JP2007041835A - 投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラム - Google Patents

投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007041835A
JP2007041835A JP2005224944A JP2005224944A JP2007041835A JP 2007041835 A JP2007041835 A JP 2007041835A JP 2005224944 A JP2005224944 A JP 2005224944A JP 2005224944 A JP2005224944 A JP 2005224944A JP 2007041835 A JP2007041835 A JP 2007041835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
investment trust
asset
investment
pension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005224944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4673940B2 (ja
Inventor
Satoshi Kanematsu
敏 兼松
Daisuke Fujita
大輔 藤田
Shigefumi Takagi
重史 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
Nomura Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nomura Research Institute Ltd filed Critical Nomura Research Institute Ltd
Priority to JP2005224944A priority Critical patent/JP4673940B2/ja
Publication of JP2007041835A publication Critical patent/JP2007041835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4673940B2 publication Critical patent/JP4673940B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】1つのシステムに必要情報を入力することにより、各投信の投信基準価額及び年金基準価額を自動的に算出可能なシステムの実現。
【解決手段】各投信に係る投信基準の資産情報から年金基準の資産情報を生成する資産情報増幅部と、各種市場情報を蓄積しておく市場情報DBと、各資産の現在価値を市場情報DBから抽出する市場情報選択部と、市場情報選択部からの情報を用いて各資産の投信基準に基づく現在価値を算出する投信基準評価部、市場情報選択部からの情報を用いて各資産の年金基準に基づく現在価値を算出する年金基準評価部と、投信基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の投信基準価額を算出する投信基準価額計算部と、年金基準に基づく各資産の現在価値情報、口数情報、及び費用情報に基づき、各投信の年金基準価額を算出する年金基準価額計算部とを備えた投信の基準価額算出システム。
【選択図】図1

Description

この発明は、投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラムに係り、特に、投信・投資顧問会社が顧客である年金スポンサーから委託された資金を自らが設定する年金私募投信で運用する場合に、投信基準に則った基準価額と年金基準に則った基準価額とを同時に算出可能な技術に関する。
数年前の法律改正により、それまで禁じられていた投資顧問業と投信委託業の兼業が認められるようになり、いわゆる投信・投資顧問会社が登場するようになった。
この投信・投資顧問会社は、年金スポンサーから委託された資金(年金基金)を、自らが設定した年金私募投信に投資することによって運用するケースが多い。
この私募投信の基準価額(1口の価格)は、当該投信に含まれる株式や債券の価格に伴って変動するものであるため、投信・投資顧問会社は最新の取引データに基づいて投信の基準価額を毎日算出することが求められる。
この基準価額は、投信の販売価格や解約価格として適用されるものであり、その計理基準は投信法(投資信託及び投資法人に関する法律)において規定されている。
これに対し、年金基金の運用については投資顧問業法(有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律)による規制をも受けることとなり、投信法に基づく上記の基準価額の他に、年金基金固有の計理基準に従った投信の基準価額を算出することが投信・投資顧問会社には義務付けられている。
このため、投信・投資顧問会社は、投信法の計理基準(以下「投信基準」)に則った投信の基準価額を算出するためのシステムと、投資顧問業法の計理基準(以下「年金基準」)に従った投信の基準価額を算出するためのシステムを別個に導入し、各私募投信について2種類の基準価額を日々算出しているのが現状である(非特許文献1及び2参照)。
T-STAR21(投信会社バックオフィスソリューション)[平成17年7月4日検索] インターネットURL:http://www.nri.co.jp/products/kinyu_it/t-star21.html TriMaster/PX(信託財産管理バックオフィスソリューション)[平成17年7月4日検索] インターネットURL:http://www.nri.co.jp/products/kinyu_it/trimaster_px1.html
確かに、上記のように2つの専用システムを導入することにより、投信・投資顧問会社は投信基準に則った投信基準価額と年金基準に則った投信基準価額を各私募投信について算出することが可能となる。
しかしながら、これを実現するために投信・投資顧問会社は、各私募投信の販売や解約に関する情報、投資対象である個々の有価証券の取引に関する情報、為替に関する情報等をそれぞれのシステムに別個に入力する必要があり、これが大きな負担となっていた。
