JP2007036039A - Exposure pattern formation method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は露光パターン形成方法に関する。 The present invention relates to an exposure pattern forming method.
従来から、発光効率の高いLEDなどをアレイ状に並設した光源アレイを使用して、半導体集積回路や液晶デバイスなどの露光パターンを形成する方法が提案されている。 Conventionally, a method of forming an exposure pattern of a semiconductor integrated circuit, a liquid crystal device, or the like using a light source array in which LEDs having high luminous efficiency are arranged in an array has been proposed.
このような光源アレイを使用した露光パターン形成方法として、光源の出力光の光路に配置された複数の光ファイバを束ねるファイババンドルを使用することにより、単位光源を小さくして照明むらの発光量を小さくする露光パターン形成方法が知られている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、光源アレイにおいて形成した露光パターンをそのままファイババンドルの端面から出射させるために、光源アレイにおける光源の配列及びファイババンドルの端面におけるファイバの配列がすべて1対1で対応づけられた光源アレイ及びファイババンドルを使用する必要があった。これにより、特に光源アレイの光源の数が多いほど、光源アレイ及びファイババンドルの製造工程が複雑化し、製造コストがかかると共に、部品の汎用性が制限されるという問題があった。
However, in the invention described in
本発明の課題は、光源アレイ及びファイババンドルを使用する露光パターン形成方法において、部品の製造工程を簡単化して製造コストを低減すると共に、部品の汎用性を高めることを可能とする露光パターン形成方法を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an exposure pattern forming method using a light source array and a fiber bundle. The exposure pattern forming method can simplify the part manufacturing process to reduce the manufacturing cost and increase the versatility of the part. Is to provide.
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、光源が縦横に並設された光源アレイと、入力側端部の各々が前記光源の各々に1対1で光学的に接続された複数のファイバの出力側端部が1つに束ねられ出力端が端面に並設されたファイババンドルとを使用する露光パターン形成方法であって、前記ファイバの入力端の各々を前記光源の各々に1対1で対応するようにランダムに光学的に接続し、前記光源の各々を順次に点灯したときに光を出力する前記ファイバの出力端の位置を順次に検出して、前記光源の各々と前記ファイババンドルの端面における前記ファイバの出力端の各々の位置との対応づけを記憶し、この対応づけに基づいて前記光源の各々を点灯制御することにより、前記ファイババンドルの端面において所望の露光パターンを形成することを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention described in
請求項2記載の発明は、光源が縦横に並設された光源アレイと、複数の回折光学素子が縦横に並設された回折光学素子ユニットと、入力側端部の各々が前記光源の各々に1対1で光学的に接続され出力側端部の各々が前記回折光学素子の各々に1対1で光学的に接続された複数のファイバを前記光源と前記回折光学素子との中間において1つに束ねるファイババンドルとを使用する露光パターン形成方法であって、前記ファイバの入力側端部の各々を前記光源の各々に1対1で対応するようにランダムに光学的に接続すると共に前記ファイバの出力側端部の各々を前記回折光学素子の各々に1対1で対応するようにランダムに光学的に接続し、前記光源の各々を順次に点灯したときに光が出力される前記回折光学素子の位置を順次に検出して、前記光源の各々と前記回折光学素子ユニットにおける前記回折光学素子の各々の位置との対応づけを記憶し、この対応づけに基づいて前記光源の各々を点灯制御することにより、前記回折光学素子ユニットにおいて所望の露光パターンを形成することを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, a light source array in which light sources are arranged side by side in a vertical direction, a diffractive optical element unit in which a plurality of diffractive optical elements are arranged side by side in a vertical direction, and an input side end are provided in each of the light sources A plurality of fibers that are optically connected in a one-to-one relationship and whose output side end portions are optically connected to each of the diffractive optical elements in a one-to-one relationship are arranged in the middle of the light source and the diffractive optical element. A fiber bundle that is bundled together, wherein each of the input side ends of the fiber is randomly optically connected to each of the light sources in a one-to-one correspondence, and The diffractive optical element in which each of the output side end portions is optically connected randomly so as to correspond to each of the diffractive optical elements on a one-to-one basis, and light is output when the light sources are sequentially turned on. The position of In the diffractive optical element unit, the correspondence between each of the light sources and the position of each of the diffractive optical elements in the diffractive optical element unit is stored, and lighting control of each of the light sources is performed based on the correspondence. A desired exposure pattern is formed.
