JP2007035293A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明領域の重なり合う部分が所望に照明制御され、かつ省スペース化および低コスト化を図ることのできる照明制御システムを提供する。
【解決手段】照明制御システム1は、複数の照明領域毎に設けられた照明装置2と、各照明領域内での人体の存否を検出する人感センサ14を有する人感センサ親機3と、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6の人体の存否を検出する人感センサ22を有し、自身の人感センサ22が人体の存在を検出したときに入力される動作電圧を変化させるように構成されている人感センサ子機4と、動作電圧の変化を検出したときに、2つの照明領域A,Bのそれぞれの照明装置2を所定の点灯状態に制御するように構成された照明制御装置5とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、人感センサを有する照明制御システムに関する。
従来、複数の照明領域毎に人感センサを設置して、この人感センサが人体を検知したときに照明領域内に設置された照明装置の点灯状態を制御することが行われている。例えば、人感センサが人体を検知したときに、照明装置を全光点灯させ、人感センサが人体を検知しないときに、照明装置を消灯または調光点灯させている。
しかし、隣接する照明領域の配光は、互いに重なり合っている場合が多く、照明領域の境界付近において隣接する照明領域の照明装置が消灯または調光点灯されると、前記重なり合っている部分の照度(明るさ)が不足するという問題がある。
上記問題を解決するものとして、自己の照明領域の人感センサの検知情報および隣接する照明領域の人感センサの検知情報に基づいて自己の照明領域の照明装置を制御する照明制御システムが提案されている(特許文献1参照。)。この照明制御システムは、例えば、自己の照明領域の人感センサで人感検知しているときには、隣接する照明領域に関係なく、自己の照明装置を全光点灯させ、自己の照明領域の人感センサで人感検知せず隣接する照明領域の人感センサで人感検知しているときには、調光点灯させ、自己の照明領域の人感センサで人感検知しないとともに隣接する照明領域の人感センサで人感検知しないときは、消灯させるものである。
また、上記問題を解決するものとして、複数の器具本体に対応して設けられた人体の有無を検出する人体検出手段(人感センサ)、器具本体に対応する人体検出手段から入力される第1の信号入力部および他の器具本体に対応する人体検出手段から入力される第2の信号入力部を有し、第1および第2の信号入力部の入力にしたがい異なる状態に照明を制御する照明装置が提案されている(特許文献2参照。)。すなわち、第1の信号入力部に人体検出手段からの信号が入力されると蛍光ランプを全光点灯させ、第2の信号入力部に信号が入力されると蛍光ランプを調光点灯させ、第1および第2の信号入力部のいずれにも信号が入力されないと蛍光ランプを減光あるいは消灯状態とするものである。
そして、熱線感知式自動スイッチ(人感センサ)の親器と子器とを2線式の信号線により接続し、親器および子器に設けた熱線センサにより人体等から発生する熱線を検知することによって、照明負荷の点灯、消灯を制御する照明システムが開示されている(特許文献3参照。)。子器は、複数個が用いられるので、配光が重なり合う部分に、両方の照明領域に対応してそれぞれ子器を設けることにより、隣接する照明領域の照明装置が消灯または調光点灯されるという問題を解消することができる。
特開2002−299075号公報(第4頁、第1図) 特開2001−15274号公報(第3頁、第1図) 特開平11−45642号公報(第3頁、第2図)
特許文献1の照明制御システムは、隣接する照明領域間で各照明領域の人感センサの人感検知情報を互いに伝送する通信手段を備えるので、システム構成が複雑となって高価になるという欠点を有する。
また、特許文献2の照明装置は、器具本体の第2の信号入力部に他の器具本体に対応する人体検出手段から信号を入力する信号線をそれぞれ接続するので、配線が複雑となって高価になるという欠点を有する。
そして、特許文献3の照明システムにおいては、配光が重なり合う部分に、各照明領域に対応する人感センサの子器を設けるので、子器の数量が多くなって設置スペースを要するとともに高価になるという欠点を有する。
