷する流れを図23のフローチャート図に基づき説明する。
図21(a)に示すように、印刷するWebページはテキスト及び表示用画像61が含まれている。そしてテキストの一部には住所文字列62が記載されている。本実施例は、この住所文字列62をテキスト制御DB100の処理方法に従い差し替える。なお、表示用画像61についても実施例1〜4のように処理してもよい。
アプリケーション(本実施例ではWebブラウザ)71を介して印刷操作が実行されると、アプリケーション71から図21(a)のWebページがプリンタドライバ73に送出され、プリンタドライバ73は印刷データを生成する。
プリンタドライバ73は、まず、印刷データが出力用データか否か判定する(S502)。出力用データであるか否かは、例えば、判定用のフラグを設け判定用フラグの状態により判断する。プリンタドライバ73が印刷データを生成した状態では、判定用フラグの状態は出力用データであることを示す状態に変わっていないのでステップS502の一回目の判定はNoとなる。
ついで、プリンタドライバ73は、印刷データからテキスト部のみを抽出する(S503)。
ついで、プリンタドライバ73の印刷データ送信手段75は、抽出したテキスト全てをプリント制御サーバ3へ送信する(S504)。
ここで、処理がプリント制御サーバ3へ移る。プリント制御サーバ3の印刷データ受信手段51はテキストデータを受信する。
プリント制御サーバ3の印刷方法抽出手段52は、テキスト制御DB100を参照して、送信されたテキストがキーテキストを含むか否かを判定する(S601)。キーテキストを含むか否かの判定は、「開発仕様」や「価格」のように文字列が固定されている場合には、キーテキストでテキストを検索する。
また、氏名や住所のように文字列が固定されていない場合、印刷方法抽出手段52は形態素解析を行い、各形態素が住所等に一致するか否かを辞書や係り受け関係から判定する。住所や氏名は種類が膨大で文字数も不定であるが、形態素解析を利用することでこれらを検出できる。キーテキストを含まない場合(S601のNo)、エラーコードを返す(S602)。
送信されたテキストがキーテキストを含む場合(S601のYes)、印刷方法抽出手段52はテキスト制御DB100からキーテキストに対応する処理方法を抽出する(S603)。なお、キーテキストが含まれていた場合、プリント制御サーバ3はキーテキストの位置情報(行、桁)を記憶しておく。
ついで、プリント制御サーバ3の印刷処理データ取得手段54は、キーテキストに対応する処理方法に従い、印刷処理データ(セキュリティ文字)を取得する(S604)。すなわち、キーテキストが住所の場合、処理方法は「黒く塗りつぶす」なので、印刷処理データ取得手段54は、住所の文字数だけ「■」などの記号をセキュリティ文字として生成する。そして、テキストの文字列をセキュリティ文字で差し替える。
次いで、プリント制御サーバ3は処理済みテキストをプリンタドライバ73に送信する宇(S605)。なお、端末2でなく、他のサーバ(例えば、テキスト収集サーバ)に処理済みテキストを送信してもよい。
ここで、処理はプリンタドライバ73に戻る。プリンタドライバ73は、エラーコードが送信されたか否かを判定する(S505)。エラーコードの場合には、テキストにキーテキストが含まれていなかったことになるので、既に生成した印刷データを出力用データとする(S506)。
エラーコードが返信されない場合(ステップS505のNo)、すなわち、処理済みテキストが返信された場合、処理済みテキストから印刷データを生成し、再度印刷データを生成する(S507)。これにより、表示用画像61はそのままに、住所文字列62が「■」に置き換わった印刷データが得られる。
なお、セキュリティ文字とキーテキスト(住所文字列62)の位置情報をプリント制御サーバ3から受信して、プリンタドライバ73がキーテキストをセキュリティ文字で差し替えてもよい。
ついで、プリンタドライバ73は、住所文字列62が「■」に置き換わった印刷データを出力用データとする(S506)。すなわち、印刷データ差し替え手段76が、テキストを処理済みテキストに差し替えて印刷データを出力用データとする。
フラグが反転したので、ステップS107に進み、プリンタドライバ73のプリンタ通信手段79は、出力用データを当該プリンタ18で印刷可能なデータへ変換しプリンタ18へ送出する(S508)。なお、行った処理の内容、コンピュータ2の識別情報、ユーザ情報等をログとして記録しておくことが好適である。
以上のようにして、プリンタ18は図21(b)に示す印刷結果を出力する。図21(b)では、Webページに表示されている住所文字列62が、本実施例の印刷システムで印刷することで、「■」に置き変わっている。
本実施例によれば、テキストに所定のキーテキストが含まれている場合、その文字列を読み取れないように印刷することができる。キーテキスト以外のテキストは表示された状態で印刷されるので、セキュリティを保ちながらその他の情報を利用することができる。