請求項1記載の発明によれば、光源を点灯したときに光を出射するファイバの位置を1つずつ検出することにより、その光源に対応するファイバの位置を確認することが可能となる。そして、その対応づけを記憶しておくことにより、ファイババンドルの端面において所望の露光パターンを形成するためにどの光源を点灯制御すればよいか判断することが可能となる。これにより、光源及びファイバはそれぞれ任意の順番で1対1に対応するように光学的に接続すればよく、光源の配列の順番とファイバの配列の順番とが対応づけられた光源アレイ及びファイババンドルを使用する必要はない。したがって、光源アレイの光源の数が多い場合でも、部品の製造工程を簡単化して製造コストを低減すると共に、部品の汎用性を高めることが可能となる。 According to the first aspect of the present invention, it is possible to confirm the position of the fiber corresponding to the light source by detecting the position of the fiber that emits light one by one when the light source is turned on. Then, by storing the correspondence, it is possible to determine which light source should be controlled to be lit in order to form a desired exposure pattern on the end face of the fiber bundle. Accordingly, the light source and the fiber may be optically connected so as to correspond one-to-one in an arbitrary order, and the light source array and the fiber bundle in which the arrangement order of the light sources and the arrangement order of the fibers are associated with each other. There is no need to use. Therefore, even when the number of light sources in the light source array is large, it is possible to simplify the manufacturing process of the parts to reduce the manufacturing cost and to increase the versatility of the parts.
請求項2記載の発明によれば、光源を点灯したときに光が出射される回折光学素子の位置を1つずつ検出することにより、その光源に対応する回折光学素子の位置を確認することが可能となる。そして、その対応づけを記憶しておくことにより、回折光学素子ユニットにおいて所望の露光パターンを形成するためにどの光源を点灯制御すればよいか判断することが可能となる。これにより、光源及び回折光学素子はそれぞれ任意の順番で1対1に対応するように光学的に接続すればよく、光源の配列の順番と回折光学素子の配列の順番とが対応づけられた光源アレイ及び回折光学素子ユニットを使用する必要はない。したがって、光源アレイの光源の数が多い場合でも、部品の製造工程を簡単化して製造コストを低減すると共に、部品の汎用性を高めることが可能となる。 According to the second aspect of the present invention, the position of the diffractive optical element corresponding to the light source can be confirmed by detecting the position of the diffractive optical element from which light is emitted when the light source is turned on one by one. It becomes possible. By storing the correspondence, it is possible to determine which light source should be controlled to light in order to form a desired exposure pattern in the diffractive optical element unit. Accordingly, the light source and the diffractive optical element may be optically connected so as to correspond one-to-one in an arbitrary order, and the light source array order and the diffractive optical element array order are associated with each other. There is no need to use arrays and diffractive optical element units. Therefore, even when the number of light sources in the light source array is large, it is possible to simplify the manufacturing process of the parts to reduce the manufacturing cost and to increase the versatility of the parts.