本発明は、照明領域の重なり合う部分が所望に照明制御され、かつ省スペース化および低コスト化を図ることのできる照明制御システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明制御システムの発明は、複数の照明領域毎に設けられた照明装置と;照明領域毎に設けられ、各照明領域内での人体の存否を検出する人感センサを有する人感センサ親機と;2つの照明領域の重なり合う部分の人体の存否を検出する人感センサを有し、前記重なり合う部分の2つの照明領域に設けられた各人感センサ親機から動作電圧が入力されているとともに、自身の人感センサが人体の存在を検出したときに前記動作電圧を変化させるように構成されている人感センサ子機と;前記動作電圧の変化を検出する電圧検出部を有して各人感センサ親機にそれぞれ設けられ、前記電圧検出部が前記動作電圧の変化を検出したときに、または人感センサ親機の人感センサが人体の存在を検出したときに、各人感センサ親機に対応する照明装置を所定の点灯状態に制御するように構成された照明制御装置と;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
各照明領域内に存在する人体は、各照明領域に設けられる人感センサ親機および人感センサ子機のそれぞれの人感センサの少なくとも一方により検知される。そして、それぞれの人感センサの検知範囲は重なり合っていてもよい。また、それぞれの人感センサによる全検知範囲は、照明領域を含んでいればよく、一部が照明領域外にあってもよい。
照明領域は、照明装置の照明により形成される。したがって、「2つの照明領域の重なり合う部分」とは、2つの照明領域の照明(配光)が重なり合っている箇所を意味する。ここで、重なり合う部分の大きさ(面積)は、限定されるものではなく、2つの照明領域が接するほどの狭いものであってもよい。また、重なり合う照明光は、それぞれ光束(ルーメン)の大きさが特定されるものではなく、光束は微小であってもよい。そして、2つの照明領域の照明が重なり合っている箇所は、3つ以上の照明領域の照明(配光)が重なり合っている箇所のうちの2つを包含する。
「所定の点灯状態」とは、例えば全光点灯または照明領域が所望の照度(明るさ)で点灯されることである。
本発明によれば、2つの照明領域の重なり合う部分に人が存在すると、人感センサ子機の人感センサにより人体の存在が検出される。人感センサ子機は、例えば動作電圧が入力される入力端間または後段の出力端間のインピーダンスを変化させて動作電圧を変化させる。この動作電圧の変化は、照明制御装置の電圧検出部で検出される。照明制御装置は、当該検出した人感センサ親機に対応する照明装置を所定の点灯状態に制御する。こうして、2つの照明領域の重なり合う部分に人が存在すると、2つの照明領域に設けられている照明装置がそれぞれ所定の点灯状態になって、2つの照明領域の重なり合う部分の照度(明るさ)が不所望に低下することが防止される。
また、2つの照明領域の重なり合う部分に人が存在しなくても、人感センサ親機の人感センサが人体の存在を検出すると、当該人感センサ親機に対応する照明装置が所定の照明状態に制御され、当該人感センサ親機が設けられている照明領域が所定の照度(明るさ)で照明される。
請求項2に記載の照明制御システムの発明は、請求項1記載の照明制御システムにおいて、人感センサ子機は、2つの人感センサ親機から入力されている動作電圧のうちの1つの動作電圧に基づいて動作しているとともに、自身の人感センサが人体の存在を検出したときに2つの人感センサ親機から入力されている動作電圧をそれぞれ変化させるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、人感センサ子機は、2つの人感センサ親機から入力される動作電圧のうちの一方に基づいて動作するので、正常に動作し、自身の人感センサにより人体を正常に検出することができる。
請求項1の発明によれば、少なくとも照明領域の重なり合う部分に人が存在すると、その照明領域の各照明装置が所定の点灯状態になり、照明領域の重なり合う部分の照度(明るさ)が所望に照明制御されるので、人に違和感や不快感を与えることを防止することができる。
そして、人感センサ子機は、2つの照明領域に対して共用で設けられていることになるので、2つの照明領域に対応して個別に設ける場合に比べて設置する数量が少なくて済む。この結果、人感センサ子機を設置する省スペース化および照明制御システムの低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、人感センサ子機は、2つの人感センサ親機から入力される動作電圧のうちの一方に基づいて動作するので、2つの照明領域の重なり合う部分での人体の検出を自身の人感センサにより正常に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1ないし図8は、本発明の一実施の形態を示し、図1は照明制御システムの構成図、図2は人感センサ親機および人感センサ子機の配置図、図3は人感センサ親機および人感センサ子機の接続図、図4は人感センサ親機を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、図5は人感センサ子機を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、図6は人感センサ子機の回路図、図7は照明制御装置のブロック図、図8は別の人感センサ子機の回路図である。
図1において、照明制御システム1は、照明装置2、人感センサ親機3、人感センサ子機4および照明制御装置5(図示しない。)を有して構成されている。照明制御装置5は、人感センサ親機3に一体化されている。そして、照明装置2、人感センサ親機3および人感センサ子機4は、天井面(図示しない。)に配設されている。また、照明装置2、人感センサ親機3および人感センサ子機4は、複数の照明領域毎に設けられている。図中、2つの照明領域Aおよび照明領域Bのみを示している。
照明装置2は、図示しない照明器具、蛍光ランプおよび点灯装置を有して構成されている。照明器具は、例えば天井面に埋設された埋込形照明器具であり、調光可能な蛍光ランプを配設しているとともに、内部に蛍光ランプを調光点灯させる点灯装置を配設している。そして、通常、複数の照明器具が天井面に配設されており、複数の照明器具による照明により照明領域A,Bが形成されている。また、点灯装置は、例えば高周波点灯装置であり、照明制御装置5から伝送される調光制御信号例えばPWM調光信号に応じて蛍光ランプを調光点灯させる。すなわち、蛍光ランプは、照明制御装置5により光出力が制御される。この光出力に応じて照明領域A,Bの照度(明るさ)は変化する。
そして、照明領域A,Bには、それぞれ1個の人感センサ親機3および複数個の人感センサ子機4が設けられている。この1個の人感センサ親機3および複数個の人感センサ子機4により、照明領域A,Bでの人体の存否の検出が行われる。また、2つの照明領域A,Bは、図2に示すように、互いに重なり合う部分(箇所)6を有していて、この重なり合う部分6に共用の人感センサ子機4A,4Aが設けられている。
人感センサ親機3および人感センサ子機4は、図3に示すように、それぞれ外部に端子群7,8が設けられている。そして、照明領域Aの人感センサ親機3の端子群7の端子T5,T6は、伝送線9,9により、中間の人感センサ子機4の端子群8の端子S5,S6に接続されている。人感センサ子機4の端子群8の端子S1と端子S5、端子S2とS6は、人感センサ子機4の内部(回路)で共通にされている。
そして、中間の人感センサ子機4の端子群8の端子S1,S2は、伝送線9,9により、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6に設けられている共用の一方の人感センサ子機4Aの端子群8の端子S5,S6に接続されている。一方の人感センサ子機4Aの端子群8の端子S5,S6は、伝送線9,9により、共用の他方の人感センサ子機4Aの端子群8の端子S5,S6に接続されている。
同様に、照明領域Bの人感センサ親機3の端子群7の端子T5,T6は、伝送線9,9により、中間の人感センサ子機4の端子群8の端子S5,S6に接続されている。そして、中間の人感センサ子機4の端子群8の端子S1,S2は、共用の一方の人感センサ子機4Aの端子群8の端子S3,S4に接続され、この端子S3,S4は、共用の他方の人感センサ子機4Aの端子群8の端子S3,S4に接続されている。
こうして、各人感センサ子機4が検出した人体の存否の検知信号は、伝送線9,9により、人感センサ親機3に伝送されるようにしている。人感センサ親機3は、照明領域A,B毎に1個が設けられ、各照明領域A,B内での人体の存否を検出する。人感センサ子機4は、照明領域A,B毎に複数個が設けられ、各照明領域A,B内での人体の存否を検出する。そして、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6に存在する人体は、人感センサ子機4のうち、人感センサ子機4A,4Bにより検出される。人感センサ親機3および人感センサ子機4により、各照明領域A,Bの人体の存在が完全に検出される。
人感センサ親機3は、図4に示すように、センサ親機本体10、カバー11および取付ばね12,12等を有して形成されている。そして、カバー11は、外表面11aに露出するようにして、照度センサ13、人感センサ14、受信素子15、送信用LED16および表示用LED17などを配設している。
照度センサ13は、照明領域A,Bからの主として反射光により照明領域A,Bの照度を間接的に検出し、照明制御装置5に送出するように構成されている。人感センサ14は、照明領域A,B内の人体を検出して検知信号を照明制御装置5に送出する。受信素子15は、例えばCdSにより形成され、例えばリモコン装置から送信される各種制御信号などを受信して照明制御装置5に送出するように構成されている。そして、送信用LED16は、照明制御装置5から送出された返信信号などをリモコン装置に向けて送信するものである。表示用LED17は、照明制御装置5や人感センサ14など、人感センサ親機3が正常に動作しているときに点灯するものである。
また、センサ親機本体10は、内部に照明制御装置5(図示しない。)を収納し、側面10aに電源端子台18および端子群7を配設している。電源端子台18の電源端子18a,18bは、商用交流電源ACに接続され、交流電圧を入力する。アース端子18cは、アースEに接続されている。そして、端子群7は、図3に示すように、人感センサ子機4に接続されている。
人感センサ子機4は、図5に示すように、センサ子機本体19、カバー20および取付ばね21,21等を有し、外観形状が人感センサ親機3と略同一に形成されている。そして、カバー20は、外表面20aに露出するようにして人感センサ22などを配設している。人感センサ22は、照明領域A,B内の人体を検出して検知信号を伝送線9,9に送出するように形成されている。
また、センサ子機本体19は、側面19aに端子群8を配設している。端子群8は、図3に示すように、人感センサ子機3および人感センサ子機4に接続されている。
人感センサ子機4は、伝送線9,9を介して人感センサ親機3から動作電圧が入力される。すなわち、端子群8の端子S5,S6に、照明領域Aの人感センサ親機3から動作電圧(直流電圧)が供給される。そして、図6に示すように、端子S5,S6は、整流器DB1の入力端に接続されているとともに、端子S1,S2に接続されている。端子S1,S2においても、人感センサ親機3から動作電圧が入力されている。そして、照明領域Bの人感センサ親機3から動作電圧が入力される端子S3,S4は、別の整流器DB2の入力端に接続されている。
整流器DB1の出力端間には、抵抗R1、ツェナーダイオードZD1およびNPN形バイポーラトランジスタTr1の直列回路が接続され、さらに定電圧回路23を介して人感センサ22が接続されている。そして、人感センサ22の出力端子は、抵抗R2を介してNPN形バイポーラトランジスタTr1のベースに接続されている。人感センサ22の出力端子および整流器DB1の負極側の出力端間には、フォトカプラPC1の発光ダイオード(LED)PD1が接続されている。人感センサ22が人体を検出すると、NPN形バイポーラトランジスタTr1のベースに抵抗R2を介して電圧が供給されてNPN形バイポーラトランジスタTr1がオンし、さらに発光ダイオード(LED)PD1が発光する。
定電圧回路23は、整流器DB1の出力端間の出力電圧が変動しても、人感センサ22に略一定の動作電圧を供給するものであり、抵抗R3、抵抗R4、NPN形バイポーラトランジスタTr2、ツェナーダイオードZD2および平滑用コンデンサC1を有して図示のように構成されている。
また、別の整流器DB2の出力端間には、抵抗R5、ツェナーダイオードZD3およびNPN形バイポーラトランジスタTr3の直列回路が接続され、さらに整流器DB2の正極側の出力端およびNPN形バイポーラトランジスタTr3のベース間に抵抗R6を介してフォトカプラPC1のフォトトランジスタPTr1が接続されている。
発光ダイオード(LED)PD1が発光すると、フォトトランジスタPTr1がオンしてNPN形バイポーラトランジスタTr3がオンする。すなわち、人感センサ22が人体を検出すると、NPN形バイポーラトランジスタTr3がオンする。
上述したように、整流器DB1の入力端間(端子S5,S6間)には、照明領域Aの人感センサ親機3から動作電圧が入力され、整流器DB2の入力端間(端子S3,S4間)には、照明領域Bの人感センサ親機3から動作電圧が入力されている。ここで、整流器DB1および整流器DB2のそれぞれの出力端は、フォトカプラPC1により絶縁されているので、人感センサ22は、照明領域Aの1つの人感センサ親機3から入力される動作電圧に基づいて動作している。
そして、人感センサ22が人体の存在を検出すると、NPN形バイポーラトランジスタTr1がオンして、整流器DB1の出力端間に接続されている抵抗R1、ツェナーダイオードZD1およびNPN形バイポーラトランジスタTr1の直列回路に電流が流れるので、整流器DB1の入力端(端子S5,S6)に流れる電流が変化する。同じく、NPN形バイポーラトランジスタTr3がオンして、整流器DB2の出力端間に接続されている抵抗R5、ツェナーダイオードZD3およびNPN形バイポーラトランジスタTr3の直列回路に電流が流れるので、整流器DB2の入力端(端子S3,S4)に流れる電流が変化する。
照明制御装置5は、それぞれの人感センサ親機3内に配設されていて、図7に示すように、照度センサ13に接続されている照度入力部24、人感センサ14に接続されている人体検出部25、受信素子15に接続されているワイヤレス受信部26、送信用LED16に接続されているワイヤレス送信部27、表示用LED17に接続されている表示部28、商用交流電源ACに接続されている電源部29、記憶部30、調光信号出力部31、外部信号入力部32、電圧出力部33、電圧検出部としての出力電圧検出部34および制御部35を有して構成されている。
照度入力部24は、照度センサ13の出力電圧を入力して制御部35に送出するように構成されている。照度入力部24には、照度センサ13が検出した照明領域A,Bの照度が入力される。人体検出部25は、人感センサ14が検出した人体の検出信号を制御部35に送出する。制御部35は、当該検出信号が入力されると、照明装置2を点灯させる照明制御信号を調光信号出力部31から調光信号線36,36を介して照明装置2に伝送させる。
ワイヤレス受信部26は、受信素子15が受信したリモコン装置からのオンオフ制御信号や調光制御信号などの照明制御信号などを制御部35に送出する。ワイヤレス送信部27は、制御部35から送出された返信信号を送信用LED16からリモコン装置に向かって送信させるように構成されている。
表示部28は、制御部35の制御により、人感センサ親機3が正常に動作しているときに表示用LED17を点灯させる。電源部29は、商用交流電源ACの交流電圧を直流電圧に変換すると共に、所定の電圧値に調整して、制御部35やその他の回路部に駆動電源を供給するように構成されている。記憶部30は、照明領域A,Bの目標照度などの諸データが記憶される。
調光信号出力部31は、調光信号線36,36が接続される端子T1,T2に接続されている。そして、リモコン装置から送信されワイヤレス受信部26に入力された照明制御信号などの他、制御部35により演算生成された調光制御信号を照明装置2に調光信号線36,36を介して伝送するように構成されている。
外部信号入力部32は、入力信号線37,37が接続される端子T3,T4に接続されている。そして、例えば調光器などからの照明制御信号(外部信号)を制御部35に送出するように構成されている。
そして、電圧出力部33は、伝送線9,9が接続される端子T5,T6に抵抗R7を介して接続されている。そして、人感センサ子機4の動作電圧例えばDC12Vを出力する。これにより、各人感センサ子機4は、伝送線9,9を介して人感センサ親機3から動作電圧が入力される。
