JP2007034469A - データエラー検出装置およびデータエラー検出方法 - Google Patents

データエラー検出装置およびデータエラー検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
パリティチェックを行うデバイスにおいて、更新されるべきデータが更新されていない場合に、その未更新のデータをエラーとして検出する技術を提供する。
【解決手段】
CPU(4)に読み込ませるデータ(21)にパリティビット(22)を付加してパリティビット付データ(23)を生成するパリティビット付加回路(5)と、前記パリティビット付データ(23)を保持するレジスタ(6)と、前記レジスタ(6)から読み出した前記パリティビット付データ(23)のパリティチェックを実行するパリティチェック回路(7)と、前記パリティチェックの実行完了に応答して前記パリティビット付データ(23)の前記パリティビット(22)を反転した反転ビット(24)を生成し、前記レジスタの前記パリティビット(22)を前記反転ビット(24)に更新するパリティビット反転回路(8)とを具備する半導体回路を構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、データエラー検出装置およびデータエラー検出方法に関し、特にシングルチップマイクロコンピュータのデータエラー検出装置およびデータエラー検出方法に関する。
現在市場に流通している製品機器の多くには、マイクロコンピュータと呼ばれる半導体装置が搭載されている。マイクロコンピュータは、演算処理を行うマイクロプロセッサ(CPU)とメモリとを備え、それらは、一般的に一つのLSIチップに集積されたIC(集積回路)として構成されている。
マイクロコンピュータを搭載している製品機器の中には、その製品機器の信頼性が重要視されているものが存在する。例えば、車両に搭載される電装品などは、常に高い信頼性が要求されている。したがって、そのような製品機器に搭載されるマイクロコンピュータは、万が一の不具合発生に備えるために、フェイルセーフと呼ばれる設計思想に基づいて設計されている。フェイルセーフに対応するマイクロコンピュータは、故障や操作ミス、設計上の不具合などの障害が発生することをあらかじめ想定して設計されている。そして、故障や操作ミス、設計上の不具合などが起きた際の被害を最小限にとどめるための機能(以下、フェイルセーフ機能と呼ぶ)を備えている。
例えば、そのマイクロコンピュータを搭載するシステムにおいて、非常に重要なものであると位置づけられているデータをCPUが読み出す場合、フェイルセーフ機能は、常にデータを監視することでデバイス故障によるデータの異常をいち早く検知し、誤動作の発生を抑制するようにしている。
そのようなフェイルセーフ機能の一つにデータエラー検出装置があり、データエラー検出装置を備えるマイクロコンピュータが知られている。データエラー検出装置は、重要なデータにはパリティビットを付加し、CPUが読み出す際にパリティチェックを行い、異常があればパリティエラー割り込み出力することで即座にデータの異常を検知できるようにしている。
図1は従来のデータエラー検出装置を備えるマイクロコンピュータ101の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、従来のマイクロコンピュータ101は、周辺機能102と、データエラー検出装置103と、CPU104と含んで構成されている。また図1に示されているように、データエラー検出装置103は、パリティビット付加回路105と、レジスタ106と、パリティチェック回路107とを含んで構成され、それらはバス109を介して接続されている。
従来のマイクロコンピュータ101において、パリティビット付加回路105は、データ格納時にそのデータにパリティビットを付加しレジスタ106に書き込んでいる。パリティチェック回路107は、CPU104がレジスタ106からデータを読み出す時に、パリティチェックを実施する。パリティチェック回路107はパリティチェックの実行結果に基づいて、データ線の断線およびデータを制御する回路に故障が発生しているかどうかを判断している。パリティチェック回路107は、データ線の断線およびデータを制御する回路に故障が発生していると判断したときに、パリティエラー割り込みを実行し、それによりデータの異常を検出している。