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
(First embodiment)
First, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図1に示すように、本実施形態に係る露光パターン形成方法に使用する露光装置1は、所望の露光パターンをステージ2に支持された基板3に投影露光するための露光光学系として、露光パターンを形成する光源アレイ4、回折光学素子ユニット5、ファイババンドル6及び投影レンズ7を備えている。
As shown in FIG. 1, an
図2に示すように、光源アレイ4には複数の光源8が縦横に並設されている。また、各光源8には、半導体レーザ(LD)の電極から電流を注入してレーザ光を発生させるためのスイッチング回路22(図3参照)が接続されており、各光源8の発光をそれぞれ独立して制御することが可能となっている。なお、光源アレイ4の光源8は千鳥状に並設にすることなども可能である。また、光源8としては発光ダイオード(LED)を使用してもよい。
As shown in FIG. 2, a plurality of
また、それぞれの光源8には、半導体レーザ(LD)が発光したレーザ光を外部に出射するためのガラス製の窓9が設けられている。
Each
また、光源アレイ4に近接する位置には、複数の回折光学素子(Diffractive Optical Element)10が縦横に並設されることにより構成された回折光学素子ユニット5が設けられている。複数の回折光学素子10はそれぞれの光源8に対応するように設けられており、1つの光源8の窓9から出射したレーザ光は、それぞれ1つの回折光学素子10に入射するようになっている。
In addition, a diffractive
ここで、回折光学素子ユニット5が備える回折光学素子10は、楕円形に発光したレーザ光をほぼ方形又は矩形に整形し、また、それぞれの光源8が出射したレーザ光を隙間なく結像させるようにレーザ光の方向を制御するように構成されている。更に、回折光学素子10はレーザ光のパワー分布をトップハット型に変換する構成とされており、これによりレーザ光の強度を均一として短時間で均一な露光を行うようになっている。また、それぞれの回折光学素子10は、入射したレーザ光を各ファイバ11の入力端からそれぞれ入射させるようになっている。なお、本実施形態では1つの回折光学素子10が複数の機能を果たすが、1つの光源8に対して複数の回折光学素子10を設けて、それぞれの回折光学素子10に1つずつ機能を持たせることなども可能である。
Here, the diffractive
また、複数のファイバ11の入力側端部の各々は、図1に示すように、各回折光学素子10の各々に近接するように配置されることにより、光源アレイ4が備える各光源8の各々と1対1で対応するようにランダムな順番で光学的に接続されるようになっている。
Further, as shown in FIG. 1, each of the input side end portions of the plurality of
また、複数のファイバ11の出力側端部は、ファイバ11の出力端がファイババンドル6の端面に並設されるように、ファイババンドル6によって1つに束ねられている。
Further, the output side end portions of the plurality of
このように本実施形態では、複数のファイバ11と各光源8の各々とをランダムな順番で接続することが可能であり、光源アレイ4における各光源8の配列の順番とファイババンドル6の端面における複数のファイバ11の出力端の配列の順番とが対応している必要はない。
As described above, in the present embodiment, the plurality of
また、ファイババンドル6は、ファイババンドル駆動部20(図3参照)により水平移動又は回転することができる構成となっている。これにより、ファイバ11が断線した場合や、ファイババンドル6の端面におけるファイバ11の本数が光源アレイ4における光源8の個数より多い場合に、ファイババンドル6を水平移動又は回転することにより、レーザ光を出射する光源8にファイバ11を対応させて、露光パターンにおいて常に黒くつぶれた部分ができるのを防止できるようになっている。
The
なお、本実施形態ではファイババンドル6を水平移動又は回転させる構成となっているが、ファイババンドル6及び光源アレイ4は相対的に水平移動又は回転することができればよく、光源アレイ4を水平移動又は回転させる構成とすることや、光源アレイ4及びファイババンドル6の双方を水平移動又は回転させる構成とすることも可能である。
In the present embodiment, the
また、本実施形態のファイババンドル6は直方体状とされており、ファイババンドル6の断面形状に応じた形状の光を出射させることによって、レーザ光をほぼ方形又は矩形として、隣り合う光源の各々からの出力光を隙間なく結像させることができるようになっている。なお、ファイババンドル6は円柱状などに形成することも可能である。
Further, the
次に、ファイババンドル6から出射されたレーザ光は、投影レンズ7に入射するようになっている。投影レンズ7は、縮小投影レンズによって構成されており、ファイババンドル6から送信されたレーザ光による光像を縮小してステージ2に支持された基板3に結像させるようになっている。
Next, the laser light emitted from the
また、図1に示すように、本実施形態に係る露光パターン形成方法に使用する露光装置1は、レーザ光を出射するファイバ11の出力端の位置を検出する検出光学系として、ハーフミラー12、集光レンズ13及び光スポット位置検出器14を備えている。
As shown in FIG. 1, the
ハーフミラー12は、ファイバ11の出力端からの出射光を集光レンズ13の方向に反射するようになっている。
The
集光レンズ13は、ハーフミラー12からの投射光を光スポットとして光スポット位置検出器14に集光するようになっている。
The condensing
光スポット位置検出器14は、集光レンズ13の焦点面に設けられており、集光レンズ13からの出射光により形成される光スポット位置を検出するようになっている。本実施形態の光スポット位置検出器14は、位置センシティブ・フォトダイオードやCCDアレイなどによって構成されており、図2に示すように、x−y平面上の光スポット位置を検出することにより、ファイババンドル6の端面においてレーザ光を出射するファイバ11の出力端の位置を検出するようになっている。
The light
次に、図3に本実施形態に係る露光パターン形成方法に使用する露光装置1の機能的構成を示す。
Next, FIG. 3 shows a functional configuration of the
図3に示すように、本実施形態に係る露光装置1は制御装置15を備えている。制御装置15が備える制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、書き換え可能な半導体素子で構成されるRAM(Random Access Memory)及び不揮発性の半導体メモリで構成されるROM(Read Only Memory)から構成されている。
As shown in FIG. 3, the
制御部16には露光装置1の各構成部分が接続されており、制御部16はROMに記録された処理プログラムをRAMに展開して、CPUによってこの処理プログラムを実行することにより、これらの各構成部分を駆動制御するようになっている。
Each component of the
また、制御装置15が備える入力部17は、キーボード、マウス、タッチパネルなどから構成され、ユーザによって露光パターンに関する指示入力ができるようになっている。また、入力部17は、ディスクなどの記録媒体などを装填できるように構成して、その記録媒体から露光パターンに関する情報を読み出すようにすることも可能である。
The
また、制御装置15が備える記憶部18は、半導体メモリなどからなる記録用のメモリであり、露光装置1の各構成部分から送信される情報などを記録する記録領域を有している。この記憶部18は、例えばフラッシュメモリなどの内蔵型メモリや、着脱可能なメモリカードやメモリスティックであってもよく、また、ハードディスク又はフロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気記録媒体などであってもよい。
The
また、本実施形態の記憶部18は、光源アレイ4が備える光源8の各々と、ファイババンドル6の端面におけるファイバ11の出力端の各々の位置との対応づけを記憶するようになっている。
Further, the
図4に示すように、制御部16には、光スポット位置検出器14、露光パターン制御部19、ファイババンドル駆動部20及びステージ駆動部21が電気的に接続されている。
As shown in FIG. 4, the light
光スポット位置検出器14は、レーザ光を出射するファイバ11の出力端の位置を検出するようになっている。例えば、図2に示すように、光源8aを点灯した際に検出された光スポット位置が(X,Y)=(4,3)であれば、その位置を光源8aに対応するファイバ11の出力端の位置として判断する。このように、光源8b、8c…についても1つずつ同様の検出を行い、レーザ光が出力されるファイバ11の出力端の位置を判断して、ファイババンドル6の端面におけるファイバ11の出力端の位置と、そのファイバ11に接続された光源8との対応づけを記憶部18に記憶するようになっている。
The light
これにより、光源アレイ4における各光源8の配列の順番とファイババンドル6の端面における複数のファイバ11の出力端の配列の順番とが対応していなくても、ファイババンドル6の端面において所望の露光パターンを形成するために、どの光源8を点灯すればよいか判断することが可能となる。
Thereby, even if the order of arrangement of the
露光パターン制御部19は、ファイババンドル6の端面におけるファイバ11の出力端の位置を検出する工程において、図2に示すように、各光源8を光源アレイ4に並設された順番に従って、光源8a、8b、8c…というように1つずつ点灯するようになっている。
In the step of detecting the position of the output end of the
また、露光パターン制御部19は、制御部16の指示信号に基づき、記憶部18から目的に応じた所望の露光パターンを読み出すと共に、ファイババンドル6の端面において所望の露光パターンを形成するファイバ11の出力端の位置を判断するようになっている。そして、記憶部18からファイバ11の出力端の位置と光源8との対応づけを読み出して参照することにより、露光パターンを形成するためにどの光源8を点灯すればよいかを判断して、これら所定の光源8が点灯するようにスイッチング回路22を制御するようになっている。
Further, the exposure
ファイババンドル駆動部20は、制御部16の指示信号に基づき、ファイババンドル6を水平移動又は回転させるようになっている。
The fiber
ステージ駆動部21は、基板3を支持するステージ2の上下移動や傾斜を制御することにより、投影レンズ7から基板3の表面に入射するレーザ光の位置を調整するようになっている。
The
次に、上記の露光装置1を使用した本発明の露光パターン形成方法について説明する。
Next, an exposure pattern forming method of the present invention using the
まず、複数のファイバ11の入力側端部の各々を各回折光学素子10の各々に近接するように配置することにより、光源アレイ4が備える各光源8の各々と1対1で対応するようにランダムな順番で光学的に接続する。
First, each of the input side end portions of the plurality of
次に、露光パターン制御部19はスイッチング回路22の制御により、図2に示すように、各光源8を光源アレイ4に並設された順番に従って光源8a、8b、8c…というように1つずつ点灯していく。
Next, under the control of the switching
こうして1つの光源8を点灯すると、光源8から出射したレーザ光は、回折光学素子ユニット5のうち1つの回折光学素子10に入射する。そして、1つの回折光学素子10に入射したレーザ光は、1つのファイバ11に入射する。これにより、1つの光源8が点灯されると、その光源8に接続された1つのファイバ11の出力端がファイババンドル6の端面における所定の位置からレーザ光を出射する。
When one
次に、ファイバ11の出力端の各々がファイババンドル6の端面における所定の位置からレーザ光を出射すると、ハーフミラー12はファイバ11の出力端の各々からの出射光を集光レンズ13の方向に反射し、集光レンズ13はハーフミラー12からの投射光を光スポットとして光スポット位置検出器14に集光する。
Next, when each of the output ends of the
続いて、光スポット位置検出器14は、レーザ光を出射するファイバ11の出力端の位置を検出する。例えば、図2に示すように、光源8aを点灯した際に検出された光スポット位置が(X,Y)=(4,3)であれば、その位置を光源8aに対応するファイバ11の出力端の位置として判断する。このように、光源8b、8c…についても1つずつ同様の検出を行い、ファイバ11の出力端の位置を判断していく。そして、ファイババンドル6の端面におけるファイバ11の出力端の位置と、そのファイバ11に接続された光源8との対応づけを記憶部18に記憶する。
Subsequently, the light
次に、露光パターン制御部19は、制御部16の指示信号に基づき、記憶部18から目的に応じた所望の露光パターンを読み出す。続いて、露光パターン制御部19は、ファイババンドル6の端面において所望の露光パターンを形成するファイバ11の出力端の位置を判断する。そして、記憶部18からファイバ11の出力端の位置と光源8との対応づけを読み出して参照することにより、露光パターンを形成するためにどの光源8を点灯すればよいかを判断する。そして、これら所定の光源8が点灯するようにスイッチング回路22を制御する。
Next, the exposure
続いて、光源アレイ4における所定の光源8が点灯すると、それぞれの光源8から出射したレーザ光は、それぞれ回折光学素子ユニット5のうち1つの回折光学素子10に入射する。そして、回折光学素子10は楕円形に発光したレーザ光をほぼ方形又は矩形に整形し、それぞれの光源8からのレーザ光を隙間なく結像させるようにレーザ光の方向を制御すると同時に、レーザ光のパワー分布をトップハット型に変換する。また、それぞれの回折光学素子10は、入射したレーザ光を、露光パターンを形成するファイバ11にそれぞれ入射させる。
Subsequently, when a predetermined
こうして、ファイバ11にレーザ光が入射すると、ファイババンドル6は端面からレーザ光を所望の露光パターンとして出射する。
Thus, when the laser light is incident on the
この際、ファイババンドル駆動部20は、ファイババンドル6を水平移動又は回転させることによって、ファイバ11が断線した場合や、ファイババンドル6の端面におけるファイバ11の本数が光源アレイ4における光源8の個数より多い場合に、レーザ光を出射する光源8にファイバ11を対応させて、露光パターンにおいて常に黒くつぶれた部分ができるのを防止する。
At this time, the fiber
続いて、ファイババンドル6が出射したレーザ光が投影レンズ7を透過すると、ステージ2に支持された基板3に縮小して結像される。こうして、基板3は、縮小された所望の露光パターンに従って露光される。
Subsequently, when the laser beam emitted from the
この際、ステージ駆動部21は、基板3を支持するステージ2の上下移動や傾斜を制御することにより、投影レンズ7から基板3の表面に入射するレーザ光の位置を調整する。
At this time, the
以上のように本実施形態に係る露光パターン形成方法によれば、光源8を点灯したときに光を出射するファイバ11の位置を1つずつ検出することにより、その光源8に対応するファイバ11の位置を確認することが可能となる。そして、その対応づけを記憶しておくことにより、ファイババンドル6の端面において所望の露光パターンを形成するためにどの光源8を点灯制御すればよいか判断することが可能となる。これにより、光源8及びファイバ11はそれぞれ任意の順番で1対1に対応するように光学的に接続すればよく、光源8の配列の順番とファイバ11の配列の順番とが対応づけられた光源アレイ4及びファイババンドル6を使用する必要はない。したがって、光源アレイ4の光源8の数が多い場合でも、部品の製造工程を簡単化して製造コストを低減すると共に、部品の汎用性を高めることが可能となる。
As described above, according to the exposure pattern forming method according to the present embodiment, by detecting the position of the
なお、本実施形態では露光パターン形成方法を露光装置1に適用する場合について説明したが、本発明の露光パターン形成方法はマスク製造装置などの光学装置に適用することも可能である。
In this embodiment, the exposure pattern forming method is applied to the
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same part as 1st Embodiment, the description is abbreviate | omitted, and a different part from 1st Embodiment is demonstrated.
図4に示すように、本実施形態に係る露光パターン形成方法に使用する露光装置1は、露光光学系として、光源アレイ4と、複数の回折光学素子23が縦横に並設された回折光学素子ユニット24と、複数のファイバ25を1つに束ねるファイババンドル26と、投影レンズ7とを備えている。なお、光源アレイ4及び投影レンズ7の構成は第1の実施形態と同様である。
As shown in FIG. 4, the
本実施形態において、複数のファイバ25の入力側端部の各々は光源8の各々に1対1で対応するようにランダムな順番で光学的に接続されている。また、複数のファイバ25の出力側端部の各々は、図4に示すように、回折光学素子23の各々に1対1で対応するようにランダムな順番で光学的に接続されている。
In the present embodiment, each of the input side end portions of the plurality of
このように本実施形態では、光源8の各々と回折光学素子23の各々とを複数のファイバ25によってランダムな順番で接続することが可能であり、光源アレイ4における各光源8の配列の順番と回折光学素子ユニット24における回折光学素子23の配列の順番とが対応している必要はない。なお、回折光学素子23の各々に光学的に接続させた複数のファイバ25をランダムな順番で各光源8に接続することも可能である。
Thus, in the present embodiment, each of the
また、複数のファイバ25は、光源8と回折光学素子23との中間においてファイババンドル26により一つに束ねられている。
The plurality of
また、検出光学系の構成は第1の実施形態と同様である。 The configuration of the detection optical system is the same as that of the first embodiment.
次に、本実施形態に係る露光パターン形成方法に使用する露光装置1の機能的構成のうち、第1の実施形態と相違する点について説明する。
Next, differences from the first embodiment in the functional configuration of the
本実施形態の記憶部18は、光源アレイ4が備える光源8の各々と、回折光学素子ユニット24における回折光学素子23の各々の位置との対応づけを記憶するようになっている。
The
光スポット位置検出器14は、ファイバ25の出力端からレーザ光を出射された回折光学素子23の位置を検出するようになっている。そして、光源8a、8b、8c…について1つずつ同様の検出を行うことにより、回折光学素子ユニット24における回折光学素子23の位置と、その回折光学素子23に対応する光源8との対応づけを判断し、その対応づけを記憶部18に記憶するようになっている。
The light
露光パターン制御部19は、回折光学素子ユニット24における回折光学素子23の位置を検出する工程において、各光源8を光源アレイ4に並設された順番に従って光源8a、8b、8c…というように1つずつ点灯するようになっている。
In the step of detecting the position of the diffractive
また、露光パターン制御部19は、制御部16の指示信号に基づき、記憶部18から目的に応じた所望の露光パターンを読み出すと共に、回折光学素子ユニット24において所望の露光パターンを形成する回折光学素子23の位置を判断するようになっている。そして、記憶部18から回折光学素子23の位置と光源8との対応づけを読み出して参照することにより、露光パターンを形成するためにどの光源8を点灯すればよいかを判断して、これらの所定の光源8が点灯するようにスイッチング回路22を制御するようになっている。
The exposure
なお、制御部16、入力部17、ファイババンドル駆動部20及びステージ駆動部21の構成は第1の実施形態と同様である。
The configurations of the
次に、上記の露光装置1を使用した本発明の露光パターン形成方法について説明する。
Next, an exposure pattern forming method of the present invention using the
まず、複数のファイバ25の入力側端部の各々を光源8の各々に1対1で対応するようにランダムな順番で光学的に接続する。そして、図4に示すように、複数のファイバ25の出力側端部の各々を、回折光学素子23の各々に1対1で対応するようにランダムな順番で光学的に接続する。なお、回折光学素子23の各々に光学的に接続させた複数のファイバ25をランダムな順番で各光源8に接続してもよい。また、複数のファイバ25は光源8と回折光学素子23との中間においてファイババンドル26により一つに束ねる。
First, each of the input side end portions of the plurality of
次に、露光パターン制御部19はスイッチング回路22の制御により、各光源8を光源アレイ4に並設された順番に従って光源8a、8b、8c…というように1つずつ点灯していく。
Next, under the control of the switching
こうして1つの光源8を点灯すると、光源8から出射したレーザ光はそれぞれの窓9に接続された1つのファイバ25に入射し、そのファイバ25の出力端は1つの回折光学素子23にレーザ光を出射する。
When one
次に、ファイバ25の出力端が1つの回折光学素子23にレーザ光を出射すると、ハーフミラー12は回折光学素子23から出射されたレーザ光を集光レンズ13の方向に反射し、集光レンズ13はハーフミラー12からの投射光を光スポットとして光スポット位置検出器14に集光する。
Next, when the output end of the
続いて、光スポット位置検出器14は、ファイバ25の出力端からレーザ光を出射された回折光学素子23の回折光学素子ユニット24における位置を検出する。そして、光源8a、8b、8c…についても1つずつ同様の検出を行い、回折光学素子ユニット24における回折光学素子23の位置と、その回折光学素子23に対応する光源8との対応づけを記憶部18に記憶する。
Subsequently, the light
次に、露光パターン制御部19は、制御部16の指示信号に基づき、記憶部18から目的に応じた所望の露光パターンを読み出す。続いて、露光パターン制御部19は、回折光学素子ユニット24において所望の露光パターンを形成する回折光学素子23の位置を判断する。そして、記憶部18から回折光学素子23の位置と光源8との対応づけを読み出して参照することにより、露光パターンを形成するためにどの光源8を点灯すればよいかを判断する。そして、これらの所定の光源8が点灯するようにスイッチング回路22を制御する。
Next, the exposure
以上のように本実施形態に係る露光パターン形成方法によれば、光源8を点灯したときに光が出射される回折光学素子10の位置を1つずつ検出することにより、その光源8に対応する回折光学素子10の位置を確認することが可能となる。そして、その対応づけを記憶しておくことにより、回折光学素子ユニット5において所望の露光パターンを形成するためにどの光源8を点灯制御すればよいか判断することが可能となる。これにより、光源8及び回折光学素子10はそれぞれ任意の順番で1対1に対応するように光学的に接続すればよく、光源8の配列の順番と回折光学素子10の配列の順番とが対応づけられた光源アレイ4及び回折光学素子ユニット5を使用する必要はない。したがって、光源アレイ4の光源8の数が多い場合でも、部品の製造工程を簡単化して製造コストを低減すると共に、部品の汎用性を高めることが可能となる。
As described above, according to the exposure pattern forming method according to the present embodiment, the position of the diffractive
以上詳細に説明したように、本発明の露光パターン形成方法によれば、光源アレイ及びファイババンドルを使用する露光パターン形成方法において、部品の製造工程を簡単化して製造コストを低減すると共に、部品の汎用性を高めることが可能となる。 As described above in detail, according to the exposure pattern forming method of the present invention, in the exposure pattern forming method using the light source array and the fiber bundle, the manufacturing process of the component is simplified to reduce the manufacturing cost, and It becomes possible to improve versatility.
1 露光装置
2 ステージ
3 基板
4 光源アレイ
5 回折光学素子ユニット
6 ファイババンドル
8 光源
10 回折光学素子
11 ファイバ
12 ハーフミラー
13 集光レンズ
14 光スポット位置検出器
16 制御部
17 入力部
18 記憶部
19 露光パターン制御部
20 ファイババンドル駆動部
21 ステージ駆動部
22 スイッチング回路
23 回折光学素子
24 回折光学素子ユニット
25 ファイバ
26 ファイババンドル
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