出力電圧検出部34は、抵抗R7の両端間電圧を検出し、その両端間電圧が変化したときに検知信号を制御部35に送出するように構成されている。図3および図6において説明したように、端子T5,T6は、伝送線9,9により人感センサ子機4の端子群8の端子S5,S6または端子S3,S4に接続されている。そして、人感センサ22が人体の存在を検出すると、整流器DB1および整流器DB2のそれぞれの入力端に流れる電流が変化する。すなわち、伝送線9,9に流れる電流が変化し、人感センサ子機4に入力する動作電圧が変化する。
伝送線9,9に流れる電流が変化すると、抵抗R7の両端間電圧が変化する。出力電圧検出部34は、抵抗R7の両端間電圧の変化を検出する。この検出により、人感センサ子機4により検出された人体の存在が人感センサ親機3において検出される。このように、出力電圧検出部34は、電圧出力部33から出力された動作電圧の変化を検出する。
なお、図3および図6において説明したように、人感センサ子機4は、伝送線9,9に並列的に接続されている。伝送線9,9に流れる電流が変化すると、整流器DB1,DB2のそれぞれの入力端間に入力する動作電圧も変化し、整流器DB1,DB2の出力端間に発生する直流電圧も変化する。しかし、動作電圧の変化および直流電圧の変化は、小さく設定されていて、かつ、定電圧回路23が人感センサ22に一定の直流電圧を供給するので、人感センサ22は正常に動作する。すなわち、複数個の人感センサ子機4のうちの1つの人感センサ子機4の人感センサ22が人体の存在を検出しても、人感センサ親機3および人感センサ子機4は、全て通常どおり動作する。
制御部35は、CPU(中央処理装置)、プログラムが格納されたROM、各種データを記憶しているRAMなどを具備して各種制御を行うように構成されている。
次に、本発明の一実施の形態の作用について説明する。
人感センサ子機4は、人感センサ親機3内の照明制御装置5の電圧出力部33から出力された動作電圧が供給されて動作する。そして、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6に設けられた人感センサ子機4A,4Aは、図6に示すように、端子S5,S6に照明領域Aの人感センサ親機3側から動作電圧が入力され、端子S3,S4に照明領域Bの人感センサ親機3側から動作電圧が入力されている。
そして、端子S5,S6に接続されている整流器DB1の出力端と、端子S3,S4に接続されている整流器DB2出力端とは、フォトカプラPC1により絶縁されており、人感センサ22は、照明領域Aの人感センサ親機3側から入力された動作電圧により動作する。すなわち、各人感センサ親機3側から出力された動作電圧差および整流器DB1,DB2のそれぞれの入力端の電位差による影響が防止されて、整流器DB1,DB2のそれぞれの出力端間に所定の直流電圧が発生する。これにより、人感センサ22は、安定的に動作し、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6に存在する人体の検出を正常に行える。
そして、人感センサ22が人体の存在を検出すると、整流器DB1の出力端間の抵抗R1、ツェナーダイオードZD1およびNPN形バイポーラトランジスタTr1の直列回路に電流が流れるので、整流器DB1の入力端に流れる電流、すなわち端子S5,S6に接続されている伝送線9,9に流れる電流が変化する。同じく、整流器DB2の出力端間の抵抗R5、ツェナーダイオードZD3およびNPN形バイポーラトランジスタTr3の直列回路に電流が流れるので、整流器DB2の入力端に流れる電流、すなわち端子S3、S4に接続されている伝送線9,9に流れる電流が変化する。
端子S5,S6に接続されている伝送線9,9に流れる電流の変化は、照明領域Aに設けられた人感センサ親機3内の照明制御装置5の出力電圧検出部34により検出される。そして、当該照明制御装置5の制御部35は、調光信号出力部31から調光制御信号例えば全光点灯信号を調光信号線36,36に伝送させる。これにより、照明領域A内に設けられた照明装置2は、全光点灯(所定の点灯状態)に制御される。