本実施例ではテキストの差し替えのみを説明したが、テキスト及び画像データをそれぞれ差し替えることもできる。
また、画像データの場合には実施例2のように印刷の対象とされた画像データと類似の画像を検索し、検索された画像データと同じ処理を制御DB15から抽出したが、キーテキストのシソーラスや外国語に相当するテキストが印刷の対象のテキストに含まれている場合、キーテキストと同じ処理をそのテキストに施すことができる。これにより、キーテキストと完全に同一でないテキストが含まれていてもセキュリティを保って印刷することができる。
また、本実施例においても、仮想プリンタドライバ72を設けることで、プリンタドライバ73を修正せずに、プリント制御サーバ3とテキストの送受信を行い、キーテキストの差し替え等の処理を行って印刷画像を印刷することができる。
また、実施例4と同様にキーテキストにアクセスランクを対応付け、ユーザのアクセスランクに応じて、処理内容を変えてもよい。例えば、アクセスランクの高いユーザの印刷要求ではキーテキストを差し替えずに印刷したり、アクセスランクの高低に応じて、差し替えるテキスト量を制御することができる。
以上のように本実施の形態の印刷システムは、プリント制御サーバによる印刷の制御を低コストに実現可能である。プリント制御サーバには画像を送出するだけなので、プリント制御サーバのセキュリティも確保でき、また、仮想プリンタドライバを用いれば個々のアプリケーションに特別な機能を組み込む必要がない。また、仮想プリンタドライバをコンピュータ2に備えれば任意のプリンタを本実施の形態の印刷システムを構成できる。また、画像だけでなくテキストについても同様に差し替えて印刷することができる。
本実施例の印刷システムの全体構成図である。 端末(コンピュータ)又はプリント制御サーバのハードウェア構成図である。 制御DB、表示DB及び出力DBに記憶された内容を示す図である。 プリンタ制御サーバが印刷画像と表示用画像を登録する処理の流れを示すフローチャート図である。 表示用画像が配置されたWebページの一例である。 Webページを印刷する流れを示すフローチャート図である。 実施例2における印刷システムの全体構成図である。 プリンタ制御サーバが印刷画像と表示用画像を登録する処理の流れを示すフローチャート図である(実施例2)。 Webページを印刷する流れを示すフローチャート図である(実施例2)。 実施例3における印刷システムの全体構成図である。 Webページを印刷する流れを示すフローチャート図である(実施例3)。 実施例4における印刷システムの全体構成図である。 プリンタ制御サーバが印刷画像と表示用画像を登録する処理の流れを示すフローチャート図である(実施例4)。 非認証用画像の一例である。 Webページを印刷する流れを示すフローチャート図である(実施例4)。 ユーザにアクセス権がなく画像を非認証用画像に差し替えて印刷したWebページの印刷結果である。 Webページに表示された表示用画像、印刷画像をWebページとして印刷した印刷結果の一例である。 認証DB、出力DBに記憶された内容を示す図である。 印刷システムの全体構成図である(実施例5)。 テキスト制御DBに記憶されたキーテキスト及び処理方法の一例を示す図である。 印刷対象のWebページ及びテキストが差し替えられた印刷結果の一例である。 プリンタ制御サーバがキーテキストと処理方法を登録する処理の流れを示すフローチャート図である。 Webページを印刷する流れを示すローチャート図である。
符号の説明
1 ネットワーク
2 コンピュータ(端末)
3 プリント制御サーバ
11 ディスプレイ
12 マウス・キーボード
15 制御DB
16 表示DB
17 出力DB
18 プリンタ
19 類似画像検索サーバ
20、30 記憶媒体
41 表示用画像
44 認証DB
47 印刷画像
51 印刷データ受信手段
52 処理方法抽出手段
53 印刷処理データ取得手段
54 印刷処理データ送信手段
55 第1の画像ID抽出手段
56 第2の画像ID抽出手段
57 画像検索手段
58 認証手段
71 アプリケーション
72 仮想プリンタドライバ
73 プリンタドライバ
100 テキスト制御DB

Claims (25)

  1. 端末からの印刷要求に応じて所定の処理を行い印刷用の印刷処理データを取得する印刷制御装置の制御方法であって、
    前記印刷制御装置が、
    前記端末から受信した印刷データが有する情報に対応づけて前記印刷データの処理方法を記憶した処理方法記憶手段を、前記情報をキーとして参照し、前記印刷データの前記処理方法を抽出する処理方法抽出ステップと、
    前記処理方法抽出ステップにより抽出した前記処理方法に基づき、前記印刷処理データを取得する印刷処理データ取得ステップと、
    を有することを特徴とする印刷制御装置の制御方法。
  2. 前記処理方法抽出ステップは、