上述したように、従来のデータエラー検出装置103では、パリティチェックを実行してデータライン(データ線およびデータを制御する回路)に対応するデータエラーを検出することによってマイクロコンピュータ101の故障を検出している。一般的にデータエラー検出装置103は、レジスタにデータを書き込むための制御回路やクロックラインの断線などを監視することはない。そのため、データエラー検出装置103は読み出されたデータが、本来読み出されるべきデータであるかどうかを把握することができない。つまり、データエラー検出装置103は、データの更新ができなくなった場合にあっても、現在保持されているデータを正しいデータとして読み出しを継続する。
図2は、従来のマイクロコンピュータ101における、レジスタにデータを書き込むための制御回路やクロックラインの断線などが発生した場合のデータエラー検出装置103の動作を示す図である。図2を参照すると、周辺機能102から1〜4回目の出力データとして
1回目:0111
2回目:0101
3回目:1110
4回目:1010
が出力されていることが示されている。また、2回目のデータから3回目のデータに更新するときに、断線によるデータ更新が行われなかったことが示されている。図2に示されているように、断線や制御回路の故障によりデータの更新ができなくなった場合、パリティチェック回路107は、更新前のデータをリードしてしまう。このとき、レジスタ値とパリティビットとの整合性は保たれているため、パリティチェックではエラーとならない。そのため、CPUは正常なデータとして古いデータをリードしてしまい、不具合発生の要因を検出が遅れることとなってしまっていた。したがって、従来のデータエラー検出装置103は、たとえ10回連続でリード値が同値であっても、故障と判断せずにデータの読み出しを継続してしまっていた。
本発明が解決しようとする課題は、パリティチェックを行うデバイスにおいて、更新されるべきデータが更新されていない場合に、その未更新のデータをエラーとして検出する技術を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、CPU(4)に読み込ませるデータ(21)にパリティビット(22)を付加してパリティビット付データ(23)を生成するパリティビット付加回路(5)と、前記パリティビット付データ(23)を保持するレジスタ(6)と、前記レジスタ(6)から読み出した前記パリティビット付データ(23)のパリティチェックを実行するパリティチェック回路(7)と、前記パリティチェックの実行完了に応答して前記パリティビット付データ(23)の前記パリティビット(22)を反転した反転ビット(24)を生成し、前記レジスタの前記パリティビット(22)を前記反転ビット(24)に更新するパリティビット反転回路(8)とを具備する半導体回路を構成する。
読み出しが完了したデータパリティビット付データ(23)のパリティビット(22)を反転させておくことで、そのパリティビット付データ(23)の読み出しがすでに完了していることを示しておく。これによって、制御ラインの不具合によりレジスタの更新ができなくなるような場合には、パリティビット(22)が反転された反転ビット(24)が付加された反転パリティビット付データ(25)が読み出される。パリティチェック回路(7)が反転パリティビット付データ(25)を読み出した場合、パリティエラーが発生するので、そのパリティエラーに対応して迅速に回路の動作を停止させる。
本発明は、新しいデータと古いデータの区別をする手段を提供することで、同値データであっても正常データか異常データかを区別することができるマイクロコンピュータを構成することができる。
[第1の実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための第1の実施形態について説明を行う。以下の第1の実施形態においては、本発明のデータエラー検出装置3が搭載されるマイクロコンピュータが、シングルチップマイクロコンピュータである場合を前提に説明を行う。なお、これは、本発明のデータエラー検出装置3がシングルチップマイクロコンピュータのみに適用可能であることを示すものではない。図3は、本実施形態のマイクロコンピュータの構成を例示するブロック図である。図3を参照すると、本実施形態のマイクロコンピュータ1は、周辺機能2と、データエラー検出装置3と、CPU4とを備えて構成され、それらはバス9を介して接続されている。
周辺機能2は、A/Dコンバータ、通信装置、タイマなどマイクロコンピュータにおいてCPUが制御することが可能な機能を有する回路ブロックである。以下の実施形態において、それらを総称して周辺機能2と称する。なお、これは本発明に関連する周辺機能2が上記の装置に限定されることを意味するものではない。データエラー検出装置3は、CPU4が読み出すデータに発生するエラーを監視し、そのデータエラーに基づいてマイクロコンピュータ1の不具合を検出するエラー検出機能ブロックである。ここで、データエラー検出装置3の詳細な構成は後述する。CPU4は、マイクロコンピュータ1に備えられた各種装置の制御やデータの処理を行う演算処理装置である。