この発明は、投信・投資顧問会社が抱えていた上記の問題を解決するために案出されたものであり、1つのシステムに必要情報を入力することにより、投信基準に則った投信基準価額と年金基準に則った投信基準価額を自動的に算出する機能を備えたシステムの実現を目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載した投信の基準価額算出システムは、入力された各投信に係る投信基準に準拠した資産情報を、所定の増幅ルールに従って変換処理し、年金基準に準拠した資産情報を生成する資産情報増幅手段と、資産の現在価値を算出するのに必要な市場情報を蓄積しておく市場情報記憶手段と、各資産の現在価値を投信基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第1の市場情報選択手段と、この市場情報を用いて各資産の投信基準に基づく現在価値を算出する手段と、この投信基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の投信基準価額を算出する手段と、各資産の現在価値を年金基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第2の市場情報選択手段と、この市場情報を用いて各資産の年金基準に基づく現在価値を算出する手段と、この年金基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の年金基準価額を算出する手段とを備えたことを特徴としている。上記の第2の市場情報選択手段の機能を、第1の市場情報選択手段が代行することもできる(以下同様)。
また、請求項2に記載した投信の基準価額算出システムは、請求項1のシステムであって、さらに入力された各投信の販売及び解約に係る取引情報及び所定の記憶手段に格納された直近の口数情報に基づき、各投信の現在の口数を算出する手段と、所定の記憶手段に格納された各投信の直近の投信基準価額情報と上記の口数情報に基づき、各投信の元本を算出する手段と、上記元本に基づいて各投信の費用を算出する手段とを備えたことを特徴としている。
請求項3に記載した投信の基準価額算出システムは、請求項1または2のシステムであって、さらに上記の資産情報増幅手段が、投信基準に準拠した資産情報の計上日を取引約定日に変換する処理と、資産の取引価格が外国通貨である場合にこれを日本円に換算する処理を実行することを特徴としている。
請求項4に記載した投信の基準価額算出システムは、請求項1〜3のシステムであって、上記の市場情報記憶手段には、各有価証券の終値に関する情報が時系列に沿って取引市場毎に格納されると共に、外国通貨の円換算レート情報が時系列に沿って格納されており、上記第1の市場情報選択手段は、所定の選択ルールに従い、投信基準での資産評価に必要な特定の取引市場における特定日の終値情報及び特定日の円換算レート情報を抽出し、上記第2の市場情報選択手段は、所定の選択ルールに従い、年金基準での資産評価に必要な特定の取引市場における特定日の終値情報及び特定日の円換算レート情報を抽出することを特徴としている。
請求項5に記載した投信の基準価額算出プログラムは、コンピュータを、入力された各投信に係る投信基準に準拠した資産情報を、所定の増幅ルールに従って変換処理し、年金基準に準拠した資産情報を生成する資産情報増幅手段、資産の現在価値を算出するのに必要な市場情報を蓄積しておく市場情報記憶手段、各資産の現在価値を投信基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第1の市場情報選択手段、この市場情報を用いて各資産の投信基準に基づく現在価値を算出する手段、この投信基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の投信基準価額を算出する手段、各資産の現在価値を年金基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第2の市場情報選択手段、この市場情報を用いて各資産の年金基準に基づく現在価値を算出する手段、この年金基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の年金基準価額を算出する手段として機能させることを特徴としている。
この発明に係る投信の基準価額算出システム及び算出プログラムにあっては、入力手段を介して入力された投信基準に準拠した資産情報を基に、資産情報増幅手段が自動的に年金基準の資産情報を生成する機能を備えているため、年金基準に準拠した資産情報を別個に準備し、システムに投入する手間を省くことができる。
また、投信の基準価額算出に必要な各資産の現在価値を評価するに際し、投信基準と年金基準とで別個の市場情報を適用する必要がある場合でも、第1の市場情報選択手段及び第2の市場情報選択手段により、共通の市場情報記憶手段から最適の市場情報が抽出される仕組みを備えているため、投信基準価額と年金基準価額が自動的に算出可能となる。
図1は、この発明に係る投資信託の基準価額算出システム10の全体構成を示すブロック図であり、このシステム10は、入力管理部12と、投信情報管理部14と、資産情報増幅部16と、増幅ルールデータベース18と、投信基準評価部20と、投信基準価額計算部22と、年金基準評価部24と、年金基準価額計算部26と、投信情報データベース28と、市場情報データベース30と、市場情報選択部32と、選択ルールデータベース34と、出力情報生成部36と、投信受益証券評価部38と、属性情報データベース40と、属性情報一元管理部42と、出力用データベース44とを備えている。
上記の入力管理部12、投信情報管理部14、資産情報増幅部16、投信基準評価部20、投信基準価額計算部22、年金基準評価部24、年金基準価額計算部26、市場情報選択部32、出力情報生成部36、投信受益証券評価部38、属性情報一元管理部42は、コンピュータのCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従い必要な処理を実行することによって実現される。
また、上記の増幅ルールデータベース18、投信情報データベース28、市場情報データベース30、選択ルールデータベース34、属性情報データベース40、出力用データベース44は、同コンピュータのハードディスク内に設けられている。
このシステム10には、ネットワークを介して端末装置46が接続されており、この端末装置46から送信された各種入力情報が、入力管理部12を介して各部に渡される。
すなわち、端末装置46から送信された投信の取引情報は、入力管理部12から投信情報管理部14に出力される。この投信の取引情報とは、当該投信・投資顧問会社が設定している各年金私募投信の追加(販売)及び解約に関する情報である。