    前記端末から受信した前記印刷データが有する画像データから、前記画像データが有する画像IDを抽出する第1の画像ID抽出ステップを有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置の制御方法。
  3. 前記処理方法抽出ステップは、
    前記端末から受信した前記画像データの画像と同一又は類似の類似画像を、予め所定の画像データを記憶する画像データ記憶手段から、前記端末から受信した前記画像データと類似する画像を検索する画像検索ステップと、
    前記画像検索ステップにより検索された前記類似画像に基づき、前記画像データの画像IDを抽出する第2の画像ID抽出ステップと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置の制御方法。
  4. 前記印刷処理データ取得ステップでは、
    前記画像IDに対応づけて前記印刷処理データが格納されている出力データベースを、前記画像IDをキーとして参照し、前記印刷処理データを取得する、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の印刷制御装置の制御方法。
  5. 前記印刷処理データの前記画像データは、前記印刷データが有する前記画像データよりも高画質であることを特徴とする、
    請求項2ないし4いずれか記載の印刷制御装置の制御方法。
  6. 前記印刷制御装置が、前記端末を操作するユーザの認証を行う認証ステップを有し、
    前記認証ステップの結果、前記ユーザが承認されない場合、前記印刷処理データ取得ステップでは、前記印刷データが有する前記画像データよりも低画質の画像データを取得するか、又は、画像データを取得しない、
    ことを特徴とする請求項2ないし4いずれか記載の印刷制御装置の制御方法。
  7. 前記低画質の画像データは、前記印刷データが有する前記画像データよりも画素数の少ない画像データ、前記印刷データが有する前記画像データに記号を付加した画像データ、輝度が略一定の画像データ、又は、前記印刷データが有する前記画像データと異なる画像データ、である、
    ことを特徴とする請求項6記載の印刷制御装置の制御方法。
  8. 前記印刷制御装置は、
    前記処理方法抽出ステップでは、所定の文字列に対応づけて前記処理方法を記憶した前記処理方法記憶手段を、前記印刷データ受信ステップにより受信した前記印刷データが有する文字列をキーとして参照し、
    前記文字列に対応する前記処理方法を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置の制御方法。
  9. 前記処理方法は、前記文字列を解読不能な記述に差し替える処理を規定する、
    ことを特徴とする請求項8記載の印刷制御装置の制御方法。
  10. 端末からの印刷要求に応じて所定の処理を行い印刷用の印刷処理データを取得する印刷制御装置であって、
    前記端末から受信した印刷データが有する情報に対応づけて前記印刷データの処理方法を記憶した処理方法記憶手段と、
    前記情報をキーとして前記処理方法記憶手段を参照し、前記印刷データの前記処理方法を抽出する処理方法抽出手段と、
    抽出した前記処理方法に基づき、前記印刷処理データを取得する印刷処理データ取得手段と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置。
  11. 前記処理方法抽出手段は、
    前記端末から受信した前記印刷データが有する画像データから、前記画像データが有する画像IDを抽出する第1の画像ID抽出手段を有する、
    ことを特徴とする請求項10記載の印刷制御装置。
  12. 前記処理方法抽出手段は、
    前記端末から受信した前記画像データの画像と同一又は類似の類似画像を、予め所定の画像データを記憶する画像データ記憶手段から、前記端末から受信した前記画像データと類似する画像を検索する画像検索手段と、
    前記画像検索手段が検索した前記類似画像に基づき、前記画像データの画像IDを抽出する第2の画像ID抽出手段と、
    を有することを特徴とする請求項10記載の印刷制御装置。
  13. 前記画像IDに対応づけて前記印刷処理データが格納されている出力データベースを有し、
    前記印刷処理データ取得手段は、前記画像IDをキーとして前記出力データベースを参照して前記印刷処理データを取得する、
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の印刷制御装置。
  14. 前記印刷処理データの前記画像データは、前記印刷データが有する前記画像データよりも高画質であることを特徴とする、
    請求項11ないし13いずれか記載の印刷制御装置。
  15. 前記端末を操作するユーザを認証する認証手段を有し、
    前記認証手段によりユーザが承認されない場合、前記印刷処理データ取得手段は、前記印刷データが有する前記画像データよりも低画質の画像データを取得するか、又は、画像データを取得しない、
    ことを特徴とする請求項11ないし13いずれか記載の印刷制御装置。
  16. 前記低画質の画像データは、前記印刷データが有する前記画像データよりも画素数の少ない画像データ、前記印刷データが有する前記画像データに記号を付加した画像データ、輝度が略一定の画像データ、又は、前記印刷データが有する前記画像データと異なる画像データ、である、
    ことを特徴とする請求項15記載の印刷制御装置。
  17. 前記処理方法記憶手段は所定の文字列に対応づけて前記処理方法を記憶しており、
    前記処理方法抽出手段は、前記印刷データ受信手段が受信した前記印刷データが有する文字列をキーとして、前記処理方法記憶手段を参照し、前記文字列に対応する前記処理方法を抽出する、
    ことを特徴とする請求項10記載の印刷制御装置。
  18. 前記処理方法は、前記文字列を解読不能な記述に差し替える処理を規定する、
    ことを特徴とする請求項17記載の印刷制御装置。
  19. 端末からの印刷要求に応じて、該端末とネットワークを介して接続された印刷制御装置が所定の処理を行い印刷用の印刷処理データを取得する印刷システムであって、
    前記印刷制御装置は、
    前記端末から受信した印刷データが有する情報に対応づけて前記印刷データの処理方法を記憶した処理方法記憶手段と、
    前記情報をキーとして前記処理方法記憶手段を参照して、前記印刷データの前記処理方法を抽出する処理方法抽出手段と、
    抽出した前記処理方法に従い、前記印刷データに適用する印刷処理データを取得する印刷処理データ取得手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  20. 前記処理方法抽出手段は、
    前記端末から受信した前記印刷データが有する画像データから、前記画像データが有する画像IDを抽出する第1の画像ID抽出手段を有する、
    ことを特徴とする請求項19記載の印刷システム。
  21. 前記処理方法記憶手段は所定の文字列に対応づけて前記処理方法を記憶しており、
    前記処理方法抽出手段は、前記印刷データ受信手段が受信した前記印刷データが有する文字列をキーとして、前記処理方法記憶手段を参照し、前記文字列に対応する前記処理方法を抽出する、
    ことを特徴とする請求項19記載の印刷システム。
  22. ネットワークを介して接続された印刷制御装置に印刷データを送信し、該印刷制御装置から印刷用の印刷処理データを受信する端末であって、
    印刷対象の前記印刷データを提供する印刷対象提供手段から該印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記印刷データを前記印刷制御装置へ送信する印刷データ送信手段と、
    前記印刷制御装置から前記印刷処理データを受信する印刷処理データ受信手段と、
    前記印刷処理データにより前記印刷データの少なくとも一部を差し替える印刷データ差し替え手段と、
    前記印刷データ差し替え手段が差し替えた前記印刷データをプリンタへ送出するプリンタ通信手段と、
    を有することを特徴とする端末。
  23. 請求項1ないし9いずれか記載の印刷制御装置の制御方法をコンピュータに実行させるための印刷制御装置の印刷処理プログラム。
  24. コンピュータに、
    印刷対象の印刷データを提供する印刷対象提供手段から該印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記印刷データを印刷制御装置へ送信する印刷データ送信手段と、
    前記印刷制御装置から前記印刷処理データを受信する印刷処理データ受信手段と、
    前記印刷処理データにより前記印刷データの少なくとも一部を差し替える印刷データ差し替え手段と、
    前記印刷データ差し替え手段が差し替えた前記印刷データをプリンタへ送出するプリンタ通信手段と、
    を実現させることを特徴とするプリンタドライバプログラム。
  25. コンピュータに、
    印刷対象の印刷データを提供する印刷対象提供手段から該印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記印刷データを印刷制御装置へ送信する印刷データ送信手段と、
    前記印刷制御装置から前記印刷処理データを受信する印刷処理データ受信手段と、
    前記印刷処理データにより前記印刷データの少なくとも一部を差し替える印刷データ差し替え手段と、
    前記印刷データ差し替え手段が差し替えた前記印刷データをプリンタドライバプログラムに送出するプリンタドライバ仲介手段と、
    を実現させることを特徴とする仮想プリンタドライバプログラム。
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