図3に示されているように、データエラー検出装置3は、パリティビット付加回路5と、レジスタ6と、パリティチェック回路7と、パリティビット反転回路8とを含んで構成されている。パリティビット付加回路5は、周辺機能2から出力されるデータに基づいて、そのデータに付加するパリティビットの値(”0”または”1”)を算出する回路である。レジスタ6は、パリティビット付加回路5から出力されるデータとそのデータに対応するパリティビットとを保持する記憶回路である。パリティチェック回路7は、レジスタ6からデータが読み出されたことに応答してパリティチェックを実行する回路である。パリティビット反転回路8は、パリティチェック回路7のパリティチェックの実行完了に応答して、レジスタ6に格納されているデータを更新する回路である。
以下に、図面を参照して、マイクロコンピュータ1の動作について説明を行う。図4は一つのデータが周辺機能2から出力されてから次のデータが出力される前までの動作を例示するフローチャートである。図4を参照すると、ステップS101において、周辺機能2は、マイクロコンピュータの動作に用いられるデータ21を出力する。周辺機能2から出力されるデータ21は、データエラー検出装置3のパリティビット付加回路5に供給される。
ステップS102において、パリティビット付加回路5は周辺機能2から供給されるデータ21から、”0”、”1”の奇遇を算出し、その算出結果に基づいて、データに付加するパリティビット値22を決定する。
ステップS103において、レジスタ6は、パリティビット付加回路5から供給されるパリティビット付データ23を格納する。
ステップS104において、パリティチェック回路7は、CPUがレジスタ6からデータを読み出したことに応答して、レジスタ6に格納されているパリティビット付データ23のパリティチェックを実行する。
ステップS105において、パリティチェック回路7はパリティチェックの実行完了をパリティビット反転回路8に通知する。パリティビット反転回路8は、その通知に応答して、現在レジスタ6に格納されているパリティビット付データ23のパリティビット値22を抽出する。パリティビット反転回路8は、抽出したパリティビット値22を反転させて反転パリティビット値24を生成し、パリティビット値22を反転パリティビット値24に更新してレジスタ6に格納する。
これによって、レジスタ6は、新たなデータ21が出力されるまでは反転パリティビット付データ25を保持することになる。
以下に、図面を参照して、実行されるべきデータの更新が行われなかったときのエラー検出動作に関して説明を行う。図5は、本実施形態のデータエラー検出装置におけるエラー検出動作を例示する流れ図である。図5を参照すると、周辺機能2からは所定のタイミングで4ビットのデータが出力され、パリティビットが付加されてレジスタ6に格納されている。以下の実施形態においては、図5に示されているように、第1タイミングから第3タイミングで、
第1データ21−1:0111
第2データ21−2:0101
第3データ21−3:1110
が出力されている場合を例示して説明を行う。
図5を参照すると、第1タイミングにおいて、第1データ21−1に基づいてパリティビット値22が算出される。上述したように、第1データ21−1が”0111”であるので、パリティビット付加回路5は、パリティビット値22として”1”を付加したパリティビット付第1データ23−1(”0111”+”1”)をレジスタ6に格納する。パリティビット反転回路8は、パリティチェック回路7のパリティチェックに実行に応答して、パリティビット値22(”1”)を反転させて反転パリティビット値24(”0”)を生成し、レジスタ6データを更新する。したがって、第1のタイミングにおいて、レジスタ6は、パリティチェック実行後、パリティビット付第1データ23−1のパリティビット値22を反転させた反転パリティビット値24が含まれる反転パリティビット付第1データ25−1(”0111”+”0”)を保持する。