また、端末装置46から送信された投信毎の資産情報は、入力管理部12から資産情報増幅部16に出力される。この投信毎の資産情報とは、各年金私募投信が現在保有している株式や債券の情報(銘柄、口数等)及び各年金私募投信に係る株式や債券の取引情報(売買情報)を意味する。
また、端末装置46から送信された市場情報は、市場情報データベース30に格納される。この市場情報には、各有価証券の取引市場毎の時価や外国為替レートに関する情報が含まれている。
また、端末装置46から送信された資産の属性情報は、属性情報データベース40に格納される。この属性情報には、各有価証券の配当/利払日や終了日等の情報が含まれている。
さらに、端末装置46から送信された年金基金情報は、投信受益証券評価部38に出力される。この年金基金情報には、当該投信・投資顧問会社が管理している年金基金が保有している年金私募投信の銘柄及び口数情報が含まれている。
以下、図2のフローチャートに従い、このシステム10における処理手順を説明する。
まず、投信情報管理部14は、入力管理部12から当日における各投信の取引情報(追加/解約情報)を取得する(S10)。
つぎに投信情報管理部14は、この入力管理部12から渡された投信の取引情報及び投信情報データベース28に格納された各投信の前日の口数情報に基づき、当日における口数を算出する(S12)と共に、投信情報データベース28の口数情報を更新させる。
続いて投信情報管理部14は、投信情報データベース28に格納された前日の投信基準価額に上記の口数を乗じて元本金額を算出すると共に、この元本金額に基づいて手数料や税金等の費用(コスト)を算出する(S14)。
上記の口数情報及び費用情報は、投信情報管理部14から投信基準価額計算部22及び年金基準価額計算部26に渡される。
つぎに資産情報増幅部16は、入力管理部12から各投信に属する資産情報を取得する(S16)。
端末装置46からは、元々投信基準に適合させた形の資産情報が入力されるため、資産情報増幅部16はこれをそのまま投信基準評価部20に渡す。
これに対し、年金基準評価部24には年金基準に合致した資産情報を渡すことが求められるため、資産情報増幅部16は増幅ルールデータベース18に登録された変換ロジックに従って投信用の資産情報を補正し、年金基準に準拠した資産情報を生成する(S18)。
例えば、ある投信のファンドマネジャが、以下の取引を行ったものと仮定する。
取引内容:米国株式の購入
購入日:2005年5月31日
購入場所:ニューヨーク市場
購入単価:99ドル
購入株式数:100株
この場合、端末装置46からは、投信基準に従い以下の取引情報が入力される。
計上日:2005年6月1日
対象物:米国株式
株式数:100株
取引内容:買い 9,900ドル
これに対し、年金基準では約定日=計上日として取り扱われると共に、日本円ベースで取引金額が算定されるというルールがあるため、同じ取引であっても年金基準評価部24に対しては資産情報増幅部16から以下の取引情報が出力されることとなる。
計上日:2005年5月31日
対象物:米国株式
株式数:100株
取引内容:買い 1,089,000円(9,900×110)
上記の年金基準特有のルールは増幅ルールデータベース18内に格納されており、資産情報増幅部16はこれを参照した上で、取引情報に対して必要な変換処理を施すことになる。
また、資産情報増幅部16は、市場情報データベース30に格納された5月31日の為替レート(110円/ドル)を参照することにより、1,089,000円の取引金額を導いている。
つぎに、投信基準評価部20において、各投信が保有する個々の資産の現在価値が投信基準に基づいて算出される。
この際、投信基準評価部20から市場情報選択部32に対し、個々の資産の価値を評価するために必要な情報の提供リクエストが発せられる。
これを受けた市場情報選択部32は、選択ルールデータベース34を参照して各資産の価値を評価するために必要な時価や為替レートの種類を特定した後、市場情報データベース30から必要な時価情報及び為替情報を抽出し、投信基準評価部20に返す。
例えば、対象資産が米国証券である場合、投信基準ではニューヨーク市場における終値を基準とすべき旨、及び前日の為替データを適用すべき旨が選択ルールデータベース34に規定されているため、市場情報選択部32は市場情報データベース30から前日のニューヨーク市場の終値情報(例えば1株100ドル)及び前日の対ドル換算レート情報(例えば109円/ドル)を抽出し、投信基準評価部20に出力する。
これを受けた投信基準評価部20は(S20)、当該米国証券の現在価値を100ドル×株数×109の数式によって具体的に算出する(S22)。
上記と平行して、年金基準評価部24においても各投信が保有する個々の資産の時価が年金基準に基づいて算出されるのであるが、この場合も年金基準評価部24から市場情報選択部32に対し、個々の資産の価値を評価するために必要な情報の提供リクエストが発せられる。
これを受けた市場情報選択部32は、選択ルールデータベース34を参照して各資産の価値を評価するために必要な時価や為替レートの種類を特定した後、市場情報データベース30から必要な時価情報及び為替情報を抽出し、年金基準評価部24に返す。
この場合、米国証券について年金基準ではシカゴ市場の終値を基準とすべき旨、及び当日の為替データを適用すべき旨が選択ルールデータベース34に規定されているため、市場情報選択部32は市場情報データベース30から当日のシカゴ市場の終値情報(例えば1株98ドル)及び当日の対ドル換算レート情報(例えば108円/ドル)を抽出し、年金基準評価部24に出力する。
これを受けた年金基準評価部24は(S24)、当該米国証券の時価を98ドル×株数×108の数式によって具体的に算出する(S26)。
つぎに、投信基準価額計算部22において、各投信の投信基準に準拠した基準価額(1口の価格)が算出される。
ここで、基準価額は以下の式によって算出される。
(資産の総額−費用)/口数=基準価額
これらの中、費用及び口数は投信情報管理部14から既に渡されているため、投信基準価額計算部22は、投信基準評価部20から渡された個々の資産の現在価値を合計して資産の総額を求め、これらの数値を上記の式に代入することによって基準価額を算出し(S28)、投信情報データベース28に格納する(S30)。
上記と平行し、年金基準価額計算部26においても各投信の年金基準に準拠した基準価額(1口の価格)が算出される。
この場合も、基準価額自体は上記と同様の式によって算出される。
(資産の総額−費用)/口数=基準価額