また、端子S3,S4に接続されている伝送線9,9に流れる電流の変化は、照明領域Bに設けられた人感センサ親機3内の照明制御装置5の出力電圧検出部34により検出される。そして、当該照明制御装置5の制御部35は、調光信号出力部31から調光制御信号例えば全光点灯信号を調光信号線36,36に伝送させる。これにより、照明領域B内に設けられた照明装置2は、全光点灯(所定の点灯状態)に制御される。
そして、各照明制御装置5の制御部35は、自己を配設している人感センサ親機3の人感センサ14が各照明領域A,B内で人体の存在を検出すると、上記同様、各照明領域A,Bに設けられている照明装置2を全光点灯(所定の点灯状態)に制御する。
上述したように、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6に人体が存在すると、2つの照明領域A,Bにそれぞれ設けられている照明装置2が所定の点灯状態(全光点灯)になる。したがって、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6の照度(明るさ)が不所望に照明制御されないので、人に違和感や不快感などを与えることが防止される。
また、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6に設けられている人感センサ子機4A,4Aは、2つの照明領域A,Bにそれぞれ設けられている照明装置2の点灯状態を制御させるので、2つの照明領域A,Bに対応して人感センサ子機4を個別に設ける場合に比べて2つの照明領域A,Bに設置する数量を少なくすることができる。この結果、2つの照明領域A,Bに人感センサ子機4を設置する省スペース化が図られるとともに、照明制御システム1が低コスト化される。
なお、図6において、整流器DB1および整流器DB2のそれぞれの入力端の電位が略同一であり、それぞれの出力端間電圧が略同一であるときは、図8に示すように、整流器DB1および整流器DB2のそれぞれの出力端を並列的に接続して、人感センサ子機38を形成してもよい。
また、2つの照明領域A,Bの重なり合う部分6以外に設けられる中間の人感センサ子機4は、図6において、整流器DB2およびフォトカプラPC1などを備えていなくてもよい。
本発明の一実施の形態を示す照明制御システムの構成図。 同じく、人感センサ親機および人感センサ子機の配置図。 同じく、人感センサ親機および人感センサ子機の接続図。 同じく、人感センサ親機を示し、(a)は側面図、(b)は正面図。 同じく、人感センサ子機を示し、(a)は側面図、(b)は正面図。 同じく、人感センサ子機の回路図。 同じく、照明制御装置のブロック図。 同じく、別の人感センサ子機の回路図。
符号の説明
1…照明制御システム
2…照明装置
3…人感センサ親機
4,38…人感センサ子機
5…照明制御装置

Claims (2)

  1. 複数の照明領域毎に設けられた照明装置と;
    照明領域毎に設けられ、各照明領域内での人体の存否を検出する人感センサを有する人感センサ親機と;
    2つの照明領域の重なり合う部分の人体の存否を検出する人感センサを有し、前記重なり合う部分の2つの照明領域に設けられた各人感センサ親機から動作電圧が入力されているとともに、自身の人感センサが人体の存在を検出したときに前記動作電圧を変化させるように構成されている人感センサ子機と;
    前記動作電圧の変化を検出する電圧検出部を有して各人感センサ親機にそれぞれ設けられ、前記電圧検出部が前記動作電圧の変化を検出したときに、または人感センサ親機の人感センサが人体の存在を検出したときに、各人感センサ親機に対応する照明装置を所定の点灯状態に制御するように構成された照明制御装置と;
    を具備していることを特徴とする照明制御システム。
  2. 人感センサ子機は、2つの人感センサ親機から入力されている動作電圧のうちの1つの動作電圧に基づいて動作しているとともに、自身の人感センサが人体の存在を検出したときに2つの人感センサ親機から入力されている動作電圧をそれぞれ変化させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013004311A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Panasonic Corp 照明制御システム

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