第2タイミングにおいて、第2データ21−2が出力され、パリティビット付加回路5は、その第2データ21−2に基づいてパリティビット値22を算出する。上述したように、第2データ21−2が”0101”であるので、パリティビット付加回路5は、パリティビット値22として”0”を付加したパリティビット付第2データ23−2(”0101”+”0”)をレジスタ6に格納する。CPU4は、第2タイミングに同期してレジスタ6からパリティビット付第2データ23−2を読み出す。パリティチェック回路7は、CPU4の読み出し動作に応答してパリティチェックを実行する。図5を参照すると、このときのマイクロコンピュータ1は正常に動作しているので、データエラー検出装置3は、エラーを検出することなく処理を進める。パリティビット反転回路8は、パリティチェックの実行完了に応答してパリティビット付第2データ23−2のパリティビット値22を反転させた反転パリティビット付第2データ25−2をレジスタ6に書き込む。
第3タイミングにおいて、第3データ21−3が出力される。このとき、何らかの要因(例えば、制御線の断線など)で、レジスタ6に第3データ21−3を書き込むための動作がないものとする。その場合、CPU4は、第3タイミングに同期してレジスタ6から反転パリティビット付第2データ25−2を読み出すことになる。パリティチェック回路7は、CPU4がレジスタ6から反転パリティビット付第2データ25−2を読み出したことに応答して、その反転パリティビット付第2データ25−2のパリティチェックを実行する。図5に示されているように、反転パリティビット付第2データ25−2は、第2タイミングで読み出されたパリティビット付第2データ23−2に、反転パリティビット値24が付加されたデータである。したがって、パリティチェック回路7は、パリティエラーを検出し、そのエラー検出に応答してパリティエラー割り込み信号を生成して、CPU4に出力する。
上述の構成・動作によって、CPU4によるリード動作が行なわれた後、レジスタ6に保持されているデータを古いデータとし、そのレジスタ値が古いデータであることを示すためにパリティビットを反転させている。そのため、何らかの要因によって更新されるべきデータ(古いデータ)が更新されていなければ、パリティチェックでエラーとなる。このとき、パリティチェック回路7はCPU4に対して割り込みを発生させるので、マイクロコンピュータ1は適切にエラールーチンへ移行することが可能となる。
[第2の実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明の第2の実施形態について説明を行う。図6は、第2の実施形態のマイクロコンピュータの構成を例示するブロック図である。図6に支援されているブロック図において、第1の実施形態の説明で使用した符号と同じ符号が付されている回路ブロックは、第1の実施形態と同様の構成・動作である。したがって、第2の実施形態では、前述した回路ブロックに関する詳細な説明は省略する。
図6を参照すると、第2の実施形態のマイクロコンピュータ1は、第1の実施形態で説明したマイクロコンピュータ1の構成に加え、さらに、DMAC(Direct Memory Access Controller)10と、メモリ11とを含んで構成されている。DMAC10は、メモリ11と周辺機器(本実施形態においてはレジスタ6)との間で、データを直接(CPUを介さず)に送受信するための制御を行う制御回路である。メモリ11は、マイクロコンピュータ1に備えられ、プログラムを実行する場合に使用されるメインメモリである。
以下、第2の実施形態の動作について説明を行う。DMAC10は、周辺機能2からの処理完了割り込みを受けて、DMAによるデータ転送を実行する。したがって、DMAC10はレジスタ6からメモリ11へデータ転送を行なう。このとき、パリティチェック回路7はレジスタ6からデータ21が読み出されたことに応答して、レジスタ6に保持されているデータ21のパリティチェックを実行する。パリティチェック回路7はパリティチェックの実行が完了したら、実行完了をパリティビット反転回路8に通知する。パリティビット反転回路8は、その通知に応答して、第1の実施形態と同様に、現在レジスタ6に格納されているパリティビット付データ23のパリティビット値22を抽出し、抽出したパリティビット値22を反転させた反転パリティビット付データ25をレジスタ6に格納する。したがって、第1の実施形態と同様に、データライン以外の箇所に不具合が発生し、データの更新が適切に行われない場合であっても、パリティチェックでエラーを検出することが可能となる。エラーを検出したパリティチェック回路7は、割り込み信号を発生させ、CPU4に供給するため、即座にエラールーチンへ移行が可能である。
上述してきたように、データラインの不具合(1ビットの故障)は、通常のパリティチェックにより故障検出を行ない、レジスタの更新ができなくなるような制御ラインの故障を、本実施形態のデータエラー検出装置により検出を行なう。それのよって、従来よりも信頼性が向上したマイクロコンピュータを提供することが可能となる。また。本発明のエラー検出は、わずかな回路の追加で実現可能である。なお、上記の複数の実施形態は、その構成・動作に矛盾が発生しない場合に対応して組み合わせて実施することが可能である。