これらの中、費用及び口数は投信情報管理部14から既に渡されているため、年金基準価額計算部26は、年金基準評価部24から渡された個々の資産の現在価値を合計して資産の総額を求め、これらの数値を上記の式に代入することによって基準価額を算出し(S32)、基準価額データベースに格納する(S34)。
図3は、投信情報データベース28に設定されたデータ項目を示すものであり、各投信毎に投信基準価額及び年金基準価額の項目が設定されている。
この中、投信基準価額は当該投信を販売する際や解約する際の金額として利用される。
また、年金基準価額は、当該投信を購入している年金基金を評価する際に利用される。
例えば、年金基金Aが投信αを10口購入している場合、入力管理部12から渡された「年金基金A、投信α、10口」という年金基金情報に基づき(S36)、投信受益証券評価部38は投信情報データベース28から投信αの年金基準価額を抽出し、これに10を乗じることによって投信受益証券の評価額を算定する(S38)。
この算定結果は出力情報生成部36に渡され、所定フォーマットの報告書ファイルが生成された後、出力用データベース44に格納される(S40)。
出力情報生成部36は、上記以外にも様々な出力情報を生成する機能を備えている。例えば、投信基準価額計算部22から出力された各投信の全資産情報を所定のテンプレートに充填してレポートファイルを生成し、出力用データベース44に格納することができる。
同様に出力情報生成部36は、年金基準価額計算部26から出力された各投信の全資産情報を所定のテンプレートに充填してレポートファイルを生成し、出力用データベース44に格納することもできる。
上記のレポートファイルを生成する際には、属性情報データベース40に格納された各有価証券の属性情報(配当日、利払日、終了日等)が属性情報一元管理部42から出力情報生成部36に供給され、レポートファイル中に記述される。
この発明に係る投資信託の基準価額算出システムの全体構成を示すブロック図である。 このシステムにおける処理手順を示すフローチャートである。 投信情報データベースに設定されたデータ項目を示す説明図である。
符号の説明
10 基準価額算出システム
12 入力管理部
14 投信情報管理部
16 資産情報増幅部
18 増幅ルールデータベース
20 投信基準評価部
22 投信基準価額計算部
24 年金基準評価部
26 年金基準価額計算部
28 投信情報データベース
30 市場情報データベース
32 市場情報選択部
34 選択ルールデータベース
36 出力情報生成部
38 投信受益証券評価部
40 属性情報データベース
42 属性情報一元管理部
44 出力用データベース
46 端末装置

Claims (5)

  1. 入力された各投信に係る投信基準に準拠した資産情報を、所定の増幅ルールに従って変換処理し、年金基準に準拠した資産情報を生成する資産情報増幅手段と、
    資産の現在価値を算出するのに必要な市場情報を蓄積しておく市場情報記憶手段と、
    各資産の現在価値を投信基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第1の市場情報選択手段と、
    この市場情報を用いて各資産の投信基準に基づく現在価値を算出する手段と、
    この投信基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の投信基準価額を算出する手段と、
    各資産の現在価値を年金基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第2の市場情報選択手段と、
    この市場情報を用いて各資産の年金基準に基づく現在価値を算出する手段と、
    この年金基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の年金基準価額を算出する手段と、
    を備えたことを特徴とする投信の基準価額算出システム。
  2. 入力された各投信の販売及び解約に係る取引情報及び所定の記憶手段に格納された直近の口数情報に基づき、各投信の現在の口数を算出する手段と、
    所定の記憶手段に格納された各投信の直近の投信基準価額情報と上記の口数情報に基づき、各投信の元本を算出する手段と、
    上記元本に基づいて各投信の費用を算出する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の投信の基準価額算出システム。
  3. 上記の資産情報増幅手段は、投信基準に準拠した資産情報の計上日を取引約定日に変換する処理と、資産の取引価格が外国通貨である場合に日本円に換算する処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の投信の基準価額算出システム。
  4. 上記の市場情報記憶手段には、各有価証券の終値に関する情報が時系列に沿って取引市場毎に格納されると共に、外国通貨の円換算レート情報が時系列に沿って格納されており、
    上記第1の市場情報選択手段は、所定の選択ルールに従い、投信基準での資産評価に必要な特定の取引市場における特定日の終値情報及び特定日の円換算レート情報を抽出し、
    上記第2の市場情報選択手段は、所定の選択ルールに従い、年金基準での資産評価に必要な特定の取引市場における特定日の終値情報及び特定日の円換算レート情報を抽出することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の投信の基準価額算出システム。
  5. コンピュータを、
    入力された各投信に係る投信基準に準拠した資産情報を、所定の増幅ルールに従って変換処理し、年金基準に準拠した資産情報を生成する資産情報増幅手段、
    資産の現在価値を算出するのに必要な市場情報を蓄積しておく市場情報記憶手段、
    各資産の現在価値を投信基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第1の市場情報選択手段、
    この市場情報を用いて各資産の投信基準に基づく現在価値を算出する手段、
    この投信基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の投信基準価額を算出する手段、
    各資産の現在価値を年金基準に従って算出するのに必要な市場情報を、上記の市場情報記憶手段から抽出する第2の市場情報選択手段、
    この市場情報を用いて各資産の年金基準に基づく現在価値を算出する手段、
    この年金基準に基づく各資産の現在価値情報、各投信の口数情報、及び各投信の費用情報に基づき、各投信の年金基準価額を算出する手段、
    として機能させることを特徴とする投信の基準価額算出プログラム。
JP2005224944A 2005-08-03 2005-08-03 投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラム Expired - Fee Related JP4673940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005224944A JP4673940B2 (ja) 2005-08-03 2005-08-03 投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005224944A JP4673940B2 (ja) 2005-08-03 2005-08-03 投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007041835A true JP2007041835A (ja) 2007-02-15
JP4673940B2 JP4673940B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=37799761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005224944A Expired - Fee Related JP4673940B2 (ja) 2005-08-03 2005-08-03 投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4673940B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8108330B2 (en) 2008-10-24 2012-01-31 International Business Machines Corporation Generating composite trust value scores, and atomic metadata values and associated composite trust value scores using a plurality of algorithms
US8276157B2 (en) 2009-10-23 2012-09-25 International Business Machines Corporation Monitoring information assets and information asset topologies
US8290960B2 (en) 2008-10-24 2012-10-16 International Business Machines Corporation Configurable trust context assignable to facts and associated trust metadata
US8443189B2 (en) 2008-10-24 2013-05-14 International Business Machines Corporation Trust event notification and actions based on thresholds and associated trust metadata scores
WO2022124461A1 (ko) * 2020-12-10 2022-06-16 서순만 주식 기반 연금관리 시스템 및 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001331656A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Sumitomo Trust & Banking Co Ltd 投資信託組入れ部分の月次報告を含む特定金銭信託等報告方法
JP2004086499A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Daiwa Trust & Banking Co Ltd 年金投資基金信託総合口の基準価格計算方法およびシステム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP2005284715A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Mizuho Trust & Banking Co Ltd 基準価額算定方法及び基準価額算定プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001331656A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Sumitomo Trust & Banking Co Ltd 投資信託組入れ部分の月次報告を含む特定金銭信託等報告方法
JP2004086499A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Daiwa Trust & Banking Co Ltd 年金投資基金信託総合口の基準価格計算方法およびシステム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP2005284715A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Mizuho Trust & Banking Co Ltd 基準価額算定方法及び基準価額算定プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8108330B2 (en) 2008-10-24 2012-01-31 International Business Machines Corporation Generating composite trust value scores, and atomic metadata values and associated composite trust value scores using a plurality of algorithms
US8290960B2 (en) 2008-10-24 2012-10-16 International Business Machines Corporation Configurable trust context assignable to facts and associated trust metadata