図1は、従来のデータエラー検出装置の構成を示すブロック図である。 図2は、従来のデータエラー検出装置で制御回路やクロックラインの断線などが発生した場合の動作を示す図である。 図3は、第1の実施形態のマイクロコンピュータの構成を例示するブロック図である。 図4は、第1の実施形態の動作を例示するフローチャートである。 図5は、第1の実施形態のデータエラー検出装置におけるエラー検出動作を例示する流れ図である。 図6は、第2の実施形態のマイクロコンピュータの構成を例示するブロック図である。
符号の説明
1…マイクロコンピュータ
2…周辺機能
3…データエラー検出装置
4…CPU
5…パリティビット付加回路
6…レジスタ
7…パリティチェック回路
8…パリティビット反転回路
9…バス
10…DMAC
11…メモリ
21…データ
21−1…第1データ
21−2…第2データ
21−3…第3データ
22…パリティビット値
23…パリティビット付データ
23−1…パリティビット付第1データ
23−2…パリティビット付第2データ
24…反転パリティビット値
25…反転パリティビット付データ
25−1…反転パリティビット付第1データ
25−2…反転パリティビット付第2データ
101…マイクロコンピュータ
103…データエラー検出装置
102…周辺機能
104…CPU
105…パリティビット付加回路
106…レジスタ
107…パリティチェック回路
109…バス

Claims (7)

  1. CPUに読み込ませるデータにパリティビットを付加してパリティビット付データを生成するパリティビット付加回路と、
    前記パリティビット付データを保持するレジスタと、
    前記レジスタから読み出した前記パリティビット付データのパリティチェックを実行するパリティチェック回路と、
    前記パリティチェックの実行完了に応答して前記パリティビット付データの前記パリティビットを反転した反転ビットを生成し、前記レジスタの前記パリティビットを前記反転ビットに更新するパリティビット反転回路と
    を具備する
    半導体回路。
  2. 請求項1記載の半導体回路において、
    前記パリティチェック回路は、前記パリティチェックの実行結果に対応して、前記CPUに割り込み信号を供給する
    半導体回路。
  3. CPUと、
    前記CPUに読み込ませるデータを出力する周辺回路と、
    前記データにパリティビットを付加してパリティビット付データを生成するパリティビット付加回路と、
    前記パリティビット付データを保持するレジスタと、
    前記レジスタから読み出した前記パリティビット付データのパリティチェックを実行するパリティチェック回路と、
    前記パリティチェックの実行完了に応答して前記パリティビット付データの前記パリティビットを反転した反転ビットを生成し、前記レジスタの前記パリティビットを前記反転ビットに更新するパリティビット反転回路と
    を具備する
    マイクロコンピュータ。
  4. 請求項3記載のマイクロコンピュータにおいて、
    前記パリティチェック回路は、前記パリティチェックの実行結果に対応して、前記CPUに割り込み信号を供給する
    マイクロコンピュータ。
  5. 請求項4に記載のマイクロコンピュータにおいて、さらに、
    メモリと、
    前記周辺回路からの命令に応答してダイレクトメモリアクセスを実行するダイレクトメモリアクセスコントローラと
    を具備する
    マイクロコンピュータ。
  6. CPUに読み込ませるデータにパリティビットを付加してパリティビット付データを生成するステップと、
    前記パリティビット付データをレジスタに書き込むステップと、
    前記パリティビット付データを読み出し、読み出した前記パリティビット付データのパリティチェックを実行するステップと、
    前記パリティチェックの実行完了に応答して前記パリティビット付データの前記パリティビットを反転した反転ビットを生成し、前記レジスタの前記パリティビットを前記反転ビットに更新するステップ
    を具備する
    エラー検出方法。
  7. 請求項6記載のエラー検出方法において、さらに、
    前記パリティチェックの実行結果に対応して、前記CPUに割り込み信号を供給するステップ
    を具備するエラー検出方法。
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