US8443189B2 (en) 2008-10-24 2013-05-14 International Business Machines Corporation Trust event notification and actions based on thresholds and associated trust metadata scores
US8276157B2 (en) 2009-10-23 2012-09-25 International Business Machines Corporation Monitoring information assets and information asset topologies
US8935709B2 (en) 2009-10-23 2015-01-13 International Business Machines Corporation Monitoring information assets and information asset topologies
WO2022124461A1 (ko) * 2020-12-10 2022-06-16 서순만 주식 기반 연금관리 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4673940B2 (ja) 2011-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hofmann et al. Supply chain finance and blockchain technology: the case of reverse securitisation
Gibson et al. Stochastic convenience yield and the pricing of oil contingent claims
Sodhi et al. Modeling supply-chain planning under demand uncertainty using stochastic programming: A survey motivated by asset–liability management
KR101996802B1 (ko) 암호화폐를 이용한 결제 및 보상 방법
US20100191672A1 (en) Systems, methods, and computer program products for adjusting the assets of an investment account
EA004949B1 (ru) Хеджирование торгуемых взаимных фондов или других портфельных продуктов формирования корзины
US10922752B2 (en) Distributed trading network and interface
US10026128B2 (en) Apparatuses, methods and systems for a volatility expiration index platform
JP6794431B2 (ja) 当初証拠金標準モデルに基づいて当初証拠金を計算及び提供する方法及びシステム
US20240242279A1 (en) Dynamic format electronic confirmations
JP4673940B2 (ja) 投資信託の基準価額算出システム及び基準価額算出プログラム
KR20200042250A (ko) 암호화폐 기반 전자 상거래 시스템 및 이의 운영방법
US20200226687A1 (en) Systems and methods for liquidity transfer
Chakravaram et al. Cryptocurrency: Threat or opportunity
US10902519B2 (en) Reverse convertible financial instrument
Söylemez Cryptocurrency derivatives: The case of Bitcoin
Easwaran et al. Bitcoin dynamics: the inverse square law of price fluctuations and other stylized facts
KR102082625B1 (ko) 암호화폐를 이용한 결제 및 보상 방법
Yang et al. Optimal longevity hedging framework for insurance companies considering basis and mispricing risks
van der Merwe Cryptocurrencies and other digital asset investments
JP4959273B2 (ja) 金融商品の定時売却システム
Tandra et al. Designing a new cryptocurrency with hard fork and stablecoin approach as a disruptive innovation in payment system of international trade
Nan et al. The Optimal Foreign Exchange Futures Hedge on the Bitcoin Exchange Rate: An Application to the US Dollar and the Euro
US20240220964A1 (en) Systems, methods, and storage media for configuring a data storage and retrieval system for managing data relating to tokenized assets
US12100048B1 (en) System, method and computer program product for constructing a capitalization-weighted global index portfolio

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4673940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees